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年末の買い物外出時の疲れ知らず!歩くフォーム改善術

2023.12.23 | Category: ウォーキング,予防

 

年末に備えて、買い物へ行く方も多いかと思われます。

家族や友人といろいろなお店を歩き回っていると、足が疲れて、動きづらくなるということはないですか?

一緒に買い物に来た家族や友人の歩くペースに合わせないと迷惑がかかる、と休憩したいけど無理して歩くことで、後日、足やひざ、腰などに痛みがでてしまう。

そうすると、人と一緒に出かけるのがおっくうになるというお話をよくお聞きします。

そこで今回は、歩くとすぐ疲れてしまう理由とその対策を紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、外出時に疲れず歩くことができます。

 

 

 

歩くとすぐ疲れてしまう理由

 

一般的に、普通の歩く時は、かかとから着地して、指先の付け根を曲げながら、力を入れて足を前に振りだしています。

しかし、この歩き方は、人体の構造に反しています。

この歩き方をすることで、足首の角度は着地して足を振り出す直前、 90度以上の角度になっています。

足首をその角度で足を振り出す際、1歩進むたびに、ふくらはぎの筋肉が強制的に伸ばされ緊張します。

このフォームの歩き方を繰り返すことで、ふくらはぎの筋肉の緊張し血流を悪化させ、疲れや痛みの原因になる。

 

 

 

疲れない歩き方

 

疲れないための歩き方の基本は、「カカトから着地しない」「大股で歩かない」ことです。

具体的な方法は以下の通りです。

 

①横の足幅は、骨盤の横幅で歩く

②前に踏みだす際にはそっと引き上げて、体の少し前に落とす

③カカトからではなく、足の裏全体で着地する

 

④前の足が着地したと同時に後ろに残った足をすっと引き上げる

⑤後ろに残った足をすっと引き上げる際には足首を伸ばす

⑥常に着地している足に体の重心があるようにする

⑦足が着地したとき、耳・肩・骨盤・足が一直線に位置する

 

 

「①横の足幅は、骨盤の横幅で歩く」であげた、やっていただきたい横の足幅である骨盤の幅の測り方についてお伝えします。

まず、両足のかかとをつけた状態で、両足のつま先をできるかぎり外側に開きます。

 

つま先を外に開いた位置に固定して、 両足が平行になるようにかかとを開きます。

 

この幅が骨盤幅です。

 

普段の歩行より左右の足が横に離れているように感じると思いますが、足の骨を効率よくまっすぐに動かすには、この骨盤の横幅が最も良いのです。

この歩き方は、疲れないように山を歩くときにおこなう「フラット歩行」と呼ばれるものに近いものです。

人類は太古よりこのように歩いてきました。

かかとから着地するようになったのは、現在のような 厚底の靴ができて道路が整備されて、足裏全体で着地しなくても歩ける環境になったからです。

長い歴史の中で、人類はずっと道ならぬ道を歩いてきました。

そうした厳しい環境の中では、カカトから歩くことはできなかったはずです。

なぜなら、足の裏全体でしっかり地面に着地しなければ、バランスが取れないからです。

つまり、人間へと進化した体は、カカトから着地して歩くようにできていないのです。

現代人が、かかとから着地して歩くと疲れる理由はここにあります。

この歩き方は足幅がいつもよりも狭くなります。

そのため、歩く際にスピードが出ないように感じます。

しかし、その狭い歩幅こそが、人間にあった幅です。

歩くスピードを上げたいときは、歩行の幅を伸ばすのではなく、一歩一歩のピッチを上げるようにしてください。

 

 

 

まとめ

 

今現在の何気なく歩いている方法は、人間が最近身につけた歩き方です。

今回紹介した歩き方は、歩くフォームへの意識とコツが入りますが、慣れると楽に歩けます。

今回のブログが、お買い物に付き合って、歩き回るとすぐ疲れてしまうことでお悩みの方の助けになれば幸いです。

それでも歩くとすぐお疲れになる方は、お近くの治療院でお体を整えることをお勧めします。

当院でも、今回のこのようなお悩みの方への施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

歩くことで起こる体の痛みに対してのブログも書いておりますので、ご参考にしていただけたら幸いです。

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監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広


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