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疲労 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 72の記事一覧

飲食店に勤務されている40歳代女性の方が来院され、歩くときに股関節がぬけそうな感じがするとの不安感を訴えられました。
今回ご相談いただいたことが発症したきっかけをお聞きしました。
すると、普段、仕事場で、調理するだけではなく、10キログラムのお米の袋や油が入った一斗缶を、倉庫から調理場に運ぶことが多くて、それが本当に疲れると。
その何度もやっているうちに、2週間前から、何も持たずに普通に歩いていると、「歩くと股関節がぬけそうな感覚」がでてきた。
本当に抜けたらどうしようと思い、怖くてゆっくりしか歩けなくて困っているとのことでした。
整形外科でレントゲンの検査をしても、股関節を構成している骨盤や大腿骨の変形もないといわれたそうです。
特に股関節の骨自体に異常がないけれども、こういった歩いているときに股関節がぬけそうだという不安感は、特に、女性の方からよくご相談を受けます。
そこで、今回は、歩行時に股関節がぬけそうだと感じてしまう理由とその対処法を紹介させていただきます。

歩行のサイクルは、歩く一連の動作を表すもので、次のステップがあります。
「踏む」
最初にかかとが地面に触れる。これが一歩目の始まり。
「平行」
体重が足に移動し、足が地面に平行になる。足の裏の全体が地面と触れている状態。
「つま先」
足の指先が地面を離れ、足が後ろにスイング。次の一歩に向けての動き。
「振り出し」
足が空中にあり、前に振り出される。次に踏むための準備。
「反復」
上記のステップを繰り返し、歩行が続く。地面を踏んで、平行になり、つま先が浮き、そして振り出し。
このサイクルをおこなうことで、歩行が円滑におこなわれます。
このサイクルの中で、自身の体重が足の裏にかかる「平行」の際に、同時に股関節にも自身の体重がかかります。
この歩く時に股関節に、
体重の5.5倍もの負荷
がかかります。
これほどの負荷が股関節にかかると、骨の連結だけではぬけてしまいます。
それをぬけないようにするために、股関節の周りの筋肉が支えます。
歩行時に股関節がぬけないように支える筋肉の中でも、
お尻の筋肉が役割の66パーセント
をしめます。
今回ご相談していただいた方は、重量物を普段から持ち上げる作業が多いとのことでした。
重量物を持ち上げる作業は、全身の筋肉に相当な負担をかけます。
当然、お尻の筋肉にもその負荷がかかります。そのことで、お尻の筋肉が疲労して硬くなると、歩行時に股関節を支える働きができなくなります。
歩行時に股関節を支えるお尻の筋肉の機能が低下した結果、「歩くと股関節がぬけそうな感覚」がでてしまうのです。
実際には、股関節は、強力な靭帯で囲われており、脱臼が少ない関節です。
股関節がぬける事例は、交通事故やラグビーの試合中といった強烈な衝撃を受けた時ぐらいです。
しかし、お尻の筋肉が働かないことでおきる股関節がぬけてしまうのではないかという不安感は、それを補うための腰や太ももなどに余計な負荷をかけ、体全体にゆがみが広がるので、対策が必要です。

歩行時に股関節がぬけるといった感覚を解消するためには、お尻の筋肉の機能を回復させる必要があります。
そのためのお尻の筋肉へのストレッチの方法を以下で紹介させていただきます。
足を伸ばして座り、右手を後方に置いて体を支える。右ひざを立てて、左のひざの外に右足を置く。

左腕で右ひざの外側を左方向に押すように倒す

上向けで寝て、両ひざを立てて、左足を右ひざの外側にあてて足を浅く組みます。

左足で右ひざを押し付けて、両足を左側に倒す。

下向きで、右ひざを曲げて、右手で右足の内側からつかむ

右手で右足を外側に倒す


股関節は、人間がもつ関節の中で最大のものです。
それだけに、歩行や走行のときや立位や座位のときなど、体を活動させる上では土台となる関節です。
そのような股関節にぬけそうな不安感があることは、日常生活をおくるうえでは、大変な支障がでます。
今回、ブログで紹介させいただいたことが、股関節に不安がなくスムーズに歩けるように皆様の助けになれば幸いです。
それでも、歩く際に、股関節がぬけそうな不安感がある場合は、お近くの治療院で検査や治療を受けていただくことをおすすめします。
当院でも、今回のようなお悩みについての施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
他に股関節に関するブログを書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

当院に来院した高校生の患者様と年末のスケジュールの話題になったときに、コロナ禍で自粛していたが久々に母方の祖父母の家に帰省するのと。
ただ、里帰りが遠方で、親御さんの運転で半日もかかるそうです。
祖父母やいとこに会えるから楽しみだけど、心配なのは「乗り物酔い」だそうです。
この方のように、今年の年末に実家へ帰省される割合は、昨年に比べて28%も増加と予想されています。
そこで今回は、車に乗せてもらって実家に帰省される中で起こりやすい「乗り物酔い」の発症する理由とその対策を紹介させていただきます、
このブログを読んでいただくことで、「乗り物酔い」を防ぎながら楽しく無事に車ので帰省ができます。

乗り物酔いは、別名「動揺病」とも呼ばれます。乗り物が、道の状態やスピード、ブレーキで、揺れたり傾いたりする際、平行バランスをとるための情報を、耳と目と筋肉で収集して脳へ伝えます。
この耳と目と筋肉が、それぞれに感じる情報が一致しない場合は、情報を受け取った脳が混乱します。
その脳の混乱が、体の機能を自動で調整してくれる自律神経の働きが崩れて、「乗り物酔い」で特有の吐き気やめまいなどをおこします。
例えば、運転手は、自ら運転しているために、道を曲がったりブレーキをかけるなどの際に、あらかじめ体にかかるバランスの変化が予測できるため、一致した耳と目と筋肉からの情報が脳へ伝わります。
しかし、運転手以外の同乗者が、スマホを見ていたとして、目はスマホの画面は静止していると脳へ情報を伝えるが、耳や筋肉は車が揺れている情報を脳に伝えるんで、情報が一致しなくなる。
この一致しない情報のとき、目からの情報で体の機能を調整するのか、耳や筋肉の情報で体を調整するのか、脳の情報処理が限界に達して、混乱して、「乗り物酔い」が発症します。
乗り物酔いをしない方は、こうした目や耳や筋肉からの情報を、一致するように脳の情報処理が高い、もしくは体調が良好であるからです。
また、「乗り物酔い」がおこりやすい体質やもしくは生活習慣には、
・耳に機能の障害がある
・脳に機能の障害がある
・自律神経が失調している方
・血圧が低い方
・ぜんそくやアレルギーの体質の方
・睡眠が不足している方
・疲労がたまっている方
などがあります。
こういった「乗り物酔い」がおこる条件の中でも、
・睡眠不足
・空腹
・急ブレーキ急発進
・読書
の4つの項目がそろってしまうと、約90パーセントの人が、「乗り物酔い」を発症するという研究報告があります。
「乗り物酔い」も、きつくなると脱水症をひきおこすなど、生命の危険にもさらされる場合もありますので、しっかりとした対策が必要です。

乗物酔いを防ぐためには、以下のような対策をおこなってください。

乗物に乗る予定がわかっている前日は、必ず十分に睡眠をとってください。
そのことで、乗車中の平衡感覚の情報を脳が処理しやすくなり、乗り物酔いを防げます。

乗車前や定者中の空腹や食べ過ぎをさけてください。
消化は、空腹や満腹で特に自律神経の働きます。乗車中に自律神経が乱れる可能性も高いので、自律神経の活動を消化で活発にならない程度の消化によい食べ物を適度に食べてください。
そうすることで、「乗り物酔い」による嘔吐や吐き気を防ぐことができます。

「乗り物酔い」は、自律神経のバランスが崩れることで起きますので、薬によってあらかじめ整えてください。
「乗物酔い」の薬は、乗車する30分前には服用してください。

車に乗車していると体は揺れているのを耳や筋肉は感じているのに、スマホの画面や本の紙面に視点を固定することで、感覚にズレが生じます。
この感覚のズレが乗り物酔いを引き起こします。
乗車中は、遠い景色をみたり、音楽を聴いたり、おしゃべりをしたりして過ごされることをおすすめします。

ツボの中には、乗り物酔いを防ぐツボがあります。
ツボの名前は「内関(ないかん)」です。
位置は、手のひらを上に向けて、手首を曲げた時にシワができるラインの中央から、指3本分ほど肘の方に上がった部分にあります。気がついたときで結構ですので、乗車中に指で刺激をしてください。

「乗り物酔い」は、脳の形成の成熟度のため、5歳から12歳ごろになりやすいと言われています。
とはいっても、 成人になっても、男性は約12パーセント、女性は役26パーセントの割合で発症しているという研究報告がされています。
ですので、「乗り物酔い」は誰でもおこりうる症状です。
せっかくの楽しい年末の帰省を、「乗り物酔い」で邪魔されないように、今回紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
「乗り物酔い」の防止には、十分な睡眠が条件の一つです。
もし、「眠れない」「何度も目が覚める」「朝、起きてもだるい」ようなことがございましたら、お近くの治療院でお体を整えて、睡眠の質を上げることをおすすめします。
当院でも、健康でいるために必須である睡眠でお悩みの方に対しての治療をおこなっておりますおでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
当院のブログで、睡眠についての対策を書いておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

これから年末に向けて、車で里帰りされるというお話をよくお聞きします。
コロナによる帰省の自粛ががようやく緩和されて喜ばしいことです。
今年の年末と年始の高速道路の状況は、長い渋滞が予想されるそうです。
高速道路の各社にすと、2023年12月28日〜2024年1月4日までの高速道路の混雑は、
・年末→下り線で12月29日と30日
・年始:上り線で1月2日と3日、下り線でも1月2日
にそれぞれ渋滞する見通し。
こういった渋滞の中で里帰りのために、車での長距離で長時間の運転は、運転手に大変な負担がかかります。
そこで、今回は、車を運転する際に、安全に疲れにくい方法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただけることで、車での楽しい年末年始の帰省ができます。

旅行中に車で事故を起こした方にその原因を調査したところ、
・運転時の判断ミス
・運転時に安全確認を怠った
といった回答が多い。いわゆる「うっかり」で発生してしまう事故です。
こうした運転中に「うっかり」を起こしてしまう理由として、
「疲労感の増大」
「注意力の低下」
「眠気」
があげられます。

人間は体や脳が疲労を起こすと、集中力や注意力が低下します。
疲労によって集中力や注意力が低下している状態で運転すると、まんぜんとした運転をおこないがちとなり、危険の発見や判断が遅れます。
また、運転の操作がにぶくなったり、雑になったりして、適正なハンドルやブレーキの操作の邪魔をします。
そうしたことで、車での事故が引き起こされます。道路交通法では、疲労がひどい影響で、正常な運転ができない場合は、運転してはならないとしています。
つまり、疲労がひどい状態での運転は立派な交通違反なのです。

「眠気」がある状態で、車を運転ことは、飲酒して運転をしているのと同じくらい危険です。
居眠り運転は、危険を回避せず事故をおこすため、重大な事故につながります。
高速道路における居眠りによる運転の死亡重傷する率は、他の交通事故を起こす要因に比べて4倍以上と言われています。
こういった交通事故を起こす要因を見ていくと、車での里帰りの帰省を安全におこなうには、運転中に「疲労」や「眠気」がでないように対策を立てる必要があります。

運転は、複数の作業を同時に、短時間で切り替えながらこなす必要があります。そうした作業をスムーズにおこなうためにも、「疲労」「眠気」が防ぐ対策が必要となる。その方法を以下で紹介させていただきます。

車で運転する姿勢は、軽トラックに乗ったときの姿勢が理想です。
軽トラの座席には、リクライニングの機能はありません。
そのために、背もたれは直角に立ち上がっているため、背中が伸びた姿勢で運転します。
車の運転するしているとき、背筋が伸びて、耳、肩、腰が一直線になっている姿勢は、運転中に軸がブレず、重力のダメージが抑えられるため、 筋肉が疲れにくくなります。
また、軽トラックは、座席とハンドルの位置が近いため、常に肘を軽く曲げた状態で運転します。
座席とハンドルの位置が遠い場合、腕を伸ばした状態でハンドルを握るので、どうしても肩が内にねじることとなり、体がゆがみ、上半身に疲労がたまりやすくなります。
ですので、一般車を運転するときは、軽トラックを運転する時のような環境にセッティングしてください。
つまり、リクライニング機能は使わず、肘を軽く曲げた状態が望ましいということになります。

車が右ハンドルの場合は、右手でハンドルを持ったまま、左手でシフトレバーやカーナビなどを操作します。
このため、いつの間にか左肩が下がってしまい、左右の肩のラインと腰のラインがずれて、体のバランスが崩れること疲労します。
疲れの原因となることがあります。
ですので、左右の肩のラインと腰のラインが平行な姿勢にすることを意識してください。

運転する際に、よい姿勢やハンドルの握り方をしても、同じ体勢を長時間、続けることは禁物です。
正しい姿勢やハンドルの握り方で運転しても、その体勢をずっと続けると、それを保つために働いている筋肉が疲労します。
正しい姿勢やハンドルの握り方で運転しつつ、、肩や腰、お尻を軽く揺らしたり動かすことで、運転に使っている筋肉がかたまらないようにすることが大切です。
また、長距離、長時間の運転をするときは、必ず定期的に休憩をはさみ、運転席から降りて軽くで良いので歩いてください。
同じ姿勢で座っていると、足の血流がとどこおって、場合によっては血が固まって心臓や肺の血管を詰まらせる「エコノミー症候群」にもなりかねません。
人間の体は、
「動かさないと疲れる」
「動かすと疲れが取れる」
という特性がありますので、こまめに姿勢を変えながら運転することを意識してください。

運転のプロである運送業の方の、1日の運転時間の規制があります。
その規制で運転手が連続して運転させて良い時間は、
「運転開始から4時間以内、もしくは4時間が経過した直後に休憩を30分以上が確保」
することです。運転による疲労によって事故を防止するための規制でもあるので、これを基準に運転時間をコントロールしてください。

居眠り運転防止のための研究によると、人間が最もリラックスする着座する姿勢は、
「背もたれの角度が33度」
の時だそうです。
33度というのは、かなり座席がたおれた状態です。
この角度で運転はできませんが、運転中に眠くなってしまうのは、座席がたおれていることが一因と言えます。
そのため、運転中の「眠気」を防止するためには、背もたれを立てて、体をリラックスした状態にさせないことが大切です。
また、居眠り運転を防ぐには、十分な睡眠と休息が大切です。
運転する前の理想の睡眠時間は7時間以上で、睡眠時間が短くなるほど居眠り運転の発生確率が高まります。
それでも「眠気」を感じたら、サービスエリアなどの駐車場に停車して仮眠をとってください。
仮眠の時間は10~15分で十分で、長くても20~30分以内です。
それ以上寝てしまうと、深い眠りのレベルに達する可能性がありますので、そこから脳や体を目覚めさせるのに苦労します。
「眠気」を取るためにカフェイン入りの飲料や食べ物を摂取したときは、眠気を抑えるその効果が表れ始めるのが15分後に運転を再開してください。
このように、紹介させていただいた「疲れ」「眠気」が起こりにくい運転方法は、リラックスしては運転はできないのですが、交通事故防止の観点から実践していただくことをおすすめします。

先日、車が信号機の鉄柱に突っ込んだ事故の現場を見ました。
信号機の鉄柱が折れ曲がってしまっていたので、改めて車での事故の怖さを感じました。
こういった事故を防止するためにも、車で少しでも疲れにくく安全に運転をしていただけるように、今回紹介させていただいたことが皆さ間のお役に立てれば幸いです。
里帰りのために長距離の運転の予定されて方は、ご本人も同乗者の方も安全に目的地まで行って、無事に帰省するために、お体に少しでも違和感やお疲れがあるようでしたら、お近くの治療院で体を整えることをおすすめします。
当院でも、車での帰省のご予定に備えて、お体のメンテナンスの施術をおこないますので、ぜひご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

12月は、忘年会、クリスマス、おおみそかなどイベントが多い季節です。
それに伴って、美味しい食事をする機会も増えます。
美味しい食べ物は、油・塩・砂糖など多く使われています。
そういったものを多く取り入れると、胃腸に疲れがでてしまいます。
食べ過ぎは良くないと分かっているけれども、イベントが多いと、食事を制限することは難しい。
そこで今回は、食事をとる際に胃腸が疲れにくい姿勢について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、12月中の頻繁なイベントでの会食によって起こる胃腸を疲れにくくできます。

胃腸が疲れると、体全体に影響がでます。
特に、小腸の中には、約1億個の神経の細胞があり、脳と約2,000本の神経でつながり、体を調整するための情報をやり取りしています。
この働きから小腸は、「第二の脳」とも呼ばれています。
また、腸には体内にある免疫の細胞の約60%以上が存在して、免疫にも深く関わっています。
そして、脳の指令を受けなくても、小腸は独自でも判断して活動することもあります。
こういった体にとって重要な役割のある小腸が、暴飲暴食することで疲れると、その情報が伝わります。
そのことで、脳や自律神経にも負荷がかかり、処理できる範囲をこえると、体が活動するための調整ができなくなり、体全体に不調をもたらします。
また、胃腸が疲れることで、腰から背中にかけて痛みが発生します。
これは、内臓に異常があると、その異常がその内臓とつながりがある皮膚とか筋肉に異常がでる反射です。
12月のイベントで飲み過ぎや食べ過ぎて胃腸が疲れてると、胃腸が位置する背中や腰の筋肉にも疲れや痛みが発生するのです。
このように、胃腸は体に非常に影響力のある臓器ですので、飲食の機会が多い季節には、何らかの対策を取る必要があります。

70歳代女性の方が、腰痛で来院されました。
生活習慣など聞いていると、非常に健康に気を使われる方で、特に腰痛になる原因がないように思えました。
食事のことをお聞きすると、体にいいからということで、最近、もち麦を積極的に食べているとのこと。
もち麦は、食物繊維も多く、スーパーフードと言われています。
しかし、その食物繊維の多さが、消化不良や便秘、下痢などももたらします。
そういったこともあるので、一度、もち麦を食べないようにして、様子をみてくださいとお話ししました。
その方が次に来たときに、どうだったかをお聞きしたら、腰の痛みが減ったし、胃の感じも軽くなったと報告してもらいました。
良い食べ物でも、体に合わない、胃に負担をかけるものを摂取することで、胃だけではなく腰痛まで引き起こしたことがわかった症例でした。

食べたものは、口→食道→胃→小腸→大腸→肛門 というルートを通ります。
食べたものが、消化器官というトンネルを通っているうちに、消化吸収されて最後は排せつされます。
そのルートが姿勢が悪くなることで、食べたものが通りづらくなり、胃や腸に影響を与えます。
ですので、食べるときに、以下のような姿勢でおこなうと、胃腸が疲れにくくなります。
イスに座って食事をする際の姿勢は、
・背もたれまで深く座る
・肩と腰のラインを平行にする

・ 足はイスの前に置き、ひざの角度を鈍角にする
・ 足の裏全体を地面につける

・ときどき、頭の位置を固定して、背骨を左右に揺らす


ことを意識して座ってください。
あぐらは、体への負担が大きい座り方なので、できればしない方がいい。
しかし、あぐらで座らなければいけないこともあるので、その場合は、
・お尻の下に折りたたんだ座布団やクッションを敷く

ようにしてください。
腰の位置が足より高くすることで、骨盤が後ろに倒れ、姿勢が伸びやすくなり、胃腸の圧迫が減ります。

冬が旬の食材は、美味しいものが多いですので、ついつい食べ過ぎてしまいます。
年末まで、胃腸が疲れるのを防ぐためにも、今回、紹介させていただいた方法が皆様のお役に立てれば幸いです。
それでも、胃腸の調子が整わない場合は、お近くの病院、もしくは治療院で診ていただくことをおすすめします。
当院でも、胃腸の疲れからくるお体の不調に対しても施術をおこなっておりますので、ご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
胃腸の疲れへの対策を関連したブログで書いておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

ネットで買い物をされる方の利用率は、コロナ禍がおさまりつつある今年も伸びているという調査の結果がでています。
特に、この年末は、昨年よりも利用率が高く、運送会社が軒並み配達が遅延する可能性があることをアナウンスしています。
そうした状況で、宅配した際に自宅に住人が不在でも、玄関先に荷物を置いて届ける「置き配」の文化も一般的になってきました。
この文化は、再配達しなくてすむ宅配業者にとっても、再配達を連絡する手間が省ける受け取る側にとってもメリットが多いです。
しかし、宅配された箱を家に運びこもうと、何気なく持ち上げた時に、腰を痛めてしまったことをよくお聞きします。
そこで今回は、宅配された箱を持つ際に腰を痛めてしまう理由と、腰を痛めない荷物の持ち方を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、年末に荷物が届き、家に運びこむ際に、体を痛めることなくすごすことができます。

宅配される1個の荷物の平均重量は、約11キログラムという統計がでています。
何気なく持ち上げるには、宅配の荷物が11キログラムだった場合は、結構、重たいです。
荷物を持つ際に何気なく持ち上げた時の動作をお聞きすると、足を伸ばしたまま腰を前に折り曲げる、いわゆる
「中腰」
の姿勢で荷物をつつかみ、そこから体を起こして持ち上げる方が多いです。
この「中腰」という姿勢は、立っている時より、
1.5倍の負荷
が腰にかかることが研究で報告されてします。
そうした負荷のかかる姿勢で、荷物を持ち上げた結果、腰の関節の炎症や筋肉の損傷を起こし、腰痛を引き起こしてしまいます。

荷物を持ち上げる際には、いくつかの注意事項やコツがあります。それらを以下で紹介していきますので、参考にしてください。

厚生労働省によると、常時、ものを持つ際に、腰痛にならない、機械や道具を使わずに人間の力のみで取り扱う目安の重量は、
・満18歳以上の男性の場合は、体重の40%以下
・満18歳以上の女性の場合は、体重の24%以下
とされています。
例えば、日本人の40歳代の平均体重は、
男性が72キログラム
女性が56キログラム
ですので、腰痛を引き起こさないためには、一度に持つ荷物の重量を、
男性が29キログラム以下
女性が13キログラム以下
とする必要があります。
このように、ご自身の体重に、男性なら0.4、女性なら0.24をかけ算して、ご自身が腰を痛めない荷物の重量を把握してください。

荷物を持つ際に、腰を痛めないように正しいフォームで行うことをおすすめします。
その方法は簡単です。
①荷物を持ち上げる際、荷物に対して体の斜め前に、ファイティングポーズで立ちます。

②背筋を伸ばしたまま、ひざを曲げて段ボールに近づきます。そして右利きの場合は、荷物の左下と右上を持つようにします。

③そこから体がぶれないように、上半身全体を荷物を密着させて、囲い込むように、垂直に立ち上がります。

このように、荷物を何気なく中腰の姿勢から手だけで持ち上げるのではなく、荷物を対角で持血。荷物を体に密着させて、ひざを使ってたちあがることで、最も効率的に重い荷物を持ち上げることができます。

荷物を運ぶときは、正面で持たないようにします。
正面で持って運ぶことで、荷物の重みで姿勢が前に倒れる力が働くため、背中や腰に負担がかかります。
また、荷物が体の正面にあることで、歩行のリズムが崩れ、股関節や骨盤の動きに影響がでます。

「腰を痛めない荷物の持ち上げ方」で、荷物を持ち上げたとき、右利きの人は、荷物がファイティングポーズで前にでた右の骨盤の出っ張りに引っかかる位置します。
持ち運ぶときも、この位置をキープし、右の骨盤の出っ張りに荷物を引っ掛けて、左手を荷物の手前の後ろで左下、右手は脇をしめて、荷物の前で右上にもちます。
つまり、荷物を運ぶときも、荷物を持つ手の位置が対角線上になるようにすると、安定して運ぶことができます。

何気なく荷物を持って腰を痛めたばかりの時は、慎重に持ったり運んだりします。
しかし、痛みを忘れると、ついつい雑に荷物を持ち上げて、後で後悔することはよくあります。
今回、紹介したような荷物の持つ時の注意事項やコツを、自然とクセを付けていただいて腰痛を予防していただけるようになれば幸いです。
それでも、荷物を持ったときに腰の痛むようでしたら、お近くの治療院で、体を整えることをおすすめします。
当院でも、荷物を持ち上げるたびに、腰に痛みがある方への施術をおこなっておりますので、お気軽にご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
他の腰痛に関してのブログを書いておりますので、ご参考になれば幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広