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9月, 2024 | 加古川市新神野 ひさき鍼灸整骨院 - Part 6の記事一覧

こんにちは、加古川市の鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
今回は、多くの方が悩んでいる夜中の腰痛についてお話させていただきます。
夜、ぐっすり眠っているときに、トイレに行きたくなったり、のどが渇いたりすると、目が覚めやすくなります。
そして、床から起き上がろうとしたとき、腰に痛みを感じてスムーズに動けない…。
こんな経験をされた方は少なくありません。
特に、70代の女性の方々から、よく相談を受けます。
そこで今回は、夜中に睡眠途中で目が覚めて、起き上がるときに、腰痛が起こるのか、その原因と対策について分かりやすくお伝えします。
このブログを読んでいただくことで、あなたの症状の原因が分かり、どうすれば良いかのヒントが得られます。

寝ている途中で目が覚めて、起きあがろうとしたら腰に痛みを感じるのは、寝ている間は、姿勢の変化が減少することが原因として考えられます。
寝ている間は、動きが減り、同じ姿勢でいる時間が長くなります。
長時間、同じ姿勢で座っていると腰がこわばっていくのと同じように、同じ姿勢で寝ていると、腰の筋肉に負担がかかり、硬くなります。
腰がその状態から、床から起き上がろうとしたときに、腰の周辺の筋肉が、その動きについていけず、腰に痛みを感じます。
また、寝ている間に腰への血行が不良になることも、起き上がるときに腰痛を感じる原因となります。
長時間、じっとして寝ていると、血管に刺激が入らず、血液の流れが悪くなります。
血液は、筋肉や神経に、栄養や酸素を運ぶ大切な役割があります。
さらに夜は体温と気温が下がるため、血管が収縮しやすく、そのために血液の流れがさらに遅くなります。
睡眠途中で目が覚めたときに、起きあがろうと腰の筋肉を使う際に、血行不良で腰の筋肉が機能低下しているため、無理に動かすと腰に痛みが生じます。
これらの理由が重なって、夜中にトイレに行こうとするなどで、起き上がるときに腰の痛みを感じる原因になっています。

寝ている途中で目が覚めて、起きあがろうとした際、ある程度、年齢を重ねると、若いときのように、簡単にはできなくなり、腰に痛みを感じてしまいます。
ですので、腰に負担をかけずに起き上がるには、工夫が必要です。
特に、床に布団をひいて寝ている方は、ベッドに比べて、起きにくいと思われます(ベッドから腰に負担をかけずに起きる方法は、当院の以下のブログで紹介しておりますので、参考にしていただければ幸いです)。
ですので、床に布団をひいて寝ている場合の腰に負担をかけない起き上がり方を、以下で紹介させていただきます。
・起きようとする側の反対側のひざを立てる。

・たてたひざを内側に倒すと同時に、体をねじり、そのまま横を向く。

・両足を「く」の字に曲げて、肘や両手で体を支えて、ゆっくり正体を持ち上げる。

・徐々に両手を体に近づけながら、上体を起こしていき、曲げていた足をゆっくり伸ばしていく。

・上体を完全に起こして、曲げていた足も伸ばして座る。

・体を斜め上方にねじって、両手を床につけます。

・腰を完全にねじって、両手と両ひざを床につけて、四つんばいの姿勢をとります。

・体を少し前につき出出して、重心を両手に移して、お尻を上げるように、片足ずつ立ち上がっていきます。

・床に両手をついたまま、ひざ床から完全にはなして、お尻を高く上げた状態の四つんばいになります。

・両手を徐々に手前に引き寄せて、上体を起こしたら、両手を床から離して、手はひざの上におきます。

・ひざから太ももにかけて、両手で体を支えながら、股関節を意識して、上体を持ち上げて、体を起こします。

以上の順番で、起き上がり動作を一気にせずに、分解しながらおこなうことで、腰への負担が減ります。
その結果、床かから起き上がる際に、腰の痛みが生じることを軽減できます。

寝ている途中で目が覚めて、トイレやのどの渇きで、起き上がる必要があるのに、腰痛のために動きたくないと思てしまうお話はよくお聞きします。
しかし、トイレを我慢すると腎臓に負担がかかりますし、のどの渇きを我慢すると、熱中症や脱水症が生じるいリスクが高まります。
そういったことを防ぐためにも、体の要求に従って、起き上がってもらうために、今回、紹介させていただいたことが皆様のお役に立てれば嬉しい限りです。
それでも、起きあがろうとするときに、腰に痛みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
また、当院でも、今回のようなお悩みについて、施術をおこなっておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、寝ているときに起こる体の不調への対策のブログも書いておりますので、そちらも参考にしていただけると幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

こんにちは、兵庫県加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、50歳代の女性の方が、
「親の介護でオムツ交換をしていたら、お尻に違和感を感じるようになって」
「お尻をこぶしで叩くと、響くような痛みが出るんです」
「歩くときに足がまっすぐでなくて、外に回すようにしか歩けなくて、体がすごくゆれるのが気になって」
といった症状のお悩みを訴えて来院されました。
介護の作業は、前屈みの姿勢となるため、お尻の筋肉に負担がかかり、今回、ご相談いただいたような症状を引き起こされる方が少なくありません。
そこで今回は、介護するために前屈みの作業をすることで、お尻に痛みや歩行に影響がでる理由と、その症状に対する対処法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、介護を続けながら、ご自身の健康を守ることができます。

人間の体には、「中殿筋」という大切なお尻の筋肉があります。
この筋肉は、お尻の外側にあって、見た目ではわかりにくいのですが、体を前に倒したり、歩くときに、その姿勢をキープする、いわば、体のバランサーのような存在です。
オムツ交換やベットから起こすための介護作業では、体を前屈みでおこなうことが多くなります。
この前かがみの姿勢を、長時間、繰り返し続けると、この中殿筋というお尻の筋肉に大きな負担がかかります。
これは、ちょうど腕で重い荷物を、長時間、持ち続けるようなものです。最初は大丈夫でも、だんだん腕が疲れてくるのと同じように、お尻の筋肉も疲れてしまいます。
筋肉が疲れると、小さな傷ができたり、少し腫れたりします。
これが、お尻を叩いたときに痛みを感じる原因です。筋肉は休めば回復しますが、毎日同じ姿勢を続けていると、回復する暇がなくなってしまいます。
また、お尻の筋肉が疲れてしまうと、歩き方にも影響がでます。
お尻の筋肉が疲れることで、まっすぐした姿勢をキープできなくなり、歩く際に、ふらふらと体がゆれます。
そして、お尻の筋肉が疲れて、その機能が低下することで、歩く際に、足を上げる高さが低くなります。
そのため、歩くときに、足が地面に引っかからないようにするため、体は代償的な動きをします。
例えば、体を横に曲げたり、足を外から回すように歩いたりするのです。つまり、体が自然と別の方法を見つけて、何とか歩こうとしているのです。

介護の作業によって、お尻の筋肉が疲れることで、歩行をはじめとした日常生活にさまざまな影響がでます。
ですので、お尻の筋肉の回復を促すことが必要となてきます。
そのための方法として、お尻周辺の筋肉に刺激を入れて、血流を促してその機能の回復をさせるストレッチが有効です。
以下で、イスに座ったままできる3つのストレッチ方法を、紹介させていただきます。

・イスに座り、左の足首を右のひざの上にのせます。
・背筋を伸ばしたまま、上半身をゆっくりと前に倒します。
・左のお尻が伸びるのを感じたら、この姿勢を、20秒間、キープします。
・20秒たったら、反対側の足も同じようにおこないます。
これを左右の足で交互に、3回、繰り返しておこなってください。

・イスに座り、左足を前に伸ばし、かかとを床につけて、つま先を上に向けます。
・その状態のまま、背筋を伸ばし、上半身をゆっくりと前に倒します。
・その際に、太ももの後ろが伸びるのを感じたら、この姿勢を、20秒間、キープします。
・20秒たったら、反対側の足も同じようにおこないます。
・これを左右の足で交互に、3回、繰り返しておこなってください。

・イスに背筋を伸ばして、両足を肩幅より少し広めに開きいて座ります。
・背筋を伸ばしたまま、上半身を、両足の間に、ゆっくりと前に倒し、両手は床に向かって伸ばします。
・腰からお尻が伸びるのを感じたら、この姿勢を、20秒間、キープします。
20秒たったら、ゆっくりを体を起こして、元の姿勢に戻します。
・この一連の動作を、3回、繰り返しておこなってください。

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今回のブログでは、介護作業による前屈み姿勢が、お尻の筋肉、特に中殿筋に与える影響と、それによって起こる歩行の問題について説明させていただきました。
お尻の筋肉が疲れると、体がゆれたり、足が外に回るような歩き方になったりすることがあります。
これらの症状を和らげるために、イスに座ってできる3つの簡単なストレッチを実践していただくことで、お尻の筋肉の疲れを取り、歩行が改善できます。
このブログを読んでいただくことで、少しでも皆様のお悩みのお役に立てれば幸いです。
それでも、症状が改善しない場合は、お近くの病院や治療院など、専門の医療機関を受診することをおすすめします。
当院でも、今回のようなお悩みの相談と治療を行っています。お気軽にご相談ください。
また、他にも、歩行に関するブログも書いていますので、そちらも参考にしていただければと思います。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

先日、当院に介護のお仕事をされておられる30歳代の女性の方が、お体のメンテナンスに来院されました。
お体の状態をお聞きすると、胃の痛みがあるということでした。
きっかけをお聞きすると、介護の作業をする過程で、大量に汗をかくことが多く、仕事の合間に、一気に大量の冷たいお茶を飲むといった水分の補給を何日も繰り返したそうです。
そうすると、胃がキリキリ痛くなって、仕事に行くのもつらい状況になったそうです。
今回ご相談いただいた患者様のように、介護や看護の仕事などの室内でも忙しさから汗をかきながら働く方々にとって、仕事中はゆっくりと水分補給をする時間がなくて、冷たい飲み物を一気に飲むことを習慣にしている方が少なくありません。
それによって、胃に負担をかけて、仕事や日常生活に支障をきたす胃の痛みを起こしてしまいます。
そこで今回は、冷たい飲み物を一気に飲むことを繰り返すことで胃が痛くなる理由と対処法についてわかりやすく解説します。
ブログを読んでいただくことで、症状の原因を知り、適切な対策を取ることで、胃の痛みから解放されて快適に過ごせるようになります。

夏に、汗をかく作業の隙間に、水分補給をしようと、一気に大量の冷たい飲み物を飲むことを繰り返していると、胃の痛みが発生する理由を以下で紹介させていただきます。
暑い部屋で汗をかいた後に、冷たい飲み物を一気に飲むと、胃の中が急に冷えます。
これは、熱いお風呂に入ってから、急に冷たい水風呂に飛び込むと、温度の高低差に体がついていけず、体がこわばってしまうといった状況と似ています。
つまり、胃の内部に急激に冷える刺激が入ることで、胃の内側を守っている粘膜が驚いてうまく働けず、冷気が胃の痛みを引き起こします。
冷たい飲み物を一気にたくさん飲むと、胃が風船のように急に膨らみます。
この急な胃の膨らむことによって、胃の周りの神経を刺激して、神経の感度が過敏になることで、キリキリとした胃の痛みを感じるようになる。
人間の体は、外部環境に適応するために、自律神経によって無意識に自動調整されます。
暑かったら、体温を下げるために汗をかいたり、寒かったら、体温を上げるために、体を震わせたりするのは、自律神経によるものです。
暑い中で作業をして体温が上がる状態と、冷たい飲み物を飲んで体を内部から冷やすことを繰り返すことで、体の調子を整える自律神経に負担をかけて、バランスが崩れます。
自律神経は胃腸の消化吸収の機能の調整にも関わっています。
自律神経の不調は、胃の動きや胃酸の出方にも影響して、胃に不快感や痛みを引き起こします。
体の中に水分を保つためには、ナトリウムやカリウムなどの電解質が、体の細胞の内と外に、バランスよく配置される必要があります。
汗をたくさんかいてそれを急に冷たい飲み物で補うと、電解質成分の消失と補給のバランスが崩れる場合があります。
そうすると、胃が正常に働かなくなり、胃の痛みが生じやすくなる。
お仕事が忙しくすぎると、体も心も疲れストレスがたまります。
過度のストレスは、胃酸を増やしたり、胃の中の粘液分泌量を減らしたりと、胃を弱めます。
ストレスによって胃が弱っているときに、冷たい飲み物を一気に飲むことで、胃に負担をかけることで、その刺激に対応できず、胃痛の原因になる。

暑い夏に、汗をかいた後の水分補給で、胃が痛くならないための対処法を、以下で紹介させていただきます。

一回の水分の摂取の量は、体が一度に吸収できる水分量である200〜250ml(コップ1杯分に相当)を目安として、こまめに少量ずつ飲むことをおすすめします。
また、摂取する飲料の温度ですが、温かいものかもしくは、常温に近い状態の飲料を飲む方が、胃への負担を軽減できます。

水分補給として、スポーツドリンクを飲む場合は、糖分が高いため、原液のまま飲むと胃に負担がかかりますので、水で2〜4倍に薄めて飲んでください。
また、麦茶はカフェインが少なく、胃に優しいので、夏の水分補給に適しています。
他に、少し温めの白湯は胃を刺激せず、体を冷やしすぎない効果があります。

空腹時の冷たい飲み物は胃を刺激するので、軽いおにぎりやバナナなどと一緒に水分を取るのも有効です。
また、汗をかいて失われた体の水分と塩分を同時に補給するために、梅干しやスープなどを摂ることで水分の吸収も良くなります。

暑さを緩和するために、直接、胃に冷たいものを入れる代わりに、首や脇を冷やすことで体温を下げられます。
また、うちわや携帯扇風機で汗を乾かして体温を下げ、暑さによって冷たいものを飲みすぎるこを防げます。

暑い時期は、熱中症や脱水症を予防するためにも、水分の補給は絶対に必要です。
そのための水分の補給の際には、冷たい飲料をとるにしても、摂取量や頻度を調整していただいて、胃へ負担をかけない工夫をすることをおすすめします。
このブログの内容を実践することで、多くの方が胃の痛みを和らげ、快適に夏を過ごせるお役に立てれば幸いです。
それでも、胃の痛みの症状が改善しない場合は、お近くの病院や専門の医療機関を受診することをおすすめします。
当院でも、胃の不調に悩む方々のご相談と治療を行っています。お気軽にお問い合わせください。
また、胃の健康に関する他のブログも公開していますので、ぜひ参考にしてみてください。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

こんにちは。
加古川市ひさき鍼灸整骨院の院長の久木崇広です。
今回は、多くのご高齢者の方々から寄せられる悩み、「白米に食欲がわかない」という問題について考えてみたいと思います。
「味のついていないご飯は、なんか食べきくくて…」と炊きたての白米を前にしても、なぜか食欲が湧いてこないという悩みを抱える高齢者の方が増えています。
実は、これは決して珍しいことではありません。
加齢とともに味覚や食欲が変化するのは自然なプロセスなのです。
しかし、白米を食べられないことは、単なる好み以上の問題をはらんでいます。
エネルギーの不足による体力低下や、いわゆる「新型栄養失調」と呼ばれる状態におちいるリスクが高まるのです。
では、なぜご高齢の方が、白米に対して食欲がなくなるのでしょうか?
その原因と、白米が食べられないことのデメリット、そしてその対策について、今回のブログで詳しくご紹介します。
このブログを読むことで、あなたやあなたの大切な人の食生活を改善するヒントが見つけることができます。
健康的な食生活は、豊かな人生の基盤です。
一緒に、美味しく楽しく食べる方法を探っていきましょう。

ご高齢の方が、お米をたいた味のついていない状態の素の白米への食欲がわかなくなる原因を、以下で紹介していきます。
加齢にともなう体の変化の中で、最も著しいのは、「味覚の変化」です。
人間の味覚は、年齢とともに徐々ににぶくなっていきますが、特に、塩味と甘味への感覚が、目立って低下します。
これは舌にある味を感じるセンサーの数が減少することや、神経が脳に情報を伝える効率が低下することが原因とされています。
その結果、素のお米の本来の繊細なうま味や甘みを感じ取りにくくなり、かつては美味しく感じていた白米の味わいが、物足りなく感じられるようになるのです。
その結果、より強い味付けを好むようになる傾向が現れます。
口のなかで分泌される唾液の量の減少も大きな要因の一つです。
唾液は、単に口の中をうるおすだけでなく、口からのどを通って胃へ、食べ物を飲み込み通りやすくする重要な役割を果たしています。
加齢とともに唾液をだす機能が低下し、唾液の分泌の量が減少すると、特に、水分の少ない食品を飲み込むことが困難になります。
お米は、比較的水分の少ない食品であるため、口のなかに分泌される唾液の量の減少は、お米を食べにくくさせる原因です。
このため、ふりかけやのりなどの刺激のある副食をそえてることで、唾液の分泌を促し、飲み込みやすくしようとする食生活を送レます。
また、加齢とともに、食べたものを消化するための胃酸や酵素の分泌が減少します。
これにより、食べ物の消化・吸収効率が低下し、胃もたれや消化不良を感じやすくなります。
特に、白米は、消化に時間がかかるため、白米を食べること自体に食欲が湧かなくなったり、白米を食べることで、満腹感が長く続き、次の食事への食欲が湧きにくくなります。
ご高齢になると、家族の独立などにより、独り暮らしが増加します。
一人で食事をする機会が増えると、調理が面倒に感じられたりして、食事への興味が薄れ、食欲が低下することがあります。
また、退職や体の機能の低下により活動量が減り、他者との交流が疎遠となることで、社会的刺激の減少します。
それによって、新しい料理や食事の楽しみ方を知る機会が減り、白米を含む従来の食事パターンへの興味が薄れる可能性があります。

ご高齢者が、味のついていないお米を食べにくくなる現象は、主食となるお米の摂取量が減少すると同時に、副食の摂取量も減ります。
そうすると、本来、生命を維持するためのエネルギーとなる栄養が十分に摂取できていない状態の、新型栄養失調が引き起こされやすくなる。
この新型栄養失調になることで、体にもたらす影響を、以下で紹介させいただきます。
新型栄養失調により、タンパク質やビタミン、ミネラルの不足することで、免疫系の機能が低下します。
そうなることで、感染症にかかりやすくなり、症状が悪化するリスクが高まります。
特に、ご高齢者の場合、インフルエンザや肺炎などの感染症が重篤になりやすい。
新型栄養失調により、筋肉を構成しているタンパク質やビタミンDの不足することで、筋肉の量が減少し、筋力が低下します。
ご高齢の方にとっての筋力の低下は、転倒のリスクが高まりやすく、また、歩行や立ち座りなどの日常生活動作がスムーズにできなくなります。
新型栄養失調により、カルシウムやビタミンDの不足することで、骨の密度が低下します。
そうすると、ちょっとした衝撃でも、背骨や股関節などが骨折するリスクが高まります。
新型栄養失調により、ビタミンB群やオメガ3脂肪酸が不足することで、脳でうまくエネルギー生産ができず、認知機能を低下させる可能性があります。

ご高齢者が、白米に対して食欲を持ってもらい、そのことによって生命の維持に必要な栄養を十分にとる方向に持っていくための対策を以下で紹介させていただきます。
素のお米に代わる代替策として、炊き込みご飯や雑穀米を取り入れることが効果的です。
これらは単に味わいを豊かにするだけでなく、栄養価も高めることができます。
例えば、雑穀米には食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富に含まれており、健康維持に役立ちます。
また、お米を炊くときに、水の代わりに、だし汁や野菜スープで炊くことで、うま味を加えることができます。
これにより、塩分や化学調味料に頼らずに、おいしさを引き出すことが可能になります。
具体的には、昆布やかつお節でだしをとり、そのだし汁でお米を炊くことで、深みのある味わいを楽しむことができます。
ふりかけやのりなどを適度に使用することは、たんぱく質やビタミン、ミネラルの摂取量を増やす簡単な方法です。
ただし、市販のふりかけには塩分が多く含まれていることがあるため、手作りのふりかけを使用するのも良い選択肢です。
例えば、煮干しや小魚、ごまなどを混ぜ合わせた自家製ふりかけは、カルシウムやたんぱく質が豊富で、塩分も調整しやすいです。
また、副菜を充実させることで、より多様な栄養素を摂取できます。
季節の野菜を使った小鉢や、豆腐や魚を使った料理を組み合わせることで、バランスの取れた食事を実現できます。
家族や友人と一緒に食事をする機会を増やすことは、食事の楽しみを取り戻す上で非常に重要です。
社会的な交流は食欲を刺激し、精神的な満足感も高めます。
また、食事の見た目や香りにも注意を払い、五感で楽しめる食事を心がけることが大切です。
例えば、季節の花を食卓に飾ったり、食器の色や形にこだわったりすることで、視覚的な楽しみも増します。
さらに、調理の過程で香りを楽しむことも、食欲増進につながります。
定期的な歯科検診や適切な口のなかのケアは、唾液分泌を促進し、味覚の維持に大きく貢献します。
歯磨きだけでなく、舌のケアも重要です。
舌の表面にある汚れの除去や、アゴや耳の下をマッサージして唾液腺の刺激などを日常的に行うことで、口のなかの環境を整えることができます。
また、義歯を使用している場合は、定期的な調整と清掃が不可欠です。
適切に調整された義歯は、食事をかみくだく機能を向上させ、食事の満足度を高めます。
適度な運動は、食欲の増進だけではなく、全身の健康維持に大きく貢献します。
ウォーキングや軽い体操など、無理のない範囲で運動を取り入れることが重要です。
例えば、毎日15分程度の散歩を習慣にすることで、体の機能の維持だけでなく、新鮮な空気を吸うことによる気分転換効果も期待できます。
また、ラジオ体操やストレッチなど、室内でできる軽い運動も、食欲を増進させるのに効果的です。
必要に応じて、医師や栄養士などの専門の医療従事者の指導のもと、栄養補助食品やサプリメントを活用することも有効な手段です。
特に、たんぱく質やビタミン、ミネラルが豊富に含まれた栄養補助食品は、通常の食事だけでは不足しがちな栄養素を補うのに役立ちます。
ただし、栄養補助食品は、あくまでも通常の食事を補完するものとして位置づけることが重要です。
また、栄養補助食品やサプリメントサプリメントは、各自の健康状態や体質、そして服用中の薬との相性もありますので、専門家の助言を受けながら適切に使用することが重要です。
まとめ

今回のブログでは、高齢者の方々が白米に食欲がわかない原因と、その対策について詳しくお伝えしました。
味覚の変化や唾液分泌の減少、心理的要因など、さまざまな理由で食欲が低下することがありますが、これは多くの高齢者の方々が経験する自然な変化です。
しかし、食欲の不振が続くと新型栄養失調のリスクが高まり、免疫機能の低下や筋力の衰え、骨密度の低下など、健康に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
そのため、味付けの工夫や栄養バランスの改善、食事環境の整備、口のなかのケアの徹底、適度な運動など、さまざまな対策を試してみることが大切です。
このブログの内容が、高齢者の方々やそのご家族の皆様のお役に立てれば幸いです。
ただし、ここで紹介した対策を実践しても改善が見られない場合は、お近くの病院や専門の医療機関にご相談ください。
体調の変化は個人差が大きいため、専門家のアドバイスを受けることが重要です。
当院でも、今回のような食欲の不振や加齢に伴う体の不調についての相談と治療を行っております。
お悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
また、他に加齢で起こる他の体の不調への対策についても、当院のブログでを発信しておりますので、ぜひそちらもご覧ください。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

先日、当院に60歳代の女性の患者さんが腰痛を訴えて来院されました。
お孫さんの夏休みのお世話で忙しい日々を過ごし、やっと一段落したところで突然のぎっくり腰。
3日前から軽い腰の痛みを感じていて、その状態のまま買い物で重たい荷物を持ち上げた途端、強い腰の痛みが発生したそうです。
そのため、家事や外出ができず、ご家族に心配と迷惑をかけて困っているとのことでした。
今回ご相談いただいた患者様のように、実は夏の終わりはぎっくり腰になる方が多い時期なのです。
なぜこの時期に多いのか、その原因や対処法について、このブログで紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、夏の終わりにぎっくり腰を発症する原因を知り、適切な対処法を学ぶことで、早期の回復や再発の予防につながります。

夏の終わりになると、ぎっくり腰を発症する方が増加する原因を以下で紹介させていただきます。
7月初旬から気温が高かったため、長期間エアコンの冷気にあたることで体が冷えきり、それによって筋肉が硬くなり、血行不良を引き起こします。
その状態が夏の終わりにピークとなり、ちょっとした動作に腰周辺の筋肉が対応できなくなることで、ぎっくり腰のリスクが高まります。
夏休みやお盆休みなどの長期のお休みが終わり、通常の生活リズムに戻る際に体に負担がかかることがあります。
この急激な生活パターンの変化が、日常生活で通常でも最も負荷がかかる腰への負担を増加させ、それによってぎっくり腰が生じやすくなる可能性があります。
夏の終わりは、ゲリラ豪雨や台風の季節でもあり、気圧の変化が激しくなります。
この気圧の乱れが、関節内の圧を高めたり、筋肉や内臓の機能の低下、神経が過敏になるなど、体に不調が引き起こされやすくなります。
特に腰は体の中心部分に位置するため、その影響を受けやすく、結果として腰に痛みが発生します。
暑い夏は体温調整に大量のエネルギーを使います。
それによって夏の終盤は、内臓や脳、筋肉などの疲労の蓄積がピークに達します。
そのように体が疲労している状態で、日常生活で腰に負担をかける前屈みや中腰をすると、それをきっかけに腰に一気に痛みや炎症が発生して、ぎっくり腰のリスクを高める可能性があります。

ぎっくり腰が発症した後、腰の痛みの回復を早めるための対処法について、日常生活の動作や習慣、環境の改善点を以下で紹介させていただきます。
ぎっくり腰は激しい腰の痛みですので、じっと動かず安静の状態でいてしまいがちです。
しかし、安静にするよりも無理のない範囲内で少しでも動いている方が、腰の痛みからの回復が早まると研究報告がされています。
発症から3日後あたりからは、湯船につかり腰を温めて血流を良くしてください。
これにより、痛めた部分に血液で運ばれる酸素と栄養が供給され、回復が早まります。
夏場は暑いかもしれませんが、短時間でも効果がありますので、入浴で腰を温めてください。
エアコンの効いた部屋では、腹巻きを巻いたり、ズボンに服をインするなど、腰周辺の保温に努めてください。
冷えた空気が皮膚に直接あたることで体温を奪い、冷えることで筋肉を硬くする原因になります。
体を前に屈める中腰の姿勢は、立っている時の1.5倍の負荷を腰にかけます。
物を拾ったり持ち上げるときなどは、膝を曲げてしゃがむようにして、腰への負担が集中するのを防いでください。
洗濯や調理など家事をする際は、コルセットを着用して腰をサポートしましょう。
コルセットをすると筋力が落ちて余計に腰が痛くなるのでは?という質問をよく受けます。
腰への負担が集中する作業の時間だけコルセットを使用する程度でしたら、その心配はありません。
状況に応じて、臨機応変にコルセットを利用してください。
ぎっくり腰は通常、痛みのピークが3〜4日間で、2週間ほどで収まるのが一般的な治癒までの経過期間です。
この期間内に痛みが変わらない、または悪化する場合は、他の病気の可能性もあるため、専門医への相談をおすすめします。
ぎっくり腰の症状と似た重篤な病気については、当院の別のブログで紹介しておりますので、参考にしていただければ幸いです。

ぎっくり腰になると、これほど腰が日常生活に重要な役割をしているのかがわかるほど、動いてもじっとしていても腰に激しい痛みを感じます。
ぎっくり腰は2週間ほどで自然と治りますが、その間は家事や仕事など日常生活に大きな支障をもたらすので、少しでも早く回復させたい症状です。
そのための方法として、今回紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
セルフケアに加えて、さらに少しでもぎっくり腰からの回復を早めたいようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して施術をおこなっておりますのでご相談ください。
また、他にも腰の痛みへの対策のブログを書いておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広