- Blog記事一覧 -秋は風邪をひきやすい?その理由と感染症予防法のためのツボ6選

秋は風邪をひきやすい?その理由と感染症予防法のためのツボ6選

2023.10.21 | Category: 予防,新型コロナウイルス,風邪

秋に入って、朝晩は肌寒く、昼間は暑く感じて、体調管理がなかなか難しい季節になってきました。

最近、まだ冬に入る前ですが、インフルエンザやコロナ、咽頭炎など風邪症状を引き起こすウィルス性の感染症が、学校で流行り、学年閉鎖や学級閉鎖をしているというお話をよくお聞きします。

こういった感染症を発症すると、熱や喉の痛みが取れても、しばらくは食欲が低下したり、疲れやすくなったりと、体調の不調が長引きます。

そこで今回は、そういった風邪症状を引き起こす感染症への予防の効果があるツボを紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、ウイルス性の感染症を抑えて、季節の変わり目で無事に乗り切ることができます。

 

 

なぜ秋は風邪系の症状を発症しやすくなるのか?

春や秋になると、季節の変わり目は体調を崩しやすいなんてことをよく耳にすると思います。

なぜ季節の変わり目にそうなる理由を以下で紹介させていただきます。

 

秋の季節が体に与える影響

人間は、5度以上の急激な気温の変化があると、体温や血圧・呼吸などを自動調整する自律神経がうまく働かず、体調を崩しやすくなります。

特に呼吸系の機能に関しては、秋は朝や晩の冷え込みが増してくるため、その影響で体が冷えないように毛穴が閉じ、皮膚からの呼吸がうまく機能しなくなる。

また、夏に比べて秋は、空気も乾燥するので、呼吸の際、鼻や喉に負担がかかり、鼻炎やセキなどがでやすくなります。

冷え込みによって、首周辺がこわばって、首の痛みや肩こりが起こり、その影響を受けて頭痛や歯痛も起こしやすい。

 

秋に対する東洋医学的の考え

東洋医学では、体や自然界などは、「木」・「火」・「土」・「金」・「水」5つの属性に分かれているという考え方が2千年も前からあります。

例えば、季節は、

 

「木」=「春」

「火」=「夏」

「土」=「長夏」

「金」=「秋」

「水」=「冬」

 

といった感じです。

人間の臓器をこれに当てはめると、

 

「木」=「肝」

「火」=「心」

「土」=「脾」

「金」=「肺」

「水」=「腎」

 

になる。

季節の変化は、「五悪」とも呼ばれ、病気になる原因の気候状況を、

 

「木」=「風」

「火」=「熱」

「土」=「湿」

「金」=「燥」

「水」=「冷」

 

と表します。

この五行の考え方から、秋は、「(乾)燥」しやすいので「肺」に影響が出やすい季節とされています。

こういった考え方に基づいて、 季節への体の影響する対策を立てておけば、病気や予防や悪化を防げます。

 

 

 

風症状を引き起こす感染症に対するツボ

 

風邪症状を引き起こす感性症に効果があるとされているツボは、髪の毛の生え際周辺と、肩甲骨と肩甲骨の間に集中しています。

指で刺激していただいても良いですが、手が届きにくい部分でもありますので、押すのは難しいかもしれません。

その場合は、ツボのある周辺を重点的に、お風呂で湯船にひたったりシャワーを当ててしっかり温める、カイロを当てる、ドライヤーで温風を当ててもらう、マフラーやタオルを巻いて皮膚を空気に触れさせないようにして保温することで、ツボを通して体に良い影響を及ぼします。

 

 

・「風府(ふうふ)」

 

後頭部を触っていると首近くに骨の出っ張りがあります。

その下の髪の毛の生え際近くの凹みにツボがあります。

 

 

・「天柱(てんちゅう)」

 

先ほど紹介した「風府(ふうふ)」 の親指一本分の下外方にあります。

 

 

・「風池(ふうち)」

 

先ほど紹介した「天柱(てんちゅう) の親指一本分の外方にあります。

 

 

・「大椎(だいつい)」

 

首を前に倒したときに、首の付け根でいちばん骨が出ている部分の下。

 

 

・「風門(ふうもん)」

 

先ほど紹介した「大椎(だいつい)」のツボから、 背骨に沿って指3本分位の下、その部分から指2本分外に離れた位置にあります。

 

 

・「肺兪(はいゆ)」

先ほど紹介した「風門(ふうもん)」の指一本分ほど下にあります。

 

 

まとめ

秋は食べ物も美味しいし、運動会や音楽会、ハロウィンなどイベントも盛りだくさんとなってくる時期です。

こういった季節を、皆様には健康で過ごしていただくために、今回のブログが少しでもお役に立てれば幸いです。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広


月別アーカイブ

カテゴリ一覧

アクセス情報

所在地

〒675-0008
兵庫県加古川市新神野5-7-7 津田ビル1F-A

駐車場

1台あり

当院に向かい右側に駐車場がございます。駐車場入り口より、左列4番目が当院の駐車スペースとなっております。

休診日

水曜日・日曜日

予約について

当院は完全予約制となっております。

治療中は電話対応ができない場合もございます。留守番電話へお名前・電話番号・診察番号をご伝言ください。後ほど折り返しご連絡いたします。
ホームページからネット予約も出来ますのでご利用ください。