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疲労 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 4の記事一覧
ほぼ一日、パソコンを使ってお仕事をされている40歳代の女性の方から、夕方になると目がぼやけて焦点が合いにくくなり、パソコン画面が見にくくなるお悩みをよくお聞きします。
午前中は大丈夫だけれども、夕方になるとこの症状がでるので、老眼とは違う気がすると。近くのものが見にくくなるので、仕事に支障がでてしまうようです。
そこで今回は、パソコンを使うデスクワークの方が、夕方になると目がぼやけてくる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、夕方になるおこる目のぼやけで仕事に支障が出ることを解消できます。
パソコン作業を一日中していて、夕方ごろに目のぼやけが発症するのは、目の焦点を合わせる目の筋肉を使いすぎて疲労を起こしているためです。
目のピントを調整する機能には、カメラで言えばレンズにあたる
「水晶体」
レンズである水晶体の厚みを変化させてピントを調整する
「毛様体筋」
があります。
私たちが、近くをものを見るときは、毛様体筋が収縮して、水晶体が厚くなります。
遠くのものを見るときは、毛様体筋が緩んで、水晶体が薄くなります。
パソコン画面は近くにあるので、毛様体筋は収縮させて、水晶体を分厚くすることで、見ることができます。
しかし、長時間、そのような状態が続くと、毛様体筋は疲労して収縮させることを維持できなくなります。
そうすると、パソコン画面にピントが合わず、目がぼやける状態となると。
その時間帯がちょうど夕方になるということで、このような症状が引き起こされます。
また、目の筋肉の疲労は、目のトラブルだけでなく、肩や首にも影響がでます。
目の筋肉を動かす神経は、肩や首の筋肉の神経ともつながっているため、目の筋肉を使い過ぎて疲労すると、肩や首の筋肉も反応して、肩こりや首こり、頭痛などを引き起こします。
このように、目を使い過ぎることで、体全体に影響をおよぼし、ますます仕事に支障がでる可能性が高まります。
ですので、目の筋肉の疲れへのケアが必要です。
お仕事として、パソコン画面を見続けるのは避けられないことです。
ですので、お昼休みや小休止のときにできる目の筋肉へのケア方法を以下で紹介していきます。
仕事の休憩時間に、1分間だけでもいいので、目を閉じた状態を続けてみてください。
目を閉じると、目のピント調整する毛様体筋が最もリラックスした状態になる。
それによって、目の筋肉を休ませて、回復をうながせます。
また、それに加えて、大きく深呼吸も同時におこなうと、涙の分泌が促進され、目に潤いを与えることができます。
ホットアイマスクをまぶたにあてることで、目の筋肉の血流を促進して、酸素や栄養が運ばれ、老廃物が回収されて、疲労が緩和されます。
また、まぶたを温めると、まつ毛に点在するマイボーム腺から、油分の分泌が促進されます。
この油分は、涙の成分に混じることで、目に油膜がはられて、涙の蒸発を防いで目の潤いをキープしてくれます。
つまり、マイボーム線が出る油分は、天然の目薬のようなものです。
ですので、アイホットマスクを携帯して、隙間時間に当ててください。
アイホットマスクの商品の販売に関するリンクを以下に貼っておきますので、参考にしていただければ幸いです。
まばたきは、通常は1分間に、平均13回ほど無意識におこなわれるまぶたの運動です。
まばたきをすることで、 同時に涙も分泌されて、目の表面についた異物を流し、目の細胞に栄養も運ばれます。
パソコン画面を見ることで、1分間に、平均3回にまで減ります。
ですので、意識的にまばたきをおこなってください。
その方法ですが、
①2秒間、しっかり目を閉じるます。
② まばたきを軽く3回おこないます。
③ 2秒間、ぎゅっと目を閉じます。
これを1時間に一回はおこなってください。
注意点としては、目を閉じたり、まばたきする際に、まゆ毛が動いたり、目尻にシワができたりしないようにしてください。
目の疲労に効果があるツボを以下で紹介していきます。
目の周辺は皮ふが薄いので、ツボへの刺激は優しく5秒ほどおしてください。
左右のまゆ毛の内側の端に位置します。頭にあるくぼみに位置するツボです。
まゆ毛の真ん中のくぼみに位置します。
まゆ毛のいちばん外側と目のいちばん外側の中間から少し外側のこめかみのくぼみに位置します。
目の黒目の真下にある骨のくぼみに位置します。
左右の目頭のくぼみに位置します。
人間は外部からの情報の83パーセントは、視覚で得ています。
それだけの情報を集める目は、デリケートな精密機械のようなものなので、大切に使用しケアする必要があります。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでもパソコン画面を長時間、見続けることで、夕方ごろに目がぼやけることが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他にデスクワークでの体のトラブルへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
屋外で重たいものを持ったり、前屈みの姿勢で作業をされる溶接業や建築業などの方が、腰痛を訴えられることが多いです。
腰が痛くなるシーンは、作業の最中が主ではあるのですが、春先で意外に多いのが、休憩後に作業に入ろうするときです。
お昼ご飯を食べたり、お茶やおやつを食べたりと、数分間、座り込んだ後に、いざ立ちあがろうとすると、腰が痛んで、しばらく動きずく、作業再開に支障がでてきます。
毎度、休憩後に仕事を再開しようとすると起きる腰痛にストレスを感じるお話をよくお聞きします。
そこで今回は、春先の屋外の仕事で、休憩後に立ちあがろうとしたときに腰の痛みを感じる理由とその対処方法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、屋外のお仕事の方が、休憩後に起きやすい腰痛で不快な思いをすることを解消できます。
屋外で溶接業や建築業などの方が、体を動かしてお仕事をされていることで、汗をかき体が熱くなって体温が上がります。
人間の体を動かす筋肉は、37度のときが一番スムーズに、伸びたり縮んだりして機能性が上がります。
ですので、屋外でお体を動かして作業をしている最中は、体温が高いため筋肉は動きやすい。
しかし、休憩に入ると、春先のまだまだ寒い環境の中で、動きをピタッと止めてしまうため、体温が一気に下がります。
これは、体が体温を維持するために、熱をつくりだす働きの約60パーセントを筋肉の活動でおこなっているためです。
体温の低下は、生命の危機だと体が感じて、生命を維持するために、脳や内臓に血液を集中させます。
そうすると、体の表面にある筋肉への血流がとどこおり、仕事で体を動かしたために疲労した筋肉に、血液を通して、栄養や酸素の提供と老廃物の回収ができなくなります。
その結果、休憩中の間に、筋肉が硬くなり、休憩後にいざ立ちあがろうとすると、腰の筋肉が伸びずに痛みが発生します。
基本的には、休憩時間をじっと座ったりせずに、20分に一回は立ち上がって、少しでも歩いたもらうのがベストです。
座っていても、足を小刻みに揺らす貧乏ゆすりをするだけでも、体温が上がります。
しかし、休憩はゆっくりしたいので、そうもいかないかと思われます。
春先の屋外の仕事で、休憩後に立ちがった際に、腰の痛みが起きたときに、そのまま作業をすると、ぎっくり腰などを引き起こしかねません。
そこで、休憩後の腰痛の対処法として、ウォーミングアップとしての現場でも簡単に腰痛体操をおこなうことをおすすめします。
その方法を以下で紹介させていただきます。
壁に向かって1歩、はなれて立ちます。
両足を肩幅に開いて、肘を伸ばした状態で、両手を壁にあてます。
両肘を伸ばしたまま、腰を気持ちがいい状態まで反らします。
その状態で、10秒間、キープします。
これを3回。おこなってください。
両足を肩幅に開いて、壁にもたれます。
体を壁にもたれた状態で、壁から足を1歩、はなす。
骨盤を壁につけたまま、ゆっくりと上半身を脱力をして、上半身の重みを使って、腰を前に倒します。
腰を曲げた状態で、10秒間、キープします。
これを3回、繰り返してください。
壁に体の側面を向けて、両足を肩幅に開いて立ちます。
壁側の腕を、肘を曲げた状態で壁につけます。
このとき、肩と肘を水平にして壁につけて、体と壁の距離を調整します。
反対側の腕の手を骨盤のにあてて、骨盤を壁側に押して、お尻を壁方向にずらします。
ポート右肩が下がらないように肩が水平に保ちます。
お尻を左にずらした姿勢を10秒間、キープしてください。
これを3回、繰り返してください。
反対側も同じようにおこなってください。
現場のお仕事の休憩中は、同僚の方とお話をしたり、スマホを眺めたりと、座ったまま、すごされることも多いかと思われます。
作業を再開後にやる気や集中力を上げるためにも、そういったしリフレッシュをする時間は必要です。
ですので、休憩時間で座り込んだ後の腰痛をリカバーする方ために、今回、紹介させていただいたことが、みなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、春先の屋外のお仕事の方が休憩後に起こりがちな腰痛を解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に腰痛への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
春は暖かくなって、一年の中でも過ごしやすい季節です。
それに伴って、植物が芽吹く時期でもあり、花粉の飛散量が増え、花粉症を発症される方が多くなります。
花粉症は、「くしゃみ」をする回数が増えたり、「鼻水」の分泌が増加する、といった症状を引き起こします。
花粉症によって起こる「くしゃみ」や「鼻水」へ、間違った対処をすることで、体に不都合な影響がでてしまうことが少なくありません。
そこで今回は、くしゃみの仕方と鼻のかみ方の正しい方法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、花粉症の時期に起こるくしゃみや鼻水によってかかる体への負荷を抑えることができます。
くしゃみを一回すると、100メートルを走ったのと同等の、4カロリーが消費すると言われています。
つまり、10回もくしゃみをすれば、1キロメートル走るのと同じエネルギーを使うことになるので、花粉症によって、くしゃみを連発すれば、疲れますし体への負荷が大きい。
これほどのエネルギーを使うくしゃみをすることで、腰痛や首の痛み、ひどい場合は、ぎっくり腰やろっ骨の疲労骨折を引き起こすことがあります。
ですので、なるべく体に負荷がかからないようにするためのくしゃみをする方法と注意点を以下で紹介させていただきます。
くしゃみをする際に、瞬間的に体へかかる衝撃を支える必要があります。
ですので、くしゃみがでそうになる瞬間に、
・壁や机に手をつく
・ひざに手をつく
・腰に手をあてる
といったように、フリーハンドでくしゃみをすることを避けて、何かにつかまって、体をささえてください。
また、エチケットとして、首だけを横にひねって、くしゃみをしがちです。
横に首をねじることで固定され、くしゃみの衝撃が首にかかり、首の神経や筋肉を痛めてしまうこともあります。
なので、首だけ横を向くのではなく、全身で横を向いて、どこかにつかまりながら、くしゃみをおこなってください。
くしゃみをすると、周囲の人に不快感を与える、または衛生上のことを考えて、我慢しがちです。
しかし、我慢することで、くしゃみの衝撃の逃げ場がなくなり、まともに体で受けなければならず、ひどい場合はノドに穴があくこともあります。
ですので、我慢せずに、ハンカチや服のそでを口に当てて、くしゃみをしてください。
くしゃみの音が大きい方がいらっしゃいますが、それはくしゃみをする前に吸う空気の量が多いためです。
くしゃみの音を抑えたい場合は、くしゃみがでそうなときに、口を閉じて、吸う息の量を抑えて、だすときは、抑えずしっかりはきだしてください。
鼻水をかむのは、鼻の中のウイルスや細菌、花粉などを排出して衛生を保つためと、鼻での呼吸を改善するためです。
ですので、鼻をかむことは、とても重要なことなのですが、早くすっきりしたいために、両鼻をおさえて思いっきり鼻をかむのは避けてください。
それによって、鼻の粘膜を痛めたり、鼻血が出る場合があります。
また、鼻と耳はつながってるため、鼻の中にあるウイルスや細菌が逆流して中耳炎を引き起こしたり、鼻をかむ衝撃で耳の機能を痛めて、難聴やめまいをひきおこすこともあります。
ですので、鼻をかむときは、
・鼻をかむ前に口で息を吸う
・片方の鼻をおさえて反対側の鼻をかむ
・ゆっくり少しずつかむ
・鼻水は残さず出し切る
ということを意識して鼻をかんでください。
花粉症期間中は、体の中で花粉と免疫との戦いが続くため、体の組織にダメージがでて、何もしていなくても疲労しやすくなります。
そんな時期に、少しでも体のダメージを防ぐために、くしゃみや鼻をかむ正しい方法を、今回、紹介させていただいたことで、みなさまのお役に立てれば幸いです。
くしゃみや鼻水によって起きる体の不調が解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、当院がおこなっております花粉症の施術についてのブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
今年は桜の開花が遅れたために、ちょうど小学校や中学校の入学式あたりがピークになりそうですね。
保護者の方にとって、お子さんの一生に一回の入学式に参加されるのは、楽しみなことだと思われます。
大体の学校では、入学式は、1時間ほどかけて体育館でおこなわれ、保護者の方も用意されたイスに座って、それを見られます。
保護者の方が入学式に参加するにあたって、注意していただきたいのは、春先の体育館はとても冷えるということです。
体を冷やしてしまう環境でじっとしていると、入学式後に体に不調が発症する可能性があります。
そこで今回は、入学式に参加される保護者の方に向けて、冷えた体育館にいることで体調に与える影響とその対策を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、冷えた体育館で入学式に参加後も、体調を維持できます。
雪がよく降る地域の体育館は別として、普通の体育館は暖房の設備がないところが多いかと思われます。
また、暖房があったとしても、天井が高く、鉄筋コンクリートの体育館全体を温めるのは、なかなか難しいかと思われます。
春は、まだまだ気温が低いために、体育館も寒い状態の中、入学式のために居続けることで、健康上の影響を以下で紹介していきます。
寒い環境では、体温を一定に保つために、エネルギーの消費が増えます。
そうすると、体力の消耗や疲労、不快感などを引き起こします。
寒冷な環境下では、体温が1度でも下がると、
・免疫力が30~40パーセントの低下
・エネルギーを消費する力が約10パーセントの低下
・体内の酵素のはたらきが約50パーセントの低下
など生命を維持す流ための機能が低下します。
寒い環境では、血管を収縮させて、体の表面の血流を少なくして、生命維持に必要な内臓や脳など体の深部に血液を集めます。
その結果、筋肉は血流が不足して硬くなり、肩こりや腰痛などを引き起こしやすくなります。
入学式のために、寒い体育館で座っていることで、体に不調を起こさないための対策を以下で紹介していきます。
入学式に参加する日の朝ごはんをしっかり食べてください。
そうすることで、持続的に体温を上げるためのエネルギーを蓄えることができます。
朝食のメニューは、
・エネルギーに変わりやすい糖質が含まれるごはんやパン
・良質なたんぱく質が含まれる卵や納豆、焼き魚など
・ビタミン・ミネラルがとれる野菜、乳製品、果物
といった栄養をフルコースでとれるメニューが理想的です。
入学式に参加する際には、首やそでなどの服の開口部をふさいだ暖かい服装を着用するように心がけてください。
また、体が保温できる、ひざ掛けやブランケット、座布団、スリッパなどのアイテムを持参してください。
カイロを、
・背中
・腰
・おなか
・うちくるぶし
といった体の冷えやすい部分に貼ることで、体が冷えるのを抑制できます。
筋肉を動かすことで、体は熱を生み出して、体温が上がります。
入学式中にイスに座りながらできる筋肉への刺激方法としては、
・手のひら同士を合わせて指を組み、グッと握りこんで、指と指の間を刺激する
・座ったまま、細かくカカトを上げ下ろしする、いわゆる貧乏ゆすりをおこなう
・お尻にかかる重心を左右に移動させて、体を揺らす
・腕の力をぬいて両肩を持ち上げ、息をはきながら両肩をストンと下げる
のうちのどれでもいいのでおこなってみてください。
コロナ禍による規制が緩和し始めて、ようやく入学式といったイベントに保護者が参加しやすくなってきました。
そういった、めでたい行事の会場となる体育館の寒い環境で、体調をキープするために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも寒い環境にいたことによる体の不調が解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に寒さへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
春先は、朝、目が覚めて、布団の中で何気なく寝返りとうとうとしたら、ビッキっと腰に痛みがでて、不快感を訴える方が多くなります。
せっかく気持ちよく寝ていたのに、目覚めからそのような腰の痛いを感じるのは、ストレスや不安を感じます。
そこで今回は、春の朝に布団の中で寝返りをうつと腰の痛みを感じやすくなる理由とその予防するための体操について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、寝返りで起きる腰痛を解消できます。
春の寝起きの寝返りで、腰に痛みを感じやすくなる理由を以下で紹介させていただきます。
春は、日中の温度と夜の温度の差が激しくなります。
昼夜の温度の差が、7度以上の日が続くと、それに対応するために体のエネルギーを使うために、筋肉や内臓が疲れやすくなります。
寝起きは、1日の中で、体温も低下して血流も悪い状態で筋肉が硬い状態です。
朝の筋肉の状態に、春の日中の寒暖差による筋肉の疲労が加わることで、筋肉を大きくねじる寝返りによって、腰に痛みが発生します。
冬に比べて、春は寝るときは、室温がそれほど寒くないため、布団や寝まきを薄い目のものに変えます。
しかし、春先の朝方の冷え込みによって室温が低下して、体を冷やしてしまいます。
そうすると、体の血流も悪くなり筋肉も硬くなり、目が覚めたときの寝返りに腰が対応できない状態を引き起こします。
冬の寒さで活動量が減ることで、筋力が低下しがちです。
そのような状態から、気温が上がる春は、急に外での活動が増えることで、体がついていかず、筋肉の疲労が蓄積されやすくなります。
日中で疲労が蓄積された筋肉の状態で、寝返りを打つと、腰をねじる負荷に対して敏感に反応し、腰に痛みが生じやすくなる。
春の朝に目が覚めたときに、寝返りをうつと筋肉がついていかず腰痛が引き起こされます。
ですので、それを予防するために、朝、目が覚めた時にやっていただきたい体操を、以下で紹介させていただきます。
寝返りをうつときに起きる腰痛を予防する体操の基本姿勢は、上向きで、ひざを曲げて、寝た状態です。
ひざを伸ばしたまま体操をおこなうと、腰が反ってしまうので、かえって腰に痛みがでる可能性があります。
ですので、この状態をまずとってください。
上向きで寝たまま、ひざを曲げて、足幅は肩幅より広げます。
その状態のまま腰を左右に、30秒間、ゆらしてください。
上向きで寝たまま、ひざを曲げて、一方に倒してください。
その状態で、息をはいておなかをへこましてください。
反対側も同じようにおこなってください。
これを左右、3回づつおこなってください。
上向きで寝たまま、ひざを曲げてください。
息をはきながら、手のひらを天井に向けて、両腕を上げてください。
これを3回おこなってください。
春は、朝、ぎっくり腰が発症しやすい季節でもあります。
それだけ、春の寝起きは、腰の状態が危ない状態であり、寝返りによる腰の痛みは、その前兆とも考えられます。
ですので、春先の寝起きに寝返りをすることで起こる腰痛を対処するために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも寝返りによる腰の痛みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に腰痛への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広