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歩き方 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 6の記事一覧

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
スーパーで食材を買って、持ち帰るときに、リュックサックに入れて、運んで帰った後に、両方の肩がこわばって痛むということはないですか?
リュックを使うことで、荷物の重さを均等に分散できますが、重すぎる荷物は肩への負担を増やしてしまう場合があります。
車や自転車を利用されない女性の方が、買い物の持ち運びでリュックサックを利用されていることが多いのです。
その方々から当院でも、それによって起こる肩こりについてのお悩みをよくお聞きします。
両方の肩こりは、料理中に包丁を持つ手が震えたり、買い物袋を持つのがつらくなったりするなど、日常生活に大きな影響を及ぼします。
さらに、肩こりがひどくなると、将来的に体がゆがんで、背中が曲がってくるのではないかという不安も生じます。
このような症状は、単なる疲れではなく、生活の質を低下させる深刻な問題となる可能性があります。
そこで今回は、リュックサックで買い物をすることで、両方の肩に肩こりが起きる要因とそれを改善する方法を紹介させていただきます。
日常生活での重い荷物をリュックサックで運ぶ際の肩への負担を軽減する方法、そして肩こりのセルフケア方法の概要をお伝えします。
このブログを読むことで、肩こりの原因や予防法についての理解が深まり、肩こりのない快適な生活を送ることができます。

両方の肩こりが発症する原因として、以下のことが考えられます。
リュックサックは、体にかかる荷物の重さを均等に分散させる利点があります。
しかし、買い物で購入した食材や日用品をリュックに詰め込む量が過度の重量となると、その負荷が肩甲骨周辺の筋肉に過度の緊張が生じ、血行不良を引き起こします。
その結果、両方の肩こりが引き起こされます。
リュックを背負う際の姿勢も、肩こりの原因となります。重い荷物を背負うと、無意識のうちに、前屈みの姿勢になりがちです。
この姿勢は、重力によって体が前に倒れて転ばないように、支える肩周辺の筋肉に過度の緊張をもたらし、長時間、維持することで筋肉疲労を引き起こします。
日本整形外科学会の調査によると、不適切な姿勢は肩こりの主要因の一つとされています。
姿勢の乱れは、筋肉のアンバランスを生み、両方の肩こりが引き起こされます。
リュックのストラップが肩に食い込む部分は、体にとって重要な神経や血管が通っています。
リュックサックの重さによって、リュックのストラップが肩に食い込み、この神経や血管が圧迫されることで、肩から腕にかけての痛みやしびれが生じやすくなる。
その結果、両方の肩こりが引き起こされます。

この記事の冒頭に、60歳代の女性で専業主婦の方が、両方の肩こりを解決するために行動していることに関連する画像を配置することをおすすめします。
肩こりを軽減するための、効果的なリュックの正しい使用方法を、以下で紹介させていただきます。
リュックサックに食材を詰める際は、重量バランスに注意することが重要です。
重い物を背中側に、軽い物を外側に配置することで、重心を体に近づけ、肩への負担を軽減できます。
具体的な手順は、以下の通りです。
・最も重い食材(例:米、飲料水)をリュックの底部、背中に接する面に配置する
・中程度の重さの食材(例:缶詰、野菜)を中央に置く
・最も軽い食材(例:パン、卵)を上部や外側のポケットに入れる
この方法により、重心が体に近づき、姿勢の安定性が向上します。
日本整形外科学会の調査によると、適切な重量分散は、肩こりのリスクを約30%低減させることが分かっています。
リュックのストラップを正しく調整することで、肩への負担を大幅に軽減できます。
以下の手順で調整してください。
・リュックを背負い、ストラップを肩の形に合わせて調整する
・リュックの底が、腰の位置にくるように長さを調整する
・胸骨ストラップが付いている場合は、胸骨ストラップの高さを、脇下の上、鎖骨の下あたりで締めるように調節する
研究によると、正しくストラップを調整することで、肩への圧力を最大40%軽減できることが示されています。
リュックの重量を適切に管理することは、肩こり予防の鍵となります。
一般的に、リュックの重量は、
「体重の10%以下」
に抑えることが推奨されています。
60代女性の平均体重を55kgと仮定すると、リュックの重量は5.5kg以下が目安となります。
これを日常の買い物に当てはめると、以下のような具体例が考えられます。
飲料水2kg
野菜・果物1.5kg
お肉や魚1L
その他食材1kg
合計で約5.5kgとなり、推奨重量内に収まります。
重量管理のコツとして、買い物前にリストを作成し、必要最小限の食材のみを購入することをおすすめします。
また、重い食材は分割して購入したり、配達サービスを利用したりするのも効果的です。

この記事の冒頭に、60歳代の女性で専業主婦の方が、両方の肩こりが解決して、リラックスした表情でストレッチをしている画像を配置することをおすすめします。
例えば、軽いリュックサックを背負い、正しい姿勢でストレッチをしている60代女性の画像が適しています。
これにより、読者の興味を引き、内容への理解を深めることができます。
リュックサックは、登山でも使われるように、荷物の持ち運びには大変便利なアイテムです。
しかし、使い方次第によっては、今回のような肩こりの症状を引き起こしてしまうこともあります。
肩こりは、放っておくと、体の動きに制限を起こすことだけではなく、その違和感や不快感からストレスを感じるなど、心身に大きな影響が出て、日常生活に支障が起こりかねません。
ですので、リュックサックを、適正に使うことで、肩こりの発症を予防する必要があります。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも、リュックサックで買い物をした荷物を運ぶことで、引き起こされる肩こりのお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関、に受診されることをおすすめします。
当院でも、今回取り上げさせていただいたリュックサックによる肩の不調に対応していますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、肩こりへの対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:日本整形外科学会「肩こりの原因と対策」( https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/katakori.html)

こんにちは、兵庫県加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、50歳代の女性の方が、
「親の介護でオムツ交換をしていたら、お尻に違和感を感じるようになって」
「お尻をこぶしで叩くと、響くような痛みが出るんです」
「歩くときに足がまっすぐでなくて、外に回すようにしか歩けなくて、体がすごくゆれるのが気になって」
といった症状のお悩みを訴えて来院されました。
介護の作業は、前屈みの姿勢となるため、お尻の筋肉に負担がかかり、今回、ご相談いただいたような症状を引き起こされる方が少なくありません。
そこで今回は、介護するために前屈みの作業をすることで、お尻に痛みや歩行に影響がでる理由と、その症状に対する対処法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、介護を続けながら、ご自身の健康を守ることができます。

人間の体には、「中殿筋」という大切なお尻の筋肉があります。
この筋肉は、お尻の外側にあって、見た目ではわかりにくいのですが、体を前に倒したり、歩くときに、その姿勢をキープする、いわば、体のバランサーのような存在です。
オムツ交換やベットから起こすための介護作業では、体を前屈みでおこなうことが多くなります。
この前かがみの姿勢を、長時間、繰り返し続けると、この中殿筋というお尻の筋肉に大きな負担がかかります。
これは、ちょうど腕で重い荷物を、長時間、持ち続けるようなものです。最初は大丈夫でも、だんだん腕が疲れてくるのと同じように、お尻の筋肉も疲れてしまいます。
筋肉が疲れると、小さな傷ができたり、少し腫れたりします。
これが、お尻を叩いたときに痛みを感じる原因です。筋肉は休めば回復しますが、毎日同じ姿勢を続けていると、回復する暇がなくなってしまいます。
また、お尻の筋肉が疲れてしまうと、歩き方にも影響がでます。
お尻の筋肉が疲れることで、まっすぐした姿勢をキープできなくなり、歩く際に、ふらふらと体がゆれます。
そして、お尻の筋肉が疲れて、その機能が低下することで、歩く際に、足を上げる高さが低くなります。
そのため、歩くときに、足が地面に引っかからないようにするため、体は代償的な動きをします。
例えば、体を横に曲げたり、足を外から回すように歩いたりするのです。つまり、体が自然と別の方法を見つけて、何とか歩こうとしているのです。

介護の作業によって、お尻の筋肉が疲れることで、歩行をはじめとした日常生活にさまざまな影響がでます。
ですので、お尻の筋肉の回復を促すことが必要となてきます。
そのための方法として、お尻周辺の筋肉に刺激を入れて、血流を促してその機能の回復をさせるストレッチが有効です。
以下で、イスに座ったままできる3つのストレッチ方法を、紹介させていただきます。

・イスに座り、左の足首を右のひざの上にのせます。
・背筋を伸ばしたまま、上半身をゆっくりと前に倒します。
・左のお尻が伸びるのを感じたら、この姿勢を、20秒間、キープします。
・20秒たったら、反対側の足も同じようにおこないます。
これを左右の足で交互に、3回、繰り返しておこなってください。

・イスに座り、左足を前に伸ばし、かかとを床につけて、つま先を上に向けます。
・その状態のまま、背筋を伸ばし、上半身をゆっくりと前に倒します。
・その際に、太ももの後ろが伸びるのを感じたら、この姿勢を、20秒間、キープします。
・20秒たったら、反対側の足も同じようにおこないます。
・これを左右の足で交互に、3回、繰り返しておこなってください。

・イスに背筋を伸ばして、両足を肩幅より少し広めに開きいて座ります。
・背筋を伸ばしたまま、上半身を、両足の間に、ゆっくりと前に倒し、両手は床に向かって伸ばします。
・腰からお尻が伸びるのを感じたら、この姿勢を、20秒間、キープします。
20秒たったら、ゆっくりを体を起こして、元の姿勢に戻します。
・この一連の動作を、3回、繰り返しておこなってください。

Smiling children signing OK
今回のブログでは、介護作業による前屈み姿勢が、お尻の筋肉、特に中殿筋に与える影響と、それによって起こる歩行の問題について説明させていただきました。
お尻の筋肉が疲れると、体がゆれたり、足が外に回るような歩き方になったりすることがあります。
これらの症状を和らげるために、イスに座ってできる3つの簡単なストレッチを実践していただくことで、お尻の筋肉の疲れを取り、歩行が改善できます。
このブログを読んでいただくことで、少しでも皆様のお悩みのお役に立てれば幸いです。
それでも、症状が改善しない場合は、お近くの病院や治療院など、専門の医療機関を受診することをおすすめします。
当院でも、今回のようなお悩みの相談と治療を行っています。お気軽にご相談ください。
また、他にも、歩行に関するブログも書いていますので、そちらも参考にしていただければと思います。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

こんにちは、ひさき鍼灸整骨院、院長、久木崇広です。
今回は、意外な原因で起こる腰痛についてお話しします。
「サンダルをはいて歩いただけなのに、なぜか腰が痛い…」こんな経験はありませんか?
実は、サンダルで歩きすぎたことが原因で腰痛が引き起こされることがあります。
特に、かかとのない「ミュール型サンダル」は要注意です。
先日も、60代の女性の方が、外出先で駐車場から目的地まで思ったよりも歩いたことで、家に帰ってから、腰に痛みがでて、体を伸ばせなくなったと訴えて、当院に来院されました。
原因となった歩いた時の状況をお聞きすると、やはりミュール型サンダルをはいていたとのこと。
普段、普通の靴を履いていれば、それぐらいの距離では腰が痛くなったことはないともおっしゃっておられました。
サンダルは、はいたり脱いだりが楽で、今や日常生活には欠かせないはき物です。
特に、夏は、サンダルの通気性の良さに、好んではかれる方も多いことで、今回、ご相談いただいた患者様のように、サンダルで歩きすぎたことで腰痛を発症される方が少なくありません。
そこで今回は、サンダルで歩くことで引き起こされる腰痛の原因と、その腰痛への対策としてのおすすめのケア方法を紹介させていただきます。
サンダルを日常でよく利用されておられる方は、腰痛で予防するためにも日常生活に、ぜひ最後までお読みください。

通常の靴は、かかとのや足の甲を固定された状態で歩きます。
それに対して、サンダルで歩行は、通常の靴での歩き方とは違うメカニズムが働きます。
特に、サンダルの種類の中でも主流となっている「ミュール型サンダル」では、その傾向が顕著です。
ミュール型サンダルの特徴としては、かかと部分が固定されないことです。
このことが、歩行にどのような影響を与えて、その結果、どうして腰痛が引き起こされるのかを、以下で紹介していきます。
ミュール型サンダルをはいて歩くと、かかとがしっかり固定されないため、サンダルの中で足がぐらぐらしてします。
これは、まるで不安定な地面を歩いているようなものです。
そのため、体のバランスを取るのが難しくなり、上半身と下半身のつなぎ目となる腰に余計な力がかかります。
その結果、その負担が、腰周辺の筋肉が疲労させたり、腰の背骨にゆがみを起こすことで、腰痛を発生させます。
サンダルをはいて歩くと、体が不安定になるため、歩幅が小さくなり、足が内側に傾きます。
こうした歩き方の変化によって、お尻や太もも、ふくらはぎの筋肉が、必要以上に使われ疲れやすくなります。
歩行は、腰・お尻・太もも・ふくらはぎの筋肉が連動して動くことで、スムーズに歩けます。
サンダルで歩くことで、お尻・太もも・ふくらはぎの筋肉が疲れて、その機能が落ちると、腰の筋肉への負荷が増加して、その結果、腰に痛みが出ます。
普段、通常の靴をはいての歩き方では、つま先を使って地面を蹴ることで前に進みます。
しかし、ミュール型サンダルは、つま先を下に向けると、サンダルが脱げてしまうので、つま先をあげてサンダルを引っ掛けるように歩きます。
その結果、歩くリズムが崩れて、足から腰までつながっている筋肉や骨の動きが乱れます。
それをカバーするために、腰の負担が増えて、ついには腰に痛みが生じるようになるのです。

日常生活でサンダルをはく機会が多くなる夏は特に、腰へのケアをこまめにすることで、サンダルで歩くことで起きる腰痛を軽減できます。
そのための方法を、以下で紹介させていただきます。
サンダル歩行で使いすぎた筋肉の疲労を緩和するために、以下のストレッチがおすすめです。

上向けに寝て、片方のひざ両手で抱え、胸の方向に引き寄せ、20秒間、その姿勢をキープします。
反対側の足も同じようにおこないます、左右の足で交互に、3回ずつおこなってください。

イスに座った状態で、片足を前に伸ばし、つま先を自分の方にあげて、体を軽く前に倒し、太ももの裏が伸びるのを感じながら、20秒間、その姿勢をキープします。
反対側の足も同じようにおこないます、左右の足で交互に、3回ずつおこなってください。
サンダルで歩くことで負荷がかかった腰周辺の筋肉を回復させるために、湯船につかる入浴が有効です。
腰痛を和らげる効果があります。
入浴は筋肉の血流を促して、疲労や緊張をゆるめます。
入浴方法として、
・お風呂のお湯は38~40度くらいのぬるめに設定
・10~15分ほどゆっくりつかる
・入浴中に、腰やお尻、足を軽くさする
とすることで、より腰をケアできます。
ミュール型サンダルで歩くと、つま先の動きを制限するため、足の指の動きが悪くなります。
足の指で地面をしっかりつかめることで、姿勢が安定して、その結果、腰への負担も軽減できます。
ですので、足の指を、意識的に動かして、サンダルでの歩行で低下したその機能を向上させる必要があります。
そのための運動として、
・座った状態で、足の指を広げたり閉じたりする運動を、10回、繰り返す
・タオルを足の指でつかんで引っ張る運動を、5回、繰り返す
といったことを、スマホやテレビを見ながらなどでも結構ですので、日常生活の隙間時間におこなってみてください。
これらの対策を、毎日、少しずつ続けることで、サンダルによる腰への負担をケアできます。
ただし、腰の痛みが強い場合や長く続く場合は、専門の医療機関に相談することをおすすめします。

今回のブログでは、ミュール型サンダルが引き起こす腰痛の原因と、おすすめのケア方法を紹介させていただきました。
主な内容をまとめると、
・サンダルによる不安定な歩き方が腰に負担をかける
・歩き方の変化が筋肉に余計な負担をかける
・足の動きが制限されることで体全体のバランスが崩れる
・腰痛改善ストレッチ、入浴で腰を温める、足指の運動による腰へのケア方法
を紹介させていただきました。
これらの情報や対策が、みなさんのサンダルで歩くことで起きる腰痛改善のお役に立てれば幸いです。
ただし、このブログで紹介した方法を試しても症状が改善しない場合や、痛みが強い場合は、お近くの病院や治療院などの専門医療機関に相談することをおすすめします。
当院でも、今回のような腰痛のお悩みについて相談を受け付けており、それに対する施術もおこなっておりますので、お気軽にご相談ください。
また、歩くことで起きる他の体の不調への対策についても、以下の当院のブログで紹介しています。
ぜひそちらもご覧いただき、日々の健康管理にお役立てください。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

腰や足などを痛められたシニアの方から、
「こんなんじゃ、将来、歩けなくなるんじゃないか・・・」
といった不安や心配のお話をよくお聞きします。
また、不自由なく歩き続けるために、どんなことをすればいいのかわからないということもお聞きします。
そこで今回は、ご高齢の方が、歳を重ねても不自由なく歩行するためのポイントとそのための体の作り方について紹介させていただきます。

一生、歩けるための体になるための鍵となるポイントは、
「股関節」
です。
人が、歩く動作をするとき、主に働くのは下半身です。下半身には、足関節、ひざ関節、股関節の3つの大きな関節があります。
このうちの股関節は、体の多くの部分に最も影響のある関節です。
例えば、ひざ関節の周りにある筋肉の数が13種類に対して、股関節の周りにある筋肉は23種類もあります。
また、股関節は六方向に動くため、股関節の動く角度を総合すると、295度にもおよびます。
こういった股関節の特性によって、股関節が動くことで、大きくて多くの力を発揮できます。
特に、歩くときは、股関節の運動が、
“メインエンジン”
です。
歩くときの股関節の役割は、
・股関節は、歩行中に体の重心を安定させ、バランスを取る役割を果たします。
・股関節は、足の動きを上半身に伝えることで、前進するための推進力を生み出します。
・股関節は、足を前後に振り出す動作を可能にして、歩幅を生み出し、確保します。
・股関節は、地面から足に伝わる衝撃を吸収し、ひざや腰などの他の関節への負担を軽減します。
・股関節を動かすことで、周辺の筋肉が連動して、足をスムーズに動かす助けをする。
・股関節は、六方向に動けるため、方向の転換や回旋の動作をスムーズにおこなえます。
以上のように、歩く動作では、股関節の関与が大きい。
つまり、股関節が正常な状態で働くことを確保できれば、一生、歩ける体を作りやすくなります。

正しい動作で歩くと、人間の400種類のある筋肉のうち、約66%の筋肉が使われていると言われています。
逆に、良くない歩き方をすると、使うべき筋肉が使われなかったり、体の一部に過剰な力がかかったりするため、腰痛や膝の痛みなどを引き起こします。
ましてや、歩く際にメインエンジンとなる股関節の動かす筋肉が不調であると、体全体に大きな影響が出ます。
ですので、股関節周辺の筋肉に適正な刺激を与え、正常な動きができるように促す必要があります。
その上で、散歩やウィーキングをしていただいくことで、生涯にわたって、自由に歩ける体を手に入れることができます。
そのためのストレッチの方法を以下で紹介させていただきます。
上向きで寝て、両足をそろえて、ひざを90度に曲げ、腕は胸の横に広げてください。

両ひざをそれぞれ外に開いて、足裏を合わせ、そのまま足の重さにまかせて、ひざを床の方向に近づけるように開いてください。
そのときに、太ももの内側が伸びるのを感じたら、 20秒間、その姿勢をキープしてください。

終われば、元の状態にゆっくりと戻してください。
これを、3回、繰り返しておこなってください。
上向きで寝て、ひざを90度に曲げて、両足を肩幅より広く開いて、腕は胸の横に広げてください。

その状態から、両ひざを左方向に倒し、20秒間、その状態をキープしてください。

それが終われば、いったん、元の状態に戻してから、次に、両ひざを右方向に倒し、20秒間、その状態をキープしてください。

これを左右交互に、3回、繰り返しおこなってください。
上向きで寝て、ひざを90度に曲げて、両足を肩幅より広く開いて、腕は胸の横に広げてください。

その状態から、片方のひざを内側に倒し、20秒間、その状態をキープしてください。

それが終われば、いったん、元の状態に戻してから、次に、反対側のひざを内側に倒し、20秒間、その状態をキープしてください。

これを左右交互に、3回、繰り返しおこなってください。
上向きで寝て、足を肩幅に開き、両手を股関節の前に当てて、つま先の方向を目で確認します。

その状態のまま、両方のつま先を、内側に倒します。

次に、両方のつま先を、外側に倒します。

このつま先を、内側と外側に倒す運動を、交互に、10回、リズムカルに繰り返してください。
上向きで寝て、片方の足のひざを90度に曲げて、もう片方の足は伸ばした状態にしてください。

曲げた方の足のひざを、両手で抱えて、胸の方向に引き寄せてください。
それと同時に、伸ばした方の足のかかとをつく出すように、足首を足の甲側に曲げてください。
この状態で、 20秒間、キープしてください。

終われば、反対側の足でも、同様におこなってください。

これを左右交互に、3回、繰り返しておこなってください。

股関節は、歩く動作において、非常に重要な役割を果たしており、特に、シニアの方にとっては、一生、歩ける体を維持するための鍵です。
股関節の柔軟性と機能を保つことで、重心の安定、動力の伝達、可動域の確保、衝撃の吸収など、歩行に必要なすべての要素をサポートできます。
今回、紹介させていただいたストレッチを、日常に取り入れ、その上で、散歩やウォーキングをしていただくことで、将来にわたって自由に歩き続ける体を作れます。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまの参考になれば幸いです。
それでも、歩くことに対しての不安やお悩みが解消されないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、歩行についてのブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

立ち仕事をされている方から、仕事中や仕事が終わっても続く、「足のだるさ」のお悩みをよくお聞きします。
自宅に帰ってから、ふくらはぎの筋肉をもんだり温めたりといった十分なセルケアをしているにも関わらず、足のだるさが解決しない方が少なくありません。
こういった立ち仕事による足のだるさのは、その要因が足の筋肉の疲労によるものに思えますが、実は、「足の裏のアーチ」、つまり、土踏まずの崩れにあることが多いです。
そこで今回は、立ち仕事で起きる足のだるさの要因とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、立ち仕事中や帰ってからも感じる足のだるさを解消できます。

地面に足の裏がしっかり接地することで、「立つ」という動作ができます。
これは、足裏にある体を支える支持組織として、以下のものがあります。
・足の「骨」が、体重を支える
・足の「筋肉」が、バランスを保ち動作を支える
・足の「じん帯と腱」が、関節の安定性を提供し筋肉と骨をつなぐ
体重を支える支持組織の「骨」ですが、足の裏では、骨同士が組み合わさって、アーチ、つまり、土踏まずを作っています。
足の裏にあるアーチは、
・内側アーチ
・外側アーチ
・横アーチ
と3つあり、役割がそれぞれにあります。
内側アーチ
足の内側に、縦方向へカーブしている部分で、このアーチは体重を支え、足の安定性を提供。
特に、立っているときや歩行するときに、上からかかる体重を効果的に分散し、足の裏の負担を軽減します。
外側アーチ
足の外側に、縦方向へカーブしている部分で、このアーチは足の側方の安定性を提供。
足の外側にかかる負担を均等に分散し、立っているときや歩行するときに、側方からの力に対して抵抗します。
横アーチ
足の前部で、つま先の部分で横方向に形成されるアーチです。
このアーチは、足の前部の曲がりを維持し、足の指の運動や推進力を助け、効率的な歩行やランニングなどを支援します。
といったように、これらのアーチは、足の構造の特徴であり、それぞれが足の機能を最適化し、体重を分散させながら姿勢の安定性を保つ役割を果たしています。
この足のアーチが崩れると、きちんと支えることができず、「立つ」という動作が困難になります。
土踏まずの障害が体に及ぼすメカニズムは、レンガを積んで作ったアーチ状の橋を例にして、説明できます。
レンガで組んだアーチ状の橋は、レンガが正確にアーチ状に配置されることによって、橋の上を通る人や車を支える強力な構造が形成されます。
しかし、もしこの橋のアーチの一部のレンガがずれたり欠けたりすると、アーチの強度が損なわれます。
周囲のレンガや補強材料で一時的に修理しても、本来の安定性や耐久性を十分に回復することは難しい。
それと同様に、足のアーチが崩れると、骨の構造が持つ支持機能が低下し、体重の負担が不均衡になります。
筋肉やじん帯で、その限界まで支えようとしますが、長期的には十分なサポートが難しくなります。
その結果、立つという日常的な動作においても、足の筋肉やじん帯が疲労して、だるさが生じやすくなります。
したがって、足のアーチを形成している骨の組み合わせが、正常に維持されることは、体の健康と機能を維持するために不可欠です。

先日、お菓子の販売をされておられる50歳代の女性の方が、足のだるさを訴えて来院されました。
詳しくお聞きすると、お昼休みを除く、朝から夕方まで、お店に立ち続けるお仕事をされていると、以前にはない足のだるさを感じるようになったとのことでした。
特に、ふくらはぎのだるさがひどくて、仕事を終わる頃には、足が上がらず、引きずるようにしか歩けないそうです。
最近は、肩こりや腰の痛みも感じていると。
季節的に、これから忙しくなるので、このままでは仕事に支障が出るのでなんとかしたいと思い来院されたとのことでした。
検査をさせていただくと、足のアーチ、特に、小指側の外アーチが落ちており、立位姿勢は不安定な状態が見受けられました。
合わせて、股関節・腰・首の可動性が低下と左右差もあり、ご本人もさまざまなところに不具合が出ていることに驚いておられました。
足のアーチの矯正やその他の体のゆがみを整える施術、足裏へのテーピングなどをさせていただきました。
施術後は、「すごい楽に立てる」とおっしゃり、後日、もう一度来院されたときには、「こんなに変わるもんなんですね、足の裏が原因とは思わなかったです」と驚きの感想をいただきました。
立ち仕事によって起こった足の裏のアーチの崩れが、さまざまな不調を起こして、矯正することで、お悩みが軽減したことを感じた実例でした。

立ち仕事をしていると足のだるさが発生する要因は、足のアーチの崩れによくことが多いです。
ですので、足のアーチを整える方法を以下で紹介させていただきます。
内くるぶしから親指一本分前のアーチ部分に、ぽこっと骨が出ています。


この骨が下にさがることで、内側のアーチがくずれやすくなります。
ですので、この骨を、下から上に向けて押しあげてください。

この骨を押し上げると、足の親指が外方に開くように動きます。


動かないようでしたら、片方の指でぽこっと出た骨を押し上げつつ、もう片方の指で、足の親指を外にひらいてください。

これを、20秒間、キープして、終われば、反対側の足も同じようにおこなってください。
足を外側を指でなぞっていくと、外くるぶしの斜め前方あたりに、ぽこっとした骨のふくらみがあります。


そのふくらみをこえたところにある骨が、この骨が下にさがることで、外側のアーチがくずれやすくなります。
ですので、この骨を、下から上に向けて押しあげてください。
この骨を押し上げると、足の小指が外方に開くように動きます。

動かないようでしたら、片方の指で骨を押し上げつつ、もう片方の指で、足の小指を外にひらいてください。

これを、20秒間、キープして、終われば、反対側の足も同じようにおこなってください。
つま先から土踏まずに移行する境目の中央にくぼみがあります。

このくぼみを、指で下から上に押すと、つま先に横方向のアーチができます。


くぼみを押した状態で、20秒間、キープして、終われば、反対側の足も同じようにおこなってください。

足の骨のアーチが崩れることで、立つことが不安定となり、足の筋肉やじん帯が疲労し、だるさを感じやすくなります。
足の健康は、全身の健康につながります。
日々のケアを続けることで、長時間の立ち仕事でも足のだるさを軽減し、元気に働くことができます。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、立ち仕事をすることで足のだるさのお悩みが解消されないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、ふくらはぎの不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広