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先日、個人経営でパンの製造をされておられる50歳代の女性の方が、お体のメンテナンスに来院されました。
その際に、お体で気になることがありますか?という質問をさせていただいたたところ、
「夕方になると指がむくんで握りにくくなるんです」
というお悩みをいただきました。
それによって、細かい作業や重たいものを持つときに支障が出るとのこと。
仕事の内容をお聞きすると、パンの生地を練ったり、形成したりするので、手は朝から晩まで使い込んでいるとのことでした。
今回ご相談いただいた患者様のように、調理系の手をよく使うお仕事の方は、1日の仕事時間の終盤になってくると、指にむくみがでる方が少なくありません。
そこで今回は、お仕事で手を使いすぎることで指にむくみがでる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、仕事の終わり時間に近づくにつれて起こる手のむくみを解消できます。
特に持病もなく、仕事時間の終盤に指にむくみがでるのは、手から心臓にまで帰る血液の通路のどこかがせき止められるためです。
それによって、血液が流れなくなり、血管に止まる血液量が増えます。
そうすると、血管がパンパンに膨らみ、血管の内側から外に向けての圧が高まります。
この圧が高まりすぎると、血管から粒子の細かい水分がしみだしてきます。
結果、血液が流れる最終の末端である手にむくみが派生します。
手のむくみの原因となる手から心臓にまで帰る血液の通路をせきとめる要因は、以下のようなことがあげられます。
パンをこねたり包丁で野菜を刻んだりするとき、頭を前にかたむけてうつむく姿勢や、肩や腕を内側にねじる動作が多くなります。
これによって、首や肩の筋肉が硬くなったり、関節がねじれることで、手から心臓にまで帰る血液の通路をふさぎます。
その結果、手や腕の血液の循環がとどこおり、指にむくみを引き起こします。
調理系のお仕事で、パンを形成したりフライパンを動かしたり、腕を下におろしての作業が多くなります。
そうすると、腕にかかる重力の影響で、血液の流れは、指先方向に流れやすくなり、心臓方向へ戻る流れが悪くなります。
結果、手の方に血液が滞留しやすくなり、むくみを引き起こします。
パンをこねたり、包丁で物を切るなどの手の動作は、指や手、腕の筋肉を長時間、使用します。
仕事時間が進むにつれて、筋肉の疲労が積み重なり、硬くなっていきます。
筋肉が動いて血管に圧をかけることで血液の流れが促進されます。
手や腕の筋肉が疲労することで、血液の流れを作る機能が低下して、血液が止まり、結果、手にむくみが発生します。
調理系の仕事場は、水を使うことが多いです。
そういった水が回っている場所は、冷えやすい環境です。
体が冷えを感じると、体温を外に放出しないために、筋肉を硬くしめます。
そのことで、特に血管が細い手の血液の循環が悪くなり、むくみを引き起こします。
こういった要因が重なることで、調理系のお仕事の方が、仕事時間の終盤になると、手にむくみが生じます。
調理系のお仕事の方の特性により、仕事終盤に、腕から手にかけての血液に循環が悪くなりやすく、指にむくみがでてしまいます。
特に、手や腕から心臓に戻るの血液の流れをふさぐ場所は、「手首」、「肘」、「胸」、です。
これらの部分を緩めて血液の流れを良くするための仕事中でもできるセルフケアの方法を以下で紹介していきます。
鎖骨と脇の内側は、血液の流れの大きな通路です。
ここをまず刺激して緩めることで、血液の流れる門が開き、この後におこなってほしいストレッチの効果が上がります。
やり方は簡単です。
鎖骨に手を当てて、左右に10回、優しくさすってください。
それを左右の鎖骨におこなってください。
それが終われば、腕を頭の上に上げて、上げた腕の反対側の手の親指以外の4本の指を、脇の内側に入れて、胸にあてた親指とで優しくはさんでください。
はさんだ上下左右に優しく10秒ほど揺らしてください。
それを左右の脇でおこなってください。
手のひら天井に向けて、腕を伸ばしてください。
伸ばした腕の反対側の手で、伸ばした腕の指先に当てて、手首をそらすように伸ばします。
この状態を10秒キープしてください。終わったら反対側の腕も同じようにおこなってください。
これを3セットおこなってください。
手の甲と手の甲を合わせるように、両方の腕も前に伸ばします。
手のひらを天井に向けながら、肘を曲げて、肩甲骨同士を寄せて、胸を開きます。
この状態を10秒間、キープします。これを3セットおこなってください。
指同士を組んで、手のひらを返しながら、顔を上に向けて、背中が伸びているのを感じながら、体を伸ばします。
この状態を10秒間、キープします。
これを3セットおこなってください。
パンや料理を作るお仕事の方は、どうしてもお体に負荷をかける姿勢で、長時間、作業することは避けられません。
そのことで、指にむくみがでて、お仕事に支障が出ることを防ぐためにも、今回、紹介させていただいたことが、調理系のお仕事をされているみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでもむくみが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他にむくみへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
朝、目覚めて、布団から起き上がって動こうとしたとき、ひざがこわばって動きづらい。
しかし、しばらく動いていると、大丈夫になるということはないですか?
特に、ひざを痛めた経験がある方が、このようなことを感じる方が多いです。
朝は、何かと忙しいのに、ひざのこわばりによって邪魔されることで、ストレスを感じられる方が少なくありません。
そこで今回は、朝、起きたときにおこる、ひざがこわばる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、朝、目覚めたときから、スムーズにひざを動かすことができます。
日中は大丈夫だけでど、朝、起きたときだけ、ひざにこわばりを感じる理由は、ひざの関節への刺激の低下によるものです。
睡眠中は、日中に比べて、横たわって寝るので、ひざの関節を動かすことが減ります。
睡眠中に体を動かすためにおこなう行動は、寝返りです。
成人の一回の睡眠でおこなう理想的な寝返りは、20回と言われています。
睡眠時間を6時間とすると、18分に一回は寝返りをする必要があります。
しかし、睡眠中、ひざ関節が動かさない時間を調べたところ、最短で40分、最長で120分、ひざ関節を動かさないで寝ている時間が続いたという研究報告がされています。
こういった睡眠中にひざの関節を動かさないことで、ひざの周辺組織にいろいろな影響がでることで、朝、起きたときにひざの関節にこわばりを発生させます。
それについて、以下で紹介していきます。
ひざの関節は、関節包という袋で包まれています。
その袋の中には、関節をスムーズに動かすための潤滑油のような成分を含んだ液体と関節の軟骨を潤し栄養を与える成分の液体が入っています。
その液体は、ひざ関節を包む袋の内側から分泌されます。
その分泌は、膝の関節を動かして刺激を与えることで促進されます。
睡眠中は、ひざ関節の動きが低下することで、関節の袋の中の分泌される液体が減ります。
そうすると、その液体が最も減った朝は、ひざの関節を動かすための潤滑油が少なく、ひざが栄養と潤い不足の状態になるため、こわばりを感じやすくなります。
睡眠中、ひざの動きが減ることで、筋肉が同じ長さの状態でいる時間が長くなります。
そうすると、その筋肉の長さで固まり、朝、起きて動こうとしても、筋肉が伸び縮みできず、ひざにこわばりを感じてしまいます。
ひざの関節は、太もものの骨とふくらはぎの骨で構成されています。
ひざを曲げるときは、太ももの骨に対して、ふくらはぎの骨は、内側方向にねじれながら近づきます。
また、ひざを伸ばすときは、太ももの骨に対して、ふくらはぎの骨は、外側方向にねじれながら離れていきます。
日中は、このひざ関節の動きのパターンに乱れがあっても、ひざの関節や筋肉の柔軟性で、ある程度は対応できます。
しかし、寝起きで関節や筋肉が硬くなているひざ関節では、その乱れを受け入れる余裕がなく、こわばりを感じてしまいます。
このような理由が、単独、もしくは複合的に重なることで、朝の寝起きにひざの関節にこわばりを発生させます。
朝、ひざのこわばりを感じることを予防するための方法を以下で紹介していきます。
朝、起きたときに、ひざ関節のこわばりを防ぐには、睡眠中、ひざの関節に刺激を入れる必要があります。
そのためには、寝返りをよくうつ必要があります。
寝返りを打つことができやすくするためには、ご自身の寝床の環境の改善が必要です。
寝返りがうちやすい環境のポイントとして、
・寝返りをうちうつため、幅が90センチある布団にする
・人やペットと別々に寝て、寝返りをうちやすくする
・寝るときのマットを硬めにして、体が転がりやすくさせる
・寝巻きを布団との摩擦が少ない、滑りやすいものにする
・夏の寝室の温度は26度・湿度は50~60パーセント、冬の寝室の16~19度・湿度は50~60パーセントに設定する
などを意識して整えてみてください。
日中、ひざ関節は、立っているだけで、体重の3倍です。
それだけ負荷がかかっていることで、寝る前には、ひざの関節の周辺の組織が固くなってしまいます。
寝る前に、ひざの関節を緩める体操をすることで、ひざ周辺の筋肉が緩み、ひざの中に新鮮な栄養の液体の分泌が促進されます。
その方法は簡単です。
イスに座り、床に足がつかない程度に、両手で太ももを持ち上げてます。
ひざから下を、前後に10回、軽くぷらぷらと振ります。
それが終われば、反対側の足も同じようにおこなってください。
これを3回ずつおこなってください。
片方のひざのお皿の下あたりを両手でかかえます。
胸の方向にひざを曲げながら、両手でひきあげ、その状態で10秒間、キープしてください。
その時に、両手でひざを内側に軽くねじりながら引き上げてください。
片足が終われば反対側の足もおこなってください。
これを3回ずつおこなってください。
イスに座って、片足をひざを軽く曲げた状態で、足を前に伸ばしてください。
片手をひざのお皿の上の太ももをつまみ、もう片方の手でひざのお皿の下のすねをつかんで押さえます。
軽く曲げたひざを伸ばすと同時に、ひざのお皿の上の太ももを内側方向に軽くねじってください。
あまり強く内側にねじると、かえって痛みがでますので、あくまでも軽くおこなってください。
その際に、すねが太ももと一緒に内側に向かないように、片方の手で押さえておいてください。
伸ばした状態を10秒間、キープしたら反対側もおこなってください。
これを3回ずつおこなってください。
日常生活をスムーズに健康的に活動すつためには、ひざが良い状態に保つことが必要です。
毎朝、寝起きに、動きの悪いひざを無理に動かしていると、ひざに痛みがでるきっかけを作ってしまう場合があります。
それを予防するためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも朝、起きたときにひざのこわばりが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他にひざに関するブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
60歳の女性の方が、お体のメンテナンスで来院されたときに、これから年齢を重ねていったとき、ちゃんと歩けるのか自信がないというお悩みを訴えられました。
患者様のご近所のご高齢者の方が、最近、お見かけしないと思ったら、外出中に転んで太ももの骨を骨折したことがわかったと。
将来、自分もそうなりそうで、怖いということでした。
厚生労働省による令和元年国民生活基礎調査によれば、高齢者の方が、介護が必要となった主な原因は、
1位 認知症
2位 脳卒中
3位 高齢による衰弱
4位 骨折・転倒
という報告がされています。
こういった調査を見ても、高齢者にとって、転倒は健康寿命に大きく関わってきます。
また、厚生労働省による令和3年人口動態調査によると、高齢者の転倒・転落・墜落による死亡者数は9590人で、交通事故による死亡者数が2150人と報告されています。
つまり、交通事故に比べて、転倒による死亡率は4倍以上で、転倒は重大な事故につながることがわかります。
そして、転倒によるケガは、骨折の中でも、最も治るのに時間がかかる太ももの骨の骨折が最も多いとのことです。
高齢者のかたが転倒を経験すると、その不安や恐怖で、活動の意欲が低下します。
それが筋力やバランス感覚などの低下を招き、さらに、転倒のリスクの増加させるという悪循環を招きます。
そこで今回は、加齢によって歩いているときに転倒しやすくなる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、将来の歩行中の転倒の不安を解消できます。
ご高齢者の方が、歩行中に転倒して骨折や死亡につながる重大な事故をおこしやすくなる理由を、以下で紹介していきます。
筋肉の量は、25歳あたりが最も多くなり、55歳ごろから急激に低下し、70歳ごろには20歳のときに比べて30パーセントの筋力が低下します。
筋力の低下により、歩行中に姿勢を保持することが難しくなり、転倒につながります。
70歳を過ぎると9割の人が白内障となり、1割が緑内障を発症します。
また、老眼は、ほぼ100パーセント%の方が発生します。
そのため視力が低下して、視界が狭くなるため、歩行時に障害物や段差など、周囲の環境の把握が遅れて、転倒のリスクが増加します。
バランス感覚は、
・目から入ってくる情報
・耳からの情報
・足の裏からの情報
の3つの情報が必要です。
この3つの情報を、脳が整理して、体のバランスをとります。
加齢によって、このうちの一つでも悪くなると、歩行中のバランスが悪くなり、転倒する可能性が上がります。
反射神経は30歳後半あたりから低下します。
またご高齢の方は、判断する選択肢が増えると、脳が処理するのに時間がかかり、反応時間が遅れると研究で報告されています。
そのため、体の制御が遅れて転倒する危険性が増えます。
高血圧や糖尿病、脊柱管狭さく症や変形性ひざ関節症など、持病によって歩行の安定性に影響を与える場合があります。
また、服用しているお薬の副作用によっても、歩行中のバランスに悪影響がでて、転倒につながることもあります。
加齢による歩行中の転倒リスクをいろいろと前章であげました。
結局のところ、それによって、歩行のフォームが崩れてしまい、転倒することが多くなります。
歩行は、前後に足を交互にだします。
その際に、つま先から股関節にかけての関節が連動して動き、筋肉がブレーキとアクセルの役割を担います。
歩行中に、この一連の流れが、スムーズにできるように身につけば、転倒するリスクは低下します。
その方法を以下で紹介していきます。
高さが20センチぐらいの台を用意して、お尻の横に手を当てて、背筋を伸ばして台の前に立ちます。
バランスに不安があるときは、壁に手を当てて体を支えてもOKです。
片足をつま先を上げて、台の上にのせます。
反対側の足は、まっすぐひざを伸ばした状態にする。台にのせた足のひざを、まっすぐ前方に移動させながら、足の指先をおろしていきます。
姿勢をまっすぐに保ったまま、曲げたひざをさらに前方に移動して曲げます。
台にのせた反対側の足のカカトを上げて、体を上に持ち上げてください。
終わったら、反対側の足も同じようにしてください。
これを交互に10回おこなってください。
歩行がしっかりできることは、健康に日常生活を送る上で非常に重要な動作です。
普段は、何気なく歩いてしまいますが、将来に向けて、転倒予防のためにも歩くフォームを見直されることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも歩くことに不安を解消できないようでしたら、お近くの治療院で体のバランスを整えられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に歩くことへのブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
中学生や高校生が好きなお母さんの手作りの料理ランキング調査で、
1位 カレーライス
2位 からあげ
3位 ハンバーグ
4位 たまご焼き
5位 みそ汁・豚汁
という結果がでています。
6位以降も、お子さんが好みそうな料理がずらっとランクインしていました。
これらの料理は、確かに美味しいのですが、一緒に食べるお母さんたちにとっては、高カロリーな料理です。
お子さんに合わせて、日々、こういった食生活を送っていることで、胃腸が不調をおこしてしまう30〜40歳代のお母さん方が少なくありません。
そこで今回は、お子さんと合わせた食生活をおくることで胃腸に調子が悪くなる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、お母様方の胃腸を整えることができます。
30歳〜40歳代のお母さんたちが、お子さんと同じ食生活をおくることで、胃腸の調子が悪くなる理由を以下で紹介していきます。
お子さんが好むカレーライスやからあげ、ハンバーグなどは、高カロリーかつ高脂質の料理です。
30歳以降になると、体が使うエネルギーの消費が減ります。
エネルギー消費が低下した30歳〜40歳代のお母さんたちが、高カロリーかつ高脂質の料理をしょっちゅう食べることで、エネルギーの摂取と消費のバランスが崩れます。
エネルギーの摂取が過剰となることで、体重や脂肪の蓄積が増加して、胃腸に負担をかけ、不調を引き起こします。
お子さんが好む高カロリーかつ高脂質の料理は、たんぱく質や脂質が多いが、胃腸が機能するために必要なビタミンやミネラル、食物繊維が不足します。
それによって、摂取する栄養バランスが崩れて、胃腸の正常な機能が損なわれてしまいます。
お子さんが好む高カロリーかつ高脂質の料理は、消化に時間がかかります。
胃は、食べ物を分解するための液体を分泌します。
この液体は、年齢とともに分泌が低下します。
これにより、食べ物の消化が進まず、食物が胃腸を通過する時間が長くなり、胃腸に不快感が出ます。
中学生や高校生をお持ちのお母さん方は、家事・子育て・仕事と、毎日、忙しくフル回転される方が多いです。
そのため、自分のための時間が取れず、運動の不足になりやすくなります。
運動する刺激は、腸の動きを促進します。
30歳〜40歳代のお母さんたちの運動の不足が続くと、胃腸の活動が低下し、トラブルが生じます。
30歳〜40歳代のお母さんたちが、お子さんと同じ食生活をおくることで、胃腸にトラブルがでないようにするための方法を以下で紹介していきます。
食物繊維は、胃腸が機能するために重要な栄養です。
野菜、果物、穀物などから、食物繊維を十分にとることで、腸内の環境を整います。
水分をしっかりとることは、胃腸の調子を良くするのに役立ちます。
そして、水分を取るときのタイミングが重要です。 水を飲むべきタイミングは、
・朝、起きた時
・食事の30分前
・のどの渇きを感じたとき
・運動の前後
・入浴の前後
・寝る前
に意識してとってください。
また、食事中に、水をたくさん、飲みすぎると、胃腸からでる食べ物を消化するための液体が薄まって、消化時間が長くなり、胃腸が負荷がかかってしまいます。
ですので、食事中は、コップの一杯程度を目安にとってください。
たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルをバランスよく摂ることが大切です。
主食、主菜、副菜を組み合わせた食事を、一日2回以上とるよう心がけてください。
適切な食事の量を守り、過度な食べ過ぎを避けることが大切です。
脳が、食べてからお腹がいっぱいに感じるまでに20分かかります。
ですので、食事は、ゆっくりかんで、時間をかけて食べることで、食べ過ぎを防ぐことができます。
その結果、胃腸への負担も軽減されます。
適度な運動による体への刺激は、胃腸の働きを促進します。
その場で足踏みや、貧乏ゆすり、深い深呼吸などでも、十分、胃腸に刺激がいきます。
隙間時間で、少し体を動かすように意識してみてください。
ストレスは胃腸の活動を抑制します。
お風呂にゆっくり入ったり、音楽を聞いたりと、理想は1日2時間程度はご自身だけの時間を作って、ストレスを軽減するような活動をしてください。
お子さんやご主人の活動時間に合わせて、不規則な食事をする時間が繰り返されると、胃腸に負担をかけます。
規則正しい食事の時間のリズムを心がけてください。
これらのポイントを意識することで、お子さんと同じ食生活を共有しながらも、胃腸のトラブルを予防することができます。
30歳〜40歳代のお母さんたちが、お子さんと同じ食生活をおくることで、胃腸に調子が歩くなったときに刺激すると効果の高いツボを3つ、以下で紹介させていただきます。
ひざのお皿の外側で、お皿の下から、指四本分下がったところに位置します。
みぞおちとへそを結んだ線の真ん中に位置します。
このツボを手で軽くさすったり、カイロや温タオルをあててください。
足の裏にあるツボで、足の人差し指を折り曲げて、足の裏に足の人差し指の腹が触れたところに位置します。
中学生や高校生は、体の活動が活発なため、エネルギーの消費が高く、高カロリー高タンパクな食事が必要です。
お子さんのために、そういった食事を作り、食生活を合わせることで、胃腸が疲れてしまうのは無理もないことです。
家族のためにも、ご自身のためにも胃腸を整えるのための方法として、今回、紹介させていただいたことが30歳〜40歳代のお母様方のお役に立てれば幸いです。
それでも胃腸の不調が解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に胃腸の疲れへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
2月は、確定申告が始まる時期ですね。
昔は、確定申告をする会場では、長い行列ができていました。
しかし、今はパソコンやスマートフォンなどインターネット経由で、確定申告ができるようになって、本当に便利になりました。
とはいえ、やはり確定申告は、そのための作業時間が長くなります。
調査によると、確定申告にかかる作業時間は、平均752分もかかると報告されています。
先日も、習い事の教室を営んでおられる女性の方が、
「今年こそはコツコツつけていこうと思っていたけど、結局、この時期に一気に計算してやるから・・・、そのせいで肩がこるのよね。」
と確定申告をするためのパソコンの作業時間が増えたことで、肩こりのお悩みで来院されました。
この方のように、確定申告を提出するためるパソコン作業に集中しすぎて、肩こりを訴えるかたは少なくありません。
そこで今回は、確定申告をするためのパソコン作業によって肩こりがおこる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、肩こりに邪魔されずに、確定申告を終わらすことができます。
パソコン作業を長時間、することで、肩こりが起こる理由を以下で紹介させていただきます。
長時間のパソコン作業することは、同じ姿勢の状態が続きます。
そうすると、それを支持するために、首や肩の筋肉や関節に負担がかかります。
それによって、肩の緊張が増し、肩こりが発症します。
長い時間、マウスを使う動作を続けると、マウスを使っている利き腕側に重心が傾きます。
重心がマウス側に傾いた状態に体が固まると、肩周辺の筋肉や関節にひずみがでて、肩こりが発症します。
また、キーボードの動作は、腕を内回りにねじり、両腕を上げっぱなしで、肩に負荷をかけます。
長時間、キーボードを使うと、この動作の特性のため、肩周辺の筋肉や関節が疲労や炎症・ひずみがでて、結果、肩こりが発症します。
確定申告は、提出期限や計算や書き込み項目の多さなど、集中力や注意力が必要となり、ストレスが多い作業です。
ストレスがかかると、体の反応として、筋肉が過度に緊張したり、血管が収縮して血流が悪くなったり、ストレスホルモンの分泌が増えて炎症を引き起こしやすくなります。
そのストレス反応は、特に肩まわりに多くでることで、肩こりが生じやすくなります。
パソコン作業によって肩周辺の組織に負荷がかかることで、肩こりが発症した際の対処法を以下で紹介させていただきます。
首の根本の背骨から肩の外側の付け根を結んで線の中間に人差し指を置きます。
肩にあてた人差し指は、力を入れずに軽く当てる程度の圧で置いてください。
そのまま状態で、2秒をかけて肩を上にあげて、2秒かけて下にさげてください。
この往復を6回おこなったら、反対の肩も同じように行なってください。
イスに肩幅ぐらいに足を広げて、床にしっかり足をつけて座ってください。
そして、手を組んで前に伸ばしてください。
そのまま、腕を上にあげて、背伸びを伸ばしてください。
ご自身が上げることができる角度で、10秒間、キープしてください。
これを3セットおこなってください。
腕を肩の高さまで上げて、手のひらを上に向ける。
上に向けた手のひらの指先を、反対側の手で引っ掛けて、指先から手首にかけて反らし、この状態で20秒間、キープします。
おこなう回数は一回で大丈夫です。
終われば、反対側の手も同じようにおこなってください。
確定申告を終えると、いつも肩の荷が降りた感じで、ホッとします。
それだけ作業が大変で、ストレスになっているためだと思われます。
なるべく早くスムーズに確定申告の作業を終わらせるためにも、肩こりをケアされることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも確定申告の作業中に肩こりがが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に肩こりの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広