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夏の終わりにぎっくり腰が生じやすい原因と治りを早めるための対処法

2024.09.01 | Category: ぎっくり腰,予防,体温,入浴,冷え,圧迫骨折,姿勢,家事,日常生活の動作,生活習慣,疲労,疲労骨折,筋肉の損傷,筋肉疲労,腰痛,関節

先日、当院に60歳代の女性の患者さんが腰痛を訴えて来院されました。

お孫さんの夏休みのお世話で忙しい日々を過ごし、やっと一段落したところで突然のぎっくり腰。

3日前から軽い腰の痛みを感じていて、その状態のまま買い物で重たい荷物を持ち上げた途端、強い腰の痛みが発生したそうです。

そのため、家事や外出ができず、ご家族に心配と迷惑をかけて困っているとのことでした。

今回ご相談いただいた患者様のように、実は夏の終わりはぎっくり腰になる方が多い時期なのです。

なぜこの時期に多いのか、その原因や対処法について、このブログで紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、夏の終わりにぎっくり腰を発症する原因を知り、適切な対処法を学ぶことで、早期の回復や再発の予防につながります。

 

 

 

 

夏の終わりにぎっくり腰の発症が多くなる原因

夏の終わりになると、ぎっくり腰を発症する方が増加する原因を以下で紹介させていただきます。

 

エアコンによる体の冷え

7月初旬から気温が高かったため、長期間エアコンの冷気にあたることで体が冷えきり、それによって筋肉が硬くなり、血行不良を引き起こします。

その状態が夏の終わりにピークとなり、ちょっとした動作に腰周辺の筋肉が対応できなくなることで、ぎっくり腰のリスクが高まります。

 

生活リズムの変化

夏休みやお盆休みなどの長期のお休みが終わり、通常の生活リズムに戻る際に体に負担がかかることがあります。

この急激な生活パターンの変化が、日常生活で通常でも最も負荷がかかる腰への負担を増加させ、それによってぎっくり腰が生じやすくなる可能性があります。

 

気圧の変化

夏の終わりは、ゲリラ豪雨や台風の季節でもあり、気圧の変化が激しくなります。

この気圧の乱れが、関節内の圧を高めたり、筋肉や内臓の機能の低下、神経が過敏になるなど、体に不調が引き起こされやすくなります。

特に腰は体の中心部分に位置するため、その影響を受けやすく、結果として腰に痛みが発生します。

 

体調の変化

暑い夏は体温調整に大量のエネルギーを使います。

それによって夏の終盤は、内臓や脳、筋肉などの疲労の蓄積がピークに達します。

そのように体が疲労している状態で、日常生活で腰に負担をかける前屈みや中腰をすると、それをきっかけに腰に一気に痛みや炎症が発生して、ぎっくり腰のリスクを高める可能性があります。

 

 

 

 

ぎっくり腰が発症した後の対処法

ぎっくり腰が発症した後、腰の痛みの回復を早めるための対処法について、日常生活の動作や習慣、環境の改善点を以下で紹介させていただきます。

 

適度な動きを心がける

ぎっくり腰は激しい腰の痛みですので、じっと動かず安静の状態でいてしまいがちです。

しかし、安静にするよりも無理のない範囲内で少しでも動いている方が、腰の痛みからの回復が早まると研究報告がされています。

 

温めて血流を改善

発症から3日後あたりからは、湯船につかり腰を温めて血流を良くしてください。

これにより、痛めた部分に血液で運ばれる酸素と栄養が供給され、回復が早まります。

夏場は暑いかもしれませんが、短時間でも効果がありますので、入浴で腰を温めてください。

 

冷房への対策

エアコンの効いた部屋では、腹巻きを巻いたり、ズボンに服をインするなど、腰周辺の保温に努めてください。

冷えた空気が皮膚に直接あたることで体温を奪い、冷えることで筋肉を硬くする原因になります。

 

正しい姿勢で動く

体を前に屈める中腰の姿勢は、立っている時の1.5倍の負荷を腰にかけます。

物を拾ったり持ち上げるときなどは、膝を曲げてしゃがむようにして、腰への負担が集中するのを防いでください。

 

家事をする際の工夫

洗濯や調理など家事をする際は、コルセットを着用して腰をサポートしましょう。

コルセットをすると筋力が落ちて余計に腰が痛くなるのでは?という質問をよく受けます。

腰への負担が集中する作業の時間だけコルセットを使用する程度でしたら、その心配はありません。

状況に応じて、臨機応変にコルセットを利用してください。

 

経過観察と医療機関への相談

ぎっくり腰は通常、痛みのピークが3〜4日間で、2週間ほどで収まるのが一般的な治癒までの経過期間です。

この期間内に痛みが変わらない、または悪化する場合は、他の病気の可能性もあるため、専門医への相談をおすすめします。

ぎっくり腰の症状と似た重篤な病気については、当院の別のブログで紹介しておりますので、参考にしていただければ幸いです。

「ぎっくり腰かな?」と思っても要注意!60歳以上の年齢の方が病院で検査すべき症状

 

 

まとめ

ぎっくり腰になると、これほど腰が日常生活に重要な役割をしているのかがわかるほど、動いてもじっとしていても腰に激しい痛みを感じます。

ぎっくり腰は2週間ほどで自然と治りますが、その間は家事や仕事など日常生活に大きな支障をもたらすので、少しでも早く回復させたい症状です。

そのための方法として、今回紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

セルフケアに加えて、さらに少しでもぎっくり腰からの回復を早めたいようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対して施術をおこなっておりますのでご相談ください。

また、他にも腰の痛みへの対策のブログを書いておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。

前屈みで急に来る腰痛を感じた後にしばらく続く腰の違和感を改善するためのストレッチ

旦那のぎっくり腰に心配する奥さん知っておきたいその対処法

 

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広


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