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職業病 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 5の記事一覧

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
当院では、施術をする前に、検査の一環として、最初に、立った状態での姿勢を見せていただきます。
そして、その際に、どういった姿勢のバランスやゆがみ、崩れなどが起きているかをお伝えしています。
特に、肩の左右の高さに差が出ることは、よく見られることです。
施術後には、姿勢は整い、肩の高さも補正されますが、この状態をキープするために、
「姿勢の矯正ベルトとかしたほうがいいですか?」
「普段から背中をそらすようにしたほうがいいですか?」
「肩が下がっている方のかかととに、底上げする下敷きを詰めたほうがいいですか?」
などというご質問をよく受けます。
姿勢を整える意識を高く持つということは、素晴らしいことなのですが、無理に姿勢の矯正をおこなうと、かえって体に不調が出てしまうことがあります。
そこで今回は、当院に来られた実例を絡めて、左右の肩の高さに差が出るといった姿勢が崩れる理由とその対処法方について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、日頃から気になる姿勢に関するお悩みを解決できます。
電話でのご予約はこちら>>079−490−5955

先日、背中の痛みを訴えられて50歳代の女性の方が来院されました。
きっかけをお聞きすると、肩の高さを補正して着物を着たせいではないかということでした。
久しぶりに着物を着せてもらっていたら、着付けをしている方から左肩が下がっていると指摘されたそうで、着崩れが起きないようにと、タオルを左肩に詰めて補正をしてもらったと。
その状態で、着物を着て動いていたら、どんどん背中に痛みがでて、着物を脱いでも痛みが残っているとのこと。
実際、当院で姿勢の検査をさせてもらうと、体自体が左に倒れて、左肩が下がり、足の長さも2センチほど、右足に比べて左足が短い状態でした。
また、背骨や骨盤のねじれも起こっていました。
着物は、多くのひもや帯で固定して、体幹がしっかりするものの、体幹の動きの自由度が低下します。
今回の場合ですと、左の肩にタオルと入れることで、さらに左側の動きの自由度が低下。
それを代償するために、背中に負担がかかり、痛みが発生したと思われます。
治療後は、
「背中が痛くて曲げてないとしんどかったのが、今は、伸ばせるし、そのほうが楽です。」
という感想をいただきました。
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今回、ご相談いただいた患者様は、普段は調理系のお仕事で、立った状態で中腰になっての手作業をされておられていました。
体の状態から、お仕事の性質のため、利き手である右手を使って、左足で踏ん張って軸にしながら、体を右ひねりの動作が多いことがうかがえました。
そういった反復の動作をすることで、右肩に比べて左肩が下がるような姿勢の崩れが形成されたと思われます。
そういった状態で固まった体に、無理な補正を入れるのは、地盤沈下のために家の地面の基礎が左側に傾いた家の左側の屋根を、右側に合わせて上乗せをすると、基礎と屋根のバランスが崩れ、柱にひびが入るような状態と同じです。
つまり、コルセットやインソールなどの矯正する道具を使って、見た目が良くなっても、それによって体の内部構造により負担をかけることになり、痛みほ引き起こすことになります。
ですので、見た目よりは、まずは、体の基礎である筋肉や関節などの左右や前後のバランスを整えるほうが、体を健康に維持するためには有効です。
(参考文献:「歩行運動における脊髄神経回路の役割」「3次元神経筋骨格モデルを用いた脳性麻痺児の歩行シミュレーション」)
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体のバランスを整えるためには、体の中心で柱である背骨を整えることが重要です。背骨は、頭と骨盤の間に、
・首が7本
・胸が12本
・腰が5本
の円柱の骨が積み重なってできています。
以下で、首・胸・腰のそれぞれを背骨を整えるための体操を紹介させていただきます。
イスに深く腰かけ、両足をそろえて、背筋を伸ばして座ります。

左手の親指と人差し指と中指の指先同士を合わせて、輪をつくります。

左手で作った輪の中に、あごを入れて、右手は後頭部に当てます。

右手で頭を前に倒し、あごを左手で作った輪の中に押し付けます。

この際に、左手で作った輪の中に入れたあごを支点として、首を斜め前上方に伸ばします。
首の後面が伸びるのを感じたら、10秒間、その姿勢を維持してください。
10秒たったら、力を抜き元の姿勢に戻します。
この一連の動作を、3回、繰り返してください。
イスに深く腰かけ、両足をそろえて、背筋を伸ばし、腕を下にさげて座ります。

胸を広げて、肩甲骨同士を寄せます。

その姿勢から、肩をすくめるように、肩を上方にあげて、5秒間、キープします。

5秒たったら、肩の力を抜き元の姿勢に戻します。

次に、再び、胸を広げて、肩甲骨同士を寄せます。

その姿勢から、肩を下方に落として、5秒間、キープします。

5秒たったら、肩の力を抜き元の姿勢に戻します。
この一連の動作を、3回、繰り返し行ってください。
床に下向きで寝て、足は肩幅ぐらいに広げます。

肘を肩の真下につけて、体を起こして、腰が伸びるのを感じたら、10秒間、キープします。

10秒たったら、元の姿勢に戻します。
次に、四つんばいになります。

両腕の間に頭を入れて、お尻を足の間に入れるように、後方に引き、腰が伸びるのを感じたら、10秒間、キープします。

10秒たったら、元の姿勢に戻します。
この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。
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仕事やスポーツなど、どうしても同じ動作を繰り返す必要があるため、体にゆがみが発生するのは避けられません。
コルセットやインソールなどの姿勢を補助する道具は、シュチュエーションによっては必要です。
しかし、人間には自然に体を調整する能力がありますので、なるべくそれを機能しやすくするために、体のバランスを整える刺激をこまめに加える必要があります。
そのための方法として、今回、紹介させていただいた体操が、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
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みなさん、こんにちは。
加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
3月になると、特に、自営業の方から、確定申告のためのパソコンへの打ち込み作業で、疲れたというお話をよくお聞きします。
確定申告が電子申告できるのは、大変に便利ですが、こういった長時間のパソコン作業は、どうしても体のさまざまな部分に負荷をかけて、不調が引き起こされます。
その中でも多いのが、『肩こり』です。
肩こりがひどくなると、肩の痛みだけでなく頭痛やはき気などが起きたり、作業の集中力や注意力が低下したりと、心身に影響が起こります。
そこで今回は、長時間、確定申告でパソコン作業をすることで肩こりが起きるメカニズムとその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、確定申告による肩こりを早く軽減して、快適な生活に戻ることができます。
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確定申告の打ち込みのために、長時間、パソコン作業をすると肩こりが起こる理由として、以下のことを紹介させていただきます。
パソコン作業中は、無意識のうちに前傾姿勢や猫背になりがちです。
この姿勢を続けると、頭が前に突き出すようになり、頭の重みを支えるために、首や肩の筋肉に過剰な負担がかかります。
特に、長時間、頭を突き出してパソコン作業をしていると、体のバランスを取るために、首が適正な位置をキープするための感覚センサーの感度が低下することが、研究で報告されています。
(参考文献:金沢大学「頭頸部前方位姿勢による疲労感は僧帽筋の過剰な筋活動に起因することを発見!」)。
そうすると、パソコンを触っていなくても、首を不適切な位置をとるようになり、これが、首につながっている肩に、さらなる負担をかけて、肩こりが発生しやすくなる。
筋肉は、伸びたり縮んだりすることで、ポンプのように血管を圧迫して、血液を全身にめぐらせます。
しかし、パソコン作業では、腕を上げて内側にねじって、キーボードの上に保持するために、肩周りを筋肉が収縮し続ける必要があります。
そうすると、筋肉によるポンプ作用が行われないため、肩周辺の筋肉の血流が低下します。
その結果、血液によって運ばれる酸素や栄養が届かず、肩の筋肉がエネルギー不足を起こして、パソコン作業のために腕の重みや動作を支えることができず、肩こりを引き起こします。
パソコン作業では、長時間、至近距離で画面を見続けることで、目のピントを絞るために、目の周辺の筋肉を酷使する状態が続きます。
これにより、目の周囲の筋肉が疲労し、目のピントが絞れなくなります。
目のピントが絞れなくなると、体の状態を調整する自律神経によって、自動的に、筋肉が緊張しやすくなったり、血管の収縮しやすくなります。
そのため、目の疲れが、肩首の筋肉を緊張させ、血流が悪くなることで、肩こりが起こりやすくなる。
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パソコンに確定申告のための打ち込み作業を、長時間、することによって起きる肩こりへの対策として、以下のようなポイントに刺激を入れることをおすすめします。
ツボで言えば、「肩井(けんせい)」と呼ばれるポイントを刺激することで、肩周辺の筋肉の緊張が取れやすくなります。
ポイントの取り方としては、目標となる2つの骨を結んだ線上の、ちょうど真ん中にあります。

①頭を前に曲げたときに、首と肩の付け根あたりの背骨で、一番に飛び出てくる部分

②肩の上部に一番に飛び出でいる部分

①と②を結んだ線上のちょうど真ん中のポイントを、左右の肩とも、指でゆっくり優しく刺激してください。

適正な首の位置に置くための感覚センサーが、頭と首の付け根の後面で、髪の毛の生え際あたりに多く存在します。
長時間のパソコン作業で、そのセンサーの感度が下がっているために、肩こりが起こりやすくなることは、前章で説明させていただきました。
ですので、髪の毛の生え際あたりを刺激することで、適正な首の位置に置くための感覚センサーの感度を上げることをおすすめします。

方法ですが、両方の手の親指で、下方から上方に向かって、頭を持ち上げるように、ゆっくり優しく刺激してください。
耳の裏から、体の中心に向かって、何回かに分けて、順々におこなってください。

パソコン作業によって起きる目の疲れを取ることは、肩こりの軽減につながります。
そのために、ツボで言えば、「太陽(たいよう)」と呼ばれるこめかみの部分を刺激するこが有効です。

場所ですが、まゆ毛の外側の部分と目尻の外側の部分を結んだ線上の、ちょうど真ん中で、へこんだ部分が、刺激するポイントです。
指で体の中心方向に、ゆっくり優しく刺激してください。
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わざわざ、出向かなくても、確定申告を電子申告できるのは、大変、便利になりました。
しかし、その分、パソコンに向かう時間も増えて、肩に大きな負担もかけるように、近年なっています。
確定申告から解放されても、肩こりが残ると、その後の業務に支障が出るため、早めにケアされることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
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みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、デスクワークの40歳代男性の方が、腰痛で来院されました。
仕事でずっと座っていると、腰に痛みを感じると。
腰が痛くて動けないほどではないが、治りそうで治らない、すっきりしない状態が続いているそうです。
今回、ご相談いただいた患者様のように、デスクワーク中の腰の痛みに、ストレスを感じられる方は少なくありません。
そこで今回は、デスクワークで座り続けることで腰痛が発症する原因とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、事務作業中に感じる腰痛を軽減して、仕事に集中しやすくなります。
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立っているときより、座っているほうが楽だと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実際には、座っている方が、腰にかかる負担は大きくなります。
姿勢によってどれだけ腰に負担がかかるを調べた研究(Nachemson, 1976)では、立っているときに腰にかかる負担を「1」としたら、
・正しい姿勢で座位:1.4倍
・崩れた姿勢での座位:1.8倍
と腰への負担が増加すると報告されています。
これは、立っているときは、上半身の重みが、2本の足と骨盤で分散して支えられているのに比べて、座っているときは、上半身の重みが、骨盤と腰に集中します。
そのために、立っているときより、座っているときのほうが、腰に負担が大きくなるのです。
デスクワークは、仕事を開始して、30分もたてば、姿勢が崩れるとされています。
正しい姿勢で座っていても、腰に負担がかかるのに、姿勢が崩れることでさらに腰に負荷がかかります。
そうすると、腰周辺の筋肉や関節、じん帯などの組織が、その負荷によって疲労や炎症を起こしやすくなり、腰痛が発生するのです。(参考文献:「腰痛 の 理 学療法 腰 椎椎 間板 ヘ ル ニ ア に対 す る 腰 椎伸 展 運 動 療 法 」 )
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デスクワークをしている最中、腰に痛みを感じた際に、その場で簡単に腰痛を緩和するための方法を以下で紹介させていただきます。
デスクワークをしていると、姿勢が崩れて、腰により負担がかかります。
こまめに座っている姿勢を整えることで、腰の痛みは軽減できます。
その方法ですが、
①足先をひざの位置をそろえて、まっすぐ前に向けます。

②両手をひざの上に置きます。

③背筋を伸ばして、股関節を軸に、体を前に倒します。

④体を前に倒した重みを利用して、ひざに置いた手のひらを、床の方向に押し付けて、イスの座面から5センチほど軽くお尻を上げます。

⑤その状態から、力を抜いて、ストンとお尻をイスの座面に落とします。

このような手順で座り直しをすることで、適正な刺激が骨盤から背骨に入り、座っている姿勢が整います。
座っている状態が、30分ごとぐらいに、この座り直しの動作を行ってください。
デスクワーク中は、パソコンや書類を見るために、姿勢が前のめりになり、どうしても猫背になる方が多いかと思われます。
背骨は通常、S字状のたわみがある状態で構成されており、そのたわみがバネのように働き、体の上下からかかる衝撃や圧を吸収します。
猫背になると、この背骨のたわみが減少し、それが座っているときに腰痛が発症する要因の一つとなります。
背筋をこまめに伸ばすことで、背骨のS字状のたわみを作り、上半身の重みを腰が支えやすくします。
その方法として、
①机に両方の前腕を置いて、体を支えます。

②あごをひきながら、おへそを前に突き出すようにして、背筋を伸ばします。

③腰のあたりが伸びるのを感じたら、20秒間、キープします。
この一連の動作を、座っている状態が、30分ごとぐらいに、背筋を伸ばす動作をおこなってください。
座っている状態が続くと、太ももの裏の筋肉が縮んだ状態がつづき固くなります。
そうすると、太ももの裏の筋肉は骨盤についているので、骨盤を引っ張り、さらに骨盤についている腰の筋肉にも負荷がかかります。
ですので、太ももの裏の筋肉を伸ばし柔らかくすることで、腰への負荷が軽減することにつながります。
その方法ですが、
①イスに座った状態で、両方の足を前方に伸ばして、足関節を90度に曲げて、つま先を天井方向に向けます。

②その状態のまま、背筋を伸ばして、体を前方に倒します。

③太ももの裏が伸びるのを感じたら、20秒間、キープします。
この一連の動作を、座っている状態が、30分ごとぐらいに、太ももの裏を伸ばす動作をおこなってください。
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どんなに良いイスに座っていても、同じ姿勢を続けると、同じ筋肉や関節などを使うことになるので、特に、腰に負荷がかかりやすくなり、腰痛が起こります。
本当は、30分ごとに、立ち上がって、動いてもらうのがベストなのですが、仕事中になかなかそういったことは難しいかと思われます。
デスクワークをしながら、最小限の動作で、腰痛を軽減する方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
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皆さんこんにちは、加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、デスクワークをされておられる30歳代女性の方が、お体の定期のメンテナンスで来院されました。
最近のお体の状態をお聞きすると、夕方になると仕事中に、まぶたがピクピクとけいれんが起きるとのこと。
翌日の朝には、けいれんはおさまるが、夕方になるとまた再発するので、気になるそうです。
お仕事の内容は、ほとんどの時間がパソコンを使った作業であるそうです。
労働者調査によると、日本の事務作業でのパソコン使用率は87.5%で、作業時間も6時間をこえていることが多いと報告されております。
そういった仕事の環境から、眼の疲れ、肩こり、不眠など心身に支障をきたす「VDT症候群」と呼ばれる病気が起きる方が少なくありません。
今回、ご相談いただいたケースのように、長時間のパソコン作業によって、一時的にまぶたにけいれんが起きることも、「VDT症候群」の中の一つです。
まぶたのけいれんを放置しておくと、仕事だけではなくプライベートでも大きな支障をきたしてしまいます。
そこで今回は、長時間、パソコンを使ったデスクワークをすることでまぶたにけいれんが起きる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、モバイル端末を使った作業によってまぶたに起きる不調を解決し、集中して快適に仕事に取り組めます。

まぶたのけいれんが起きる最も一般的な原因は、
「良性眼瞼ミオキミア」
です。
良性眼瞼ミオキミアは、目の周りの筋肉の一部が、自分の意思とは関係なく勝手にピクピクと収縮することで起こります。
その要因としては、
・目の疲れ
・ストレス
・睡眠の不足
・カフェインが含まれる飲み物をたくさん飲む
ことによって起きるとされています。
良性眼瞼ミオキミア起きるメカニズムとしては、
・目の周りの筋肉の疲労
・顔の神経の圧迫や興奮
・脳が疲れることによるまぶたの制御機能の低下
が起きていると考えられます。
長時間のデスクワークで、パソコン作業をすることでも、これらの要因が重なって起こり、まぶたのけいれんが引き起こされると思われます。

前章で取り上げた「良性眼瞼ミオキミア」は、数日から数週間で、自然と治るとされています。
ただ、まぶたのけいれんが症状として起きる、
・本態性眼瞼痙攣
・大脳皮質基底核変性症
・パーキンソン病
・重症筋無力症
・脳動脈瘤
などといった重篤な病気もあります。
ですので、まぶたのけいれんとともに、
・数週間以上まぶたのけいれんが続いている
・片方の目のまぶたが急に下がる
・視力が急に低下する
・顔の半分のけいれんが続く
・歩行や細かい作業時に手足の動きが難しくなる
・室内でもまぶしく感じる
などのような症状が起きている場合は、速やかに専門の医療機関へ受診されることをおすすめします。

長時間、パソコン作業をすることによって起きるまぶたのけいれんが、「良性眼瞼ミオキミア」や目の疲労などからくる場合、「感覚トリック」と呼ばれる方法が有効です。
感覚トリックとは、特定の刺激を体に与えることで、まぶたのけいれんなどのような、意図していない勝手に起きている筋肉の収縮を軽減、もしくは止めることができる現象をいいます。
その方法として、以下のことを紹介させていただきます。

指先でこめかみやまぶたの周辺を優しくたたきます。
リズムよくタッピングをすることで、筋肉の緊張が緩和されて、けいれんがおさまります。

目を閉じて、まぶたの上に手を置いてあてて、数秒間、キープしてください。
もしくは、やけどに気をつけて、ホットタオルやホットパットを目の上に、置いてください。
まぶたを優しく圧迫することで、神経の興奮を抑えて、まぶたのけいれんの抑制を助けます。

目を閉じた状態で、まぶたの下で、眼球を上下左右にゆっくり動かします。
そうすることで、脳に適度な刺激が入り、まぶた周辺の筋肉や神経のコントロール機能が高まります。

口を動かすことで、顔の筋肉の緊張が変化して、まぶたのけいれんが和らぐことがあります。
口を大きく開けたり、歌を歌ったり、ガムをかんだりして、口の動きから顔全体に刺激を入れるようにしてみてください。
以上のような刺激を入れることで、パソコン作業によって起きるまぶたのけいれんを軽減できます。
ポイントとしては、きつい刺激を入れるとかえってけいれんが増加するので、あくまでも優しい刺激を入れることを心がけておこなってみてください。

現在の事務のお仕事では、パソコンを使った作業はさけられないと思われます。
ですので、それによって起きやすいまぶたんけいれんを、予防や対処するためにも、今回、紹介させていただいた、
・指先で軽くたたく
・目をおおう
・目を動かす
・口を動かす
が皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも、長時間のパソコンを使った作業でまぶたのけいれんがおさまらないようでしたら、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
当院でも、今回のケースのようなデスクワークによるお体の不調にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、デスクワークによって起きるお体の不調への対策ブログも書いておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:厚生労働省「情報機器作業における労働衛生 管理のためのガイドライン」(https://www.mhlw.go.jp/content/000580827.pdf)

みなさん、こんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
2024年から2025年にかけての年末年始は、冬らしく寒い日が続きました。
そのためか、当院に年始に来院された患者様からお話をお聞きすると、正月に体調を崩された方も多かったです。
その中の一つとして、ぎっくり腰を発症された方もいらっしゃいました。
私自身も経験がありますが、ぎっくり腰になると、本当に何もできなくなり、日常生活でいかに腰の機能が重要かがわかります。
一回、ぎっくり腰を発症すると、その後も繰り返し発症される方が少なくありません。
そういった方から、よくなぜぎっくり腰が起きるのかや発症後にどうしたらいいかなどのご質問をよくお聞きします。
そこで今回は、ぎっくり腰が起きるメカニズムと発症後の対処法について紹介させていただきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、ぎっくり腰が起きる要因がわかり、発症しても回復するための行動ができることで、通常の日常生活に早く復帰できます。

ぎっくり腰は、急性腰痛とも言われて、突然、起こる激しい腰痛で、前屈みの姿勢が取れず、くしゃみやせきなどでおなかに圧がかかると痛みが増加し、座ったり立ったりなどの姿勢を変化させることが、とても困難な状態です。
そういった症状を引き起こすぎっくり腰が起きる要因として、以下のことが考えられます。

背骨は、24個の円柱の骨が積み重なって構成されています。
その背骨と背骨の間には、背骨にかかる衝撃を吸収したり、背骨の動きをスムーズにするために働く、「椎間板(ついかんばん)」がはさまっています。
椎間板は、水分を多く含んだゼリー状のもので、最大450kgの負荷に耐えられる非常に強い組織です。
なんらかの体の動作で、椎間板が耐えられる負荷以上のものがかかると、椎間板に裂けて、椎間板の中に入っているゼリー状のものが飛び出ます。
これが椎間板ヘルニアと呼ばれる状態です。
椎間板が裂けて飛び出た部分が、背骨から出ている神経を圧迫して、下半身にしびれを発生させます。
また、椎間板が裂けて飛び出た部分に。炎症が起きて痛みを発生させることもあります。
ぎっくり腰を発症した23例をMRIで検査をしたところ、全体の70%に当たる16例が椎間板ヘルニアから来ていることが研究報告されている。
このことから、椎間板になんらかの理由で損傷してから修復された部分に、体を動かした過程で負荷がかかり、再び椎間板が裂けて損傷が起き、椎間板ヘルニアが再発したことで、ぎっくり腰が発生したと述べています。(参考文献:「いわゆる「ぎっくり腰」は椎間板性疼痛か」https://www.jstage.jst.go.jp/article/yotsu/8/1/8_1_106/_article/-char/ja/)。

長時間の中腰や座り姿勢など、腰に負荷がかかる姿勢を、長時間、続けたり繰り返すことで、腰の背骨や骨盤の関節が、特に、後ろにねじれやすくなる。
そのねじれた状態が、腰の背骨や骨盤の関節の可動できる角度以上に達したとき、腰の背骨や骨盤の関節が捻挫(ねんざ)を起こすことで、ぎっくり腰が発生する場合があります。(参照文献:「急性腰痛に対するカイロプラクティック的手法」https://www.jstage.jst.go.jp/article/yotsu/11/1/11_1_64/_pdf)

立っている状態で腰にかかる負荷より、前屈みの姿勢は1.5倍、イスに座っている姿勢は1.4倍と、腰にかかる負荷が増加します。
ですので、それを支えるために、腰周辺の筋肉が負荷が増加します。
それにより、腰周辺の筋肉への血液の供給が、大きく低下すると研究報告がされています。
筋肉への血流の悪化は、筋肉の伸び縮みをコントロールする神経が過敏に反応します。
それによって、ちょとした動きで、腰周辺の筋肉が反射的にけいれんを起こし、その結果、ぎっくり腰が発生することもある。(参考文献:「腰痛をめぐる常識の基礎」https://www.jstage.jst.go.jp/article/yotsu/12/1/12_1_10/_pdf/-char/ja)

当院で年始の診療が始まった初日に、40歳代男性がぎっくり腰で来院されました。
発症した状況をお聞きすると、年始の剣道の稽古はじめで、高校生や中学生を相手に、激しい稽古をしている途中で、腰に激しい痛みが走ったそうです。
以前も同じような腰の痛みを経験したいたため、ぎっくり腰になったことがわかったそうです。
年末は、ご家族の方がインフルエンザにかかり、1週間ほど外出を控えて家の中で過ごされ、年始の稽古は久々の運動だったそうです。
左の腰からお尻にかけて痛みがあり、歩く、座る、前屈みになるの動作が、特につらい状態とのことでした。
実際、当院の玄関から靴を脱いで上がるのもきつく、左足を引きずりながらベッドまでゆっくりしか歩けないに状態で、ベッドで寝転んでではないとお話が伺えない状態でした。
来週に、車で遠方に出かける用事があるため、なるべく早く回復したいとも。
検査してみると、股関節の動きに制限もあり、腰の背骨部分や骨盤が左側の後方にねじれた状態。
また、左側に腰の筋肉の緊張と圧痛も出ていました。
治療としては、股関節と首の動きを調整してから、腰の損傷した組織の回復を促進する微弱電流を流した後、腰に鍼を施しました。
1回目の治療後は、左右の足が均等に出して歩ける状態になり、靴を履くために前屈みになるのも楽になったとのことでした。
3日後に2回目に来ていただいた時点では、腰の痛みもだいぶ軽減して、イスに座る姿勢ができるようになったということで、車の運転も可能となっていました。
今回の患者さんの場合は、ぎっくり腰の発症して、翌日に来ていただいたことで、治療に加えて、気をつけていただきたい日常の生活の方法をお伝えし、実行していただいたので早めの回復が見られました。
次章では、ぎっくり腰が発症した後、日常の過ごし方やセルフケアの方法、注意点を紹介させていただきます。

ぎくり腰が発症した後、早く回復させるための対処法として、以下のことを紹介させていただきます。

ぎっくり腰を発生した患者を対象に、発症後に、安静にした患者と軽くでも動いた患者を比較したところ、
「軽くでも動いた患者の方が早く腰痛から回復した」
と研究報告がされています。
ぎっくり腰が起こるいずれの原因でも、ぎっくり腰になると腰周辺の組織に炎症が起こり、痛みが発生します。
ぎっくり腰は、そのあまりの痛さのために、動くのが苦痛で、じっとして安静にしがちです。
しかし、ぎっくり腰が発生した後、安静にしていると、腰の背骨や骨盤の関節部分にある神経が、痛みを感じることに敏感になることがわかっています。
また、腰を動かさずに安静にして、しばらく静止した後、動き始めようとすると、腰の背骨や骨盤の関節に分布している神経の痛みへの感度が増強するとも。
こういったことから、ぎっくり腰の発症後は、安静より、軽くても動いた方が痛みの感度を抑えて、治りが早まります。
よく、ぎっくり腰の発症直後の患者様から、
「筋トレとかしたほうがいいですか?」
というご質問を受けます。
腰周辺の筋肉を鍛えることは、腰痛予防には大変有効です。
ただ、ぎっくり腰による腰の痛みが治った後におこなうことをおすすめします。
ぎっくり腰の発症直後の場合は、動いた方が良いといっても、無理に筋トレやストレッチをする必要はなく、長時間、寝っぱなしや座りっぱなしなど同じ姿勢を避けて、動ける範囲で、立ったり座ったりしてください。
そうすることで、腰周辺に定期的に刺激が入り、それによって痛みの感度が下がり、ぎっくり腰による痛みからの回復を助けます。(参考文献:「腰痛診療ガイドライン」https://ssl.jssr.gr.jp/assets/file/member/topics/guideline.pdf)

ぎっくり腰を発症した後の数日の間に、マッサージのお店にいったりマッサージ機に乗ったりして、腰に強い刺激を入れることで、かえって腰への炎症が増加して痛みがひどくなる場合があります。
ですので、ぎっくり腰が発症してしばらくの間は、直接、腰に強い刺激を避けることをおすすめします。
直接、腰に刺激するのではなく、腰から離れた部分にあるツボを刺激することで、ぎっくり腰の痛みを軽減する効果が見込めます。そのツボは、
「腰腿点(ようたいてん)」
と呼ばれて、左右の手の甲にそれぞれ2カ所ずつ、計4カ所あります。
腰腿点のツボの位置は、
・手の甲の人差し指と中指の骨が交わる手前のくぼみ
・手の甲の中指と薬指の骨が交わる手前のくぼみ
にあり、手を大きく開いて指の付け根の水かきの部分から手首に向かって探ると見つけやすい。
腰腿点のツボの刺激方法としては、反対の手の親指の腹を使って、各ツボを一つづつ、5回、気持ち良いと感じる程度に押してください。(参考文献:「手腰腿 点ハ リ刺激 による背部 皮膚通電抵抗 の 変化」https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsam1981/34/3-4/34_3-4_246/_pdf/-char/ja)

ぎっくり腰は、一般的には、発症後、3~4日が痛みのピークとなり、2週間ほどで日常生活に支障が出ない程度に痛みが治ります。
ぎっくり腰を発症した後、その痛みの程度が変わらない状態が長期になった場合、または、いつもの腰痛とは違うと感じた場合は、速やかに、お近くの整形外科や内科などの専門の医療機関に受診をして、検査を受けられることをおすすめします。
というのも、内臓の重篤な病気や背骨の骨折などでも、ぎっくり腰とよく似た症状を引き起こす場合があります。
腰周辺の関節や筋肉の損傷ではなく、他の理由で起きているのではないかということも頭の片隅に置いていただいて、ぎっくり腰が発症した後の経過を見てください。(参考文献:「内科医が知っておくべき整形外科疾患(腰痛)」https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/110/12/110_2515/_pdf)

年末年始にゆっくりされて、急に、仕事や家事が忙しくされる日常生活に戻ると、心身ががついていかず、不調を起こしがちです。
今回、取り上げさせていただいたようなぎっくり腰が、年始に起きることも少なくありません。
ぎっくり腰は、基本的には、放置してもゆっくりですが治ってはいきます。
しかし、ぎっくり腰によって、日常生活の質がグッと下がって、ご自身もつらいし周囲の方にも迷惑をかけてしまいます。
ですので、なるべく早く回復するために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、それでも、ぎっくり腰が発症した後、なかなか腰の痛みがおさまらないようでしたら、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関を受診されることをおすすめします。
もちろん、当院でも、今回のようなケースのぎっくり腰にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、冬に起きる腰の痛みへの対策ブログを書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広