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股関節の痛み | ひさき鍼灸整骨院 - Part 6の記事一覧

先日、定期的にお体のメンテナンスに来られる金属加工のお仕事をされておられる50歳代の男性の方が来院されました。
体を前屈みにしてお仕事をされるため、腰やお尻、太ももの痛みや疲労を訴えられることが多い方です。
今回のお体の状態をお聞きすると、忙しくて疲れているということと、座って靴下をはこうとしても、背中と太ももの付け根に痛みがでて、はきづらいとのとのことでした。
今回の患者様のようなお悩みを訴えることは少なくありません。
そこで今回は、座って靴下をはこうとすると、背中や太ももの付け根に痛みがでる理由をその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、スムーズに靴下をはくことができます。

靴下をはくために、太ももを胸の方向に持ち上げようとすると、それを支えるための柱となる骨盤と腰の骨を固定する必要があります。

なぜなら、片足の重さは、体重の15パーセントもあるからです。
体重が60キログラムなら、片足の重さは9キログラムにもなります。
普通に座っているときは、骨盤は後ろに倒れて、腰の骨は前に倒れた状態です。

その状態から、骨盤を前に倒して、腰の骨を反る状態に変化することで、太ももを持ち上げる場合に、安定して支えることができます。

骨盤を前に倒して、腰の骨を反る状態をキープするには、背中の筋肉を緊張させなければなりません。

普段、お仕事や家事で中腰の姿勢や物を持ち上げる動作が多いなどでも、背中の筋肉は使われます。
さまざまな要因で背中の筋肉が疲れて硬くなると、靴下をはくといった何気ない背中の筋肉に負荷をかける動作でも、耐えられず痛みを発症します。
靴下をはく際に起こすもう一つの動作が、太ももを胸の方向に持ち上げることです。

ひざから骨盤にかけて伸びる太ももの前面の筋肉が主力となって、太ももを胸方向に持ち上げます。
この筋肉が縮むと、ひざを伸ばしたり、太ももを上げたりする働きがあります。
靴下をはく動作は、ひざと股関節を曲げておこないます。
ひざを曲げることで太もも前の筋肉を伸ばした状態で、股関節を曲げるために太ももの前の筋肉を縮めようとする、相反した動きをとります。
それによって過度な負荷がかかるとともに、片足の重量の負荷も加わって、太ももの前面の筋肉の付着部である、太ももの付け根に痛みが発生します。

イスに座って靴下をはく際には、ちょっとした工夫で、背中や太ももの付け根への負担を軽減できます。
その方法を以下で紹介させていただきます。
片足を持ち上げた状態をキープしながら靴下をはくために、背中や太ももの付け根に負荷がかかります。
ですので、靴下をはきたい足を太ももの上に乗せて、足を上げてキープするための筋肉の負荷と足の重みを軽減することで、靴下がはきやすくなります。

ベッドなどでしたら、太ももをマットの上にのせて、足首から先ををベッドから出して、靴下をはくのもおすすめです。

他の方法としては、靴下をはきたい足を台にのせて、股関節を意識して、体を前に曲げます。
前に曲げるのが苦しいようでしたら、太ももと体の間に枕などのクッションをはさんで行ってみてください。


また、これらの姿勢がとりずらいようでしたら、「ソックスエイド」という靴下をはくための補助道具があります。
値段は1500円前後ですので、それを利用されるのも一つの手段です。
以下のリンクは、ソックスエイドの販売サイトです。参考にしていただければ幸いです。

イスに座って靴下をはきやすくするために、おこなってほしいストレッチを以下で紹介させていただきます。
壁に手をついて立ち、片方のひざを曲げて足先を持ちます。

足先を持った手で、足を上方に引き上げます。

その状態で10秒間、キープしてください。
反対の足も同じようにおこなってください。
これを交互に3回ずつおこなってください。
片方の足を前に出して、ひざを90度に曲げ、両手をひざの上にのせてください。
もう一方の足を後ろに引いて、床にひざをつけてください。

前に出した足のひざをゆっくり曲げて、重心を前に移動させてください。
後ろに引いた足の股関節の前面が伸びているのを感じたら、その状態で10秒間、キープしてください。

反対の足も同じようにおこなってください。
これを交互に3回ずつおこなってください。
腕を上げて、全体を壁につけてください。

そのままひざを曲げて、背中が伸びるのを感じたら、その状態で10秒間、キープしてください。

これを3回おこなってください。

普段、何気なくおこなっている靴下をはく動作がしにくいということは、ある意味、疲れがたまっているバロメータとも言えます。
日常の生活動作ができないと、煩わしさやストレスがたまります。
そういたことを防ぐためにも、今回、紹介させていただいたことが、みなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも靴下をはく動作に支障が出るようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に疲労への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

先日、お体のメンテナンスを定期的にされる60歳代の女性の方が来院されました。
最近のお体の状態をお聞きすると、脇腹の筋肉がよくつるようになったそうです。
玄関に座って靴をはこうと前屈みになったときに、脇腹の筋肉をつったのがきっかけで、寝返りとうったり、車の助手席に乗っていてもつってしまうとのこと。
脇腹の筋肉が硬いせいかと思い、セルフケアとして側屈の体操で脇腹を伸ばそうとすると、かえって脇腹がつりそうになったとのことでした。
ふくらはぎの筋肉がつるこむら返しと違い、脇腹の筋肉をつってしまうと、おさめるのがなかなか難しいです。
そこで今回は、体を前に倒したり、ねじることで、脇腹の筋肉がつってしまう理由とそれを予防するための方法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、日常の動作の中で脇腹の筋肉がつってしまうことを軽減できます。

脇腹は3つの筋肉で構成されています。
3つの筋肉は、ろっ骨・骨盤・おなか・背中と、広範囲につながっています。
脇腹の筋肉の働きは、
・内臓の保護と支持
・肺から息をはきだす際の補助
・排便、排尿、分べんなど、力むときに腹圧をあげる
・体幹の前屈、側屈、回旋、固定
・物を持ち上げるときに腰や骨盤を支える
など多岐にわたります。体を前屈をさせるのは、脇腹の筋肉が主要な働きをしますが、関節としては、腰の骨と股関節が関わってきます。
体を前に倒したり後ろに反ったりする動作は、
「腰椎骨盤リズム」

と呼ばれる腰の骨と股関節が同時に連動しておこなわれます。
腰の骨と股関節の連動がうまくいっていないと、脇腹の筋肉に負荷がかかります。
その結果、脇腹の筋肉がつりやすくなります。
つまり、腰の骨と股関節の動いをケアすることが、脇腹の筋肉をつることへの予防につながります。

脇腹の筋肉に負担を減らすために、以下で腰の骨と股関節の連動を整える方法を紹介させてただきます。
床に手とひざをつけて四つんばいの体制をとります。

息をはきながら、おなかを緩めて、ゆっくりと背中を丸めます。

四つんばいの姿勢に戻します。 息を吸いながら、背中を反らしてます。
これを3回、繰り返してください。

片方の足をひざを90度に曲げて前に出し、両手を前に出したひざの上にのせます。
もう一方の足を後ろに伸ばして床にひざをつけます。

前に出した足のひざをゆっくり曲げて、重心を前にかけます。
後ろに伸ばした股関節の前面が伸びるのを感じたらOKです。

ゆっくりと元の状態に戻します。反対側も同様におこないます。
これをこれを3回、繰り返してください。
両足を伸ばして床に座り、台の上に両足をのせ、足首は90度に曲げます。

体を前屈をして、10秒間、キープします。
太ももの裏からひざ裏が伸びるのを感じたらOKです。
これを3回、繰り返してください。


脇腹の筋肉は、いろいろな機能を担っているために、痛めてしまうと日常生活に支障が出ます。
それを予防するための方法を、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも脇の筋肉がつりやすいようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に筋肉がつることへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

60歳代の女性の方が、股関節の前面の痛みで来院されました。
きっかけをお聞きすると、ウォーキングを30分ほどして、家に帰ったら痛みが発生したとのこと。
健康のためにとウォーキングを始めたら、かえって痛みが出てしまって、再開する自信がないとも。
ウォーキングは、
・生活習慣病の予防
・呼吸や心臓機能の向上
・持久力の強化
・体脂肪の燃焼
・筋力の増加
・骨密度の強化
・ストレスの解消
・腸の機能改善
・睡眠の質の向上
など効果が高い運動です。
長期的に健康を考えても、ウォーキングすることをあきらめないでほしい。
そこで今回は、ウォーキングをすることによって、股関節の前面に痛みが出る理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、ウォーキングで股関節を痛めずに健康を続伸できます。

股関節は、人間の体の中で最も大きい関節です。
それだけに、ウォーキングをする際には、主力の動力となる大切な部位です。
そのウォーキングする際のモーターとなる股関節の前面に痛みがでる理由を、以下で紹介させていただきます。


歩くと股関節の前面に痛みが出る場合は、骨盤が前に倒れて、筋肉に負荷をかけている可能性があります。
股関節の前面には、「大体四頭筋」や「腸腰筋」といった歩行や姿勢の維持に重要な働きをする筋肉があります。
骨盤が前に倒れた状態で歩き続けると、これらの筋肉が過剰に引き伸ばされて硬くなり、股関節の前面に痛みが発生します。
背中の筋肉は、体をまっすぐな姿勢に保つ働きがあります。
背中の筋肉が弱ることで、体を支える力が弱くなります。
弱くなった背中の筋肉を補い、姿勢を維持するために、股関節の前面を突き出すように、骨盤を前に倒して、体の前後の筋肉をバランスをとります。
その結果、股関節の前面に負荷がかかり、痛みが発症します。
歩行する際に、つま先はブレーキの働きをして、かかとはアクセルの働きをします。
常に重心がつま先にある状態で歩くと、ブレーキを常にかけながら歩いています。
そうすると、歩行時にブレーキの衝撃が股関節の前面にかかり、痛みが生じます。

ウォーキングの際に股関節前面に負荷をかけすぎないための対処法を以下で紹介させていただきます。
床に座り、ひざを曲げ、足は肩幅に広げ、つま先は外に向けます。
両腕の手のひらを、体の後ろについて、体を支えます。

両手で体を支えながら、両方のひざを同じ方向にゆっくり倒します。

このとき、足の裏は床から離れても大丈夫です。
反対方向にも、同じようにおこなってください。

これを10回繰り返してください。
床に、親指側を天井方向に向けて、両手を前に突き出し、下を向いてます。
その際に、枕もしくは折り畳んだタオルを胸の下に入れます。

片手は伸ばしたまま床につけて、もう片方の腕を上げ、上半身をゆっくり起こします。

腕を交代して、同じようにもあげてくだい。

この動きを、5回ずつおこなってください。
足を肩幅に開いて立ち、股関節の前面を軽く前に突き出し、つま先に重心をかけて立ちます。

少しずつ、突き出した股関節と腰を後ろに引きながら、足の裏の重心をかかとに移行して、重心がかかとに乗る位置で止めます。


これを10回繰り返してください。

ウォーキングは、お体の状態に合わせて、その頻度や負荷のかけ方を調整しながら行う必要があります。
ご自身にあったウォーキング量を探っている最中に、股関節の前面を痛めることもあります。
それによって、せっかく健康のために始めたウォーキングへの意欲を低下させないためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも股関節前面の痛みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に股関節前面のへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

2月も終盤となって、気温も上がってきて、春が近くまで来ているのを感じます。
しかし、風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルスなどの感染症は、まだまだ猛威を奮っています。
兵庫県の2月の感染症に関するの調査によると、兵庫県全体の感染者の約82パーセントが、15歳未満であると報告されています。
お子さんが何らかの感染症にかかると、看病するお母さん方もうつってしまうケースが多く見られます。
感染症のために熱が出て、数日、寝込んでしまったお母さん方が、病気から復帰して、いざ家事や仕事をしようとすると、腰痛に悩まされることが少なくありません。
そこで今回は、感染症を発症したお母様方が、病気から復帰した後に、腰痛が発症する理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、病み上がりに起こる腰痛を解消できます。

お母さん方が、感染症で寝込んだ後に、腰痛が発症する理由は、以下のようなことが考えられます。
風邪やインフルエンザなどにかかったことで、布団に寝たきりの生活を送り、筋力をほとんど使われないことで、筋力は急激に低下します。
寝たきりでいることで落ちる筋肉量は、1日で約3〜5パーセント、1週間で約20パーセントの筋力が減少します。
このような急激に筋力が低下する反面、筋力の回復には時間がかかります。
1日寝込むと、筋力の回復には1週間かかり、1週間寝込むと、筋力の回復に1カ月もかかります。
腰は、体を前後に曲げたり、ひねったりと、体幹を動かすだけでなく、腰を動かさないことで、体を安定させます。
また、上半身の重みを支え、下半身との連結を担います。
この腰の機能は、腰周辺の筋肉によることが大きいため、筋力が落ちることで腰を支えきれず腰痛を引き起こします。
風邪ウイルスやインフルエンザウイルスと体の免疫が戦う際に、ウイルスに対して免疫が優位な環境をつくつために、体温を上げる物質が分泌されます。
この物質はウイルスと戦う際には、非常に役に立つのですが、痛みも引き起こす物質でもあります。
そのため、全身の筋肉や関節に痛みが発症し、全身痛症候群とも呼ばれます。
また、ウイルスと戦う免疫反応は、非常にエネルギーを消耗します。
そういったウイルスと戦った免疫による体の変化を、特に、日常生活で負荷がかかる腰が感じる機会が多いため、腰に痛みを感じやすくなります。
こういった理由で、感染症の後遺症として、腰痛が引き起こされます。

感染症により寝込んだことにより、筋力が低下して、痛みの感度も上がっています。
いきなり腰痛への刺激がきついリハビリは、かえって腰の痛みを増加させかねません。
まずは、低刺激の体に優しい腰痛へのケアを以下で紹介させていただきます。
腰にタオルを当てて上向きで寝て、ひざを60~90°に曲げます。

おなかに手を当てて、軽くあごをひいて、鼻から息を吸って、おなかを膨らませます。

次に、口からゆくり息をはいて、膨らんだおなかをゆっくり凹ませていきます。

これを5回繰り返してください。
腰にタオルを当てて上向きで寝て、ひざを60~90°に曲げ、腕を体の横に置きます。

軽くあごをひいて、鼻から息を吸いながら、腕を伸ばして、円を描くように頭の上までゆっくりあげていきます。


次に、息をはきながら、円を描くように、腕を元の位置である体の横に下ろします。


これを5回繰り返してください。
うつぶせに寝て、わきをしめて両方のひじを床につけて、無理のない程度に背中を逸らして、その姿勢を20秒間、キープします。

これを5回繰り返してください。

今年は特に、感染症でご家族中が大変なことになったというお話をよくお聞きします。
感染症が治った後も、なかなか体が回復せずに、特に、腰痛に関しては悩まれている方も少なくありません。
腰は体の要であるため、日常生活においては素早く回復させる必要があります。
そういった腰痛に対して、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも感染症が治った後に起こる腰痛が解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に腰痛への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

結婚をされて、都心部から農村部に移って来られて方から、生活スタイルが変わって戸惑っているというお話をお聞きしました。
特に、自宅ではイスに座って過ごしていたのが、畳を引いた床で座っての生活時間が増えたとのこと。
洗濯物を床に座ってたたんだりテレビをみたりしていて、そこから立ち上がろうとすると、すっとできず、なにかとしんどいとのことでした。
イスに座っての生活習慣と床に座っての生活習慣について、内閣府の調査がされています。
その中で、家での食事をするときのスタイルについて、「テーブルで椅子に座って食べる」が約70パーセント、「畳や床に座って食べる」が約26パーセントという調査結果が出ています。
現在の日本は、床に座って生活するという和式の生活習慣から、イスに座って生活するという洋式の生活習慣に移行しつつあることがわかります。
このように、床からイスの生活が多くなることは、床からの立ち上がり動作が不慣れな方が増えるるということです。
イスでの生活の習慣が増えるデメリットもあります。
例えば、転倒したときには、床からの立ち上がりの動作が不慣れだと、起き上がることができず、助けも呼べないので重大な事故にもつながりかねません。
そこで今回は、床からの立ち上がりのパターンや特徴を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、体に負担の少ない床からの立ち上がりの方法がわかります。

立ち上がりのパターンは、
・お尻を高く上げるパターン
・片ひざ立ちパターン
・しゃがみパターン
の3パターンがあります。
お尻を高く上げるパターンは、いったん、四つんばいになり、お尻を高く上げてから、立ち上がる方法です。

片ひざ立ちパターンは、片足を前に出して、ひざ立ちをしてから立ち上がる方法です。


しゃがみパターンは、両ひざを折り曲げてから立ち上がる方法です。


ちなみに、子供が床から立ち上がるパターンを身につけるのは、
「お尻を高く上げるパターン→片ひざ立ちパターン→しゃがみパターン」
の順番で獲得していきます。
これは成長により、身体能力が上がることで、獲得できる順番でもあります。
この3つの床からの立ち上がりパターンのうち、
最も難易度の高い、床からの立ち上がり動作は、「しゃがみパターン」
です。そして、
最も簡単にできる、床からの立ち上がり動作は、「お尻を高く上げるパターン」

です。
床からの立ち上がりの研究では、お尻を高く上げるパターンしかできない人に比べて、片ひざ立ちパターンとしゃがみパターンができる人は、筋力やバランス能力が大きく上回っていると報告されています。
このことからも、床からの立ち上がり動作は、ご自身の身体能力に合わせて選択する必要があります。
安全性の面から言えば、身体能力に自信がない場合は、腕の力で体を支えることができる「お尻を高く上げるパターン」「片ひざ立ちパターン」をおすすめします。
お尻を高く上げるパターンは、片ひざ立ちパターンより総合的に、体への負荷が少ないという研究報告がされています。
しかし、腰痛をお持ちの方にとっては、お尻を高く上げるパターンより、片ひざ立ちパターンで立つ方がメリットもあります。
お尻を高く上げるパターンで、床から立ち上がる時には、体を前に30度曲げる必要があります。

体を前に曲げるほど、背中から腰の筋肉への負荷が大きくなります。
片ひざ立ちパターンで床から立つ場合は、体の角度は90度ぐらいなので、背中から腰の筋肉への負荷が少なく、骨や関節で体を支持する割合が増えます。

結果、腰痛をお持ちの方にとっては、片ひざ立ちパターンで床から立ち上がることをおすすめします。
床から立ち上がりをする動作の際、股関節のねじる方向で、腰の筋肉への負担が変わってきます。
股関節を外側方向にねじって立ち上がる動作の方が、股関節を内側方向にねじって立ち上がるより、負荷が少ないという研究データがあります。

立ち上がる際には、股関節の向きも意識しながらおこなうことをおすすめします。
立ち上がりの動作に必要な足の筋肉を、を比較研究したところ、大腿四頭筋(だいたいしとうきん)と呼ばれる太ももの前面の筋肉が最も重要であるという結果になりました。
つまり、この筋肉を、鍛えることで立ち上がりの動作がおこなえます。
鍛え方としては、
・イスに座り、3秒かけて片足のひざをゆっくり伸ばし、その状態で5秒間、キープします。
そしてまた、3秒かけてゆっくりと足を下ろします。
反対側の足もおこなってください。これを左右の足で、5回ずつおこなってください。

床から立ち上がる際には、足首の関節、ひざ関節、股関節、の柔軟性も必要となってきます。
床から立ち上がる際、足首は足の甲側の方向に曲げる角度は、10度は必要とされています。
足の甲側の方向に足首の関節を曲げるときは、内くるぶしと外くるぶしの間にある骨が、後方のカカトの方向に滑って移動します。
この移動がないと、足首の関節は曲がりにくくなります。
立ち上がる時に足首に違和感を感じましたら、以下のような方法でアプローチしてみてください。
片足をひざの上にのせます。ひざにのせた足の内くるぶしと外くるぶしの後下方を、親指と人差し指でつまみ、後方に引っ張ります。

その状態のまま、もう片方の手で、足の甲側の方向に足首を曲げて、5秒間、キープしてください。
これを左右の足で、5回ずつおこなってください。

股関節、ひざ関節に関しては、当院のブログでその方法を紹介しておりますので、参考にしてください。

床からの立ち上がりをスムーズにおこなうためには、
・お尻を高く上げるパターンが体の負担が最も少ない
・腰が痛い方は片ひざ立ちパターンがおすすめ
・立ち上がるときは、股関節は外側に方向にねじると腰への負荷が減少
・床から立ち上がりには太ももの前面の筋肉が重要
・床からの立ち上がりには、足・ひざ・股関節の可動性が必要
ということがポイントです。
日常の何気ない動作ですが、床からの立ち上がりは、そのやりかた次第で、腰やひざを痛めてしまうことも少なくありません。
そういったことを回避するためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも床からの立ち上がりがしにくいようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に日常生活の動作のお困りごとへの対策ブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広