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血流 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 7の記事一覧

骨粗しょう症を診断されて不安を感じる方に読んでほしいその理由・リスク・検査・予防法

2024.02.28 | Category: 予防,体操・ストレッチ,圧迫骨折,姿勢,日常生活の動作,更年期障害,栄養・食事・飲み物,歩き方,水分,生活習慣,疲労,疲労骨折,睡眠,立ち方,腰痛,血流,骨粗鬆症

 

シニアの女性の方から、ご自身が骨粗しょう症であると病院からいわれたというお話をよくお聞きします。

骨粗しょう症とは、骨の密度が低下して、骨が弱くなる病気です。

骨粗しょう症に関する統計では、約1,590万人が隠れ骨粗しょう症であるとされています。

また、男女比では、男性が300万人、女性が980万人と、女性が多い傾向にあります。

年代別では、50歳代では9人に1人、60歳代では3人に1人、70歳代ではは2人に1人の割合で骨粗しょう症がみられます。

このように多くの方に発症する可能性がある骨粗しょう症ですが、診断されると、すごく不安に感じてし回れる方が少なくありません。

そこで今回は、骨粗しょう症がおこる理由やリスク、その対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、骨粗しょう症に備えることができます。

 

 

 

骨粗しょう症がおこる理由

 

骨粗しょう症がおこる理由として、以下の要因があげられます。

 

栄養のアンバランスによるカルシウムの不足

人が活動したときに骨に刺激が加わると、古い骨を壊す細胞と新しい骨を作る細胞が働き、骨の入れ替わりがおこなわれます。

全身の骨が、新しいものに入れ替わる期間は、3年といわれます。

古い骨が壊されてて、新しい骨を作るときに材料となるのが、カルシウムやタンパク質です。

なかでもカルシウムは、骨を再生させる材料となるだけではなく、 心臓や血管、筋肉を正常に動かす重要な成分です。

心臓や血管、筋肉の機能は、生命活動に必要なため、優先的、そちらにカルシウムが使われます。

食事の不足や偏りで、カルシウムの体への取り込みが足りない場合は、骨にあるカルシウム成分を溶かして、心臓や血管、筋肉へ補給することもあります。

そのことによって、骨の再生が遅れて、骨の密度が低下し、骨粗しょう症を引き起こします。

 

日光にあたる時間の不足

骨の材料となるカルシウムを、骨に取り込むためには、ビタミンDが必要です。

ビタミンDは、体に日光があたることで作り出されます。

外に出る機会が少ない生活習慣や環境にいることで、ビタミンDが作り出せず、結果、骨の再生がとどこおり、骨粗しょう症が発生します。

 

運動の不足

骨は、古い骨が壊れることで、作り出されます。

古い骨を壊す細胞が働くためには、適度な負荷が体にかかり、その刺激で活動が活発になります。

日頃の運動が不足すると、骨の入れ替わりる循環がおきなくなります。

そうなることで、骨の質が低下して、骨粗しょう症がおこります。

 

女性ホルモンの分泌低下

女性ホルモンは、古い骨を壊す細胞と新しい骨を作る細胞が働きのバランスをとる働きもあります。

女性が閉経すると、女性ホルモンの分泌が減ります。

そうすると、骨を破壊する細胞の働きが、骨を再生する細胞の働きを上回るスピードで活動する場合があります。

それによって、男性より女性の方が骨粗しょう症になる割合を増やしています。

 

 

 

骨粗しょう症によるリスク

 

骨粗しょう症になった際に、体におこるリスクを以下で紹介させていただきます。

 

骨折しやすくなる

骨粗しょう症による骨の密度の低下は、骨折をしやすくなる可能性が高くなります。

転倒や打撲などの強い衝撃だけではなかく、くしゃみや荷物を持ち上げるといった弱い骨への負荷でも骨折が引き起こされてしまいます。

 

寝たきりになる

骨粗しょう症で起こりやすい手や足、背骨などの骨折によって、日常の活動が著しく低下します。

それがきっかけで、家に引きこもり、寝たきりや認知症へ移行する傾向が高いという調査報告がされています。

 

姿勢の悪化 

骨粗しょう症により、いつの間にか骨折と呼ばれる背骨の骨折を引き起こしやすくなります。

それによて背骨が曲がり、背中が丸くなる姿勢になる。

そのことによって、歩行や家事などの生活動作に支障をきたします。

 

免疫の低下 

骨粗しょう症によって骨密度が下がり、骨の細胞が働かなくなると、免疫の細胞がの数が減るという研究データがあります。

また、肝臓の機能にも関係して、免疫の低下だけでなく、肥満や老化などにも影響が出ます。

 

 

 

骨粗しょう症の検査

 

ご自身の骨の密度が気になる方は、一度、精密検査をされることをおすすめします。

骨の密度の主な検査法は、

 

・QUS法(超音波法)

・MD法(両手のX線撮影法)

・DXA法

 

があります。

それぞれの検査法について、以下で紹介していきます。

 

QUS法

超音波を足のかかとの骨に当てて骨の質を検査する方法です。

手軽で安心なので広くおこなわれている検査法です。

しかし骨の密度自体を測っているわけではないので、骨粗しょう症であるという診断には用いることができません。

 

MD法

手のひらをアルミの板の上に乗せ、手の甲の骨の密度を測定する検査法です。

この検査法のメリットは、レントゲン撮影ができる病院なら、この検査を受けることができます。

しかし、デメリットとしては、ある程度、骨粗しょう症が進行している場合の方の適応検査で、早期では発見しにくいとされています。

 

DXA法 

現在、骨粗しょう症へおこなわれている検査としては、最も信頼性が高い検査とされています 。

種類の医療。2種類の微量なX線を体に照射します。

その際に、背骨や太ももの骨を通過できなかったX線の量から骨密度を測る方法です。

ただ、DXA法ができる検査機器を、全ての病院が所有しているわけではないので、検査を希望する際には調べる必要があります。

 

 

 

骨粗しょう症はどこで診てもらうのか?

 

病院で骨粗しょう症の診断や治療を診てもらう科は、基本的には、整形外科です。内科や産婦人科の医師の方も診てくれる場合があります。

骨粗しょう症に関する専門医は、以下のリンクで紹介されていますので、参考にしてください。

 

日本骨粗しょう症認定医リストhttps://smms.kktcs.co.jp/smms2/c/josteo/option_josteo/board_certified/pub/Search.htm

 

 

 

骨粗しょう症を予防する方法

 

骨粗しょう症を予防するための方法を、以下で紹介していきます。

 

バランスの取れた食事

骨を作るための材料となる栄養素は、

 

・カルシウム

・ビタミンD

・タンパク質

・ビタミンK

・マグネシウム

・カリウム

 

などが挙げられます。

 

カルシウムを多く含む食材は、 ヨーグルト、チーズ、牛乳、ししゃも、イワシ、じゃこ、小松菜、高野豆腐、納豆、などがあります。

ビタミンDを多く含む食材は、 シャケ、うなぎ、キクラゲ、ほししいたけ、マグロ、卵 などがあります。

タンパク質を多く含む食材は、 鶏の胸肉、味、豆腐、卵などがあります。

ビタミンKを多く含む食材は、 ブロッコリー、ほうれん草、納豆、乾燥わかめ、キャベツ、モロヘイヤ、ニラ、などがあります。

マグネシウムを多く含む食材は、 雑穀、米昆布、わかめ、のり、豆腐、納豆、油揚げ、などがあります。

カリウムを多く含む食材は、 バナナ、メロン、アボカド、ほうれん草、さつまいもなどがあります。

 

以上のような必要な栄養素を、日常でしっかり取ることで、丈夫な骨を作れます。

 

 

適度な運動

骨に刺激を与える運動をすることで、骨の細胞が活性化して、骨の強度が向上します。

そのための、いつでもできる運動としては、

 

「かかと落とし運動」

 

をおすすめします。

かかとを床に当てて刺激することで、体の骨に体重の約3倍もの負荷をかけることができます。

そのやり方は簡単です。

 

足を肩幅に開いて、足先をまっすぐ前に向けて、手は自然に下の方向へたらして立ちます。

目線は前に向けてください。かかとを上げて、つま先立ちになる。

その際に、体が不安定な場合は、テーブルやイス、壁などをつかまってください。

つま先立ちから、足の力を抜き、かかとをストンと床に落とします 。

かかとに少し、響くような刺激を感じる程度が適度です。

これを10回、繰り返してください。1日に3回はおこなってください。

 

 

日光浴をする

1日に15分程度の日光浴をしてください。

それによって、ビタミンDが体で生成されて、骨へのカルシウムの吸収を助けます。

また、食事やサプリメントからも摂取することを心がけてください。

 

 

カフェインやアルコールの摂取はほどほどに

カフェインの入った飲み物やアルコール飲料を過剰に摂取すると、尿の量が増えます。

尿の排出に伴って、カルシウムも体外に排出されます。

骨の材料となるカルシウムを失わないためにも、適度な量の摂取を心がけてください。

 

 

喫煙をひかえる

タバコを吸うことで、骨の形成の材料となるビタミンDやカルシウムの吸収が低下します。

また、喫煙することで、血液中の酸素量が低下して、骨に供給される酸素量も低下します。

それによって、骨の形成や修復が妨げられます。

骨粗しょう症の予防の面から見ると、禁煙されることは効果的です。

 

睡眠の質を上げる

睡眠中は、成長ホルモンの分泌が増加します。

このホルモンは、骨の形成を促す働きがあります。

また、成長ホルモンの分泌が最も活発になるのは、入眠後、3時間の間とされています。

ですので、睡眠の質を上げることは、骨の強化につながります。

睡眠の質を上げる方法は、当院のブログでも紹介しておりますので、参考にしてください。

夜中に何度も目がさめるのはなぜ?睡眠の質をたかめる対策とは

 

 

 

まとめ

 

骨粗しょう症によるリスクが起こることで、日常の生活の質が著しく低下してしまいます。

それを防ぐためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

また、骨粗しょう症を予防するための一つとして、体を動かして骨に刺激を入れて、骨を強くする必要があることを、今回のブログで紹介させていただきました。

体の動きに何かしら違和感をお持ちでしたら、一度、お近くの治療院で、お体をメンテナンスされることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対して、お体全体のメンテナンスの施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

また、他に骨粗しょう症によるリスクへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。

60歳からできる歩行中に転倒するリスクを減らすためエキササイズ

ご高齢者の方がウォーキングする際に、杖を2本使うのがおすすめ

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

年度末の小学校教師の忙しさによって起こる頭痛を伴う肩こりの解消法”

2024.02.23 | Category: 予防,体操・ストレッチ,姿勢,日常生活の動作,,生活習慣,疲労,目の疲れ,睡眠,筋肉痛,肩こり,肩の痛み,背中の痛み,背骨,腕の痛み,血流,関節,頭痛,首の痛み

 

小学校の教師の方にとって、通信簿の作成・卒業式・クラスの編成・新入生の受け入れ・入学式など、3月からゴールデンウィークまでが、一年で最も忙しくなるそうです。

先日も、頭痛を伴う肩こりで来院された小学校の女性教師の方が、慢性的な人手の不足で、休みの日も学校に行って仕事をしないと期限に間に合わないと、ため息をつかれておられました。

仕事をサクサクしたいのに、肩こりや頭痛があると、集中できないので困るとのことでした。

そこで今回は、小学生の先生方が、頭痛を伴う肩こりが発生する理由とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、年度末から年度はじめにかけて忙しくなる小学校の教師の方が、頭痛を伴う肩こりで業務が滞ることを防止できます。

 

 

小学校の教師の方が頭痛を伴う肩こりを発生しやすい理由

 

小学校の先生方が、頭痛を伴う肩こりが発症してしまう理由は以下のことが考えられます。

小学生の先生が頭痛や肩こりを発生させる理由は、いくつかの要因が組み合わさっている可能性があります。

 

生徒との身長差 

文部科学省の調査である「学校保健統計」では、小学1年生の平均の身長は116.5センチ、小学6年生の平均の身長は145.2センチです。

このように成人に比べて、小学生は身長が低いため、先生が目線を合わせるときは、頭が下向きの姿勢になることが多くなります。

人間の頭の重さは、体重の約10パーセントとされ、平均で4~6キログラム程度です。

それほどの重みのある頭が、首の真上に乗っていれば、それを支えるための首や肩の関節や筋肉などの負担は最小限ですみます。

しかし、頭を前に傾ける角度を増加すると、首や肩の関節や筋肉などにかかる負担が増加します。

例えば、頭が前に傾く角度が15度になると、首や肩の関節や筋肉などにかかる負担は12キログラムに増加します。

また、30度で18キログラムで、45度で22キログラムで、60度では27キログラムを、どんどん負荷が増加していきます。

それによって、この重みを支える時間が長期になることで、筋肉が疲労したり、関節のゆがみが発症します。

結果、肩から首、頭部への血流が低下や神経の過敏、筋肉の柔軟性低下、関節の可動域の制限により、頭痛を伴う肩こりが発症します。

 

デスクワーク

小学生の先生は、授業を行うだけでなく、授業の準備やテストやプリントの作成・添削、通知表への準備、生活指導、保護者への対応、防災、PTA関係の業務など、授業以外の業務も多く存在します。

そのための業務をこなすために、デスクワーク時間が多くなります。

デスクワークは、画面に顔を突き出すように向けて、同じ姿勢で長時間、おこなわれます。

その姿勢を維持するために、首や肩の関節や筋肉などの負担がかかり続いてしまいます。

そうして、肩から首の筋肉の疲労がとどまり、頭皮にまで影響が広がり、頭痛を伴う肩こりが発生します。

 

過労による脳の疲れ

2016年度に文部科学省が実施した教員勤務実態調査によると、過労死ラインとされる時間外労働が月80時間以上の働いていると答えた教員が、小学校で33.5パーセント、中学校では57.7パーセントに達しています。

また、小学校の教員が、学校に滞在している時間は、11時間54分で10年よりも25分も増加しています。

仕事量が多いため自分のための休息が不足することで、ストレスや過労を引き起こします。

これは体だけではなく、脳にも負荷がかかり続けいています。

通常の筋肉は、末端の神経に支配されています。

しかし、肩の筋肉は、脳との関わりあいが深いため、脳が疲れると肩へ反映され、肩こりが発症します。

また、脳が疲労すると、脳を休めろというSOSのサインとして、頭痛が発症します。

こうして、過労により脳が疲れることで、頭痛を伴う肩こりが発症しやすくなります。

 

 

以上のような要因が組み合わさり、小学生の教員の方が、頭痛を伴う肩こりを発症しやすくなるのです。

 

 

 

小学校の教員の方が業務中でもできる頭痛を伴う肩こりへの対策

 

小学生の先生方はお忙しため、家に帰っても、すぐバタンキューと寝てしまうので、なかなかセルフケアする時間が取れないというお話をよくお聞きします。

しかし、こういった頭痛を伴う肩こりは、肩や首、背中の血流を改善させる必要があります。

そこで、イスに座ったまま、業務中のちょっとした隙間時間でもできる頭痛を伴う肩こりへの体操を以下で紹介させていたきます。

 

首まわりの体操

背中を伸ばして、組んだ両手を頭の後ろに当てて、腕の重みで頭を下げていきます。

その状態を10秒間、キープします。

 

背中を伸ばして片手で対側の頭の後方を持ちます。

頭に当てた腕の重みで、斜め下方に頭を下げます。

その状態を10秒間、キープし、終わったら反対側も同じようにおこないます。

 

両手を胸の前に組んで、胸を押さえて、脇に腕をあててします。

目線をやや上に向けるように、首を後方に倒します。

その状態を10秒間、キープします。

 

肩まわりの体操

片腕を伸ばして、反対側の腕を直角にかけて腕をひねります。

その状態を10秒間、キープします。

 

背中周りの体操 

両手を組み、肩甲骨の間の筋肉を伸ばすイメージを持ちながら、両手を斜め前に突き出します。

その状態を10秒間、キープします。

 

 

 

まとめ

 

小学生の先生方とお話をするたびに、生徒のために、身を粉にして働かれることには頭が下がります。

そんな小学生の先生方が、頭痛を伴う肩こりで、つらい思いをされないように、今回、紹介させていただいたことがお役に立てれば幸いです。

それでもが頭痛を伴う肩こり解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

また、他に肩こりへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。

テレワークの落とし穴?肩こりがおきる理由と解消す解消するための体操3選

外で働く方の冬の肩コリはなぜ発生する?その理由と改善策

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

確定申告作業を肩こりに悩まされずに快適にするための3つの方法**

2024.02.17 | Category: 予防,体操・ストレッチ,姿勢,日常生活の動作,,生活習慣,疲労,肩こり,肩の痛み,背中の痛み,背骨,腕の痛み,腰痛,血流,関節

 

 

2月は、確定申告が始まる時期ですね。

昔は、確定申告をする会場では、長い行列ができていました。

しかし、今はパソコンやスマートフォンなどインターネット経由で、確定申告ができるようになって、本当に便利になりました。

とはいえ、やはり確定申告は、そのための作業時間が長くなります。

調査によると、確定申告にかかる作業時間は、平均752分もかかると報告されています。

先日も、習い事の教室を営んでおられる女性の方が、

「今年こそはコツコツつけていこうと思っていたけど、結局、この時期に一気に計算してやるから・・・、そのせいで肩がこるのよね。」

と確定申告をするためのパソコンの作業時間が増えたことで、肩こりのお悩みで来院されました。

この方のように、確定申告を提出するためるパソコン作業に集中しすぎて、肩こりを訴えるかたは少なくありません。

そこで今回は、確定申告をするためのパソコン作業によって肩こりがおこる理由とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、肩こりに邪魔されずに、確定申告を終わらすことができます。

 

 

 

確定申告の申請のためのパソコン作業によって肩こりがおこる理由

 

 

パソコン作業を長時間、することで、肩こりが起こる理由を以下で紹介させていただきます。

 

姿勢の問題

長時間のパソコン作業することは、同じ姿勢の状態が続きます。

そうすると、それを支持するために、首や肩の筋肉や関節に負担がかかります。

それによって、肩の緊張が増し、肩こりが発症します。

 

マウスとキーボードの使い方

長い時間、マウスを使う動作を続けると、マウスを使っている利き腕側に重心が傾きます。

重心がマウス側に傾いた状態に体が固まると、肩周辺の筋肉や関節にひずみがでて、肩こりが発症します。

また、キーボードの動作は、腕を内回りにねじり、両腕を上げっぱなしで、肩に負荷をかけます。

長時間、キーボードを使うと、この動作の特性のため、肩周辺の筋肉や関節が疲労や炎症・ひずみがでて、結果、肩こりが発症します。

 

ストレス

確定申告は、提出期限や計算や書き込み項目の多さなど、集中力や注意力が必要となり、ストレスが多い作業です。 

ストレスがかかると、体の反応として、筋肉が過度に緊張したり、血管が収縮して血流が悪くなったり、ストレスホルモンの分泌が増えて炎症を引き起こしやすくなります。

そのストレス反応は、特に肩まわりに多くでることで、肩こりが生じやすくなります。

 

 

 

確定申告の申請のためのパソコン作業によっておこる肩こりへの対処法

 

 

パソコン作業によって肩周辺の組織に負荷がかかることで、肩こりが発症した際の対処法を以下で紹介させていただきます。

 

 

指一本を肩にあてて上下する

首の根本の背骨から肩の外側の付け根を結んで線の中間に人差し指を置きます。

 

肩にあてた人差し指は、力を入れずに軽く当てる程度の圧で置いてください。

 

そのまま状態で、2秒をかけて肩を上にあげて、2秒かけて下にさげてください。

この往復を6回おこなったら、反対の肩も同じように行なってください。

 

 

手を組んで背伸びをする

イスに肩幅ぐらいに足を広げて、床にしっかり足をつけて座ってください。

 

そして、手を組んで前に伸ばしてください。

そのまま、腕を上にあげて、背伸びを伸ばしてください。

ご自身が上げることができる角度で、10秒間、キープしてください。

これを3セットおこなってください。

 

腕を外に回旋させて指先からのばす

腕を肩の高さまで上げて、手のひらを上に向ける。

 

上に向けた手のひらの指先を、反対側の手で引っ掛けて、指先から手首にかけて反らし、この状態で20秒間、キープします。

おこなう回数は一回で大丈夫です。

終われば、反対側の手も同じようにおこなってください。

 

 

 

まとめ

 

 

確定申告を終えると、いつも肩の荷が降りた感じで、ホッとします。

それだけ作業が大変で、ストレスになっているためだと思われます。

なるべく早くスムーズに確定申告の作業を終わらせるためにも、肩こりをケアされることをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

それでも確定申告の作業中に肩こりがが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

また、他に肩こりの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。

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冬の手先冷えでお困りの女性の方に知ってほしいその理由と解消法

2024.02.07 | Category: 予防,体操・ストレッチ,体温,入浴,,冷え,冷え性,日常生活の動作,生活習慣,疲労,睡眠,血流

 

冬に女性の方からのお困りごとで、よくお聞きするのが、

 

「手先の冷え」

 

です。

夏には手先の冷えは感じていないのに、冬になると感じる方は多いようです。

いったん、手先が冷えだすと、なかなか温まらずに、不快感によるストレスや、手がこわばる不便さなど、いろいろと日常生活に問題がでてきます。

そこで今回は、冬になると手先の冷えが発症する理由とその対処法について紹介さえていただきます。

このブログを読んでいただくことで、冬の間に発症する手先の冷えの悩みが解消できます。

 

 

 

冬になると手先の冷えが発症する理由

 

冬に女性が手先が冷える理由を、以下で紹介させていただきます。

 

体の中枢を守るため

人間は体温が35度以下になると、命にかかわる危険性がでます。

体温が低下することで、脳や内臓、体の各細胞の機能が低下するからです。

ですので、特に冬に寒さを感じると、命を維持するために、脳や内臓のある体の中央にあたたかい血液を集め、体温を維持しようとします。

そうすると、体の末端である手先に血液は流れにくくなり、冷えてしまいます。

 

血管の収縮

寒冷な気温にさらされると、あたたかい血液が冷えないように、血管が収縮して、血行がゆっくりにして、血液を冷えにさらさないようにします。

手先の血管は、非常に細いため、血管が少しでも閉まると、血流が不足して、冷えを感じてしまいます。

 

皮膚の乾燥

冬は、室内外の空気が乾燥しやすく、それによって手の皮ふも乾燥します。

乾燥することで、水分のバリアが皮ふから失われて、冷えを受けやすくなります。

日常的に、外部にさらされて、体の中でも脂分が少ない手先は乾燥しやすいため、冷えを感じやすくなります。

 

冷え性の体質

日本人の女性の2人に1人は冷え性という研究報告があります。

日常的に、体の中心部と末端部の手足の皮ふの温度に差があったり、暖かい環境でも、末端が冷えからの回復が遅い体質のため、冬場は特に、手先の冷えを感じやすくなります。

 

生活習慣の影響

睡眠の不足によって、血行や体温の調節に悪影響がでているために、手先に冷えを感じやすくなります。

 

 

 

冬になると発症する手先の冷えへの対処法

 

前章に述べた、手先が冷える理由ごとに、それぞれの対処法を以下で紹介していきます。

 

血行の不良への対策

手先の細い血管に刺激を入れる運動をすることで、手先の冷えが解消されます。

その方法ですが、上向で寝て、両手と両足を真っすぐ上に持ち上げてます。

その状態から、手首とひざを軽く曲げて、20秒間、手と足をぶるぶるとふってください。

 

手の皮ふの乾燥への対策

乾燥した冬の環境では、手に保湿剤やクリームを塗ることをおすすめします。

ポイントとしては、

 

・ 手を洗って清潔な状態にする

・手に塗る保湿クリームの量はエンドウ豆ぐらい

・指の間や爪の周りもしっかりなじませる

・指先から手の甲まで軽くもみこむように塗る

 

ことを意識して、手へこまめに保湿ケアをおこなってください。

 

冷え性への対策

冷えた手先を温めるには、温風で温めるより、お湯に手をつけて温める方が、23倍も効果的です。

しかし、冷えた手先をお湯で温めるときには、注意が必要です。お湯の温度が高すぎると、皮ふを傷つけたり、逆に冷えをキツくする場合があります。

一般的には、体温よりは少しだけ温かい、約37〜38度程度のお湯に手をつけて温めてください。

お湯に手をつけて温める時間は、5〜15分を目安にしてください。

 

質の高い睡眠をとるための対策 

手先の冷えを解消するためには、体の代謝が正常に働くことでおこる熱の生産が必要です。

そのためには、十分な質の高い睡眠によって体が回復していることが必要です。

質の高い睡眠をとるコツとして、

 

・ 毎日、同じ時間に寝て、同じ時間に起きることで、体内の時計が整える

・寝る部屋は暗く、静かで、寝返りが打ちやすい環境に整える

・寝る1時間前には、スマートフォンやパソコンなどの使用をひかえてる

・ 夕食の量はひかえめにして胃にかかる負担を避けることで、睡眠の質があがる

・寝る前に、カフェインの入った飲料やお酒の摂取をは避ける

・お風呂では湯船につかり、お風呂からでて30分から1時間後に睡眠につく

 

といったことを睡眠時には意識しておこなってください。

 

 

 

まとめ

 

今年は暖冬という予想でしたが、しっかり寒い冬となっております。

しばらく続く冬に起こる手先の冷えに対して、効果的に対処できるように、今回のブログで紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、それでも冬に起きる手先の冷えを解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対しての施術をおこなっておりますのでご相談ください。

痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

また、他に冬の寒さによって起こる体のお悩みへの対策をブログで書いておりますので、そちらも参考にしていただけると幸いです。

冬の健康戦略:体温を上げて感染症から身を守る方法

足先の冷え性に悩む女性へ:冬の足先冷えの理由と効果的な対策」

外で働く方の冬の肩コリはなぜ発生する?その理由と改善策

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

冬の 寒さと共にやってくる気象病の「頭痛」がおきるメカニズムと4つの対策

2024.02.06 | Category: ストレス・自律神経障害,予防,体操・ストレッチ,体温,入浴,,冷え,天候,天気,日常生活の動作,栄養・食事・飲み物,水分,生活習慣,疲労,睡眠,血圧,血流,頭痛

 

その季節のならではの変動と関係する病気や痛みのことを、

 

「気象病」

 

と呼ばれます。

冬は、四季の中でも特に外部の環境が厳しくなる季節です。

そんな冬の「気象病」の一つとして、よくみられるのが、

 

「頭痛」

 

です。

頭痛が起こると、仕事や家事・学業などに制限がかかったり、不快感による精神的なストレス、睡眠障害など、さまざまな影響がでます。

そこで今回は、冬に頭痛が発生しやすい理由とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、冬に起こる頭痛を解消できます。

 

 

 

冬に頭痛が起きやすい理由

 

冬の気象は、寒冷前線は通過 することで、気温や気圧、湿度の変化が起こります。

その急激な気候の変化が、気象病を引き起こします。

そのメカニズムとしては、寒冷前線が通過するときに、体の体温・尿の量・脈のスピードが変化します。

それらを調整するために働く自律神経が、血管に負荷をかけることで、炎症やアレルギー反応がでやすくなり、頭痛も引き起こされます。

自律神経には、交感神経と副交感神経のふたつの働きをする神経に分かれます。

交感神経は、活動するモードに体の機能を調整します。

副交感神経は、回復やリラックスモードに体を調整します。

このふたつの神経のバランスが取れていれば、健康で生活が送れます。

しかし、冬の気候では、寒さから体を守るために、交感神経の働きが優位になります。

寒さを感じると、交感神経は、血液が体の表面に流れることで、体温が放散されないように、血管を縮める働きがあります。

そうのような状態が続くと、血液の流れが悪くなります。

血液は、栄養や酸素、体温を運び、老廃物を回収します。

頭部の重さは4キログラムほどしかないにも関わらず、体全体の約20パーセントも血液を必要とする機関です。

血液の流れが悪くなることで、栄養や酸素が、脳や脳周辺の筋肉に行き渡らず、頭痛を引き起こしてしまうのです。

 

 

 

冬に頭痛を軽減するための対策

 

冬に起きる頭痛を軽減するための対策を以下で詳記させていただきます。

 

 

暖房の適切な使用

室内や室外の気温差を減らすために、暖房器具の適切な使用が重要です。

ガイドラインでは、冬の室内外の温度差は、20℃をこえないようにすることがすすめられています。

急激な温度変化を避け、寒暖の差を少なくすることが、頭痛の予防となる。

しかし、外出するときには、どうしても寒暖差が避けられない場合があります。

そのときには、しっかりとした防寒着、特に、首が寒い空気に触れないように、マフラーやタートルネックの服などを装着してください。

首に寒い空気が触れると、首にある頭に向かう血管が急激に縮み血流が悪くなることで、頭痛を引き起こします。

ですので、意識して寒さから首を守ってください。

 

適切な保湿 

冬は室外や室内の空気が乾燥します。空気が乾燥すると、体の水分が失われやすくなり、血液の量も減ります。

そのことで、脳への血流量も低下して、頭痛を引き起こします。

ですので、乾燥によって起こる頭痛を予防するために、室内に保湿器を使用したり、温かいも飲み物をこまめにとることをおすすめします。

 

適度な運動 

運動することで、筋肉の動きによって血流を促進します。

冬は特に寒さで、活動量が減りますので、血流が悪くなりがちです。

運動としては、軽いウォーキングでもいいのですが、あまりにも外が寒いようでしたら、無理をせずに、

 

・その場で足踏み

・カカト落とし

・貧乏ゆすり

などをして体に刺激を入れてください。

 

十分な睡眠

冬は、寒さに対応をする自律神経を働かすために、脳はフル回転することで疲れて、頭痛が発生しやすくなります。

その脳を回復させるためにも、質の高い睡眠が必要です。睡眠の質を上げるには、39℃〜41℃に設定した湯船に、体に無理のない程度に、首までゆっくりつかってください。

そして、お風呂からでた30分から1時間ぐらい後に、寝床に入ってください。

一度、風呂に入ることで体の体温を上げて、お風呂からでてしばらくすると体温が下がってくるタイミングが、体が睡眠モードになるスイッチが入り、質の高い睡眠がとれます。

そのことで、脳が回復して、頭痛を予防できます。

 

 

 

まとめ

 

冬の気象病は、頭痛だけではなく、 リウマチ神経痛、心筋梗塞、気管支ぜん息、風邪、脳出血、精神障害なども引き起こします。

これから、まだまだ、冬が続くのでの、冬の頭痛への対策をすることで、他の冬の気象病の発症も予防できます。

そのための方法として、今回紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もしそれでも解消できないようでしたら、お近くの治療院に受診されることをおすすめします。

当院でも、今回のようなお悩みに対して施術をおこなっておりますので、ご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

また、他に頭痛への対策のブログを書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

なぜ天気が雨になると頭痛になる?

命にかかわる頭痛の症状は?病院で検査が必要な頭痛の種類

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

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