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姿勢 | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧
ゴールデンウィークに突入するこの時期は、春から初夏に変わっていく季節の変わり目です。
この時期は、暑いような寒いような、気温が中途半端で、体が対応できず、体調を崩される方が少なくありません。
そのためか、最近はあまり表立って報道で取り上げることが少なくなりましたが、身近の方でコロナウィルスに感染して、お仕事や学校をお休みされているお話をよくお聞きします。
そこで今回は、春から初夏に変わるこの時期に、体調を保つために必要なこととその方法を紹介していきます。
このブログを読んでいただくことで、季節の変わり目を健康を維持して乗りこえることができます。
体の健康を保つには、「刺激」「栄養」「酸素」の要素が必要にです。
それらの3つの要素を体に取り入れるための方法はいろいろありますが、その一つとして、
「口の機能」
が重要な役割を果たします。
3つの要素と口の機能の健康のためにはたす関係性を以下で紹介していきます。
口の中に食べ物を入れて、歯でかむと、歯の根本に圧力がかかります。
それによって、歯の根本の血管が刺激されて、ひとかみごとに、3.5ミリリットルの血液がポンプのように脳に送られます。
口の中でかむという刺激をすればするほど、20〜40パーセントも脳に送られる血液が増加して、脳が活性化します。
それによって、ですからよくかめばかむほど脳に血液が送り込まれて、脳の機能が活性化します。
脳が活性化すると、反射神経や記憶力、判断力、集中力のが高まり、また、筋肉や内臓などの機能を調整する自律神経の機能も向上します。
他に、奥歯でかみしめる刺激によって、体に力が入りやすくなり、日常生活の動作や姿勢が維持しやすくなります。
つまり、口の中で起きる刺激が、健康増進につながるのです。
口は、食べ物の消化や吸収に関わる消化器官でもあります。
口に食べ物を取り入れて、のどから食道・胃・腸・こう門へと送りこまれていきます。
つまり、口は消化器官の入り口なのです。
口の中でかみ砕き、口の中から分泌される消化や免疫機能がある唾液と混ぜ合わせることで、胃腸への負担が減り、体へ栄養が吸収されやすくなります。
そのことによって、栄養が体にいきわたり、健康を保つことができます。
口の中にある舌をコントロールして、人と話したり、歌を歌うために発声します。
声を出す際には、適切な呼吸が重要です。
口から声を出すことによって、深い呼吸を促進し、肺活量を増やすことができます。
それによって、全身の細胞へ酸素の供給が促進して、体を健康に保つために役立ちます。
口の機能の低下は、「オーラルフレイル」と呼ばれ、病気や体力低下などが引き起こされる可能性が高くなるため、注意喚起されています。
口の機能低下があるかどうかのチェックリストが、日本歯科医師会から発表されています。
そのチェックリストのリンクを以下に貼り付けましたので、目安にしていただければ幸いです。
https://www.jda.or.jp/pdf/oral_frail_leaflet_web.pdf
口の機能は、体の健康に大きな影響を与えます。
ですので、口の機能の維持や向上させるための方法を、以下で紹介していきます。
日ごろからしっかりとしたうがいをおこなうことで、口の中の舌やのどの筋肉が鍛えられます。
その方法ですが、まず、水を口にふくみ、上を向き、のどの奥で15秒ほど、ガラガラとうがいをしてから、水をはき出します。
のどの奥の部分を意識しながら、しっかりとうがいをしていただき、すぐに水をはき出さずに、のどの奥にしばらく水を触れさせておくのも効果的です。
また、水を口にふくみ、ほっぺた全体をふらませて、3回ほど、ブクブクと水を口の中で動かしてから、水をはき出してください。
その際に、ほっぺたの内側の筋肉を、しっかり使うようにしください。
舌をしっかり動かすことで、舌の筋肉が鍛えられます。舌を限界まで口から出して、歯や唇をなめるように、ゆくりを回してください。
これを、右回り、左回りを交互に、3回、繰り返してください。
「イアエイウ」と しっかり発声することで、口が縦や横に大きく開き、口全体の筋肉は鍛えられます。
「イ」の発声は、口の端を横に広げて発声します。
「ア」の発声は、口を大きく開けて発声します。
「エ」の発生は、舌を前に出しながら発声します。
「イ」の発声は、口の端を横に広げて発声します。
「ウ」の発生は、口をすぼめて発声します。
唾液は、消化液であり、消毒液の役割があります。
唾液がしっかり出ることで、体の消化と免疫を補助できます。
唾液を出やすくするためには、口周辺にある唾液が入った三か所ある袋を刺激する必要があります。
その方法ですが、下あごの奥歯のあたりで、耳たぶの前方に指先を当てて、5〜10回、回すようにさすります。
下アゴの淵の内側の柔らかいところをに指を当て、耳の横からアゴの先まで、5〜10回さすってください。
アゴ先の内側に親指の先を当てて、5〜10回、押し上げるように刺激してください。
ガムをかむことで、口周辺の筋肉が鍛えられます。ガムをかむ際には、
・唇を閉じてしっかりとかむ
・同じ歯でかまずに、左右の歯を均等に使ってかむ
・かむときは、背筋を伸ばすこと意識する
・朝と夜の1日2回、5分間を目安にかむ
といったことを意識してガムをかんでください。
口の中の衰えは、健康寿命が低下するという研究報告がされています。
それほど、口の機能と健康は密接な関係があります。
ですので、口の機能を維持し向上させるために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも体の不調に加えて、口の機能の低下も感じられたら、歯科や耳鼻咽喉科、内科などの病院にかかられて、一度、検査されることをおすすめします。
また、それでも春から初夏にかけての季節の変わり目で、体の不調が続くようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に春に起こりやすい体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
今年のゴールデンウィークは、長い方で10連休となるようです。
コロナ禍による自粛も緩和されて、ゴールデンウィークを利用して、帰省される方のお話をよくお聞きします。
帰省するための交通手段としては、車の利用が多いようですが、10キロメートル以上の渋滞が頻繁に発生することが予測されいます。
毎年、ゴールデンウィーク中に、長時間、車を運転することで、運転手の方が腰の痛みを発症されて、つらかったというお話をお聞きすることが少なくありません。
運転中の腰痛は、集中力や注意力の低下を引き起こすため、安全に運転するためにも、こまめなケアが必要です。
そこで今回は、長時間、運転することで腰に痛みが発生する要因と、その対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、腰痛に悩まされずにゴールデンウィーク中の運転を安全におこなえます。
ゴールデンウィーク中に、車で外出する際に、長距離の走行や渋滞のために、長い時間、運転することが多くなります。
そういった、長時間の運転で腰の痛みが発症してしまう要因を以下で紹介させていただきます。
長時間、同じ姿勢で車の運転を続けることで、体の中心部であり、上半身と下半身をつなげる役割がある、腰に負担がかかります。
車を運転する姿勢を維持するために、腰周辺の筋肉が、長時間、緊張し続けることで、筋肉が疲労し硬くなります。
そうすると、運転姿勢の維持や車から伝わる振動の吸収などができなくなり、腰の痛みが発生します。
長時間、車を運転していると、道路から車を通じて運転手に伝わる振動も腰に負担をかけます。
特に、凹凸な路面や急カーブなどの道を通る場合は、体に伝わる振動の負荷が強くなります。
この振動が、腰の筋肉や関節にダメージを与え、痛みを引き起こします。
車の座席に座った際に、車のイスと運転手の腰やお尻の相性も、腰痛を引き起こす要因の一つです。
座面や背もたれが腰や背中の形状に合わないと、運転中に体が安定せず、常に不安定な状態を強いられます。
適切な腰へのサポートをを提供できていない座席によって、運転姿勢を維持するために腰に負担をかけ、それによって腰の痛みを引き起こす可能性が高まります。
運転中は、腰周辺の太い血管を折り曲げたり圧迫されることで、血流が悪くなりやすい状態です。
長時間の運転によって、血液の循環が悪くなり状態が続き、腰周辺の筋肉や関節に必要な栄養や酸素が供給できず、また、老廃物も回収できなくなります。
そのため、腰周辺の組織、特に筋肉が疲労し回復しにくくなるため、腰に痛みが発生しやすくなります。
長時間、運転をする場合は、こまめに休憩をはさんでいただくのが、まずは腰痛予防の基本です。休憩時間の目安としては、
・一般道では。2~3時間の運転をするごとに30分程度休憩
・高速道路では、1~2時間の運転をするごとに30分程度の休憩
を目安に取ってください。
その休憩中に、運転手の方は、腰周辺のストレッチをおこなうことで、運転姿勢で負荷をかけた腰周辺の組織をケアができます。
そのストレッチの方法を以下で紹介させていただきます。
肩幅より広く足を開いて、つま先は外側に向けてください。
ひざ手を当てて、腰を落とします。
肩を開いた両足の間に入れるように体をひねり、その状態を10秒間、キープします。
反対側も同じように体をひねり、10秒間、キープします。
これを左右交互に、3回繰り返してください。
車や壁につかまり、前後に足を大きく開きます。
胸を張った状態で、前に出した足のひざを曲げながら、重心を前方に移動させて、腰を落とします。
後方に伸ばした股関節の前面が伸びたことを感じたら、10秒間、キープしてください。
反対側の足も同じようにおこなってください。
これを左右交互に、3回繰り返してください。
足を交差させて立ちます。
そのまま、息をはきながら、体を前に倒し、後ろの足の太もも裏が伸びたのを感じたら、10秒間、キープしてください。
それが終わったら、足を組み替えて、同じように体を前に倒して、10秒間、キープしてください。
これを3回、繰り返してください。
体の後ろで両手の指を組んでください。
組んだ手を後ろに伸ばしながら、上に上げてください。
胸と背中が伸びたところで、10秒間、キープしてください。
これを3回、繰り返してください。
肩幅ぐらいに足を開いて立ち、頭の上で、片方の手でもう片方の手首をつかみます。
握った側に体を側屈させて、腰から脇が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。
反対側も同じようにおこなってください。
これを左右、3回ずつおこなってください。
ゴールデンウィークのお休みを少しでも有効に使うために、腰が痛くても目的地まで無理に運転を続けてしまったというお話をよくお聞きします。
お気持ちはわかりますが、安全に運転するためや、目的地についてから楽しむためにも、運転手の方は、こまめに休憩をして腰をケアされることをおすすめします。
その方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも長時間の運転で腰の痛みのお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に運転による体のトラブルへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
就寝しようと、布団に入って寝転んだときに、体に違和感を感じ、それが気になって、寝つきが悪くなるというお悩みをよくお聞きします。
普段、立っているときは、肩こりや腰痛は感じるものの、それほど体のゆがみを感じないのに、特に、上向きで寝たときに寝ると違和感を感じてしまうようです。
そこで今回は、立っているときと寝たときの体の変化についてと、寝たときに体の違和感を軽減させる方法について紹介していきます。
このブログを読んでいただくことで、布団に寝転んだときに違和感を解消して、寝つきをよくできます。
立っているときは、
「抗重力位」
という重力にあらがう姿勢です。
寝ているときは、
「従重力位」
という重力に従う姿勢です。
このような重力に対しての姿勢の質の違いが、立っているときには感じないが、寝るとになると体のゆがみを感じる要因です。
重力の要因が体にどのような影響が出るのかを、以下で紹介していきます。
人間は、体は左か右かのどちらかに軸を持ち、日常生活の動作では、持っている左右のどちらかの軸に共同して動きます。
そうした軸を中心に動くと、無意識のうちに、より使いやすい方にかたより、つまり、「クセ」が生じることがあります。
この「クセ」によって、かたよった体の動きは、立位のときには、例えば、上半身の軸が右に傾けば、下半身の軸を左に傾けるなど、比較的バランスをとって動くため、感じられない場合があります。
しかし、寝ると、重力にあらがうためにバランスをとるための引っ張り合いがなくなるため、体が緩み、体の軸のかたよりのクセが、より顕著に感じられます。
体の姿勢を維持するために働く筋肉は、前後・左右・上下に均等に負荷がかかるように働くべきですが、実際には、アンバランスが生じます。
例えば、マウスを操作するために体を右側にねじった姿勢を維持するとか、木の枝を切るをするために体を反らした状態で姿勢を維持するなど、ある一定の姿勢を維持するために、特定の筋肉を過度に使用することで、筋肉にアンバランスが生まれます。
寝ると、体に重力がかかることが軽減されるため、姿勢を維持するための筋肉のアンバランスがより顕著になり、体のゆがみを感じやすくなります。
寝ることで重力の影響が低下して、体のゆがみが感じる場合は、寝る姿勢に順応するように体をリセットする必要があります。
その方法を以下で紹介していきます。
上向きで寝て、足は肩幅に広げ、手のひらを天井側に向けて耳の横に両腕を上げる。
腕を上方に伸ばしのと同時に、足先を下方向に伸ばして、体を気持ちよく引っ張り合うようにして、10秒間、キープしてください。
これを3回繰り返してください。
上向きで寝て、両ひざを曲げて、両手は体の横に置いてください。
曲げたひざを無理のない程度に横に倒し、10秒間、キープしてください。
反対側にもひざを倒して、10秒間、キープしてください。
これを、3回、おこなってください。
上向きで寝て、片方の足は伸ばし、もう片方の足のひざを曲げて、両手で抱える。抱えたひざを胸の方向にゆっくりと引きつけて、10秒間、キープする。
終われば、反対側の足も同じようにおこなってください。
これを左右交互に、3回繰り返してください。
右や左へゆがんだ状態で寝ると、体に違和感を感じるだけでなく、血圧や呼吸にも影響して、体に不調を呼び込みます。
ですので、適切な寝る姿勢へ整えるためにも、寝た状態で体に刺激を加える必要があります。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも寝ると体のゆがみが気になって寝つきが悪いことへのお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に睡眠に関するブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
先日、70歳代女性の方が、肩の痛みで来院されました。
きっかけをおうかがいすると、ご主人と手をつないで介助しながら散歩をしていると、だんだん肩が痛くなったとのことでした。
特に、坂道や階段では、ご主人が転ばないようにと、ご夫人の腕をひねるように引っ張って、体重を乗せて頼ってくるので、すごく肩に負担がかかるそうです。
ご主人は足腰を鍛えたいので、散歩の距離を増やしたいそうなのです。
しかし、ご夫人は肩が痛くて、今以上の距離を手をつないで介助しながら散歩する自信がなくて、ご主人の希望を兼ねることができない状態というお話をお聞きしました。
今回の患者様のように、人を支えながら歩くことで苦労をされているかたが少なくありません。
そこで今回は、介助しながら散歩するために、手をつないで歩くことで肩が痛くなる理由と肩に負担をかけない介助しながら歩く方法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、肩への負荷を軽減できる介助しながら歩く方法ができ、パートナーの方が健康のために歩きたいという意欲をサポートできます。
肩の関節は、腕の骨と肩甲骨で構成されています。
肩の関節は可動ができる範囲が広い反面、腕の骨と肩甲骨の骨同士の凹凸のかみ合わせが浅いため、不安定な関節です。
そのため、腕の骨が外に開いたり、外にねじられたり、後方の伸ばした状態を強制されると、関節が外れて脱臼します。
そうならないために、肩の関節周辺の筋肉が支えます。
そんな不安定な肩関節に、介護者は介助している人に転ばないように支えてもらおうと、つないだ手に体重をかけて介助者の肩に負荷をかけます。
それは、介助者の肩関節の状態が、肩の関節が一番不安定な、外に開いて、ねじり、後ろに引っ張られるといった状態が引き起こされます。
介助者がこういった肩の状態で、長時間、介護者を支えて歩くことで、肩関節周辺の筋肉が疲労して硬くなり、ついには、痛みが発生します。
手をつないで歩くと、支える方の側が自然と肩に負荷がかかり、肩に痛みは発生します。
ですので、そうならないために、肩への負担を軽くできる介助しながら歩く方法を、以下で紹介していきます。
介護者を介助しながら歩くときの基本の立ち位置際は、介護者の斜め後ろに立ちます。
介助者は、介護者の右か左かどちらに立つべきかですが、
・介護者が右利きなら左側に立つ
・介護者が左利きなら右側に立つ
・介護者のマヒが右半身なら右側に立つ
・介護者のマヒが左半身なら左側に立つ
・介護者が杖を使う場合は杖を持っていない側に立つ
ように心がけてください。
介助者が介護者の左側に立つ場合は、介助者の左手で介護者の左手を下から支えるように握って、右手は介護者の腰のあたりにそえてください。
介助者が介護者の左側に立つ場合は、介助者の右手で介護者の左ひじを下から支えるように握って、介護者を支えてください。
歩くことに不安があるパートナーを、介助者が手をつないで支えて歩くのは、転倒のリスクを減らすためには、必要なことです。
しかし、普通に手を歩いていると、歩く不安があるパートナーがバランスを崩して介助者にしがみついたときに、介助者の肩を痛めたり、最悪、脱臼してしまう恐れがあります。
それを防ぐためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、介助しながら歩くことで肩の痛みのお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に肩の痛みやウォーキングへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
4月になり新年度に入ると、町内会や有志のスポーツクラブなどの昨年度の決算報告を会員に向けておこなわれることが多くなります。
決算報告は、お金にかかわることなので、正確におこなう必要があり、慣れないデスクワークも相まって、手間も時間もかかるというお話をよくお聞きします。。
そんな手間のかかる決算の書類を作られる方やそれを監査する方が、イスに座り続ける時間が長くなり、腰の痛みを訴えられる方も、この時期、少なくありません。
そこで今回は、慣れないデスクワークで腰が痛くなる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、決算報告の書類を作る作業による腰痛を解消できます。
一年に一度の決算報告をするために、慣れないデスクワークをする時間が増えることで、腰痛が発生する理由を以下で紹介していきます。
イスに座って、前屈みになって書類に向かう姿勢を続けることは、立っているときより、
「1.85倍」
も腰への負担が増えます。
ただでさえ腰に負担がかかる姿勢を、書類作成のために、長時間、続けることで、ますます腰への負荷が増加して、腰痛が発生しやすくなります。
長時間の慣れないデスクワークの姿勢の保持のために、腰周りの筋肉に余分な緊張が続きます。
そうすると、腰周辺の筋肉が、疲労して硬くなります。筋肉が硬くなると、そこを通る血流を妨げられて悪くなります。
血流が悪くなると、血液を通しておこなわれる、筋肉への必要な酸素や栄養の供給や老廃物の回収が、十分にできなくなります。
その結果、腰周辺の筋肉の疲労が蓄積し、腰痛を引き起こす可能性が高まります。
決算作業や監査作業は、精神的にも負担が大きいものです。
決算報告の期限や正確性へのプレッシャー、複雑な数値、文章の推敲などで、ストレスがかかります。
人間はストレスがかかると、生命の危機を感じて、無意識に筋肉を緊張させてり、血管を収縮させます。
これにより、腰周りの筋肉が過度に緊張や血流の不足を招き、腰痛が発生する可能性があります。
慣れない決算書類作業によって腰に痛みを感じた際の対処法として、・体操・入浴・呼吸 が効果的です。
その方法を以下で紹介させていただきます。
長時間のデスクワークによって疲労した腰周辺の筋肉に、適度な刺激を入れての硬さを緩和する必要があります。
腰への刺激を入れるための体操は以下の通りです。両足を肩幅に開いて、壁を背中にして立ちます。
壁に体を預けてまま、壁から足を1歩分、離して立ちます。
その状態のまま、腰やお尻の痛みを感じるところに、手をグーにして握ったこぶしを当ててます。
腰やお尻にこぶしを当てたまま、ゆっくり小さく腰を前に曲げたり、反らしたりして動かします。
これを10回、繰り返してください。
お湯の温度を39〜41度に設定した湯船に、15分間が理想ですが、のぼせない程度で無理のない時間をつかってください。
入浴により体温が上がることで、筋肉の硬さが緩和されます。また、血管も拡張して、腰への血流が良くなります。
深呼吸をして体に酸素を取り込むことで、筋肉や神経がリラックスします。
それによって、腰痛の緩和につながる可能性が高まります。深呼吸の方法ですが、イスに座って、ふわっと背筋を伸ばします。
おなかに手を当てて、 口を閉じて「1、2」と数えながら、鼻から息をすいます。その時、おなかがふくらむのを確認しながらおこないます。
おなかに手を当てて、 「3、4、5、6」と数えながら、息を口からはきます。 ぞの時、おなかが凹むのを確認しながらおこないます。
総会で決算報告を終えると、ホッとして、どっとお体に疲れがでられる方が少なくありません。
特に、腰痛が発症した場合は、決算報告終了後、日常の生活を送る上で、大きな支障が出ます。
ようやく、肩の荷が降りて気持ちが楽になったと思われるので、腰痛へ対処して、心身ともに整えてほしいです。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、慣れないデスクワークにより腰痛のお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に腰痛への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広