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姿勢 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 11の記事一覧
結婚をされて、都心部から農村部に移って来られて方から、生活スタイルが変わって戸惑っているというお話をお聞きしました。
特に、自宅ではイスに座って過ごしていたのが、畳を引いた床で座っての生活時間が増えたとのこと。
洗濯物を床に座ってたたんだりテレビをみたりしていて、そこから立ち上がろうとすると、すっとできず、なにかとしんどいとのことでした。
イスに座っての生活習慣と床に座っての生活習慣について、内閣府の調査がされています。
その中で、家での食事をするときのスタイルについて、「テーブルで椅子に座って食べる」が約70パーセント、「畳や床に座って食べる」が約26パーセントという調査結果が出ています。
現在の日本は、床に座って生活するという和式の生活習慣から、イスに座って生活するという洋式の生活習慣に移行しつつあることがわかります。
このように、床からイスの生活が多くなることは、床からの立ち上がり動作が不慣れな方が増えるるということです。
イスでの生活の習慣が増えるデメリットもあります。
例えば、転倒したときには、床からの立ち上がりの動作が不慣れだと、起き上がることができず、助けも呼べないので重大な事故にもつながりかねません。
そこで今回は、床からの立ち上がりのパターンや特徴を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、体に負担の少ない床からの立ち上がりの方法がわかります。
立ち上がりのパターンは、
・お尻を高く上げるパターン
・片ひざ立ちパターン
・しゃがみパターン
の3パターンがあります。
お尻を高く上げるパターンは、いったん、四つんばいになり、お尻を高く上げてから、立ち上がる方法です。
片ひざ立ちパターンは、片足を前に出して、ひざ立ちをしてから立ち上がる方法です。
しゃがみパターンは、両ひざを折り曲げてから立ち上がる方法です。
ちなみに、子供が床から立ち上がるパターンを身につけるのは、
「お尻を高く上げるパターン→片ひざ立ちパターン→しゃがみパターン」
の順番で獲得していきます。
これは成長により、身体能力が上がることで、獲得できる順番でもあります。
この3つの床からの立ち上がりパターンのうち、
最も難易度の高い、床からの立ち上がり動作は、「しゃがみパターン」
です。そして、
最も簡単にできる、床からの立ち上がり動作は、「お尻を高く上げるパターン」
です。
床からの立ち上がりの研究では、お尻を高く上げるパターンしかできない人に比べて、片ひざ立ちパターンとしゃがみパターンができる人は、筋力やバランス能力が大きく上回っていると報告されています。
このことからも、床からの立ち上がり動作は、ご自身の身体能力に合わせて選択する必要があります。
安全性の面から言えば、身体能力に自信がない場合は、腕の力で体を支えることができる「お尻を高く上げるパターン」「片ひざ立ちパターン」をおすすめします。
お尻を高く上げるパターンは、片ひざ立ちパターンより総合的に、体への負荷が少ないという研究報告がされています。
しかし、腰痛をお持ちの方にとっては、お尻を高く上げるパターンより、片ひざ立ちパターンで立つ方がメリットもあります。
お尻を高く上げるパターンで、床から立ち上がる時には、体を前に30度曲げる必要があります。
体を前に曲げるほど、背中から腰の筋肉への負荷が大きくなります。
片ひざ立ちパターンで床から立つ場合は、体の角度は90度ぐらいなので、背中から腰の筋肉への負荷が少なく、骨や関節で体を支持する割合が増えます。
結果、腰痛をお持ちの方にとっては、片ひざ立ちパターンで床から立ち上がることをおすすめします。
床から立ち上がりをする動作の際、股関節のねじる方向で、腰の筋肉への負担が変わってきます。
股関節を外側方向にねじって立ち上がる動作の方が、股関節を内側方向にねじって立ち上がるより、負荷が少ないという研究データがあります。
立ち上がる際には、股関節の向きも意識しながらおこなうことをおすすめします。
立ち上がりの動作に必要な足の筋肉を、を比較研究したところ、大腿四頭筋(だいたいしとうきん)と呼ばれる太ももの前面の筋肉が最も重要であるという結果になりました。
つまり、この筋肉を、鍛えることで立ち上がりの動作がおこなえます。
鍛え方としては、
・イスに座り、3秒かけて片足のひざをゆっくり伸ばし、その状態で5秒間、キープします。
そしてまた、3秒かけてゆっくりと足を下ろします。
反対側の足もおこなってください。これを左右の足で、5回ずつおこなってください。
床から立ち上がる際には、足首の関節、ひざ関節、股関節、の柔軟性も必要となってきます。
床から立ち上がる際、足首は足の甲側の方向に曲げる角度は、10度は必要とされています。
足の甲側の方向に足首の関節を曲げるときは、内くるぶしと外くるぶしの間にある骨が、後方のカカトの方向に滑って移動します。
この移動がないと、足首の関節は曲がりにくくなります。
立ち上がる時に足首に違和感を感じましたら、以下のような方法でアプローチしてみてください。
片足をひざの上にのせます。ひざにのせた足の内くるぶしと外くるぶしの後下方を、親指と人差し指でつまみ、後方に引っ張ります。
その状態のまま、もう片方の手で、足の甲側の方向に足首を曲げて、5秒間、キープしてください。
これを左右の足で、5回ずつおこなってください。
股関節、ひざ関節に関しては、当院のブログでその方法を紹介しておりますので、参考にしてください。
床からの立ち上がりをスムーズにおこなうためには、
・お尻を高く上げるパターンが体の負担が最も少ない
・腰が痛い方は片ひざ立ちパターンがおすすめ
・立ち上がるときは、股関節は外側に方向にねじると腰への負荷が減少
・床から立ち上がりには太ももの前面の筋肉が重要
・床からの立ち上がりには、足・ひざ・股関節の可動性が必要
ということがポイントです。
日常の何気ない動作ですが、床からの立ち上がりは、そのやりかた次第で、腰やひざを痛めてしまうことも少なくありません。
そういったことを回避するためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも床からの立ち上がりがしにくいようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に日常生活の動作のお困りごとへの対策ブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
60歳の女性の方が、お体のメンテナンスで来院されたときに、これから年齢を重ねていったとき、ちゃんと歩けるのか自信がないというお悩みを訴えられました。
患者様のご近所のご高齢者の方が、最近、お見かけしないと思ったら、外出中に転んで太ももの骨を骨折したことがわかったと。
将来、自分もそうなりそうで、怖いということでした。
厚生労働省による令和元年国民生活基礎調査によれば、高齢者の方が、介護が必要となった主な原因は、
1位 認知症
2位 脳卒中
3位 高齢による衰弱
4位 骨折・転倒
という報告がされています。
こういった調査を見ても、高齢者にとって、転倒は健康寿命に大きく関わってきます。
また、厚生労働省による令和3年人口動態調査によると、高齢者の転倒・転落・墜落による死亡者数は9590人で、交通事故による死亡者数が2150人と報告されています。
つまり、交通事故に比べて、転倒による死亡率は4倍以上で、転倒は重大な事故につながることがわかります。
そして、転倒によるケガは、骨折の中でも、最も治るのに時間がかかる太ももの骨の骨折が最も多いとのことです。
高齢者のかたが転倒を経験すると、その不安や恐怖で、活動の意欲が低下します。
それが筋力やバランス感覚などの低下を招き、さらに、転倒のリスクの増加させるという悪循環を招きます。
そこで今回は、加齢によって歩いているときに転倒しやすくなる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、将来の歩行中の転倒の不安を解消できます。
ご高齢者の方が、歩行中に転倒して骨折や死亡につながる重大な事故をおこしやすくなる理由を、以下で紹介していきます。
筋肉の量は、25歳あたりが最も多くなり、55歳ごろから急激に低下し、70歳ごろには20歳のときに比べて30パーセントの筋力が低下します。
筋力の低下により、歩行中に姿勢を保持することが難しくなり、転倒につながります。
70歳を過ぎると9割の人が白内障となり、1割が緑内障を発症します。
また、老眼は、ほぼ100パーセント%の方が発生します。
そのため視力が低下して、視界が狭くなるため、歩行時に障害物や段差など、周囲の環境の把握が遅れて、転倒のリスクが増加します。
バランス感覚は、
・目から入ってくる情報
・耳からの情報
・足の裏からの情報
の3つの情報が必要です。
この3つの情報を、脳が整理して、体のバランスをとります。
加齢によって、このうちの一つでも悪くなると、歩行中のバランスが悪くなり、転倒する可能性が上がります。
反射神経は30歳後半あたりから低下します。
またご高齢の方は、判断する選択肢が増えると、脳が処理するのに時間がかかり、反応時間が遅れると研究で報告されています。
そのため、体の制御が遅れて転倒する危険性が増えます。
高血圧や糖尿病、脊柱管狭さく症や変形性ひざ関節症など、持病によって歩行の安定性に影響を与える場合があります。
また、服用しているお薬の副作用によっても、歩行中のバランスに悪影響がでて、転倒につながることもあります。
加齢による歩行中の転倒リスクをいろいろと前章であげました。
結局のところ、それによって、歩行のフォームが崩れてしまい、転倒することが多くなります。
歩行は、前後に足を交互にだします。
その際に、つま先から股関節にかけての関節が連動して動き、筋肉がブレーキとアクセルの役割を担います。
歩行中に、この一連の流れが、スムーズにできるように身につけば、転倒するリスクは低下します。
その方法を以下で紹介していきます。
高さが20センチぐらいの台を用意して、お尻の横に手を当てて、背筋を伸ばして台の前に立ちます。
バランスに不安があるときは、壁に手を当てて体を支えてもOKです。
片足をつま先を上げて、台の上にのせます。
反対側の足は、まっすぐひざを伸ばした状態にする。台にのせた足のひざを、まっすぐ前方に移動させながら、足の指先をおろしていきます。
姿勢をまっすぐに保ったまま、曲げたひざをさらに前方に移動して曲げます。
台にのせた反対側の足のカカトを上げて、体を上に持ち上げてください。
終わったら、反対側の足も同じようにしてください。
これを交互に10回おこなってください。
歩行がしっかりできることは、健康に日常生活を送る上で非常に重要な動作です。
普段は、何気なく歩いてしまいますが、将来に向けて、転倒予防のためにも歩くフォームを見直されることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも歩くことに不安を解消できないようでしたら、お近くの治療院で体のバランスを整えられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に歩くことへのブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
2月は、確定申告が始まる時期ですね。
昔は、確定申告をする会場では、長い行列ができていました。
しかし、今はパソコンやスマートフォンなどインターネット経由で、確定申告ができるようになって、本当に便利になりました。
とはいえ、やはり確定申告は、そのための作業時間が長くなります。
調査によると、確定申告にかかる作業時間は、平均752分もかかると報告されています。
先日も、習い事の教室を営んでおられる女性の方が、
「今年こそはコツコツつけていこうと思っていたけど、結局、この時期に一気に計算してやるから・・・、そのせいで肩がこるのよね。」
と確定申告をするためのパソコンの作業時間が増えたことで、肩こりのお悩みで来院されました。
この方のように、確定申告を提出するためるパソコン作業に集中しすぎて、肩こりを訴えるかたは少なくありません。
そこで今回は、確定申告をするためのパソコン作業によって肩こりがおこる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、肩こりに邪魔されずに、確定申告を終わらすことができます。
パソコン作業を長時間、することで、肩こりが起こる理由を以下で紹介させていただきます。
長時間のパソコン作業することは、同じ姿勢の状態が続きます。
そうすると、それを支持するために、首や肩の筋肉や関節に負担がかかります。
それによって、肩の緊張が増し、肩こりが発症します。
長い時間、マウスを使う動作を続けると、マウスを使っている利き腕側に重心が傾きます。
重心がマウス側に傾いた状態に体が固まると、肩周辺の筋肉や関節にひずみがでて、肩こりが発症します。
また、キーボードの動作は、腕を内回りにねじり、両腕を上げっぱなしで、肩に負荷をかけます。
長時間、キーボードを使うと、この動作の特性のため、肩周辺の筋肉や関節が疲労や炎症・ひずみがでて、結果、肩こりが発症します。
確定申告は、提出期限や計算や書き込み項目の多さなど、集中力や注意力が必要となり、ストレスが多い作業です。
ストレスがかかると、体の反応として、筋肉が過度に緊張したり、血管が収縮して血流が悪くなったり、ストレスホルモンの分泌が増えて炎症を引き起こしやすくなります。
そのストレス反応は、特に肩まわりに多くでることで、肩こりが生じやすくなります。
パソコン作業によって肩周辺の組織に負荷がかかることで、肩こりが発症した際の対処法を以下で紹介させていただきます。
首の根本の背骨から肩の外側の付け根を結んで線の中間に人差し指を置きます。
肩にあてた人差し指は、力を入れずに軽く当てる程度の圧で置いてください。
そのまま状態で、2秒をかけて肩を上にあげて、2秒かけて下にさげてください。
この往復を6回おこなったら、反対の肩も同じように行なってください。
イスに肩幅ぐらいに足を広げて、床にしっかり足をつけて座ってください。
そして、手を組んで前に伸ばしてください。
そのまま、腕を上にあげて、背伸びを伸ばしてください。
ご自身が上げることができる角度で、10秒間、キープしてください。
これを3セットおこなってください。
腕を肩の高さまで上げて、手のひらを上に向ける。
上に向けた手のひらの指先を、反対側の手で引っ掛けて、指先から手首にかけて反らし、この状態で20秒間、キープします。
おこなう回数は一回で大丈夫です。
終われば、反対側の手も同じようにおこなってください。
確定申告を終えると、いつも肩の荷が降りた感じで、ホッとします。
それだけ作業が大変で、ストレスになっているためだと思われます。
なるべく早くスムーズに確定申告の作業を終わらせるためにも、肩こりをケアされることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも確定申告の作業中に肩こりがが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に肩こりの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
先日、70歳代の女性の方が、左の肩こりで来院されました。
きっかけをお聞きすると、
「娘の婿さんに頼まれて、ソックスの編み物をしているせいかな?」
とのことでした。
お話をお聞きしていると、編み物をしていると時間を忘れて没頭してしまうし、編み方が少しでも気に入らない部分がでると、おおかた完成近くになっていても解いて、また編み直すそうです。
長時間、編んでいると肩が痛くなるのはわかっているけど、ついついやりすぎてしまうと。
編み物は、肩こりを引き起こすかもしれませんが、メリットも多い趣味です。
編み物をすることで、
・編み物は、頭を使いながら手先を動かすため、脳にとって適度な刺激となり、神経が発達する
・編み物は、記憶力や集中力が必要なため、脳の認知機能の維持に役立つ
・編み物を通じて、他の人とのコミュニケーションが増えるため、思考することが増える
・無心で編むことだけに集中するため、めい想と近い状態になり、幸福感が高まる
といった効能があります。
そんな効能もある編み物を続けていただくために、今回は編み物をすると肩がこる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、肩こりに邪魔されずに編み物を楽しむことができます。
長時間、編み物をすることで、肩こりが発症する理由を以下で紹介していきます。
長時間、手の作業をする際に、同じ姿勢をしていると、頭や腕お重みを支えるために、肩や首に負担がかかります。
特に、編み物は、頭を前に倒すことで目線を下げ、手や肩を一定の位置に保持しながら、内へ外へとねじる動作が多くなります。
編み物は、そういった体に負荷のかかる姿勢や動きによって、肩に負荷がかかり、こりや痛みを引き起こします。
編み物は、腕を使う同じ動作が繰り返されます。
それが長時間、続くと、腕の動きをサポートし支える肩の周辺の筋肉が過度に使われ、疲労が蓄積していきます。
肩の筋肉が編み物によって疲労することで、筋肉が緊張して肩こりが発症します。
編み物をするときは、指・手首・肘・肩の関節を可動をさせておこないます。
長時間、編み物をしていると、筋肉が疲れて硬くなり、各関節の可動が悪くなっていきます。
各関節の可動域が悪くなると、そのしわ寄せは、指・手首・肘・肩の中で一番可動域の広い肩に、ストレスがかかります。
そのため、肩の関節が炎症を起こし、肩こりが生じます。
こういった理由が重なって、長時間、編み物を続けることで、肩こりが発症していきます。
編み物をしていると、夢中になって時間を忘れるお話をよくお聞きします。
編み物の途中で、お茶を飲んで休憩するときやトイレに行くときといった、手を止める時間があると思います。
そんなちょっとした時間にでもできる、簡単な肩こりを防止するための体操を以下で紹介させていただきます。
足をそろえて立ちつま先を開きます。
手のひらを前方に向けて、腕を軽く外側に開いて、肩を外に回し、腕を体より少しだけ後ろに置きます。
顔は正面の斜め上を見ます。
その姿勢のまま、外に開いた腕を、脇を閉じるように、体につけるように内側に寄せます。
そうすることで、背筋が伸びる感覚を感じたら、その状態で10秒間、キープしてください。
これを3セットおこなってください。
足を肩幅に広げて立ち体を前に通します。
ひざを軽く曲げて、片手をひざの上にそえて体を支えます。
もう一方の手を、だらっと床の方向に脱力し、腕をさげます。
床方向に下げた腕を、小さく円を描くように、時計回りや反時計回りに、各10回、回してください。
反対の腕も同じようにおこなってください。
上向きに寝て、両ひざを曲げ、腕を上にあげます。
手のひらは力を抜いた状態で、 天井方向に左右の腕を交互にあげたり、下ろしたりリズムカルに繰り返します。
それを10回繰り返してください。
冬の寒い時期は、編み物に集中する時間帯が増えると思います。
楽しく作品を完成させるためにも、今回、紹介させていただいた、編み物をすることで起きる肩こりを予防する方法がみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも編み物による肩こりが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に肩こりの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
「最近、棚の上のものが取りにくいなと思っていたら、身長が縮んでいたみたい・・・」
と身長の変化にショックを受けられたことをシニア女性の方からよくお聞きします。
40歳以上の日本人を対象にした加齢による身長の変化の研究によると、2年間の身長が縮む平均の長さは、0.2センチ。
また、2年間で身長が0.5センチ以上身長が縮んだ方は、死亡されるリスクが1.26倍も上昇することが報告されています。
このリスクを男女別で見ると、男性は1.24倍、女性は1.28倍と、女性の方が高い結果となっています。
このように身長の短縮は、健康に直結します。
そこで今回は、身長が縮む要因とその予防法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、シニア女性の方が急激な身長の低下することを予防できます。
シニア女性の方の身長が縮む要因を、以下で紹介していきます。
シニア女性の方が、身長が縮んでいく要因を以下で紹介していきます。
加齢や閉経後のホルモンの減少により、シニア女性の方は骨密度が低下しやすくなります。
骨密度の低下は、背骨の骨折や変形のリスクを高めます。
特に、「いつの間にか骨折」と呼ばれる背骨が圧迫されたことで起こる骨折は、60歳以上の女性の3人に1人が発症する可能性があります。
背骨が変形することで、背骨の幅が縮まり、結果、身長が縮んでしまいます。
背骨は、いわば31個のブロックが積み重なって構成されています。
背骨のブロックとブロックの間に「椎間板」が存在します。
この椎間板は、ゼリーのような水分を含んだ弾力性のあるクッションで、背骨を支えたり背骨にかかる衝撃を和らげる働きをしています。
加齢によって、血管の柔軟性や筋力の低下によって、体の血液循環は低下し、それは椎間板にも影響します。椎間板への血流の低下すると、椎間板内の水分が減少し、縮んでしまいます。
こうして加齢によって、背骨と背骨の間の椎間板が縮むことは、身長の低下を招いてしまいます。
地球上で生活をしていると、常に重力の負荷が体にかかってきます。
重力の負荷に対して、筋肉が働くことで、姿勢が保たれます。
加齢とともに筋肉の繊維が細くなったり、筋肉を作るホルモンが少なくなることで、筋力が低下しやすくなります。
筋力が低下すると、重力に負けて、姿勢を良い状態に維持することが難しくなり、背骨が曲がりやすくなります。
背骨が曲がることで、身長が縮む可能性が高まります。
前章であげたシニア女性の方が身長が縮んでしまう要因は、一つだけで起こるのではなく、複数の要因が組み合わさって起こります。
40歳を過ぎると、加齢による体の生理現象のため、身長の低下はある程度は進みます。
しかし、急激にそれを進ませないためにも、骨や筋肉に刺激を与えて予防する必要があります。
その方法を以下で紹介させていただきます。
まっすぐ背筋を伸ばして立ち、おへその下あたりをさすってください。
おなかをさすりながら、鼻からゆっくりと息を吸い込みます。
そのとき、おへその下に空気を送り込むようなイメージでおなかを膨らまして伸ばします。
息を十分吸い込んだら、おなかをさすったまま、ゆっくりと息をはいてください。
息をはくときは、息を吸うときよりも、さらにゆっくり長くはいてください。
これを7回、続けてください。
イスに、つま先は正面に向けて、足は肩幅に広げて座ってください。
体を前に倒して、おなかを太ももにつけ、両手で両足首を後ろから握ってください。
息をはきながら、両手で足首を握ったまま、お尻を持ち上げてひざを伸ばして、5秒間、キープしてください。息を吸いながら、元の姿勢に戻ってください。
これを3セットおこなってください。
背筋を伸ばして、足を肩幅に広げて立ちます。肩は90度あげて、肘を90度曲げます。
その状態で、息を吸いながら、肩甲骨と肩甲骨をゆっくり引いて寄せたら、10秒間キープします。
その後、20秒間かけて、ゆっくりと息をはきながら元に戻します。これを3セットおこなってください。
身長の維持は、健康は密接な関係があり、また、日常の生活動作にも大きな影響を与えます。
シニア女性の方が、身長を維持していくための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも身長の低下がすすむようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に姿勢の関するブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広