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こんにちは、ひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。当院のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
先日、70歳の農業をされている方が来院されました。朝に農作業をして、昼間は休憩でソファで1時間ほど昼寝をしたそうです。
ところが、起き上がろうとしたら、突然、腰に痛みが走ったとのこと。
「これは歳のせいでしょうか?」と不安そうに質問されました。
実は、このようなケースは珍しくありません。
年齢や農作業の疲れも腰痛の原因となりますが、意外にも「ソファでの昼寝」が腰痛を引き起こす要因の一つとなっているのです。
では、なぜソファでの昼寝が腰痛を引き起こすのか、そしてその対処法を今回のブログでわかりやすくご紹介させていただきます。
改善方法を知ることで、昼寝後の腰痛を軽減し、より快適に起きられる可能性があります。

ソファは、主に座るために作られています。
そのため、座面の高さや角度、クッションの硬さは、座ったときに快適であるように設計されています。
昼寝のために、横になって寝る時間が長くなると、これらの設計が、逆に体に負担をかけます。
ソファで横になって昼寝をすることで、腰周辺にどういったことが起きているかを、以下で紹介させていただきます。
柔らかい構造となっているソファの座面に横に寝ることによって、ソファの座面にあたる背中や腰を、十分に支えることができず沈みこみます。
そうすると、腰の部分の背骨や腰周辺の筋肉に、立位や座位とは違う不自然な負荷がかかります。
昼寝中は、ソファの座面に体が沈み込むことで、寝返りも打ちづらい状態となり、この不自然な負荷が続きます。
その結果、腰の背骨のゆがみや腰周辺の筋肉が損傷を起こします。
ソファで横になると、ソファの座面に体が沈みこみ、体の一部が圧迫されることがあります。
特に、筋肉が豊富で重たい腰からお尻が、ソファのクッションに押しつけられることで、血流が悪くなります。
これにより、腰周辺の筋肉に、血液を通して栄養や酸素の供給が不足して、腰周辺の筋肉が硬くなります。
以上のようなことが、ソファで昼寝をする時間が長くなることで、腰に影響がでます。
腰がこの状態で、ソファから起き上がろうとしても、腰がその動きに対応できず、腰に痛みが発生するのです。

基本的には、お昼寝をする際には、座面が柔らかいソファを避けて、硬めのマットや畳の上で昼寝をすることをおすすめします。
また、昼寝の時間も、腰痛対策だけではなく生活のリズムのためにも、30分以内が望ましいです。
昼寝に関して、以下の当院のブログで書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
午前中の作業後、お昼ご飯を食べてソファでくつろぐと、知らず知らずのうちに寝てしまうこともあるかもしれません。
ソファで昼寝をして、起き上がる際には、いきなり動くと、その動きについていけず腰の痛みを増加します。
ですので、まず、起き上がる前に、腰に刺激を入れて動きやすくすることと、腰に負担をかけないように起き上がることをおすすめします。
それぞれを、以下で紹介させていただきます。
ソファで昼寝をして腰が痛くなった場合、ソファから起き上がる前に、以下のことを寝たままの状態で行うことで、腰の痛みを緩和できる可能性があります。

仰向けの状態で、ひざを曲げて足裏をソファの座面につけ、鼻から息を4秒間を吸って、口から息を6秒間はく、腹式呼吸を7回行います。
これにより、お腹を深部にある腰の筋肉に刺激が入り、昼寝で固まった腰が動かしやすくなります。

仰向けのままの状態で、ひざを曲げて足裏をソファの座面につけ、痛みが出ない範囲で腰をゆっくり浮かせて、ゆっくりおろす体操を、10回、行います。
これにより、腰の筋肉の血流が促され、腰の動きが良くなります。

仰向けの状態で、ひざを曲げて足裏をソファの座面につけ、両膝をゆっくりと左右に倒します。
これにより、腰周りの筋肉の柔軟性が上がり、起き上がりやすくなります。

仰向けの状態で、ひざを曲げて足裏をソファの座面につけ、手を腰の下に入れ、優しくさすってください。
さすることで、痛みの情報を伝える神経の反応を抑制でき、寝起きの腰の痛みを緩和できます。
昼寝のためにソファで寝そべっていて、そこから起き上がる際に、一気に起き上がろうとすると、腰がその動きについていけず、腰に痛みが走ります。
起き上がる動作を、分解して、丁寧に起き上がることで、腰の痛みは軽減できます。以下でその方法です。
・昼寝から目が覚めたときに、仰向けの状態でしたら、ゆっくりと体を横向きにします。

・横向きの状態で、ソファの端に足を移動させ、床につけます。

・手や肘の力でソファを押しながら体を支えながら、ゆっくりと上半身を起こします。

・上半身を起こしたら、ゆっくりと座位になります。

・足を肩幅より広く開きます。

・ひざの上に手をついて、体を前に倒し、ひざの上に置いた手で体を支えながらお尻を上げます。

・ひざの上に置いた手で体を支えながら背筋をゆっくりと伸ばして立ち上がります。

・立ち上がった後は、その場で10回ほど、足踏みをする

以上のような、ソファで昼寝をした後、起き上がる前に、ソファに寝たまま腰に刺激を入れることと、腰の負担をかけない起き上がり方をすることで、ソファから起き上がり直後の腰痛を軽減できます。
ただし、激しい痛みがある場合は無理をせず、専門の医療機関で受診して治療を受けることをおすすめします。

今回のブログでは、ソファでの昼寝が引き起こす腰痛は、ソファで横になることで腰に不自然な負荷がかかり、体のゆがみや筋肉への過度の負荷、血流も悪くなってしまう原因で起こります。
また、ソファでの昼寝による腰痛を改善するおすすめの方法として、起き上がる前に行う腰への刺激の入れ方やソファで寝てしまった場合の起き上がり方をお伝えしました。
これらの方法を実践することで、昼寝後の腰痛を軽減できます。
今回もこのブログの内容が、皆さまの日々の生活の中でお役に立てれば幸いです。
ただし、もしこれらの方法を試しても腰痛が改善しない場合は、無理をせずにお近くの病院や治療院などの専門医療機関にご相談ください。
当院でも、今回のような腰痛のお悩みについて、相談や治療を行っております。
些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
また、当院のブログで、農作業による体の不調への対策についても詳しく解説しています。そちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広」

みなさん、こんにちは。ひさき鍼灸整骨院の院長、久木崇広です。
先日、40歳代の女性のデスクワーカーの方が、肩こりを訴えて来院されました。
きっかけをおききすると、新型コロナウィルスに感染して、3日間39度の発熱が続き、ずっと寝ていて、ようやく仕事に復帰したら、きつい肩こりを感じるようになったそうです。
肩こりによって、仕事をしていても、集中力が途切れがちで、困っていること。
実は、今回、ご相談いただいた患者様のように、コロナ後に以前とは違うしつこい肩こりを感じられるかたが少なくありません。
そこで今回は、新型コロナウイルスに感染して、治った後に後遺症として肩こりを感じるようにな得る理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、読めば、コロナ後の肩こりを解消して、日常生活をより快適に過ごせます。

新型コロナウィルスに感染して、発熱のために寝込み、そこから回復した後に、きつい肩こりを感じるようになる原因を、以下で紹介させていただきます。
新型コロナウィルスに感染すると、白血球やリンパ球などの体の免疫機能が、新型コロナウィルスを駆除するために、内臓や筋肉、関節など、全身のいたるところで戦われます。
それによって、内臓や筋肉、関節など、全身に炎症が引き起こされ、体の細胞が損傷します。
当然、肩周辺の筋肉や靭帯でも、炎症が起こり微小な損傷が生じ、新型コロナウィルスに感染から回復した後、後遺症として、肩こりの症状が現れる場合があります。
新型コロナウィルスに感染すると、頭痛やはき気、発熱などの症状がでます。
その症状がおさまるまでは、長時間、布団で横になって寝ている状態が続きます。
長時間、横たわっていると、姿勢が不自然な状態をキープすることで、特に、肩周辺にゆがみが発生します。
また、布団の中でいるため、体の動かす機会が減り、肩周辺の筋肉に刺激が入らないことで、血流がとどこおることで、肩周辺の筋肉が硬くなります。
新型コロナウィルスに感染により肩周辺の組織がこういった状態になり、治癒後に、日常生活の動作をしようとしても、肩周辺の組織が思うように機能せず、その結果、肩こりの症状を顕著に感じるようになります。
このような複合的な要因により、コロナ感染後の肩こりは、通常の肩こりよりも治りにくく、日常生活や仕事に大きな影響を及ぼす可能性があります。
特に、今回、ご相談いただいた方ようなデスクワークにおいて、集中力の低下や疲労感の増大をを引き起こし、仕事の効率を著しく低下させる要因となります。
ですので、コロナ感染後に、以前よりも肩こりを強く感じるようになった場合は、適切なケアが必要となります。

新型コロナウイルスが治った後に、きつい肩こりを感じるようになった方に向けて、それを解消するためのストレッチを紹介させていただきます。
これらのストレッチをすることで、新型コロナウイルスの感染による炎症で、損傷した肩周辺の筋肉の血流を改善し、回復を促す効果があります。
また、感染中に、布団で寝る時間が長かったために起きた、体のゆがみと整えて、肩こりの症状を緩和することにも役立ちます。

・イスに座り、背筋を伸ばします。
・ゆっくりと両肩を耳に近づけるように上げて、5秒間、その姿勢をキープします。
・5秒たったら、ゆっくりと肩を下ろします。
・これを、10回、繰り返してください。

・イスに座離、背筋を伸ばします。
・両手を肩に置きます。
・ゆっくりと大きな円を描くように、肩を前から後ろに、10回、まわします。
・次に、後ろから前に、10回。まわします。

・イスに座離、背筋を伸ばします。
・両手を背中の後ろで組みます。
・組んだ手を伸ばしながら上にあげて、、胸が開くのを感じたら、その状態を、20秒間、キープします。
・20秒たったら、ゆっくり戻します。
・これを、5回、繰り返してください。

・イスに座離、背筋を伸ばします。
・両手を組んで、両腕を肩の高さで前に伸ばします。
・腕を前に伸ばしながら、ゆっくりと頭を下げたときに、肩甲骨が外側に開くのを感じたら、この姿勢で、20秒間、キープします。
・20秒たったら、ゆっくり戻します。
・これを、5回、繰り返してください。

・壁から腕1本分ほど離れた位置に立ち、壁のほうに腕を伸ばして、手のひらを壁につけます。
・ゆっくりと、伸ばした腕と反対側の方向に、体全体を回転させます。
・腕の力こぶの筋肉が伸びを感じたら、この姿勢で、20秒間、キープします。
・20秒たったら、ゆっくり戻します。
・反対側の腕も同じようにおこなってください。
・これを、左右の腕を交互に、5回、繰り返してください。
これらのストレッチは、どこでも短時間で、簡単におこなうことができますので、ぜひ、実践してみてください。
ただし、痛みを感じる場合は無理をせず、医療機関の専門家に相談することをおすすめします。

コロナ後の肩こりは、通常の肩こりよりも長引くことがありますが、継続的なケアで必ず良くなります。
あせらず、ゆっくりと回復を目指しましょう。そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、新型コロナウイルスが治った後に、感じるようになった肩こりが解消されないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、感染症が治った後に起きる体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

こんにちは、ひさき鍼灸整骨院、院長、久木崇広です。
今回は、意外な原因で起こる腰痛についてお話しします。
「サンダルをはいて歩いただけなのに、なぜか腰が痛い…」こんな経験はありませんか?
実は、サンダルで歩きすぎたことが原因で腰痛が引き起こされることがあります。
特に、かかとのない「ミュール型サンダル」は要注意です。
先日も、60代の女性の方が、外出先で駐車場から目的地まで思ったよりも歩いたことで、家に帰ってから、腰に痛みがでて、体を伸ばせなくなったと訴えて、当院に来院されました。
原因となった歩いた時の状況をお聞きすると、やはりミュール型サンダルをはいていたとのこと。
普段、普通の靴を履いていれば、それぐらいの距離では腰が痛くなったことはないともおっしゃっておられました。
サンダルは、はいたり脱いだりが楽で、今や日常生活には欠かせないはき物です。
特に、夏は、サンダルの通気性の良さに、好んではかれる方も多いことで、今回、ご相談いただいた患者様のように、サンダルで歩きすぎたことで腰痛を発症される方が少なくありません。
そこで今回は、サンダルで歩くことで引き起こされる腰痛の原因と、その腰痛への対策としてのおすすめのケア方法を紹介させていただきます。
サンダルを日常でよく利用されておられる方は、腰痛で予防するためにも日常生活に、ぜひ最後までお読みください。

通常の靴は、かかとのや足の甲を固定された状態で歩きます。
それに対して、サンダルで歩行は、通常の靴での歩き方とは違うメカニズムが働きます。
特に、サンダルの種類の中でも主流となっている「ミュール型サンダル」では、その傾向が顕著です。
ミュール型サンダルの特徴としては、かかと部分が固定されないことです。
このことが、歩行にどのような影響を与えて、その結果、どうして腰痛が引き起こされるのかを、以下で紹介していきます。
ミュール型サンダルをはいて歩くと、かかとがしっかり固定されないため、サンダルの中で足がぐらぐらしてします。
これは、まるで不安定な地面を歩いているようなものです。
そのため、体のバランスを取るのが難しくなり、上半身と下半身のつなぎ目となる腰に余計な力がかかります。
その結果、その負担が、腰周辺の筋肉が疲労させたり、腰の背骨にゆがみを起こすことで、腰痛を発生させます。
サンダルをはいて歩くと、体が不安定になるため、歩幅が小さくなり、足が内側に傾きます。
こうした歩き方の変化によって、お尻や太もも、ふくらはぎの筋肉が、必要以上に使われ疲れやすくなります。
歩行は、腰・お尻・太もも・ふくらはぎの筋肉が連動して動くことで、スムーズに歩けます。
サンダルで歩くことで、お尻・太もも・ふくらはぎの筋肉が疲れて、その機能が落ちると、腰の筋肉への負荷が増加して、その結果、腰に痛みが出ます。
普段、通常の靴をはいての歩き方では、つま先を使って地面を蹴ることで前に進みます。
しかし、ミュール型サンダルは、つま先を下に向けると、サンダルが脱げてしまうので、つま先をあげてサンダルを引っ掛けるように歩きます。
その結果、歩くリズムが崩れて、足から腰までつながっている筋肉や骨の動きが乱れます。
それをカバーするために、腰の負担が増えて、ついには腰に痛みが生じるようになるのです。

日常生活でサンダルをはく機会が多くなる夏は特に、腰へのケアをこまめにすることで、サンダルで歩くことで起きる腰痛を軽減できます。
そのための方法を、以下で紹介させていただきます。
サンダル歩行で使いすぎた筋肉の疲労を緩和するために、以下のストレッチがおすすめです。

上向けに寝て、片方のひざ両手で抱え、胸の方向に引き寄せ、20秒間、その姿勢をキープします。
反対側の足も同じようにおこないます、左右の足で交互に、3回ずつおこなってください。

イスに座った状態で、片足を前に伸ばし、つま先を自分の方にあげて、体を軽く前に倒し、太ももの裏が伸びるのを感じながら、20秒間、その姿勢をキープします。
反対側の足も同じようにおこないます、左右の足で交互に、3回ずつおこなってください。
サンダルで歩くことで負荷がかかった腰周辺の筋肉を回復させるために、湯船につかる入浴が有効です。
腰痛を和らげる効果があります。
入浴は筋肉の血流を促して、疲労や緊張をゆるめます。
入浴方法として、
・お風呂のお湯は38~40度くらいのぬるめに設定
・10~15分ほどゆっくりつかる
・入浴中に、腰やお尻、足を軽くさする
とすることで、より腰をケアできます。
ミュール型サンダルで歩くと、つま先の動きを制限するため、足の指の動きが悪くなります。
足の指で地面をしっかりつかめることで、姿勢が安定して、その結果、腰への負担も軽減できます。
ですので、足の指を、意識的に動かして、サンダルでの歩行で低下したその機能を向上させる必要があります。
そのための運動として、
・座った状態で、足の指を広げたり閉じたりする運動を、10回、繰り返す
・タオルを足の指でつかんで引っ張る運動を、5回、繰り返す
といったことを、スマホやテレビを見ながらなどでも結構ですので、日常生活の隙間時間におこなってみてください。
これらの対策を、毎日、少しずつ続けることで、サンダルによる腰への負担をケアできます。
ただし、腰の痛みが強い場合や長く続く場合は、専門の医療機関に相談することをおすすめします。

今回のブログでは、ミュール型サンダルが引き起こす腰痛の原因と、おすすめのケア方法を紹介させていただきました。
主な内容をまとめると、
・サンダルによる不安定な歩き方が腰に負担をかける
・歩き方の変化が筋肉に余計な負担をかける
・足の動きが制限されることで体全体のバランスが崩れる
・腰痛改善ストレッチ、入浴で腰を温める、足指の運動による腰へのケア方法
を紹介させていただきました。
これらの情報や対策が、みなさんのサンダルで歩くことで起きる腰痛改善のお役に立てれば幸いです。
ただし、このブログで紹介した方法を試しても症状が改善しない場合や、痛みが強い場合は、お近くの病院や治療院などの専門医療機関に相談することをおすすめします。
当院でも、今回のような腰痛のお悩みについて相談を受け付けており、それに対する施術もおこなっておりますので、お気軽にご相談ください。
また、歩くことで起きる他の体の不調への対策についても、以下の当院のブログで紹介しています。
ぜひそちらもご覧いただき、日々の健康管理にお役立てください。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

夏に大量に汗をかいた後は、お風呂に入って、頭や体を洗うことで、さっぱりして、体も心もリフレッシュされたことを感じます。
実際、頭や体を洗うことの心身への影響は、脳から幸せホルモンの分泌が増加したり、洗うという行為だけに意識を向けるというマインドフルネスの一環として機能するなどの効果があるとされています。
そんな効果がある頭や体の洗浄ですが、先日、40代の女性の方から、「頭を洗おうと体を屈めると腰が痛くて、うまく洗えなくて困っているんです」というご相談を受けました。
実は、こういったバスチェアに座って髪を洗う際に、腰が痛くなる悩みを抱えている方が少なくありません。
頭や体を洗うことで、せっかく心身がリフレッシュできることが、その行為自体で腰が痛くなることで、苦痛になるのは残念です。
そこで、今回は、入浴時にバスチェアに座って体を洗浄する際に、腰に痛みが発生する理由と、それを解消するためのおすすめ入浴を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、お風呂での腰痛が改善し、お風呂の時間が楽しむことができます。

お風呂では、バスチェアに座って、頭や体を洗われているかと思われます。
実は、バスチェアの使い方によって、腰痛が起こることがあります。
バスチェアは、イスとしての高さが低いために座ると、ひざが股関節の位置より高くなり、骨盤が後ろに倒れる状態になります。
この姿勢の状態は、股関節と骨盤の動きに制限がかかります。
体を前に曲げるという動作は、腰と骨盤と股関節が協調して動くことで、スームーズに動けます。
しかし、お風呂でバスチェアに座わることで、股関節と骨盤の動きに制限がかかった状態で、頭や体を洗おうと体を前に曲げると、腰のみに負担がかかります。
その結果、腰に痛みが発生するのです。

お風呂で、頭や体を洗う際に、前屈みの姿勢になると腰痛が引き起こされるのを避けるための具体的な方法を以下で提案させていただきます。
バスチェアを使用する場合は、なるべくひざが股関節より低くなる角度が望ましいです。
ですので、それができるバスチェアにすることが、腰痛の予防につながります。
最近の介護用品の発達によって、バスチェアの種類も多くなっています。
その中には、バスチェアの高さを調整できる商品まであります。
また、背もたれのあるシャワーチェアを使用も有効です。
以下にバスチェアやシャワーチェアの商品の販売リンクを貼り付けましたので、参考にしていただければ幸いです。
ぜひ、ご自宅のバスチェアの見直しのご検討をおすすめします。
可能であれば、座らずに立った状態で頭や体を洗います。
これにより、体を前に曲げることを避けれます。
また、前に曲げたとしても、立つことによって、股関節や骨盤の動きの制限がかかることが低下するために、腰への負担が減り、腰の痛みの発生が軽減できます。
浴室に手すりを設置し、体を支えながら頭や体を洗うことで、腰への負担を軽減で、その結果、腰痛が予防できます。
背中や足を洗う際に、柄の長いボディブラシを使用することで、過度に体を曲げる必要がなくなり、腰痛が防げます。
以下にボディブラシの商品の販売リンクを貼り付けましたので、参考にしていただければ幸いです。
髪を洗う際は、シャワーを高い位置に固定して使用するか、洗面器を高い位置に置くことで、体の過度な前屈を避け、腰の痛みが生じにくくなります。
バスチェアに座って、体を前に曲げる際には、足幅をなるべく横に広くひらいた状態でおこなってください。
足幅を横に開くことで、股関節の可動できる範囲が広がるため、腰にかかる負担が軽減します。
これらの方法を組み合わせることで、入浴時の腰痛のリスクを軽減できます。

バスチェアの使い方や姿勢、洗体アイテムなどによって、入浴時に頭や体を洗う際に起きる腰痛のリスクを減らすことができます。
今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
このブログで紹介した方法を試してみても、お風呂に入って頭や体を洗うときの腰の痛みが改善しない場合は、無理をせず、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に相談してください。
当院でも、今回のような入浴時の腰痛でお悩みの方に施術をおこなっておりますので、お気軽に相談してください。
あなたに合った対策を一緒に考えていきましょう。
また、腰の不調への対策について、他にもいくつかのブログを書いています。
そちらもご参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

夏も終盤に入り、少しづつですが暑さもやわらいできて、ようやくホッとできる時期になってきました。
それとともに頻繁にやってくるのが、「台風」です。台風は、雨を運んできたり、海水温を低下させるなど、メリットも多いものです。
しかし、人の体にとっては、大きな影響を与え、台風の接近に伴ってさまざまな不調を訴える方が少なくありません。
そこで今回は、台風によって体の不調が起きる理由とその対策について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、台風による体の不調を予防できます。
台風が接近すると、
・頭痛
・はき気
・体のだるさ
・めまい
・筋肉や関節の痛み
などのような不調が体に起こりやすくなります。
これらの症状は、台風による急激な気圧の低下によって、自律神経のバランスが崩れることで起こります。
以下で、そのメカニズムについて紹介していきます。
気圧とは、体にかかる空気の重さです。天候が安定してるときは、15トンもの空気の重さが体にかかっています。
台風が近づくと、急激な気圧が下がる、つまり、低気圧によって空気の重さが軽くなります。
その度合いは、空気の重さで海の海面を抑えている状態から、台風による急激な気圧の低下によって空気が軽くなることで、1日で、海面が30センチ上昇するというほどです。
台風による急激な低気圧によって、体にかかる空気の重さも、当然、軽くなります。
それによって、空気の重さによる外部からの体の締め付けが軽減して、筋肉や血管が緩みます。
台風によって体が急激に緩むため、自律神経の一つである、副交感神経が優位に働くようになります。
自律神経は、私たちの体の中の環境を、無意識に自動的に一定の状態に保つ、生命を維持するために非常に重要な役割を果たします。
この自律神経には、交感神経と副交感神経という2つの種類があります。
交感神経は活動的なときに働き、副交感神経はリラックスするときに働きます。
台風の接近により気圧が急激に低下するとで、副交感神経が優位に働きすぎて、自律神経のバランスが崩れやすくなる。
副交感神経の働きの一つとして、心臓がゆっくり動いたり、血管がゆるむように、体を機能させます。
台風による低気圧のために、副交感神経が優位になり、心臓がゆっくり動いたり、血管がゆるむように体を機能することで、血液やリンパの流れが悪化して、体の水分代謝が悪くなります。
脳へ流れ込む血液は、体全体20%も流れ込みます。台風による自律神経のバランスの崩れによって起こる血流の悪化により、脳に血液の供給が十分でなくなります。
その結果、脳はエネルギー不足となり、その警告として、頭痛が発生します。
血流が悪くなることで、筋肉に栄養や酸素が届きにくくなります。
台風による低気圧は、空気が軽くなる、つまり、空気中の酸素が薄くなる状態です。
台風中は、ただでさえ、酸素が少なくなる上に、血流が悪くなることで、筋肉への酸素の供給が少なくなり、筋肉を動かすエネルギーが作りにくくなります。
それによって、体のだるさが発生します。
耳の奥にの「内耳」と呼ばれる部分には、体のバランスをとるためのセンサーがあります。
このセンサーを働かすためには、内耳にあるリンパ液が流れが重要になります。
台風による低気圧によって、このリンパ液の流れが悪くなると、体のバランスをとるためのセンサーの機能が低下します。
その結果、体のバランスの調整ができなくなり、めまいやはき気といった不調が起こります。

台風が近づくと、頭痛や吐き気、体のだるさなど、さまざまな不調を感じることがあるかもしれません。
これは、台風が引き起こす低気圧が原因で、自律神経のバランスが崩れて、私たちの体に負担がかかるためです。
台風が来る前に、いくつかの簡単な対策を取ることで、台風による不調を予防できます。

じっとしていると、不調が強くなることがあります。台風が接近しているときこそ、軽い運動を取り入れ、体に刺激を入れることで、体の不調が軽減します。
運動といっても、腕を大きく回したり、背伸びやその場で足踏みといった運動でも十分に効果があります。
無理のない範囲で体を動かし、体の血行を促進させることをおすすめします。

低気圧による不調を防ぐためには、規則正しい生活が重要です。
規則正しい生活を送ることで、交感神経が働く活動する時間帯と、副交感神経が働く休む時間帯のメリハリが出て、自律神経のバランスが整いやすくなります。
特に、決まった時間に寝ることと起きることや、朝昼晩の食事をしっかり取ることで、自律神経のバランスを保ちやすくなります。

台風による急激な低気圧の発生で血流が悪くなることで、体内の水分バランスが乱れやすくなります。
こまめに、水分の補給をおこなうことで、体調を安定させることができます。
一回につき、200ml程度の水分を目安に飲んでください。
アルコールや強いカフェインを含む飲料は控えて、常温もしくはあったかい飲み物を、積極的に飲んでください。

台風の接近によって、内耳にある体のバランスを取るためのセンサーが乱れることで、めまいやはき気を感じることがあります。
これを防ぐために、耳の血流を良くして、内耳のリンパの流れを改善する必要があります。
そのためには、耳を温めたり、耳に刺激を入れることで効果が見込めます。
耳をあっためる方法としては、ホットタオルを耳に当てたり、温かいお風呂にゆっくりつかることでおこなえます。
また、耳を刺激する方法として、指で耳をつかんで、上下左右前後に耳を引っ張ることで、耳の血流を改善できます。

台風が来るたびに不調を感じることは、不安やストレスを引き起こします。
しかし、日常生活に簡単に取り入れられる対策を行うことで、台風による不調を予防しやすくなります。
これからの台風シーズンに向けて、ぜひこれらの対策を実践してみてください。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、台風の接近に伴う体の不調のお悩みが解消されないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、夏の暑さへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広