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バス旅行に行ってから膝のお皿の上あたりの筋肉が痛い…

2023.03.22 | Category: 予防,体操・ストレッチ,太ももの痛み,膝の痛み

 

70歳代女性の方がご来院されて、

 

「膝のお皿の上あたりの筋肉が痛いの」

「バス旅行で歩き回ってからなんだけど」

「途中から動くのがしんどくて座り込んでもた」

 

とご相談いただきました。

コロナも落ち着いてきたことで、ご旅行をされる方も多くなってきましたね。

今回の場合のようなパックのバス旅行は、スケジュールがあるので、自分のペースで動けず無理をして、この方のように足に不調を訴える方は少なくありません。

そこで今回は、当院でのそうなった理由、対処法などを紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、バスのパック旅行後に発症した、膝のお皿の上あたりの筋肉の痛みを解決することができます。

 

 

バス旅行で膝のお皿の上あたりの筋肉が痛くなった過程

 

さらに詳しくそのようになった過程をお聞きしていきました。

ツアー内容はどんな感じですか?

 

「橋を渡ったり、梅を眺めたりして」

「人が多くて思うように進まなくて」

「結構忙しく歩き回ったんよ」

 

今の段階で一番困ることはなんですか?

 

「歩きだしがしんどいの、動くのが億劫になるの」

 

バス旅行から帰ってきてから何かケアしましたか?

 

「湿布はったぐらいかな」

 

ツアー中何か気になることとかありましたか?

 

「バスの中が寒くて」

「旅行から帰ってきたら結構足がむくんだ」

 

とのことでした。

 

 

バス旅行で膝の筋肉が痛くなった理由と対処法

 

「膝のお皿の上あたりの筋肉が痛い」と訴えられていましたので、どのあたりか説明してもらうと、太ももの前の中心部分のあたりを示されました。

お身体を見させていただくと、特に気になったのは、骨盤が後ろに倒れて、重心が後ろにあることでした。

このお身体のバランスですと、そのまま後ろに転んでしまいそうな感じを受けました。

今回、太もも前の筋肉が痛くなったのは、

 

後ろに倒れそうな体のバランスのため

 

であると思われました。

体を後ろに倒れないように、支える必要があり、それを主力でになっているのが、太ももの前の筋肉。

「体を支える」「歩く」の二重の負荷を、忙しい旅行スケジュールの中でかけすぎて、今回の症状が出てしまったと思われます。

ですので、解決方法としては、後ろに倒れそうな体のバランスを整えれば、太もも前の筋肉の負荷が減り、痛みは良くなっていきます。

太もも前の筋肉だけではなく、全身のバランスを整える必要がありますので、お近くの専門の治療院医にかかられることをお勧めします。

 

部分的なセルフケアとはなりますが、太もも前の筋肉を緩める方法として、

①座った状態で股関節の付け根を軽く5回ほど押します。

②両手で太ももを掴んで、股関節から膝に向かって皮膚の上を両手を滑らせます。それを10回ほど繰り返してください。

③次は逆方向、膝から股関節に向けて、太ももを掴んだ両手を10回滑らせます。

④最後に股関節の付け根を軽く5回ほど押します。

左右の太ももにやっていてください。このセルフケアで、太もも前の筋肉の柔軟性と血流を良くすることができます。

 

 

膝のお皿の上あたりの筋肉が痛い方への当院の治療の流れ

 

当院もバス旅行で膝のお皿の上あたりの筋肉が痛くなってしまった方に対しての治療を行なっております。

当院では、

①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。

②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。

③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。

④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。

⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。

といった流れで、治療をさせていただきます。

当院で治療を受けていただき、体を整えることで、膝の上の筋肉の痛みを緩和し、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。

 

 

まとめ

 

治療後は、「動きやすい、背中が伸びてる感じがする」という感想をいただきました。

コロナがやっとおさまりつつあるので、皆様には旅行に楽しんでいただきたいです。

旅行に行く前や行った後に、お体について何かご相談がございましたら、ぜひ当院にお越しください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広


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