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腰痛 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 21の記事一覧

先日、50歳代男性の方が、腰と背中の痛みを訴えて来院されました。
3日前に倉庫の整理をするために、重たいものをあげたりおろしたりしていると、ピシッと急に腰から背中にかけての痛みが走ったそうです。
以前もこの痛みで苦しんだことがあるので、すぐにやめて安静にしていたそうです。
それから発症した日よりはマシにはなってきているが、体を伸ばすと違和感が残っているとのこと。
まだ、倉庫の整理が終わっていないので、やるとまたこの痛みが再発しそうで不安だとお話しいただきました。
この患者様のように、重たいものを動かす作業を繰り返すことで、腰や背中に痛みが発症される方が少なくありません。
そこで今回は、重量物を持ち上げる作業で腰や背中を痛めてしまう理由とそれを予防するための荷物の持ち上げ方について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、重たい荷物を動かす作業によって起こる背中の痛みを解消できます。

重量物をあつかう作業で腰や背中に痛みが発症する理由を以下で紹介させていただきます。
体重の25%の荷物を持った場合、背中には体重の約3倍、腰には体重の約4倍の負荷がかかるとされています。
例えば、体重が60kgの方が、15kgの荷物を持ち上げた場合、背中には体重の約180kg、腰には体重の約240kgの負荷がかかります。
こういった負荷のかかる荷物の持ち下ろしをおこなうことで、腰背部の筋肉が疲労して硬くなり、その状態で作業を続けていると痛みが発生するのです。
重いものを持ち上げる際に、不適切な姿勢でおこなうことで、腰や背中周辺の組織にかかる負荷が増加します。
その一つとして、重量物を持ち上げる姿勢です。
重量物を持ち上げる際に、腰や背中を前に倒しすぎると、背骨のクッションの役割をする椎間板に大きな圧力がかかり、損傷しやすくなります。
また、同じく重量物を持ち上げる際に、腰や背中を後ろに反らしすぎると、背骨同士が接している関節に大きな圧力がかかり、損傷しやすくなります。
こういった、物を持ち上げる際の不適切な姿勢が、背中や腰を痛める要因です。
他に、持ち上げる荷物と体との距離が離れるほど、腰や背中に負担をかけます。
例えば、
20kgの荷物を体から20センチ離してもつと、腰に180kgに負荷がかかる
20kgの荷物を体から50センチ離してもつと、腰に459kgに負荷がかかる
と、荷物を持ち上げる際に体から離せば離すほど、腰や背中に負担をかけることになり、痛みが発症する要因です。

重量物を繰り返し持ち上げる作業をすることで、腰や背中を痛めないような持ち上げる方法を以下で紹介させていただきます。

物を持ち上げる際には、体から持ち上げるものとの距離を離さないで、できる限り密着させてください。
そうすることで、腰や背中にかかる負荷が軽減できます。
物を体と密着させて持ち上げるためには、荷物の位置をひざとひざの間に置いて持ち上げるのが理想です。

物を持ち上げる際には、腰や背中に負荷をかけすぎないために、体を前後に傾けすぎず、中間の状態の姿勢でおこなってください。
そのためには、物を持ち上げることをスタートの姿勢は、ひざ関節と股関節をしっかり曲げてしゃがむこと状態にしてください。
また、物を持ち上げるときに足の幅を広げることで、体の重心が足の幅のなかに収まりやすくなり、倒れにくくなり、安定性が増します。
また、足幅を広げることで、股関節、膝関節、足首の関節などが、より自然な位置に配置され、それぞれの関節についている筋肉が効率的に働き、力を安定して発揮しやすくなります。
そうすると、体のブレもなくなり、物を持ち上げる操作を安定して、腰や背中の負荷が軽減して損傷を防げます。

荷物を持ち上げたい場所に、荷物を台車などで運び、持ち上げる垂直の距離を最小にする工夫をしてください。
そうすることで、腰や背中への負荷による疲労が減り、痛みが発症することを防げます。

体をねじりながら物を持ち上げることで、筋肉や関節に不均衡や不安定な圧力がかかり、損傷を引き起こす可能性が高まります。
ですので、物を持ち上げるときは、いったん、垂直に持ち上げてから、方向転換をしてください。

一気に物を持ち上げると、筋肉や関節にかかる最大の負荷量が大きくなります。
ゆっくりとスムーズに持ち上げると、筋肉や関節にかかる最大負荷の量を下げ、腰や背中を痛めにくくなる。

前章の物を持ち上げる際の注意点を総合すると、
・足の位置は、肩幅かそれより広めに足を開く
・つま先は、やや外側を向け、ひざもつま先の方に向けて曲げる
・股関節と膝関節をしっかり曲げて腰を落とし背中をなるべくまっすぐに保つ
・物を持ち、体に近づけて物を持つ・膝と股関節を伸ばし、背中をまっすぐに保ちながら、体全体で持ち上げる
というようなポイントを意識して物を持ち上げることで、腰や背中への負荷が軽減して、損傷を防げます。

持ち上げる物が多い場合、早くやろうとして、体に負荷をかけるフォームをとってしまうことが多いです。
重量物の持ち上げによって腰や背中を痛めてしまうと、仕事だけでなく、ちょっとした日常生活動作にも支障が出て、ストレスが心身にかかります。
それを防ぐためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも荷物の持ち上げで腰や背中の痛みへのお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、腰や背中の痛みへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

先日、50歳男性の方が、腰痛を訴えて来院されました。
きっかけをお聞きすると、肩の手術のために3週間ほど入院をしてからとのこと。
入院時はそれほど感じていなかったが、退院して家に帰ってから、何もしてなくても腰に痛みを感じるようになったそうです。
肩は手術したばかりなので、徐々にしか動かないのはわかっているが、あと1週間で職場復帰するので、腰までしんどいのは仕事がちゃんとできるか不安だということです。
この方のように、入院中はそれほど感じなかったが、退院後、自宅で過ごしていると、特に思い当たる理由もなく腰に痛みが発生する方が少なくありません。
そこで今回は、長期入院後、自宅に帰ってから腰の痛みが発生する理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、退院後に腰の痛みによって仕事ができるかどうかの不安を解消できます。

入院後、特に思い当たる理由もなく腰痛が発生する理由は、以下のことが考えられます。
入院中は、まだまだコロナの影響もあって、動けるスペースが制限されることもあって、活動量が減り、1日のほとんどをベッドの上で過ごします。
研究によると、寝たきりで筋力の使用量が低下した場合、1日で約3〜5%、1週間で約20%の筋肉が減少すると報告されています。
寝たきりでないにしても、入院による活動量の低下により筋力の低下は避けられないところです。
退院後は、入院時よりは、活動量が増えます。腰は、 上半身の重さを支えたり、立ち上がる・歩く・物を持ち上げるなどの動きの中心でありるため、体の中で最も負荷がかかりやすい部分です。
つまり、入院による腰を支える筋力の低下が、日常生活動作による腰への負荷に対応できないため、退院後に腰痛が発生しやすくなります。
入院により活動が低下すると、関節が十分に動かされない状態が続きます。
そうすると、関節周囲の組織が硬くなり、関節の動きが制限されます。
退院後、関節の動きが悪くなっている状態で活動量が増えると、ぎこちない動作となり、それにより、特に腰の関節に不自然な負荷がかかります。
これが腰の痛みが生じることにつながります。
入院により、長時間の安静状態でいると、1週間もすると、血管の弾力が低下し固くなっていきます。
これは、活動の低下により、血管の細胞に刺激が入らず、血管の古い細胞が新しい細胞に入れ替わるスピードが落ちるからです。
血管の弾力が落ちると、血液を体に送り出す力が低下して、特に下半身や腰の血行が悪くなります。
そうすると、退院後に活動を再開したことによって、必要な酸素や栄養素といったエネルギーが、血液を通して腰周辺の組織への供給が滞りやすくなります。
これにより、腰周辺の組織がエネルギーが不足を起こして、腰痛を引き起こすことがあります。
入院による長期間の活動制限により、脳から痛みを抑える神経の機能が低下することがあります。
この機能が低下すると、今まではそれほど感じなかったちょっとした痛みの信号を強く感じます。
入院中の活動低下により、この抑制する機能が弱まり、退院後に活動が増え腰に負荷をかけることで、腰の痛みを感じやすくなります。

入院中は活動量が減るため、腰周辺のの機能が低下して、腰痛が引き起こされます。
ですので腰痛の要因となっている低下した腰周辺の機能を回復させる方法を、以下で紹介させていただきます。

徐々に運動を再開することで、筋力は回復できます。
その方法として、 無理のない範囲でウォーキングから始めることをおすすめします。
最初は15分程度から始め、徐々に時間を延ばしていってください。
その際にが、ヒモ靴のウォーキングシューズで、足元に力が入りやすい状態でおこなってください。
腰を中心に、以下のような軽いストレッチをおこなって、関節に刺激を入れて、柔軟性を向上させることをおすすめします。

上向きで寝て、両ひざを曲げます。そのままひざを横に倒し、その状態で10秒間、キープしてください。
反対側も同じようにおこなってください。これを3回ずつ繰り返してください。

上向きで寝て、両ひざを両手で抱えます。
腰の筋肉が伸びるのを感じたら、シーソーのように体を上下に。10秒間、揺らします。
これを3回、繰り返してください。

四つんばいの状態になり、ひざは股関節の真下に置きます。
両手を前方に伸ばしながら、お尻の位置を動かさずに、胸を床へ近づけ、おでこを床につけます。
胸やおなかが伸びるのを感じたら、その状態で10秒間、キープしてください。
これを3回、繰り返してください。

39〜41度に設定した湯船にゆっくりつかったり、ホットパックを腰やおなかにあて、外部から温熱を体に入れてください。
そうすることで、筋肉や血管が緩み、血流が向上します。
また温熱が体に入ることで、血管の細胞の活動が活発となり、血管の弾力性が促されます。

痛みを抑える機能の脳は、大量の酸素を必要とします。脳に酸素を十分に供給することで、痛みの調整する機能が正常に働きます。
ですので、脳に酸素を取り込むため、意識的に深呼吸をおこなうことが有効です。
その方法ですが、4秒間かけて鼻から息をゆっくりと吸い込みます。
息を吸い込む際、おなかがふくらむように意識してください。
その後、6秒間かけて口からゆっくりと息をはき出します。
息をはき出す際、おなかがゆっくりと凹むように意識してください。
これを10回、繰り返してください。
吸うときには「息を吸っている」、息をはくときには「息をはいている」ということに意識を集中すると、より効果が高くなります。

筋力だけを見ても、入院で1日安静にしていると回復に1週間、1週間安静にしていると回復に1か月を要すると言われています。
こういたことを見ても、退院後にいきなりフルで活動することは難しいものです。
特に、体の動きの中心になる腰への負荷が耐えられないために、今回のような症状が起こりがちです。
入院で低下した腰周辺の機能を回復させるには少し時間がかかることを前提に、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも退院後に発生した腰の痛みがなかなか回復しないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、腰痛への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

先日、60歳代女性の方が、腰痛で来院されました。腰が痛くなったきっかけをお聞きすると、町内会の収支報告の会合で、2時間近く、パイプイスに座ったためだそうです。
会議中に腰が痛くなり始めたのですが、周囲に町内の方もいらっしゃったので、途中で立ち上がって腰を伸ばすわけもいかず座り続けたと。
家に帰ってからも腰の痛みが続いて、今に至っているとのことでした。
このように、どうしても座り続けるシチュエーションのため、腰が痛くなっても我慢される方が少なくありません。
そこで今回は、イスに座り続けることで腰が痛くなる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、座り続けざるえないことで腰が痛くなった後に、フォローする方法がわかり、腰痛を軽減できます。

立っているときより、イスに座っている方が、腰にとって楽だと思われがちです。
しかし、実は、腰痛を発症している要因の50パーセントは、イスに座っているときの姿勢によるものだと研究報告がされています。
それは、立っているときより、座っていている方が、腰にかかる圧力が、
“1.4倍”
も増加します。
さらに、姿勢が崩れて前屈みに座っていると、
“2.2倍”
にもなります。
座ることで腰にかかる圧力が増加することで、腰の組織に以下のような負荷がかかり、腰痛が引き起こされます。

長時間、座った姿勢を維持するためには、背骨や骨盤を支える筋肉が緊張し続けるため、疲労が蓄積します。
背骨を支える筋肉の疲労がたまると、筋肉が硬くなります。
その状態で、座り姿勢を維持しようと、筋肉を収縮させても対応できず、腰に痛みが発生します。
また、長時間の座位で、背骨や骨盤周辺の筋肉の柔軟性が低下すると、瞬発的な動きが低下して、立ち上がったり歩いたりといった動きに支障がでます。

長時間、座っていると、姿勢が崩れがちです。
座っている姿勢が、「仙骨座り」と呼ばれる腰が丸まり骨盤が後ろに倒れる姿勢で座っていると、腰の背骨のクッションの役割をする椎間板にかかる圧力が増加します。

この圧力が、長時間、続くと、椎間板が変形し、椎間板ヘルニアのリスクが高まります。
椎間板ヘルニアになると、腰の神経が圧迫されて、炎症が起こり、腰に痛みが発生しやすくなります。

背骨の腰の部分は、本来、前に弓形にたわんで、腰の関節が正常に合わさります。
長時間、座っていることで、腰が丸くなる姿勢になりがちです。
そうすると、背骨の腰の部分は、弓形にたわみが減少して、腰の関節面に不均衡な圧力がかかります。
この圧力が続くと、関節面がすれて炎症を引き起こし、腰痛の原因となる。

長時間、座り続けることで、腰の組織のバランスが崩れ、体にゆがみが生じ、痛みが発生します。
それを整えることで、腰痛が軽減できますので、そのための体操を以下で紹介させていただきます。
下向きで寝て、肘を曲げて、肩の下で立て、上半身の重みが腕にかかった状態で、体を反らしてください。
ゆっくりと呼吸をしながら、この姿勢を10秒間続けてください。

これを5回、繰り返してください。
イスに座り、足を肩幅より広く開いて、太ももの上に両手を置いてください。

足首をつかんで、ゆっくりと息をはきながら、足の間に体を前に倒してください。

この状態を、10秒間、キープしてください。これを5回、繰り返してください。

イスに座ることによる腰痛を予防するなら、こまめに立ち上げることが有効なのですが、町内や学校の会合の場では、そうもいかないことが多いと思われます。
そういったときは、腰痛をひきずらないためにも、自宅に帰ってから、腰へのケアをおこなうことをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも長時間、イスにすわらざるえないことで起こった腰の痛みのお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、腰痛への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

5月になると、気温が上がってきます。
室温が25度以上になる日が続くと、これまで寝ているときに寒くないようにしていた分厚めもしくは重たい布団を、薄い布団にかえて、寝やすい状態にするようにします。
それまで使っていた布団は、次の秋や冬で気温が下がるまで使わないので、自宅の洗濯機やコインランドリーで洗濯をしたり、乾燥や殺菌目的で日光にあてるなどするために、洗濯物を持ち上げて運ぶ動作が増えます。
こういった布団の入れ替え時期に、布団を持ち上げて運ぶ動作によって、腰痛を引き起こされる方が少なくありません。
そこで今回は、布団を持ち上げて運ぶ動作によって腰痛が引き起こされる理由とそれを予防するための方法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、季節の変わり目におこなう布団の入れ替えで起こる腰の痛みを防ぐことができます。

布団を入れ替えるために、短期間で、持ち上げたり運んだりすることで、腰が痛くなる理由を以下で紹介させていただきます。
寒さを防ぐための布団は、分厚いものや重くなる傾向にあります。
そのため、持ち上げた際に、布団の厚さや重さを支えたりバランスをとるために、おなかや胸で布団を受けて、腰が反ってしまう姿勢をとりがちです。
そういった、自然な姿勢をとることで、腰に負荷がかかり、痛みが発生しやすくなります。
布団を持ち上げる際、腰を曲げて持ち上げる、いわゆる「中腰」でおこないがちです。
荷物を持って腰を曲げて持ち上げると、立っているときより腰への負荷が、
“2倍”
も増大します。
そのために、腰の筋肉や関節などに過度なストレスがかかり、腰を痛めてしまいます。
腰の骨は、腹筋や脇腹と背筋などで支えられています。
これらの筋肉が弱かったりバランスが悪いことで、重いものを持ち上げる際に、腰の関節を支えることができず負担がかかります。
そうすると、腰の関節に炎症が起こり、腰の痛みが発症する可能性が高まります。
布団を持ち上げたりおろしたり、運んだりするといった同じ動作を繰り返すことで、腰周辺の筋肉に負荷がかかるのが続き、だんだんと疲労し固くなります。
その状態で、さらに腰を使おうとすると、対応できず痛みがでてしまいます。

布団を持ち上げたり運んだりする動作によって、腰に痛みが出るのを防ぐための方法を以下で紹介させていただきます。

布団を持ち上げる際には、中腰を避けて、いったん、ひざを曲げて腰を落とし、背中をまっすぐに保ちながら持ち上げてください。
足の力を使って荷物を持ち上げることで、腰への負担が軽減できます。

荷物を運ぶことで腰痛を予防するためには、腹筋や背筋の筋力の増加が効果的です。
しかし、それらの筋肉は、一長一短ではつかないものです。
ですので、腰をサポートする道具であるコルセットをうまく活用することをお勧めします。
布団を持ち運びするときは、コルセットを腰に巻いて、腰をサポートしてください。
ただし、コルセットは、正しく巻かないと効果が出ませんので、
・コルセットの上縁がおへそ、下縁が骨盤の上部になるように装着する
・息を吸っておなかをへこました状態で、骨盤にかかるように装着する
・腰からおなかにむけて、斜めにバンドを伸ばし固定する
・コルセットをしめるテープやひもは、強めに引っ張り止める
・コルセットの中心と背骨を合わせて装着する
ことを意識してコルセットを装着してください。
また、コルセットをつけて布団も持ち運びするうちに、コルセットの固定が緩んできます。
こまめに、コルセットを締め直して、布団の入れ替え作業をおこなってください。

冬布団は重たいもしくは分厚いので、持ちにくいものです。
ですので、面倒かもしれませんが、腰に負担をかけるのを減らすためにも、一度に運ぶのではなく、分けて運ぶことをおすすめします。

こういった布団の入れ替えは、モチベーションや集中力がいるため、一気に作業をやりがちです。
しかし、長時間、同じ姿勢や動作を繰り返すことで、腰に負担がかかるため、適度に休憩をはさんで、腰を休める時間帯を作ってください。

布団の機能は進化して、どんどん軽くてあったかくなっています。
とはいえ、冬布団は、その大きさや枚数の多さで、仕舞う作業には大きな労力が入ります。
また、次の秋や冬になって布団がいい状態で取り出せるためにも、頑張っておこなわれる方も多いと思われます。
頑張られて布団の入れ替え作業をされている方が、腰を痛めるのを防ぐためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも布団の入れ替えのために腰の痛みが発生するようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、腰痛への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

ひざや股関節に症状をお持ちのシニアの方から、
「何もしてないのになんで肩がこんなにこるんですか?」
という質問をよくお受けします。
下半身の症状に加えて、肩こりまで感じることで、気持ちが落ち込むともお聞きします。
そこで今回は、ひざや股関節に症状をお持ちのシニアの方が、肩こりを感じやすくなる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、肩こりに悩まされることがなく、ひざや股関節の回復に集中できます。

ひざや股関節の症状をお持ちのシニアの方が、肩こりも感じることへの関連について、以下で紹介させていただきます。
頭から足の先まで、体のシステムは一つにつながっています。
ですので、体の一部に問題がある場合は、他の部位で代わりの働きを強いることがあります。
例えば、ひざや股関節の痛みがあると、歩行や立ち上がりなどの動作の制限が生じます。
そうすると、ひざや股関節の動きをカバーするために、腕で体を支えたり持ち上げたりすることで、肩に負担がかかります。
その結果、肩がこることが発生しやすくなります。
ひざや股関節の症状がある場合、姿勢が崩れやすくなります。
例えば、歩行する際に、ひざや股関節の痛みを軽減するために、健康な部位へ重心を移します。
それによって、下半身の姿勢のゆがみが発生し、それを肩の位置を変化させることで補正して、バランスをとります。
そのため、肩に余分な負荷がかかり、肩こりが生じる可能性があります。
ひざや股関節の症状により、立つ、歩くなどといった日常の活動が制限されがちです。
例えば、ひざや股関節の痛みから、座って活動しない時間が長くなります。
そうすると、肩を動かす量も減ることで筋肉が硬くなり、肩こりが生じる可能性が高まります。

ひざや股関節に症状に伴う肩こりを解消するためには、肩だけではなく、背中や腰の柔軟性が必要です。
というのも、ひざや股関節の症状から、体の動きが制限されたときに、肩だけでカバーするのではなく、肩とともに背中や腰も連動して動くことで、肩への負担を軽減できるからです。
そのための体操を以下で紹介させていただきます。
イスに浅く腰掛けて、背筋を伸ばしてください。

⬇︎
左右の手のひらを合わせて指を組んでください。

⬇︎
指を組んだまま胸の前に上げて、肘を伸ばし、前方に突き出して、肩甲骨を外に広げ、10秒間、キープしてください。

⬇︎
腕をゆっくりと頭の上に上げて、腕を天井側に伸ばして、10秒間、キープしてください。

⬇︎
頭の上にあげた腕を、ゆっくりと下ろして、手のひらを頭の上に置いてください。

⬇︎
頭の上にのせた手のひらを、頭の後ろに回してあててください。

⬇︎
手のひらを頭の後ろにあてたまま、肘を外方に開いて、胸を突き出すように広げ、10秒間、キープしてください。

⬇︎
頭の後ろに手をあてたまま、肩の力を抜いてください。

⬇︎
指を組んだっまま、 ゆっくりと頭の上にあげて伸ばし、10秒間、キープしてください。

⬇︎
指を踏んだまま、ゆっくりと両手を胸の前に下ろして、前方に伸ばし、肩甲骨を外方に広げて、10秒間、キープしてください。

⬇︎
伸ばした腕を下ろして、元の姿勢に戻してください。

これを、3回、繰り返しておこなってください。

シニアの方が、ひざや股関節に症状があると、だんだんと体のバランスが崩れたり、活動量が低下することで、2次的に肩へ影響がおよびます。
そういった肩こりを少しでも軽減して、ひざや股関節の症状の回復に集中するために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも下半身の症状に伴って発生する肩こりのお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、肩こりへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広