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血流 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 47の記事一覧

30歳代女性の方が、重い荷物を左肘や左肩にかけていると、左の腕にしびれが出るとのことでご来院されました。
お話をお聞きすると、毎週末、お子さんが所属しているスポーツクラブの練習や遠征の付き添いで、重たい荷物を持っての移動する機会が多いそうです。
また、荷物を持つのは、左の肘や左肩にかける方が持ちやすいので、持ち方は偏ってしまう。
いるそうです。荷物を左側の肘や肩で持っていると、正座をしばらくしていると足がしびれるときと同じようなしびれが、左腕に起きると。
しばらくすると、腕のしびれはおさまってはくるけれども、たびたび発生するので不安になるとこのとでした。
今回、ご相談いただいた患者様のように、お子さんの練習道具や飲み物、救急用具などなど、どんなスポーツでも付き添いする際は、何かと荷物が多くなってしまうことはよくお聞きします。
それを運ぶために体に負荷をかけることで、腕にしびれが発生することは少なくありません。
そこで今回は、重い荷物を左肘や左肩にかけていると、左の腕にしびれが発生する理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、お子さんの付き添いで荷物を持つことで起きる腕のしびれへの不安を解消できます。

体の片側で体重の10パーセント以上の荷物を持つと、筋肉や関節などに、さまざまな影響がでるという研究報告がされています。
例えば、体重が50kgの方なら、片方の腕や肩で荷物を持つことで、体に影響する荷物の重さは、5kg以上の荷物になります。
その影響の一つに、重い荷物を持つことで、神経が引っ張られたり圧迫されたり、神経に血液を供給している血管が圧迫され、腕に「しびれ」が発生します。
腕を支配している神経やその神経に栄養や酸素を含んだ血液を送る血管は、首から鎖骨や胸の筋肉の下を通って、腕に広がっていきます。
重い荷物を左側で持つことで、肩を構成している鎖骨や肩甲骨、上腕などが下方に引っ張られ、そこを通る神経や血管が圧迫されます。
その結果、神経は電気信号で発信する脳や脊髄からの命令を遮断されてうまく伝わらず、しびれが発症します。

今回の患者様のように左側の肘や肩の方が、荷物が持ちやすいという持ち方にクセがある方がいらっしゃいます。
この持ち方のクセについての研究では、持ちやすい方である、今回で言えば左側の肩関節の動きが低下している率が高い、という報告がされています。
可動域が落ちている可能性の高い左肩周辺の組織にアプローチして柔軟性を上げることで、重たい荷物を持ったときに、圧迫や引っ張られる負荷への対応や持久力を上げることができます。
また、持ちやすいので同じ側で持ってしまうと言うクセの矯正にも役立ちます。
高い左肩周辺の組織へのアプローチするための体操の方法について、以下で紹介させていただきます。
左の鎖骨の下縁のちょうど真ん中を、人差し指で軽く押します。


その状態で左肩を前に5回、後ろに5回、回してください。

これを3回、繰り返してください。
背筋を伸ばして、手を胸の前に組んで、腕を体の真正面に伸ばした状態にします。

背中を丸めながら、体の真正面で組んだ手を前に突き出して、肩甲骨が外側に広がったことを感じたら、10秒間、キープしてください。

これを、3回、繰り返してください。
左肘を軽く曲げた状態で、左肩を120度上げて、手のひらを前方に向けて、壁に小指の側面をつけます。

そのまま体を右に回転させて、左胸が広がるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

これを、3回、繰り返してください。

お母様方から、お子さんがスポーツに打ち込み成長する姿を見るのは、とても楽しみだしうれしいことだというお話をよくお聞きします。
一方で、そのサポートするために、お母様方は動き回る必要や気づかいなどから、ストレスや疲労などが体にかかります。
そのために、今回のご相談いただいたような症状が出た場合に、紹介させていただいた対処法が、みなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも重い荷物を左肘や左肩で持つと左の腕にしびれが発症するお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、スポーツをする子供の付き添いで起きる体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

ゴールデンウィークも明けて、通常に戻り、しばらくは落ち着いた生活が続くかと思われます。
しかし、ゴールデンウィークが明けると、
「どこが痛いとかではないけど、なんか体がだるいんです・・・」
というお悩みで来院されるかたが多くなります。
こういったお悩みは、「五月病」とも言われるものです。
そこで今回は、ゴールデンウィーク明けに発症する体の不調の要因とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、五月病による体の不調を解消して、日常生活を快適におくれます。

ゴールデンウィークに十分に休養をとっても、「なんとなく体がだるい」となかなか疲れがとれた感じがせず、体の不調を感じ続ける場合があります。
この不調の鍵は、
「自律神経」
にあります。

自律神経は、心臓を動かし血液を全身に送ったり、呼吸や食べ物を消化・吸収、暑いときには発汗して体温を下げるなど、無意識に自動的に体をコントロールする働きがあります。
起きているときも寝ているときも、体の機能を維持するために、自律神経は24時間、休みなく自動的に働き続けています。
その自律神経ですが、交感神経と副交感神経の2つに分かれます。
この二つの神経の働きを例えるなら、
・交感神経はアクセルの役割
・副交感神経はブレーキの役割
を担います。
交感神経が働くと、血管が収縮し、心拍数や血圧が上昇することで、心身ともに興奮して、アクセルを踏み込んで体が興奮して活動的になります。
一方で、副交感神経が働くと、血管が緩み、心拍数や血圧が低下することで、興奮にブレーキがかかり、体がリラックスします。
交感神経と副交感神経が、バランスよく働くことで、動くべきときや休むべきときに、体がスムーズにメリハリのある活動できます。
新年度になって職場や学校などの環境の変化、季節の変わり目による気候の変動などによるストレスや緊張が続き、自律神経に負荷がかかります。
そうして、ゴールデンウィークになるころには、自律神経が疲労して、体の自動調整機能が乱れ、「なんとなく体がだるい」といった不調が引き起こされます。

ゴールデンウィーク明けに発症する体の不調を解消するためには、自律神経のバランスを整える必要があります。
自律神経を整えるためには、
・規則正しい生活習慣
・適度な運動
・メンタルケア
へのアプローチが効果的です。
それぞれの方法を以下で紹介させていただきます。
交感神経は日中に活動するために交感神経の活動が活発になり、夜はリラックスや回復のために副交感神経の活動が活発になるというのが、自律神経の正常なリズムです。
しかし、夜更かしや朝の寝過ごし、食事の時間がバラバラなど、不規則な生活を送ることで、自律神経は乱れてしまいます。
ですので、自律神経のバランスを整えるためには、まずは規則正しい生活を送ることが重要です。
規則正しい生活を送る上でのポイントは、朝の過ごし方と睡眠の質を上げることです。

朝、目がさめる時間帯は、副交感神経から交感神経へと活動が移行する自律神経が不安定な時間帯です。
自律神経の移行がうまくいかないと、その日の活動するためのエンジンがかかりにくくなります。
朝、目がさめる時間帯の副交感神経から交感神経へとスムーズに移行するためには、
・ いつもより30分早起きして余裕を持って出勤や通学などの用意をする
・目が覚めたら布団の中でストレッチをする
・太陽の光を10分間ほど浴びるる
・朝、起きたときにコップ1杯の水を飲む
・ゆっくりと朝食を取る
ことを意識しておこなってください。
朝、起きたときにおこなうストレッチについては、以下の当院のブログでも紹介しておりますので、参考にしていただければ幸いです。

自律神経の機能を整えるためには、睡眠の質を上げることは欠かせません。
睡眠の質を上げる方法として、
・ 39度から41度のお風呂に15分つかる
・夕食を食べて3時間はたってから就寝する
・寝る前に深呼吸をおこなう
・寝る1時間前にはスマホやテレビを見るのをひかえる
・飲酒をされるなら早めの時間帯にたしなむ程度にする
ことを意識しておこなってください。
お風呂の効果や入り方については、以下の当院のブログでも紹介しておりますので、参考にしていただければ幸いです。

ウォーキングやストレッチなど、しっかりと呼吸をしながらでもできる軽い運動が、自律神経を整えるためには効果的です。
目安としては、30分ほど持続してできる運動で、週に3回は、体を動かす機会を作ることをおすすめします。
運動することで、自律神経を整える脳内の物質が分泌されやすくなります。
また、運動することで、血流が改善され、神経に酸素や栄養分が効率よく運ばれ、機能が向上します。
さらに、適度な肉体疲労が、睡眠の質を向上させ、自律神経のバランスを整えるための助けます。

精神的なストレスも自律神経を乱す一因です。
考え方や視点を変えることで、メンタルをケアする方法もあります。
もう一つの方法として、体への刺激の入れ方でもメンタルケアができます。
その方法ですが、
・ため息をゆっくりついて呼吸を深くする
・顔や手、頭などを指で軽く一定のリズムでタッチする
・背筋を伸ばして上を向く
・口角を上げて笑った顔を作る
といったことを意識しておこなうことで、自然と心がいやされて、自律神経も整いやすくなります。

五月病と呼ばれるなんとなく感じる体の不調は、病院で検査をしても、何も見つからず悩まれる方が少なくありません。
こういったつかみどことのない体の不調の要因である自律神経の乱れを整えて、日常の生活を快適に送るための方法として、今回、紹介させていただいたことが皆さものお役に立てれば幸いです。
それでも、ゴールデンウィーク明けの体の不調のお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、季節の変わり目の起きる体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

ゴルフをされている人口は、年々増えて、現在では約5500人の肩が、ゴルフをたしなまれているそうです。
ゴルフのラウンドを回る際には、自然の中でおこなうことで、運動にもストレス解消にもなり、非常に健康効果が高いスポーツでもあります。
そんなゴルフですが、練習方法としては、打ちっぱなし場で、ゴルフボールをひたすら打つ方が多いと思われます。
非常にゴルフの練習にはなるのですが、熱心のおこなうあまり、翌日の朝、起きた際に、腰の痛みを感じられる方が少なくありません。
朝から腰痛が発症することで、通勤やお仕事に支障が出る場合があります。
そこで今回は、打ちっぱなし場でゴルフの練習をした翌日に腰痛が発症する理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、朝からゴルフの練習によって引き起こされる腰痛のお悩みが解消できます。

ゴルフの練習で、クラブを使ってスイングすることで、体の中でも一般的には、腰への負荷は大きいと言われています。
また、それに関連して、ゴルフでのケガをする部位としては、腰が最も多いとされています。
その理由を以下で紹介していきます。
ゴルフの研究によると、ゴルフのクラブをスイングすることで、腰への圧力量は、体重の3〜4倍にも達するという報告がされています。
この大きな圧力を、ゴルフスイングを繰り返しすることで、腰に負荷をかけ続けるために、腰に痛みが発生する可能性が高まります。
ゴルフスイングは、腰の強い回転の運動がおこなわれます。
この回転の運動で、腰の筋肉や関節をねじります。打ちっぱなしで何度も腰の筋肉や関節をねじることで、組織の損傷や炎症をひき起こし、何度もに負荷をかけ、特に腰椎にストレスをかけます。
スイング中、下半身で作られてパワーは、上半身に伝達され、スイングがおこなわれます。
上半身と下半身おつなぎ目である腰は、腰の筋肉も自らパワーをつくりつつ、下からのパワーも上に伝達するという非常に重要な役割を担います。
その役割の多さのために、負荷もかかり腰に痛みが発症しやすくなります。
ゴルフのスイング中は、姿勢の制御や安定のために、腰の深部の筋肉が強く働きます。
おこないます。スイングは複雑な動きなため、その制御や安定には、腰に大きな負荷がかかります。
それによって、腰の痛みがでやすくなる要因ともなります。

ゴルフを打ちっぱなしをした直後は、それほど腰痛を感じない方は多くいらっしゃいます。
しかし、翌日には腰が痛くなるのは、
「遅発性筋肉痛」
と言われることが起こっている可能性があります。
ゴルフのスイングを繰り返すことで、前章でも述べましたが、腰周辺の筋肉に負荷がかかります。
それによって、筋肉が繰り返し伸ばされたり縮んだりして、筋肉に多数の小さな傷が生じて、それによって腰の筋肉に痛みや炎症が引き起こされます。
これは、運動直後には起こらず、運動後、24〜72時間後にピークに達します。
また、睡眠中は、寝返り以外は体を動かさないため、血流が悪くなり、筋肉が硬くなります。
そのピークの時間帯は、入眠から6〜8時間後と言われています。
つまり、ゴルフの打ちっぱなしによる遅発性筋肉痛が起きる時間帯と、体の筋肉が一番硬くなる寝起きの時間帯が重なることで、朝は腰痛を感じやすくなります。

ゴルフの打ちっぱなしにいった翌日の朝、起きたときに、腰痛を感じた場合の対処法として、以下のようなことをおすすめします。

前章でも述べましたが、遅発性筋肉痛の発生に加えて、朝は体の筋肉が硬くなっている状態です。
筋肉を緩めるためには、体温を上げることが、もとも手軽にできる方法です。
体温を上げる方法として、まずは、朝に湯船につかることをおすすめします。
なぜなら、一般的には、体温が約37度程度に上昇させると、筋肉を硬くさせている物質が外れて柔らかくなります。
また、筋肉に流れ込む血流が増加して、筋肉に酸素や栄養素が供給し、老廃物が回収されます。
そのことによって、傷んで硬くなった腰の筋肉が回復しやすくなります。

ゴルフのスイングは、一方向にねじるため、体のバランスが崩れやすくなります。
朝風呂に入って、体を温め緩めた後に、背伸びをして姿勢のバランスを整えてください。
その方法ですが、壁に体の背面をあて、両腕を耳の横まで上げて、片方の手でもう片方の手首をつかみ、息を吸いながら上方に持ち上げて、背伸びを10秒間、おこないます。
その際に、重心を後ろにするために、つま先を上げて、そのままキープします。
そして息をゆっくりはきながら、体の力を抜き、背伸びを解除していきます。
その際も、重心を後ろにするために、つま先を上げて、そのままキープしてください。
これを3回、繰り返してください。

ゴルフのスイングは前屈みでおこないます。その状態で倒れないように、太ももの裏の筋肉が踏ん張って支えます。
この太もも裏の筋肉は、骨盤や腰の筋肉を連結しているため、ケアすることで、腰の緊張が緩みやすくなります。
そのためのストレッチ方法は以下のようにおこなってください。
イスに浅く腰かけていただき、背筋を伸ばしてください。
片方の足を伸ばし、かかとを床につけ、つま先を上げ、もう片方の足は、ひざを曲げて、足の裏全体を床につけてください。
背筋を伸ばしたまま、上半身を前に倒し、太ももの裏が伸びたのを感じたら、10秒間、キープしてください。
反対側の足も同じようにおこなってください。
これを左右の足で交互に3回、繰り返してください。

ゴルフは、年齢や性別の制約が少なく、生涯を通じ楽しめる、健康にとってとても良いスポーツです。
しかし、ゴルフをやる上で、腰への負荷は避けられないものです。
特に、ゴルフの打ちっぱなし後の翌朝に腰痛が起こると、通常の生活に支障が出てしまいます。
それに対処するためにも、朝は忙しいですが、少しお時間を取っていただいて、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、ゴルフの打ちっぱなしをした翌朝に腰の痛みが発生して、解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、腰痛への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

子供の頃、親が肩や背中がコルと、「背中を踏んで」と頼まれた覚えがあります。
そういったことは、今も昔も変わらないもので、患者様から、子供に背中を踏んでもらったというお話をよくお話をお聞きします。
確かに、背中がコリ過ぎていると、背中を踏んでもらっている間は、気持ちがいいと感じます。
しかし、身軽な子供とはいえ、背中での足踏みで、お子さんの体重の1.5〜2倍の圧力が、背中にかかります。
こういった背中に強い刺激を受けると、背中を踏んでもらった後に、・首や背中が痛い・寝つきが悪い・体が冷える などといった症状が発生し、体に不要を感じる場合があります。
そこで今回は、お子さんに背中を踏んでもらった後、体にいろいろな不調が発生する理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、お子さんに背中を踏んでもらうリスクと、踏んでもらったことで起こる体の不調を整えることができます。

お子さんに背中を踏んでもらった後に、体に不調が発生する理由を以下で紹介させていただきます。

外部から、痛みやダメージを伴う刺激が入ると、体は無意識下で、筋肉を収縮・緊張させて硬くして、体を守ろうとします。
これは、「反射性筋緊張」といういわれる防御反応です。
足踏みによる背中への過度な刺激が入ったときも、この反射性筋緊張が起こり、背中を構成しているろっ骨についている筋肉を緊張させます。
ろっ骨が広がったり縮んだりすることで、肺が動かされて呼吸が促されます。
反射性筋緊張によって、ろっ骨の動きが制限されるということは、呼吸が制限されるということです。
ですので、背中を足踏みすることによる過度の刺激は、呼吸の障害を引き起こします。

人間の体は、暑くなったら汗をかき、ご飯を食べたら胃腸が消化吸収をおこなうなど、自動的に体が機能し調整されています。
この働きを主におこなうのが、「自律神経」です。
自律神経は、体を活動モードにさせる交感神経と、体をリラックスや回復させるモードにする副交感神経に別れます。
これらの自律神経は、背骨から出て、内臓や感覚器などにつながります。
頭から骨盤の間の背骨は、首の骨が7本、胸の骨が12本、腰の骨が5本、で構成されています。交感神経は、主に胸と腰の背骨からでて、副交感神経は首とお尻の骨から主にでます。
背中への強い刺激で、胸の骨がゆがむと、そこから出ている交感神経が過敏になり、過剰に機能する場合があります。
交感神経は、体を活動モードにするため、体の機能を緊張させます。
この状態が続くと、血管が収縮して血液の流れを悪くしたり、覚醒状態になるため、寝つきが悪くなったり、筋肉の緊張が強くなり疲労するなど、体に不調を引き起こします。
つまり、胸の骨が存在する背中に強すぎる刺激は、自律神経の機能が崩れて、体を不調を呼び込みます。

お子さんに背中を踏んでもらって以来、体に不調が出ている女性の方が来院されました。
最初は、その患者さんのご主人が、お子さんに背中を踏んでもらっていたそうです。
そのご主人から、気持ちがいいからと、すすめられて踏んでもらったら、背中に痛みが走ったそうです。
その痛みで、呼吸ができず、しばらくうずくまってしまったとのこと。
翌日から、背中だけでなく首にも痛みが発生したそうです。
また、夜は1時間おきに目が覚めるし、体をお風呂に入っても、なかなか、体が温まってこないというお話をお聞きしました。
実際に、ろっ骨の動きを見ると、固まって全く動きがない状態で、背骨の胸の部分のゆがみもきつい状態でした。
息が吸えなくて、酸欠のためか、顔色も悪く、手足も冷たい状態。
施術としては、下半身を整えてから、ろっ骨に動きをつけて、肩と首の動きのバランスと矯正しました。
そうすると、
「息がしやすくなりました〜」
「ちゃんと立っているって感じします」
「起き上がりやすいです」
という感想をいただきました。
背中にきつい刺激を与えることで、かなり体に変調をおよぼすことを感じた実例でした。

背中を構成しているろっ骨は、とても薄い骨です。セキやクシャミをしただけで、骨折する場合があります。
背中を踏んでももらってときに、背中や胸に痛みが走り、呼吸ができないことを感じたら、まずは、病院でろっ骨が折れていないかどうか、検査をしてください。
背中の中心部には、心臓や肺といった、人間の生命維持に関わる臓器もあります。
ですので、骨折の状態次第では、それらの臓器に影響する場合があります。
そういったリスクを排除するためにも、病院で検査をしてもらってください。
その上で、大丈夫でしたら、背中を踏んでもらったことで、体に不調が出たときの対処法を以下で紹介させていただきます。
脇腹に優しく手を当てて、4秒間、息を吸います。
ゆっくり息を6秒間、はきながら、脇腹に当てた手を前後上下に、優しく揺らします。
これを3回、繰り返してください。

鎖骨の下あたりの胸に優しく手を当てて、4秒間、息を吸います。
ゆっくり息を6秒間、はきながら、骨の下あたりの胸に当てた手を前後上下に、優しくさすります。
これを3回、繰り返してください。

壁に向かって立ち、片方の手のひらを天井側に向けた状態で、手の甲側に手首を曲げて、壁に手をつけます。

そのまま、壁に手をつけた腕とは反対方向に体をねじり、止まったところで、10秒間、キープしてください。

反対側の腕も同じようにおこなってください。

これを、腕を交互に変えて、3回、繰り返してください。

肩や背中が疲れて硬くなると、少しでもほぐして楽になりたいと、ついつい、今回のような足で背部を踏むといった強い刺激を求めてしまいます。
そのお気持ちはわかりますが、やはりリスクが高い刺激です。
そのリスクを知っていただくことと、背中への足踏み後に不調がでたときの対処法を、今回、紹介させていただいたことが、みなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、背中を足で踏んでもらった後にお体の不調が続くようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に背中の痛みへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

ゴールデンウィークは、各地で真夏日になるかもと、天気予報で報道されています。
この時期は、日中は気温が上がりますが、朝晩は肌寒くなり、1日の寒暖差が激しいものです。
そうなると、体が気候に順応しずらい状態です。
そういった体の状態で、ゴールデンウィークを利用して、真夏日に屋外へ外出することで起きやすいのが、
「熱中症」
です。
熱中症は夏のイメージがありますが、実は、5月に入ると発生件数が増え始めます。
そこで今回は、春の終わりに熱中症が発症しやすくなる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいいただくことで、ゴールデンウィーク中に屋外に外出をした際に、熱中症の発症を予防できます。

熱中症を屋外で発症する要因は3つあります。
屋外の環境が、
・気温が高い
・湿度が高い
・風が弱い
・日差しが強い
・急激に暑くなった
などが起こった際に、体温が上り、それを体の外へ放熱することができなくなると、熱中症を発症しやすくなります。
体調が、
・寝不足
・二日酔い
・風邪や下痢などを発症している
・糖尿病
・低栄養
などの場合は、熱中症を発症しやすい状態です。
また、年齢的に、高齢者や乳幼児は熱中症となりやすい。
屋外で、
・激しい運動
・慣れない運動
・長時間の屋外作業
・水分補給ができない状況
など行動を起こしている場合は、熱中症を引き起こす可能性が高まります。

暑い屋外にいることで、体温が上がっていきます。体温が上がりすぎると、体の細胞が壊れていくので、下げる必要があります。
体から熱を出して、体温を下げる方法は、血液の流れや発汗によっておこなわれます。
運動や気温の上昇などで体温が上がり、その熱は、血液に移ります。熱が移った血液は、皮ふの表面の血管を流れて、 その熱を体外に放出します。
それによって、血液の温度を下げて、冷えた血液を体内に戻します。
汗をかくことで、汗の水分が皮ふの上で蒸発します。
そのときに、体の熱も奪われて放熱され、体温が下がります。

上がりすぎた体温を下げるメカニズムは、血流と発汗によっておこなわれることを前章で述べました。
発汗や病気などによって、体内の水分量が著しく低下すると、血液量も低下します。そうすると、血液に熱を移して、外に放熱できなくなります。
結果、体に熱がこもり、血液量の低下も伴って、筋肉や脳、肝臓、腎臓に障害が発生します。
また、湿度が高かったり風が吹かない環境にいると、体の表面の汗が蒸発しづらくなり、体をうまく冷やせなくなります。
こういったことで、体から放熱ができなくなり、熱中症が発症します。

熱中症の症状は、I度・II度・III度に分類されています。
・めまい
・立ちくらみ
・生あくび
・大量の発汗
・筋肉痛
・筋肉の硬直
・こむら返り
・頭痛
・おう吐
・けん怠感
・虚脱感
・集中力や判断力の低下
・意識の混濁や喪失
・重度の錯乱やけいれんな
・重度のおう吐や下痢により脱水により水分摂取ができない場合
・極端な血圧の低下や心拍数の増加、不整脈がでた場合
・高熱が続く場合
・皮ふが赤く腫れて痛みや水泡がでた場合
・肝臓や腎臓障害

屋外で熱中症の発生を予防するために、以下のことを意識して行動してください。
のどが渇いていなくても、こまめに水分を補給して、体が脱水状態になることを防ぎます。
水分の取り方については、当院のブログでも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
白色や淡い色など色の明るい服は、太陽光を反射し、熱を遮断して体温上昇を抑えます。
また、通気性の高い素材である綿やリネンの服を着ることで、汗の吸収して、体を涼しく保てます。
そして、軽量でゆったりとした服を着ることで、服の中で空気の循環を促進されて、熱がこもりにくくなります。
気象情報が発表する熱中症警戒度を確認し、必要な対応を心がけてください。
気象庁による熱中症を予防するための情報は、以下のサイトで確認できます。
https://www.wbgt.env.go.jp/alert.php
日差しが強くない、朝や夕方に活動することで、熱中症のリスクを軽減できます。
帽子や日傘などを利用して、頭や体に、日光がダイレクトに当たるのをことから守ってください。
アイスパックや携帯できる扇風機などのクーリンググッズを使って、体温を下げることを心がけてください。
特に、首や脇、股関節など太い血管が通る場所に当てると効果的です。
屋内や車の中に戻りエアコンで体を冷やしたり、日陰の場所に入り、涼しい環境を探して移動してください。
屋外に出る予定がある場合は、前日に十分な睡眠を取ったり、お酒の飲み過ぎを避けてください。
また、体調が良くないことを感じたら、無理な活動を避け、早めに帰宅することをお勧めします。
これらの予防するための方法を実践していただくことで、屋外で活動中に熱中症を発症することを防ぐことができます。

熱中症にかかると、処置してもらい命の危険性がなくなっても、しばらくは体調が過ぎれない日を過ごされる方が多いです。
熱中症を予防しつつ、屋外でゴールデンウィークを楽しむためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
また、ゴールデンウィーク中に活動したことで、お疲れがなかなか抜けないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、暑さに順応するための方法についてのブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広