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中腰作業でひざの裏が張る原因と仕事中にできる簡単セルフケア方法

2026.01.26 | Category: ふくらはぎ,ふくらはぎの痛み,予防,体操・ストレッチ,太ももの痛み,姿勢,日常生活の動作,生活習慣,疲労,立ち仕事,立ち方,筋肉の損傷,筋肉疲労,職業病,腰痛,膝の痛み,血流,関節

 

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、金属加工業に勤めておられる50歳代男性の方が、お体のメンテナンスで来院されました。

お体の調子をお聞きすると、ひざの裏が張る感じがあって、ひざが曲げにくいのが気になると。

特に、長時間、仕事で中腰作業をしていた後、かがもうと思うと、ひざが曲がらずスムーズに動けないとのことでした。

今回、ご相談いただいたような、中腰作業のお仕事で、ひざの裏の張りを訴えて、それがひざの動きが悪くなる方は少なくありません。

そこで今回は、中腰作業によってひざの動きが悪くなる理由とその対処方法について紹介させていただきます。

 

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中腰作業によってひざの動きが悪くなる理由

 

金属加工や溶接などの作業は、前屈みの状態を持続して行うことが多いと思われます。

そういった環境の中で仕事をしていると、ひざの裏が張って、ひざが曲げにくくなることはよく起こります。

そうした症状が起こる理由を、以下で紹介させていただきます。

 

中腰作業がひざに与える負担

人間の体には、骨と骨同士が接するたくさんの関節があります。

骨同士が接合する関節面の形状によって、関節の安定性は色々と変わってきます。

例えば、股関節は、太ももの骨と骨盤の骨との間で接合していますが、その骨の接合面の凹凸が深く、骨性の安定性が高い関節です。

一方で、ひざの関節は、太ももとふくらはぎの骨の間で接合していますが、その骨の接合面の凹凸は少なく、平面に近い状態で、安定性に乏しい関節になっています。

そんな不安定な構造のひざの関節が、それでも最も安定する姿勢が、ひざをまっすぐ伸びっきた状態です。

ひざの関節が伸びると、ふくらはぎ側の骨の外へのねじれ、ひざ周辺のじん帯が最大緊張となり、ひざの関節がロック状態となり安定します。

ひざを伸ばした状態は安定はするのですが、その状態では、足元や上半身からくる衝撃の吸収や素早い動き、姿勢の調整などの体の動きのコントロールにはかけます。

ですので、金属加工や溶接などの作業を立って中腰でする際には、作業の効率を上げるために、自然とひざは軽く曲げた状態になることが多いと考えられます。

その状態が続くということは、ひざを安定させるロックが外れた状態となり、安定させるのはひざの周辺の筋肉に依存する率があがります。

ひざの関節を軽く曲げた状態でも、ひざ関節を安定させようとすると、

・ハムストリングス(太もも裏の筋肉)

・膝窩筋(ひざ裏の深い筋肉)

・腓腹筋(ふくらはぎの筋肉)

といったひざ周辺の筋肉が縮んだまま力を出して支えます。

この状態が続くと、これらのひざ周辺の筋肉の血流が低下し疲労物質がたまったり、微細な損傷による軽度の慢性的な炎症の発生で、筋肉が硬くなる。

上記に挙げたひざ周辺の筋肉は、ひざを曲げる機能を持つので、その筋肉の機能低下が起こると、ひざの裏に張りや動かしにくさが生じさえます。

 

半月板の動きが悪くなる

太ももの骨とふくらはぎの骨とでひざの関節は構成されていますが、その関節の間には、ふくらはぎの骨側の関節面には、「半月板」という組織が存在します。

半月板は、一つのひざ関節に、C字状の内側半月板とO字状の外側半月板とがあり、硬すぎず、柔らかすぎないクッション状の組織です。

ひざの関節にとって、この半月板は非常に大きな役割をになっており、その働きは、

・ひざの曲げ伸ばしをスムーズにする

・ひざの関節面の適合を高めて安定させる

・ひざにかかる荷重や衝撃を分散させる

・ひざにかかっている負荷の状態を脳に伝えるセンサーの働き

・姿勢の制御やバラン

など動作や姿勢の制御があります。

この半月板ですが、ひざを曲げとき、ひざの関節面の間は狭くなるので、半月板は圧迫されます。

そのままだと、半月板が痛んだりひざの関節面で挟み込まれたりするので、直接もしくは関節的にひざ裏の筋肉が、半月板を後方に引っ張り、障害されることを防ぎます。

しかし、前章でも述べたように、持続的な中腰によってひざ周辺の筋肉が疲れると、ひざを曲げる際の半月板の逃げが悪くなり、その結果、ひざの曲げ動作で引っかかり感が出て、かがみにくい症状が発生します。

 

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仕事中にできる簡単な対処方法

仕事中に、ひざの裏に張りを感じてひざの曲がりが悪くなるのを感じた際に、働いている最中でもできるケア方法を以下で紹介させてただきます。

 

ひざの裏の皮ふを動かす

立った状態で、片方の足のひざを曲げて、両手の指先をひざの裏に当てます。

ひざの裏に当てた指をゆっくり優しく上下に動かして、ひざ裏の皮ふを10回動かします。

10回動かしたら、反対側のひざの裏の皮ふも同じように行ってください。

この一連の動作を3回繰り返し行ってください。

 

かかとの上げ下げ

壁に向かって立った状態で、壁に両手をつきます。

かかとをゆっくり上げて、ゆっくりを下げます。

これを10回。3セット行ってください。

 

ひざ裏を伸ばす

背筋を伸ばして立った状態で、片方の足の前に出して、つま先をあげます。

 

背筋を伸ばしたまま、上半身を前にゆっくり曲げていくと、太もも裏からひざ裏が気持ちがいいぐらいに伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

 

10秒たったら、体を起こして元の姿勢に戻り、次に反対側の足を前に出して、同じような動作を行います。

この一連の動作を3回繰り返し行ってください。

 

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まとめ

ひざの裏のはりを感じてひざの動きが悪くなることで、それをカバーしようと、股関節や腰・足首など体の他の部分に負荷がかかります。

それによって、2次的3次的に症状が出て、仕事や家事などさらに日常生活に支障が出るリスクが高まります。

ですので、ひざの裏に張りを感じた際には、早めにケアされることをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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