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日常生活の動作 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 60の記事一覧

デジタル勉強の落とし穴: 目の疲れからくる学習効率低下とその対策

2024.01.19 | Category: 予防,,日常生活の動作,生活習慣,目の疲れ

 

 

2月、3月は受験シーズンです。

この時期は、受験する方から、

 

「目に疲れ」

 

からくる肩こりや頭痛のお悩みをよくお聞きします。

特に最近は、デジタルの教材が多くなっていることもあり、目への負担が大きくなっています。

昨年、文部科学省によって、デジタルの教科書や学習用端末を使用した授業後の健康調査がおこなわれました。

すると、小学校低学年では3割近く、小学中高学年と中学生では4割が、「目の疲れ」を感じていると報告されています。

デジタルの教材を使うために疲れたことで、いずれのグループでも4割が「昼間に眠く感じる」と回答しています。

このように、勉強の方法が、デジタルを多用することで目に疲れを及ぼし、学習効率にも影響がでます。

そこで今回は、勉強でデジタル機器を使うことによって受験する方の目が疲れやすくなる理由とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、目の疲れを解消して勉強に集中できます。

 

 

 

デジタル機器を見ることで目の疲れが発症する理由

 

デジタル機器の普及により体の不調は、「VDT症候群」「IT眼症」「テクノストレス眼症」など、いろいろな病名で呼ばれています。

その中でも代表的な目の症状としては、「眼精疲労」「ドライアイ」ですが、以下でその発症する過程を紹介していきます。

 

眼精疲労

 

デジタル機器を見ることで、不快な疲労感を自覚して、作業の疲労度が著しく、一定の休息でも十分に目の疲れが回復しないことを、「眼精疲労」といいます。

デジタル機器が眼精疲労を起こすのは、ディスプレイの環境にあります。

デジタル機器のディスプレイは、写真や印刷物に比べると、画像の鮮明度が落ち、見えにくく、目を疲れさせます。

他に、室内の照明や窓から差し込む太陽光が、ディスプレイに映り込むことで見えにくくなり、目に負担をかけます。

こういった理由で、眼精疲労を引き起こします。

 

ドライアイ

デジタル機器を見ることで、まばたきの回数が減り、目の表面が外気に触れる時間が増えます。

また、ディズプレイを見るときに、視点が上方になるため、目の表面が外気に触れる面積が増えます。

目の表面が外気に触れる時間や面積が増えることで、目の表面の潤いが蒸発しやすくなり、ドライアイを発症します。

 

眼精疲労やドライアイの症状 

眼精疲労やドライアイになると、

 

・疲れ

・ぼやけ

・痛み

・充血

・眩しい

 

といった症状を目に引き起こします。

また、2次的に、

 

・肩こり

・けん怠感

・頭痛

・めまい

・吐き気

 

などといった体の不調をも引き起こします。

 

 

 

デジタル機器を見ることで目の疲れへの対策

 

デジタル機器のディスプレイの状況に応じて、ピントを合わせるために、目の筋肉をつかいすぎて、目に疲労がでます。

また、デジタル機器のディスプレイを見続けることで、目に潤いがなくなることも、目の疲労につながっています。

それらの理由で起こる目の疲れへの対策を、以下で紹介させていただきます。

 

遠方を見る 

ディスプレイを見るために、目のレンズを近くに見るためのモードにするために、目の筋肉を緊張させます。

ディスプレイを見る時間が長くなれば、目の筋肉を緊張させる時間も増えて、目の疲れにつながります。

ですので、デジタル機器のディスプレイを見始めて、20分たったら、20メートル先の景色を、20秒間見るといった「20−20−20」の法則が理想的です。

そうすることで、目のレンズを調整する筋肉が、短時間で回復します。

1時間、眼を使い続けると、目の疲労を回復させるのに、5分~10分必要です。

また、ディスプレイを見る作業を1時間すぎると、ミスをしやすくなるという統計もでています。

こまめに見る景色を変えることをおすすめします。

 

目を閉じる

先ほど、「遠くを見る」ことで目の疲労への対策を紹介しましたが、集中している場合は、なかなか、難しい方もいらしゃるかもしれません。

その場合は、

 

「目を閉じる」

 

ことをおこなってください。

ディスプレイの画面に視点を合わせているけれども、考え事をしているときは、視覚を必要としていない時間帯があります。

こういった時間帯に、目を閉じることで、目を休めることができます。

これは、自分の好きなタイミングでおこなえます。

今、考えていて、目を使っていないときは、「目を閉じる」という習慣を身につければ、目を休める時間を膨大にとることができます。

注意点としては、コンタクトを着用している場合は、深い瞬き程度の時間で目を閉じてください。

 

蒸しタオルを目にあてる 

目の疲れは、目の血流が悪くなり、栄養や酸素が行き渡らないことでもおこります。

そのときに、目薬をさす選択をされる方が多いかもしれません。

目薬は、目の血管を急激に広げる成分がはいっているため、短期的に目の血流が改善します。

しかし、目の血管に負担をかけるため、長期的には、目を痛めてしまいます。

ですので、自然と目の血管を広げて、血流を良くするためには、まぶたの上に、蒸しタオルを置いて温めることをおすすめします。

やり方は簡単です。

水で湿らせ軽く絞ったタオルを電子レンジで温めます。

タオルの温度が、40度ほどのお風呂と同じぐらいの温かさにします。

まぶたの上に載せて、5分ほど目を温めてください。

そうすることで、目に負担をかけずに、血流を改善して、目の疲れを取ることができます。

 

 

 

まとめ

 

デジタル機器を利用した受験勉強は、いつでもどこでもできるため、非常に便利ですが、目の負担が大きくなります。

目の疲れによって、肩こりや頭痛が発症して、勉強に集中できないことになるのは、避けたいところです。

今回、ブログで紹介させていただいたことが、受験される方々のお役に立てれば幸いです。

もしそれでも目の疲れが解消できない場合は、お近くの治療院を受診されることをおすすめします。

当院でもそのようなお悩みの方への施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

他に目の疲れや受験に関する対策のブログも書いておりますので、そちらも参考にしていただけると幸いです。

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サンダルでの歩行がもたらすひざの内側の痛みとその解消法

2024.01.18 | Category: 予防,日常生活の動作,歩き方,生活習慣,膝の痛み

 

 

おしゃれなサンダルであるクロックスは、2007年から3年間で300万足も売り上げたほど、日本で大ブームとなりました。

それ以来、さまざまなメーカーが、さまざまなバリエーションのサンダルを作られ、日常生活に浸透しています。

室内のお仕事の方などは、仕事の靴としても使われている方が多いです。

仕事靴としても、靴自体が軽いことや、ヒモ靴のようにカカトを入れるときのわずらわしさがないこと、また、長時間、はいていても蒸れにくいなど、たいへん便利です。

しかし、保育士さんや介護士さんなど、歩き回るご職業の方が、サンダルを、長時間、はくことで、ひざの内側の痛みを訴える方が多いです。

ひざに痛みがでると、歩くことはもちろんん、ひざの曲げ伸ばしもスムーズにできず、仕事に支障がでてきます。

そこで今回は、長い時間、サンダルをはいて歩き回るお仕事の方が、ひざの内側が痛くなる理由とその予防法を紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、サンダルによって痛めたひざの内側の痛みを解消できます。

 

 

 

サンダルで歩き回ることでひざの内側が痛む理由

 

正しい歩くフォームは、ひざになるべく負荷をかけないよういできています。

そのフォームがサンダルによって崩れることで、ひざの痛みを引き起こします。

どのようにサンダルによって、歩くフォームが崩されているのかを以下で紹介させていただきます。

 

歩行のフォーム

歩くときの一連の動作は、足が地面に触れて、次に同じ足が地面に触れるまでがサイクルです。

そのサイクルは、大きく2つに分かれていて、右の足も左の足も地面についている時期と、片足が地面から浮いている時期です。

細かく説明すると、これを右足と左足の単語を使って、以下のように説明してみました。

 

①歩行サイクルで両足が地面についている時期

右足 歩行サイクルの始まりで、右足の足の裏が、段階的に地面に触れていきます。

左足 同時に、左足は地面に触れてはいますが、浮き始めて、前に進むための準備をしています。

 

②歩行サイクルで片足は地面から浮いている時期

右足  右足の足裏全体が地面に触れ、右足だけで体を支えます。  

左足 左足が地面から浮き上がり、進む方向に向かってスイングします。

 

③歩行サイクルで両足が地面についている時期

右足 右足は地面に触れてはいますが、浮き始めて、前に進むための準備をしています。

段階的に地面に触れていきます。

左足 浮かせた左足は地面に着地して、左足の足の裏が、段階的に地面に触れていきます。

 

④歩行サイクルで片足は地面から浮いている時期

右足  右足が地面から浮き上がり、進む方向に向かってスイングします。  

左足 左足の足裏全体が地面に触れ、左足だけで体を支えます。

 

①に戻る

 

このように、①から④のような流れで、両足が地面についている時期と片足で立っている時期を繰り返して、人間は自然な二足歩行動作を実現しています。

 

歩行時のひざにかかる荷重

歩行時には、股関節・ひざ関節・足関節の構成上、ひざの内側に体重の3倍の負荷がかかります。

ひざの内側に3倍もの負荷がかかりますが、一般的には、この程度でしたら耐えられるだけの強さを、ひざの関節は持っています。

 

サンダルでの歩行の特徴 

サンダルでの歩行は、足首がしっかり固定されません。

なので、歩く際には、サンダルが脱げないように、足の指を曲げて、つま先をすくいあげるように歩く必要があります。

そうすると、通常の歩き方より、股関節とひざ関節をあげて歩くフォームになる。

そのフォームでは、歩行のサイクルの、両足が地面についている時期が減り、片足で立っている時期が増えます。

つまり、サンダルで歩いていると、歩行中、片足で体重をささる時間が増え、両足で体重を支える時間が減るということです。

結果、サンダルで歩くとひざに負荷を、よりかけることなり、ひざの痛みを発症してしまいます。

また、人間の足の構造では、普通に歩いていても、ひざの内側に負荷がかかります。

その上に、サンダルで歩くことで、ひざの内側に負荷をかけ続けることともなるので、ひざの内側の痛みが発症しやすくなるのです。

 

 

 

サンダルで歩き回ることでひざの内側が痛みへの予防法

 

室内で歩き回るお仕事でしたら、何かしらの靴を履く必要があります。

ひざを痛めないための靴の条件として、

 

・足が着地時への衝撃を緩和する適度なクッション性

・ヒールの高さが3センチ以下

・かかとや足首が安定している

・足の甲へのフィット感

 

があげられます。

靴としては、ウォーキングシューズのヒモ靴がベストです。

ヒモ靴をはくときには、ひもをゆるめて足を入れ、そのままの状態で足首を90度にして、かかとを床にトントンと打ちつけて、靴の後方にカカトを合わせます。

そして、靴ヒモを結んで、足の甲にフィットさせます。

どうしてもサンダルでしかダメな場合、カカトを引っ掛けることができるヒールバンド付きのものを選択をしてください。

つまり、結局のところは、サンダルが脱げないようにつま先を引っ掛けるような歩き方にならないように、靴の選択をしてください。

そうすることで、室内の仕事で歩き回ることによって、ひざの内側を痛めることを予防できます。

 

 

 

まとめ

 

靴を脱いだり履いたりする室内の仕事ですと、サンダルはとても便利で効率的です。

ですが、ひざは日常生活をスムーズにおくるうえで、非常に重要な役割を担います。

ひざを大切に扱うためにも、ひざへの負担が少ないような靴の選択をしてみてください。

今回のブログが、皆様のそのお役に立てれば幸いです。

それでもひざの内側の痛みが解消されないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みの方への施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

また、他にひざの痛みへの対策についてのブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

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バス旅行に行ってから膝のお皿の上あたりの筋肉が痛い…

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

歩くと左右に体が揺れるのは体のゆがみ?ゆがんだ体が引き起こす不調とその解消法

2024.01.12 | Category: ストレス・自律神経障害,むくみ,予防,体操・ストレッチ,姿勢,日常生活の動作,生活習慣,疲労

 

歩いていると、いつもより体が左右に揺れていることに、ふと気がつくことはないですか?

それは、体がゆがんいるためかもしれません。

実際に、当院でも、初詣にでかけたときに、歩いているといつもより体が揺れていて、やたら疲れたと訴えられた70歳代の女性の方がおられました。

歩く際に体のゆがみからくる体のブレは、エネルギーの消費が激しくなり、疲れやすい体となってしまいます。

そこで今回は、体がゆがんでしまう理由とその対処法を紹介させていただきます。このブログを読んでいただくことで、体が整い疲れにくくなります。

 

 

 

体がゆがむ理由

 

日常生活の中で、体がゆがむ理由はいろいろあります。以下で要因をあげていきます。

 

姿勢の悪さ

デスクワークや調理するなど、長時間、同じ姿勢で保ったり、一定の体の部分に負荷のかかる不適切な姿勢をすることで、体にゆがみを引き起こします。

 

運動の不足

運動の不足が続くと、筋肉が弱くなったり硬くなったりして、姿勢の維持ができず、体がゆがんでいきます。

 

重い荷物の持ち運び

買い物や仕事などで、長時間、もしくは不適切な状態で、重い荷物を持ち上げたち、運んだりすると、体の一部に集中的に負担をかけて、体にゆがみを引き起こします。

 

ストレス

日常生活でのストレスは、無意識に緊張した状態となる。

そうした時間が長くなると、血流が悪くなったり筋肉が硬くなることで、体がゆがんでいきます。

 

生活習慣の乱れ

食生活や睡眠の乱れは、体の回復が低下して、体に疲れが残ることで活動する際にバランスが崩れて、体にゆがみを引き起こします。

 

ケガや病気

ケガや手術で体に傷が入った場合、どの部分の動きが悪くなり、体にゆがみが生じます。

 

 

このように、先天的な骨の変形は除外して、今回紹介した歩く際に体の揺れを感じるようになったことのように、以前にはなかった体の違和感は、日常生活のさまざまな要因が体にゆがみを引き起こします。

 

 

 

体がゆがむデメリット

 

人間の体は、よく家に例えられます。

家の中の構造と体の対比としては、

 

・柱は骨

・壁は筋肉

・水道管は血管

・電気線は神経

 

といった感じです。

家がまっすぐに立っている時には、家に負荷がかからず、長年、快適に住めます。

しかし、家の柱がゆがむと、壁が崩れて、水道管が曲がり、電気線が圧迫されて、家のあちこちで故障や壊れがでてきます。

これと同じで、人間の体もゆがむことで、骨や筋肉・血管・神経に負荷がかかります。

そうなると、内臓の機能や代謝・体温が低下して、肩こりや腰痛、冷え、むくみ、肥満、疲労など、さまざまなを引き起こします。

 

 

 

体のゆがみへの対策

 

家事や仕事などをおこなう際には、その作業特有の動作があるため、どうしても多かれ少なかれ、体はゆがみます。

それが、体に不調を引き起こすほどのゆがみにならないように、ケアするための方法を以下で紹介させていただきます。

 

体のばし

最初に顔を上に向けて寝て、手足をのばして、大きく背伸びをします。

 

その後、手足の4本を均等に伸ばすだけではなくて、

 

・右足と右足の伸ばす

・左足と左手を伸ばす

・右手と左足を伸ばす

・左手と右足を伸ばす

 

というパターンでも伸ばしてください。

いろいろなパターンをすることで、気持ちよく伸ばせるパターンと違和感のあるパターンを感じるかと思います。

この時に見つけた、気持ちよく伸ばせるパターンを主におこなってください。

こうすることで、全身のゆがみを調整することができます。

 

ひざ倒し

立てたひざをゆっくりと左右に倒してみてください。

このとき、右も左もどちらも気持ちよくひざが倒れてくれれば大丈夫です。

もし、どちらかの方向に違和感を感じれば、無理はなく倒しやすい方向に倒しておいて、ゆっくりと深呼吸をしてください。

そうすることで背中や腰周辺のゆがみが調整できます。

 

 

足首回し

上向きでリラックス状態で顔を上にして寝て、足首を、

・伸ばす

・そらす

・外側に倒す

・内側に倒す

・右に倒す

・左に倒す

といった感じで足首を動かしてください。

そうすることで、下半身のゆがみを調整することができます。

 

 

 

まとめ

 

「体のゆがみ」というワードはよく聞くけど、自分がどのような状態かはなかなか把握しづらいものです。

仕事や家事などをしながら日常生活を送っていると、体はどうしてもゆがみます。

それが限界に達すると、ぎっくり腰や五十肩、高血圧や頭痛など、生活に支障をきたす症状を引き起こします。

今回、体のゆがみについて紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

もしそれでも、体のゆがみが解消されないようでしたら、お近くの治療院で体のゆがみへの治療を受けられることをお勧めします。

当院でも、今回のお悩みに対しての施術をおこなっておりますのでご相談ください。

 

生活習慣での体の使い方についてのブログも書いておりますので、そちらも参考んしていただけると幸いです。

“年末年始の料理で腰痛が心配な方へ:疲れない立ち方のコツ”

正月の疲れを解消!台所での料理が引き起こす肩こりとその対処法

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

ストレスと腰痛の密接な関係:心因性腰痛のメカニズムと予防と対策

2024.01.11 | Category: ストレス・自律神経障害,予防,体操・ストレッチ,日常生活の動作,生活習慣,疲労,腰痛

 

特に腰へ負担がかかるようなことをした覚えがないのに腰が痛くなるようなことはないですか?

先日も、腰が痛くて仕事へのやる気がでてこないという50歳代女性の方がご来院されました。

きっかけを聞いても、思い当たることはないということでした。

治療後に、ちょっとした近況のお話をきっかけに、最近、イライラする出来事が頻発してて、そういえば、その後に腰が痛くなったような気がするという発症したタイミングが聞けました。

つまり、ストレスが積み重なって、腰痛が起きるきかけとなったということです。

実は、こういった原因が不明の腰痛の約90パーセントは、

 

「心因性腰痛」

 

と呼ばれるストレスによって引き起こされる腰痛の可能性があります。

そこで今回は、この心因性腰痛が発症するメカニズムとその対処法について紹介さえていただきます。

このブログを読んでいただけることで、日々の生活で受けるストレスによって腰が痛くなることを解消できます。

 

 

 

心因性腰痛がおきるメカニズム

 

人間は、ストレスがたまると、自律神経が乱れて体調の不良を引き起こし、その一つに心因性腰痛があります。

まず、自律神経は、自分の意志とは関係なく、体の機能を自動的に調整する神経のことです。

例えば、呼吸や消化、体温調節などの生命を維持する機能を管理してくれる神経です。

自律神経には、2つの分化した神経があります。

自律神経が、体の中や周りの状況から情報を受け取ることで、一つは、体の機能を活発にする「交感神経」です。

もう一つは、回復やリラックスの機能をすすめる「副交感神経」の二つです。

この二つの神経が日常生活でバランスよく働くことで、体へ健康を維持できます。

それぞれの働きは、以下のイラストで記したように分かれています。

では、ストレスがかかると。自律神経にどう影響するのでしょうか?

それは、人間が何らかのストレスを受けると、危機的状況と判断して、体を守るために、体を活動的にさせる「交感神経」が活発に働きます。

そして、このストレス状態が、長時間、続くと、交感神経も働き続けます。

交感神経は、血管を縮める機能があり、血流を悪くします。

また、副交感神経が活動する比率が減るために、体が回復モードとならない。

このように、ストレスは、自律神経のバランスを崩してしまいます。

人間が二足歩行に進化したことで、その姿勢を維持するためには、体全体の中でも特に、腰からお尻の筋肉に負荷がかかります。

ストレスによって、交感神経が活動して、血管が縮まり血流が悪くなると、日常生活で特に負荷がかかる腰やお尻への血流が不足します。

そうすると、腰やお尻が活動するためのエネルギーや老廃物の回収ができなくなります。

結果、腰やお尻の筋肉が固くなり、腰痛を引き起こしてしまいます。

ですので、レントゲンやMRIで検査をしても、画像では異常を認めず、原因が不明の腰痛と判断されます。

 

 

 

心因性腰痛への対処法

 

ストレスは毎日蛇口からポタポタと流れる水のようなものです。

コップからストレスという水があふれたときに、今回のような腰の痛みという形で発症します。

まずは、「ストレスは自然に消滅するものではない」ということです。

今回のようにストレスが原因で起こる腰痛は、ストレスの度合いが、限界であるという危険信号です。

自分では知らず知らずのうちにためこんだストレスが、腰痛という形で発信されます。

しかも、ストレスがたまると何度でも腰痛が発症します。

ですので、 腰痛を我慢したり後回しにせず、危険信号だと受け止め、ストレスによって乱れた自律神経を整えることをおすすめします。

以下で、自律神経を整える方法を紹介させていただきます。

 

ストレスを軽減させる朝の過ごし方

今より30分早く起床する

朝、ギリまで寝て、起きてすぐに仕事や学校に行くために、急にバタバタ動くことで、体にストレスが高まり、自律神経が乱れます。

寝ているときは回復モードである副交感神経が優位ですので、起きて仕事や学校で活動するために交感神経が優位になるように切り替えるための時間を取ってください。

そのために、今より30分前に起床を目指すことをおすすめします。

 

朝、起きたときに水分を補給する 

寝ているときは、汗をかきます。

朝、起きたときに、ノドがそれほど渇いていなくても、体は脱水状態です。

体に水分が足らない状態も、無意識下でストレスを感じます。

ですので、朝起きたら、水をコップで一杯分飲んでください。

飲むときのルールとしては、胃腸にストレスを与えないように、白湯か常温の水を、一気に飲むのではなく、ゆっくり飲んでください。

 

ストレスを軽減させる夕方の過ごし方 

湯船につかる

ストレスによって高まった交感神経を鎮めるには、適切な温度の湯船につかることが有効です。

39度から41度ぐらいの湯船に、首まで、できれば5分ほどつかってください。

そうすることで、体温も上がり、血流が良くなり、神経とともに筋肉も緩まり、腰痛が軽減します。

 

睡眠の質を上げる

睡眠中は、副交感神経が優位になることで回復モードになる。

ストレスによって交感神経が優位にまま睡眠を取ると、睡眠の質が下がり体が回復でせず腰痛を引き起こします。

睡眠お質を上げるためには、先ほども紹介した湯船につかり、体温を上げることが必要です。

いったんあげた体温が下がってくる過程で寝ることで、質のいい睡眠モードになる。

また、夕食は寝る3時間前に済まし、スマホやパソコンは寝る30分前にはひかえるようにすることで、睡眠の質は上がります。

 

運動をする

運動すると、ストレスを解消するためのホルモンが分泌されます。

運動といっても、息が切れるほどのがっつりとスポーツまでしなくても大丈夫です。

ラジオ体操程度で体を動かすことを、隙間時間におこなってみてください。

 

深呼吸をする

自律神経はコントロールできないと説明させていただきましたが、唯一の例外が呼吸です。呼吸をゆっくりすることで、副交感神経が高まり、交感神経を落ち着かせます。

自律神経を整える深呼吸の方法としては、3〜4秒かけて鼻から息を吸って、ゆっくりと6〜8秒かけて口から息をはいてください。

 

指先を刺激する

爪の根本の部分には、「井穴(せいけつ)」と呼ばれる自律神経の調整に関するツボがあります。

交感神経の活動を抑えるためには、親指・人差し指・中指・小指の井穴(せいけつ)を写真のように、爪の横から指ではさんで刺激をしてください。

薬指の井穴(せいけつ)は、副交感神経の活動を抑えるので、今回のようなストレスが原因の腰痛の際には、刺激するのは避けてください。

 

 

まとめ

 

統計では、日本においては4人に1人は腰痛を感じていると報告されています。

腰痛のパターンもいろいろとありますが、検査しても原因がよくわからない腰痛は、ストレスによるものの可能性があります。

その対処の方法として、今回、ブログで紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、心因性の腰痛がそれでも解消しないようでしたら、お近くの治療院で、自律神経を整えるための治療を受けていただくことをおすすめします。

当院でも、今回のようなお困りの事象に対しての施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。また、他のブログでも腰痛への対策を書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

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監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

正月の三が日過ぎて急増したぎっくり腰、その病態と対処と予防法

2024.01.09 | Category: ぎっくり腰,予防,日常生活の動作,生活習慣,疲労,腰痛

 

年末年始は、例年に比べて、暖かかったのですが、三が日をすぎると急に寒くなったタイミングで、「ぎっくり腰」を訴えて来院される方が増えました。

本来、ぎっくり腰は、春先が多いのですが、治療の勉強会のときに、治療家の先生方からも、今年は、正月が明けたとたんのぎっくり腰の方が多いというお話を聞きました。

今年は新年早々から、ぎっくり腰がおこりやすい環境のようです。

ぎっくり腰になると、痛みのために本当に動けず、ただただ、治るまで不安な日々をすごします。

そこで今回は、ぎっくり腰となる理由や治癒経過、発症したときの対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、ぎっくり腰になった際の不安を和らげ、少しでも早い復帰に向けて行動できます。

 

 

 

ぎっくり腰とは

 

ぎっくり腰とは、正式には「急性腰痛症」といわれています。

以下その病態を紹介させていただきます。

 

ぎっくり腰の症状

動けなくなるほどの腰やお尻あたりに痛みが発症します。

 

ぎっくり腰の発症パターン

ぎっくり腰が発症する過程は、

 

・突然の激しい腰痛が発症して身動きが取れなくなるパターン

・突然の軽い腰痛を自覚後に数時間から数日後に腰が激しく痛みだし身動きが取れなくなるパターン

・特に思い当たるきっかけもなく徐々に腰が痛み出して身動きが取れなくなるパターン

 

の3パターンがあります。

 

ぎっくり腰の原因 

腰痛の診断統計では、

 

・腰の関節症 22パーセント

・腰の筋肉損傷 18パーセント

・腰の椎間板損傷 13パーセント

・腰椎脊柱管きょうさく症 11パーセント

・椎間板ヘルニア 7パーセント

・骨盤の関節症 6パーセント

・原因が不明 22パーセント

 

という報告がされています。

ぎっくり腰が発症するメカニズムは、はっきり解明されていないのが現状です。

 

ぎっくり腰の治癒するまでの期間

一般的に、1〜2週間で自然に回復します

1〜2週間たっても、発症直後の痛みが続くようでしたら、腰の骨の骨折や重篤な内臓疾患の可能性がありますので、精密な検査を受ける必要があります。

 

ぎっくり腰の生活要因

ぎっくり腰を引き起こす要因としては、

 

・肥満

・喫煙

・飲酒

・運動の不足

・ストレス

・疲労

 

などがあげられます。

 

 

 

ぎっくり腰がおこったときの対処

 

ぎっくり腰は、一般的には1〜2週間で自然に治癒するとはいわれていますが、対処次第では回復が早まる可能性があります。

以下で、その対処について紹介させていただきます。

 

ぎっくり腰が発症したときのすごしかた 

ぎっくり腰になったときは、安静にするより、動ける範囲で活動した方が、治癒期間が早いというデータがでています。

ただ、活動するといっても、筋トレやストレッチなど体を鍛えたりする意味ではありません。

ゆっくりでもいいので、立ち上がったり歩いたりと、こまめに姿勢をかえながらすごしてください。

 

ぎっくり腰になったら温めるべきか冷やすべきか 

基本的には、温めるもしくは保温が有効とされています。

ただ、ぎっくり腰の発症直後に、腰にあまりにも熱感がある場合は、アイシングも有用です。

どちらを選択するか迷う場合は、病院や治療院で専門家の意見をお聞きください。

 

ぎっくり腰になったらマッサージすべきか

ぎっくり腰になった際、腰への強いマッサージによる刺激はかえって悪化させる場合があります。

ぎっくり腰の治療を受ける際は、腰への負荷をかけすぎない、低刺激の治療を選んでください。

 

ぎっくり腰のときは温湿布か冷湿布か

湿布の薬剤は基本的に皮膚に数ミリしか染み込まないため、ぎっくり腰の原因となる部位までは届きません。

また、冷湿布はクールミントを口に含むんだときのようにヒヤッと感じるだけで、実際には患部は冷えません。

温湿布も唐辛子の成分が含まれているためにヒリヒリするだけで、こちらも患部を温めるわけではないです。

ですので、湿布自体には、ぎっくり腰の痛みを抑える効果や治癒を早める効果はありません。

 

ぎっくり腰のとき痛み止めは有効か 

痛み止めは、ぎっくり腰の痛みを一時的には緩和しますが、治癒を促進するものではないです。

ぎっくり腰は、一般的に、1〜2週間で自然に回復しますので、それまで痛み止めをうまく使いながら日常生活を送る選択肢もあります。

容量は、病院や薬剤師を相談の上、処方してもらってください。

 

ぎっくり腰にコルセットは有効か

統計で、ぎっくり腰を発症した際に、コルセットをすることで治癒が早まったというデータはありません。

ただ、仕事や家事で同じ姿勢をしなければいけないときに、それ以上にひどくならないため、サポートするために装着を試されるのはよいです。

睡眠中は、腰が動きやすいように外しておく方が良いでしょう。

 

 

ぎっくり腰が繰り返しおこらないように予防するには

 

地下で地盤がひずんで、ひずみきれなくなって、元に状態に戻る際に、地震がおこります。

ぎっくり腰も、体がひずんで、ひずみきれなくなって、元に状態に戻る際に、発症します。

ですので、ぎくり腰がおこったときに、体をみると、ゆがみがそれほどない正常な状態の場合が多いです。

ただ、戻る際の反動で、関節や筋肉が損傷を起こして痛みが発症します。

ぎっくり腰は、人によっては、何度も繰り返し発症します。

これを防ぐには、体が限界まで、ひずまないようにメンテナンスや体の回復機能を上げる必要があります。

車でも走り続けると、オイルやタイヤが消耗して、車が壊れていなくても定期的にメンテナンスをします。

セルフケアでそれをおこなうには、

 

・睡眠の質を上げる

・入浴や温かいものを飲食して体温を上げる

・運動をする

・ストレスを解消しておく

 

などを普段から意識しておこなう必要があります。

もし、仕事や家事などで、お忙しくてなかなかできないようでしたら、腰が痛くなくても、治療院で体のメンテナンスを受けられることをおすすめします。

 

 

 

まとめ

 

前述しましたが、一般的にぎっくり腰は1〜2週間で自然に治癒します。

ぎっくり腰が発症しても焦らず、治るものだと考えて過ごしてください。

少しでも早く回復したいと思われましたら、当院でもぎっくり腰への施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

ぎっくり腰が緩和されて来たときにおこなえる、腰痛に対する対処法のブログを書いておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。

長時間、床で座る時間が体に与える影響と簡単にできる3つの対策方法

朝の寝起きに腰がこわばり痛い…

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

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