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筋肉疲労 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 18の記事一覧

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
年末が近づき、残業や休日出勤など、この時期はお仕事がお忙しくなっておられる方も多いかと思われます。
ここで頑張ることで、年末年始を、ゆっくり楽しく過ごすことができます。
ただ、あまりにも頑張りすぎて仕事に追われると、疲労がたまっていくのを感じる方も少なくありません。
先日も、50歳代男性の方が、年末に向けてのお仕事の忙しさのために、疲労感が抜けないと訴え、当院に来院されました。
お話をお聞きすると、しっかり睡眠時間をとったにも関わらず、朝、起きたときに疲労感が抜けず、仕事に行っても集中できず、すぐに疲れてしまったり、気力が湧かなくなったりすると、ため息まじりにおっしゃられました。
肉体的な疲労とともに、ノルマや期限に間に合わるための精神的なストレスもあるとのことでした。
こういった心身の疲労が抜けないことは、日常生活に大きな影響を及ぼします。
そこで今回は、年末のお仕事の忙しさから疲労が抜けない原因とその対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、「疲労が抜けない」という悩みの原因が解消されて、年末までのお仕事のラストスパートを無事に乗りこえて、年末年始を楽しく過ごせます。

年末の忙しさから、なかなか疲れが取れない原因として、脳疲労が関与している可能性があります。
脳疲労とは、目や耳などを通じて大量の情報を脳で処理する過程で、脳が過剰に負荷を受け疲労する状態を指します。
脳疲労の主な症状として、
・睡眠や休養後も回復感が得られない
・注意力が散漫になったりミスが増加する
・イライラや理由のない不安感など感情が不安定さになる
・頭痛、肩こり、不眠などの体の不調
などということが引き起こされます。
脳疲労が起きるメカニズムとして、以下のことが考えられます。
脳は、考えたり、感じたり、動いたりするためにエネルギーを必要としています。
このエネルギーは、主に「グルコース」という糖から供給されます。
脳の機能を働かせるためのエネルギーとなる「グルコース」は、結合して「グリコゲン」という形で、脳内で貯蔵されます。
長時間、運動や精神的なストレスがかかると、脳内でエネルギーが過剰に消費されて、エネルギー貯蔵庫である「グリコゲン」が減ってしまいます。
グリコゲンが少なくなると、脳は十分なエネルギーを得られず、疲れやすくなる。
脳内には「セロトニン」という、気分を良くしたり、睡眠を助けたりする役割を持つ神経に関わる物質があります。
セロトニンが脳内で適度な量の分泌がおこなわれていると、体の回復や精神が安定しやすくなる。
仕事で忙しくなり、ストレスを脳が受けると、脳内でセロトニンの分泌が抑制されます。
過度な運動やストレスによって、長時間、脳内のセロトニンのバランスが崩れることで、脳は疲れやすくなる。
長時間の作業やストレスは、脳の特定の部分への血流を減少させます。
特に、「前頭前野」と呼ばれる部分は集中力や意欲に関係している脳の部分への血流が減ると、血液から供給される栄養や酸素の不足により、集中できなくなります。
血流が悪くなることで、「何かを考えよう」とする力も弱まり、結果として、疲れを感じるようになる。

簡単に実践できる脳の疲れを取るための具体的な方法を、以下で紹介させていただきます。
耳・手・唇は、脳の影響を大きく受けている体の部位です。
耳・手・唇に適度な刺激を加えることで、脳をリセット効果があります。
耳・手・唇を刺激するために、
・手の指と指の間にある水かき部分を反対の手で軽くもむ

・耳を人差し指と親指でつまみ、前後左右上下に軽く引っ張る

・唇の中央から左右へと場所を変えながら軽く軽く引っ張る

という方法を、仕事の合間や自宅でテレビも見ているときなど、隙間時間を利用しておこなってください。
ストレスを受けると、無意識に心身が緊張して、疲労からの回復が遅れます。
心身をリラックスさせて脳を回復させるために、以下のことをおこなってください。
1. イスに座り、足を肩幅に広げます。

2. 股関節から体を前に倒し、頭と腕をダランと下げて脱力をします。

3. その状態のまま、鼻からゆっくり息を吸って、ゆっくり鼻から息をはいてくのを、7回、繰り返しおこなってください。

脳の疲れを取るためには、そのための食材を積極的に取り入れることが効果的です。
以下に、具体的な食材を紹介します。
・サバ、イワシ、マグロなどの青魚
・アーモンドやくるみなどのナッツ類
・豆腐や納豆などの大豆類
・バナナやブルーベリーなどのフルーツ
・レモンやグレープフルーツなどのクエン酸が多く含まれる柑橘類
・豚肉やウナギ、鶏むね肉などのビタミンB群が多く含まれる食材
これらの食材を日常生活で積極的に取り入れることで、脳疲労を軽減し、心身ともに健康を維持することが可能になります。

今回のブログでは、年末の仕事の忙しさやストレスから疲労が抜けないことは脳疲労が要因としてあげ、そのメカニズムを脳疲労、以下のように説明させていただきました。
– 脳のエネルギーの不足
– 脳のセロトニンの不足
– 脳への血流の不足
また、脳疲労への対処法として、以下の解決法を紹介させていただきました。
– 簡単な刺激法で脳をリフレッシュ
– イスでおこなう脱力法
– 脳を回復させる食事
疲労が抜けないことを引き起こす脳疲労は、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高まるため、早めにケアされることをおすすめします。
そのための方法として、今回紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも、疲労が抜けないというお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
当院でも、今回のブログで取り上げさせていただいたケースにも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に疲労によるお体の不調への対策についての記事も書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献
慢性疲労症候群に関する研究 – 関西福祉科学大学 (https://www.fuksi-kagk-u.ac.jp/guide/efforts/research/kuratsune/fatigue/fatigue07.html)

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、60歳代女性の方が、ご家族の方が体調を崩したので、付き添って病院に連れていった際に、長時間、待合室に座っていたら、腰が痛くなったとのことのことで来院されました。
検査や点滴などをおこなったため、その場から離れるわけもいかず、4時間ほど、病院のイスに座り続けたそうです。
イスに座っているから、そんなに体に負担をかけない状態だと思っていたそうですが、だんだん腰が痛くなってきて、家に帰るころには、座る姿勢をするのが本当にしんどくなったとのこと。
今回の患者様のように、イスに座っていると、一見、楽に見えますが、座っている姿勢が長くなると、腰に不調を引き起こす場合があります。
この患者様も腰が痛くなることで、座ってテレビを見ていても集中できない、友人とカフェでのおしゃべりが楽しめないなど、生活の質を著しく低下して、お悩みになっておられました。
このように、座り続ける事情や環境のため、腰に痛みをひき起こされる方が少なくありません。
そこで今回は、長時間の座り姿勢による腰痛の原因と、長時間、座っていなければいけない状況での腰痛を予防するための方法を紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、長時間の座ることによる腰痛の原因が解消され、家族との団らんや友人とのおしゃべりなどをするために、快適に座ることができます。

今回の実例のように、長時間、座らざるえないなどで状況で腰痛が起きる原因は、以下のことが考えられます。
長時間、座ることで、徐々に姿勢が崩れていきます。
特に、病院の待合室のイスなどは、長時間、座るには適していないことが多く、骨盤が後ろに倒れたり、背中が前に曲げて猫背になったりと、姿勢の崩れを引き起こしやすい。
姿勢が崩れると、背骨の腰の部分にかかる負荷が増加します。
立っているときに腰にかかる負荷を100とすると、座っているときにかかる腰への負荷は140にまで増加し、さらに、前かがみになると185まで、腰への負荷が跳ね上がります。
この過度な負担が、長時間、続くことで、腰痛を引き起こす主な原因になる。
長時間、座って同じ姿勢を保つために、腰周りの大きくて強力な筋肉の緊張状態が続きます。
これらの筋肉の緊張が続くと疲労して硬くなり、血行が悪くなることで、腰周辺の筋肉へ十分なエネルギーが供給されず、その機能が低下します。
その結果、座っている姿勢を保つことが困難となり、腰部の痛みや不快感が生じやすくなる。
長時間、座って同じ姿勢を保つと、脳へ伝える体の各部位からの刺激の情報が減少します。
体から脳へ送られる刺激の情報が少なくなると、脳が命令を下すための情報を得ようと、通常よりも刺激に敏感になります。
そういった脳の刺激への感度が敏感になると、通常では痛みとして感じない程度の刺激でも、痛みとして認識されやすくなる。
その結果、長時間、座って同じ姿勢を続けると、特に負荷がかかる腰に、軽く刺激が入っただけで痛みを感じるようになる。

腰痛予防のために推奨されている座っている制限時間は、「30分」です。
できるだけ、30分間、座ったら、いったん立ち上がって、軽く歩いたりその場で足踏みをするなどして、姿勢を変化させて脳へ刺激を送る動作をされることをおすすめします。
これは、長時間の座位による腰痛を改善するための基本です。
加えて、イスに座ったままでもできる腰痛を予防するための体操を、以下で紹介させていただきます。
1. イスに座って背筋を伸ばします。

2. 左右の手のひらを合わせて指を組み、そのまま胸の前で腕を伸ばします。

3. 腕をゆっくり頭上に上げ、十分に伸ばしてから、10秒間、キープします。

4. 頭の上にあげた腕をゆっくり下ろして、頭の後ろに手のひらを当てます。

5. 肘を広げて、胸をそらし、10秒間、キープします。

6. 10秒たったら、ゆっくり手を下ろして、元の姿勢に戻ります。
7. この一連の動作を、3回、繰り返し行ってください。
この体操は、腰痛ストレッチの基本として、背筋や腰の筋肉をゆっくりと伸ばすことで、筋肉の緊張を和らげる効果があります。
1. イスに座って背筋を伸ばします。
2. 体の前で腕をクロスさせて、左手で右肩をつかみ、右手で左肩をつかんでください。

3. その姿勢のまま、ゆっくり右側に上体をひねって、10秒間、キープします。

4. 10秒たったら、ゆっくりと元の姿勢に戻ります。

5. その姿勢のまま、ゆっくり左側に上体をひねって、10秒間、キープします。

6. 10秒たったら、ゆっくりと元の姿勢に戻ります。

7. この一連の動作を、左右交互に、3回、繰り返し行ってください。
1. イスに座って背筋を伸ばします。

2. 片方の足を前に出して、足の裏を床につけます。

3. おへそをひざに近づけるように体を前に倒して、手を前に出した足先にふれ、10秒間、キープします。

4. 10秒たったら、ゆっくりと体を起こして、元の姿勢に戻ります。
5. 次は、反対側の足を前に出して、同じように体を前に倒して、10秒間、キープします。

6. 10秒たったら、ゆっくりと体を起こして、元の姿勢に戻ります。
7. この一連の動作を、左右交互に、3回、繰り返し行ってください。

今回のブログでは、長時間、座らざるえないことで腰痛が発症する主な要因として、以下の点を説明しました。
・姿勢の崩れによる腰への負担増加
・筋肉の緊張と血行の不良
・同じ姿勢による刺激の低下
また、腰痛改善のための対処法として、以下を紹介しました。
・30分ごとの姿勢変更
・腰を伸ばす体操
・腰をひねる体操
・腰を前に倒す体操
長時間、座ったことで起きる腰痛は、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高いため、早めのケアをおすすめします。そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも座ることで起きる腰痛が続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。
当院でも、今回のケースのような腰痛にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他の腰痛対策に関するブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
日本整形外科学会:腰痛診療ガイドライン

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
冬の朝の冷たく澄んだ空気の中、散歩をすると、身が引き締まり気持ちがいいものです。
散歩をすることで、生活習慣病の予防効果が、14%も上がるとされる、健康維持の運動としても大変効果的です。
しかし、冬の散歩は、その寒さによって筋肉を緊張させて、思わぬ体の不調を引き起こす場合があります。
当院でも、特に、冬の散歩で太ももの裏の痛みに関するお悩みをよくお聞きします。
太もも裏の筋肉の張りは、単なる不快感にとどまらず、日常生活に大きな影響を及ぼします。
例えば、台所に立って料理をする時間が苦痛になったり、買い物に行くための歩行が困難になったりします。
さらに、階段を降りる際に踏ん張れず、転倒のリスクが高まることも懸念されます。
そこで今回は、冬の朝の散歩によって太もも裏の痛みや筋肉の張りが起きる原因とその対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、冬の朝の散歩による太もも裏の痛みの原因が解消されて、毎日の散歩を楽しく続けることができます。

散歩をすることで、太ももの裏の筋肉に張りや痛みを感じる場合があります。その太ももの裏の筋肉の機能は、以下の通りです。
・歩く動作の中で、足が地面に着いた際にブレーキの役割を担い、それによってひざの動きを制御し、スムーズな着地を可能にする
・立って体重を支える際に、ひざがガクガクしないように安定するための調整をする
・歩行の際に、一歩、足を前に出した際に、後方に残った足を前に引きつける役割を果たす
・歩行時に、股関節を伸ばして、足を蹴り出し、体を前に移動させる働きをする
これらの機能により、太ももの裏の筋肉は、歩行の効率性と安定性を高める重要な役割を果たしています。
冬の朝の散歩で、その太もも裏に痛みが発生する理由として、以下のことが考えられます。
冬の寒い朝は、体温を保持するために、体が自動的に、血管を収縮させて筋肉を緊張させます。
そういった体の状態で、歩き始めると、冷えた筋肉に急な負荷がかかります。
特に、歩くときに負荷がかかる太もも裏の筋肉が、歩く動きについていけずに痛みが生じる可能性があります。
寒い中での運動は、体温を保つために、大きなエネルギーを消費し、筋肉が疲労しやすくなる。
毎日の寒い環境での散歩を続けていると、前日までの活動で気づかないうちに筋肉に疲労が蓄積し、突然、太もも裏に筋肉の機能低下が現れることがあります。
睡眠中に汗をかくなどして、朝は、体の水分が減少している状態です。
筋肉の約80パーセントは、水分で構成されていますので、体の水分量が低下している状態では、筋肉の機能も低下しています。
また、寒くなると、日常の水分をとる量も減り、体の水分の貯金も減りがちです。
その状態で、朝の寒い中、散歩をすることで、負荷がかかる太もも裏の筋肉が機能できず、痛みを発生する場合もある。
以上のような寒い環境に体が大きな影響を受けて、歩行するメカニズムで、特に負荷がかかりやすい太ももの裏の筋肉に不調が起こりやすくなる。

寒い朝に散歩をすることで、太もも裏を痛めることを予防するためには、散歩前の準備が重要です。
その準備方法を、以下で紹介させていただきます。

冬の朝に散歩をする前に、少なくとも必ずコップ1杯(約200ml)の水を飲むことをおすすめします。
特に、寒い冬の朝は、体が冷えやすく、のどの渇きを感じにくいため、意識的に水分をとるすることが重要です。
可能であれば、水筒を持って散歩をおこない、水分の補給しながら散歩ができればベストです。
水分の補給をすることで、血液の循環を良くし、筋肉の柔軟性を保たれ、寒い朝の散歩中に太ももの裏の筋肉を痛めることを防げます。
朝の寒い日に車を運転する際は、エンジンをかけて暖気してから、運転し始めた方が、エンジンに負担がかからず、スムーズに車を走らすことができます。
同じように、朝のこわばった体のまま、いきなり散歩を始めるよりは、準備体操をして体を温めてから、散歩を始めた方が、太ももの裏の筋肉の機能が上がり、痛めることを防げます。
以下で、その準備体操を紹介させていただきます。

・座った状態で片足を反対側のひざの上に乗せてください
・そのまま上体を前に倒す
・お尻が伸びるのを感じたら、10秒間、保持する
・足を組み替えて、反対側でも同じようにおこなう
・左右の足で交互に、3回、繰り返しておこなってください

・イスに座った状態で、片足を前方に伸ばしてください
・足首を足の甲側に曲げて、前に出した足に向かって、上体を倒す
・太もも裏が伸びるのを感じたら、10秒間、保持する
・足を組み替えて、反対側でも同じようにおこなう
・左右の足で交互に、3回、繰り返しておこなってください

・壁に手をつき、一方の足を後ろに引き、そのかかとを地面につけます
・前にある足のひざを曲げて、前方に体重を移動させる
・後ろ足のふくらはぎが伸びるのを感じたら、10秒間、保持する
・足を組み替えて、反対側でも同じようにおこなう
・左右の足で交互に、3回、繰り返しておこなってください

今回のブログでは、寒い朝の散歩中に太ももの裏に痛みを感じることが要因として、以下のことを説明させていただきました。
– 寒冷による筋肉の収縮
– 筋肉の疲労蓄積
また、その予防するための方法として、以下のことを紹介させていただきました。
– 散歩前に水分の補給
– 散歩前の準備体操(お尻、太もも裏、ふくらはぎ)
太ももの裏に痛みは、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高まるため、早めにケアされることをおすすめします。
そのための方法として、今回紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも、寒い朝の散歩中に太ももの裏に痛みを感じるお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門医療機関に受診されることをおすすめします。
当院でも、今回のブログで取り上げさせていただいたケースの太もも裏の痛みにも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、歩くことで起きるお体の不調への対策についてもブログを書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:国土交通省「「歩く」効果・効用とそれを習慣化する方法の整理」

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
年末に近づくにつれて、お仕事がお忙しくなって、残業や休日出勤などのお話をよくお聞きします。
そういった繁忙期の中、先日も、デスクワークの方、肩こりを訴えて来院されました。
お話をお聞きすると、長時間のパソコン作業で、肩がこわばって、仕事から帰宅して一晩寝ても、なかなかその疲れが取れないとのことでした。
肩こりによって、気分が悪くなったり頭痛が起きて、仕事に集中できなかったり、寝つきが悪くなったりと、肩こりは単なる不快感だけでなく、仕事の生産性や生活の質が低下しているのを感じているそうです。
検査をしてみると、姿勢のゆがみによる関節の機能低下や首・肩・背中・腰などの広範囲の筋肉の緊張などがみられ、お仕事の大変さ具合がよくわかりました。
治療で、体を整えると、肩や頭が軽いし、目が見えやすくなったと喜んでいただけましたが、このままの仕事量で、年末まで体が保つのか心配だという不安があるというお話をお受けしました。
そこで今回は、デスクワークによる肩こりの原因とその予防法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、パソコン作業による肩こりの原因を理解し、仕事の効率アップしながら、年末までのお忙しい時期を無事に過ごすことができます。

パソコン作業による肩こりが発症する原因として、以下のことが考えられます。
デスクワークでは、長時間、同じ姿勢を維持することが多くなります。
特に、パソコン作業中は、モニターを見てキーボードやマウスを扱うため、約4キログラムある頭が下がった状態や約6キログラムある腕を持ち上げた状態の姿勢が続きます。
そうなると、頭や腕の重荷を支える肩周辺の筋肉が持続的に緊張状態になる。
この状態が続くと、筋肉が疲労し硬くなり、血行の不良を引き起こします。
その結果、肩周辺の筋肉に、血液を通して栄養や酸素などの活動エネルギーの材料が届かず、肩周辺の筋肉の機能が低下して、パソコン作業の姿勢を保つことができず、肩こりが発生します。
長時間のパソコン作業していると、猫背姿勢になる方が多いかと思われます。
猫背姿勢は、背中の筋肉を引き伸ばされた状態になるので、その状態が続くことも、肩周辺の筋肉を緊張させて、肩こりの原因になる。
また、猫背の姿勢では、胸の筋肉は、縮んだ状態で固ま理、胸が広がりにくくなります。
肩と胸の筋肉は連動しているため、胸が広がらないと、常に肩の筋肉を引っ張っている状態になる。
これは、例えていうなら、服の胸の部分を前方に引っ張ってみると、服の肩の部分が肩に圧がかかるのと同じ状態になっています。
このように、パソコン作業の姿勢の悪さによる胸の筋肉の緊張が、肩こりを引き起こします。
年末の仕事の忙しさなどによるストレスは、肩こりを悪化させる大きな要因です。
ストレスを感じると、命を維持するために体を自動コントロールしてくれる自律神経のバランスが乱れます。
ストレスは、本来、生命の危機を体にお知らせをするアラームの役割をするため、生命を守るために無理にでも動かそうと、体を緊張状態にします。
短時間や単発のストレスの場合は、体にかかる負荷が少なくて済みますが、長時間のパソコン作業では、ストレスのかかる時間が長くなるため、体に大きな負荷がかかります。
特に、自律神経へ命令を出す脳から近い肩周辺の筋肉は、特に、その影響を受けやすい。そういったメカニズムにより、長時間のパソコン作業は肩こりを生じやすくなる。
パソコン作業に入る前に、肩こりを予防するための準備動作をおこなうことで、パソコン作業による肩こりを軽減できます。
これらの動作を、仕事を始めるときや、仕事中におこなうようにしてください。
その方法を、以下で紹介させていただきます。
まずは、深呼吸をして、胸や背中を動かし、肩周辺の組織をリラックスさせることをおすすめします。
呼吸方法としては、ゆっくりと、
「鼻から息を吸って」
「鼻から息をはく」
ようにしてください。
ポイントは、息をはくときに、
“鼻”
から息をはくことで、そうすることで肩周辺の組織をよりリラックスさせることができます。
肩こりを予防するための準備動作として、胸を広げて、肩甲骨同士を寄せて動かしてみてください。
その方法として、
1.イスに座った状態で背筋を伸ばし、腰の後ろで手を組みます。

2.そのまま腕を天井方向に上げて、胸が広がっているのを感じたら、この姿勢を、10秒間、キープします。

3.これを、3回、繰り返してください。
パソコンでキーボードやマウスに触れ際に、以下のような動作をすることで、肩周辺のバランスが整い、肩こりの発生を低下できます。
1. 肘を曲げて、腕を体の前に持ってきて、手のひらを自身の顔の前に向けます。

2. その状態から脇を閉めて、肩甲骨と肩甲骨の間を広げるように意識します。

3. その状態のまま、前腕を内側ににねり、手のひらを前方に向けます。

4.肘を軽く伸ばして、キーボードの位置まで腕を下ろします。


今回のブログでは、長時間のパソコン作業による肩こりが発症する主な要因として、以下のことを説明させていただきました。
・長時間の同じ姿勢による筋肉疲労
・猫背姿勢による胸の筋肉の緊張
・ストレスによる自律神経の乱れ
また、パソコン作業による肩こりの予防方法として、以下の方法を紹介しました。
・深呼吸で肩周辺の組織をリラックスさせる
・胸を広げるストレッチ
・肩周辺のバランスを整える準備動作
デスクワークによる肩こりは、日常生活に大きな支障をきたす可能性があるため、早めのケアをおすすめします。
今回、紹介した方法が、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、パソコン作業による肩こりのお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。
加古川市の当院でも、今回のケースのようなパソコン作業による肩こりにも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他のデスクワークによる体の不調への対策ブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
1. 厚生労働省「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」
https://www.mhlw.go.jp/content/000539604.pdf
2. 日本整形外科学会「肩こり診療ガイドライン」

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
畑で収穫したものや、庭で花を触った後、外に設置した水道でしゃがんで、収穫した野菜を洗ったり、使ったスコップや鎌などを洗われるかと思います。
ついた泥を外で流し洗えることは、大変便利です。
ただ、このしゃがんでいる姿勢は、体に不調を引き起こす場合があります。
特に、ひざに負担がかかる姿勢でもあるので、ひざの痛みを訴える方が少なくありません。
先日も、当院に60歳代女性の方が、畑で収穫した野菜を水道でしゃがんで洗った後、ひざの痛みを感じるようになり、来院されました。
詳しくお話を聞くと、畑でジャガイモを掘り起こしたので、水道でしゃがんで、ジャガイモについた泥を落とす洗い作業をしたそうです。
いざ、立ちあがろうとすると、膝の外側に痛みを感じたとのこと。
その後、歩こうと思っても、足がガクガクして、以前はこんなことはなかったので、どうなっているのかと思い来院したそうです。
検査をしてみると、ひざ周辺の筋肉の緊張と、ひざ関節の動きは悪くなかったのですが、股関節と足首の関節にひずみが起こり機能が低下しているため、ひざ関節に負担がかかっている状態でした。治療で整えると、足が軽くなって歩きやすいとのことでした。
ただ、これからも、しゃがんで収穫したものや使った道具は洗う動作は避けられないので、どうしたらいいですか?というご質問を受けました。
畑や庭での作業をされる方が多いため、こういったお悩みの方は少なくありません。
そこで今回は、しゃがみ姿勢がひざに負担をかける理由とその対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、しゃがむことでひざが痛む原因が解消されて、日常生活での動作がスムーズになることができます。

しゃがみ姿勢で作業をした後、ひざの痛みが発症する原因として、以下のことが考えられます。
しゃがみ姿勢は、股関節やひざ関節、足首の関節を最大限に曲げる動作です。
このため、関節同士が圧迫され、特に、ひざに大きな負担がかかります。
ひざは本来、140度ほどしか曲がらない構造になっているため、しゃがむ際に180度まで曲げることは、関節の可動の範囲をこえた動作となり、ひざに過剰なストレスを与えます。
このような姿勢を取ることで関節がゆがみ、動こうとすると、ひざに痛みが発生する原因となる。
しゃがむ姿勢では、股関節や膝関節、足首の関節を最大限に曲げるため、それに伴い、それらの関節をまたいでいる筋肉も過剰に引き伸ばされます。
特に、この状態が続くと、ひざ周辺には大きな筋肉に負担がかかり、疲労して硬くなることで、筋肉の機能が低下します。
筋肉が硬くなることで、ひざを動かそうとしてもその動きについていけず、ひざに痛みが発生します。
しゃがみ姿勢は股関節やひざ関節、足首の関節を最大限に曲げるため、関節の前後に通る大きな血管も圧迫されます。
これにより血流が悪化し、足への血液の供給が滞ることで、筋肉や神経への酸素や栄養素が不足し、それらの機能にも影響を及ぼします。
特に、神経に血液の供給が滞ると、感度が上がり、普段は痛みを感じない程度の刺激でも、痛みを感じます。
そうなることで、しゃがみ姿勢から動こうとする刺激に、ひざが痛みを感じるようになる。

しゃがみ姿勢での作業でひざの負担を軽くするために、立った状態からしゃがみ方としゃがんだ状態からの立ち方が重要です。
以下で、その方法を紹介させていただきます。
1.立位から片方の足を後ろに引き、後ろに引いた足の先を45度外に向けます。

2.そのまま腰を落とすようにひざを曲げ、後ろに引いた足のかかとにお尻を載せるようにしゃがみます。

3.5分ごとに、足を前後に入れ替えて、同じ姿勢でいることを避けて、ひざへの負担を減らします。

1. 両手をついて、四つんばいになる。

2. その状態から、お尻を上げます。

3.両手を太ももの上に置き、手で体を支えながら、股関節とひざをゆっくり伸ばして立ち上がります。


今回のブログでは、しゃがみ姿勢での作業後に起きるひざの痛みが発症する原因として、以下の要因を説明しました。
・関節の圧迫による負担
・筋肉の過剰な引き伸ばし
・血管の圧迫による影響
また、この症状への対処法として、以下の方法を紹介しました。
・ひざの負担の少ないしゃがみ方
・しゃがみ姿勢からの安全な立ち上がり方
ひざの痛みは日常生活に大きな支障をきたす可能性が高いため、早めのケアをおすすめします。
ぜひ、今回、紹介させていただいた方法を日々の生活に取り入れてみてください。
これらの対策が、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでもひざの痛みのお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。
当院でも、今回のブログで取り上げたようなケースのひざの痛みに対応していますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、農作業によるお体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければと思います。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
日本整形外科学会「変形性膝関節症診療ガイドライン 2023 」