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冬 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 5の記事一覧

冬の静電気トラブルとは?体への影響と対処法

2023.12.24 | Category: 予防,

冬になって乾燥してくると、ドアノブや洗濯物を触るときに、バチっと静電気が発生して、痛い思いをすることは少なくありません。

先日、院近くのカフェで、クリスマスだけの特別メニューがあるということで行ってきました。そこで、お店のマスターとお話しせせていただいたときに、静電気の話題に。

家のWi-Fiの調子が悪くなって、ルーターにかぶっているホコリをはらったら、Wi-Fiが回復したと。これは、ほこりの周りに静電気が発生したせいだそうで、静電気ってそんなに影響があるのかと驚きました。

このように電気機器にこれほど影響力のある静電気は、体にとってどんな影響があるのでしょうか?

そこで今回は、静電気が体に与える影響と、その対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、この冬、体が静電気に影響されるのを避けることができます。

 

 

 

静電気の影響

 

静電気は思いかけず受けてしまうことが多いかと思います。

そんな静電気について、以下で紹介させていただきます。

 

静電気とは

私たちの身の回りのものは、すべて電気を帯びています。

通常、ものへの電気を帯び方は、プラスとマイナスの2種類の電気がバランスよくならんでいます。

しかし、摩擦や接触、剥離といった動きで、均衡がとれたこのプラスとマイナスの2種類の電気のならびが、崩れることがあります。

このプラスとマイナスの2種類の電気のバランスが崩れた状態のことを「静電気」と呼びます。

例えば、雷も、もともとは雲の中で氷の粒がぶつかり合い、できた静電気なのです。その雲中にできた静電気が、雲の中だけではためられなくなり、地面に向けて静電気を逃がそうとするときにに起こるのが、落雷です。

静電気は、電気的にバランスが崩れた状態なので、通常のプラスとマイナスの2種類の電気が、バランスがよい状態に戻ろうします。

この戻るときにおこる動きが、私たちが感じるバチッと痛みを感じる電撃です。

 

静電気が体に及ぼす影響

 国際電気基準規定の基本文書では、交流電流が50mA、直流では250mAをこえる電流が人体が流れると、心臓が停止すると記されています。

静電気の電流値は、数μA程度(μAはmAの1000分の1)とごくわずかなものです。

ですので、静電気の電流は、人体に電撃を与えるものの、生理的には悪影響を及ぼさないものとされていますが、科学的な根拠を示した研究がなされていないというのが現状です。

 

静電気の電撃による痛みが体に及ぼす影響

現在の研究範囲では、静電気が発生させる電流によって、体に悪い影響を及ぼさないとされています。

しかし、静電気の電撃によって「急性の痛み」は受けます。

「急性の痛み」を受けると、心拍数の上昇、血圧の上昇、呼吸数の増大、不安感が増大など、心身に反応がでます。

つまり、静電気の電撃による痛みが、急に体を緊張状態のスイッチを入れます。

そうすると、筋肉が硬くなったり、血流が悪くなったり、自律神経の乱したりと、体調を乱すきっかけをおこす可能性もあります。

できれば、頻繁に静電気の電撃を受けることをさけておいた方が良いです。

 

体質で静電気を受けやすいことも

静電気をためやすい人のことを、「静電気体質」と呼ばれることがあります。

しかし、その「静電気体質」に対する科学的な根拠はない。

ただし、以下のような条件次第で、静電気の電撃を受けやすくなります。

 

・肌や髪が乾燥している

・アクリルとウールなどといった静電気が起きやすい服を重ね着している

・厚いゴム底靴をはいている

・ストレスや病気などで体の栄養状態がよくない

・部屋の環境が湿度20%・気温20℃以下

 

だと発生しやすくなると言われています。

 

 

静電気による電撃を起こさないための方法

静電気を起こさないためには、以下の方法があります。

 

・ゴム底靴は避けてレザーソールの靴をはく

・重ね着をする際は同じ素材を使った服を着る

・洗濯の際に柔軟剤を使用する

・クリームや加湿器などで肌を保湿するを心がける

・家の中を加湿する・金属以外に触り静電気を逃がす

・金属には指先ではなく手全体で触る

・静電気を除去するグッズを身につける

 

以上のような対策をあげましたが、特に最近、静電気に対するグッズは、多様化しています。

それだけ、静電気でお困りの方が多いということなんでしょう。

この中から、普段からできそうなことで、静電気の対策をしていただけたら幸いです。

 

 

 

まとめ

 

静電気は人体に及ぼす影響もさることながら、その電撃が火花を発生させて引火し、火災を引き起こす場合もありますので、静電気の対策は重要です。

今回紹介させていただいたことが、皆様の静電気への対策の助けになれば幸いです。

静電気を受けた際に、その衝撃で体に痛みが出た場合は、近くの治療院で早めに対処されることをおすすめします。

当院でもその場合には、施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

冬の寒さと体調不良:冬バテの理由とその対策

2023.12.20 | Category: 予防,,冷え,天気

 

冬の寒さを体に浴び続けると、妙にしんどくなることはないですか?

これは、

 

“冬バテ”

 

と呼ばれるものです。

症状として、 頭痛・けんたい感・肩こり・意欲低下など、夏バテに似たような症状がでます。

これは、冬の寒さに対して、体が対応しようとして、ストレスが常にかかり体調の不調をおこしやすくなるためです。

これから冬が本番となることを考えても、冬バテで体調を崩さないように対策を立てる必要があります。

そこで今回は、冬の寒さが体に与える影響とその対策について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、冬バテを回避することで、冬を快適に過ごすことができます。

 

 

 

冬の寒さが体に与える影響

 

体調を崩してしまう理由の一つに、

 

「低体温」

 

があげられます。

冬の寒さは、体の芯から冷やし、体温を低下させます。

冷えは、「万病のもと」とも言われ、放っておくと場合によっては重篤な病気を引き起こす可能性があります。

具体的な冷えの症状は次の通りです。

 

血管収縮による影響

血液の温度は、約40度あります。

この温かい血液が体に流れることで、体温が維持され、内臓や細胞が活動します。

冬の気温の低下によって、体温が低下するのを防ぐために、血管を縮めて、体に流れる血液を遅くします。

そうなると、血液が細胞に運んでいた栄養や酸素が不足します。

結果、頭痛、肩こり、疲れやすさ、体力の低下、肌荒れ、血色の不良、腹痛、便秘、蹴り、生理不順、足のむくみなどを引き起こします。

 

発汗や排せつの臓器の機能低下

冬は気温が低下するため汗をかきにくくなり、のどの渇きも感じにくくなるため、水分の摂取が減ります。

また、冬は空気が乾燥しているので、皮膚の表面から呼吸から、体の水分が失われます。

そうなると、汗や尿などの排せつがとどこおり、老廃物が体にたまりやすくなります。

 

栄養や脂肪の代謝が低下する

冬の気温の低下で、体が冷えると、基礎代謝が落ち、脂肪を燃焼させる働きが弱まります。

また、内臓の働きを守るために皮下脂肪がたまりやすくなる。

結果、血中の糖や脂肪分が消費・燃焼されにくくなることで、血糖や脂質の異常につながります。

 

免疫力の低下

体温が1度低下すると、免疫力は30パーセント低下します。

免疫力が低下すると、菌やウィルスから体を守れなくなったり、免疫の誤作動によって、自分自身の免疫が自分の組織を破壊して病気を引き起こす場合もあります。

このように、冬になり気温が低下することで、体にさまざまな影響を与えるため、しっかりした対策が必要となってきます。

 

 

 

冬の寒さの影響から体を守るための対策

 

冬の寒さから体を守るためには、最低でも1日1回、体温を「37度」に上げる習慣を身に付けることが必要です。

なぜなら、人間の体温は、本来、

 

「37度」

 

が自然なのです。

そのための方法を、以下で紹介させていただきます。

 

 

温かい飲み物をとる

毎日の飲み物に、温かいお茶やスープを取り入れましょう。

体内から温まり、代謝が促進されます。

特に、 朝、目覚めてすぐの体は、水分の摂取を心がけましょう。

寝てる間に体は、発汗など多くの水分を失っています。

また、目覚めてからの排尿によって老廃物ともに、水分が失われます。

体は、私たちが普段から感じている以上に、良質な水を必要としています。

1日最低でも1.5から2リットルの程度の水分は取るようにしてください。

ただし、水を飲む上で気をつけてほしいのは、冷たい水は飲まないということです。

冷たいものを飲むと、体温は、急速に低下します。

朝は、1日の中でも最も体温が低いので、冷たい水を飲むと、さらに体温が下がてしまいます。

体温を下げないために、朝だけではなく、普段から水をは、常温か温めたものを飲むようにしてください。

また、暖かい飲み物の中で、オススメなのが、

 

「白湯」

 

です。

「白湯」は、体にとって不要な成分が入っていない、体に優しい飲み物です。

朝、コーヒーを飲む方も多いと思われますが、カフェインを含む飲み物は、利尿の作用があるため、水分をとっているようで、体からだしてしまいます。

ですので、朝、コーヒーを飲んでいただいても構わないのですが、その前に「白湯」を飲んで、体温を上げながら水分補給をすることをおすすめします。

その時は先に良質な水で十分な水分摂取を行ってください。

 

適度な運動をする

体の体温を上げるには、筋力が必要です。

筋肉が増えると、代謝が上がり体温が上がりやすくなります。

また、血流は筋肉が血管をおすことで、体全体にスムーズに流れます。

毎日、できる範囲の簡単な運動やストレッチをおこなってください。

どこでもできる運動としては、

 

「かかと落とし」

 

です。

「かかと落とし」は、ふくらはぎの筋肉を強化してくれます。

ふくらはぎは、「第二の心臓」とも呼ばれるほど、血流に関与する部位です。

ですので、ふくらはぎを鍛えることは、体温を上げることにつながります。

やり方はとても簡単です。

 

①リラックスして、足を肩の幅に開いて立ちます。

②3cm、両足のかかとを上げます。

③両足のかかとを床にストンと落とす。

 

これを30回ほど繰り返してください。

つま先立ちがふらつく場合は、イスや壁につかまっておこなってください。

 

体の部位を防寒する 

冬の寒冷な日は、防寒着を着られると思いますが、体には冷えが入りやすい部位があります。

それは、「首」「手首」「ひざ」「足首」「おなか」です。

ですので、

 

「首」→マフラー

「手首」→手袋

「ひざ」→サポーター

「足首」→レッグウォーマー

「おなか」→腹巻き

 

といった感じで各部位を保温することをおすすめします。

そうすることで、体温の低下を防ぐことができます。

 

根菜をとる

ごぼう、人参、さつまいもなどといった根菜は、土の中でエネルギーを蓄えるため、東洋医学では「陽」の食材とされています。

その成分的にも、血行促進するミネラル類が多く含まれています。根菜類の中でも

 

「しょうが」

 

が体温を上げるのに効果が高い食材です。

しょうがは、血管をひろげて血流を良くし、内臓など体の深部を温めるてくれます。ただ、刺激の強い食材なので、1日の摂取量は、5~10gを目安としてください。

 

お風呂で湯船につかる

湯船につかることで、温風にあたるより、25倍も体の温度を上げる効果があります。

お風呂の温度は、

 

38~41℃

 

が適温です。

時間的には、10~15分ほどつかってください。

お風呂に入り体温を上げることで、体の中の酵素も活性化し、睡眠の質が上がるなど、体にとってメリットが多い。

冬場のお風呂で注意していただきたいのが、ヒートショックです。入浴時のヒートショックを避けるためには、

 

・脱衣所やお風呂の洗い場を温めておく

・体にかけ湯やシャワーを浴びてから湯船に入る

・お風呂の温度を42度以上あげない

 

などをおこなってください。

 

乾燥対策を行う

冬の寒さは乾燥をもたらし、肌やのどの渇きや、ドライアイを引き起こし、コロナや風邪、インフルエンザなどの感染症のウィルスを活発します。

ですので、加湿器を使って室内の湿度を保つ必要があります。

冬場の適切な湿度は、

 

「40%以上に保つこと」

 

です。

冬に適切な湿度を保つことで、体感温度が上がり、快適な室内となる。室内の環境を整えることで、冬の寒さに負けず、健康を維持できます。

 

 

 

まとめ

 

冬の冷気は、体の芯まで冷えます。冬の寒さで体温を下げたままでいると、冬バテを引き起こす他に、春になるころに、ぎっくり腰や寝違いなどを引き起こす原因にもなります。

今回、紹介させていただいたことが、今年の冬を乗りこえるために皆様の助けになれば幸いです。

それでも冬の寒さから、冬バをおこした場合は、お近くの治療院で体を整えることをおすすめします。

当院でも、冬の寒さによる体の疲れに対する施術もおこなっておりますので、ご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

今回のブログの他に、体が冷えることへの対策を書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

 

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監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

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