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姿勢 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 19の記事一覧
先日、ご来院された60歳代の女性の方から、
「台所で長いこと料理してたら、腰痛くなるんだけど、これって仕方がないの?」
というご質問を受けました。
今回は、長時間、立ちっぱなしで台所作業によって引き起こされる腰痛の理由、対処法などを紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、台所での腰痛を解決することができます。
さらに台所で作業したときの状況えを伺うと、
「野菜をたくさんもらって、それを処理するのに時間がかかって」
「途中で腰が痛くなったけど、途中でやめれないし」
「腰から右のおしりから足に痛みがひどくなって」
腰が痛くなった時になにか対処しましたか?とお尋ねすると、
「そのときは騙し騙しやって、寝る前に少しストレッチしたぐらいかな」
とおっしゃって、
「なんか調理してるときいい立ち方ってあるんですか?」
とも質問をいただきました。
今回、ご来院いただいた60歳代女性の方は、台所の作業内容が、体を右にねじる動作が多かったのが見て取れる状態でした。
腰だけでなく、肩や首、足首周りの歪みをとることで、腰痛を緩和する治療を行いました。
治療後に、長時間、台所で作業することがありましたら、その際にやっておしい対策をお伝えしました。
今回のように同じ姿勢を続けていると、体の同じ箇所に負担がかかってしまうので、どうしても痛みが出てしまいます。
さらに、台所で調理仕事となると、体を前に倒す「中腰」になります。
そうした中腰は立っている時より、1.5倍の力も腰にかかることが、研究で報告されています。
ですので、長時間じっと中腰状態で作業すれば、どんなに鍛えていても腰痛は引き起こされてしまいます。
長時間、台所で立ちっぱなしで引き起こされる腰痛の対処法は、
「調理中にこまめに体勢を変える」
ことです。
でも、包丁を握ったりしているのに体勢を変えるって難しくないの?と思われるかもしれません。
実はやり方はとても簡単です。
その方法は、低い台座を台所の足元に置いて、かわるがわる片足をのせながら台所作業すると、腰痛が緩和されます。
というのも、体が前に倒れる中腰は、倒れないように、腰とお腹と太もも裏の筋肉が主力で引っ張ります。
台所作業で、腰とお腹と太もも裏の筋肉を使いすぎて、疲れて支えきれなくなって腰が痛くなるのです。
台座に足を載せることで、この腰とお腹と太もも裏の筋肉への持続的な負荷を避けることができます。
長時間の台所での作業をする際には、ぜひ足元に台座を置いて、足をかわるがわるのせて、体にかかる負担を分散させてください。
このように当院は、今回ご相談いただいたような、長時間の台所作業をすることによって腰痛が引き起こされる方に対しての治療も行なっております。
当院では、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。
当院で治療を受けていただき、体を整えることで、腰の痛みを緩和し、ストレスなく台所作業ができ、良い状態を維持できる体を作ることができます。
治療後は、
「腰が伸びた〜」
「体がまっすぐになった感じがする」
「着替える時にスッとかがめる」
といった感想をいただきました。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
ご来院された50歳代女性の方に、
「歩いてたら前に突進する感じにつんのめるんですけど・・・」
「テレビでウォーキングの番組やってた通りしてたんだけど・・・」
「足の裏のへんなところにマメもできて痛いし・・・」
といったご相談を受けました。
このような健康番組のやり方で歩いたら、お体の調子がおかしくなったことはないですか?
今回は、当院での実例とそうなった理由、対処法などを紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、を、解決することができます。
さらに詳しくお話を伺いました。
そもそも何でウォーキングを始めたんですか?とお聞きしたら、
「仕事を辞めてから、ゲームやテレビばっかり見て、自分でも体力落ちているのを感じて、これじゃあかんと思って」
とのことでした。
さらに、番組で言ってたのはどんな歩き方ですか?とお話を伺いました。すると、
「内腿を締めて」
「ひざを伸ばして」
「つま先を上げるようにして」
「大股で」
「早く歩いたりゆっくり歩いたりする」
などなど、番組で言ってた通りにかなり細かく、歩くフォームをチェックしながら歩いたそうです。
足の裏を見せていただくと、マメがあちこちにできて、カチカチになっていました。
体のバランスも、左のつま先が外に向き、肩や腰が右に下がって、首が左に倒れるといった感じで、体にかなり歪みが生じていました。
マメができたのは、フォームを意識するあまり、体のバランスが悪くなり、転ばないように踏ん張った結果なったと思われます。
今回ご相談いただいた50歳の女性の方には、まず、第一に運動不足を解消するために、ウォーキングを選択されたのはすばらしいとお伝えしました。
ウォーキングが一番全身に効く運動です。
お聞きしたウォーキング番組で言っていることも、理論にはかなっています。
ただ、番組で言っていた多数のことを同時にこなすには、かなり基礎体力がいる内容でした。
挑戦した結果、体に無理が出たようです。
これはやる方の体力次第で、やってみないとわからないことです。
チャレンジすることは、とても素晴らしいと思います。
挑戦して、合わないようでしたら、撤退するもしくは、やれることからやっていけばいいかと思います。
体に合ったウォーキングをすれば、足の裏のマメもなくなり、ツンめるような歩き方にはならなくなります。
ウォーキング自体は続けてもらいたいので、
「意識する体の場所を一つに絞りましょう」
と提案させていただきました。
理由として、たくさん気をつけるポイントを意識して歩いていると、意識と体の動きにズレができて、体を痛めてしまうためです。
提案させていただいたことは、
「足の親指だけに意識をもつ」
格闘技の足運びでも、体を安定させるために足の親指は重要視されています。
それだけできれいなウォーキングフォームに自然となっていきますとお伝えしました。
ウォーキング中は、「親指」「親指」つぶやきながら歩いてもらうだけで、いい歩き方ができます。
また、それを行うにも、歪んでしまったお体をまずは整えて、親指に力が伝わりやすい体にしていきましょうともお伝えしました。
当院は、今回のようなウォーキング番組を見て、チャレンジしたことで体を痛めた方に対しての治療も行なっております。
当院では、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。
当院で治療を受けていただき、体を整えることで、快適にウォーキングができるような体を作ることができます。
治療後は、
「まっすぐなってるのがわかる」
「すごい踏ん張りやすい」
「足が軽い」
などの感想を述べられていました。
健康番組通り実践すると、体を痛めて来院される方は結構いらっしゃいます。
大部分は、いいことをされているのですが、やる内容が上級編なことが多くて、ご自身のお体にフィットしていないことが多いです。
健康の番組や健康の本の内容をやってみようと思われた際は、ご相談ください。
患者様ご自身にあった運動を、その内容からご提案させていただきます。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
「私って側弯症なんですか?」
と、毎月1回、お身体のメンテナンスに通院されている70歳代の女性の方が聞いてこられました。
どうしてそう思われたんですか?とお聞きすると
「久々に会った友達がかなり身長が縮んでいて、びっくりして」
「話してたら、腰が痛いから整形外科に行ったら、側弯症って言われたって。」
「私も先生に治療したら真っ直ぐなるけど、1ヶ月したらまた歪んでくるし」
「腰痛もあるから、私も側弯症じゃないかと思って・・・」
というようなご質問を受けました。
そこで今回は、大人の側湾症について、特徴や症状、治療法などを紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、側湾症についての不安を解決することができます。
側湾症とは体を真正面から見て、背骨が横にカーブしている状態です。
そして、タイトルに、“大人の”とわざわざつけたのは、
側湾症の約75%は、「特発性側弯症」と呼ばれ、
乳幼児〜思春期の女性がよく発症するものだからです。
また側湾症の種類としては、
①特発性側弯症
→乳幼児〜思春期の女性に発症
②神経筋性側弯症
→脳性麻痺や脊髄性筋萎縮症など神経や筋肉の病気に伴って発症する
③先天性側弯症
→背骨が生まれつき奇形してることによって発症する
④神経線維腫症側弯症
→皮膚に茶色い斑点を伴う遺伝子の病気の症状
⑤間葉性側湾症
→細胞と細胞を繋げる力が弱い遺伝子病であるマルファン症候群体に伴っておきる側弯症
⑥変性側弯症症
→加齢によって背骨と背骨の間にありクッションの役割をする椎間板が変形することで起こる。中高年以上の女性に多い
⑦疼痛性側弯
→腰が痛い時に反射的に筋肉が縮むことで一時的に側弯する
⑧代償性側湾
→股関節や膝、足首などの関節の位置の歪みが骨盤を横に倒し、それを補うために腰が一時的な横への側弯。
今回ご相談していただいた70歳代女性の方は、
・今まで背骨のレントゲンでも、病的に曲がっていると指摘されたことがない
・当院の背骨で触診や動作で検査した際の状態
から、あえて側湾症というカテゴリーでいえば、⑦疼痛性側弯のと⑧代償性側湾。
本当の側湾症というほどではなく、単純に日常生活動作のクセから起きる体の一時的な歪み。
整体治療を施せばしっかり治るものでした。
70歳代女性のお友達は、身長がかなり縮んでいるということですので、⑥の変性側弯症なのかもしれません。
前節であげた、
①特発性側弯症
②神経筋性側弯症
③先天性側弯症
④神経線維腫症側弯症
⑤間葉性側湾症
⑥変性側弯症
の一般的な治療法は、運動療法や装具による保存療法、手術などになります。
⑦疼痛性側弯
⑧代償性側湾
は、適度な運動や生活習慣の見直し、整体や鍼治療で改善が可能です。
ご自身どの側弯症なのか知りたい場合は、まず専門の病院で診断されることをおすすめします。
お近くの側弯症専門の病院は、こちらの日本側彎症学会のホームページ
(https://www.sokuwan.jp/patient/docters_kanto.html)
からお探しください。
当院の治療が適応する側湾症は、⑦疼痛性側弯と⑧代償性側湾です。
また、⑥変性側弯症で、骨自体の変形が起きている場合は、背骨を正常な状態に戻すことはできませんが、変性側弯症にともなっておきる腰痛や肩こりの症状を良くする治療はできます。
当院の治療の流れとしては、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。
当院で治療を受けていただき、体を整えることで、体の歪みを緩和し、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。
今回ご質問いただいた70歳女性の方は、治療後にご自身のお身体が整ったの状態を見て、
「治療受けるとホントまっすぐになるから不思議」
「ちゃんと良くなるってことは、大丈夫なんですよね」
「私がこうなんやから、友達にも来るように言います」
と安心してお帰りになりました。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
今日2月22日は、猫の日。
日付が2・2・2と並ぶので、並んだ数字をにゃー・にゃー・にゃー猫の鳴き声見立てたことからきているそうですが。
それはともかく、受験シーズンも終盤ですね。
先日、受験をひかえた女子中学生が来院。
“勉強してたら首がすぐ痛なるし、朝起きて首回したらボリボリ音鳴って、ちょっと怖いんですよ”
と話し始め、一緒についてこられた親御さんも、そのことで受験勉強に支障がでるのを心配されておられました。
そこで今回は、このような受験勉強による首の痛みについて、実例を交えてそうなった理由、対処法などを紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、受験勉強による首の痛みを解決することができます。
来院された女子中学生はさらに、さらに詳しく生活習慣やそのなった時どうしているのかを聞いていくと、
・夏に部活を引退してからは、勉強で机に座っている時間が長く、運動不足は感じている。
・夜遅くまで勉強するので、寝不足気味。
・首があまりにも痛いときは、痛み止めを飲んでいる。
・試験の過去問をタブレット使って勉強してるから、目が疲れる。
また親御さからも、
「この子、机に顔をひっつけるような姿勢で勉強をしているんですよ、ので、そのせいかと思って注意はするのですが・・・」
受験もラストスパートで、首の痛みで勉強に集中できないのは困るとのことでした。
高校受かったらなんかしたいことある?と聞いたら、
「高校受かったらスマホを買ってもらえるの、みんなとやっとやりとりできるの楽しみなの」
と可愛い受験後の楽しみも聞かせてもらいました。
受験後の楽しみを聴かせてもらったからには、かなえるためにもしっかり治療に取り組みました。
お話を聞かせていただいあと、検査を行いました。
まず、女子中学生の方の座り姿を見ていると、顔を前に突き出し背中を丸めた状態、いわゆる“猫背”と言われる状態。
首の動きをチェックしてみると、特に頭と首の境にかなり歪みがでていました。
頭と首の境は、神経や血管、筋肉が多数交差するスクランブル地点です。
勉強姿勢が、頭と首の境目に歪みが生じさせて、交通渋滞を起こし、首の痛みを誘発させていることがわかりました。
検査結果としては、親御さんがおっしゃったように、首の痛みは確かに勉強姿勢からくるものです。
解決策は、姿勢良く勉強することなんですが・・・。
しかし、姿勢良く勉強するなんて、現実問題むずかしい。
試験も差し迫っておりますし、勉強中は集中できる姿勢でさせてあげていいかと思います。
ただそうするには、勉強の合間にセルフケアをするなり、今回ご来院ただいたように体のメンテナンスが必要となります。
しかも今回は、夏に部活を引退した後から半年かけてこの状態になったため、首の歪みだけでなく、腰や足など全身に歪みが及んでいました。
治療後は、勉強して首に疲れを感じた時にやってほしいセルフケア
“猫の首つまみ”
をお伝えしました。
その方法ですが、やり方はとても簡単。
首を前に倒し、頭と首の境目をつまみあげ、20秒静止させます。
腕が首に回らず、首がつまめないないようでしたら、別の方法です。まず、アゴの下あたりの首に両手を当てます。
そのまま優しく皮膚を首の真ん中に集めるように、頭と首の境目をさすりあげます。
首の真ん中あたりに指先が到達したら、その状態で20秒維持します。
回数は一回だけで大丈夫です。
注意点は首はとても敏感ですので、優しく行なってください。
当院はこのように「受験勉強をしてると首が痛い」と訴える方に対しての治療を行なっております。治療の流れとしては、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。
当院で治療を受けていただき、体を整えることで、受験勉強してる際にでる首の痛みを緩和し、勉強に集中できるようになります。
治療後、女子中学生は、
・「首が軽くなった、楽や~」
・「目が見やすい、なんか明るい」
・「あ〜、体が伸びる~、なんかスッキリした」
一緒についてこられた親御さんも、
「ほんまや、背が伸びた感じがするね〜」
と感想を述べられていました。
このように当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
こんにちは。ひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
朝、目覚めたときから腰が痛くて、
「起きなあかんのに、パッと起き上がられへん…」
「起きて、しばらくしたら動けるようになるんやけど…」
「毎朝こんな調子って、どうなっているのやろ…」
と、思うように動けないことにストレスを感じたり、不安な気持ちになることはないですか?
特に、家事に、仕事に、子育てにと、毎日目まぐるしく奮闘されている女性の方から、このような朝からの腰の痛みで、お困りになっているお話を、よくお伺いします。
そこで今回は、当院でのこういった実例とそうなった理由、対処法などを紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、朝からの腰痛を解決することができますので、ぜひ最後までご覧ください。
「朝、目が覚めたら腰が痛くて、起きられなくて、しばらく体を丸めてうずくまっていたら、なんとか起き上がれたけど…」
と、ご自身の状況を話はじめられ、さらに詳しくそのようになった過程をお聞きしていきました。
腰が痛くなったきっかけについては、
「これというのはなくて、一昨日に、朝起きたら腰が痛くなっていたんやけど…」
とのこと。
普段の生活習慣をお聞きすると、ご職業が小学校の先生ということもあって、子供たちに合わせて、覗き込むように前屈みの姿勢が多い。
腰が痛くなってからは、市販の湿布貼ってケア。
また、以前も同じように腰が痛みから、ぎっくり腰になって、そのときは何をするのも痛いし、それで家族や職場にも迷惑をかけ、つらい思いをされたともお聞きしました。
そのようなことが再び起きるのが怖いからと、今回ご来院いただいたとのことでした。
人の体が活動するためには、「酸素」「栄養(血液)」「刺激」の3つが必要であり、重要です。
睡眠時は、肺や心臓がゆっくり動くため、酸素や血液が体に行き渡りにくい。
また、寝ているときは、寝返りぐらいしか動かないため、体に刺激が入りずらい。
つまり、人の体が活動するための3条件が低下する睡眠では、起きるころには、そもそも体が固まっている状態なのです。
そして、今回の場合は、お仕事での前屈みの姿勢が多いことが、ポイントになってきます。
前屈みの姿勢は、立っている時に比べて、腰に1.5倍の負担がかかるということが、研究によって報告されています。
日中、前屈みを繰り返すことで、腰が疲労して硬くなっている状態のまま、睡眠に入ることで、さらに腰が固まるという負のループかにハマります。
なので、毎朝、目が覚めたときから腰が痛い状態になってしまうのです。
このままこの負のループを放置すると、今回、ご来院いただいた女性のかたが経験したように、ぎっくり腰に移行する可能性は高い。
とはいえ、原因となる前屈みの姿勢は、お仕事上避けられないと思われます
ですので、ご自身でできる腰へのケアとしては、まずは、ご自宅に帰られたら、39℃~41℃の湯加減で、15~20分ほど、しっかりと湯船に浸かって、体を温めてください。
また、できれば腹巻きなどをして、腰を冷やさないように保温に努めてください。
それでも朝からの腰痛が取れないようでしたら、腰の深い部分まで固まっている可能性があります。
そうなってくると、腰のどの部分が固まっているのかをしっかり見極めて、適切な施術を施す必要があり、専門的な治療院で、診てもらうことをお勧めします。
当院もこの「朝からの腰の痛み」に対しての治療を行なっております。
当院では、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みや硬さがでているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。
当院で治療を受けていただき、体を整えることで、朝から起こる腰の痛みから解放され、良い状態を維持できる体を作ることができます。
今回ご来院いただいた患者様からは、
「子供を朝起こすのに、引っ張り上げても腰に響かないので助かる」
「朝から腰が抜けそうな感覚がなくなって、ホットした」
「腰が伸びやすいし、足も軽くなって、うれしい」
というお喜びの言葉をいただきました。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広