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歩き方 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 2の記事一覧

リュックサックを使用する際に体への負担を減らす正しい使い方

2025.05.15 | Category: ゆがみ,予防,姿勢,日常生活の動作,歩き方,生活習慣,疲労,立ち方,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,肩こり,肩の痛み,背中の痛み,背骨,腰痛,血流,関節

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

遊びに行ったりか、買い物を行く際には、カバンに荷物を入れて行動することが多いかと思われます。

いろいろな種類のカバンがありますが、その中でも、リュックサックは、両手も自由に使えるし、体の左右均等に負荷を分散することができるメリットがあります。

しかし、長時間、リュックサックを背負っていると、肩こりや腰痛を引き起こす方は少なくありません。

そこで今回は、リュックサックが体に及ぼす影響とリュックサックを背負うことで肩にかかる負荷を軽減させるための方法を紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、リュックサックの使用することで起きる肩への影響を軽減して、健やかに日常生活を送ることができます。

 

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リュックサックを背負うことで体への影響

日常生活でリュックサックを使うことで、

・両手が自由になるため、動作が楽になる

・荷物の重みを両肩で均等に分散できる

・背中の丸まりを予防する効果がある

・容量が大きいため多くの荷物を収納できる

・転倒時に両手をつかえることでケガのリスクを軽減できる

・デザインや機能性のバリエーションが豊富

などといった、多くのメリットがあります。

リュックサックは非常に便利ですが、リュックを背負うことで、体にいろいろな影響もあります。

以下で、その影響について紹介させていただきます。

 

リュックサックの重さによる腰への負荷

リュックを背負うことで、その重量により、体の後方に重心が移動します。

そのままにしていると、体が後方に倒れてしまいます。

そうならないように、普段、活動が得られにくい腹筋や股関節周辺の筋肉など、体の前面の筋肉の活動が活発になり、体を前方に引っ張ります。

こういった、リュックサックの重みによる体にかかる刺激が、腰回りの筋肉のバランスを整える作用を生み出すと、研究報告がされています。(参考文献:「リュックサック使用が立位姿勢の運動学・ 運動力学的変化に及ぼす影響若年者と高齢者を対象として」)

ただし、リュックサックの荷物が重すぎると、体が後方に傾く負荷が増加しすぎて、体の前面の筋肉でカバーしきれなくなります。

特に、リュックサックの荷物が重さが、体重の20%以上になると、腰痛が発症するリスクが高まると研究報告がされています。(参考文献:「リュックサックの重量が体幹・下肢の筋活動および体幹姿勢に及ぼす影響」)

 

リュックサックの肩ヒモの圧迫による血流への負荷

長時間、リュックサックを背負うことで、リュックサックの肩ヒモが、リュックサックの重量によって肩に食い込みます。

それにより、肩から腕に流れる血管が圧迫されて、血流が悪化します。

そうすると、血液の不足が脳に伝わり、足らない血液を腕に送り出そうと、心拍数が増えたり、血圧が上昇するなど、心臓や血管に負担をかけます。

また、リュックサックの肩ヒモの圧迫による腕への血流の悪化は、指の動きや持久力の低下を引き起こすとされています。(参考文献:「長時間の肩紐圧迫が血流反応と圧迫感に及ぼす影響」)

 

リュックサックの締め付けによる呼吸への負荷

肩ヒモ・胸ヒモ・腰ヒモを装着する登山用のリュックを背負って、呼吸を調べたところ、呼吸は浅く、呼吸量は増加し、肺活量は低下したと研究報告がされています。

呼吸は、肺が膨らんだり縮んだりすることでおこなわれます。

肺のこういった動きは、胸やおなかの動きが連動します。

リュックサックのしめつけによって、胸の動きが制限されると、肺の活動も落ちて、呼吸の機能が低下します。

それによって、体に酸素の供給が低下すると、体を動かすエネルギーを作り出すことができず、疲労しやすくなったり、集中力が低下するなど、心身に支障が出やすくなる。

(参考文献:「リュックサックの違いが呼吸機能に及ぼす影響」)

 

 

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リュックサックの重みで肩こりが発症した実例

先日、30歳代の女性の方が、肩の痛みを訴えて来院されました。

肩の痛みが起きるきっかけをお聞きすると、普段、荷物が入った重たいリュックサックを背負っていたら、肩に痛みが起きたと。

荷物が重たい理由をお聞きすると、買い物や保育園の送り迎えなど、日常生活は、4歳のお子さんと一緒に行動することが多いので、おむつや着替え、薬など、いざという時のために、リュックサックにお子さんのための常備品が詰まっているためだそうです。

日常、自転車に乗ったり、お子さんを抱っこしたり、買い物をもったりするので、両手が自由に使えるリュックサックは、便利で愛用しているが、長時間、背負っていると肩が痛くなるとのこと。

肩が痛くなると、気分が悪くなったり、頭痛が出て、仕事や子育ての際に、集中力や注意力が落ちて支障が出て困るということでした。

検査させていただくと、肩や首の関節の可動性が低下していたり、背骨にゆがみが起きていたりと、肩だけではなく、全身が連動して動けない状態でした。

全身の調整をおこなった施術後は、「肩が軽くなってる~」「なんか、息が吸いやすいです」「背中が伸びてる感じがする」など、体の変化を実感してもらえました。

今回、ご相談いただいた患者様をみさせてもらって、毎日の生活で、重たいリュックサックを背負う機会が多いことで、これほど体に影響が出ることがわかる実例でした。

 

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リュックサックを背負う際にきおつけてほしいポイント

日常生活で、リュックサックを背負って行動する際に、体への負荷を軽減させるためのポイントを、以下で紹介させていただきます。

 

リュックサックにつめる荷物の重さ

リュックサックにつめる荷物の重さを、体の負に負荷をかけない適度な重量にする必要があります。

どの程度の重さが良いのかについての研究によると、リュックサックの荷物は、「体重の15%程度までに抑える」ことが良いと報告されています。

例えば、体重が50kgの方なら、リュックサックに入れる荷物は、7.5kgまでに抑えることで、体への負荷が軽減できます。

特に、長時間、リュックサックを背負う場合は、必要なものだけを選択して、なるべく体重の15%以下になるように、リュックサックの重量を軽くするようにしてください。

(参考文献:「リュックサック使用が立位姿勢の運動学・ 運動力学的変化に及ぼす影響若年者と高齢者を対象として」)

 

リュックサックの背負い方

リュックサックの種類によって、背中の上部に背負うものや、お尻あたりまで下げて背負うものなど、リュックサックの荷物が入った部分の位置が変わります。

研究によると、背中の上部に、リュックサックの荷物が入った部分を置くことで、肩にかかる負担が軽減する効果があると報告されています。

ですので、リュックを背負うときは、後ろにたらさずに、リュックサックの肩ヒモをしめて、なるべく肩に近づけるように体の上部にリュックサックの荷物が入った部分を置いてください。

(参考文献:「リュックサックの体に対する負担軽減策 ~重りの位置による負担の変化~」)

 

リュックサックの荷物の詰め方

重たい荷物を背負う登山でも利用される方法ですが、リュックサックに荷物を詰めるときは、重たいものをリュックサックの上部に、軽いものはリュックサックの下部に入れる。

そうすることで、リュックサックの重みによって、体が後方に引っ張られる力が軽減して、体への負担を減らすことができます。

また、そうすることで体感としても、荷物を軽く感じ、荷物の重さによる不快感を軽減できます。

 

リュックサックの肩ヒモの幅

リュックサックを背負う際に、最も体に圧がかかるのは、肩ヒモの部分です。

その肩ヒモのよる圧を少しでも軽減させるためには、適切な肩ヒモの幅のリュックサックを選ぶ必要があります。

研究によると、肩に負担が少ない肩ヒモの幅は、

「6〜8㎝」

と報告されています。

肩ヒモの細いリュックサックしかない場合は、別売りのショルダーパットを購入していただいて、それを肩ヒモ部分に装着して、リュックサックを背負ってみてください。

 

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まとめ

体のバランスの面からいえば、片手で荷物を持って運ぶより、リュックサックで背負って荷物を運ぶ方が、メリットは大きいです。

ですので、リュックサックを適切に使っていただいて、体への負担を軽減していきたいです。

そのための方法として、今回、ブログで紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

 

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長時間のテレビ視聴で悪化する肩こりの原因とそれを解消する簡単な方法

長時間のうつむき作業で起こる肩こりと顔のむくみの理由と解消する方法

行事で慣れないハイヒールを履いた後に起こる腰背部の痛みと対処法

2025.05.12 | Category: ウォーキング,ふくらはぎ,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,太ももの痛み,姿勢,日常生活の動作,歩き方,生活習慣,疲労,立ち仕事,立ち方,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,肩こり,背中の痛み,背骨,腰痛,血流,運動,関節,骨盤

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、事務職の30歳代女性の方が、腰から背中にかけての痛みを訴えて来院されました。

きっかけをお聞きすると、10センチの高さがあるヒールを履いて、友人の結婚式に出席した後から、この症状が発生したそうです。

普段の仕事中の靴は、スニーカーなので、久々にヒールを履いたそうです。

腰から背中が突っ張る感じで、体を前に曲げるのがしんどいとのことで、仕事も家事も支障が出て困っているとのこと。

ヒールは、重要な行事ごとでは、必要なファッションアイテムですし、ヒールを履くことでふくらはぎがしまって、美しく見えるという利点があります。

しかし、その反面、ヒールの形状によって、つま先の状態を強いられるため、体に大きな負荷がかかる靴でもあります。

特に、久しぶりにヒールを履かれた方が、腰や背中に痛みを訴える方は少なくありません。

そこで今回は、久々にヒールを履くことで腰から背中に痛みが発生する理由と、ヒールを履いて動いた後に行うべきセルフケアの方法を紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、慣れないヒールを履くことがあっても、それによって起きる腰から背中にかけての痛みのリスクを軽減できます。

 

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久しぶりにハイヒールを履いたことで腰背部に痛みが発生した理由

 

ヒールを、常に履いている人と、履いていない人の、ヒールを履いたときの体に起きる影響についての研究によると、以下のことが理由として考えられます。

 

ヒールを履くことで骨盤が前に倒れるため

ヒールを履くと、つま先立ち状態になります。

そうすると、足の先の方に体重がかかり、骨盤も前に倒れて、重心が前にいきます。

そのままにしていると、前のめりに転んでしまうので、立っている姿勢を維持して、腰から胸にかけての背骨を後方に反るような姿勢を取ります。

ヒールを常に履いている人より、ヒールの着用に慣れていない人の方が、姿勢を保持するために、背筋や腰まわりの筋肉に過剰に緊張させると、研究報告がされています。

その結果、腰や背中に疲労や損傷を引き起こし、痛みが生じやすくなる。

 

ヒールの高さによるひざへの負担が増加するため

研究では、ヒールを、普段、履き慣れていない人は、歩く際に、ヒールの高さが上がるほど、ひざの関節を曲げたり伸ばしたりする角度が増加すると報告されています。

これは、ヒールで歩いた際に体に受ける衝撃を吸収させるための動作とされています。

歩くときにおこなわれるひざの曲げ伸ばしは、骨盤を介して、腰や背中の筋肉も連動して働きます。

ヒールを履くことで、普段より、ひざの動きの増加することで、腰や背中にも大きな負荷をかけ、それにより、痛みが発生しやすくなる。

 

ヒールを履いた姿勢を保持と補正が未熟なため

ヒールを常に履いている人は、つま先に体重がかかるつま先立ちの姿勢が習慣化しており、体幹や骨盤の角度をある程度、効率よくコントロールできます。

しかし、久々に、ヒールを履いた人は、ヒールを履いて立ったり歩いたりする際に起きる、ふらつきや重心の移動などで起きる姿勢のブレに対して、保持や補正のためのコントロールがうまくできない。

そのため、ヒールを履いた姿勢を維持しようと、腰や背中の筋肉や関節に、必要以上の無理な負荷がかかってしまいます。

そのために、腰から背中にかけての突っ張るような痛みが発生する原因となる。

(参考文献:「ヒール高の違いが立位姿勢および歩行時の骨盤角度に及ぼす影響」)

 

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久々にヒールを履いた後に行ってほしいセルフケア

久しぶりにヒールを履いた後、腰や背中の痛みの発生を予防するために、以下のセルフケアを紹介させていただきます。

 

骨盤の位置を整える

ヒールを履くことで、骨盤が前に倒れ、この姿勢の状態が続くと腰や背中の痛みが引き起こされます。

前に倒れた骨盤を、適正な位置に戻すためのストレッチとして、

①上向きで寝て、ひざを軽く曲げます。

 

②両手でひざを抱えて、胸の方にゆっくり引き寄せ、10秒間、その姿勢をキープします。

 

③10秒たったら、ゆっくり元の姿勢に戻します。

この一連の動作を、5回、繰り返しおこなってください。

 

背中から腰を丸める

ヒールを履いた姿勢は、骨盤が前に倒れるため、腰から背中を反らす状態になります。

それによって、腰や背中に起きる緊張を緩めるために、

①背筋を軽く伸ばしてイスに座り、両足を肩幅程度に広げて、足裏を床にしっかりとつけます。

 

②息をはきながら、腰から背中を丸めるようにして、上半身を広げた足と足の間に向かって倒し、10秒間、その姿勢をキープします。

 

③10秒たったら、ゆっくり元の姿勢に戻します。

この一連の動作を、5回、繰り返しおこなってください。

 

タオルでふくらはぎを伸ばす

ヒールを履くことで、つま先立ちになります。

つま先立ちに姿勢をキープするためには、ふくらはぎの筋肉がかかとを引き上げる役割を担います。

久々にヒールを履くことで、普段より、ふくらはぎの筋肉に大きな負荷をかけ、疲労を引き起こします。

疲労によりふくらはぎの機能が低下すると、その機能を代償するために、腰や背中に余計な負荷をかけます。

ですので、ふくらはぎの機能を整えることは、腰や背中の痛みを緩和させるためには重要です。

ふくらはぎの筋肉を緩和させる方法として、

①床に座り、片方の足をまっすぐに伸ばし、足の裏に、タオルを引っ掛け、タオルのそれぞれの端を手で持ちます。

 

②ひざを伸ばしたまま、足の裏に引っ掛けたタオルを手前に引き寄せ、ふくらはぎが伸びるのを感じたら、10秒間、キープします。

 

10秒たったら、元の位置に戻して、足を入れ替えて同じようにおこないます。

この一連の動作を、5回、繰り返します。

 

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まとめ

女性の方が、結婚式や入学式などの行事に行く際には、どうしてもヒールを履くことを避けられない場面があります。

その場合は、仕方がないので、そういった行事でヒールを履いた後は、負担がかかった部分のケアをすみやかにされることをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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脚立に登っての作業後に起きる太もも裏とふくらはぎの痛みを素早く改善するための方法

 

朝から家事で立ちっぱなしでいると夕方に起きるふくらはぎのむくみを解消する方法

 

春から始めたウォーキングでスネが痛くなる原因と3つの対処法

2025.05.05 | Category: ウォーキング,お尻の痛み,ふくらはぎ,ふくらはぎの痛み,予防,体操・ストレッチ,,歩き方,疲労,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,血流,足首の痛み,運動,関節

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

春も終盤になり、ようやく気温がちょうどいいぐらいに穏やかになってきました。

こういった時期に、運動を始める方も少なくありません。

運動としては、ウォーキングをされる方が多いように思われます。

ウォーキングは、手軽にできて、なおかつ全身の動かすので、運動としてはとても良いものです。

ただ、ウィーキングを始めた際に、張り切って歩きすぎたり、普段、使わない筋肉を使うため、体に痛みが発生する場合があります。

その中でも、足のスネのあたりが痛いと訴えられる方が多です。

そこで今回は、ウォーキングを始められたばかりの方が、足のスネに痛みが発生する理由とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、春から始めるウォーキングを続けやすくなります。

 

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ウォーキングを始めるとスネに痛みが起きる原因

春になり、運動をしようと思い立ち、ウォーキングをし始めると、スネの痛みが起きる原因として、以下のことが考えられます。

足のスネの筋肉の疲労のため

 

足のスネには、「前脛骨筋(ぜんけいこつきん)」と言われる筋肉がついています。

歩行時に、この筋肉が担う役割は、

・歩行時に、地面から足を引き上げる際に、地面に引っかからないように、つま先を上げる役割

・歩行時に、足を前に出して足裏が地面についた際、衝撃の吸収する役割

・歩行時に、足を前に出して足裏が地面についた際、ブレーキをかけて歩行速度を調整する役割

・歩行時に、体のバランスを維持する役割

などがあります。

つまり、歩行中は、足のスネの筋肉をフル稼働させることによって可能となります。

これまでそれほど使っていなかった足のスネの筋肉を、ウォーキングを始めたことによって、足のスネの筋肉が疲労し過度な緊張が起こったり、微細な損傷が起きることで、痛みが発生しやすくなる。

(参考文献:「歩行前の前脛骨筋電気刺激が歩行時の足底圧に与える抑制効果」)

 

足首関節の機能低下のため

足首の関節の動きに制限がある場合、足首の関節の動きに連動する足のスネの筋肉の活動が低下します。

そうすると、歩行時に地面に着地する際の衝撃の吸収が低下します。

また、歩行時に足裏が地面につくことで、その反発力で前に進むエネルギーが生み出せず、前に進む力が低下します。

その結果、歩行に使うエネルギーの効率が落ち、歩行時に使う関節や筋肉に余計な負荷をかけます。

特に、歩行時に使われる頻度の高い足のスネの筋肉が、足首の関節の動きの悪さの影響が大きい部分のため、過度な負荷がかかりやすく、痛みが発生しやすくなる。

(参考文献:「足関節運動制限が歩行初期接地時の衝撃吸収機能に与える影響」)

 

お尻の筋肉の機能低下のため

歩行は、腰、骨盤、股関節、ひざ関節、足首の関節なと、いろいろな関節とその周辺の筋肉が連動して機能することで可能となります。

その中で、股関節の周辺にある中殿筋(ちゅうでんきん)という筋肉と足のスネの筋肉は、歩行時にお互いに大きな影響があるとされています。

股関節の周辺にある中殿筋(ちゅうでんきん)は、歩行時には、前に進むエネルギーを生み出したり、体のバランスをとる役割を担います。

研究によると、歩行に支障がある脳梗塞の患者に、足のスネの筋肉とお尻の筋肉に電気刺激を与えた場合、足のスネの筋肉のみに電気刺激を与えた場合より、明らかに歩行が改善したと報告されています。

つまり、お尻の筋肉に機能低下があると、それをかばうために、足のスネの筋肉を余計に使うこととなり、そのことが疲労や損傷を引き起こし、痛みを発生させるリスクを高めます。

(参考文献:「前脛骨筋と中殿筋に対する機能的電気刺激が脳卒中片麻痺者の歩容に与える 即時効果:症例研究(研究報告)」)

 

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ウォーキングを始めると起こった足のスネの痛みへの対処法

春になって、ウォーキングを始めたら、足のスネのあたりが痛くなった際に、有効な対処法として、以下のことを紹介させていただきます。

 

足のスネの筋肉へのツボ押し

足のスネの筋肉の緊張緩和に、有効なツボとして「足三里(あしさんり)」があります。そのツボの位置は、以下のように方法で見つけることができます。

①ひざを軽く曲げて座り、ひざの中央にあるひざのお皿を確認します。

②ひざのお皿の外側のすぐ下に、指で押すと少しくぼんでいる場所を見つけます。

③そのくぼみから、指4本分(約5cm)下に下がった位置のスネの外側の部分に、「足三里(あしさんり)」のツボがあります。

この位置を指で押してみて、少し痛くて気持ちいいと感じる場所でしたら、ツボの位置として正解です。

このツボを、気持ちがいい程度の圧力で、指で押してください。

 

足首の関節の運動

足首の動きを良くすることで、足のスネの筋肉への負荷が軽減できます。

ですので、足の首の動きを上げるために、以下のような運動をおこなってみてください。

①足を伸ばした状態で座ります。

②足先で円をあげくように、時計回りで、5回、足首を回す。

③次に、反時計回りで、5回、足首を回します。

④足先を地面側に倒すように、足首の関節を伸ばし、10秒間、キープする。

⑤次に、足先を自分の体側に引き上げるように、足首を曲げて、10秒間、キープする。

この一連の運動を、3回、繰り返しおこなってください。

 

お尻の筋肉のストレッチ

お尻の筋肉の柔軟性が、歩行時にかかる足のスネの筋肉への負荷の軽減につながります。

お尻の筋肉の柔軟性を向上させるためのストレッチを以下で紹介させていただきます。


①床に足裏がしっかりつく高さのイスに、やや浅めに背筋を伸ばして座ります。

②片方の足の足首を、反対側の足のひざの上に乗せます。

③その状態で、背筋をまっすぐに伸ばしたまま、息をはきながら、体を前に倒し、お尻のが伸びているのを感じたら、10秒間、キープします。

10秒たったら、姿勢を元の位置に戻し、次に、足を反対に組み替えて、同じようにおこないます。

この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

 

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まとめ

ウォーキングは、全身を鍛えるだけではなくて、脳のリフレッシュにもつながり、とても良い運動方法です。

毎日でなくても、週に2~3回程度でもいいので、継続しておこなうことで、心身の健康が向上できます。

ウォーキングを快適に続けるためにも、今回、紹介させていただいたような、ウォーキングを始めると起きるスネの痛みへの対処法が、皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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ウォーキングをしすぎたことで太ももの前面が痛くなる理由とその対処法

 

水中ウォーキングにおける疲労のメカニズムと効果的にリカバーする方法

 

台車作業でひざ裏が突っ張る原因と改善するために今すぐできる3つの体操

2025.04.21 | Category: ふくらはぎ,ふくらはぎの痛み,予防,体操・ストレッチ,太ももの痛み,姿勢,日常生活の動作,歩き方,生活習慣,疲労,立ち仕事,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,職業病,肉離れ,膝の痛み,血流,関節

みなさん、こんにちは。ひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、倉庫に配送された食料品を仕分けをされておられる40歳代の女性の方が、ひざの裏の突っ張りを訴えて、来院されました。

詳しく仕事の内容をお聞きすると、にんじんやジャガイモ、氷入りの発泡スチロールに入れられたブロッコリーなど、仕分けするために、重たい荷物を台車に乗せて、足で踏ん張って運搬する作業をが多いとのこと。

人手でも不足しているので、無理しておこなっていると、ひざ裏がつぱってきて、うまくひざを曲げなくなって、歩くのがつらく、仕事に支障が出てしまう状態だそうです。

今回、ご相談いただいた患者様のように、足を踏ん張って、物を前に押し出す動作を繰り返すと、ひざ裏が突っ張って、ひざの動きに不調を起こす方が少なくありません。

そこで今回は、足を踏ん張って、重い荷物が乗った台車を前に押して運搬する作業を繰り返すことで、ひざの裏の突っ張りを起こす理由とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、倉庫内での荷物の運搬や仕分け業務を、快適にスムーズにおこなえます。

 

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台車を前に押す作業でひざの裏の突っ張りが起きる理由

重い荷物が乗った台車を押して、前にすすむ際に起きる、太ももの裏からふくらはぎの筋肉のメカニズムと不調が起きる理由は、以下のことが考えられます。

 

台車を押す際の太ももの裏からふくらはぎの筋肉の作用

台車を押し始めは、ふくらはぎの外側の筋肉を収縮させて、足首を床方向に曲げて、足裏で床を押して、前に進むためのエネルギーを生み出します。

そして、太ももの裏の内側の筋肉が、ひざの動きを制御して安定させながら、股関節を後方に伸ばし、荷物が乗った台車を前に押し出す力を生み出します。

台車の荷物が重いほど、押し出すためのパワーと動作の安定性のために、ふくらはぎの外側と太ももの裏の内側の筋肉への負荷が増加します。

 

台車を押す動作がひざの突っ張りを起こす理由

重たい荷物を台車に乗せて前に押し出す動作を繰り返すと、ふくらはぎの外側と太ももの裏の内側の筋肉が疲労して、筋肉に緊張が起きます。

太もも裏とふくらはぎの筋肉は、連結しています。

互いに、引っ張ったり緩めたり協調して動くことで、股関節やひざ関節、足関節が働き、動き、台車を押して前に進む動作がおこなえます。

しかし、太もも裏とふくらはぎの筋肉が、どちらも疲労により突っ張ると、協調して動かせなくなり、

・ひざ関節の内圧が上昇

・ひざ関節の曲げ伸ばしの動き阻害

・太もも裏とふくらはぎの筋肉の連結部の滑りが悪くなる

などが起こり、ひざの裏に突っ張り感を感じるようになります。

言うなれば、電車の車両同士の連結部分が固い場合、走行中に線路のカーブや凹凸に対応できず、スムーズに電車を走らせることができなくなる状況と同じようなこととなります。

それでも無理に動かすと、突っ張り感ににとどまらず、筋肉の損傷や関節の炎症を引き起こすリスクが高まります。

(参考文献:「大腿二頭筋長頭と腓腹筋のレバーアームの特性が膝関節屈伸運動への与える影響)

 

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ひざ裏の突っ張りへの対処法

重たい台車を押すことでおこったひざ裏の突っ張りへの対処法として、以下の3つの体操が有効です。

その方法を紹介させていただきます。

 

ひざを抱えて動かす体操

安定したイスに浅めに座ります。

片ひざの裏から両手で抱え込、軽くひざを持ち上げます。

その状態で、ふくらはぎを前後に揺れるように、10回 、前後にゆらします。

反対側の足も同様に行います。

この一連の動作を、3回、繰り返し行ってください。

 

ふくらはぎを伸ばす体操

壁の前に立ち、両手を壁について立ちます。

片足を前、もう一方の足を後ろに引きます。

両足のつま先は正面に向けたまま、足のかかとは床につけます。

前のひざを軽く曲げ、体重を前方に移動させます。

後ろに引いた足のふくらはぎが伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

10秒たったら、元の姿勢にもどってください。

反対側の足も同様に行います。

この一連の動作を、3回、繰り返し行ってください。

 

太もも裏を伸ばす体操

立った姿勢で、軽くひざを曲げてかがみ、左右それぞれの手で、同側の足首をつかみます。

ゆっくりとひざを伸ばして、太もも裏の筋肉が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

10秒たったら、ゆっくりひざを曲げて、元の姿勢にもどってください。

この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

 

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まとめ

倉庫で重たい商品を台車で運搬して仕分け作業は、ひざ裏の突っ張りがあると、スムーズに動けないことで、仕事がはかどらないだけではなく、作業中のケガのリスクも上がります。

そういったことを避けるためにも、ひざ裏の突っ張りへのケアが必要になります。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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ウォーキングをしすぎたことで太ももの前面が痛くなる理由とその対処法

2025.03.13 | Category: ウォーキング,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,太ももの痛み,姿勢,日常生活の動作,歩き方,生活習慣,疲労,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,血流,運動,関節

みなさんこんにちは。加古川市の久木鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、50歳代女性の方が、太ももの前面の痛みを訴えて来院されました。

詳しくお話をお聞きすると、旅行の予定があって、旅行先でしっかり歩けるように足を鍛えようと、ウォーキングをする量を増やしたそうです。

そうしたら、太ももの前面が痛くなったとのこと。それによって、すごく歩きづらく、旅行が近いこともあるので、早く治したいというご希望でした。

足腰を鍛えるためには、ウォーキングはとても有効で、WHO(世界保健機構)の「WHO身体活動・座位行動ガイドライン」でも健康維持のために推奨しています。

しかし、自分の体力に合わせた歩行距離や距離の調整は難しくて、ついつい歩きすぎて、今回の患者様のように、太ももの前面の痛みを訴えられる方が少なくありません。

そこで今回は、歩きすぎると太もも前面に痛みが発生する理由とその対処法を紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、ウォーキングによる太もも前面の痛みを防ぎながら、ウォーキングを楽しむことができます。

 

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歩きすぎたことによって太ももの前面に痛みが発生した理由

太ももの前面の筋肉は、体の中でも、最も筋肉量の多い部分です。

それだけ、日常生活において、機能し負荷のかかる筋肉ともいえます。

歩く際に、太ももの前の筋肉の役割は、

 

・足を前に出す際にひざを伸ばす

・歩行中の足の安定性とバランスの維持

・前進するための地面を蹴る力を生み出す

・階段や坂道などでブレーキをかける

・歩行中のひざの安定性をキープ

 

など、多数の重要な役割を果たします。

このように、歩行時に大きな負荷がかかる太もも前面の筋肉に、長時間や長距離の歩行をすることで、筋肉に微細な損傷が生じ、それが痛みを引き起こします。(参考論文: 大腿四頭筋の筋疲労による筋力低下が歩容に及ぼす影響」)

特に、50代以上の方は、筋力が低下しているため、足を安定させるために、若い人に比べて太もも前の筋肉を活動させる時間が長くなる。

これは、筋力の低下を補うために、無意識に歩行の安定性を高めようとする適応反応ですが、結果的に、太もも前の筋肉に過度な負担がかかり、痛みの原因となる可能性がる。(参考論文: 高齢者と若年者における歩行中の大腿四頭筋とハムストリングスの筋活動パターン」)

 

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ウォーキングによる太もも前面の筋肉の痛みへの対処法

歩きすぎによる太もも前面の痛みへの対処方法として、太もも前面のストレッチをするとともに、太ももの後面やお尻のストレッチすることで、効果が上がります。

その方法を、以下のことを紹介させていただきます。

 

太ももの前面を伸ばす

①横になった状態で、片方の足のひざを曲げて後方におき、その足の甲を手で持ち、反対側の手で頭や体を支えます。

②足の甲を持った手で、ゆっくりとかかとをお尻に近づけ、太ももの前面が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

③10秒たったら、手を離して足を下ろし、反対側の足も同じように行います。

④この一連の動作を、3回、おこなってください。

 

お尻を伸ばす

①背筋を伸ばしてイスに座り、片方の足のひざを曲げて、反対側の足の太ももの上にのせます。

②その状態で、体を前に倒して、ひざを曲げた側のお尻が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

③反対側の足も同じように行います。

④左右の太ももを、交互に3回ずつ刺激してください。

 

太もも後面を伸ばす

①背筋を伸ばしてイスに座り、片方の足を前方に伸ばしてます。

②その状態で、体を前に倒しながら足首を90度に曲げることで、伸ばした足の太もももの後面が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

③反対側の足も同じように行います。

④左右の太ももを、交互に3回ずつ刺激してください。

 

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まとめ

 

太ももの前面の痛みを放置すると、歩行の姿勢が崩れて、ひざや股関節に痛みが発生したり、転倒しやすくなるなどのいろいろなリスクが高まります。

ウォーキング自体はとても健康のためには良いことなので、効率的にできるように早めのケアをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

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