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予防 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 11の記事一覧

背骨の圧迫骨折を経験された方が再びきつい腰痛を感じた時の対応と再発予防のポイント

2024.03.23 | Category: 予防,圧迫骨折,日常生活の動作,背骨,腰痛,骨粗鬆症

 

先日、70歳代女性の方から、電話で腰痛に関するお問い合わせがありました。

お話をお伺いすると、自宅の庭で花を植えるために、土や肥料などの重たいものを運んでいたら腰が痛くなったと。

外出する用事が近々あるので、早く治したいけれども、安静にしたらいいのか?湿布を貼ったほうがいいのか?どうすればいいですか?とのことでした。

おととしに、腰の骨の圧迫骨折(背骨がつぶれる骨折)の経験をしているので、不安に思われて連絡をいただいたようです。

こういった体に関して、判断に迷うことは多々あります。

そこで今回は、背骨の圧迫骨折の病歴がある方が、腰に荷重をかける動作後に腰が痛くなった際に取るべき行動や、圧迫骨折の再発を防ぐために気を付けるポイントについて紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、圧迫骨折の既病歴がある方が腰が痛くなっても、すべきことを迷わなくなります。

 

 

背骨の圧迫骨折の病歴がある方が腰が痛くなったときに取るべき行動

 

背骨の圧迫骨折を既に経験されて治癒した方が、不安に思うほどの腰痛を再び発生したときに、まず最初にすべきことは、

 

「病院でレントゲンやMRIなどの画像検査をしてもらう」

 

ことです。

というのも、統計で、圧迫骨折を経験された方の26パーセントの方が、圧迫骨折を再発すると報告されています。

再発率が高いため、背骨がどうなっているかを確認する必要があります。

なぜなら、背骨の圧迫骨折による腰痛と筋肉や体のゆがみなどで起こる慢性の腰痛とでは、治すための行動が真逆になります。

背骨の圧迫骨折では、骨が固まるまでに8〜12週間もの期間を有します。

ですので、つぶれた背骨に負荷をそれ以上かけないためにも、入院も視野に入れた安静が必要です。

反対に、腰痛と筋肉や体のゆがみなどで起こる慢性の腰痛は、動ける範囲で動いたほうが早く治っていくという研究報告がされています。

背骨を圧迫骨折しているのに、最初のアプローチを間違えると、治癒する期間が長くなったり、つぶれた背骨がさらに変形する可能性が高まります。

安心とリスクを減らすために、まずは病院でレントゲンやMRIなどの画像検査を受けられて、医師の判断を仰ぐことをおすすめします。

検査の方で、圧迫骨折の可能性がないという診断が下りましたら、温めたり、動ける範囲で動いていただいたりと、筋肉や体のゆがみなどが要因の腰痛への対応をしていただいても大丈夫です。

慢性の腰痛への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。

台所で腰が痛い70代女性に知ってほしい3つの対策

調理の仕事による腰痛でお悩みの50歳代女性の方に知ってほしいその理由とケアの方法

 

 

背骨の圧迫骨折の再発を防ぐためのポイント

 

圧迫骨折を再発を防ぐために、日常生活で気をつけてほしいポイントを以下で紹介させていただきます。

 

荷物を持ち上げない

 

人間が普通に立っているときにかかる腰への負担より、物を持ち上げようと中腰になった時点で、腰には1.5倍の負荷がかかります。

また、中腰姿勢で、物を持ち上げたときには、腰には2.2倍の負荷がかかります。

このように中腰で物を持ち上げることで、腰の骨に圧力を大きくかることとなり、圧迫骨折のリスクを高めます。

ですので、荷物を持ち上げる必要があるときは、道具を使ったり他の人に頼ったりしてください。

どうしても、ご自身で荷物を持ち上げるときは、いったんひざを曲げて、かがんでから、ひざ・股関節・腰を使って立ち上がってください。

 

姿勢をこまめに変える 

 

日常生活で、立ちっぱなしや座りっぱなしなど、同じ姿勢でいると、背骨を支えたり衝撃を吸収してくれる筋肉やじん帯などが疲労し硬くなり、背骨への負荷が増加します。

特に、座っている状態は、楽なように見えますが、立っているときにかかる腰への負荷より、1.4〜1.85倍もかかります。

少し腰を上げて座り直しをするとか、立って足ぶみをするとか、少しでもいいので、姿勢を変えて体に刺激を入れてください。

 

衝撃がかかる運動を避ける 

ランニングやジャンプなど、背骨に衝撃がかかる運動をすると、圧迫骨折のリスクを高めるので避けてください。

例えば、ラジオ体操のジャンプするターンは、やらずにおくか、かかとを落とす程度にするようにしてください。

 

骨の形成に必要な栄養をとる

 

骨粗しょう症の状態が進み骨がもろくなると、ちょっとしたことでも背骨の圧迫骨折のリスクが高まります。

ですので、骨の材料となるカルシウムやビタミンDなどの栄養素を積極的に食事で摂取してください。

また、お酒や喫煙は、骨の材料となるカルシウムやビタミンDの吸収を阻害するので、なるべくひかえるようにしてください。

骨粗しょう症への対策については、当院のブログでも書いておりますので、参考にしてください。

骨粗しょう症を診断されて不安を感じる方に読んでほしいその理由・リスク・検査・予防法

以上のような動作や生活の習慣を改善することで、圧迫骨折の発生リスクを減らすことができます。

 

 

まとめ

 

圧迫骨折を経験されている方が、腰に負担をかける動作をした後、きつい腰痛を感じたら、まずは画像による検査をすることをおすすめします。

病院で待ち時間が長いのはしんどい、湿布を貼っていればいずれは治るのではと思われるかもしれませんが、処置は早いほうが背骨の変形を止めることができます。

背骨の圧迫骨折を経験されている方が腰痛を感じたときの初動について、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

検査をしてみて、圧迫骨折ではなく、通常の筋肉や体のゆがみからくる腰痛でしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

また、日常生活での体の使い方のブログも書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。

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監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

工業用ミシン作業で背中の痛みか感じている40歳代女性に行ってほしいその理由と対策

2024.03.22 | Category: デスクワーク,予防,体操・ストレッチ,姿勢,座り方,日常生活の動作,生活習慣,疲労,立ち方,筋肉の損傷,筋肉痛,肩こり,肩の痛み,肩甲骨,背中の痛み,背骨,腰痛,血流,裁縫・編み物,関節,首の痛み,骨盤

 

先日、工業用ミシンを使って縫製のお仕事をされている40歳代の女性の方が、背中の痛みで来院されました。

工業用ミシンはどのように使っているかをお聞きすると、イスに座って、両手で縫製する布をコントロールしながら、右足や右ひざでミシンのペダルやレバーを操作していると。

また、職場の工業用ミシンで縫製するときは、背中を丸める姿勢をとって、ミシンに体を合わせる状態だそうです。

そうしていると、背中が痛くなって、仕事中に手が止まってしまい、仕事に支障が出てしまう状況。

背中の痛みもしんどいが、職場で、この職歴が長い方を見ていると、背中が曲がっている人も多いので、将来、自分もそうなるのかと不安に思い来院されたとのことです。

今回の患者様のように、扱いが難しい工業用のミシンを使い続けることで、背中に痛みが出る方が少なくありません。

そこで今回は、工業用ミシンを使うことで背中の痛みが発症する理由とお仕事中にできるケアする方法を紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、工業用ミシンで縫製している最中に起こる背中の痛みを解消できます。

 

 

 

工業用ミシンを使うことで背中の痛みが発症する理由

 

工業用ミシンを使っている際に背中の痛みが発生する要因を以下で紹介していきます。

 

ミシン作業の姿勢 

ミシンで縫製する際は、手元をのぞきこむため、背中を丸めて、頭が前にたれ下がっている状態になりがちです。

頭の重さは、一般的に4〜5キログラムもあります。

その重たい頭が、前にたれさがった姿勢を保つためには、頭と首肩の筋肉を介してつながっている背中の大きな筋肉で引っ張る必要があります。

仕事のために、長時間、そのような姿勢をキープすることで、背中に負担をかけます。

その結果、背中の組織が疲労を起こし支えきれなくなることで、痛みを引き起こす可能性があります。

 

ミシン作業による体のゆがみ 

工業用のミシンは、手で操作するだけではなく、右足や右ひざでペダルやレバーでも操作します。

右の足やひざで自由に操作するためには、重心を左のお尻にもっていき、右のお尻への重心を軽くする必要があります。

そうすると、体が左に傾きます。ミシンで正確に縫製する際は、体をミシンの針の真正面に持ってくる必要があります。

左に傾いた体を、ミシンの針の正面に持っていくために、背中の筋肉で引っ張って、体を右方向にゆがませます。

この体のゆがませた姿勢をキープすることで、背中の筋肉に不均衡な負荷をかけて、痛みを引き起こす可能性があります。

 

筋肉の疲労

ミシンの作業では、縫製する布を腕で動かしコントロールします。

それには、腕を自由に動かすための土台となる肩甲骨を固定する必要があります。

関節面同士は、通常、凹凸があり、かみ合う構造になています。

しかし、肩甲骨は、ろっ骨の上にのっているだけです。

そのままでは、ろっ骨から肩甲骨が滑り落ちてしまいます。

ろっ骨に肩甲骨を固定するのに、主に使われるのが背中の筋肉です。

長時間、ミシンの作業で腕を使うことは、土台となる肩甲骨を支える背中の筋肉にも負荷もかかります。

その結果、肩甲骨周辺の背部の筋肉が疲労して、痛み要因となる可能性がでてきます。

 

作業の環境の問題

ミシンをおく作業台や椅子の高さ、照明の明るさなど、職場の作業環境が適切でない場合、それに体を無理に合わせる必要があります。

その過程で、背中への負荷がかかることで、痛みを引き起こす要因になる可能性があります。

 

 

このような要因が組み合わさって、女性の方が工業用ミシンを使用する際に背中の痛みが発生している可能性が考えられます。

 

 

 

仕事中でもできる工業用ミシンによる背中の痛みへのケア方法

 

ミシンをすることで起こる背中の痛みをケアするには、絞った雑巾を広げるように、体の全体がゆがみ取ることが必要です。

その方法を、以下で紹介させていただきます。

 

座り直し

イスに座った状態で、アゴを後ろに引いて、背筋を伸ばします。

 

股関節を意識して、背筋を伸ばしたまま、体を前に倒してお尻を軽く上げます。

 

そのまま、トンっとお尻を下ろして座ります。これを3回繰り返してください。

 

胸をはる

イスに座ったまま、背筋を伸ばして、手を頭の後ろに当てて、肘を開いてください。

 

顔を上げて頭を後ろに倒して、頭の後ろに当てた手を押し、同時に、胸を開いて、肩甲骨を寄せてください。

 

その状態を10秒間、キープしてください。

これを3回繰り返してください。

 

足首を動かす 

イスに座ったまま、両足を伸ばして、手をお尻の横に当てます。

そのまま、両方の足首を、前後左右に、10秒間、動かしてください。

これを3回繰り返してください。

 

その場で足ふみ 

立ち上がって、かかとに重心がかかることを意識して、その場で足ふみを10秒間、おこなってください。

 

 

 

まとめ

 

工業用のミシンが操作できることは、特殊な技術のため、体にかかる負担が独特です。

また、仕事内容としても、集中力や持久力も必要なお仕事であるのを感じます。

その分、布を使った服やカーテン縫製することで、物が出来上がっていく達成感があるということもお聞きします。

そんなやりがいのある工業用のミシンを使ったお仕事を続けていくためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

それでもミシン作業による背中の痛み解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

また、他にイスに座ってのお仕事で起こる体の痛みへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。

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正座から立ち上がりでひざが痛む60歳代女性の茶道先生に知ってほしいその対処法

2024.03.21 | Category: 予防,体操・ストレッチ,姿勢,座り方,日常生活の動作,生活習慣,疲労,筋肉の損傷,膝の痛み,関節

 

 

茶道歴の長い先生ほど、正座から立ち上がる動作で、ひざの痛みを訴えられることが多いです。

茶道のお点前は、一つをおこなうのに、総じて1〜2時間ほどかかります。

当院にも来院されている60歳代女性の茶道の先生方の足の甲にできる「正座だこ」を見るたびに、正座の時間の長さや頻度を感じます。

正座から立ち上がる動作で、ひざに痛みが発生すると、稽古や研究会など、人前でお点前をしたり正客をする際に支障が出ます。

そこで今回は、正座から立ち上がる際にひざの痛みが発生する理由とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、茶道に関わっている際に感じるひざの痛みが解消できます。

 

 

 

長時間の正座時間でひざが痛くなる理由

 

正座をすることでひざに与える影響は以下のとおりです。

 

ひざを曲げ込むことによる関節への負荷が増大 

人間のひざの関節は、その構造のため、

 

「130度」

 

までしか曲がらないようにできています。

正座は、ひざの関節を

 

「150度」

 

にまで曲げた状態です。

つまり、正座はひざの関節にとっては、無理やりに曲げ込んで、関節に負荷をかけた状態です。

 

過剰に太もも前面の筋肉を伸ばす

太もも前面の筋肉量は、体の中の筋肉でも最も多い部分です。

この強力な筋肉が、星座によって、構造以上にひざが曲げられることで、過剰に引き延ばされます。

正座の時間が長くなれば、太もも前面の筋肉が伸ばし続けることとなり、疲労して硬くなります。

その結果、太ももの前面の筋肉の付け根であるひざに痛みが発生します。

 

ひざ関節を曲げ込むことによる血管の圧迫 

正座によてひざの関節を過剰に曲げ込むことで、ひざ関節の中を通る血管が圧迫されます。

それによって、ひざ周辺に分布する神経に血液の供給が悪くなります。

血液は、酸素や栄養などを運ぶ液体なので、それが神経に届かないことで、神経の機能が低下して、ジンジンとしたしびれが発生します。

 

 

 

茶道のお点前中に正座から立ち上がるとひざに痛みが発生する理由

 

年齢が若いときには、それほど苦労しなかったが、年齢を重ねるごとに、正座から立ち上がるのが苦労される茶道の先生方が少なくありません。

その理由は、正座から立ち上がる動作の特性とご自身の筋肉量の変化に要因があります。

正座から立ち上がるために、ひざ関節を伸ばすときに、主に働くのが太ももの前の筋肉です。

前章でも述べましたが、長時間、正座をすると、太ももの前面の筋肉を過剰に伸ばし続けて、ついには硬くなります。

実は、ひざ関節は、曲げるときよりも、伸ばすときのほうが1.6倍ものエネルギーを要します。

また、ひざ関節を伸ばす動作は、ゆっくりやればやるほど、太ももの前面の筋肉の最大値に近い出力を出さないとできません。

さらに、統計で女性の方は50歳代から筋力が急激に落ちる傾向にあります。

つまり、筋力が落ちる年齢になった茶道の女性の先生方が、正座で硬くなった上にエネルギーが不足した状態の筋肉で、無理にひざの関節を伸ばして立つ動作をおこないます。

その結果、筋肉にダメージが出ると脳が判断して、その動作にブレーキをかけために、ひざ周辺に痛みを発生させます。

 

 

 

長時間の正座する際の対処法

 

茶道においては、正座をすることは避けられない動作です。

ですので、長時間、正座する際におこなってほしい対処法を以下で紹介させていただきます。

 

正座イス

 

130度しか曲げられないひざを、正座で150度まで曲げています。

ですので、正座をするときには、お尻に正座イスを入れて、20度分、ひざを曲げないようにすることをおすすめします。

目安としては、かかとからお尻の間にテニスボールが一個分が入るぐらいの幅をあけて正座をしてください。

 

注意点としては、正座いすが硬すぎて、かかとからお尻の角度が20度以上になっても、体が前に倒れて、かえってひざに負荷をかけるので、調整しながら正座をおこなってください。

正座いすは、ホームセンターや通販で販売されています。

正座いすの販売しているサイトのリンクを貼り付けましたので、参考にしていただければ幸いです。

https://www.amazon.co.jp/s?k=%E6%AD%A3%E5%BA%A7%E6%A4%85%E5%AD%90&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&ref=nb_sb_noss

 

ひざへのテーピング

 

正座からひざを伸ばすには、太ももの前面の筋肉を使います。

長時間、正座をするときには、太ももの前面の筋肉をサポートするために、テーピングを貼ることをおすすめします。

テーピングの種類は、筋肉テープと呼ばれるもので、テープには幅は5センチのものが使いやすいです。

その筋肉テープを40センチほど切ってください。

ひざを曲げられるだけ曲げてください。

ひざのお皿の下に、ぽこっとでた骨があります。

 

その骨を目安にして、ひざを曲げたままテープを貼り付けます。

そのまままっすぐ、テープを引っ張らずに、ふわっと太ももの前面に貼り付けてください。

テープを引っ張って貼ると、皮ふを引っ張って、かぶれの原因になりますので、テープがもつもともとの長さのまでま貼ってください。

おすすめの筋肉テープの販売サイトのリンクを貼り付けておきますので、参考にしていただければ幸いです。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0928GBD2J/ref=sspa_dk_detail_1?pd_rd_i=B0928GBD2J&pd_rd_w=yU8WE&content-id=amzn1.sym.f293be60-50b7-49bc-95e8-931faf86ed1e&pf_rd_p=f293be60-50b7-49bc-95e8-931faf86ed1e&pf_rd_r=RMNQGR0MDB05ES336DNA&pd_rd_wg=3y6Jt&pd_rd_r=1969ade8-fbcc-425e-baea-43498f2ccab1&s=sports&sp_csd=d2lkZ2V0TmFtZT1zcF9kZXRhaWw&th=1

 

ひざの皮ふを伸ばす 

正座をしていると、太ももの皮ふがひざの方向に引っ張られた状態で固まりがちです。

ですので、太もも前面の皮膚を刺激して、ひざが伸ばしやすいように、緩みを作ります。

まず、足を伸ばして、ひざの関節をはさんで、手を当てます。

太ももの前面に当てた手は、股関節方向に、すねに当てた手は、足関節方向にじわっと引っ張ります。

この状態を、10秒間、キープしてください。

反対の足も同じようにおこなってください。

これを交互に3回、おこなってください。

 

 

 

まとめ

 

正座は、短い時間でしたら、腰に負荷がかからない座り方ですし、集中力も上がる座り方だと言われています。

ただ、茶道に関しては、正座の時間が長いため、それが積み重なると、お点前の動作に支障が出始めます。

長く茶道を楽しむためにも、正座によるひざへの負荷を軽減する方法を、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

それでも正座からの立ち上がりでの痛みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

また、他にひざ関節の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。

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監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

70歳代の方が墓参りで体を痛めない坂道の歩き方と帰宅後のストレッチ方法

2024.03.20 | Category: お尻の痛み,ふくらはぎの痛み,予防,体操・ストレッチ,太ももの痛み,姿勢,日常生活の動作,,歩き方,生活習慣,疲労,立ち方,筋肉の損傷,筋肉痛,股関節の痛み,背中の痛み,腰痛,膝の痛み,足首の痛み,関節,骨盤

 

統計では、70歳代の方の80%以上が、年に2回はお墓参りを行かれるという報告がされています。

また、お墓参りに行く機会として、お盆についで2位なのが、春のお彼岸です。

お墓参りは、故人やご先祖様をしのび、感謝の気持ちを伝える意味があります。

この統計の通り、当院でも春先のこの時期は、お墓にお参りに行かれたお話をよくお聞きします。

同時に、お墓の帰り道で、腰や足を痛めたり、転倒してケガをされる方が少なくありません。

先日も、70歳代女性の方が、お墓参りのために坂道を上り下りしただけなのに、翌日には腰からお尻にかけて痛みが発生したと訴えられました。

こういった要因としては、お墓の場所が山の斜面にあり、角度のある坂道を登ったり降りたりしなければならず、それに体がついてこないために起こりがちです。

そこで今回は、山の斜面に位置するお墓に参るときに、坂道の登り下りで体に負荷をかけない歩き方について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、体を痛めることがなくお墓参りができます。

 

 

 

坂道の上り下りで体を痛めてしまう理由

 

坂道を登ったり、降ったりするときの歩行は、平地での歩行とは違ってきます。

以下で、坂道の上り下りでの歩行で体を痛めやすくなる理由を紹介します。

 

姿勢の変化

坂道を上るときには体が前に倒れ、下るときには体が後に倒れます。

このような姿勢の変化に対応し維持するために、下半身の各所に平地に比べて、2〜3倍の負荷をかけます。

この負荷に体が耐えきれないことで、坂道での歩行で体を痛めてしまいます。

 

 坂道の地面の不均衡

坂道は平地よりも地面が不均衡で、段差や凹凸が多い。その不均衡に体が対応できないと、足やひざなどをねじったり、転倒しやすくなります。

 

重心の移動

坂道を上ったり下ったりする時は、体の重心のバランスを保つため、より多くの筋肉を使います。

特に下り坂では、重心のコントロールのために、足やひざに余計な負担がかかります。

その結果、体に痛みが発生しやすくなります。

 

このように、平地の歩行に比べて、坂道は体のバランスが不安定になるために、より多くのエネルギーや筋力、神経を使います。

日頃の運動の不足や疲労で、それに対応できないことで、坂道でケガをすることが引き起こされます。

 

 

 

坂道で体を痛めないように歩行するコツ

 

坂道を歩いて上ったり下ったりする際に、体を痛めないようにするためのコツを以下で紹介させていただきます。

 

痛めない上り坂の歩き方

 

上り坂をスムーズに歩くコツとしては、

 

・骨盤の幅で足を「逆ハの字」に開いて歩く

・足首を90度に固定する

・骨盤や腰で足を上げ下げするイメージで歩き、なるべく足の筋肉を使わない

 

を意識しておこなってください。

上り坂を歩くイメージは、スキー板を逆ハの字の方向に向けて、雪の坂道を上る感覚です。

つま先を正面に向けるて、坂道を上ると、足首の角度は鋭角になり、ふくらはぎの筋肉に負荷がかかり、疲れやすくなります。

「逆ハの字」に開いて歩くことで、それを回避できます。

 

痛めない下り坂の歩き方

 

下り坂を歩くコツとしては、

 

・骨盤の幅で歩く

・つま先から着地するイメージで歩く

・坂の角度で体が前に倒れないように注意して歩く

・足の指を曲げて地面をつかむイメージで歩く

 

を意識して歩いてください。

上り坂に比べて下り坂の方が、ブレーキをかけながら歩くため、体に負荷がかかります。

できるだけ足の筋肉は使わずに、腰や骨盤をを使うイメージで歩いてください。

 

 

 

坂道を歩いた後でおこなってほしいストレッチ

 

慣れない坂道を歩くことで、普段は使わない筋肉に負荷をかけることで、筋肉痛を引き起こしやすくなります。

そこから早く回復するために、おこなってほしいストレッチの方法を以下で紹介していきます。

 

太ももの前の筋肉のストレッチ 

片足を前に出して、ひざを90度に曲げます。

もう片方の足を後ろに伸ばし、ひざを床につけます。

 

体の重心を前に移動して、前に出した足のひざを曲げます。

後ろに伸ばした足の太ももの付け根が伸びるのを感じたら、そのまま10秒間、キープしてください。

 

反対側の足も同じようにおこなってください。

これを交互に3回繰り返してください。

 

太ももの後ろの筋肉のストレッチ

片方の足を前に出して、ひざを伸ばし、足首を90度に曲げます。

 

前に出した足のひざの上に両手を当てて、体を前に倒します。

ひざの裏から太ももの裏が伸びたのを感じたら、そのまま10秒間、キープしてください。

 

反対側の足も同じようにおこなってください。

これを交互に3回繰り返してください。

 

ふくらはぎストレッチ

壁に両手をつけて、片方の足を前に出して軽くひざを曲げてください。

もう片方の足を後ろに引いて、ひざを伸ばし、かかとを床につけてください。

 

重心を前に移動して、前に出した足のひざを曲げて、後ろに引いた足のふくらはぎが伸びるのを感じたら、そのまま10秒間、キープしてください。

 

反対側の足も同じようにおこなってください。

これを交互に3回繰り返してください。

 

 

 

まとめ

 

お墓参りするときにケガをする方が多いためか。

「墓場で転んだケガは治りにくい」「墓場で転ぶと霊がついてくる」などといった迷信的な言葉が存在します。

そういった迷信は置いておいて、せっかくのお墓参りなので、気持ちよく無事におこなうことができるように、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

それでも、お墓参りにいった際に体を痛めてしまいましたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

また、他に歩行についての対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。

ご高齢の方の転倒リスクを減らすためにおこなってほしい安全対策とバランスの向上

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春先で外飲みが増える方に知ってほしいアルコールが与える体への影響と対策

2024.03.19 | Category: ストレス・自律神経障害,予防,便秘,免疫,寝起き,心臓,感染症,新型コロナウイルス,,栄養・食事・飲み物,水分,生活習慣,疲労,睡眠,肥満,胃腸,背中の痛み,血圧,血流,飲酒

 

春先は、歓送迎会や花見などがおこなわれことが多い時期です。

そういった外食をする際には、お酒を飲むこが伴います。

仲間との会食で楽しい時間を過ごすと、ついつい飲み過ぎてしまい、翌日に体に不調を起こしてしまうことが少なくありません。

そこで今回は、アルコール飲料を飲むことで、体の不調を緩和するための方法を紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、会食での飲酒によって体調を崩すことを防ぐことができます。

 

 

 

アルコールが与える体への影響

 

お酒は百薬の長とも言われますが、最近の研究では、ほどほどの飲酒でも健康へのリスクがあることが報告されています。

そんなお酒を過度に飲み過ぎることで起こる体への影響を、以下で紹介していきます。

 

肝臓への影響

肝臓の機能は、体を機能させるためのエネルギーの合成・貯蔵や免疫機能など多岐にわたります。

そんな肝臓の機能の一つとして、

 

「アルコールの解毒」

 

があります。

飲んだアルコールは、胃や小腸で吸収して、肝臓で分解されます

。過度のアルコールの摂取で、肝臓に負荷をかけ続けると、

 

・アルコール性肝炎

・肝硬変

・肝がん

 

など重篤な病気を引き起こすリスクが高まります。

 

脳への影響

過剰なアルコールの摂取は、脳の萎縮や神経の伝達機能が低下して、記憶力や注意力、感情の制御などに障害が出る可能性が高まります。

 

心臓への影響 

アルコールを大量に飲むことで、

 

・心臓が速く動き負荷をかける

・心臓の筋肉が弱まり血液の循環が悪くなる

・心臓自体に必要な血液が足らなくなり胸に痛み引き起こす

・心臓のリズムが乱れが発生する

 

など心臓の機能が崩れて、狭心症や心筋梗塞、高血圧や不整脈などの問題を引き起こす可能性があります。

 

消化器系への影響

アルコールが胃の表面の粘膜を刺激するため、炎症を引き起こします。

それによって、胃かいようや逆流性胃炎など、消化器系の問題が起きる可能性があります。

 

 

生活習慣病への影響

アルコール自体が吸収されやすい高カロリーなものです。

そのため、過剰にアルコールを摂取することで、肥満や糖尿病など、生活習慣病を引き起こす可能性があります。

 

免疫への影響

アルコールの影響で、のどや胃粘膜を痛めることで、外部からの菌やウイルスの侵入が入りやすくなります。

また、アルコールの過剰な摂取は、外部から侵入した筋やウイルスや体内で発生した腫瘍などを攻撃する免疫細胞の働きを抑制します。

その結果、免疫の機能が低下して、感染症やがんなどへの対応が遅れます。

 

アルコールはこのように、生命を維持するための体の機能を低下させることが多い。ですので、そういったことを少しでも抑えるためにも、アルコール飲料の摂取する時の方法が重要になってきます。

 

 

 

アルコールを飲むときにおこなってほしいこと

 

アルコールの1日の摂取量の目安は、男性でアルコールに換算して20〜30グラム、女性で10〜20グラム程度が推奨されています。

アルコール飲料に置き換えると、

 

・ビール:約500〜750ml

・日本酒:約100〜150ml

・ワイン:約130〜200ml

・ウイスキー:約40〜60ml

・ハイボール:約500〜750ml

 

です。

しかし、外食でアルコール飲料を摂取する機会では、このような目安の量は軽くこえてしまう方が多いと思われます。

そこでアルコール摂取によって、体に悪い影響を少しでも抑えるための方法を以下で紹介させていただきます。

外食中に大量のアルコールを摂取する場合、以下のような注意点があります。

 

十分な水分の補給

アルコールを摂取するときは、一緒に水分の補給もおこなってください。

1杯のアルコール飲料を飲むごとに、1杯の水を飲むのが理想的です。アルコールは利尿作用があり、それによって水分を失いやすくなります。

人間の体の60パーセントは水分でできており、そのうちの2パーセントが失われるだけでも体に変調をきたします。

一般的には、アルコールと同等の量の水を摂取することをお勧めします。

また、アルコールを飲む前にも、水分の摂取することでアルコールの影響を緩和できます。

アルコールを摂取して、自宅に戻ったときも、お酒による利尿やアルコールを分解するために、水分は体から失われています。

ですので、帰宅後も、積極的に水分をとってください。

 

おつまみの選択

アルコールを飲む際は、その影響を抑えるために、最初に食べるおつまみのチョイスが重要です。

アルコールの吸収を遅らせる食材として、

 

・タンパク質を豊富に含むチーズ、豆腐、魚介類、肉類

・健康的な脂質を含むナッツ、アボカド、オリーブオイル

・食物繊維を豊富に含む野菜、果物、芋類

・水分を含むスープ、サラダ、フルーツ

 

などの食材を使った料理を食べることで、アルコールの影響を緩和します。

 

睡眠時間の確保

睡眠中は、胃腸や肝臓などの内臓機能が優先的に動き、体を回復させる時間帯です。

一般的に、アルコールの分解には、アルコール1杯分につき1時間はかかります。

ですので、アルコールの分解する時間を確保するために、従分な睡眠が取れるように、翌日の予定を考えながら、お酒を飲んでください、

 

飲酒から回復を早めるためのツボ

体に入ったアルコールを分解するために、体の各機能が働きます。

それをサポートするためのツボが体には存在します。

アルコールと飲んでいる時や飲んだ翌日に、そのツボを優しく気持ちがいい程度に刺激してください。

 

期門(きもん)

乳頭をまっすぐに下がって、ろっ骨がなくなるところに位置します。

 

太谿(たいけい)

内くるぶしの骨が出っ張った部分とアキレス腱と中間のくぼんでいるところに位置します。

 

合谷(ごうこく) 

手の親指と人さし指の付け根の間に位置します。

 

 

 

まとめ

 

気の合う仲間とお酒お飲んで語らうことは、ストレスの発散や関係を深めてくれます。

そういった社会の関係性を上げるアルコール摂取によって、少しでも体への負荷をかけないために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

それでもアルコールの摂取によって体調の不良が続く場合は、体を整えて血流や自律神経の働きを向上させて解消するためのきっかけを作るために、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

また、他に胃腸の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。

お子さんとの食生活の共有がもたらす30〜40代のお母さん方の胃の不調の理由と予防

正月の食べ過ぎ飲み過ぎでお疲れの腸へ早めのケアで快適な新年を

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

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