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立ち仕事 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 2の記事一覧

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院、院長の久木崇広です。
先日、最近、お仕事を退職された40代女性の方が、肩こりを訴えて来院されました。
詳しくお話をうかがうと、
「仕事をやっているときは肩こりなんて全く感じなかったのに、仕事を辞めて家にいるようになってから、急に肩がこってきて、気分まで悪くなってしんどいんです」
とのことでした。
実はこのようなケースは珍しくありません。
私の10年以上の臨床経験では、「肩こりがない」のではなく、肩の負担があってもそれを肩こりとして自覚できていない方が少なくありません。
こうした“隠れ肩こり”をそのままにしていると、肩こりだけでなく、睡眠の質の低下、疲労の回復の遅れ、やる気の低下など、さまざまな不調につながることがあります。
そこで今回は、なぜ肩こりを感じにくくなる現象が起きるのか、隠れ肩こりのチェック方法、そして今すぐできる対処法について、わかりやすくお伝えします。

肩こりが起きているのに、それを自覚しにくくなる理由を結論から言えば、
“脳や神経が痛みや不快感の情報を調整しているため”
だと考えられます。
たとえば、足で尖ったものを踏むと、その痛みをきっかけに瞬時に足を引っ込めます。
痛みは、体を守るための警告ブザーの役割を果たしています。
その一方で、私たちは仕事や家事など、日常生活のなかで常にさまざまな刺激を受けています。
もし痛みや不快感を感じるたびに動きを止めてしまえば、日常生活を続けることが難しくなります。
そのため脳や神経は、そのときの状況に応じて感覚の伝わり方を調整し、不快感を感じにくくすることがあります。
肩こりも同じです。
肩や首に負担がかかっていても、仕事に集中している間は作業が優先されるため、肩の重だるさや張り感が意識にのぼりにくくなり、肩こりを感じにくい状態が起こります。
そして、仕事を辞めて生活の緊張が少しゆるんだとき、それまで感じにくかった肩の負担を、急に強く自覚することがあります。
これが、いわゆる「隠れ肩こり」の発症と表面化する背景の一つと考えられます。

「肩こりはない」と思っていても、実際には体が小さなサインを出していることがあります。
ご自身に隠れ肩こりの可能性があるかどうか、簡単に確認できるセルフチェックとして、
・午後になると頭が重くなりやすい
・目が疲れやすく、光がまぶしく感じる
・手先の冷え、むくみ、しびれが気になる
が起きているかどうかを確認してみてください。
3つのうち、1つでも当てはまる場合は、隠れ肩こりの可能性があります。
当てはまる場合は、すみやかに肩こりへの対策を行うことをおすすめします。
セルフチェックで1つでも当てはまった方は、肩や首まわりに気づかないうちに負担がたまっている可能性があります。
こうした場合は、日常生活の隙間時間でもできる体操をおこない、それを積み重ねることで、隠れ肩こりを改善することが期待できます。
そのための方法を、以下で紹介させていただきます。

①両肩を耳に近づけるようにゆっくり持ち上げ、そのまま3秒ほど保ちます。
②その後、息を吐きながら力を抜いて、ストンと肩を下ろしてください。
これを5回ほど繰り返します。

①背筋を軽く伸ばし、左右の肩甲骨を背中の中央に寄せるようにゆっくり動かします。
②そのまま3秒ほど保ち、ゆっくり元の姿勢に戻します。
これを5回ほど行います。

①両腕を上に上げて、背中が伸びるように、背伸びをします。
②そのまま3秒ほど保ち、ゆっくり両腕を下ろします。
これを5回ほど行います。
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当院では、特にお身体に痛みがなくとも、健康維持のために、お身体のメンテナンスのための施術もおこなっております。
実際、受けておられる患者様の中にも、自分では感じていなかったけれども、体の歪みや動きの悪さなど気づいていただけることも多いです。
そのなかには、お身体のメンテナンスを受けることで、肩こりに気づかれる方もいらっしゃいます。
お身体のメンテナンスでは、まずは、お仕事や趣味・家事など、患者様の日常生活の状況をお聞きします。
また、お身体に対するお悩みや希望なども同時に伺います。そういった上で、
・姿勢バランス
・関節の動き
・筋肉の状態
などを検査します。その結果を受けて、
・骨盤、背骨、股関節などの調整
・筋肉のバランスの調整
・鍼灸治療
・電気治療
・日常動作のアドバイス
など患者様の状態に合わせて施術を行います。

今まで肩こりを感じていなかったのに、急に肩こりを激しく感じるとともに、以下の症状がある場合は、重篤な心臓や脳などの病気が発症している可能性があります。
・これまでにない突然の強い痛み
・胸痛、息苦しさ、冷や汗
・強いしびれ、力が入りにくい
・ろれつが回りにくい、歩きにくい
・発熱や強い頭痛を伴う
などの場合は、すぐに内科や脳外科・循環器などの専門の医療機関への受診をおすすめします。

肩こりの発症は、頭痛や集中力の低下など、心身にいろいろな不調を伴います。
肩こりが起きるということは、ある意味、心身の不調が連鎖的に起きていくサインでもあります。
そんな肩こりからのお知らせを見逃さず、健康に日小生活を過ごすためにも、早めにケアされることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955
【ブログ執筆者プロフィール】
氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)
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資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)
得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調
整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。
整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。
痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
多くの方が日常生活の中で、 “靴” を屋内外で長い時間を履いています。
靴にもいろいろな種類がありますが、近年、季節を問わず履くようにになったのが、 “サンダル” です。
その理由として、脱ぎやすく履きやすいこと、だけでなく、軽いこと、蒸れにくいこと、見た目が洗練されておしゃれなものが増えたことなどが要因のように思えます。
その一方で、サンダルを履いて歩くことで、足に疲れやすく感じたり、腰やひざなどに痛みが発生する方もよく見かけるようになりました。
そこで今回は、サンダルで歩くことで体に与える影響と、サンダルを履くにあたっての注意点について伝えさせていただきます。
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955

歩行は、左右の足が交互に入れ替わることで行われています。
そのメカニズムは、おおまかにいえば、
①前に出した足のかかとが地面に接地する
②前に出した足の裏全体に体重が乗る
③体重が足の前方へ移動してかかとが上がる
④つま先で地面を押して前へ進む
といったことが、左右の足で繰り返されて、歩行が成立します。
歩行の際に足底にかかる負荷は、一箇所に集中せず、
①かかと外側に地面に接地する
②足の外側縁(小指側)で荷重を受ける
③足底中央へ荷重が移る
④足裏の親指付け根にある丸い膨らみ部分から足の親指裏体重が抜ける
といったように移っていきます。
この流れが自然であれば、歩行がスムーズにおこなわれ、地面からかかる衝撃が分散されやすくなります。
しかし、履物によって、歩行による荷重移動が崩れると、足の一部に負荷が集中したり、無意識に踏ん張ったりするなどして、体に余計な負荷をかけ不調を引き起こすリスクが高まります。
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日常で使う靴の代表格は、ランニングシューズやウォーキングシューズなどのヒモ靴です。
ヒモ靴の強みは、「靴で包み込む足を固定できる」ことです。
ヒモ靴を履いて歩くことは、ヒモで適度に結び締め付けることで、足と靴の間の余計なすき間を減らし、歩行中に足が靴の中で前後左右に動くことが減少するメリットがあります。
それはつまり、地面に一番最初に接触する足の安定が増して、体全体が前後左右上下の揺れを減らし、体の各部位にかかる負荷を減らすことができます。
ヒモ靴のデメリットとしては、靴を履いたり脱いだりするのに時間がかかったり、靴の中が蒸れたりするなどがあります。
サンダルを使用すると、ヒモ靴のデメリットは解消されますが、ヒモ靴ほど足を固定することが難しい履物です。
特に、甲を支える部分が少ないタイプや、かかとが固定されていないタイプでは、歩行時に足が靴の中で滑り、不安定な状態を高めます。
その結果、歩くたびに足の中で足指が踏ん張り、脱げないようにするための力が必要になります。
また、歩行時に、前に進むための推進力の機能も低下します。
つまり、二足歩行で足本来の「地面を支えて運ぶ」という役割が、サンダルを履くことで十分にできなくなることが起こります。
これによって、体の各部位に負荷がかかり蓄積することで、
・足裏が疲れる
・足指がつりやすい
・土踏まずが張る。
・ふくらはぎが重くなる。
・膝の内側が痛い
・腰が痛い
・股関節に詰まりを感じる
・お尻に張りを感じる
・猫背気味になる。
などといったさまざま症状につながるリスクが高まります。
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サンダルは、必ずしも悪い履物ではありません。
ただし、使い方を間違えると、体への負担が増え、体に支障が出る場合もという点を理解しておくことが大切です。
以下で、サンダルを使用するに際しての注意点を紹介させていただきます。

サンダルは、近所への買い物や短時間の移動には便利です。
しかし、長距離の歩行、通勤、観光、立ち仕事などは、ヒモ靴などの安定性のある靴のほうが向いています。
・1日中歩く予定がある。
・立ちっぱなしの仕事がある
・階段の上り下りが多い
・すでに足、ひざ、腰に痛みがある
などのような場面では、サンダルの使用を控えたほうがよいかと思われます。
冒頭でも述べましたが、サンダルで歩行するなら、
・短距離の移動
・短時間の移動
での状況で使用されることをおすすめします。

最近のサンダルは、いろいろな形や材質のものがあります。
その中でも体への負担を軽減するために、できれば、「かかとがあるタイプ」、あるいは、「かかとを固定できるフックがついているタイプ」のサンダルが望ましいです。
かかとが安定すると、足が前に滑りにくくなり、歩行時に体のブレを減らし、体にかかる負荷が軽減しやすくなります。
ですので、サンダルで歩くなら、少なくとも「歩くための安定性」が確保できる構造を選ぶことが重要です。

サンダルは、サイズの微妙なズレが疲労につながりやすい履物です。
足の前後が余りすぎても、逆に狭すぎても負担になります。
確認したいのは、
・つま先が前に出すぎていないか
・かかとがサンダルからはみ出していないか
・歩くと足が前へ滑らないか
・足の幅が圧迫されていないか
などです。
また、見た目が合っていても、実際に歩いたときに、このような状態が起きているならば、そのサンダルは体に合っていない可能性があります。

サンダルの使用頻度が高いと、歩行時に使う足の指や足底の筋肉が効率的に使われず、その機能が低下する傾向にあります。
それをリカバーするためには、
・足の指をグーパーと動かす
・タオルを足の指でつかんで引き寄せる
・片足で立つ
・つま先立ちをする
などが有効です。
足の機能が保たれていれば、多少不安定なサンダルでも、体にかかる負担を減らすことができます。
サンダルを履いて歩くことで、
・足がすぐ疲れる
・ひざが痛い
・腰が重い
・姿勢が崩れる
・頻繁につまずく
などといった症状がある場合は、履いているサンダルが体に合っていない、または、体のどこかに負担が蓄積している可能性があります。
そのようなときは、無理にサンダルを履き続けるのではなく、いったん使用を控え、不具合が出ている体の状態を見直し、体をケアする・靴の種類を変えるなどの対応をすぐに行うことが大切です。
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サンダルを上手に使えば便利な履物ですが、使い方を誤ると体の不調の原因になることがあります。
歩行の好不調は、生活の質に直結しますので、それを守るためにも、サンダルという履物の性質を見直すことは大切です。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
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みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
春は、野菜や花の植え付けが盛んに行われるシーズンです。
当院でも農作業をされておられる患者様と話していると、特に、ジャガイモの栽培に関するお話をよくお聞きします。
その際に、ジャガイモの栽培はやりがいがあるけれども、特に、ジャガイモの種芋を畝に植え付ける作業を、長時間、続けていると腰が痛くなって支障が出るとおっしゃられる方は少なくありません。
そこで今回は、ジャガイモの植え付け作業で腰が痛くなる理由と、作業後に自分でできるケア方法をお伝えします。
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ジャガイモの植え付け作業は、畑全体をよく耕し、畝を立て、その畝の中央に軽く穴を掘り、種芋を植えて、上から数センチ土をかぶせるといったことが一連の流れです。
この作業の中で、特に、畝にジャガイモの種芋を植え付ける作業が、腰にこたえるということをよくお聞きします。
その理由について、以下で説明させていただきます。

ジャガイモの植え付けは、作業効率から、完全にしゃがみ込まずに、立ったまま体を前に折り曲げる、いわゆる、「中腰姿勢」で行うことが多い。
中腰での姿勢で作業をするということは、体重の約60%をもしめる上半身の重さを、腰が支え続けることになります。
そんな負荷がかかる中腰姿勢を維持するために、腰の筋肉を強く緊張させることになります。
その状態が、長時間、継続することで、腰の筋肉が疲労して硬くなり、痛みの原因となります。

頭から骨盤までの間にある背骨は、短い円柱状の形をしており、首が7個・胸が12個・腰が5個と、合計で24個の骨が積み重なって背骨が構成されています。
特に、背骨の腰の部分は、体の中心部に位置しているため、上半身の重みや下半身からの衝撃がかかりやすく、背骨の中でも腰の骨は大きく作られています。
どれぐらい腰に圧力がかかるかといえば、例えば、60kgの体重の人であれば、立っているだけで100kgの圧力が腰にかかるとされています。
そんな圧力がかかりやすい背骨には、背骨と背骨の間に「椎間板」と呼ばれるクッションの役割をするゼリー状の組織が挟み込まれています。
姿勢と腰の部分の椎間板にかかる圧力に関する研究では、立っている状態より、ジャガイモの植え付けでよくとる姿勢である「中腰」になると、腰にかかる負担は、1.4倍に一気に上がると報告されています。
それほど腰に負荷がかかる中腰の姿勢が、長時間で高頻度で行われた場合、椎間板がその負荷に耐えれず、微細な損傷や炎症を起こす場合があります。

背骨はまっすぐ積み上げられているのではなく、衝撃を受けやすいように、S字のカーブでたわみを持って構成されています。
腰の部分の背骨は、通常は、弓のように前方に湾曲しています。
しかし、ジャガイモの種芋の植え付けで中腰となり背中が丸まると、その姿勢を維持するために、骨盤が後ろに倒れて、腰の前方へのたわみが減少します。
そうすると、背骨の腰の部分にかかる衝撃を受ける機能が低下して、筋肉や関節・靭帯・椎間板などの腰周辺の組織に過度なストレスがかかりやすい。
その結果、腰周辺の組織に損傷が起こり、それが腰の痛みへと発展しやすくなる。
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中腰は腰にかかる負担を増やすことがわかったいても、ジャガイモの植え付けの際には、その姿勢をとることは避けれないと思われます。
ですので、作業後にしっかりとケアされることが重要になります。
作業を行った日の晩は、湯船につかるお風呂にゆっくり入ってください。
その上で、寝る前に以下のような体操をしていただけると、腰痛の発生が軽減できることが期待できます。

①床に肩の真下に手をつき、足は膝を曲げて股関節の真下にひざ頭がくるように四つ這いになります。
②その状態から、息を吸いながら背中を反らします。
③次に、息を吐きながら背中を丸めます。
この一連の動作を、ゆっくりと、10回、繰り返してください。

①背筋を伸ばしてイスに座り、片足を前に出して足首を90度に曲げ、もう片方の足は足裏を床にしっかりつけます。
②背筋を伸ばしたまま、体を前方にゆっくり倒して、太もも裏が伸びるを感じたら、10秒間 キープします。
③10秒たったら、体をあげて元の姿勢に戻し、左右の足を入れ替えて、同様の動作を行います。
この一連の動作を、ゆっくりと、5回、繰り返してください。

①うつ伏せになります。
②肘を曲げて床に手をつき、ゆっくりを状態を起こして、無理にない程度に体をそらし、10秒間、キープします。
③10秒たったら、ゆっくりと元の姿勢に戻します。
この一連の動作を、ゆっくりと、5回、繰り返してください。
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腰は体を動かすためには、いわば中心となる部分であるので、痛めてしまうと、特に日常生活に支障が出てし今います。
春以降は、ジャガイモだけでなく、春野菜や夏野菜、そしてお米の植え付けや世話など、農作業の量がグッと増えるスタートのシーズンです。
そんな時期に起こる腰痛を軽減するためにも、こまめなケアが必要です。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
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みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、イチゴ農家の方が、朝、起きたら背中の痛みを感じるようになったと訴えて来院されました。
詳しくお話をお聞きすると、収穫作業をするときは、空気圧で人工筋肉を動かすタイプのマッスルスーツをきているので、腰や背中を強力にサポートしてくれているせいか、それほど痛みがないそうです。
しかし、マッスルスーツを脱ぐと、背中に痛みを感じて、それから歩くのも横になるのもつらい状態が続いていると。
今は、イチゴの収穫シーズンで、すごく忙しいので、なんとかしたいとのことでした。
このように、農家にとって、冬から春に変わるこの時期は、果物や野菜などの収穫作業が多くなり、それに伴って背中に痛みを訴えられる方が少なくありません。
そこで今回は、収穫作業をすることで、背中に痛みが発生する理由とその予防法について伝えさせていただきます。
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農業従事者は、他の産業に比べ、3倍以上も疲労症状の訴えがあるとの調査報告があります。
その疲労症状の一つとして、野菜や果物の収穫作業によって起きる背中の痛みメカニズムについて、以下で説明させていただきます。
筋肉は、「能動組織」、つまり、神経の指令でエネルギーを消費しながら、意識的に伸びたり縮んだりできる組織です。
そしてその筋肉は使いすぎると、エネルギー切れを起こして、だるさや震え・力が入らない症状を起こします。
筋肉がその状態のまま無理に使うと、筋肉の線維に微細な損傷が入り始め、それが蓄積することで、痛みを発生しやすくなる。
特殊なものは別として、一般的に、野菜や果物を収穫する際には、長時間、前屈みの姿勢となり、その姿勢をキープするためには、背骨周辺にある背中の筋肉が過度に使うことなります。
その結果、背中の筋肉がエネルギー不足が起り、背中に痛みが発生する場合があります。
野菜や果物を収穫するために体が前屈みの姿勢と際に、その姿勢をキープする筋肉が疲労しやすくなります。
そうすると、その姿勢を支える割合が増えるのが背骨にあるじん帯や椎間板といった組織です。
筋肉が「能動組織」であることに対して、背骨にあるじん帯や椎間板は「受動組織」です。
背骨にあるじん帯や椎間板は「受動組織」の特性は、“ねばねばした粘性”と“ゴムのような弾性”の両方を持つ負荷に対して抵抗できる組織です。
背骨にあるじん帯や椎間板は「受動組織」に、急な力が加わってもほとんど伸びず、しっかり抵抗します。
しかし、持続的な力がかかると、時間とともに少しずつ伸びて、抵抗度が低下します。
例えると、新しいゴムひもを一瞬引っ張るとピンっと張った抵抗感を感じますが、ゴムをしばらく引っ張り続けるとゴム自体が伸びてしまい抵抗感が低下します。
そして、ゴムにかける力を抜いても、元の長さに完全には戻らない状態が起きます。
このような現象が、背骨にあるじん帯や椎間板は「受動組織」に起き、これは「受動組織のクリープ現象」とも呼ばれるものです。
前かがみ姿勢で背骨周辺の組織に起きる具体的な変化として、研究により異なるが、
前かがみ姿勢を開始してから30~60秒経過:筋肉の負担が大きい
前かがみ姿勢を開始してから60~90秒経過:受動組織での負担が大きくなる
前かがみ姿勢を開始してから10~20分経過:クリープ現象が発生する
という報告がされています。
つまり、前屈み姿勢が長くなれば、筋肉で支えきれず、背骨骨にあるじん帯や椎間板にかかる負荷が大きくなり、その結果、クリープ現象発生して、背骨骨にあるじん帯や椎間板でも姿勢を支えきれず、背中に痛みが発生するという悪循環に陥りやすくなります。
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今回、ご相談いただいたイチゴ農家の方は、腰や背中の動きをサポートしてくれるマッスルスーツを脱ぐと、背中に痛みを感じるとのことでした。
マッスルスーツを装着していることで、背中の筋肉の活動が38%から18%に抑制されたというレポートも報告されています。
つまり、マッスルスーツを着ることで、人工の筋肉が能動負担によって起きる筋疲労を肩代わりしてくれます。
しかし、背骨にあるじん帯や椎間板といった受動組織は、その姿勢により組織が伸びる負荷がかかり続けることが防げないため、クリープ現象のみが進行します。
その結果、マッスルスーツを脱着後、背骨にあるじん帯や椎間板といった受動組織での姿勢を維持する状態が不安定となり、背中に痛みがを感じるようになったと考えられます。
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収穫作業による筋疲労とクリープ現象が起きることで背中の痛みが発生することを踏まえ、その予防方法に焦点を当てて、以下で紹介させていただいきます。

前屈みの姿勢によって、背骨のじん帯や椎間板にクリープ現象が起き始めるのが、開始から40秒たって以降と研究で報告されています。
ということは、“収穫作業を40秒するたびに姿勢を変える”ことが理想です。
しかし、なかなか、忙しい収穫中、意識して40秒ごとに姿勢に変化させることは難しいかと思われます。
姿勢を変えるといっても、少し背筋を伸ばしたりするだけでもいいので、そのきっかけを無理なく知ることができる仕組みをつくられることをおすすめします。
例えば、いちご農家さんが、40秒で10粒を収穫する平均ペースであるなら、「1-2-3…10!」と数えながらイチゴを摘んで、10粒目で体起こして、息をフーッと一回だけでいいのではき、すぐ次の10粒の収穫に取り掛かる。
このように、40秒の間に、どのペースで収穫作業ができるのかを一度は測ってしまえば、時計を見ずに姿勢を変えることができます。
また、スマホでインターバルタイマーができるアプリをダウンロードして、40秒ごとに振動や音をセットしていれば、毎回とはできなくとも、音や振動を聞いた際に、姿勢を変えるきっかけを作ることができます。

収穫中、昼休みやおやつ休憩など、体を休める時間帯に、収穫で負荷がかかった背中の組織をリセットする体操をすることをおすすめします。
本当に簡単な体操で良いので、具体的には、
・両手を腰に当てて、痛くない範囲で少しだけ体を起こし、背中を伸ばす
・両手を広げて胸を軽く開き、鼻から息を吸って口からゆっくり吐く呼吸を3~5回繰り返す
・指先を肩に置いて、両肩を前回し・後ろ回しそれぞれ5回ずつ行う
などのような方法で体に刺激を入れて、背中の組織をリセットしてみてください。

クリープ現象による背骨のじん帯や椎間板などの受動組織の変形やこわばりは、作業直後よりも、実は、寝ている間を挟んだ朝の起き上がり動作で強く出やすいことが知られています。
そこで、布団から起きて、体がそのままの状態で前かがみ姿勢で作業を始めるのではなく、必ず朝一番のウォーミングアップを行うことが重要です。
具体的には、ベッドや布団の上で、上向きで寝たまま
・ひざを立て、左右にひざを倒す
・両手でひざを抱える
・足を伸ばしたまま、足首を回す
といったように、いきなり寝床から起き上げるのではなく、体に刺激を入れてから動き始めることをおすすめします。
時間があれば、朝に熱めのシャワーやお風呂に入ると、体が動きやすくなります。
こうした準備運動を朝に数分行うだけでも、収穫作業のスタートダッシュをスムーズに、体に無理をさせずおこなうことができます。
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最近、農家の方が体をサポートしてくれるマッスルスーツをきて、作業されているお話をよくお聞きします。
マッスルスーツは、背中や腰の筋肉活動を大きく減らし、筋疲労を軽減してくれる優れた道具です。
その一方で、じん帯や椎間板などの受動組織にかかる引き伸ばされる力まではゼロにはできません。
そのため、マッスルスーツを着ている間に、筋肉の疲労は軽減されても、じん帯や椎間板のクリープ現象だけが進行しています。
ですので、マッスルスーツを脱ぐ前後に、必ず前章で紹介させていただいた背中リセット体操をするなど、いわゆる整理体操を入れられることをおすすめします。
また、マッスルスーツ脱いだ直後に重い物を持ち上げたり、急に前かがみになったりしないようにし、5~10分ほどは、意識的に背筋を伸ばした姿勢でゆっくり歩いてみてください。
他には、可能であれば、マッスルスーツを脱いだあとは、座って背中を休めたり、温めたりして、じん帯・椎間板周りの血流を整えようにしてみてください。
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収穫時期は、その忙しさで、いくら時間があっても足らないというお話をよくお聞きします。
なかなか、お体のケアまで意識が回らないかと思いますが、まずは一つでも二つでも日々の収穫作業中に、今回、紹介させていただいたことを取り入れてみてください。
それによって、背中の痛みを軽減し、収穫シーズンを乗り切るためのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
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みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、金属加工業に勤めておられる50歳代男性の方が、お体のメンテナンスで来院されました。
お体の調子をお聞きすると、ひざの裏が張る感じがあって、ひざが曲げにくいのが気になると。
特に、長時間、仕事で中腰作業をしていた後、かがもうと思うと、ひざが曲がらずスムーズに動けないとのことでした。
今回、ご相談いただいたような、中腰作業のお仕事で、ひざの裏の張りを訴えて、それがひざの動きが悪くなる方は少なくありません。
そこで今回は、中腰作業によってひざの動きが悪くなる理由とその対処方法について紹介させていただきます。
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金属加工や溶接などの作業は、前屈みの状態を持続して行うことが多いと思われます。
そういった環境の中で仕事をしていると、ひざの裏が張って、ひざが曲げにくくなることはよく起こります。
そうした症状が起こる理由を、以下で紹介させていただきます。

人間の体には、骨と骨同士が接するたくさんの関節があります。
骨同士が接合する関節面の形状によって、関節の安定性は色々と変わってきます。
例えば、股関節は、太ももの骨と骨盤の骨との間で接合していますが、その骨の接合面の凹凸が深く、骨性の安定性が高い関節です。
一方で、ひざの関節は、太ももとふくらはぎの骨の間で接合していますが、その骨の接合面の凹凸は少なく、平面に近い状態で、安定性に乏しい関節になっています。
そんな不安定な構造のひざの関節が、それでも最も安定する姿勢が、ひざをまっすぐ伸びっきた状態です。
ひざの関節が伸びると、ふくらはぎ側の骨の外へのねじれ、ひざ周辺のじん帯が最大緊張となり、ひざの関節がロック状態となり安定します。
ひざを伸ばした状態は安定はするのですが、その状態では、足元や上半身からくる衝撃の吸収や素早い動き、姿勢の調整などの体の動きのコントロールにはかけます。
ですので、金属加工や溶接などの作業を立って中腰でする際には、作業の効率を上げるために、自然とひざは軽く曲げた状態になることが多いと考えられます。
その状態が続くということは、ひざを安定させるロックが外れた状態となり、安定させるのはひざの周辺の筋肉に依存する率があがります。
ひざの関節を軽く曲げた状態でも、ひざ関節を安定させようとすると、
・ハムストリングス(太もも裏の筋肉)
・膝窩筋(ひざ裏の深い筋肉)
・腓腹筋(ふくらはぎの筋肉)
といったひざ周辺の筋肉が縮んだまま力を出して支えます。
この状態が続くと、これらのひざ周辺の筋肉の血流が低下し疲労物質がたまったり、微細な損傷による軽度の慢性的な炎症の発生で、筋肉が硬くなる。
上記に挙げたひざ周辺の筋肉は、ひざを曲げる機能を持つので、その筋肉の機能低下が起こると、ひざの裏に張りや動かしにくさが生じさえます。

太ももの骨とふくらはぎの骨とでひざの関節は構成されていますが、その関節の間には、ふくらはぎの骨側の関節面には、「半月板」という組織が存在します。
半月板は、一つのひざ関節に、C字状の内側半月板とO字状の外側半月板とがあり、硬すぎず、柔らかすぎないクッション状の組織です。
ひざの関節にとって、この半月板は非常に大きな役割をになっており、その働きは、
・ひざの曲げ伸ばしをスムーズにする
・ひざの関節面の適合を高めて安定させる
・ひざにかかる荷重や衝撃を分散させる
・ひざにかかっている負荷の状態を脳に伝えるセンサーの働き
・姿勢の制御やバラン
など動作や姿勢の制御があります。
この半月板ですが、ひざを曲げとき、ひざの関節面の間は狭くなるので、半月板は圧迫されます。
そのままだと、半月板が痛んだりひざの関節面で挟み込まれたりするので、直接もしくは関節的にひざ裏の筋肉が、半月板を後方に引っ張り、障害されることを防ぎます。
しかし、前章でも述べたように、持続的な中腰によってひざ周辺の筋肉が疲れると、ひざを曲げる際の半月板の逃げが悪くなり、その結果、ひざの曲げ動作で引っかかり感が出て、かがみにくい症状が発生します。
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仕事中に、ひざの裏に張りを感じてひざの曲がりが悪くなるのを感じた際に、働いている最中でもできるケア方法を以下で紹介させてただきます。
立った状態で、片方の足のひざを曲げて、両手の指先をひざの裏に当てます。

ひざの裏に当てた指をゆっくり優しく上下に動かして、ひざ裏の皮ふを10回動かします。


10回動かしたら、反対側のひざの裏の皮ふも同じように行ってください。
この一連の動作を3回繰り返し行ってください。
壁に向かって立った状態で、壁に両手をつきます。

かかとをゆっくり上げて、ゆっくりを下げます。


これを10回。3セット行ってください。
背筋を伸ばして立った状態で、片方の足の前に出して、つま先をあげます。

背筋を伸ばしたまま、上半身を前にゆっくり曲げていくと、太もも裏からひざ裏が気持ちがいいぐらいに伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

10秒たったら、体を起こして元の姿勢に戻り、次に反対側の足を前に出して、同じような動作を行います。

この一連の動作を3回繰り返し行ってください。
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ひざの裏のはりを感じてひざの動きが悪くなることで、それをカバーしようと、股関節や腰・足首など体の他の部分に負荷がかかります。
それによって、2次的3次的に症状が出て、仕事や家事などさらに日常生活に支障が出るリスクが高まります。
ですので、ひざの裏に張りを感じた際には、早めにケアされることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
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