- Blog記事一覧 -冬 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 4の記事一覧

冬 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 4の記事一覧

外で働く方の冬の肩コリはなぜ発生する?その理由と改善策

2024.01.15 | Category: 予防,体操・ストレッチ,,冷え,肩こり,肩の痛み

 

 

冬の外の寒さに思わず首をすくめてしまいますよね。

そうしていると、なんだか普段よりも肩コリを感じることはないですか?

暑い夏より寒い冬の方が着込んだらなんとかなるから、冬の方が好きという話をおくお聞きします。

しかし、寒い冬は、肩コリが発症しやすくなり、それに伴って、頭痛・吐き気・不眠・疲労感など訴える方も増加します。

外でお仕事をされている方などは、特に、冬は常に低い気温の中で作業をされているので、肩コリで悩まれる方が少なくありません。

そこで今回は、寒くて肩をすくめると肩コリが発症しやすくなる理由と、その対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、寒い冬を肩こりに悩まされずにすごすことができます。

 

 

 

寒くて肩をすくめると肩コリが発症しやすくなる理由

 

夏と冬、どちらに季節が肩コリとを感じるかを調査したところ、約60パーセントの方が冬の方が肩コリを感じると回答しています。

冬ならではの肩コリが発生する理由を以下で紹介させていただきます。

 

肩の筋肉の緊張

冬の寒さを感じたとき、思わず、肩をすくませる、つまり、と肩を上に引っ張り上げる筋肉が働きます。

肩を上に引っ張り上げる主要な筋肉は、首、肩、背中と非常に広い範囲に存在します。

この肩をすくませるという無意識におこなってしまうのは、肩の筋肉は緊張させることで、筋肉から熱を生産して、体温を上げようとする行動なのです。

しかし、この肩をすくめる続けることで、肩の筋肉は疲れて硬くなります。

そして、この筋肉の緊張は、筋肉を通る血管を圧迫して、血液の流れを低下させます。

血液は、筋肉に酸素や栄養などを届けて、老廃物を回収します。

このような働きをする血液が、肩をすくめることで緊張した肩の血管がせばまり、肩への血流が低下します。結果、さらに肩が硬くなり、肩こりが発生します。

 

 

 

肩をすくめたことで発症する肩コリへの対処法

 

人間の筋肉は、約600ほどあります。筋肉は、体を支え動かすのが主な機能です。

一つの動作をするときに、一つの筋肉だけを動かすのではなく、多数の筋肉が協力して働きます。

筋肉を協力して働くシステムは、いろいろとあります。

その一つに、互いに反対の動きをする役割を果たす2つの筋肉が、協力した動きをすることで、動きが円滑に行われ、体のバランスが保たれます。

例えば、立つという姿勢は、太ももの前の筋肉と太ももの後ろの筋肉が、均等に互いに引っ張り合うことで、維持されます。

背筋を伸ばす姿勢を維持するときも、冬の肩こりの原因となる肩をすくめる筋肉と、腰から背中、腕にかけて走行する筋肉が、お互いに均等に引っ張りあって保持されます。

 

肩をすくめる時間が長くなることで、この二つの筋肉のバランスが崩れてしまい、結果、肩こりが発生します。

ですので、この二つの筋肉のバランスを整える方法を以下で紹介させていただきます。

やり方は簡単です。

 

まず、肘を曲げて、脇につけます。

次に、肩をしっかりすくませます。

 

そして、肩の力を一気に抜いて、ストンっと肩を下に落とします。

 

これを10回ほど繰り返してください。

これをすることで、2つの筋肉のバランスが取れ、肩の血行も回復して、肩こりが解消されます。

 

 

 

まとめ

 

全日本国民の40〜85パーセントは、肩コリを感じているという調査結果がでています。

もはや国民病とも言える肩コリは、体的にも精神的にもストレスがかかり、日常生活に影響がでます。特に、冬場は肩コリが発症しやすい季節なので、こまめなケアが必要です。

今回のブログが皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、それでも、肩コリが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも、冬場にその寒さで肩をすくめることが多くなることで起こる肩コリへの施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

他に肩こりに関するブログも書いておりますので、そちらも参考にしていただけると幸いです。

正月の疲れを解消!台所での料理が引き起こす肩こりとその対処法

不眠になるほどの肩こりの原因は、実は「首」からきている?その理由とケアの方法動

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

寒暖差アレルギーの謎:なぜ鼻水が止まらないのか?その対処法は?

2024.01.13 | Category: ストレス・自律神経障害,予防,,冷え,天気,生活習慣

 

 

 

暖かい部屋から、寒い外にでると、急に鼻水が出始めることはないですか?

この症状は、「寒暖差アレルギー」と呼ばれるものです。

寒暖差アレルギーがきっかけで大量にでる鼻水によって、体にいろいろな不調を起こしてしまいます。

また、コロナやインフルエンザがはやっているシーズンですので、鼻水が止まらないと、周囲に気を使います。

そこで今回は、寒暖差アレルギーによって鼻水がでる理由とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、冬の寒さを感じるたびにでる鼻水による不快感を解消できます。

 

 

 

寒暖差アレルギーによって鼻水がでる理由とデメリット

 

 

寒暖差アレルギーとは

寒暖差アレルギーは、急激な気温の差によって自律神経が乱れておこる鼻炎の一種です。

自律神経は、人間が生活する環境に合わせて、体を自動的に調整してくれる神経です。

冬は、室内外の寒暖差が、特に激しい。

そのため、暖かい部屋から寒い外に出たとき、体を暖かい環境に合わせるべきか、寒い環境に合わせるべきか、自律神経が混乱してしてしまいます。

そうして寒暖差アレルギーが発症してしまいます。

 

寒暖差アレルギーの症状

寒暖差アレルギーには次のような症状があります。

・鼻づまり・透明の鼻水・くしゃみ・頭痛・けん怠感・かゆみ・ノドの痛み・不眠

 

風邪や花粉症との違い

寒暖差アレルギーは、風邪や鼻炎と似たような症状もありますが、違いとしては、

風邪:発熱 濁った鼻水

花粉症:目のかゆみ 目の充血

といった特徴的な症状が、風邪や花粉症の場合には出ますが、寒暖差アレルギーでは見られません。

 

寒暖差アレルギーの影響でおこること

寒暖差アレルギーによって、大量の鼻水がでます。

鼻をかむだけでは対処できない場合は、鼻水がノドにながれこみます。

そうすると、「後鼻漏(こうびろう)」という症状を発症する場合があります。

「後鼻漏(こうびろう)」とは、大量に流れ込む鼻水によって、ノドの神経を刺激して、・ノドの痛み・ノドの違和感・せき・口臭の異常 などといった症状を引き起こします。

これによって、不快感が増し、日常生活を過ごす際に支障をきたします。

 

 

 

寒暖差アレルギーへの対処法

 

 

 

寒暖差アレルギーの症状は、気温差がない環境や季節になると、自律神経の乱れが落ち着いて、自然と解消されていきます。

しかし、冬という季節は、少なくとも3か月はあります。

その期間、寒暖差アレルギーを繰り返すということは、自律神経も乱れるということです。

そうなると、体の自動調節機能が乱れるということなので、体が不調におちいりやすくなります。

寒暖差を感じるたびにでるので、根本治療は難しい症状ですが、体調を保つためにも、発症するたびに対処が必要です。

その対処の方法を、以下で紹介させていただきます。

 

寒暖差による刺激を防ぐ

 

寒暖差によって自律神経が刺激されることによってアレルギーがおこります。

ですので、寒暖差による刺激を体に入れないように工夫が必要です。

寒暖差の刺激を受けやすい部位は、首や鼻ですので、マスクやマフラーで守ってください。

また、寒暖差アレルギーは下半身を温めることで、緩和されるという研究報告がされています。

レッグウオーマーやタイツ、腰やお尻にカイロなどをして、下半身を温める、または保温するようにしてください。

 

寒暖差アレルギーが発症したら薬ゆびをもむ

 

 

寒暖差アレルギーでは、透明な鼻水がでます。

透明な鼻水が出る場合は、自律神経は副交感神経のモードになっている可能性が高いです。

自律神経は交感神経と副交感神経に分かれており、その働きもそれぞれが違います。

自律神経について詳しくは、以下のブログでも書いておりますので参考にしてください。

副交感神経が優位のモードとなっているので、それを抑制する必要があります。

爪の指の根本は「井穴(せいけつ)」と呼ばれる自律神経に関わりが深いツボがあります。

親指、人差し指、中指、薬指、小指のうちの、副交感神経を抑制するのは、薬指の井穴のみです。

ですので、下の写真のように、薬指の爪を、他の指ではさんで揉んでください。

 

 

 

鼻水を止めるツボを刺激する

 

鼻水や鼻づまりには、「迎香(げいこう)」というツボが効果的です。

ツボの場所は、小鼻が最も出っ張ったところから少し外側で、ほうれい線の中にあります。

敏感なツボですので、静かにゆっくり押してください。

 

病院で薬を処方してもらう

 

寒暖差アレルギーによって、日常生活に支障をきたす場合は、迅速に症状を抑える必要があります。

市販薬では症状と合致しない場合がありますので、耳鼻咽喉科や内科を受診して、適切な薬を処方してもらってください。

 

 

 

まとめ

 

 

 

寒暖差アレルギーによって、呼吸が邪魔されると、体に酸素が取り込む量が減ります。

そうなると、体はエネルギーが作れず、疲労や免疫低下、低体温を引き起こします。

ですので、寒暖差アレルギーには、こまめに対処療法をする必要があります。

今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、それでも解消されない場合は、お近くの治療院で治療を受けられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対しての施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

自律神経の不調に対しての対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

新年、自律神経を整えて仕事のスタートをスムーズに

新生活によるストレスや疲労の症状を改善する方法

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

ご高齢の方が腰痛を伴う正月の食生活からくる便秘となる理由とそれを解消するための方法

2024.01.10 | Category: お尻の痛み,予防,便秘,,栄養・食事・飲み物,生活習慣,胃腸,腰痛

 

正月の明けに、女性のご高齢者の方が、腰痛でご来院されました。

それとともに、正月におせちやらお餅やらと、普段、食べないような食事内容から、便通が悪くなったとの訴えもお聞きしました。

腰痛と便通の関係は深いです。

そこで今回は、女性のご高齢者のかたが、正月の食生活の変化から、便秘をともなう腰痛になる理由とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、腰の痛みとおつうじの悪さのお悩みが解消できます。

 

 

 

便秘とは

 

便秘とは、大腸の機能が何らかの理由で低下して、便がスムーズに排せつしきれない状態です。

便秘と判断する目安としては、

 

・1週間のうち、排便が3回未満の場合

・3日以上、排便がない場合

・毎日排便があっても残便感がある場合

 

とされています。

便秘となる理由としては、

 

・加齢による大腸の機能低下

・運動の不足・薬の乱用

・食生活

・生理前

 

などがあげられます。

また、加齢による大腸の機能の低下以外の高齢者が便秘となる特有の理由としては、

 

・摂取する食事の量の低下

・日常の生活動作の低下

・腹筋やお尻の筋肉の低下

 

などがあげられます。

これらの理由で大腸の動きが低下すると、長時間、大腸の中で便が滞在します。

そうなると、

 

・便の水分が大腸で吸収されすぎて便が硬くなる

・便がガスが発生し腸が膨れて血管や神経を圧迫する

・便が腐敗して、有害物質が発生する

・腸の中悪玉菌が増加して免疫が低下する

 

などといったデメリットがでてきます。

 

 

 

便秘と腰痛の関係

 

内臓に何らかの機能障害がでた場合、体の特定の表面に、腫れや圧痛などの反応点や反応面がでます。

これは、約100年前の治療家が発見して、改良されながら現在に引き継がれています。

便秘が起こる内臓は、大腸です。大腸が機能低下することで、体にあらわれる反応は、

 

・股関節の前面

・腰の背骨のサイドから骨盤のヘリとつなげた三角形ゾーン

・腰と胸の背骨の境目

・太ももの外側

・お尻の後ろ側の骨の中央から4センチぐらい外側

 

といったところに反応があらわれます。

この反応がでる部分をみても、大腸の機能の低下である便秘と腰の痛みとの関係が深いことがわかります。

 

 

 

まずは便秘が警告する危険な病気を見逃さない

 

便秘はときには、命に関わる病気が警告の症状としてでる場合があります。

便秘を引き起こす病気としては、

 

・椎間板ヘルニア

・過敏性腸症候群

・卵巣嚢腫

・子宮筋腫

・卵巣ガン

・腎臓がん

・大腸がん

・腸閉そく

・副甲状腺機能亢進症

・甲状腺疾患骨

・パーキンソン病

・卵巣腫瘍

・子宮肉腫

・自律神経失調症

 

などがあげらえます。

長期の便秘のほかに、貧血や疲労感など、体に違和感を感じましたら、一度病院で精密な検査をおこなってください。

 

 

 

便秘を解消するには

 

便秘をひきおこす重篤な疾患の可能性がない場合は、以下のようなセルフケアで、便秘解消のために意識しておこなってください。

 

食物繊維を摂取する

和食より洋食やファーストフードの食生活を送る方が多くなったため、食物繊維が不足してしまい、便秘を促してしまいます。

ですので、食物繊維を豊富に含んだ食材を食べて、便を柔らかくして、排せつを促しましょう。

しかも、食物繊維は腸内にいる善玉菌のエサになり、腸の機能を高めます。

その食物繊維を摂取する場合にも、注意点はあります。

食物繊維には、「水に溶けにくい食物繊維」と「水に溶けやすい食物繊維」があります。

食物繊維は食べれば食べるほど良いとイメージがありますが、それぞれにメリットとデメリットがあり、バランスよく摂取することをおすすめします。

水に溶けにくい食物繊維

メリット:

繊維が水に溶けないことで、便のかさを増ます。便が大きくなることで、腸の中の壁を刺激して、腸の動きを促し、排便を促進させます。

デメリット:

水に溶けない食物繊維をとりすぎると、便が硬く大きくなりすぎて、おなかが張って便秘をさらにキツくする場合があります。

水に溶けにくい食物繊維が多く含まれる食材:

キャベツ、キノコ類、もち麦、大麦、玄米、さつま芋、ごぼう、にんじん、ほうれんそう、小松菜、らっきょう、など

水に溶けやすい食物繊維

メリット:

水に溶けやすい食物繊維は、水に溶けることでゼリー状となり保水力が高まります。便秘は中の便は、大腸に水分を奪われて便が硬いなり、排便しにくい状態です。大腸に水に溶けやすい繊維がくることで、水分を失って固くなった便に潤いを与えて、排せつしやすい状態にします。

デメリット:

水に溶けやすい食物繊維をとりすぎると、便に水分が過剰に供給されて、下痢を引き起こしてしまいます。

水に溶けやすい食物繊維が多く含まれる食材:

海藻類、納豆、インゲン豆、ごぼう、かぼちゃ、果物など。

食物繊維の1日あたりの摂る目安

日本人の食事摂取基準では、食物繊維の一日あたりの摂取量の目標値は、

 

・男性:21g以上

・女性:18g以上

 

としています。

また、水に溶けにくい食物繊維と水に溶けやすい食物繊維を摂取するバランスは、

 

水に溶けにくい食物繊維:水に溶けやすい食物繊維=2:1

 

としています。

 

おなかをマッサージをする

腸を外から刺激する事は、腸にある神経に影響を与えます。

腸の神経の活動が高まると、腸の血管が広がり血流がよくなります。

腸に血液が流れ込むことで、腸が温まり、機能が促進されて排便を促します。

腸のマッサージの方法ですが、以下のようにしてください。

優しくおなかの右下に手を当てます。

そして、深呼吸をしながら、時計回りに手を回して、おなかを優しくマッサージします。

 

排便する姿勢

排便するときの姿勢は、背筋を伸ばして、前かがみになる姿勢が理想的です。

そうすることで、便が外に出る通り道が広がって、排便しやすくなります。

また、前傾姿勢をとる場合は、足の裏がトイレの床にしっかり接地する方が、踏ん張りやすくなります。

 

便秘に効果的なツボ 

便通を促すツボについて以下で紹介させていただきます。

ツボを押す際には、気持ちいいぐらいの強さで、深呼吸しながら、じわっと指で圧をかけてください。

 

「下痢点」

手の甲の中指と薬指の骨が交わるくぼみの少し上に位置します。

「合谷」

手の甲を上にして、親指と人差し指の骨が交わる凹みの少し上に位置します。

「天枢」

おへそから真横に指2本分の外に位置しています。

水分を取る 

便秘のとき、大腸が便の水分を吸収しすぎて、固くなって排便しにくくなります。

ですので、便に水分を供給するためにも、水分の摂取は必要です。

冬はのどの渇きを感じにくくなりますので、水分の摂取量がどうしても減る傾向にあります。

一気に水分補給をすると、腎臓に負担がかかりますので、一回につき200ミリリットルを目安に、こまめに摂取してください。

なるべく、冷たい飲み物やアルコールを避けて、常温や暖かい飲み物を飲んでください。

 

 

 

まとめ

 

便秘を放置しておくと、腰痛だけではなく、心臓の病気や脳血管の病気のリスクを高めることが報告されています。

ですので、日常生活から便秘へのアプローチをしておくことをおすすめします。

それに伴って、内臓からくる腰の痛みも緩和されます。

それをおこなうために、今回、ブログで紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、それでも便秘のお悩みが解消できない場合は、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも便秘のお悩みの方への施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

他に腰痛に関するブログを書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

長時間、床で座る時間が体に与える影響と簡単にできる3つの対策方法

朝の寝起きに腰がこわばり痛い…

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

新年、自律神経を整えて仕事のスタートをスムーズに

2024.01.03 | Category: ストレス・自律神経障害,予防,,栄養・食事・飲み物,生活習慣,疲労,睡眠

 

年末年始の長期の休暇が終わり、いよいよ新たな気持ちで、仕事や学校が始まっていきます。

しかし、休みが長かったせいもあり、なかなか心身ともに、やるべきことに取りかかるエンジンがかかりにくいと思われる方も多いのではないでしょうか?

年末年始の休みが明けたときの仕事や学業が始まる際に、約70パーセントの方が、体に不調を感じているという調査結果がでています。

また、体が感じる症状を調査したところ、

 

・けん怠感

・疲労

・やる気の低下

・眠気

 

などがあげられています。

そこで今回は、年末年始の休みが明けたときに、このような症状がでる理由と、これから一年、いいスタートダッシュをするために、心身の状態を上げるための方法を紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、年初めにスムーズに仕事に入れます。

 

 

 

年末年始の長期の休暇あけに心身が不調になりやすい理由

 

年末年始で長く仕事や学校がお休みになると、次の日のことを気にしなくてもいいこともあり、夜更かしや食事の時間など生活習慣が乱れやすくなります。

それまで1年間過ごしてきた1日の過ごし方が急に変わることで、

 

「自律神経」

 

が乱れます。

「自律神経」が乱れることで、体を活動するモードにするのか、リラックスするモードにするのか、体が混乱して、休みが明けたときの不調へとつながります。

そもそも「自律神経」とは、私たちの意志と関係なく、24時間休みなく体を機能を維持するために働いてくれる神経です。

例えば、

 

・心臓を動かして血液を全身に巡らす

・呼吸をする

・食べ物を消化して吸収する

・暑いときには体温を下げるために汗をかく

・寒いときには体温を上げるために体をふるわす

 

といった感じで、自動で自分ではコントロールができない働きを行います。

自律神経には、交感神経と副交感神経と別れます。

交感神経は体を活動させるためのアクセルの働きをして、副交感神経は体をリラックスさせるためのブレーキの働きをします。

交感神経と副交感神経が互いにバランスよく働くことで、体の健康は保たれます。

この交感神経と副交感神経のバランスが年末年始の休みで、生活習慣が普段の状態に比べて、乱れることでバランスを崩して、年始の仕事や学校の始まりで体に不調が出るのです。

年末年始の生活習慣が乱れる代表的なものが、睡眠時間と食事です。

以下で、睡眠時間と食事が年末年始で乱れることで、なぜ自律神経が乱れるのかを紹介していきます。

 

睡眠の乱れが自律神経を乱す理由

朝になると目が覚めて、夜になると眠くなるというサイクルは、体に備わった「体内時計」によって管理されています。

「体内時計」は、自律神経との関わりが深く、日中は活動するために交感神経が優位になり、夜はリラックスするために副交感神経が優位になります。

しかし、年末年始で、夜更かしをしたり、朝寝坊したりしたりすると、自律神経の切り替えが乱れます。

そうすると、朝になってもスッキリ起きられない、夜になっても寝つきが悪くなり、体に不調があらわれます。

また、人間の体内時計は、25時間です。

地球の自転は24時間であるため、規則正しい生活をすることで、1時間のズレを修正できます。

しかし、不規則な生活を続けると、ズレがどんどん大きくなり、自律神経がますます乱れる悪循環にハマってしまうのです。

 

食事の乱れが自律神経を乱す理由

食事をすると、自律神経が働き、胃腸で消化や吸収が自動的におこなわれます。

自律神経を正常に働かして、胃や腸といった消化器を正常に動かすためには、食事のタイミングや回数が重要になります。

ベストは、朝昼晩の1日3回の食事を決まった時間にとって、胃腸に刺激を加えることで、自律神経が働きます。

年末年始の休み中、朝の起床や眠る時間が不規則になるということは、食事をとる時間や回数も、必然的に不規則になります。

そうすると、自律神経の動きが乱れて、胃腸での消化や吸収が不良になり、体を活動するためのエネルギーがうまく作れなくなります。

その結果、年始にいざ仕事や学業を始めようと思ったときに、けん怠感や疲労などが引き起こされるのです。

 

 

 

年末年始の長期の休暇あけに心身の機能を上げる方法

 

年末年始は楽しみや気が緩むことが多いので、なかなか普段通りの規則正しい生活は送るのが難しいかもしれません。

ですので、仕事や学校が始まってから、なるべく早く自律神経が正常に動くようにするための方法を以下で紹介させていただきます。

 

不規則な睡眠によって乱れた自律神経を整える朝の過ごし方

朝、起きてからバタバタ過ごすことで、自律神経の切り替えがスムーズにできすに、その日を台無しにしてしまいます。

1日の流れをつけるためにも気をつけるべきことは、

 

・早く起きて仕事や学校に行くまでの時間に余裕も持つる

・起きたら背伸びをしたり足踏みをして体に刺激を入れる

・太陽の光を浴びて体内時計をリセットする

・コップに1杯でいいので常温の水か白湯を飲んで、胃腸に刺激を入れる 

 

など、朝の起床したときの行動で、不規則な睡眠時間によって乱れた自律神経を整えることができます。

 

不規則な食事によって乱れた自律神経を整える食事の仕方

食事の回数や時間が乱れることで、胃腸に適度な刺激が入らず、自律神経が乱れます。

胃腸への自律神経が整う良い刺激のいれ方ですが、

 

・食事の間隔は5から6時間は空ける

・水分はしかっりこまめにとる

・食事の食べる量の比率は、朝は4・昼は3・晩は3の割合で摂取する

・夕食は21時までの終わらす

・よくかんで腹6から8分目の食事量にする 

 

など、食事を規則正しくとることで、自然と自律神経が整い、体を活動するためのエネルギーを効率的に作り出します。

 

 

 

まとめ

 

年末年始のお休みは、ついつい羽目を外してしまいがちです。

この時ぐらいは羽目を外してもいいと思いますが、休みが明けたときに、仕事や学業をスムーズにおこなうため、リカバーするための行動が必要です。

今回、ブログで紹介させていただいたことが皆様の年明けにスタートダッシュをするための助けになれば幸いです。

それでもなかなか、年明けに体が思うように動けないようでしたら、自律神経を整えるための治療をお近くの病院や治療院で受けることをおすすめします。

当院でも、今回のようなお悩みの方に対しての施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

他に自律神経の不調に対してのブログを書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

 

新生活によるストレスや疲労の症状を改善する方法

デスクワークの疲労やストレスで胃痛の症状が…

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

健康第一!年末年始の事故予防して健康に過ごすには

2023.12.28 | Category: 予防,

 

年末年始は、仕事や学校が休みになって、自由な時間が増えて、自分の好きなことができる時間が増えます。

しかし、ほっと気が緩んだりはめを外したりと、これまで送っていた生活サイクルが急に変わることで、体調を崩す方が多くなります。

ちなみにですが、もし、年末年始に病院に行く必要があるほど体調を崩されたときには、加古川市の年末年始に診療が可能な病院一覧が、下記の加古川市公式ホームページに掲載されていますので参考にしてください。

https://www.city.kakogawa.lg.jp/topics/1556179072197.html

そこで今回は、年末年始におこりがちな病気や事故と健康で年末年始をすごせるための方法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、健康に年末年始をすごせます。

 

 

 

年末年始におこりやすい事故

 

年末年始に起こりやすい体調の崩し方は、以下のようなものがあります。

 

モチをノドにつめる

 

年末や年始でモチをノドにつまらせ、救急搬送される方が増加します。

東京都では、正月に15名がノドにモチをつまらせ病院に運ばれ、内、2名がお亡くなりになられております。

ノドにモチをつめてしまうのは、高齢者の事故と思われるかもしれませんが、10代から60代にかけても死亡事例がありますので、油断は禁物です。

 

 

ヒートショック

 

冬は、暖かいと思われる家の中でも、リビングとトイレやお風呂といった暖かい場所と冷えた場所の温度差が生じます。

お風呂に入っているときに、ヒートショックによって、脳卒中や心筋梗塞で気絶して、浴槽の中で溺れてしまう事故をおこしてしまいます。

厚生労働省の2019年の統計では、12月が737人、1月が937人もの方が、入浴中にヒートショックによる事故をおこしています。

 

大掃除中の転倒や転落

年末は大掃除をおこなう方も多くなります。東京消防庁によれば、ここ5年間で、約4000人が掃除中に救急搬送が必要な事故をおこしています。

その内容の内訳は、「ころぶ」が約40パーセント、「落ちる」が約30パーセントと報告されています。

 

室内の換気の不足

 

冬は、寒さが入らないように部屋をしめきるので、十分に外気との換気がされないことが多くなります。

外気と十分な換気ができない環境の室内で、ガスや石油の暖房機や調理機器を多用すると、一酸化炭素中毒が発生する危険があります。

一酸化炭素中毒は、毒性がとても強く、無色で無臭であるために、気が付かないうちにかかってしまいます。

一酸化炭素中毒の症状は、

 

・頭痛

・吐き気

・めまい

・集中力の低下

・眠気

・疲労感

・判断力低下

・視力の障害

・けいれん

などがあります。一酸化炭素中毒が、重症になると死に至る危険性もあります。

 

食べ過ぎや飲み過ぎ

年末や年始は、家族や友人との会食する機会が増えることに加えて、休みであることから、ついつい暴飲や暴食をしがちです。

暴飲や暴食をすることによって、

 

・急性アルコール中毒

・血糖値が上がりすぎることによる意識障害

・腸閉塞

・吐く最中のノドのつまりによる窒息

 

などいろいろな事故を起こす可能性があります。

 

 

年末年始におこりやすい事故への対策

 

年末年始では、いろいろなことがおこる可能性がありますので、以下のような対策を行なってみてください。

 

モチをノドにつめないための対策

モチをノドにつめてしまうのは、モチの性質によるものです。

モチの性質は、モチに加える温度によってよる影響します。

モチに加える温度が高いほど軟らかくなります。

ノドの温度が、40度以下になると、モチ自体の粘度が低下して硬くなりノドにつまりやすくなります。

モチを口に入れる際には、モチ自体が50〜60℃であれば、モチは伸びやすく、ノドにつまる可能性が減ります。

とはいえ、モチの温度を測るのは困難ですので、なるべく熱々のうちに食べることをお勧めします。

また、高齢者にの方は、食べ物をノドから胃へ通す能力が低下します。

そのため、食べ物がノドから胃へ通過中に唾ってしまう場合があります。

ですので、モチであるなら、小さく切って、お味噌汁やお茶でいったんノドを湿らせて、通過しやすい環境を作ってから、ゆっくり食べてください。

もし、モチがつまった場合は、すぐに救急に電話をして、救急車が来るまでは、背中をたたいてモチを吐き出す処置をしてください。

窒息に関する処置方法は、総務省消防庁のこちらの動画を参考にしてください。

https://www.fdma.go.jp/relocation/kyukyukikaku/oukyu/05kobetsu/01/05_01_22.html

 

ヒートショックへの対策 

冬の寒い時期は、お酒を飲んだり食事をしたり薬を飲んだりした直後は脳や内臓に負荷がかかっているため、落ち着くまでお風呂に入ることをひかえることをおすすめします。

また、トイレや脱衣所、浴槽を事前に温める工夫をしてください。

ヒートショックについての対策は、当院の以下のブログで書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

冬は入浴中にヒートショックにご注意を‼︎その原因と対策

 

大掃除中の転倒や転落への対策

大掃除をする際には、以下のようなことを中止しておこなってください。

 

・足場がぬれているときは、滑りやすくなっていますんで、事前にしっかり水気をふきとってください。

・ご自身の体力を見極めて、人に任せるなどして無理な作業はひかえましょう。

・脚立やハシゴを使っての作業は、踏み台が広い用具や安定した場所で、慎重に無理をせずなくおこないましょう

・掃除に使う用具や洗剤などは、事前に点検して安全性を確かめましょう

 

掃除は一気にやってしまいたいのが心情です。

しかし、掃除をしているうちに、知らず知らす、疲労がたまると注意力が散漫となり、転倒や転落してしまいます。

休憩をしっかりはさみながら、大掃除をおこなうことをおすすめします。

当院の以下のブログで、掃除をする際の体の使い方を書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

年末の大掃除の窓ふきで肩を痛めないようにするには「 ゼロポジション」と「ハチマキ」を活用!

年末に宅配された荷物を持ち上げ運ぶ際に腰痛を引き起こすに理由とその予防法

 

室内の換気の不足

冬は夏に比べると、室内外の温度差が大きいてめ、換気をする際に、部屋の暖かい空気が室外の冷たい空気があるところに逃げます。

そういった現象があるため、冬場は、短い時間で換気ができます。

冬場の換気時間の目安は、

 

30分に一度5分程度

 

とされています。

換気する際のコツは、部屋に空気の流れを作ることが必要です。

風が入ってくる窓は、5センチから15センチほどあげ、出口になる窓は全開にしておくと、効率的に換気ができます。

「空気が入る入り口の窓は小さくあけ、空気が出る窓は大きく開ける」

のを原則として、換気をおこなってください。

風がない日は、扇風機やサーキュレーターを使って、風を起こして換気してください。

 

食べ過ぎや飲み過ぎ

 

年末や年始は、ごちそうが多いのでついつい暴飲や暴食で胃腸に負担がかかります。

リカバーするためには、以下のようなことをおこなってください。

 

・食事の前に白湯を飲み胃を温める

・飲んだお酒の分だけお水も摂取する

・食事をしたら4から7時間は、水やお茶以外の飲食を控える

・休み中一日一回は20分ほどウォーキングする

 

このようなことを注意して、食べ過ぎや飲み過ぎへの対策やリカバーをおこなってください。

当院の以下のブログで、飲みすぎた際の対策を書いておりますので参考にしていただければ幸いです。

飲みすぎても大丈夫!忘年会翌日のリカバリー術

 

まとめ

 

一年のお休みの中でも、年末年始は特別です。

楽しくてついついハメを外したり、気が急いて事故をおこしがちです。

しかし、体調を崩してしまうとせっかくの楽しい休みが台無しになってしまうので、ぜひ、今回紹介させていただいたことが、気がついたときで結構ですので気をつけていただいて、楽しく年末年始を皆様に過ごせていただけたら幸いです。

また、年末年始のお疲れを感じられるようでしたら、ぜひお近くの治療院でお体を整えることをおすすめします。

当院でも、一年をスムーズに動き出せるよう、年末年始によるお体の疲れに対するメンテナンスの施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

月別アーカイブ

カテゴリ一覧

アクセス情報

所在地

〒675-0008
兵庫県加古川市新神野5-7-7 津田ビル1F-A

駐車場

1台あり

当院に向かい右側に駐車場がございます。駐車場入り口より、左列4番目が当院の駐車スペースとなっております。

休診日

水曜日・日曜日

予約について

当院は完全予約制となっております。

治療中は電話対応ができない場合もございます。留守番電話へお名前・電話番号・診察番号をご伝言ください。後ほど折り返しご連絡いたします。
ホームページからネット予約も出来ますのでご利用ください。