





- Blog記事一覧 -長時間の運転で腰痛が悪化する理由と自宅でできる3つのストレッチ

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、40歳代の女性の方が、腰痛で来院されました。
詳しくお話をお聞きすると、お子さんが所属しているスポーツクラブの遠征で、長時間、運転をすることがあり、その際に腰に痛みを感じ始めて、それがなかなか治らないそうです。
普段は、住居周辺しか運転しないこともあって、慣れない長距離の運転は本当に疲れたとのこと。
これから、何度も子供の遠征があるので、その度に腰痛が起きるのは困るし不安を感じるということでした。
このように、慣れない長距離の運転をすることで、腰に痛みを訴えられる方は少なくありません。
そこで今回は、長時間、車を運転することで、腰に痛みが生じる理由とその対処法について紹介させていただきます。
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長時間、車の運転をすると腰に痛みが発生するメカニズムを以下で紹介させていただきます。

長時間、車を運転をしているということは、車に座っている状態、つまり、同じ姿勢で過ごすことになります。
そうすると、時間がたつにつれ、運転姿勢を支えるための筋肉が疲れて、シートに体を支えてもらうために、体が後方に倒れていきます。
体が後方に倒れると、シートと接着して骨盤も後方に倒れます。

体の中心にある背骨は、骨盤の上に、円柱の骨が24個積み重なって構成されています。
背骨は、まっすぐに積み重なっているのではなく、S字状にカーブして積み重なっています。
背骨がS字状にカーブして積み重なっているのは、背骨が上方や下方から受ける衝撃を、バネのように吸収できる役割を果たすためです。
骨盤が立てた状態では、この背骨のS字状にカーブは保たれます。
しかし、骨盤が後方に倒れるのに合わせて、一緒に、背骨も後方に倒れると、体が後方に倒れて、座っている姿勢を保てなくなります。
ですので、骨盤が後方に倒れると、それをカバーするように、背骨は前方に曲げて、いわゆる猫背の状態になります。
この状態になると、背骨のS字カーブの状態が減少します。
運転は、座っていることで、上半身の重みを支えるために、腰に負荷がかかります。
また、道のデコボコやカーブすることから伝わる振動で、下からの衝撃が腰に負荷をかけます。
短時間の運転や運転の姿勢が整っている場合、この運転中の腰への衝撃に対応できます。
しかし、長時間の車の運転による「骨盤の後方+背骨のカーブが減少」といった姿勢の乱れが発生すると、骨盤や背骨の衝撃への対応機能が低下するので、腰への負担が増加します。
Wilkeraの論文(1999, Spine)では、姿勢が乱れている状態で座っていると、腰への負荷が、立っている時より、1.4から2倍近くまで上昇すると報告されています。
そういった腰への負荷が増加することで、腰周辺の筋肉や関節などの組織に疲労や微細な損傷を引き起こします。
その結果、長時間お運転が腰に痛みを発生させるリスクを引き上げてしまします。
(参考文献:「長時間着座姿勢における連動型腰椎用CPMの 腰痛予防効果の根拠」)
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長時間、車の運転をしたことで、腰に痛みが発生した場合の有効なセルフケア方法として、以下のストレッチを紹介させていただきます。

ひざを曲げて、上を向いて寝ます。
両手でひざを抱えて、ひざを胸の方にひきつけ、腰から背中が伸びるのを感じたら、10秒間、キープます。
10秒間、たったら手を離して、ゆっくり元の姿勢に戻します。
この一連の動作を、5回、繰り返し行ってください。

背筋を伸ばして、両足の裏を合わせて、あぐらの状態で床に座ります。
背筋を伸ばしたまま、ゆっくり息をはきながら、骨盤を前に倒すイメージで、上半身を前に倒します。
お腹や腰ではなく、骨盤から前に抜けるイメージで行うのがポイントです。
無理のない範囲まで上半身を倒したら、10秒間、キープます。
10秒間、たったら手を離して、ゆっくり元の姿勢に戻します。
この一連の動作を、5回、繰り返し行ってください。

片足を大きく前に踏み出し、ひざを90度曲げ、後ろ足は伸ばします。
その状態から、前の足のひざを曲げて、腰を軽く前に押し出します。
後方に伸ばした足の股関節の前面が伸びるのを感じたら、10秒間、キープます。
10秒間、たったら手を離して、ゆっくり元の姿勢に戻します。
次に、足を入れ替えて同じようにストレッチを行います。
この一連の動作を、5回、繰り返し行ってください。
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最近の小学生のバスケットやサッカー・野球などのスポーツクラブは、地元にとどまらず遠方への試合に参加されるようになりました。
そういったことがお子さんのレベルを上げることにつながります。
お子さんの遠征について行くことで、成長を見守ることは楽しいものです。
そのために、今まで経験したことのない距離や場所への車の運転をするようになったお話をよくお聞きします。
安全に楽しくお子さんを乗せて車の運転を運転をするためにも、特に、運転で負担が大きい腰へのケアをこまめにされることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
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