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ふくらはぎ | ひさき鍼灸整骨院 - Part 5の記事一覧

足の親指の巻き爪が足裏の痛みを引き起こすメカニズムとそれを改善する方法

2025.02.20 | Category: お尻の痛み,ふくらはぎ,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,土踏まず,太ももの痛み,姿勢,指の痛み,日常生活の動作,歩き方,生活習慣,疲労,立ち仕事,立ち方,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,股関節の痛み,膝の痛み,足のアーチ,足の小指,足の指の痛み,運動,関節

皆さんこんにちは、加古川市ひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

65歳以上の女性の方から、巻き爪や陥入爪などの足の爪のトラブルをよくお聞きします。

そのことが原因で、体のいろいろな部分に負担がかかり、2次的なお体の不調を引き起こす場合があります。

先日も、60歳代女性の方が、足の親指が巻き爪の痛みを我慢して、家事や孫の送り迎えなどで動いていたら、足の裏が痛くなってきて、歩くのがつらいというお悩みで来院されました。

足の裏の痛みが発生してしばらくしたら、今度はさらに、股関節やお尻、腰の痛みも発生したそうです。

このように、足の親指の爪に不調が出ることで、足の裏に痛みが発生して、それに伴って、体のあちこちに不調が出る方も少なくありません。

そこで今回は、足の親指の爪のトラブルによって、足の裏に痛みが発生する理由とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、足の親指の爪のトラブルに伴う体の不調を予防して、日々の生活を快適に過ごせます。

 

 

 

 

足の親指の爪のトラブルに伴う足の裏の痛みが発生する理由

 

足の指の爪は、

・指先にかかる外部からの衝撃や圧力から保護

・歩行や立っているときに足先の感覚をサポートして姿勢のバランスを安定させる

・歩くときに地面からの反発力を受け止めて推進力に変える

などの重要な役割を担います。

足の指の爪にトラブルが起きることで、これらの機能が低下して、転倒のリスクが高まるとされています。

このような日常の生活動作を行う上で重要な役割を果たす足の爪ですが、特に、足の親指の爪の機能が低下することで、足の裏に痛みが発生する理由を以下で紹介させていいただきます。

 

立っているときの影響

 

 

立っているときは、地面に足の裏がついているため、自身の体の重みが、足の裏が全体にかかっています。

その際に、足の裏にかかっている負担の分布が、

・母指球(足の親指の付け根):25%

・小指球(足の小指の付け根):25%

・かかと:50%

となっています。

このバランスがキープされることによって、安定して立っていることができます。

その足の裏に上からかかる体重の負荷を、母指球・小指球・かかと分散させるために、一般的には「土踏まず」と呼ばれる足の裏の中央で地面から浮いた部分でおこなわれます。

 

 

土踏まずは、

・外側アーチ(足の小指からかかとにかけてのアーチ)

・内側アーチ(足の親指からかかとにかけてのアーチ)

・横アーチ(足の親指から小指にかけてのアーチ)

によって構成されています。この土踏まずは、立っているときには、

「トラス機構」

と呼ばれる構造が働いて、体重や衝撃による負荷の分散をおこないます。

足の裏のトラス機構は、足の骨が作るアーチ(三角形の2辺)と足底腱膜(三角形の底辺)で構成される「三角形」構造です。

立っているやや荷重がかかったときに、この「三角形」のアーチが潰れることで、車のサスペンションのように衝撃を吸収し、荷重を分散する役割を担います。

足の親指が巻き爪の痛みがあると、立っているとき、自然と親指を浮かしてしまいがちです。

足の親指を浮かせてしまうと、トラス機構の底辺にある足底腱膜が適切に伸びず、緊張が保てなくなります。

そうすると、足の親指側のアーチ(内側アーチ)の機能が低下して、トラス機構が正常に機能しなくなります。

その結果、荷重が均等に分散されず、特に、足の親指側である足底の内側に、過剰な負担が集中する可能性が高まります。

足の親指側のトラス機構が機能不全になると、衝撃を吸収する能力が低下し、足底腱膜や足底の関節、足底の筋肉などにストレスがかかり、痛みや炎症、違和感が生じやすくなる。

 

歩いているときの影響

 

歩くとき、足の裏が地面に接触する際の体重移動は、

①最初は、かかとの小指側が地面に接触する。

②足の外側(小指側)で地面に接触して徐々に内側に移動する。

③最終的に、足の親指の付け根から足の親指の先端で地面を蹴り出す。

といったコースを取ります。

歩行の最終動作の足の親指の先端で地面を蹴り出す際には、かかとが上がってつま先立ちの状態になります。

この動作は、足の骨が作るアーチ(三角形の2辺)と足底腱膜(三角形の底辺)で構成されるトラス機構の状態から、足底腱膜が緊張しアーチが引き上げられることで行われます。

歩く際に、効率的に前に進む推進力を生み出すこの機能は、

「ウィンドラス機構」

と呼ばれています。

これは、釣りで、リールで糸を巻いて魚を釣り上げる構造に似ています。

ウィンドラス機構による歩行時の蹴り出しは、親指が支点となってスムーズにおこなうことができます。

足の親指に巻き爪の痛みがあると、親指への接触や負荷を避けるために、自然と親指を浮かせて歩くようになります。

そうすると、ウィンドラス機構をするために、親指を正常に使えなくなる。

その結果、足底腱膜が適切に引き伸ばされず、足の裏の親指側の土踏まずである内側アーチの形成が損なわれ、前に進む推進力も低下します。

内側のアーチの崩れている状態で歩くことで、足裏の全体で荷重を分散する能力が低下し、特に、足の親指の付け根やかかとに過剰な負担が集中します。

それによって、足の裏に痛みや炎症が発生しやすくなります。

また、足の裏のウィンドラス機構の機能が低下するために、それをカバーするために、ふくらはぎやひざ、股関節などの他の部位への負担も増加による痛みが発生する悪循環も引き起こす可能性が高まります。

 

 

 

 

足の親指の巻き爪による足の裏の痛みが発生することの対処法

巻き爪が発生する原因は、

・合わない靴の着用によるで爪への不均等な圧力

・ 歩行量の減少による爪が正常な形を保つための不足

・浮き指や外反母趾による爪への不均一な圧力

・深爪や斜め切りなどの間違った爪の切り方

・遺伝や体質による爪の弱さ

・爪の水虫や乾燥による爪の脆弱化

・加齢に伴う爪の柔軟性低下

などの起こります。

今回の場合ですと、足の親指の巻き爪の痛みによって、足の親指の機能低下が、足の裏への痛みを引き起こしています。

まずは、足の親指の巻き爪の解消が必要です。

そのためには、皮ふ科や整形外科などの専門の医療機関への受診をおすすめします。

その上で、巻き爪によって機能が低下した足の親指の機能を向上させることで、足の裏への負荷が軽減し、痛みの改善が期待できます。

そのための方法を、以下で紹介させていただきます。

 

足の親指のストレッチ

①片方の足のひざを曲げて床に座った状態で、足の親指を両手でつまみます。

 

②体を起こしながら、両手でつまんで足の指を体方向に持ち上げ、足関節と足の親指を曲げて、止まったところで、10秒間 キープします。

 

③10秒たったら、元の位置にゆっくり戻します。

④この一連の動作を、5回、繰り返しておこないます。

 

足の親指の関節を動かす

①ひざを曲げて座った状態で、片方の手で足の親指の付け根をつまみ、もう片方の手で足の親指の先をつまみ、足の親指を外に開きます。

 

②その状態のまま、足の親指の先を前方にひっぱります。

 

③足の親指の先を前方にひっぱったまま、足の親指を曲げたり伸ばしたりする各方向に、5回、動かします。

 

④次に、足の親指の先を前方にひっぱったまま、足の親指を左や右にひねる各方向に、5回、動かします。

足の親指側のアーチへの刺激

①座った状態でひざを曲げて、足を太ももの上に置きます。

 

②内くるぶしからと外くるぶしの親指1本分の前の足底に、親指を当てます。

 

③足底から足の甲の方向に向かって、親指で足底を押し、10秒間 キープします。

 

④これを、5回、繰り返しおこなってください。

 

 

 

 

まとめ

足の親指が巻き爪になることで、足の親指への刺激を避けるように自然と動くようになります。

それによって、足の親指の働きが低下して、足の裏の痛みが発生してしまいます。

それを改善するためには、専門の医療機関での巻き爪の治療とともに、足の親指の機能を向上させる必要があります。

そのための方法として、

・足の親指のストレッチ

・足の親指の関節を動かす

・足の親指側のアーチへの刺激

を今回のブログで紹介させていただき、このことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、それでも、足底の痛みが改善されないようでしたら、病院や治療院などの専門の医療機関にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のケースのような足の裏の痛みへの対応もしておりますので、お気軽のご相談ください。

また、他に、足のトラブルへの対策に関するブログも書いておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。

 

足指でタオルがつかめない?その原因と足指の動きを改善する方法

買い物後の足裏が痛い…歩行困難を引き起こす『足の小指側の痛み』の原因と解消法

 

監修 柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

参考文献

「高齢女性の足部異常に対するトータルフットケアの 効果に関する研究」

(https://core.ac.uk/download/pdf/211164823.pdf)

長時間、参拝するために歩いた後に足首の前面に痛みを感じる理由とその対処法

2025.01.20 | Category: ウォーキング,ふくらはぎ,ふくらはぎの痛み,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,冬,日常生活の動作,歩き方,疲労,筋肉疲労,足のアーチ,足首の痛み,階段

みなさん、こんにちは。加古川市ひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

1月は、初詣や十日戎などで神社やお寺にお参りする機会が多い月です。

参拝することで、気持ちも新たに一年を始めようとする意欲が上がったり、その帰り道に屋台に寄って楽しんだりできます。

ただ、初詣や十日戎などのお参りは、同じタイミングで人が集まるので、人混みをかわしながら慣れない道を、長時間、自分のリズムで歩けないことで、足を痛めてしまうことが少なくありません。

先日も60歳代女性の方が、十日戎に参拝をされた後に起きた足首の前面の痛みを訴えて来院されました。

お話をお聞きすると、参拝する人が混雑しすぎて前に進まず、神社まで坂道や階段上り下りを長い時間をかけて歩いて、その翌日、痛みが発生したそうです。

特に、家事をするために、しゃがんだり歩いたりするときに、足首を曲げると、足首の前面が痛くて、スムーズに動けないことにストレスを感じるとのこと。

今回、ご相談いただいた患者様のように、長時間の不自由な環境下で、長い時間、歩くことで、特に、つま先を上にあげる方向に足関節を曲げると、足首の前面に不調をうったえられる方が多いです。

そこで今回は、長時間、寺社仏閣に詣でるために歩いたことで、足関節を曲げることで、足首の前面に痛みが発生する理由とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを最後まで読んでいただけることで、神社やお寺などに参った後の足首へのフォローの方法がわかり、それによって日常生活を健やかに過ごせます。

 

 

 

 

足首の前面に痛みが発生した理由

長時間、慣れない道で、人混みを避けながら歩くことで、足首の関節に不自然なねじれが起こり、足関節の動きに不具合が出る場合があります。

例えて言うなら、レールの上をスライドするドアを、まっすぐに動かすのではなく、ドアを揺らしながら動かすことを繰り返し行うと、レールやドアにゆがみが発生して、ドアが開けにくくなるのと同じような現象が足首に起こるのです。

 

 

 

足先を上に持ち上げる足関節を曲げる動きに制限がある要因を調べた研究で、足首を構成している距腿関節と遠位脛腓関節の2つ関節の不具合が、大きく関係していると報告されています。

これらの関節は、距腿関節と遠位脛腓関節は、足の脛骨と腓骨と距骨で構成されています。

 

距腿関節は、ふくらはぎの2本の骨(脛骨と腓骨)が作る遠位脛腓骨関節(えんいけいひかんせつ)の下方にできる溝の間に、距骨と呼ばれる台形の骨がはまってできています。

つま先を上にもちあげる方向に足首を曲げるときは、ふくらはぎを構成する2本の骨のが作る溝の間を、距骨が後ろに転がりながら滑っていきます。

この動きは、例えて言えば、ロッキングチェアが前後に揺れる動作に似ています。

また、距骨が後方に転がっていく際に、ふくらはぎの2本の骨(脛骨と腓骨)の下方で構成されている遠位脛腓骨関節(えんいけいひかんせつ)の間が広がり、溝の幅が開くことで、この動きをスムーズにします。

しかし、次のような問題があると、この動きがスムーズにできなくなります。

・脛骨と腓骨と距骨の位置がずれている

・足首の周りの筋肉が硬くなっている

・じん帯という骨をつなぐひもが硬くなっている

こういった問題があると、距骨が前方に押し出されて、足関節を曲げる動きにブレーキがかかり、それを無理に動かそうとすると痛みが発生します。

 

 

 

 

足首前面の痛みに対する対処法

足先を上に持ち上げる動作をする足関節の動きをする際に起きる足首の前面の痛みを軽減するための方法を、以下で紹介させていただきます。

 

ふくらはぎの筋肉を緩める

1.足を伸ばして座り、タオルの端を手で持ち、つま先にタオルをかけます。

 

2.つま先にかけたタオルを体の方向に引いて、ふくらはぎが伸びるのを感じたら、10秒間、キープします。

 

 

3.ひざを軽く曲げて、つま先にタオルをかけます。

 

4.つま先にかけたタオルを体の方向に引いて、ふくらはぎが伸びるのを感じたら、10秒間、キープします。

5.この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

 

遠位脛腓関節の間を広げる

1.足首の力を抜いて、ひざを軽く曲げて座り、片方の手で外くるぶしの前方に親指を当て、もう片手で足の裏のつま先に当てます。

2.外くるぶしの前方にあてた親指で、外くるぶしを後方に押すのと同時に、つま先に当てた手で、つま先を持ち上げて足首を曲げ、10秒間、キープします。

3.10秒たったら、元の位置に足を戻してください。

4.この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

 

距骨を後方に滑らす

1.ひざを軽く曲げて座り、片方の親指と人差し指で、足関節の前面を挟むように手を当て、もう片手で足の裏のつま先に当てます。

 

 

2.片方の親指と人差し指で挟んだ足関節の前面を後方に押して、同時に、つま先に当てた手で、つま先を持ち上げて足首を曲げ、10秒間、キープします。

 

3.10秒たったら、元の位置に足を戻してください。

4.この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

 

 

 

 

まとめ

神社やお寺への参拝で、長時間、歩くいた後に、足首の前面に痛みを感じた場合、早めのケアが大切です。

今回、紹介させていただいた以下の3つの対処法を実践することで、足首の前面の痛みを軽減できます。

・ふくらはぎの筋肉を緩めるストレッチ

・遠位脛腓関節の間を広げる動作

・距骨を後方に滑らせる動作

これらを、日々の隙間時間に行うことで、症状が改善する可能性があります。

もし、それでも、足首の前面の痛みへのお悩みが解消されないようでしたら、お近くの病院や治療院になどの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。

当院でも、今回のようなケースの足首の前面の痛みにも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

また他に、歩行に関するブログも書いておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。

 

買い物後の足裏が痛い…歩行困難を引き起こす『足の小指側の痛み』の原因と解消法

シニアの方の歩行時のつまずきによる転倒を防ぐための日常でできる簡単イス運動3選

 

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

 

参考文献:「足関節背屈における可動域制限因子の検討」(https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2013/0/2013_1538/_pdf/-char/ja)

冬の朝の散歩で起きる太もも裏の痛み、その原因と朝の散歩前にできる対策

2024.12.15 | Category: ウォーキング,お尻の痛み,ふくらはぎ,ふくらはぎの痛み,予防,体操・ストレッチ,冬,冷え,太ももの痛み,寝起き,日常生活の動作,水分,生活習慣,疲労,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,肉離れ,血流,運動

 

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

冬の朝の冷たく澄んだ空気の中、散歩をすると、身が引き締まり気持ちがいいものです。

散歩をすることで、生活習慣病の予防効果が、14%も上がるとされる、健康維持の運動としても大変効果的です。

しかし、冬の散歩は、その寒さによって筋肉を緊張させて、思わぬ体の不調を引き起こす場合があります。

当院でも、特に、冬の散歩で太ももの裏の痛みに関するお悩みをよくお聞きします。

太もも裏の筋肉の張りは、単なる不快感にとどまらず、日常生活に大きな影響を及ぼします。

例えば、台所に立って料理をする時間が苦痛になったり、買い物に行くための歩行が困難になったりします。

さらに、階段を降りる際に踏ん張れず、転倒のリスクが高まることも懸念されます。

そこで今回は、冬の朝の散歩によって太もも裏の痛みや筋肉の張りが起きる原因とその対処法について紹介していきます。

このブログを最後まで読んでいただくことで、冬の朝の散歩による太もも裏の痛みの原因が解消されて、毎日の散歩を楽しく続けることができます。

 

 

 

冬の朝の散歩で太もも裏が痛む原因とは

 

散歩をすることで、太ももの裏の筋肉に張りや痛みを感じる場合があります。その太ももの裏の筋肉の機能は、以下の通りです。

 

・歩く動作の中で、足が地面に着いた際にブレーキの役割を担い、それによってひざの動きを制御し、スムーズな着地を可能にする

・立って体重を支える際に、ひざがガクガクしないように安定するための調整をする

・歩行の際に、一歩、足を前に出した際に、後方に残った足を前に引きつける役割を果たす

・歩行時に、股関節を伸ばして、足を蹴り出し、体を前に移動させる働きをする

 

これらの機能により、太ももの裏の筋肉は、歩行の効率性と安定性を高める重要な役割を果たしています。

冬の朝の散歩で、その太もも裏に痛みが発生する理由として、以下のことが考えられます。

 

寒冷による筋肉の収縮

冬の寒い朝は、体温を保持するために、体が自動的に、血管を収縮させて筋肉を緊張させます。

そういった体の状態で、歩き始めると、冷えた筋肉に急な負荷がかかります。

特に、歩くときに負荷がかかる太もも裏の筋肉が、歩く動きについていけずに痛みが生じる可能性があります。

 

筋肉の疲労蓄積

寒い中での運動は、体温を保つために、大きなエネルギーを消費し、筋肉が疲労しやすくなる。

毎日の寒い環境での散歩を続けていると、前日までの活動で気づかないうちに筋肉に疲労が蓄積し、突然、太もも裏に筋肉の機能低下が現れることがあります。

 

体の水分量の低下

睡眠中に汗をかくなどして、朝は、体の水分が減少している状態です。

筋肉の約80パーセントは、水分で構成されていますので、体の水分量が低下している状態では、筋肉の機能も低下しています。

また、寒くなると、日常の水分をとる量も減り、体の水分の貯金も減りがちです。

その状態で、朝の寒い中、散歩をすることで、負荷がかかる太もも裏の筋肉が機能できず、痛みを発生する場合もある。

 

以上のような寒い環境に体が大きな影響を受けて、歩行するメカニズムで、特に負荷がかかりやすい太ももの裏の筋肉に不調が起こりやすくなる。

 

 

 

散歩で太もも裏の痛めないための準備方法

寒い朝に散歩をすることで、太もも裏を痛めることを予防するためには、散歩前の準備が重要です。

その準備方法を、以下で紹介させていただきます。

 

朝の十分な水分の補給

冬の朝に散歩をする前に、少なくとも必ずコップ1杯(約200ml)の水を飲むことをおすすめします。

特に、寒い冬の朝は、体が冷えやすく、のどの渇きを感じにくいため、意識的に水分をとるすることが重要です。

可能であれば、水筒を持って散歩をおこない、水分の補給しながら散歩ができればベストです。

水分の補給をすることで、血液の循環を良くし、筋肉の柔軟性を保たれ、寒い朝の散歩中に太ももの裏の筋肉を痛めることを防げます。

 

散歩前の準備体操

朝の寒い日に車を運転する際は、エンジンをかけて暖気してから、運転し始めた方が、エンジンに負担がかからず、スムーズに車を走らすことができます。

同じように、朝のこわばった体のまま、いきなり散歩を始めるよりは、準備体操をして体を温めてから、散歩を始めた方が、太ももの裏の筋肉の機能が上がり、痛めることを防げます。

以下で、その準備体操を紹介させていただきます。

 

お尻の体操

・座った状態で片足を反対側のひざの上に乗せてください

・そのまま上体を前に倒す

・お尻が伸びるのを感じたら、10秒間、保持する

・足を組み替えて、反対側でも同じようにおこなう

・左右の足で交互に、3回、繰り返しておこなってください

  

太もも裏の体操

・イスに座った状態で、片足を前方に伸ばしてください

・足首を足の甲側に曲げて、前に出した足に向かって、上体を倒す

・太もも裏が伸びるのを感じたら、10秒間、保持する

・足を組み替えて、反対側でも同じようにおこなう

・左右の足で交互に、3回、繰り返しておこなってください

 

ふくらはぎの体操

・壁に手をつき、一方の足を後ろに引き、そのかかとを地面につけます

・前にある足のひざを曲げて、前方に体重を移動させる

・後ろ足のふくらはぎが伸びるのを感じたら、10秒間、保持する

・足を組み替えて、反対側でも同じようにおこなう

・左右の足で交互に、3回、繰り返しておこなってください

 

 

 

まとめ

 

今回のブログでは、寒い朝の散歩中に太ももの裏に痛みを感じることが要因として、以下のことを説明させていただきました。

– 寒冷による筋肉の収縮

– 筋肉の疲労蓄積

また、その予防するための方法として、以下のことを紹介させていただきました。

– 散歩前に水分の補給

– 散歩前の準備体操(お尻、太もも裏、ふくらはぎ)

太ももの裏に痛みは、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高まるため、早めにケアされることをおすすめします。

そのための方法として、今回紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、それでも、寒い朝の散歩中に太ももの裏に痛みを感じるお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門医療機関に受診されることをおすすめします。

当院でも、今回のブログで取り上げさせていただいたケースの太もも裏の痛みにも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

 

また、他に、歩くことで起きるお体の不調への対策についてもブログを書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

シニアの方の歩行時のつまずきによる転倒を防ぐための日常でできる簡単イス運動3選

グランドゴルフ後のスネの内側が痛みが起きる原因とケアするための体操

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

参考文献:国土交通省「「歩く」効果・効用とそれを習慣化する方法の整理」

https://www.mlit.go.jp/common/000022977.pdf

ご高齢の方のイスから立ち上がり一歩目のよろめきを改善する簡単な体操3選

2024.12.07 | Category: ウォーキング,ふくらはぎ,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,太ももの痛み,姿勢,座り方,日常生活の動作,歩き方,生活習慣,立ち方,筋肉疲労,血流,転倒,運動,関節

 

皆さん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

日本人の1日の座っている時間は、平均で7時間とされており、座っている平均時間としては、世界の中でも最も長いと研究報告がされています。

当院でよくお聞きする、長い時間、座っていることで起きる体の不調の一つとして、「イスから立ち上がって一歩目がスムーズに出ずによろめいてしまう」ということがあります。

特に、シニアの方から、そういった症状が出ることで、自宅の呼び鈴が鳴っても素早く玄関に向かえない、友人とお茶を楽しんだ後にスムーズに店を出られず待たせてしまう、食事の後片付けで食器を持って歩こうとしてもふらつくなどの問題が起こるとのことです。

また、このままこの症状がキツくなると、いずれは、転倒して打撲や骨折など、大きなケガにつながらないか不安だということもよくお聞きします。

そこで今回は、ご高齢の方が、イスから立ち上がって歩き始めによろめくの原因とその対処法について紹介していきます。

このブログを最後まで読んでいただくことで、シニアの方が、立ち上がって歩こうとした際に、よろめかない知識を得て、日常生活での転倒の不安を軽減し、より自信を持って行動できます。

 

 

 

シニアの方のイスから立ち上がって歩き始めのよろめきの原因

 

シニアの方が、イスから立ち上がってから歩き始めるときのよろめきには、主に以下の3つの原因が考えられます。

 

足の筋力の活性低下

長時間の座っていると、足の筋肉に刺激が入らないため、一時的に足の筋肉が十分に活性化されていない、つまり、エンジンがかかっていない状態で歩き始めるこちになる。

そうすると、歩き始めに、バランスを取るために、筋肉の伸び縮みが適切におこなえなくなります。

その結果、イスから立ち上がって、歩き始めて十分な刺激が足の筋肉に刺激が入るまで、よろけやすくなる。

 

脳からの姿勢の制御が遅れる

長時間、座っていると、足から脳への刺激情報が低下します。

そうすると、イスから立ち上げって歩こうとすると、バランスを取るための情報が不足して、脳から姿勢を制御する命令が遅れることがあります。

そうすると、立ってから歩くまでの動作に、体が適応するまでに時間がかかります。

この脳からのバランスを取るための命令の遅れが、歩き始めの不安定さにつながります。

 

関節の硬さによる連動の低下

長時間、座っていることで、ひざや股関節、足関節などの関節を動かなないため、関節の可動域が、一時的に低下します。

歩くためには、腰から足先までの関節が、連動して動きます。それらの関節が固くなることで、スムーズな歩行の様たげられ、歩き始めによろける可能性が高まります。

 

起立性低血圧

長時間、座った状態から、急に立ち上がることで一時的に血圧が低下し、めまいやふらつきを引き起こします。

これにより、歩き始めの一歩目でよろめく可能性があります。

 

耳の奥にあるバランスセンサーの機能の低下

耳の奥には、平衡感覚をつかさどる器官が存在します。

加齢や血流の不足などの影響で、その機能が低下していると、立ち上がった後の姿勢の安定が遅れ、歩き始めのよろめきにつながります。

 

 

 

イスから立ち上がって歩き始めのよろける予防のための体操

 

長時間、イスに座っていることで足の筋肉や脳などのバランスを取る機能への刺激が低下するため、歩き始めによろける症状が起きます。

ですので、立ち上がる前に適切な刺激を体に入れることが、歩き始めのよろける症状を予防できます。

そのための体に刺激を入れるための体操を、以下で紹介させていただきます。

 

足の外側の筋肉に刺激を入れる体操

1. イスに腰かけた姿勢で、軽く体を前に倒します。

2. 手のひらをひざの外側に当てます。

3. ひざの外側に当てた手で、できるだけ強くひざの内側方向に押します。

4. 同時に、足でひざを外側に開くように押し返します。

5. この状態を5秒間キープします。

 

股関節周辺の筋肉に刺激を入れる体操

1. イスに座った状態で、両手を胸の前に当てます。

2. 骨盤を後方に倒すイメージで、おなかを凹ませながら背中を丸めます。

3. 次に、骨盤を前に倒すイメージで、背筋を伸ばします。

4. この一連の動作を10回繰り返します。

 

ひざから足首の筋肉へ刺激を入れる体操

1. イスに座った状態で、両手で軽くひざを抱えます。

2. 足首を足の甲側に曲げて、5秒間キープします。

3. 次に、足首を足の裏側に曲げて、5秒間キープします。

4. 反対側の足も、同じように行なってください。

5.この一連の動作を、左右の足で交互に、5回、繰り返します。

 

 

 

まとめ

 

今回のブログでは、シニアの方のイスから立ち上がってから歩き始めのよろめきの主な原因について、以下のようなことを説明しました。

• 足の筋力の活性低下

• 脳からの姿勢制御の遅れ

• 関節の硬さによる連動の低下

• 起立性低血圧

• バランスセンサーの機能低下

また、これらの症状への対処法として、以下の簡単な体操を紹介しました。

• 足の外側の筋肉に刺激を入れる体操

• 股関節周辺の筋肉に刺激を入れる体操

• ひざから足首の筋肉へ刺激を入れる体操

ご高齢の方が、イスからの立ち上がってから歩き始めのよろめきに対する予防は、転倒を予防し、日常生活の質を維持するために非常に重要です。

ぜひ、今回、紹介させていただいた簡単な体操を毎日の生活に取り入れてみてください。

もし、それでも、症状が改善しない場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。

当院でも、今回のケースのような歩行に関する症状にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

 

また、他に、イスに座っていることで起きるお体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

秋に起きるイスからの立ち上がりで生じるデスクワーク腰痛への対策

足を組まないと座る姿勢が保てないデスクワークの方のための体のゆがみを整える体操

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

参考文献:

1. 厚生労働省「介護予防マニュアル(改訂版)」

   https://www.mhlw.go.jp/topics/2009/05/tp0501-1.html

2. 日本整形外科学会「ロコモティブシンドローム予防啓発サイト」

   https://locomo-joa.jp/

デスクワーカーが久々の筋トレで起きる筋肉痛のメカニズムと早く回復させるための方法

2024.12.05 | Category: デスクワーク,テレワーク,ふくらはぎ,ふくらはぎの痛み,ランニング,予防,体操・ストレッチ,太ももの痛み,姿勢,日常生活の動作,生活習慣,疲労,睡眠,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,血流,運動

 

皆さん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

デスクワークで運動の不足を感じ、ジムに通うようにあったというお話をよくお聞きします。

運動は健康の維持に重要ですが、急な負荷をかけると、きつめの筋肉痛を引き起こす場合があります。

当院でも、特に、ジムでスクワットやランニングマシンなどの筋トレで起きるふくらはぎや太ももの筋肉痛のケアのために来院されます。

筋トレによって太ももやふくらはぎの筋肉は、日常生活に大きな支障をきたします。

イスから立ち上がる際に痛みを感じ、スムーズに動けないことがあります。また、歩くと足が重く感じられ、階段の上り下りがつらくなることも。

そこで今回は、ジムでの筋トレによる太ももやふくらはぎの筋肉痛が起きる原因とその対処法について紹介していきます。

このブログを最後まで読んでいただくことで、筋トレに起きる足の筋肉痛が起きる原因が解消されて、運動の不足の解消と筋力アップの両立し、一緒に健康な体づくりを始められます。

 

 

 

デスクワーカーの方が筋肉トレーニングをするメリット

 

デスクワーク中心の方が、ジムで筋トレなど運動をすることには、多くのメリットがあります。

 

姿勢の改善

デスクワークで前かがみの姿勢が続くと、肩や背中が丸まりやすくなり、猫背やストレートネックの原因になる。

筋トレで、背中や肩、腰周辺の筋肉を強化することで、正しい姿勢を維持しやすくなります。

 

腰痛や肩こりの予防・改善

筋トレによって、筋肉に刺激を入れることで、血流が促進されます。

そうすると、脳への酸素供給も増加します。筋トレの刺激によって、脳に十分な血流が供給されると、脳から鎮痛・幸福感。ストレスの解消に効果がある物質が分泌されます。

そのことによって、デスクワークによる肩こりや腰痛などの不調を予防または改善できます。

 

代謝の向上と体重の管理

筋トレで筋肉量を増やすと、基礎代謝が上がり、日常生活でのカロリー消費が増えます。

デスクワークで、運動不足になりがちな方には、筋トレは体型の維持やダイエット、体重管理に役立ちます。

 

疲れにくい体づくり

筋力を強化することで、日常生活や仕事中の負担が軽減され、疲労感を感じにくくなります。

特に、下半身の筋力を鍛えることで、歩行や姿勢の安定性が向上します。

 

メンタルヘルスの向上

筋トレは、うつ症状の軽減や不安の抑制に役立つとする研究があります。

定期的な筋トレは、自己肯定感や集中力を高め、仕事のパフォーマンス向上にもつながります。

 

老化の予防と健康の維持

筋力は30代以降徐々に低下しますが、筋トレを続けることで筋力低下を防ぎ、健康寿命を延ばせます。

また、骨密度の維持や生活習慣病の予防にも効果的です。

 

このように、筋トレは、メリットの多い運動です。

ただ、筋トレで追い込むと楽しくなったり達成感を感じるので、ついついやり過ぎてしまうこともあります。

そうすると、せっかくの筋トレを始めようとした序盤に、体が痛くてお困りになる場合があります。

やっていくうちに、慣れていくものですが、早めにケアする方が、さらなる筋力アップやケガの防止にも役立ちます。

 

 

 

筋肉トレーニングで筋肉痛が起きるメカニズム

 

筋トレなどによる筋肉痛は、遅発性筋肉痛とも呼ばれて、運動後12〜24時間後から痛みを感じ始めて、その痛みのピークに達するのは、2〜3日後とされています。

回復時間は、個人によって変わりますが、おおむね3〜7日間とされています。

このような特徴を持つ遅発性筋肉痛が起きるメカニズムは、以下のことが考えられます。

 

筋肉の微細な損傷

筋トレの動作中に、太ももやふくらはぎの筋肉を、縮みながら伸ばされる動作が繰り返されます。

この際、筋肉の繊維や細胞が微細に損傷し、これが筋肉痛の発生の要因となる。

 

炎症反応と発痛物質の放出

筋の損傷が起こると、炎症の反応が開始されます。

筋肉が炎症をした部位には、マクロファージや好中球といった免疫細胞が集まり、修復作業をおこないます。

この過程で、痛みを発する物質が放出され、筋肉内の痛みを感じるセンサーが刺激され、その情報が脳に伝えられて、痛みを感じるようになる。

 

筋の腫れと痛みの過敏性

炎症に伴い、血管から内部の物資がにじみ出やすくなり、筋肉が腫れます。

そうすると、筋肉内の痛みを感じるセンサーが敏感となり、筋肉の軽い伸び縮みや圧力でも鈍い痛みを感じやすくなります。

足の筋肉では、特に、太ももやふくらはぎに違和感や痛みを覚えやすいです。

 

筋力の低下と関節の可動域の制限

筋肉痛があると、筋力が一時的に低下します。特に、筋肉を意識的に最大限発揮できる力が減少します。

さらに、筋肉痛が原因で、関節の動きが制限される場合もあります。

例えば、骨盤からスネの骨にかけて、ひざをまたいでついている太ももに筋肉痛があると、ひざの曲げ伸ばしがぎこちなくなることがあります。

 

 

 

筋トレによって起きる筋肉痛を早く回復させるための方法

 

デスクワーカーの方が、久々の筋トレによって起きる筋肉痛を早く回復させるための方法を、以下で紹介させていただきます。

 

デスクワークのお仕事中の工夫

デスクワーク中でも、筋肉の回復を促進する工夫ができます。

1時間に1回程度、5分間、立ち上がって軽く背伸びや屈伸をしたり、軽く歩いたり足踏みなどをすることで、体の血流を改善し、筋肉の回復を助けることができます。

また、デスクワークで座っていても、座ったまま足首を回す運動や、ふくらはぎや太ももを上下げたりあげおろしをしたりする運動でも、滞った筋肉への血流を改善し、筋肉痛の緩和に役立ちます。

 

睡眠の質の向上

質の高い睡眠は、筋肉の回復に重要です。

それは、睡眠中に分泌される成長ホルモンが、筋肉の修復を促進するためです。

睡眠の質を上げるには、同じ時間に寝て、同じ時間に起きる、といった生活と睡眠のリズムを整えることが必要です。

また、入浴でいったん体温をあげて、お風呂から出て2時間前後のあたりで体温が下がり始め、体が睡眠モードに入ります。

ですので、適切な入浴と寝床に入るタイミングを意識することで、睡眠の質が上がり、その結果、筋肉痛の回復が早まります。

 

ストレッチと軽い運動

筋肉痛があるからといって、完全に体を動かさないでいるのは逆効果です。適度なストレッチや軽い運動は、血流を促進し、筋肉の回復を早めます。

ガシガシと体を伸ばすストレッチではなく、一定の姿勢を保持するゆっくり静かなストレッチが、筋肉痛の緩和に効果的です。

特に、足の筋肉に関するストレッチ方法を、以下のブログでも書いておりますので、参考にしていただければ幸いでうす。

また、軽いウォーキングは筋肉痛の緩和に効果的です。

昼休みや仕事の帰りに、15〜20分程度のウォーキングをおこなうことで、血流が促進され、筋肉の回復が早まります。

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体を温める効果

体を温めることで、筋肉内のカルシウムが分離や血流が促進し、筋肉の緊張を和らげます。

特に、39〜41度に設定した湯船に、15〜20分間、つかることで、全身の血流が改善され、筋肉痛の緩和につながります。

 

適切な栄養摂取

筋肉の回復には、適切な栄養摂取が欠かせません。

特に、筋肉の修復にはタンパク質が不可欠です。運動後30分以内に、体重1kgあたり0.3gのタンパク質を摂取することが、一般的なガイドラインとして推奨されています。

例えば、体重60kgの方なら、約18gのタンパク質摂取が目安となります。

また、筋肉の90%は水分で構成されているので、適切な水分補給は、筋肉の回復と筋肉痛の緩和に重要な役割を果たします。

運動後に、積極的に水分をとることも必要ですし、デスクワーク中も、1時間に1回、200ml程度の水を飲むことを心がけてください。

これにより、筋肉のエネルギーの生成が促進され、回復が早まります。

 

 

 

まとめ

 

今回のブログでは、以下のようなデスクワーカーの方が筋肉トレーニングすることのメリットをあげました。

・姿勢の改善

・腰痛や肩こりの予防・改善

・メンタルヘルスの向上

・老化予防と健康維持

また、筋トレをするメカニズムについて痛みが発症する要因として、以下のことを説明しました。

・筋肉の微細な損傷

・炎症反応と発痛物質の放出

・筋の腫れと痛みの過敏性

・筋力の低下と関節の可動域の制限

また、筋トレによる筋肉痛から早く回復するための方法として、以下のことを紹介しました。

・デスクワーク中の小まめな運動

・質の高い睡眠

・適度なストレッチと軽い運動

・入浴による体温調の整

・適切な栄養と水分摂取

デスクワーカーの方の、筋トレによる筋肉痛は日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。

早めのケアが大切ですので、ぜひこれらの対策を実践してみてください。今回、紹介させていただいた方法が皆さまのお役に立てれば幸いです。

もし、それでも筋肉痛の症状が続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門医療機関への受診をおすすめします。

当院でも、今回のケースのような筋肉痛にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

また、他の運動することで起きるお体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければと思います。

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監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広 

参考文献:

日本整形外科学会. (2021). 筋肉痛の原因と対処法. https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/muscle_pain.html

厚生労働省. (2022). 運動習慣の重要性について. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/undou/index.html

 

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