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姿勢 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 9の記事一覧
先日、お体のメンテナンスを定期的にされる60歳代の女性の方が来院されました。
最近のお体の状態をお聞きすると、脇腹の筋肉がよくつるようになったそうです。
玄関に座って靴をはこうと前屈みになったときに、脇腹の筋肉をつったのがきっかけで、寝返りとうったり、車の助手席に乗っていてもつってしまうとのこと。
脇腹の筋肉が硬いせいかと思い、セルフケアとして側屈の体操で脇腹を伸ばそうとすると、かえって脇腹がつりそうになったとのことでした。
ふくらはぎの筋肉がつるこむら返しと違い、脇腹の筋肉をつってしまうと、おさめるのがなかなか難しいです。
そこで今回は、体を前に倒したり、ねじることで、脇腹の筋肉がつってしまう理由とそれを予防するための方法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、日常の動作の中で脇腹の筋肉がつってしまうことを軽減できます。
脇腹は3つの筋肉で構成されています。
3つの筋肉は、ろっ骨・骨盤・おなか・背中と、広範囲につながっています。
脇腹の筋肉の働きは、
・内臓の保護と支持
・肺から息をはきだす際の補助
・排便、排尿、分べんなど、力むときに腹圧をあげる
・体幹の前屈、側屈、回旋、固定
・物を持ち上げるときに腰や骨盤を支える
など多岐にわたります。体を前屈をさせるのは、脇腹の筋肉が主要な働きをしますが、関節としては、腰の骨と股関節が関わってきます。
体を前に倒したり後ろに反ったりする動作は、
「腰椎骨盤リズム」
と呼ばれる腰の骨と股関節が同時に連動しておこなわれます。
腰の骨と股関節の連動がうまくいっていないと、脇腹の筋肉に負荷がかかります。
その結果、脇腹の筋肉がつりやすくなります。
つまり、腰の骨と股関節の動いをケアすることが、脇腹の筋肉をつることへの予防につながります。
脇腹の筋肉に負担を減らすために、以下で腰の骨と股関節の連動を整える方法を紹介させてただきます。
床に手とひざをつけて四つんばいの体制をとります。
息をはきながら、おなかを緩めて、ゆっくりと背中を丸めます。
四つんばいの姿勢に戻します。 息を吸いながら、背中を反らしてます。
これを3回、繰り返してください。
片方の足をひざを90度に曲げて前に出し、両手を前に出したひざの上にのせます。
もう一方の足を後ろに伸ばして床にひざをつけます。
前に出した足のひざをゆっくり曲げて、重心を前にかけます。
後ろに伸ばした股関節の前面が伸びるのを感じたらOKです。
ゆっくりと元の状態に戻します。反対側も同様におこないます。
これをこれを3回、繰り返してください。
両足を伸ばして床に座り、台の上に両足をのせ、足首は90度に曲げます。
体を前屈をして、10秒間、キープします。
太ももの裏からひざ裏が伸びるのを感じたらOKです。
これを3回、繰り返してください。
脇腹の筋肉は、いろいろな機能を担っているために、痛めてしまうと日常生活に支障が出ます。
それを予防するための方法を、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも脇の筋肉がつりやすいようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に筋肉がつることへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
寒い時期に外で、販売や受付、警備など、じっと立って動きの少ないお仕事中、頭痛を伴う肩や首のこりを発症する方が少なくありません。
その理由として、寒さにより体が冷えることで、血流の悪化や筋肉が硬くなりそのような症状を引き起こしてしまいます。
これに対する対処法については、当院のブログでも紹介しておりますので、参考にしていただければ幸いです。
また、そのほかに考えられる要因として、「排尿の我慢」です。
仕事中、尿意を感じても持ち場を離れることができず、これらの症状を引き起こす場合があります。
そこで今回は、尿意を感じても我慢することで、頭痛を伴う肩や首のこりが発症する理由と体への影響、その対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、寒い外でのお仕事をすることで、頭痛を伴う肩や首のこりを発症させるを予防できます。
寒い環境にいることで、体温の調節とぼうこうの反応によって、尿意が促進されます。
尿は、腎臓で血液から余分な水分と老廃物を取り除かれたもので作られています。
尿の元となる血液は37度前後の、いわば酸素や栄養の入った温かいお湯であり、それが全身に巡ることで、体温を保ち体の筋肉や内臓が機能します。
寒冷な環境では、血液を冷やさないように、皮膚表面に流れる血液の量を減らし、体の内側に血液を集めます。
内臓に血液が集まることにより、腎臓を通る血液も増えます。
結果、尿の精製量も増えることで、ぼうこうにたまる尿がたまりやすくなり、尿意を感じやすくなります。
尿をぼうこうにためたり、排出したりるるのは、脳からの司令によって制御されています。
しかし、人の体は、寒さの刺激を感じると、その刺激の情報を脳に伝えるのと同時に、ぼうこうを支配している神経が独自で反応して、ぼうこうを収縮させる命令を発します。
そのことによって、寒さを感じると尿意が発生しやすくなります。
尿を排出することを我慢すると、頭痛を伴う首や肩のこりが発症する理由を以下で紹介していきます。
尿意を我慢すると、排尿しないためにぼうこうに尿がたまり膨らみます。
膨らんだぼうこうが、おなかの空間を圧迫して、腹圧が上昇させます。
腹圧が上昇すると、おなかが膨らみ、腰がそるような姿勢となる。
その姿勢の崩れを調整するために、首や肩の筋肉が過剰に働くことで疲労して、首や肩のこりを引き起こしやすくなります。
尿意を我慢することは、脳はストレスを感じます。脳と首や肩の筋肉は、極めて密接な関係にあります。
脳がストレスを感じると、同時に首や肩の筋肉も反応して、こりや痛みが発生しやすくなります。
排尿を我慢すると頭痛を引き起こす理由は以下のことが考えられます。
排尿を我慢するには、息を止めて力むという動作をとります。
便が出ない時に踏ん張ったり、高い場所で耳が詰まったときに耳抜きする動作でもあります。
これは、排尿を抑制するために腹圧を上げる動作であり、これによって胸の圧が上昇します。
心臓や肺がある胸の圧が上昇すると、血圧が上昇します。
それによって、頭部の血流に影響を与え、頭痛を引き起こす可能性があります。
排尿を我慢することで、腹圧の上がり、首、肩の筋肉が緊張します。
これによって、頭部への血流が不足したり、神経が圧迫されることで、頭痛が生じる可能性があります。
排尿を我慢することで、健康に悪影響が出る可能性があります。以下で考えられるデメリットを紹介します。
ぼうこうは尿をためることができる袋です。
その袋から尿が排出されて空っぽのときは、袋の分厚さは1.5センチほどあります。
尿がたまっていくと、水風船のように膨らみ引き伸ばされて、袋は3ミリほどの厚さになります。
長時間にわたって排尿することを我慢していると、ぼうこうが伸びきって、縮まなくなる可能性があります。
そして、将来的に、尿を排出する能力が低下して、健康に影響を与える可能性が出てきます。
排尿を我慢することで、尿が長時間、ぼうこうにたまり、それによって大腸菌などの細菌の増殖しやすくなります。
それによって、ぼうこう炎や尿道炎、腎盂腎炎などの感染症を引き起こすリスクが高まります。
尿を我慢することは、尿の通り道を閉めたり開いたりする筋肉を適切に使わない時間が増えます。
この筋肉が収縮したり弛んだりするバランスが崩れます。
それによって、意識的に排尿をコントロールする機能が低下します。
長時間、排尿を我慢すると、血圧が上昇します。
その血圧が上昇した状態で、トイレにいって排尿を始めると、急激に血圧が下がります。そうすると、脳への適切な血液が供給されず、気を失うこともあります。
これは、「排尿失神」と呼ばれるもので、意識の喪失以外では一般的には無害とされています。
しかし、失神することによっての転倒により、打ちどころによっては、大きな事故につながります。
基本的には、長時間、排尿を抑えるのは、体にとってデメリットしかありません。
しかし、業務上、何度も持ち場を離れるわけにはいかかない方も多いかと思われます。
以下で、外の寒冷な環境下でも、業務中になるべく尿意を感じる頻度を減らすための方法を紹介していきます。
尿意は体に寒さを感じることで起こりやすくなります。
寒さを感じにくくするためには、体温を上げる必要があります。
そのためには、筋肉の活動が不可欠です。
しかし、仕事中に体を派手には動かせないかと思われます。
仕事中でもできる筋肉への刺激として、
「貧乏ゆすり」
をおすすめします。
その効果は、足を細かく5分間、ゆすることで、体温を2度も上がるとされています。
寒冷な気温の環境下で仕事をする際には、体の体温が外部に出ないように、十分に保温できる服装が必要です。
特に腹部や腰回りを、腹巻きやスパッツなどで温かく保つことで、ぼうこうに冷えが入るのを軽減できます。
カイロや電熱ベストなど、温熱グッズを使って体を温めてください。
これによって、外部からの寒冷刺激を防ぎ、排尿への頻度を減らすことができます。
寒冷な環境で働く場合、温かい飲み物をとることも効果的です。
温かい飲み物は体を内側から温め体温を上げて、少し汗をかくことで、排尿の頻度を抑えるのに役立ちます。
寒い環境下では、呼吸が浅くなりがちです。
深呼吸をすることで、呼吸するための筋肉が動き、体が発熱します。
また、体に酸素が取り込まれることで、内臓の働きが活発になり、体温も上昇します。
そのことによって、尿意を感じる頻度を抑えることができます。
長時間、外の寒冷の環境下でのお仕事後に、頭痛や首肩の痛みだけでなく、血尿やめまい、吐き気や発熱といった症状が出た場合は、すみやかに内科や泌尿器科の病院で検査・治療を受けてください。
排尿は体にとって、生命の維持にもかかわる必要不可欠な行為です。
しかし、寒い環境の中でお仕事をしている方にとっては、どうしても我慢を強いられることが多いと思われます。
原則としては、尿意に従ってトイレに行ってほしいのですが、業務に支障が出ないように排尿の頻度を抑える工夫として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
寒い環境下でお仕事をすることで、肩や首のこりでお困りでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に冷える環境への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
内閣府による「高齢社会白書」によると、シニアの方の寝たきりの要因の4位に、「転倒・骨折」が報告されています。
ちなみに、1位は認知症、2位は脳の血管の病気、3位は加齢による衰弱 が上位の要因となっています。
当院でも、昨年は、数人のご高齢者のかたが、転倒することで、骨折や打撲などのゲガをされました。
ケガが治った後も、それをかばった部分に2次的な痛みが発生して、完全に治癒するまでに時間がかかってしまいます。
また、転倒をしてしまうと、ご自身の体力に自信がなくなって、引きこもりがちになり、生活の活動レベルがどんどんさがるという、「転倒後症候群」と呼ばれる悪循環も呼び込みます。
そういったことを防ぐために、今回のブログでは、シニアの方が転倒しやすい理由と、その対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、家の中や外出時などで転倒することを予防できます。
厚生労働省による令和3年人口動態調査によって、65歳以上の方が、転倒・転落・墜落することで9,509人が死亡されてと報告されています。
その死亡事故数は、交通事故の4倍にもなります。このように、ご高齢のかたが転倒し、重大な事故を引き起こす身体的な理由を以下で紹介させていただきます。
筋力の低下は、40歳代ぐらいから始まります。
また、50〜60歳は年間、1〜2パーセント、60歳以上は年間、3パーセントづつ筋肉量が低下が見られる場合があります。
地球上に暮らす人間は、常に重力が体にかかっています。
筋肉の機能の一つとして、重力で体が倒れないように支える働きがあります。
筋力が落ちることで、重力の負荷を支えることができなくなり、転倒につながります。
人間が立ったり歩いたりするときに、バランスを取るために、視覚・三半規管・足の裏の感覚などいった感覚を使います。
加齢によって、これらの機能が低下することで、バランスを崩しやすくなり、転倒しやすくなります。
慢性的な病気、もしくはひざや腰などの痛みによって、立位や歩行などの日常生活の動作をする際に、ふらつきやすくなり、転倒のリスクを高めます。
転倒を予防するためには、地面に近く、重要な働きをするふくらはぎをトレーニングする必要があります。
そのトレーニングとして、
・ふくらはぎの筋肉を強くする運動
・ふくらはぎの筋肉を柔らかくする運動
・バランスを強化する運動
を以下で紹介させていただきます。
壁に手を置いて、ひざを軽く曲げて立ちます。
ゆっくりとかかとを持ち上げてつま先立ちをしてください。その状態で5秒間、キープします。
5秒間、かかとを持ち上げたら、ゆっくりと下ろしてください。
これを5回繰り返してください。
壁に手を置いて、片足を前に出して、出した足のつま先をあげて、壁にあてます。
前に出した足のかかととを床につけたまま、股関節とひざお軽く曲げてます。
前に出した足のつま先を、壁に押し付けるようにすることで、ふくらはぎが伸ばされます。
この状態を10秒間、キープしてください。
終了したら、反対側の足も同じようにおこなってください。
これを交互に2回づつおこなってください。
背筋を伸ばしてまっすぐに立ちます。
片方の足を前に出して、出した足に体重を移していきます。
後ろの足から前の足に体重を移動します。体重が前の足に移動できたら、両足をそろえます。
足を後ろに引き、後ろの足に体重をかけます。
後ろの足に体重がかかれば、残った足を戻し、足をそろえます。
春になると衣替えや花見など、家の内外での活動機会が増えてきます。
そういった季節に、転倒するリスクや不安を少しでも減らすために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも転倒する不安が解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられて、お体のバランスを整えることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に歩行に関するブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
裁縫が好きな方は、ご自身やお子さんの服や家のちょっとした小物を、自作されることをよくお聞きします。
それと同時に、裁縫ができることを家族や友人に知られているので、ちょっとしたほつれやボタンの修繕を頼まれたり、お孫さんの学校の用具やズボンのすそ上げなど、いろいろと依頼されることも多いようです。
頼られるのはうれしいのですが、裁縫することが続くと、それによって肩こりに悩まれる方が少なくありません。
そこで今回は、長時間、裁縫をすることで肩こりが発生する理由と、その対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、裁縫することによって起きる体への負荷を取り除けます。
通常、人の自然体の立ち方を前方から見ると、手のひらが若干、見えます。
しかし、裁縫をよくされておられる方の立ち姿を前方から見ると、腕が内側にねじれて、手の甲が前面にみえる状態が多いです。
この姿勢は、「巻き肩」といわれるもので、体にゆがみが出ています。
裁縫は、長時間、肩や腕を内側にねじる動作でおこないます。
そのために、こういった巻き肩の姿勢になってしまう方が多くなります。
巻き肩を引き起こす裁縫動作は、背中にある肩甲骨が外方と上方に引っ張ります。
肩甲骨は、ろっ骨の上にのっているだけなので、そのメリットは肩を広い角度で使えることで、デメリットは不安定であることです。
ろっ骨の上にのっている肩甲骨を支えるために、体の前面・側面・後面の筋肉が、バランスよく引っ張ります。
裁縫をすることで、長時間、肩甲骨が外方と上方に引っ張られ、肩甲骨に付着している胸や肩・背中の筋肉に、負荷がかかって硬くなります。
そのために、肩甲骨が元の位置に戻ることができず、巻き肩の姿勢を引き起こし、結果、肩こりを引き起こしてしまいます。
肩こりは、その痛みだけではなく、ひどくなると、吐き気や頭痛、不眠など体に不調を引き起こす症状です。
裁縫をスムーズに続けるためにも、巻き肩による肩こりをケアされることをおすすめします。
裁縫は、時間を忘れてついついおこなってしまいます。
お茶を飲んだりトイレにいったり、ちょっとした休憩の間に、3分間、寝転がるだけでできる巻き肩による肩こりを解消するための体操を以下で紹介していきます。
この体操のポイントは、手のひらの向きです。
裁縫の動作は、肩や腕を内側にねじるため、手のひらは下を向きます。
まずは巻いたバスタオルと用意して、床に引きます。
それを肩甲骨の間にあてるように、手のひらを上に向けて、上向きで寝ます。
そのまま頭の方にあげて、特に体に力を入れないで、腕の重みのみで体を伸ばします。
手のひらを上向きの状態から、腕を上げ始めて、頭に上げ切ると、最終的には、手のひらは床の方向に向きます。
その状態のまま、深呼吸をしっかりしながら、1分間、その状態をキープします。
上向きで状態のまま、手のひらを天井の方向に向けて、腕を体に対して、90度の角度で開き、特に体に力を入れないで、腕の重みのみで体を伸ばします。
その状態のまま、深呼吸をしっかりしながら、1分間、その状態をキープします。
上向きで状態のまま、手のひらを天井の方向に向けて、腕を体に対して、45度の角度で開き、特に体に力を入れないで、腕の重みのみで体を伸ばします。
その状態のまま、深呼吸をしっかりしながら、1分間、その状態をキープします。
裁縫は、ご自身の手で作品を作り上げる達成感がたまらない、というお話をよくお聞きします。
それだけに時間を忘れて集中してしまいがちです。
その楽しい裁縫を、巻き肩による肩こりによって邪魔されないためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも裁縫するこによる肩こりが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に肩こりへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
60歳代の女性の方が、股関節の前面の痛みで来院されました。
きっかけをお聞きすると、ウォーキングを30分ほどして、家に帰ったら痛みが発生したとのこと。
健康のためにとウォーキングを始めたら、かえって痛みが出てしまって、再開する自信がないとも。
ウォーキングは、
・生活習慣病の予防
・呼吸や心臓機能の向上
・持久力の強化
・体脂肪の燃焼
・筋力の増加
・骨密度の強化
・ストレスの解消
・腸の機能改善
・睡眠の質の向上
など効果が高い運動です。
長期的に健康を考えても、ウォーキングすることをあきらめないでほしい。
そこで今回は、ウォーキングをすることによって、股関節の前面に痛みが出る理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、ウォーキングで股関節を痛めずに健康を続伸できます。
股関節は、人間の体の中で最も大きい関節です。
それだけに、ウォーキングをする際には、主力の動力となる大切な部位です。
そのウォーキングする際のモーターとなる股関節の前面に痛みがでる理由を、以下で紹介させていただきます。
歩くと股関節の前面に痛みが出る場合は、骨盤が前に倒れて、筋肉に負荷をかけている可能性があります。
股関節の前面には、「大体四頭筋」や「腸腰筋」といった歩行や姿勢の維持に重要な働きをする筋肉があります。
骨盤が前に倒れた状態で歩き続けると、これらの筋肉が過剰に引き伸ばされて硬くなり、股関節の前面に痛みが発生します。
背中の筋肉は、体をまっすぐな姿勢に保つ働きがあります。
背中の筋肉が弱ることで、体を支える力が弱くなります。
弱くなった背中の筋肉を補い、姿勢を維持するために、股関節の前面を突き出すように、骨盤を前に倒して、体の前後の筋肉をバランスをとります。
その結果、股関節の前面に負荷がかかり、痛みが発症します。
歩行する際に、つま先はブレーキの働きをして、かかとはアクセルの働きをします。
常に重心がつま先にある状態で歩くと、ブレーキを常にかけながら歩いています。
そうすると、歩行時にブレーキの衝撃が股関節の前面にかかり、痛みが生じます。
ウォーキングの際に股関節前面に負荷をかけすぎないための対処法を以下で紹介させていただきます。
床に座り、ひざを曲げ、足は肩幅に広げ、つま先は外に向けます。
両腕の手のひらを、体の後ろについて、体を支えます。
両手で体を支えながら、両方のひざを同じ方向にゆっくり倒します。
このとき、足の裏は床から離れても大丈夫です。
反対方向にも、同じようにおこなってください。
これを10回繰り返してください。
床に、親指側を天井方向に向けて、両手を前に突き出し、下を向いてます。
その際に、枕もしくは折り畳んだタオルを胸の下に入れます。
片手は伸ばしたまま床につけて、もう片方の腕を上げ、上半身をゆっくり起こします。
腕を交代して、同じようにもあげてくだい。
この動きを、5回ずつおこなってください。
足を肩幅に開いて立ち、股関節の前面を軽く前に突き出し、つま先に重心をかけて立ちます。
少しずつ、突き出した股関節と腰を後ろに引きながら、足の裏の重心をかかとに移行して、重心がかかとに乗る位置で止めます。
これを10回繰り返してください。
ウォーキングは、お体の状態に合わせて、その頻度や負荷のかけ方を調整しながら行う必要があります。
ご自身にあったウォーキング量を探っている最中に、股関節の前面を痛めることもあります。
それによって、せっかく健康のために始めたウォーキングへの意欲を低下させないためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも股関節前面の痛みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に股関節前面のへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広