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運動 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 8の記事一覧

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
加古川市では、ご高齢の方向けの
「いきいき百歳体操」
という運動が各地域で推奨されています。
当院の周辺でも、公民館や集会所で定期的に開催されているお話をよくお聞きします。
「いきいき百歳体操」をすることで、
・筋力の増加
・転倒の防止
・動作の向上
などの効果が期待されます。
20歳の筋力を100パーセントとすると、70歳の方の筋力は70パーセントまで低下すると研究報告がされています。
ですので、こういった体操で、筋力に刺激を入れることは、とても大切ですし有効です。
ただ、注意が必要なのは、「いきいき百歳体操」では、0~1.2kgまでの調整の可能なおもりを手足につけて、動かすことです。
手足につけるおもりを、あまりにも重たくすると、かえってケガをしてしまう場合があります。
そこで今回は、実際にあった当院での実例を含めて、そういったことが起きる理由と予防するためのポイントを紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、ご自身の状態にあった「いきいき百歳体操」を行い、より健康なお体を作ることができます。
電話でのご予約はこちら>>079−490−5955

先日も、80歳代の女性の方が、いきいき百歳体操していたら腰が痛くなったと訴えて来院されました。
詳しくお話をうかがうと、手足に200グラムのおもりをつけて体操をしていたが、物足りなくなって、500グラムのおもりに変えて体操をしたら、今回の症状が引き起こされたとのこと。
検査をさせていただくと、背骨や骨盤にゆがみが発生しており、肩腰足などの筋肉の緊張が、左右で偏って発生していました。
トレーニングでこういった体の状態が起きるのは、代償運動によって起きることがよく見られます。
今回の場合ですと、例えば、右肩と左肩の緊張がきつい状態が見られました。
そういった状態から、体操中に、右腕が上がりにくいために、左の腰の筋肉を緊張させて、体を左に倒して、体を側屈させて腕を上げる動きをしたのではないかと予想できます。
その結果、それが体にゆがみを引き起こし、腰痛を引き起こし要因の一つと考えられます。
体のバランスを整えた治療後は、「腰が伸びやすくなったわ」とホッとされておられました。
また、筋肉のレベルを上げようとする意識はすごくいいことですが、今回の場合は、患者様のお体にとっては、負荷の上げ方が大きすぎたようなので、元の負荷に戻して、もう少し小刻みに負荷を上げることをおすすめしました。
トレーニングは、やってみて、負荷が大きすぎたら調節するの繰り返しですのから、こちらでもサポートしますので、怖がらずに挑戦してくださいともお伝えしました。
電話でのご予約はこちら>>079−490−5955

筋肉は鍛えれば鍛えるほど増えるというわけではありません。
トレーニングの原則として、「Rouxの法則」というものがあり、
・筋肉に適切な刺激を加える → 筋肉の肥大
・筋肉に刺激がない → 筋肉の萎縮
・筋肉に過度な刺激 → 筋肉の能力の減退
とされています。(参考文献:「トレーニングの原理・原則」に関する一考察」)
つまり、筋肉の状態を維持するためには、トレーニングや体操によって刺激は必要ですが、過度に行えばかえって筋力を低下させてしまうと。
そういったことを踏まえて、手足に過度のおもりのバンドをつけて、いきいき百歳体操をした際に、腰や肩などの痛みを発生させてしまう理由を、以下で紹介させていただきます。
自身にとっては重たすぎるおもりのバンドを使用することで、関節や腱への負担が大きくなる可能性があります。
例えば、重たいおもりをつけた運動では、関節の可動する角度が広がりすぎたり、腱が過度に引っ張られることで、炎症や損傷を引き起こし、体に痛みを発生させることがあります。
重たいおもりを手足につけて、いきいき百歳体操をすることで、体操の正しいフォームが崩れる場合があります。
野球のピッチャーでも、不フォームが崩れると、肘や肩に負荷やねじれが集中して故障しやすくなります。
それと同じように、体操のフォームの乱れは、特定の筋肉や関節に負担が集中することで、体を痛めてしまいます。
筋力が不足している場合、体は自然に代償するための動作を行い、他の部位に過剰な負担をかけることがあります。
例えば、足首におもりをつけた状態で足を上げる際に、太ももの筋肉が十分でないと、それをサポートするお尻やひざや腰の筋肉に負担がかかり、ケガにつながることがあります。
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いきいき百歳体操をする際に、自身に合わないおもりを手足につけて行うことで、体に不調を引き起こすことを予防するためのポイントを、以下で紹介させていただきます。

手足につけるおもりの重さの設定は、基本的には、軽いものから徐々に増やしていくことが原則です。
ただ、筋力をつけるために、必ずおもりをつけなければならないということではないです。
というのも、いきいき百歳体操で上げることが多い腕やふくらはぎ自体が、もともと十分に重たいものだからです。
一般成人の上腕とふくらはぎの重さですが、
・上腕の重さ:男性: 体重の約3.25% / 女性: 体重の約2.90%
・ふくらはぎの重さ:男性: 体重の約4.75% / 女性: 体重の約5.35%
とされています。
実際の重量は個人の体格によって異なりますが、例として平均的な体重を用いて計算すると、
45kgの女性の場合:上腕:約1.3kg / ふくらはぎ: 約2.3kg
と、おもりがなしで手足を動かすだけでも、なかなかの負荷をかけています。
確かに、おもりをつけると、体操の効果や達成感も高まりますが、おもりがなしでも十分に負荷がかかっていることを理解していただいた上で、慎重に手足のおもりの重さを調整して、体操をおこなってください。

剣道や空手などの武道でも、フォームが美しいと、関節や筋肉がスムーズに力強く動きますし、故障が少なくなります。
それと同じように、いきいき百歳体操でも、体操のフォームを意識しておこなうことが、ケガの防止につながります。
いきいき百歳体操する際には、指導員の動きをよく見ていただいてフォームを真似をしたり、フォームについて質問してみてください。
また、いきいき百歳体操の手順書(「いきいき百歳体操 足を肩幅に開く 足の裏を床につける 背もたれにもたれない ~スペシャル版~」)が、加古川市から発行されていますので、そちらでもフォームの確認をおこなってください。

いきいき百歳体操の手順書(「いきいき百歳体操 足を肩幅に開く 足の裏を床につける 背もたれにもたれない ~スペシャル版~」)でも、体のどの部分を鍛えてるために体操をしているかを、一つ一つ、書かれています。
ターゲットの筋肉と会話しながらトレーニングすることは、より体操の効果を上げます。
あまりにも手足につけているおもりが重たいと、おもりの重たさに逆らって動かすことに意識がいくために、本来、鍛えるべき筋肉に負荷をかけていないことがあります。
ですので、手足におもりをつけて体操をする場合は、目的の筋肉に意識を向けることができる程度の重量でおこなうことをおすすめします。
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いきいき百歳体操は、シニアの方がお体を鍛えるためには、大変、有効な組み合わせで構成されています。
そんな体操を、長年、やっていくことで、筋力もアップするので、手足におもりをつけてさらなる負荷をかけて、さらなる筋力の向上を目指すことは、いいことだと思います。
ただ、無理をしてけがをしてしまうと、本末転倒になてしまいますので、慎重にバージョンアップすしてください。
そのためのポイントとして、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079−490−5955

みなさんこんにちは。加古川市の久木鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、50歳代女性の方が、太ももの前面の痛みを訴えて来院されました。
詳しくお話をお聞きすると、旅行の予定があって、旅行先でしっかり歩けるように足を鍛えようと、ウォーキングをする量を増やしたそうです。
そうしたら、太ももの前面が痛くなったとのこと。それによって、すごく歩きづらく、旅行が近いこともあるので、早く治したいというご希望でした。
足腰を鍛えるためには、ウォーキングはとても有効で、WHO(世界保健機構)の「WHO身体活動・座位行動ガイドライン」でも健康維持のために推奨しています。
しかし、自分の体力に合わせた歩行距離や距離の調整は難しくて、ついつい歩きすぎて、今回の患者様のように、太ももの前面の痛みを訴えられる方が少なくありません。
そこで今回は、歩きすぎると太もも前面に痛みが発生する理由とその対処法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、ウォーキングによる太もも前面の痛みを防ぎながら、ウォーキングを楽しむことができます。
電話でのご予約はこちら>>079−490−5955

太ももの前面の筋肉は、体の中でも、最も筋肉量の多い部分です。
それだけ、日常生活において、機能し負荷のかかる筋肉ともいえます。
歩く際に、太ももの前の筋肉の役割は、
・足を前に出す際にひざを伸ばす
・歩行中の足の安定性とバランスの維持
・前進するための地面を蹴る力を生み出す
・階段や坂道などでブレーキをかける
・歩行中のひざの安定性をキープ
など、多数の重要な役割を果たします。
このように、歩行時に大きな負荷がかかる太もも前面の筋肉に、長時間や長距離の歩行をすることで、筋肉に微細な損傷が生じ、それが痛みを引き起こします。(参考論文: 「大腿四頭筋の筋疲労による筋力低下が歩容に及ぼす影響」)
特に、50代以上の方は、筋力が低下しているため、足を安定させるために、若い人に比べて太もも前の筋肉を活動させる時間が長くなる。
これは、筋力の低下を補うために、無意識に歩行の安定性を高めようとする適応反応ですが、結果的に、太もも前の筋肉に過度な負担がかかり、痛みの原因となる可能性がる。(参考論文: 「高齢者と若年者における歩行中の大腿四頭筋とハムストリングスの筋活動パターン」)
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歩きすぎによる太もも前面の痛みへの対処方法として、太もも前面のストレッチをするとともに、太ももの後面やお尻のストレッチすることで、効果が上がります。
その方法を、以下のことを紹介させていただきます。

①横になった状態で、片方の足のひざを曲げて後方におき、その足の甲を手で持ち、反対側の手で頭や体を支えます。
②足の甲を持った手で、ゆっくりとかかとをお尻に近づけ、太ももの前面が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。
③10秒たったら、手を離して足を下ろし、反対側の足も同じように行います。
④この一連の動作を、3回、おこなってください。

①背筋を伸ばしてイスに座り、片方の足のひざを曲げて、反対側の足の太ももの上にのせます。
②その状態で、体を前に倒して、ひざを曲げた側のお尻が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。
③反対側の足も同じように行います。
④左右の太ももを、交互に3回ずつ刺激してください。

①背筋を伸ばしてイスに座り、片方の足を前方に伸ばしてます。
②その状態で、体を前に倒しながら足首を90度に曲げることで、伸ばした足の太もももの後面が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。
③反対側の足も同じように行います。
④左右の太ももを、交互に3回ずつ刺激してください。
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太ももの前面の痛みを放置すると、歩行の姿勢が崩れて、ひざや股関節に痛みが発生したり、転倒しやすくなるなどのいろいろなリスクが高まります。
ウォーキング自体はとても健康のためには良いことなので、効率的にできるように早めのケアをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
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みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、デスクワークの40歳代男性の方が、腰痛で来院されました。
仕事でずっと座っていると、腰に痛みを感じると。
腰が痛くて動けないほどではないが、治りそうで治らない、すっきりしない状態が続いているそうです。
今回、ご相談いただいた患者様のように、デスクワーク中の腰の痛みに、ストレスを感じられる方は少なくありません。
そこで今回は、デスクワークで座り続けることで腰痛が発症する原因とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、事務作業中に感じる腰痛を軽減して、仕事に集中しやすくなります。
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立っているときより、座っているほうが楽だと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実際には、座っている方が、腰にかかる負担は大きくなります。
姿勢によってどれだけ腰に負担がかかるを調べた研究(Nachemson, 1976)では、立っているときに腰にかかる負担を「1」としたら、
・正しい姿勢で座位:1.4倍
・崩れた姿勢での座位:1.8倍
と腰への負担が増加すると報告されています。
これは、立っているときは、上半身の重みが、2本の足と骨盤で分散して支えられているのに比べて、座っているときは、上半身の重みが、骨盤と腰に集中します。
そのために、立っているときより、座っているときのほうが、腰に負担が大きくなるのです。
デスクワークは、仕事を開始して、30分もたてば、姿勢が崩れるとされています。
正しい姿勢で座っていても、腰に負担がかかるのに、姿勢が崩れることでさらに腰に負荷がかかります。
そうすると、腰周辺の筋肉や関節、じん帯などの組織が、その負荷によって疲労や炎症を起こしやすくなり、腰痛が発生するのです。(参考文献:「腰痛 の 理 学療法 腰 椎椎 間板 ヘ ル ニ ア に対 す る 腰 椎伸 展 運 動 療 法 」 )
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デスクワークをしている最中、腰に痛みを感じた際に、その場で簡単に腰痛を緩和するための方法を以下で紹介させていただきます。
デスクワークをしていると、姿勢が崩れて、腰により負担がかかります。
こまめに座っている姿勢を整えることで、腰の痛みは軽減できます。
その方法ですが、
①足先をひざの位置をそろえて、まっすぐ前に向けます。

②両手をひざの上に置きます。

③背筋を伸ばして、股関節を軸に、体を前に倒します。

④体を前に倒した重みを利用して、ひざに置いた手のひらを、床の方向に押し付けて、イスの座面から5センチほど軽くお尻を上げます。

⑤その状態から、力を抜いて、ストンとお尻をイスの座面に落とします。

このような手順で座り直しをすることで、適正な刺激が骨盤から背骨に入り、座っている姿勢が整います。
座っている状態が、30分ごとぐらいに、この座り直しの動作を行ってください。
デスクワーク中は、パソコンや書類を見るために、姿勢が前のめりになり、どうしても猫背になる方が多いかと思われます。
背骨は通常、S字状のたわみがある状態で構成されており、そのたわみがバネのように働き、体の上下からかかる衝撃や圧を吸収します。
猫背になると、この背骨のたわみが減少し、それが座っているときに腰痛が発症する要因の一つとなります。
背筋をこまめに伸ばすことで、背骨のS字状のたわみを作り、上半身の重みを腰が支えやすくします。
その方法として、
①机に両方の前腕を置いて、体を支えます。

②あごをひきながら、おへそを前に突き出すようにして、背筋を伸ばします。

③腰のあたりが伸びるのを感じたら、20秒間、キープします。
この一連の動作を、座っている状態が、30分ごとぐらいに、背筋を伸ばす動作をおこなってください。
座っている状態が続くと、太ももの裏の筋肉が縮んだ状態がつづき固くなります。
そうすると、太ももの裏の筋肉は骨盤についているので、骨盤を引っ張り、さらに骨盤についている腰の筋肉にも負荷がかかります。
ですので、太ももの裏の筋肉を伸ばし柔らかくすることで、腰への負荷が軽減することにつながります。
その方法ですが、
①イスに座った状態で、両方の足を前方に伸ばして、足関節を90度に曲げて、つま先を天井方向に向けます。

②その状態のまま、背筋を伸ばして、体を前方に倒します。

③太ももの裏が伸びるのを感じたら、20秒間、キープします。
この一連の動作を、座っている状態が、30分ごとぐらいに、太ももの裏を伸ばす動作をおこなってください。
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どんなに良いイスに座っていても、同じ姿勢を続けると、同じ筋肉や関節などを使うことになるので、特に、腰に負荷がかかりやすくなり、腰痛が起こります。
本当は、30分ごとに、立ち上がって、動いてもらうのがベストなのですが、仕事中になかなかそういったことは難しいかと思われます。
デスクワークをしながら、最小限の動作で、腰痛を軽減する方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
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みなさんこんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先週、剣道の稽古に久々に行ってきましたが、道場の床が痛いほど冷たくて、その寒さに震え上がりました。
今年の冬は、特に、温暖な加古川市にしては寒さがきついように感じますが、そのせいか、太ももやふくらはぎの筋肉の疲労や損傷を起こした剣道をする子供達が、例年より多く当院に来院しました。
こういったことから、気温が低下した環境が、剣道をする際に足の筋肉へ大きな影響を及ぼしていると感じます。
そこで今回は、寒い外部環境が、運動する際に足の筋肉に及ぼす影響とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、冬の寒い環境下の運動で足の故障を防ぎ、元気に稽古に打ち込めます。
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冬の寒い外部の環境で、特に、ふくらはぎや太ももなどの下半身の筋肉を痛めやすくなるメカニズムを、以下で紹介させていただきます。
外の気温が10℃を下回ると、筋肉はその冷えによって硬直しやすくなります。
特に、0℃以下では、筋繊維の弾力性が著しく低下し、筋肉の伸縮性が損なわれます。
その結果、剣道の稽古で、飛び込みや踏ん張るなどの急な動作をすると、足の筋肉が損傷しやすくなり、肉離れや筋膜炎のリスクが高まります。
血液は、36~37℃の温度の液体で、それが巡ることで体全体の体温が維持されます。
気温が5℃以下になると、体温の維持のために血管を収縮させて、体に巡る血液の量を減らし、血液の温度が冷やされないように、体が自動的に働きます。
これにより、筋肉へ血液を通して供給される酸素が減少し、筋肉の疲労の回復や修復の能力が低下します。
ふくらはぎや太ももは、血流の影響を強く受けやすい部位であり、10℃以上の環境に比べて、20%以上もの血流の低下が見られることが研究で報告されています。(参考文献:「部分的な筋温低下は筋疲労にどのような影響を及ぼすか?」)
気温が急激に低下する環境では、体温を維持するために、体のエネルギーを燃やして熱を産生するホルモンが分泌されます。
特に、外気温が0℃以下になると、体温維持のためにエネルギーの消費が激しくなるため、筋肉が十分に働くためのエネルギーが不足しやすくなります。
この状態で運動をすると、疲労の損傷や筋けいれんなど筋肉に支障が出るリスクが高まります。
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当院では、足の筋肉の損傷への対応もおこなっております。
まず、痛めた状況やそのような動作をすると支障が出るかをお聞きします。
そして、痛めた足の筋肉を、触診や筋力検査によって筋肉の状態を把握します。
治療としては、まず、痛めた筋肉に負荷がかからないように、体のバランスを調整する整体を行ないます。
そして、筋肉損傷には効果が高い微弱電流治療器「ニューボックス」をあてます。
その後、必要に応じてテーピングや鍼治療なども加えていきます。
最後に、回復を早めるために家でやっていただきたいことや、治療スケジュールや稽古への復帰を、試合や錬成会のスケジュールに合わせて提案させていただきます。
電話でのご予約はこちら>>079−490−5955

寒冷環境下での運動では、以下のような防寒の対策が有効です。

寒さが厳しいときは、足の筋肉を覆うコンプレッションタイツを履いてから、その上から袴を履いて稽古されることをおすすめします。
そうすることで、足の筋肉の保温と筋肉疲労をサポートできます。
足にはくタイツですが、
・足全体を覆うロングタイプ
・太ももを覆うタツタイプ
・ふくらはぎのみを覆うタイプ
などといったものを、ご自身が痛めやすい足の筋肉の部分に対してあててください。
稽古中に体が熱くなれば、脱いでいただいても良いので、寒さが厳しすぎる、もしくは、長時間、寒い中で稽古する場合におこなってみてください。

寒冷環境では、足元のウォームアップを十分に行うことで、足の筋肉の柔軟性を高め、ケガのリスクを低減できます。
稽古前には、
・その場でジャンピングや足踏み
・軽いジョギング
・アキレス腱をのばずストレッチ
・伸脚
・足の筋肉をさすったりたたいたりする
など、足に強めの刺激を入れてください。
また、稽古に遅れて到着して、準備運動が間に合わない場合、そのまま稽古に入ると、特に寒い冬はケガをするリスクが高まります。
焦らず時間をとって、足の筋肉に熱を入れてから稽古に挑んでください。

筋肉は、約74%は水分で構成されます。
その2%でも低下すると、筋肉がけいれんや損傷を起こしやすくなります。
暑い季節に比べて、冬場は喉の渇きが少ないので、水分を取る量が減りがちです。
また、稽古前に食事をすると、動きが悪くなったりはいたりするので、水分を取らないままに練習に入りがちです。
ですので、意識して、できれば温かい飲み物を十分に取るようにしてください。

稽古中に、いったん、体温が上がり、練習が終わって帰宅するまでに、ぐっと体温は低下します。
そうすると、血管が収縮して、運動で痛めた筋肉を回復させるための酸素や栄養が届きにくくなります。
稽古後は、疲れてシャワーですませがちですが、そうすると汗を流すだけで体は温まらず、疲労の回復が遅れてしまい、それが積み重なることで、足の筋肉を痛めやすくなります。
ですので、家に帰ってから、お風呂の湯船にしっかりつかって、再び、体温を上げて血流を良くしてください。
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足の筋肉の損傷は、その重症度によりますが、一般的に、成人なら1ヶ月、子供なら2週間程度はかります。
その間、稽古ができないのは、非常にもったいないので、特に、冬の間は、足の筋肉へのケアをされることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性がありますので、当院の方までお気軽のご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
当院は、完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079−490−5955

皆さんこんにちは、加古川市ひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
65歳以上の女性の方から、巻き爪や陥入爪などの足の爪のトラブルをよくお聞きします。
そのことが原因で、体のいろいろな部分に負担がかかり、2次的なお体の不調を引き起こす場合があります。
先日も、60歳代女性の方が、足の親指が巻き爪の痛みを我慢して、家事や孫の送り迎えなどで動いていたら、足の裏が痛くなってきて、歩くのがつらいというお悩みで来院されました。
足の裏の痛みが発生してしばらくしたら、今度はさらに、股関節やお尻、腰の痛みも発生したそうです。
このように、足の親指の爪に不調が出ることで、足の裏に痛みが発生して、それに伴って、体のあちこちに不調が出る方も少なくありません。
そこで今回は、足の親指の爪のトラブルによって、足の裏に痛みが発生する理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、足の親指の爪のトラブルに伴う体の不調を予防して、日々の生活を快適に過ごせます。
足の指の爪は、
・指先にかかる外部からの衝撃や圧力から保護
・歩行や立っているときに足先の感覚をサポートして姿勢のバランスを安定させる
・歩くときに地面からの反発力を受け止めて推進力に変える
などの重要な役割を担います。
足の指の爪にトラブルが起きることで、これらの機能が低下して、転倒のリスクが高まるとされています。
このような日常の生活動作を行う上で重要な役割を果たす足の爪ですが、特に、足の親指の爪の機能が低下することで、足の裏に痛みが発生する理由を以下で紹介させていいただきます。

立っているときは、地面に足の裏がついているため、自身の体の重みが、足の裏が全体にかかっています。
その際に、足の裏にかかっている負担の分布が、
・母指球(足の親指の付け根):25%
・小指球(足の小指の付け根):25%
・かかと:50%
となっています。
このバランスがキープされることによって、安定して立っていることができます。
その足の裏に上からかかる体重の負荷を、母指球・小指球・かかと分散させるために、一般的には「土踏まず」と呼ばれる足の裏の中央で地面から浮いた部分でおこなわれます。

土踏まずは、
・外側アーチ(足の小指からかかとにかけてのアーチ)
・内側アーチ(足の親指からかかとにかけてのアーチ)
・横アーチ(足の親指から小指にかけてのアーチ)
によって構成されています。この土踏まずは、立っているときには、
「トラス機構」
と呼ばれる構造が働いて、体重や衝撃による負荷の分散をおこないます。

足の裏のトラス機構は、足の骨が作るアーチ(三角形の2辺)と足底腱膜(三角形の底辺)で構成される「三角形」構造です。
立っているやや荷重がかかったときに、この「三角形」のアーチが潰れることで、車のサスペンションのように衝撃を吸収し、荷重を分散する役割を担います。
足の親指が巻き爪の痛みがあると、立っているとき、自然と親指を浮かしてしまいがちです。
足の親指を浮かせてしまうと、トラス機構の底辺にある足底腱膜が適切に伸びず、緊張が保てなくなります。
そうすると、足の親指側のアーチ(内側アーチ)の機能が低下して、トラス機構が正常に機能しなくなります。
その結果、荷重が均等に分散されず、特に、足の親指側である足底の内側に、過剰な負担が集中する可能性が高まります。
足の親指側のトラス機構が機能不全になると、衝撃を吸収する能力が低下し、足底腱膜や足底の関節、足底の筋肉などにストレスがかかり、痛みや炎症、違和感が生じやすくなる。

歩くとき、足の裏が地面に接触する際の体重移動は、
①最初は、かかとの小指側が地面に接触する。
②足の外側(小指側)で地面に接触して徐々に内側に移動する。
③最終的に、足の親指の付け根から足の親指の先端で地面を蹴り出す。
といったコースを取ります。
歩行の最終動作の足の親指の先端で地面を蹴り出す際には、かかとが上がってつま先立ちの状態になります。
この動作は、足の骨が作るアーチ(三角形の2辺)と足底腱膜(三角形の底辺)で構成されるトラス機構の状態から、足底腱膜が緊張しアーチが引き上げられることで行われます。
歩く際に、効率的に前に進む推進力を生み出すこの機能は、
「ウィンドラス機構」

と呼ばれています。
これは、釣りで、リールで糸を巻いて魚を釣り上げる構造に似ています。

ウィンドラス機構による歩行時の蹴り出しは、親指が支点となってスムーズにおこなうことができます。
足の親指に巻き爪の痛みがあると、親指への接触や負荷を避けるために、自然と親指を浮かせて歩くようになります。
そうすると、ウィンドラス機構をするために、親指を正常に使えなくなる。
その結果、足底腱膜が適切に引き伸ばされず、足の裏の親指側の土踏まずである内側アーチの形成が損なわれ、前に進む推進力も低下します。
内側のアーチの崩れている状態で歩くことで、足裏の全体で荷重を分散する能力が低下し、特に、足の親指の付け根やかかとに過剰な負担が集中します。
それによって、足の裏に痛みや炎症が発生しやすくなります。
また、足の裏のウィンドラス機構の機能が低下するために、それをカバーするために、ふくらはぎやひざ、股関節などの他の部位への負担も増加による痛みが発生する悪循環も引き起こす可能性が高まります。

巻き爪が発生する原因は、
・合わない靴の着用によるで爪への不均等な圧力
・ 歩行量の減少による爪が正常な形を保つための不足
・浮き指や外反母趾による爪への不均一な圧力
・深爪や斜め切りなどの間違った爪の切り方
・遺伝や体質による爪の弱さ
・爪の水虫や乾燥による爪の脆弱化
・加齢に伴う爪の柔軟性低下
などの起こります。
今回の場合ですと、足の親指の巻き爪の痛みによって、足の親指の機能低下が、足の裏への痛みを引き起こしています。
まずは、足の親指の巻き爪の解消が必要です。
そのためには、皮ふ科や整形外科などの専門の医療機関への受診をおすすめします。
その上で、巻き爪によって機能が低下した足の親指の機能を向上させることで、足の裏への負荷が軽減し、痛みの改善が期待できます。
そのための方法を、以下で紹介させていただきます。
①片方の足のひざを曲げて床に座った状態で、足の親指を両手でつまみます。

②体を起こしながら、両手でつまんで足の指を体方向に持ち上げ、足関節と足の親指を曲げて、止まったところで、10秒間 キープします。

③10秒たったら、元の位置にゆっくり戻します。
④この一連の動作を、5回、繰り返しておこないます。
①ひざを曲げて座った状態で、片方の手で足の親指の付け根をつまみ、もう片方の手で足の親指の先をつまみ、足の親指を外に開きます。


②その状態のまま、足の親指の先を前方にひっぱります。

③足の親指の先を前方にひっぱったまま、足の親指を曲げたり伸ばしたりする各方向に、5回、動かします。

④次に、足の親指の先を前方にひっぱったまま、足の親指を左や右にひねる各方向に、5回、動かします。

①座った状態でひざを曲げて、足を太ももの上に置きます。

②内くるぶしからと外くるぶしの親指1本分の前の足底に、親指を当てます。

③足底から足の甲の方向に向かって、親指で足底を押し、10秒間 キープします。

④これを、5回、繰り返しおこなってください。

足の親指が巻き爪になることで、足の親指への刺激を避けるように自然と動くようになります。
それによって、足の親指の働きが低下して、足の裏の痛みが発生してしまいます。
それを改善するためには、専門の医療機関での巻き爪の治療とともに、足の親指の機能を向上させる必要があります。
そのための方法として、
・足の親指のストレッチ
・足の親指の関節を動かす
・足の親指側のアーチへの刺激
を今回のブログで紹介させていただき、このことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも、足底の痛みが改善されないようでしたら、病院や治療院などの専門の医療機関にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のケースのような足の裏の痛みへの対応もしておりますので、お気軽のご相談ください。
また、他に、足のトラブルへの対策に関するブログも書いておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献
「高齢女性の足部異常に対するトータルフットケアの 効果に関する研究」