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介護の前屈みの作業でお尻の筋肉が疲れると歩き方に違和感が出る理由とその対処法

2024.09.04 | Category: ウォーキング,お尻の痛み,予防,体操・ストレッチ,姿勢,日常生活の動作,歩き方,生活習慣,疲労,筋肉の損傷,筋肉疲労

 

こんにちは、兵庫県加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、50歳代の女性の方が、

 

「親の介護でオムツ交換をしていたら、お尻に違和感を感じるようになって」

「お尻をこぶしで叩くと、響くような痛みが出るんです」

「歩くときに足がまっすぐでなくて、外に回すようにしか歩けなくて、体がすごくゆれるのが気になって」

 

といった症状のお悩みを訴えて来院されました。

介護の作業は、前屈みの姿勢となるため、お尻の筋肉に負担がかかり、今回、ご相談いただいたような症状を引き起こされる方が少なくありません。

そこで今回は、介護するために前屈みの作業をすることで、お尻に痛みや歩行に影響がでる理由と、その症状に対する対処法を紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、介護を続けながら、ご自身の健康を守ることができます。

 

 

 

介護の前屈み作業で歩き方に違和感が出る理由

 

人間の体には、「中殿筋」という大切なお尻の筋肉があります。

この筋肉は、お尻の外側にあって、見た目ではわかりにくいのですが、体を前に倒したり、歩くときに、その姿勢をキープする、いわば、体のバランサーのような存在です。

オムツ交換やベットから起こすための介護作業では、体を前屈みでおこなうことが多くなります。

この前かがみの姿勢を、長時間、繰り返し続けると、この中殿筋というお尻の筋肉に大きな負担がかかります。

これは、ちょうど腕で重い荷物を、長時間、持ち続けるようなものです。最初は大丈夫でも、だんだん腕が疲れてくるのと同じように、お尻の筋肉も疲れてしまいます。

筋肉が疲れると、小さな傷ができたり、少し腫れたりします。

これが、お尻を叩いたときに痛みを感じる原因です。筋肉は休めば回復しますが、毎日同じ姿勢を続けていると、回復する暇がなくなってしまいます。

また、お尻の筋肉が疲れてしまうと、歩き方にも影響がでます。

お尻の筋肉が疲れることで、まっすぐした姿勢をキープできなくなり、歩く際に、ふらふらと体がゆれます。

そして、お尻の筋肉が疲れて、その機能が低下することで、歩く際に、足を上げる高さが低くなります。

そのため、歩くときに、足が地面に引っかからないようにするため、体は代償的な動きをします。

例えば、体を横に曲げたり、足を外から回すように歩いたりするのです。つまり、体が自然と別の方法を見つけて、何とか歩こうとしているのです。

 

 

 

介護作業によって疲れたお尻の筋肉を回復させるためのストレッチ

 

介護の作業によって、お尻の筋肉が疲れることで、歩行をはじめとした日常生活にさまざまな影響がでます。

ですので、お尻の筋肉の回復を促すことが必要となてきます。

そのための方法として、お尻周辺の筋肉に刺激を入れて、血流を促してその機能の回復をさせるストレッチが有効です。

以下で、イスに座ったままできる3つのストレッチ方法を、紹介させていただきます。

 

ストレッチその1

・イスに座り、左の足首を右のひざの上にのせます。

・背筋を伸ばしたまま、上半身をゆっくりと前に倒します。

・左のお尻が伸びるのを感じたら、この姿勢を、20秒間、キープします。

20秒たったら、反対側の足も同じようにおこないます。

これを左右の足で交互に、3回、繰り返しておこなってください。

 

ストレッチその2

・イスに座り、左足を前に伸ばし、かかとを床につけて、つま先を上に向けます。

・その状態のまま、背筋を伸ばし、上半身をゆっくりと前に倒します。

・その際に、太ももの後ろが伸びるのを感じたら、この姿勢を、20秒間、キープします。

20秒たったら、反対側の足も同じようにおこないます。

・これを左右の足で交互に、3回、繰り返しておこなってください。

 

ストレッチその3

・イスに背筋を伸ばして、両足を肩幅より少し広めに開きいて座ります。

・背筋を伸ばしたまま、上半身を、両足の間に、ゆっくりと前に倒し、両手は床に向かって伸ばします。

・腰からお尻が伸びるのを感じたら、この姿勢を、20秒間、キープします。

20秒たったら、ゆっくりを体を起こして、元の姿勢に戻します。

・この一連の動作を、3回、繰り返しておこなってください。

 

 

 

まとめ

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今回のブログでは、介護作業による前屈み姿勢が、お尻の筋肉、特に中殿筋に与える影響と、それによって起こる歩行の問題について説明させていただきました。

お尻の筋肉が疲れると、体がゆれたり、足が外に回るような歩き方になったりすることがあります。

これらの症状を和らげるために、イスに座ってできる3つの簡単なストレッチを実践していただくことで、お尻の筋肉の疲れを取り、歩行が改善できます。

このブログを読んでいただくことで、少しでも皆様のお悩みのお役に立てれば幸いです。

それでも、症状が改善しない場合は、お近くの病院や治療院など、専門の医療機関を受診することをおすすめします。

当院でも、今回のようなお悩みの相談と治療を行っています。お気軽にご相談ください。

 

また、他にも、歩行に関するブログも書いていますので、そちらも参考にしていただければと思います。

パートナーを支えながら散歩することで起こる介助者の肩の痛みを軽減する方法

サンダルで歩きすぎたことで腰痛が発症する原因と腰痛対策としてのおすすめのケア方法

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広


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