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冷え性 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 4の記事一覧

皆さん、こんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
寒い季節になると、靴下やインナーを履いても、ふくらはぎから足先にかけての冷えが気になる方が増えてきます。
当院でも、先日、50代の専業主婦の方で、ふくらはぎから足先にかけての冷えについてのお悩みをお聞きしました。
お悩みの内容としては、家の中にいても足に冷えを感じ、寒くて体がゾクゾクして風邪をひいたのかと勘違いすることもあるそうです。
また、足の冷えから、夜、なかなか寝付けないことや、歩いていると足の感覚が鈍くて踏ん張れないとのことでした。
このように、冬になり寒くなってくることで起きる足の冷えは、日常生活にいろいろな支障を引き起こします。
そこで今回は、冬の寒さで起きる足の冷えについてとその対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、足の冷えが解消されて、快適な睡眠を取り戻し、日常生活をより活動的に過ごすことができます。

厚着をすることで、寒さにより体の熱を奪われるのを軽減できます。
ただ、冬季は活動量が減少しがちで、これにより体のエネルギーを消費することで体から発熱する基礎代謝量が低下します。
そうすると体温が低くなり、特に、体の末端部分である足が冷えやすくなります。
厚着だけでは、基礎代謝の低下を補えないため、ふくらはぎから足先の冷えが生じます。
また、冬の活動量の低下は、筋肉の刺激の低下につながります。
筋肉の役割の一つに、筋肉が動くことで、血管をポンプのように押し出して、血流が促進されます。
血液自体が、37度ほどの温度を有しているので、血液が巡ることで、体を温める役割も果たしています。
冬の寒さで筋肉を動かす量が減ることで、血液の循環が悪化して、いくら厚着をしていても、体温が低下して体が冷える要因になる。
特に、体の末端である足の先は、水道ホースが水道の蛇口から離れるほど水圧が低下するように、血液の循環の悪化が顕著に現れる部分のため、足の先の部分は冷えを感じやすくなる。
足先への温かい血液の巡りが悪くなることで、体温の維持や調節機能が低下し、ふくらはぎから足先にかけて冷えを感じやすくなります。

足の冷えは単なる不快感にとどまらず、体全体にさまざまなデメリットをもたらします。
主な影響として以下のことがあげられます。
足の冷えは、血行の不良を引き起こし、免疫細胞の働きを妨げます。
血液の循環が悪くなると、免疫を担当する白血球が体内をうまく巡回できなくなります。
その結果、細菌やウイルスへの対応力が低下し、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなったり、病気からの回復が遅れたりする可能性があります。
冷えによる血行の不良は基礎代謝の低下を招きます。
基礎代謝が落ちると、体温の維持が難しくなるだけでなく、エネルギー消費も減少します。
これにより、体重が増加しやすくなったり、血圧や血糖などの数値の上昇を引き起こしやすくなる可能性があります。
足が冷えると、筋肉が硬直しやすくなります。
特に、ふくらはぎの筋肉は血液の循環を促す重要な役割を果たしているため、その機能が低下すると全身の血行にも影響します。
筋肉の硬直が起きると、痛みを抑える機能が低下するため、軽い刺激でも痛みとして感じやすくなり、日常生活の質を低下させる可能性があります。
夜に睡眠のモードに入るには、体温がいったん上がって、下がってくることで起こります。
足が冷えていると、就寝時に体が温まりにくく、睡眠モードに切り替わりにくくなり、寝つきが悪くなったり、睡眠の質が低下したりする可能性があります。
良質な睡眠は、心身の回復に不可欠であり、睡眠の質の低下は日中の疲労感や集中力の低下につながります。

ふくらはぎから足先にかけての冷えを解消するためには、ふくらはぎから足先を動かして筋肉を刺激し、血液の流れを良くする必要があります。
そのための運動の方法を、以下で紹介させていただきます。

1.壁に向かって立ち、壁に手をつき、足を肩幅に開いて立ちます。
2.ゆっくりとかかとを床から持ち上げ、つま先立ちになります。
3.かかとを最大限まで上げたところで、3秒間、キープします。
4.3秒たった後、ゆっくりとかかとを下ろします(ドスンとかかと落とさないように注意してください)。
5.次に、かかとを地面にしっかりつけた状態で、両足のつま先を持ち上げ、3秒間、キープします。
6.3秒たった後、ゆっくりとつま先を下ろします
7.この一連の動作を、10回、繰り返しおこなってください。

1.イスに座り、かかとを地面につけ、足先を軽く上げた状態にします。
2,ゆっくりと、足の指の付け根から爪が見えなくなるまで足指を曲げて、「グー」をつくり、3秒間、キープします。
3.次に、足の指を大きく広げて、「パー」をつくり、3秒間、キープします。
4.この一連の動作を、10回、繰り返しおこなってください。

1.上むきで寝て、足をを伸ばし、足首の力を抜きます。
2.ゆっくりと足首を内側に、1回転に約8秒かけて、10回、まわします。
3.次に、ゆっくりと足首を外側に、1回転に約8秒かけて、10回、まわします。
以上のような運動を、1日3回、無理のない範囲でおこなってください。

今回のブログでは、冬の寒くなる時期に、厚着をしても足の冷えが発症する要因として、以下が考えられることを説明しました。
・基礎代謝量の低下
・活動量の減少による血行の不良
・筋肉の動きの減少
そして、足の冷えることによる体に与える影響として、以下のことを提示させていただきました。
・免疫力の低下
・代謝の減少
・筋肉の硬直と痛み
・睡眠の質の低下
また、足の冷え改善のための対処法として、以下を紹介させていただきました。
・かかとの上げ下げ運動
・足指のグーパー運動
・足首を回す運動
足の冷えは日常生活に大きな支障をきたす可能性があるため、早めのケアをおすすめします。
今回、紹介させていただいた方法が、皆さまの足の冷え改善のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも足の冷えの症状が続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。
当院でも、今回のケースのような冬の足の冷えにも対応していますので、お気軽にご相談ください。
また、他に寒さによるお体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
日本静脈学会ガイドライン委員会. (2021). 下肢静脈瘤診療ガイドライン2021年改訂版. https://www.js-phlebology.org/guideline/

皆さん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
寒くなってきたこの季節、厚着をすることで肩こりを感じることはないですか?
風邪をひかないように暖かく過ごすことは大切ですが、厚着は肩こりを引き起こしてしまう場合があります。
当院でも、寒さをしのぐために厚着をしたことで肩こりを感じるようになったというお悩みをよくお聞きします。
寒さが増し厚着をすることより、肩こりを感じやすくなると、日常生活に大きな支障が出てきます。
例えば、洗濯物を干したり掃除機をかけるなど、いつもやっている家事作業でも、すぐに疲れてしまいます。
また、肩こりがひどくなると気分が悪くなったり頭痛が起こることで、何をするにもやる気が起こらないということを引き起こす場合もある。
そこで今回は、気温が低下することで厚着をすることで肩こりが起きる原因とその対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、肩こりの原因が解消されて、快適に家事や趣味を楽しむことができます。

寒くなり、厚着をすることで肩こりを感じるようになった原因として、以下のことが考えられます。
寒さが厳しくなると、体は自然に筋肉を緊張させて体温を保とうとします。
この筋肉の緊張が続くと、肩周りの筋肉が硬くなり、血行の不良を引き起こします。
それによって、家事や買い物で腕を動かすために負荷がかかる肩周辺の筋肉に、十分な酸素や栄養素が供給されず、疲労物質が蓄積します。
さらに、厚着をすると、服の重さや圧迫感が肩に負担をかけ、筋肉の疲労を増加させます。その結果、寒さと厚着によって肩こりが発生しやすくなります。
寒さから身を守るために自然と猫背になったり、首をすくめたりする姿勢は肩に負担をかけます。
このような姿勢は、肩周辺の筋肉を緊張させ、肩こりを引き起こします。
また、厚着をしたまま、日常的に体を動かすと、服の厚みが肩の可動性をさまたげて、肩を動かす姿勢が無意識にゆがむ場合があります。
姿勢のゆがみは、筋肉のアンバランスを生み出し、肩こりにつながります。そういった姿勢がゆがむ条件が重なる寒さと厚着によって、肩こりが起こりやすくなります。

寒さによって厚着をすることで起きる、肩周辺の筋肉の血流の低下やゆがみを改善するためのストレッチを、以下で紹介させていただきます。
首から肩への筋肉へのストレッチ

1. 肩幅に足を広げて立ちます。
2. 右手を腰に回して当てて、頭を左斜め下方に傾けます。
3. 左手で頭の後ろを持ち、腕の重みを使って、頭をさらに左斜め下方に倒します。
4. 右の首から肩にかけて伸びるのを感じたら、10秒間、キープします。
5. 10秒たったら、ゆっくり元の姿勢に戻して、次に反対側も同様におこないます。
6.この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

1,イスに座ったままで、両手を胸の前で組み、息を吸います。
2.息をはきながら、腕を前に伸ばし、その際に、肩甲骨と肩甲骨の間を広げるように意識します。
3.肩甲骨と肩甲骨の間が広がるのを感じたら、10秒間、キープします。
4.10秒たったら、ゆっくり元の姿勢に戻します。
5.この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

1. 壁の横に立ち、軽く肘を曲げて、手のひらを肩の高さに上げて、肩の軽く後方に腕を持っていき壁に手をつきます。
2. 壁についたてで体を支えるように、壁方向に体をたれかけます。
3.胸から脇が伸びるのを感じたら、、10秒間、キープします。
4.10秒たったら、ゆっくり元の姿勢に戻し、反対側の腕でも同じようにおこなってください。
5.この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

今回のブログでは、寒くなり厚着をすることで肩こりが発症した原因として、筋肉の緊張による血行の不良や姿勢のゆがみが考えられることを説明しました。
また、肩こりの対処法として、首から肩へのストレッチや肩甲骨の間を広げるストレッチ、胸から脇の筋肉を伸ばすストレッチを紹介しました。
冬の寒さで厚着になることで肩こりが引き起こると、日常生活に大きな支障をきたす可能性があるため、早めにケアされることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介した内容がお役に立てれば幸いです。
もし、それでも肩こりのお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門医療機関に受診されることをおすすめします。
当院でも、このようなケースの肩こりに対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他にも寒さによる体調の不良への対策ブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:厚生労働省「国民生活基礎調査」

皆さん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院の久木崇広です。
秋から冬への季節の変わり目は、気温が急激に低下して寒くなります。
こういった時期は、過去のケガをした古傷がうずくような痛みを感じることがあります。
当院でも、個々の時期、首やひざなどのすでに治ったはずの部分が痛むというお悩みの方が少なくありません。
そこで今回は、秋から冬への気温が急激に低下して寒くなる時期に古傷が痛む原因とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、古傷がうずくことへの適切な対処がおこなうことができ、それによって、日常生活を快適に過ごせます。

秋から冬への季節の変わり目で気温が急激に低下すると、過去のケガや古傷がうずくような痛みを感じることがあります。
この現象には、体を自動調整してくれる自律神経の働きが、深く関与しています。
以下で、そのメカニズムを紹介させていただきます。
寒さに対する生理的な反応の一つとして、自律神経の中の交感神経が活発に働きます。
交感神経は、「闘争と逃走」のための反応を体に起こします。
気温が急激に低下すると、寒冷の刺激をストレスとして認識し、体を防御モードに切り替えます。
この寒さに対する防御反応の中で、交感神経は、体内の熱を保持するために血管が収縮させます。
こうした寒冷環境に対応するための交感神経の反応は、生命を維持するために必要なことです。
しかし、それが過剰になりすぎることで、血流が悪くなり、筋肉や関節などの組織に、血液を通して栄養や酸素の供給が十分にできなくなる。
そうすると、筋肉や関節などへのエネルギーが不足して固くなり、機能が低下します。
その状態で、筋肉や関節を動かすと、その動きに対応できず痛みが発生しやすくなる。
特に、古傷の部分は、組織が固くなっていることが多いため、十分な血液を通して栄養や酸素の供給がされたいと、他の部分に比べて機能低下の反応が早くなり、痛みを感じやすくなります。
気温の急激な低下は、自律神経系のバランスを崩しやすくします。
自律神経は、交感神経と副交感神経の2つの神経で構成されます。
交感神経は、体を活動モードにするために働き、副交感神経は、体を回復やリラックスモードにするために働きます。
交感神経と副交感神経のバランスによって維持されることで、健康が保たれます。
しかし、急激に寒冷な環境になると、交感神経が大きく優位に立ち、副交感神経が抑制されがちです。
この不均衡により、交感神経が過剰に働くために、痛みを感じるセンサーがより敏感になり、通常の刺激でも強い痛みを感じる状態を引き起こします。
特に、寒冷環境では、古傷の部位が微細な刺激に対しても過敏に反応しやすくなり、その結果としてうずくような痛みが再現されることがある。
寒冷刺激は、体の反応だけでなく、心にも影響も引き起こします。
寒さを感じると、多くの人が無意識にストレスを感じ、これが交感神経の過剰な働きにつながります。
この心理的なストレスによって、ストレスホルモンが分泌され、痛みを引き起こしやすくなります。
特に、古傷はストレスに敏感に反応するため、痛みが再現されやすくなります。

寒くなって古傷がうずく場合、自宅で実践できる適切な対処法として、以下のことを紹介させていただきます。

血行の不良が古傷の痛みの原因の一つとなるため、血流を改善することが重要です。

1日30分程度のウォーキングや軽いジョギングが効果的です。
また、古傷の周辺の筋肉を、ゆっくりと動かすストレッチも有効です。

39〜-41度程度に設定した湯船に、15〜20分程度つかるのが有効です。
これにより、血管が拡張し、血行が促進されます。
また、入浴中に、古傷を優しくさすると、さらに効果的です。

カイロや湯たんぽを使用して、古傷を温めます。
また、古傷を覆う暖かい服装やサポーターを装着を心がけ、古傷をを冷やさないよう注意してください。

自律神経の乱れが痛みを引き起こす可能性があるため、リラックスすることが大切です。

鼻から4秒間、息を吸って、口から6秒間、息をはく深呼吸を、7回を繰り返すことで、自律神経のバランスが整い、痛みの軽減につながります。

1日7時間程度十分な睡眠の確保、寝起きの時間を一定にする、一日3食をしっかりとるといった規則正しい生活リズムを維持することをおすすめします。
そうすることで、自律神経の自律神経のバランスが整い、古傷に対しての感度を軽減できます。

血行の促進や筋肉の回復に、効果的な栄養素を積極的に摂取してください。

体を温める効果のある、しょうが、ネギ、にんにく、ごぼうなどの根菜類を積極的に摂取してください。

カボチャやアーモンドなどのビタミンEを多く含む食品、サバやサーモンなどのオメガ3脂肪酸を含む魚を積極的に摂取してください。

水分を十分に摂取することで、血液の粘度を下げて、体内の血液の循環がよくなります。
また、温かい飲み物を選ぶことで、さらに体を温める効果が期待できます。

今回のブログでは、寒くなって古傷がうずく原因について説明させていただきました。
・交感神経の防御反応による血管収縮
・自律神経のバランスの乱れによる痛覚の過敏化
・ストレスホルモンの分泌増加
また、古傷の痛みへの対処法として、以下を紹介させていただきました。
・血行促進のための運動や入浴、保温
・ストレス軽減と自律神経の調整
・栄養の管理
寒さによる古傷の痛みは、日常生活に支障をきたす可能性があるため、早めのケアをおすすめします。
ぜひ、今回、紹介させていただいた方法を試してみてください。
それでも、古傷の痛みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。
また、当院でも、今回のようなケースの寒さによる古傷のうずきへの対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
他に、寒さによるお体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:気象庁「気象と気象用語」
https://www.jma-net.go.jp/matsuyama/publication/tenko/tenko201811.pdf

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
冬に近づき、朝晩の気温が急激に低下してきました。
こういった寒い季節、暖かい部屋から冷えた室に移動したとき、胸が苦しくなったり、めまいを感じたりしたことはないでしょうか?
急激な温度変化によって、体に大きな負担をかけ、不調を引き起こす場合があります。
このとき起こる体の不調で怖いのが、“ヒートショック”です。
ヒートショックは、特に、11月から2月にかけて発症リスクが高まります。
急激な温度変化により血圧が乱高下し、脳や心臓などにダメージを受けるリスクが高まります。
驚くべきことに、日本では、年間約1万7千人もの方が、ヒートショックが原因で亡くなっているという統計報告があります。
家の全ての部屋の温度を一定しすることは難しいため、温度差が大きいが大きい浴室やトイレなどの部屋への出入りは、日常生活において避けることはできません。
そこで今回は、ヒートショックの概要とその対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、ヒートショックのリスクを理解し、適切な予防策を講じることで、寒い時期を安心して過ごすことができます。

ヒートショックについての概要を、以下で紹介させていただきます。
ヒートショックは、急激な温度変化によって引き起こされます。
特に、冬場は、暖房の効いた暖かい部屋から、寒い浴室やトイレなどに移動する際、体表面の温度が急激に下がります。
このとき、血管は収縮して血圧が上昇します。
その後、温かい湯船につかったり、再び暖かい部屋に戻ることで血管が拡張し、血圧が急激に低下します。
このような血圧の急激な変動は、脳や心臓などの血管に負担をかけ、それが血管の損傷につながり、ヒートショックのリスクが高まります。
ヒートショックは、11月から2月にかけて、外気温が低下し、暖房を使用することで室内外の温度差が大きくなる時期に増加します。
ヒートショックを引き起こす場所として最も多いのは、浴室と脱衣所です。
暖房の効いた部屋から寒い脱衣所へ移動し、その後さらに寒い浴室に入ることで体温が急激に変化します。
このような環境では血圧が急激に上下しやすく、心臓や脳への負担も大きくなります。
また、寒い日の外出は、暖房の効いた室内から寒い屋外に出る、寒い屋外から暖かい室内に入る、といった温度の急激な変化によって、ヒートショックのリスクを高めます。
特に、ヒートショックになりやすい方には、高齢者や心臓、糖尿病などの持病を抱える方です。
加齢や持病のため、自律神経などによって自動的に体温の調節する機能が低下し、急激な温度変化への耐性が弱まります。
そのため、急激に温度変化が起こる11月から2月にかけて、高齢者や心臓、糖尿病などの持病を抱える方は、ヒートショックが発症するリスクが高まります。

ヒートショックを予防するために、以下にそれぞれの具体的な予防法をまとめました。
ヒートショックは、入浴の過程で起こることが多いため注意が必要です。
お風呂に入る前に、脱衣所や浴室の中で暖房器具を稼働させて温めたり、シャワーを高い位置から浴槽に注ぎ、蒸気で温めておくことが大切です。
これにより、入浴時、暖かい部屋から脱衣所や浴室に移動する際の温度差を減少させることができます。
寒くなると、水分の補給が減少します。
そうすると、知らない間に、体は脱水状態になっている場合がある。
脱水状態の体は、血圧の変動が起こりやすくなります。
ですので、入浴前には水分の補給をおこない、脱水状態を避けて、血圧が安定した状態でいることが重要です。
入浴前にコップ一杯の水や麦茶を飲む習慣をつけることをおすすめします。
体が冷えている状態で、熱いお湯に入ると、急激な血圧の変化を引き起こします。
入浴時のお湯の温度は、39℃〜41℃程度に設定するようにしてください。
湯船に入る前に、かけ湯で体をお湯になじませてください。
心臓から遠い足元からかけ湯をし、徐々に全身へとお湯をかけていくことで、血管への負担をらすことができます。
暖かい部屋から寒い部屋に行く頻度が高い移動は、トイレです。
トイレでのヒートショックを予防する方法を以下で紹介していきます。
トイレは、通常寒い空間なので、暖房器具を設置することが重要です。
足元に、センサー付きの小型のセラミックファンヒーターを設置して、トイレの入室と同時に暖房が稼働する設定にすることをおすすめします。
トイレにいく際には、上着やカーディガンなどを着てから、向かってください。
衣服で体を覆うことで、急激な冷えから身を守り、血圧の急激な変化を防げます。
寒い日の外出時におけるヒートショックの予防方法について、以下に具体的な対策を紹介します。
外出する際は、重ね着を心掛け、体温を保持することが重要です。
特に、寒い日には、厚手のコートやセーター、手袋、マフラーなどを着て、暖かい服装を整えてから外出するようにして、体全体を温かく保つようにしてください。
寒い屋外から暖かい室内に入る際には、一瞬でも冷えた体が、急激な温度変化によって負担を受けないよう注意が必要です。
暖かい服装で入った後も、急激に服を脱がずに、暖かい部屋の温度に徐々に体を慣らしながら、ゆっくり脱衣するようにしてください。
気象庁のサイトに、「ヒートショック予報」(https://tenki.jp/heatshock/)があります。
こまめに、このヒートショック予報には「油断禁物」「注意」「警戒」などのレベルが表示されており、これを参考にしてヒートショックに対しての意識を高めたり、行動を調整してください。

今回のブログでは、ヒートショックが発症する要因を、以下のように説明させていただきました。
– ヒートショックは急激な寒暖差によって引き起こされる。
– 特に冬場は温度差が大きくなるため注意が必要。
– 高齢者や持病を抱える方はリスクが高まる。
また、ヒートショックへの対策として、以下のことを紹介させていただきました。
– 入浴時のヒートショック対策
– トイレでのヒートショック対策
– 寒い日の外出時におけるヒートショック対策
– 気象庁のヒートショック予報を活用
ヒートショックは、生命に大きなリスクをきたす可能性があるので、しっかりとした対策が必要です。
そのための方法として、今回紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
また、寒くなることで、お体の不調が生じている場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
当院でも、寒くなる時期のお体の不調にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、気温の低下によるお体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:厚生労働省「入浴関連事故の実施把握及び予防策に関する研究について」(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002rkou-att/2r9852000002rkv5.pdf)

皆さん、こんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
車両の整備や検査のお仕事をされている方から、よく、腰の痛みのお悩みをお聞きします。
特に、秋になって寒くなってくると、そのお悩みが増加傾向にあります。
車両を整備や検査などを行うお仕事の方が腰痛を発症すると、屈む姿勢がつらくなったり仕事にしようが出る他にも、車の運転が苦痛になったり、寝つきが悪くなったりと、仕事の効率低下だけでなく、生活の質も低下してしまいます。
そこで今回は、車両を整備や検査などのお仕事をされている方々に多く見られる腰痛の原因とその予防方法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、職業性の腰痛の原因が解消されて、快適に仕事を続けながら、プライベートも充実して過ごすことができます。

車の整備や検査のお仕事をされている方が、気温が低下し始める秋になると腰痛を発症しやすくなる原因として、以下のことが考えられます。
立っているときに腰にかかる負担が100とすると、体を前に屈めると腰への負担が150に増加します。
車両の整備や検査の際に、屈んだ姿勢をとることが多くなるため、長時間、作業を続けると腰に過度の負担をかけることになります。
そうすると、前屈みの姿勢を維持するための腰周辺の筋肉が緊張して疲労し、その状態で作業を続けようとしても、腰周辺の筋肉が対応できず、痛みが発生します。
秋から冬にかけての気温低下は、筋肉の柔軟性を低下させます。
血液は、37度ほどの温度があり、全身に巡ることで、体温を維持して、筋肉や内臓などを温めて、その機能を維持します。
外部の気温が低下する環境にいると、血液が冷えて体温が低下するため、寒さを感じると血管が収縮させて、血流を流れを少なくして、体温の低下を防ぎます。
そうすると、筋肉への血流が減少し、筋肉に酸素や栄養の提供が低下します。
特に、車両を整備したり検査をされるお仕事の方は、腰に負荷をかける作業が多いため、腰周辺の血流が悪化するとエネルギーの不足を起こします。
その結果、腰周辺の筋肉の機能が低下して、その状態で無理に動かすと、腰に痛みを感じやすくなる。
車の整備する際には、安全性のために、安全靴を履くことは必要です。
安全靴は通常、普通のスニーカーと比べて底が硬くなっています。
これは安全性を確保するためですが、同時にクッション性が低下します。
硬い底は地面からの衝撃を吸収しにくく、その衝撃が直接、腰に伝わりやすくなります。
この衝撃が繰り返し腰にかかることで、腰痛のリスクが高まります。

車両整備や検査のために体を屈めるときに感じる腰痛、特に寒くなった時期の有効な対処法として、以下のことを紹介させていただきます。
車両整備や検査の作業中に頻繁に行う前屈み姿勢は、腰への負担を増大させる主な原因の一つです。
この負担を軽減し、腰痛を予防・改善するために、昼休み中や仕事の隙間時間を利用して、立ったままでできる効果的なストレッチ方法を紹介していきます。
1. まっすぐに立ち、右足を大きく前に踏み出してください。

2. 左ひざを床に近づけるように腰を落とし、右ひざが90度になるようにします。

3. 上半身をまっすぐに保ちながら、腰を前に押し、重心を前方移動しながら、右ひざを曲げます。

4. 右の太ももの付け根、股関節の前面が伸びるのを感じたら、10秒間、保持してください。
5. 反対側も同様に行います。
6.左右の足で交互に。3回。繰り返しおこなってください。
1. 片足を前に出し、つま先を上に向けます。

2. 背筋を伸ばしたまま、前に出した足のつま先に向かって、ゆっくりと上半身を倒します。

3. 太ももの裏が伸びるのを感じたら、10秒間、保持してください。
5. 反対側も同様に行います。
6.左右の足で交互に。3回。繰り返しおこなってください。
1. 足を肩幅に開いて立ってください。
2. 肘を曲げて、両手を頭の後ろで組みます。

3. ゆっくりと上半身を後ろに反らせ、胸を開きます。

4. 胸とおなかが伸びるのを感じたら、10秒間、保持してください。
5.この動作を、3回。繰り返しおこなってください。

秋冬の気温低下は、筋肉の硬直や血流の低下を引き起こし、腰痛のリスクを高めます。
特に、屋外での車両整備作業は寒さの影響を受けやすいため、適切な防寒対策が重要です。
腰を温めるための効果的な方法として、
・薄型のカイロを選択し、腰の両側に1枚ずつ貼る、もしくはおなかに貼る
・腰から下腹部までをカバーするような腹巻きを着用する
・ 休憩時間には、温かい飲み物を摂取し、内側からも体を温める
という対策をすることで、気温低下のために体が冷えて、腰が痛くなることを予防できます。

安全靴は作業中の足の保護には欠かせませんが、長時間の着用は腰への負担となる可能性があります。
休憩時間の時ぐらいは、可能であれば、安全靴を脱ぎ、軽い運動を行うことで、腰痛予防や改善に大きな効果が期待できます。
安全靴を脱いだあとは、

・座った状態で、足の指を広げたり、丸めたりを10回繰り返す
・足首を大きく円を描くように、時計回りと反時計回りを、各10回、回す
といった運をすることで、足首の柔軟性を高め、下肢全体の血流を改善します。
その結果、足全体の筋肉が活性化され、腰への負担が分散されます。

今回のブログでは、秋の気温低下する時期に、車両整備士の方に起きる腰痛が発症する要因として、以下のことを説明させていただきました。
・姿勢の不良による筋肉への負担
・寒冷環境による筋肉の硬直と血流の低下
・安全靴の影響
また、腰痛の対処法として、以下の方法を紹介させていただきました。
・前屈みで起きる腰痛を改善するためのストレッチ
・寒さ対策のためのカイロや腹巻きの使用
・休憩時の安全靴を脱いでの軽い運動
腰痛は日常生活に大きな支障をきたす可能性が高いため、早めのケアをおすすめします。
そのための方法として、今回紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも、腰痛のお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。
当院でも、今回のブログで取り上げたケースの腰痛に対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他の腰痛対策のブログも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
1. 日本整形外科学会. (2021). 腰痛診療ガイドライン2021. https://www.joa.or.jp/public/guideline/
2. 厚生労働省. (2022). 国民生活基礎調査.