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皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、定期的にお体のメンテナンスに来られている50歳代女性の方が来院されたので、現状のお体の状態をお聞きしたところ、左肩に痛みが出ていることを訴えられました。
きっかけをお聞きすると、もともと、持病としてお持ちの狭心症の発作が、1週間前に発症して胸が苦しくなり、ニトログリセリンを服用しておさめたが、その後から左肩に痛みが発症されたそうです。
狭心症は心臓の病気として知られていますが、実は、左肩の痛みに引き起こすこともあります。
そこで今回は、狭心症発作後と左肩の痛みとの関係性について紹介していきます。
12月から1月にかけては、寒くなることで、狭心症の発作が起こりやすい時期でもあります。
狭心症と左肩の痛みの関係性を知ることで、狭心症に対して素早く適切に対処できます。

狭心症と左肩の痛みの関係性について、以下で紹介させていただきます。

心臓には、心臓を動かすための心臓の表面にある冠動脈という血管があります。
その冠動脈の内部が、傷ついたりコレステロールが張り付くなどが起こることで、血管の内部が狭くなりそして血管自体が硬くなります。
血管は、ゴムのように伸び縮みをして、血液を流します。
冠動脈の血管が硬くなることで、血液を通して心臓を動かすための筋肉に、酸素や栄養が十分に供給されなくなり、胸痛などの症状が現れます。
狭心症の主な症状は、
「胸の痛み」
です。
しかし、これだけでなく、
・左肩
・左腕
・アゴ
・歯
にも痛みを感じることがあります。
特に、左肩の痛みは、狭心症が発症している重要なサインの一つとなっています。
心臓に痛みを感じる神経を介して、左肩に痛みが伝わる現象を「放散痛」と言います。
心臓と左肩は、同じ神経支配を受けているため、心臓の痛みが左肩に「放散」します。
その結果、狭心症発作時に、左肩の痛みが引き起こされます。

以前、夜中に胸の激しい痛みを感じて、目が覚めて、胸の痛みは治ったが、左肩の痛みが残って、不安になってかかりつけの地元の病院にいったところ、普通の肩こりと診断された患者様がいらっしゃいました。
お話をうかがっていて、夜中の激しい胸の痛みということが気になって、こちらで肩こりの治療を受ける前に、まずは、心臓を専門に診てくれる循環器科に行って検査をしてもらました。
そうすると、心筋梗塞の一歩手前の狭心症であることがわかり、検査したその日に入院して、数日後に手術ということになったとのことを、後日、報告とお礼を言っていただいた経験があります。
こういったケースもあるので、左肩のみの痛みが続く場合は、心臓の病気も考慮に入れる必要があります。
ただし、必ずしも、左肩の痛み=狭心症ではありませんので、他の症状も注目して、総合的に判断することが大切です。
狭心症が発症している場合に、体の痛み以外のサインとして、
・安静にしても痛みが強い
・痛みが突然現れて2〜15分程度で消える
・高血圧、肥満、糖尿病などの持病を抱えている
・胸の痛みや圧迫感を伴う
・息切れや心臓の激しい拍動がある
などといったことも起こります。
狭心症による痛みや症状ではないかと感じた場合、
・できるだけ早く循環器内科を受診する
・すぐに安静にする
・症状が20分以上続く場合は救急車を呼ぶ
といった行動をとってください。心臓の病気だけに、場合によっては生命の危機につながる場合もありますので、素早い対応が必要です。
判断に迷う場合は、項目にも挙げましたが、すぐに循環器や内科などの専門の医療機関を受診してください。

今回のブログでは、狭心症の発作と左肩の痛みの関係性について、以下のことを説明させていただきました。
・狭心症とは
・狭心症の発症による痛みの発生場所
・左肩の痛みを伴う狭心症のメカニズム
また、必ずしも、左肩の痛み=狭心症ではないので、総合的に判断や対応するために、以下を紹介させていただきました。
・左肩の痛み=狭心症だった実例
・狭心症で起きる体の反応と対応
・狭心症が起きた場合の対応
左肩の痛みを伴う狭心症の発作は、生命の維持するために大きな支障をきたす可能性が高いため、早めの対応をおすすめします。
そのため判断材料として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、左肩の痛みのみが続く場合は、お近くの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
当院でも、今回のケースのような左肩の痛みに関するお悩みにも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、肩こりに関するブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
日本循環器学会. (2018). 安定冠動脈疾患の診断と治療に関するガイドライン. https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2020/02/JCS2018_yamagishi_tamura.pdf

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
12月も終盤になって寒くなると、来院されている患者様から、お子さんが通っておられる学校の方で、風邪やインフルエンザが流行り出したというお話をお聞きすることが多くなりました。
そして、お子さんが風邪やインフルエンザにかかられて、お子さんの看病をしていると、うつってしまったという方も少なくありません。
風邪をひいている最中も、熱やせきがでるなどして苦しい思いをされたり、治った後も、鼻やのどに違和感が残ったり、肩や腰が痛くなったりと、後遺症を訴える方もいらっしゃいます。
これから、2月までは、感染症が流行るシーズンでもあるので、まずは、感染症にかからないように、日常生活で意識して予防するための意識や行動が重要になってきます。
そこで今回は、冬に感染症にかかりやすい原因と、日常生活でできる感染症への予防法を紹介させていただきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、冬に感染症にかかりやすい理由を理解し、日常生活での感染症対策をすることで、冬を快適に過ごせます。

冬に感染症がかかりやすい理由のメカニズムを、以下で説明させていただきます。
人間の細胞は、適切な体温が保たれることで、生命の活動が維持されます。
冬のなるとその体温が、気温の低下による寒さにによって、体の熱が奪われやすくなり、体温が低下しやすくなる。
体温が1°C下がると、免疫力が約30%低下するとされています。その結果、風邪やインフルエンザなどのウイルスに対して、人間の免疫システムが十分に作用せず、感染しやすくなります。
冬の乾燥した空気中では、ウイルスの水分が蒸発して、軽くなります。
これにより、ウイルスが空気中に、長時間、浮遊し、人へ伝播しやすくなります。
また、乾燥によって、空気中に浮いているウイルスの生存できる期間が延長することもあり、感染リスクを高める要因となる。
基本的に、感染症のウイルスは、口や鼻をのどから侵入することが多いです。
その口や鼻、のどの粘膜から分泌される粘液は、通常、そこを通過するウイルスをからめとり、侵入を防ぐバリアとして機能します。
しかし、乾燥により粘膜が乾燥したり傷いたりすることで、ウイルスの侵入に対しての防御機能が低下します。
これにより、ウイルスが体内に侵入しやすくなり、感染症が生じやすくなる。
冬は、寒さを避けるため、窓を閉め切り換気が不十分な室内で過ごしがちです。
これにより、室内のウイルスの濃度が上昇し、感染のリスクが高まります。
特に、人が密集する室内の空間では、感染者からウイルスの拡散が起こりやすくなります。
冬は、気温の低下から、のどの渇きを感じにくく、水分の摂取量が減少しがちです。
体内の水分の不足は、口やのどの粘膜の乾燥を促進したり、免疫細胞の働きを低下させます。
また、体内の水分の不足は、血液の粘度を上げ血流が悪くなることで、血液の流れとともに循環する免疫細胞が体の隅々に届きにくくなります。
そうした水分の不足が、感染症を引き起こす確率を上げる可能性がある。

風邪を予防するために、日常の生活習慣で意識すべきことを、以下で紹介させていただきます。

睡眠中は、体の修復と免疫システムの強化がおこなわれます。
風邪を予防するためには、適切な睡眠時間を確保して、体の免疫がバランス良く活動しやすい状態にすることが重要です。
具体的には、
・同じ時間に寝て、同じ時間に起きるようにして、睡眠リズムを一定にする
・6〜8時間の睡眠時間を確保するように心がける
・寝室の温度を20〜23度、湿度を50-60%に保つ
・就寝1時間前にはスマートフォンやパソコンの使用を控え、睡眠の質を上げる
・寝る前に、コップ一杯(200ml程度)の水分を補給してから寝る
などといったことを注意して、睡眠を整えてください。

風邪を予防するためには、適切な水分の補給が欠かせません。
具体的な水分を補給するための実践方法として、
・身近に水筒やマグカップを置き、こまめに水分を取る
・一回につき200ml程度、1日2リットルを目標に水分を摂取する
・カフェインやアルコールなどは利尿作用があるため控え、温かい飲料を飲む
・生姜湯や甘酒など、体を温めたり、体の水分のバランスを整える飲料を飲む
などを意識することで、感染症を予防しやすくなる。

風邪への抵抗力をつけるためには、バランスの良い食事を心がけ、必要な栄養素を摂取することが重要です。具体的な食材として、
・ビタミンCを多く含むみかん、キウイ、ブロッコリーなど
・たんぱく質を多く含む鶏肉、魚、豆類など
・亜鉛を多く含む牡蠣(かき)、アーモンドやクルミなどのナッツ類
などがあげられます。また、体の免疫細胞の70%は、腸に存在しているため、暴飲暴食は避けて、消化に良い温かいスープや雑炊を選び、胃腸への負担を軽減してください。

体を温めたり保温することで、体温が維持され、効果的に風邪への感染を防げます。
特に「首・手首・足首」の3つの首を温めることで、効率的に保温や体温を上げることができます。
その方法として、
・首にマフラーやネックウォーマーを巻く
・手首と足首にサポーターやレッグウォーマーを着用する
・39〜41度に設定したお風呂に、首までしっかり、15分程度、ゆっくりつかり、体を温める

手洗いとうがいを徹底することは、風邪を防ぐための基本的かつ効果的な方法です。
研究によると、手洗いを実施することで、風邪やインフルエンザなど呼吸器系疾患の発症率は、約21%減少するとされています。
以下で、手洗いとうがいの方法を紹介させていただきます。
1. 手を水でぬらし、石けんや薬用ハンドソープなどを適量取ります。
2. 手のひらと手の甲を、しっかりとこすり合わせて泡立てます。
3. 両手を組むようにしてこすり合わせて指の間や指先を手のひらに擦って爪先も丁寧に洗ってください。
4. 親指は反対の手でねじるように洗い、手首も同様に洗います。
5. 最後に、流水で石けんと汚れを十分に流します。
6.この一連の手洗い作業を、最低でも20秒程度かけておこなうことが推奨されています。
1. 口に水を含み、15秒間、ほっぺを動かして、強めにブクブクとゆすぎ、はきだします。
2. 再度、水を含み、15秒間、上を向いてのどの奥まで「ガラガラ」とうがいし、はきだします。
3. もう一度、水を含み、15秒間、上を向いてのどの奥まで「ガラガラ」とうがいし、はきだします。

今回のブログでは、冬に風邪をひきやすくなる理由として、以下のことを説明させていただきました。
– 冬の寒さによる体温の低下
– 乾燥した空気によるウイルスの生存環境
– 口や鼻の防御機能の低下
– 換気不足による室内ウイルス濃度の上昇
– 水分の摂取量の減少による体内乾燥
また、風邪を予防するための日常生活でのポイントとして、以下のことを紹介させていただきました。
– 十分な睡眠を取る
– 適切な水分の補給
– バランスの良い食事による栄養の補給
– 体を温めるや保温を意識する
– こまめな手洗いとうがい
風邪は日常生活に大きな支障をきたす可能性が高まるため、十分に予防されることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも風邪を引かないために体調を整えたい場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
当院でも、風邪を防止するためにお体のメンテナンスをご希望の方にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に冬に起きるお体の不調への対策についてもブログを書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:厚生労働省「インフルエンザと風邪」

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、お体のメンテナンスで来院された患者様に、近況をお聞きする過程で、ご高齢のお身内の方が、体調不良のために入院されて、そのお世話で大変だったという話題が出ました。
詳しくお話をお聞きしてみると、急に起き上がれなくなって、顔色も真っ白になっていたので、ただ事でないと思い、病院に連れて行き検査をすると胃潰瘍による「重度の貧血」という診断だったそうです。
今回、話題になったようなシニアの方に起きる貧血を総合して、
「老人性貧血」
と呼ばれています。
老人性貧血が起きると、ちょとした動作でも息切れや疲れを感じやすくなったり、めまいやふらつきなどが起こり、転倒のリスクが高まる可能性もあります。
そこで今回は、老人性貧血の原因とその対処法や予防法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、老人性貧血の原因と予防法を知ることで、毎日を元気に過ごせます。

貧血とは、血液中の赤血球の数が少ないか、赤血球に含まれるヘモグロビンの濃度が低くなった状態です。
ヘモグロビンは、酸素を肺から全身の組織に運ぶ役割を果たしています。
貧血になると、体のさまざまな部分に酸素が不足し、さまざまな症状が現れます。
65歳以上のご高齢者において、特に見られる貧血の一種である老人性貧血の原因は、以下の要因が関与しているとされています。
鉄欠乏性貧血
ご高齢の方は、食欲の低下による栄養の不足や、胃潰瘍や大腸がんなどによる消化管からの出血によって鉄分が不足し、鉄欠乏性貧血を引き起こすことがあります。
慢性炎症性疾患
癌や感染症、リウマチなどの慢性の病気は、体内で炎症を引き起こし、赤血球の生成を制限されることで、貧血が進行することがあります。
骨髄異形成症候群(MDS)
赤血球は、骨の中の骨髄で作られます。骨髄異形成症候群は、ご高齢の肩に多く見られる骨髄の病気で、この病気が発症すると、正常な赤血球の生成が不十分になり、貧血を乗じやすくなります。
ビタミンB12欠乏性貧血
ビタミンB12は、赤血球の生成に必要不可欠な栄養素です。
ご高齢の方は、栄養を吸収する能力が低下することがあり、その結果として、ビタミンB12欠乏性貧血が発生することがあります。
再生不良性貧血
抗がん剤などの薬剤や放射線治療によって、骨髄が十分な赤血球を生成できない状態となり、貧血が引き起こされることがあります。
腎性貧血
加齢や病気などにより腎臓の機能が低下すると、腎臓で生産されるホルモンが減少し、それによって赤血球の生成が抑制されることがあり、それによって貧血が起きる場合があります。
薬剤性貧血
ご高齢の方は、多くの薬剤を服用していることが多く、それによって胃や腸などの消化管に出血を引き起こし、貧血を引き起こすこともある。
悪性腫瘍
ご高齢の方が、胃癌、大腸癌などの消化管の癌を発症すると、持続的な出血や栄養の吸収障害によって貧血が進行しやすくなる。

老人性貧血を放置すると、生命の危機につながる場合もあるため、早めの対策が必要になります。そのための方法を以下で紹介させていただきます。

普段から、かかりつけの病院で、定期的な健康診断を受けることで、老人性貧血を早期に発見できます。
老人性貧血の特有の症状として、
・動悸や息切れ
・疲れやすさとけん怠感
・めまいや立ちくらみ
・認知機能の低下
・食欲の不振
・顔色が悪く見える
・体重の減少や口内炎・舌炎の発症
これらの異常を感じた場合には、早期に医療機関を受診することが推奨されます。
また、老人性貧血は、これらの症状が徐々に進行するため、自覚しにくいこともありるので、冒頭でも述べましたが、定期的な健康診断が重要です。

老人性貧血を予防するための食事は、鉄分を豊富に含む食品や、鉄分の吸収を助ける栄養素を意識的に摂取することが重要です。
以下に、具体的な食材や食事のポイントを詳しく説明させていただきます。
鉄分を多く含む食品
・豚や鶏のレバー
・牛もも肉や豚肉などの赤身の肉
・しじみや煮干しなどの魚介類
・大豆や納豆、ひじきなどの豆類
・ほうれん草やケールなどの緑黄色野菜
鉄分の吸収を助けるビタミンCを含む食品
・オレンジ、キウイ、イチゴなど果物
・ブロッコリー、大根、パプリカなどの野菜
鉄分の吸収を助ける酸味のある食品
酢やヨーグルトなどの酸味のある食品
鉄分を多く含む間食やおやつ
・あんず、イチジク、プルーンなどのドライフルーツ
・アーモンドやカシューナッツなどのナッツ類

今回のブログでは、老人性貧血が発症したのは、以下のような原因が要因として考えられることを説明させていただきました。
– 鉄欠乏性貧血
– 慢性炎症性疾患
– 骨髄異形成症候群(MDS)
– ビタミンB12欠乏性貧血
– 再生不良性貧血
– 腎性貧血
– 薬剤性貧血
– 悪性腫瘍
また、老人性貧血の対処法として、以下の解決法を紹介させていただきました。
– 定期的な健康診断
– 貧血を予防するための食事
– 鉄分を多く含む食品の摂取
– 鉄分吸収を促進するビタミンCの摂取
– 鉄分吸収を促進する酸味の効いた食材の摂取
– 鉄分を多く含む感触やおやつの摂取
老人性貧血は、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高まるため、早めに対策されることをおすすめします。
そのための方法として、今回紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも老人性貧血のお悩みが続く場合は、お近くの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
当院では、血流の改善やお体の不調に対してのメンテナンス治療にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、シニアの方に起こるお体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
高齢者における貧血
(https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/rounensei/hinketsu.html)

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
年末も近づいてくると、自宅や職場の大掃除を行なわれる方も多いかと思われます。
お掃除の中で重労働のものの一つとして、「窓ふき」があります。窓をきれいにすると、室内が明るくなって気持ちがいいものですが、体に大きな負担をかける作業でもあります。
特に、窓ふきは、腕や肩を集中的に使うために、作業後に、肩こりを訴える方が少なくありません。
肩こりが起こると、洗濯物を干す作業や台所で料理などの他の家事がつらくなるだけでなく、はき気や頭痛などの体の不調をを引き起こし、年末年始の時期を忙しいながらも楽しく過ごすさまたげになってしまいます。
そこで今回は、窓ふき作業で起こる肩こりの原因とその予防法について紹介していきます
このブログを最後まで読んでいただくことで、年末大掃除で窓ふきをすることによる肩こりの原因が解消され、家事や料理を楽しくおこなえるようになり、充実した年末年始を過ごせます。

年末大掃除での窓ふきによる肩こりが発症する主な原因として、以下の3つが考えられます。
窓ふきは、肩関節を軸に腕を動かす作業です。
肩関節は、人体の中で最も可動域が広い反面、関節のかみあわせが浅く不安定な関節でもある。
そのため、肩周辺にある多くの筋肉やじん帯で支えられています。
窓ふきの際、腕を上げ続けたりねじる動作により、肩関節の隙間が狭くなり、肩関節を構成している肩と腕の骨同士や、筋肉やじん帯がこすれます。
その結果、肩関節の周辺組織の炎症が起こり機能が低下して、肩こりが引き起こされます。
窓ふきは、同じ動作を繰り返す作業が多くなります。
この反復作業により、肩周りの筋肉に過度の負担がかかり、疲労が蓄積され硬くなります。
筋肉が硬くなることで、筋肉への血流が悪くなり、十分な酸素や栄養が供給されなくなる。その結果、窓ふき後に、回復しにくい肩こりが発生しやすくなります。
年末の窓ふき作業は、寒い環境で行われることが多い。
寒さにより血管が収縮し、肩周りの血行が悪くなります。
血行の不良は筋肉への酸素や栄養の供給をさまたげ、疲労物質の蓄積を促進します。
その結果、肩周辺の筋肉の回復が遅れて、しつこい肩こりが引き起こされます。

窓ふきをすることで肩こりが発生するのを予防するための方法として、以下のことを紹介させていただきます。
窓ふき作業の前後に適切な運動を行うことで、肩こりのリスクを大幅に減らすことができます。
以下の簡単な体操を、取り入れることをおすすめします。
1. 足を肩幅に開きます。
2. 左手のひらを、体の前からまわして、右の肩甲骨に当てます。

3. 右手のひらを、左肘に当てます。

4. 右手で左肘を、斜め後ろ上方に押し上げます。

5. 肩周辺が伸びるのを感じたら、10秒間、その姿勢を維持します。
6. 反対側も同様に行います。

7. この一連の動作を、左右交互に、3回、繰り返してください。
肩を動かす際に、肩と腕の関節が動くのと同時に、肩甲骨がろっ骨の上をスライドすることで、より大きく楽に腕を上げ下ろしできます。
窓ふきのために、腕を上げる前に、まず、雑巾を使う腕を、体の前にあげてください。

その状態から、腕を前に伸ばし、それと同時に背中を引くと、肩甲骨が外側に広がるのを感じます。

その状態で、腕を上げて、窓服の作業に取り掛かってください。

それによって、何気なく腕を上げるようり、楽に腕を上げての窓服作業が行えます。
窓ふきで左右に腕を動かす際に、腕と足の内側と外側への動きを意識することで、肩への負担を大幅に軽減できます。

1. 雑巾を内側に動かす際は、小指から肩甲骨へのラインを意識します。
2. 雑巾を内側に動かすときは、体重を内側の足にかけます。

1. 雑巾を外側に動かす際は、親指から胸の筋肉へのラインを意識します。
2. 外側に動かすときは、外側の足に体重をかけます。
この動きは、ダンスのステップを踏むようなイメージで全身を使うことで、肩だけに負担がかかることを防ぎます。

今回のブログでは、年末大掃除での窓ふきによる肩こりの主な原因として、以下の点を説明しました。
・肩関節への過度な負担
・筋肉の疲労と緊張
・寒さによる血行の不良
また、窓ふきによる肩こりの予防法として、以下のことを紹介させていただきました。
・窓ふき作業前後の体操
・肩への負担を軽減する腕の上げ方
・肩への負担を軽減するの腕の左右の動かし方
年末大掃除による肩こりは、日常生活に大きな支障をきたす可能性があるため、早めの予防をおすすめします。
ぜひ、今回、紹介させていただいた方法を試してみてください。
それでも、窓ふきによる肩こりのお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。
加古川市の当院でも、今回のようなケースの肩こりにも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また。他に掃除によるお体の不調への対策ブログも書いておりますので、そちらの方も参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
1. 日本整形外科学会. (2023). 肩こり診療ガイドライン2023. https://www.joa.or.jp/public/guideline/
2. 厚生労働省. (2022). 国民生活基礎調査. https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
今年の冬は、昨年よりも厳しい寒さにな理、冬らしい冬になるとの気象予報が出ていました。
冬になり寒くなると、流行ってくるのが、“風邪”です。
「風邪は万病の元」ともいわれるほど、風邪からいろいろな体調不良が起きる場合があります。
その一つとして、風邪をひいた後の疲労感が抜けないという症状です。
先日も、30歳代女性の方が、2週間、風邪をひいた状態が続いて、ようやく治ったと思ったら、疲労感が抜けないことを訴えて来院されました。
詳しくお話をお聞きすると、
「しっかり寝たつもりなのに、朝、起きたときがだるさいんです・・・」
「なんか、仕事中もぼーっとしてしまって集中できなくて・・・」
「子供の送り迎えで自転車を運転してるんですけど、すぐに息切れしてしまって、こんなことなかったんですけど・・・」
とのことでした。
今回、ご相談いただいた患者様のように、風邪をひいて、それが治った後に、何をするにも疲労感が抜けないという方が少なくありません。
そこで今回は、風邪が治った後に続く疲労感の原因とその対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、風邪が治った後の疲労感の原因が解消されて、日常生活でより活動的に過ごせます。

風邪が治った後に疲労感が抜けないという症状の原因として、以下のことが考えられます。
風邪による感染が体内で起こると、体内の免疫システムは、ウイルスと戦うために活発に働きます。
この過程で、体内では炎症性物質が生成され、脳にも影響を及ぼします。
具体的には、風邪のウイルスに感染すると、免疫反応を調整するタンパク質が脳内で炎症を引き起こし、疲労感を感じさせると、理化学研究所の研究で報告されています。
このような風邪に対しての免疫反応によって、体の活動や回復を命令する脳の機能が低下して、疲労感が発生しやすくなる。
風邪によって、鼻が詰まったり、のどが痛む、せきこむなど、呼吸機能が低下しがちです。
風邪をひいている間、呼吸が苦しくなるため、より酸素を取り入れようと、呼吸するための胸や背中、首やおなかの筋肉が過剰にはたらくことで疲労します。
風邪が治った後も、呼吸に関わる筋肉が疲労したままで呼吸機能が回復していない場合、酸素の不足からエネルギー生産が低下し、疲労感を感じやすくなります。
風邪の治療において、抗生物質がよく処方されます。
抗生物質は、有害な細菌感染には効果的ですが、有益な細菌も壊す働きがあります。
特に、体の中の90%の細菌が集まる腸のなかの細菌が、抗生物質によって減少することで、消化不良や栄養吸収の低下が引き起こされます。
その結果、体のエネルギーの生産性が低下して、疲労感を感じることになる。

風邪が治った後の疲労感を軽減するためには、まずは、呼吸機能を回復させることが重要です。そのための体操を、以下で紹介させていただきます。
大の字の体操

1. 上向きで寝て、手足を広げ、大の字になります。
2. その状態で、鼻から4秒間息を吸い込み、口から6秒間かけてはき出します。
3. この動作を7回繰り返します。
大の字の体勢は、腰に負担がかかりやすいので、3分以内でおこなうことが推奨されます。
1. 上向きで寝て、頭に枕を置き、あごを引き、手の力を抜いて、両手を天井方向にあげます。

2. そのまま、両腕を同時に天井方法へ、上げ下げするのを、5回、繰り返します。

3.次に、両腕を左右交互に天井方法へ、腕を上げ下げするのを、5回、繰り返します。

4.この一連の体操を、3回、繰り返してください。
1. イスに座った状態で、脇に手のひらを当て、優しく上下前後に、20秒間、さすります。

2. 次に、手のひらを胸に当てて、優しく、20秒間、さすります。

3.この一連の体操を、3回、繰り返してください。

今回のブログでは、風邪後の疲労感が発症した原因として、以下のことを説明させていただきました。
・免疫反応による脳内の炎症
・呼吸機能の低下
・抗生物質による消化機能の低下
また、風邪後の疲労感に対処するため、以下の呼吸改善体操を紹介させていただきました。
・大の字の体操
・背部を整える体操
・脇と胸をさする体操
風邪後の疲労感は、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高まるため、早めにケアされることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも風邪後の疲労感のお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
当院でも、今回取り上げたケースの風邪後に起きるお体の不調にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に感染症への対策に関するブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献
理化学研究所. ウイルス感染に伴う疲労倦怠感は脳内炎症が引き金 – [理化学研究所](https://www.riken.jp/press/2014/20140313_2/)
理化学研究所. 熱が引いても疲れが取れない理由 – [理化学研究所](https://www.riken.jp/press/2023/20231124_2/index.html)