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膝の痛み | ひさき鍼灸整骨院 - Part 6の記事一覧
“ひざに水がたまる” という状態を、私も2度ほど経験したことがあります。その時は、ひざは曲がらないわ、痛みがきついわで、どうやって歩いていいのか・どうやって階段を下りていいのかもわからなくなって途方にくれました。実体験しただけに、ホントにいやな症状です。
仕事やスポーツによるケガ、加齢によるひざの骨の変形などから、正式には「関節水腫(かんせつすいしゅ)」とよばれる“ひざに水がたまる”ことが引き起こされます。この“ひざに水がたまる”状態になったときに、
「ひざの水抜いたら癖になるっていうけど、大丈夫なの?」
という質問をよくいただきます。ひざの痛みは取りたい⇒でも注射で水を抜くのは怖い⇒我慢して水を抜いても癖になるならやらないほうがいいのかな?と迷ってしまいますよね。
そこで今回は、「関節水腫(かんせつすいしゅ)」とよばれる“ひざに水がたまる”ことについての説明と対処法を紹介させていただきます。
このことを知っていただくと、日常生活をおくる上では欠かせない大切なひざにとって一番良い選択をとることができます。
「ひざの水抜いたら癖になるっていうけど、大丈夫なの?」という質問に対して、
“ひざの水は抜かないほうが良い”
ということが答えとなります。なぜひざの水を抜かないほうが良いのかを説明していきます。
【ひざの中の水とは?】
ひざの関節は、下の図のように「関節包(かんせつほう)」という袋に包まれています。
その関節包の中には、ぬるっとした粘り気のある液体が入っています。この液体を、「滑液(かつえき)」といいます。
“ひざの水”とよくいわれるのは、関節包の中にはいっている滑液のことなのです。
【ひざの水の役割】
“ひざの水”といわれる滑液は、関節包の内側にある「滑膜(かつまく)」というひだから分泌されます。滑膜は新しい滑液を分泌するだけでなく、古くなった滑液を吸収する役割もあります。
ひざの関節内は血管が少ないため、ひざの関節の「軟骨」や「半月板」は、血液から栄養をもらうことができません。ですから、滑膜から分泌される滑液から、ひざの関節の軟骨や半月板は組織の修復や維持のための栄養をもらいます。さらに関節を動かしやすいように滑液は油のような役割をします。
※ひざの関節と関節が合わさった部分は、「軟骨」で覆われています。軟骨は、歩く・走る・ジャンプの着地時などひざに圧力がかかるときに、関節の表面を保護してくれるスポンジやゴムみたいなものです。
※ひざの関節の下の部分に「半月板」とよばれる軟骨組織があります。この半月板もひざの関節にとってクッションの役割をしてくれます。
【ひざに水がたまるメカニズム】
日常生活を送る中で、ひざはかなり使っています。例えば、意識はないかもしれませんが、人間は歩くだけでも一日何千回も膝を曲げ伸ばししています。こうした日常生活で、ひざとひざとの関節面をすり合わせることで、少しずつ摩耗して関節の表面は削れてけばだってきます。そのほかに、
▶加齢による関節軟骨、半月板の劣化
▶関節リュウマチ、痛風などの関節の病気
▶スポーツ、仕事、交通事故などのケガ
といった要因によりひざの関節面は痛んでいきます。ひざの軟骨や半月板がこれらの要因ですり合わされ削られることで、その“かけら”が関節包内に発生し散らばります。
関節包内にちらばった“かけら”が、関節包の内側にある滑膜にあたったり刺さったりして刺激します。この刺激がひざの中に炎症を引き起こします。
ひざにとっては異物であり、刺激の元となる“かけら”を取り除くために、リンパ球や白血球をふくむ滑液を大量に滑膜が分泌します。どれぐらい分泌するかというと、普段は1~2mlで丁度良いひざの中の水(滑液)が、ひざの中で炎症が起こることで約30~100倍にあたる30~100mlもの水(滑液)を分泌する場合があります。
このように、滑膜がひざの炎症により水が大量に分泌することで、滑膜のもう一つの役割である水の吸収が間に合わなくなり、ひざに水が溜まってしまいます。
つまりひざに水がたまるのは、ひざに炎症が起こることで、ひざの水の給水と排水バランスが崩れてしまうためです。
【ひざに水がたまるとなぜ痛みがでるのか?】
炎症とは、身体の組織に異常があると、それを他の組織に知らせ治そうとする反応です。また、炎症が起こると、身体の損傷している部分が「熱感(熱くなる)」「疼痛(痛みがでる)」「腫脹(はれる)」「発赤(赤くなる)」という反応がでます。
炎症によりひざに水がたまったときも、ひざは赤くはれて、触ると熱く、痛みをだします。この反応の役割は、
「発赤(赤くなる)」
⇒血管を広げて、血液から治すための物質をもらう
「熱感(熱くなる)」
⇒修復してくれる細胞の活性化
「腫脹(はれる)」
⇒血管を広げて、血液から治すための物質交換をうながす
「疼痛(痛みがでる)」
⇒痛みをだすことによって、治りを早くするために身体の動きを制限させる
つまり、ひざの骨に痛みがあるのではなく、滑膜の炎症反応が、ひざに痛みをもたらします。
【なぜひざの水を抜かないほうがよいのか】
炎症とは身体におこった
“火事”
なのです。通常、火事が起これば水をかけますよね。ひざに炎症を起こした場合も、炎症による火事を消そうとひざの中に水を大量に分泌されます。
ということは、ひざの中が損傷状態で治っておらず、炎症という火事が起こっているにもかかわらず、ひざの水を抜いてもまた火事を消そうとひざは水をだします。一時的に抜いても、すぐひざに水が溜まってしまうのです。
怖いのが、何回も繰り返してひざの水を抜いていると、炎症を起こしていてもひざが自分で水を出さなくなります。そうすると、ひざの自己修復能力がおちて、やがてひざの骨の変形につながる恐れがあります。
将来のひざのためにも安易に水を抜く選択は避けられた方がよいのです。
【ひざに水がたまったときの対処法】
ひざに水がたまり炎症が起こっている場合は、アイシングが有効です。方法として、
「ひざ全体を氷水で冷やす」
「1回につき20分~30分冷やす」
「一日2~3回冷やす」
です。炎症反応は身体を治すためには必要な反応ですが、過剰に出ると健康な細胞まで痛めてしまいます。炎症の温度を下げることで、過剰な反応による細胞の損傷を防ぐことができます。
注意事項としては、痛い部分だけ冷やしても炎症はひきにくいのでご注意ください。アイスパックでもよいのですが、アイシング中に凍傷を引き起こしてしまう可能性があります。アイシングは水を通すほうがより冷やす効果が高いという報告がされています。また、水を通して冷やすほうが凍傷にもなりにくいともいわれています。氷のうがなければビニール袋に氷と水を入れて冷やしてください。
※シップは冷やす効果は見込めません
よく「湿布でもいいですか?」という質問を受けます。しかし冷湿布を缶ジュースに貼っても、缶ジュースは冷えませんよね。湿布自体には冷やす効果はないのです。消炎鎮痛剤も皮膚を通してはそれほどしみこみませんので、氷水で冷やしてみて自己治癒力で身体をなおしていってください。
【まとめ】
炎症がなくなれば、ひざからでる水の量も減り、過剰なものは吸収され、自然とひいていきます。ですから、まずひざの水を抜くより、ひざの炎症をひかせる治療をしていきましょう。
それでもひざの水がなかなかひかないようでしたら、『接骨鍼灸院じんぎゅう』にご相談ください。ひざが早く通常の状態に戻るようお手伝いさせていただきます。
柔道整復師・鍼灸師 久木崇広 監修
当院は完全予約制となっております。事前にお電話もしくはネットにて、ご予約お願いいたします。
ご予約は、電話番号 079-490-5955 よりお願いいたします。
ネット予約は、ホームページ(https://sekkotsushinkyu-jingyu.com/)よりお取りください。
治療中のため、電話にでられない場合もございます。折り返しお電話させていただきますので、お手数をおかけしますが、お名前とお電話番号を留守番電話へお願いいたします。
当日のキャンセルは、電話にてお願いいたします。
【診療時間】
月・水・木・金・土 11:00~21:00
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休診日 火曜日
講習会などにより、臨時で休診させていただく場合もございます.
ホームページ、お電話にてご確認のほどをよろしくお願いいたします。
【料金】
初診料 8000円
2回目以降 6000円
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兵庫県加古川市新神野5丁目7-7 津田ビル1F-A
JR加古川線神野(かんの)駅から徒歩5分
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「グルコサミンとかコンドロイチンってホントに膝の痛みに効くの?」
というサプリメントに関しての質問をよく受けます。
ここ数年来、「グルコサミン」「コンドロイチン」「ヒヤルロン酸」というカタカナでややこしい成分名を覚えられるほど、テレビで繰り返し宣伝され、膝の痛みに効くというようなイメージが定着しています。
膝の痛みでお悩みの方は、効くなら飲んでみたいという思いを持つのは無理ないと思います。
そこで今回は、「グルコサミン」「コンドロイチン」「ヒヤルロン酸」といった成分が膝の痛みに本当に効くのかどうかを検証していきます。
このことを知っていただくことで、膝の痛みに対して「グルコサミン」「コンドロイチン」「ヒヤルロン酸」成分が入ったサプリメントを購入するかしないかを判断することができます。
私の意見ではずばり、
「グルコサミン」「コンドロイチン」「ヒヤルロン酸」入りのサプリメントを飲んでも膝の痛みには、ほぼ効果がない
です。いきなり身も蓋もない言い方になりましたが、これは私の治療経験からの意見でもあり、生理学・生化学といった身体に関する科学的な観点からの意見でもあります。
膝の痛みを訴え来院された方の中でも、「グルコサミン」「コンドロイチン」「ヒヤルロン酸」入りのサプリメントを飲んでいる方がいらっしゃいます。
効果はありますか?と質問させていただくと、9割9分「効かへん」・「わからへん」・「治らへん」という答えが返ってきます。
「グルコサミン」「コンドロイチン」「ヒヤルロン酸」入りのサプリメントを飲んでも効果がでないのなら、身体にとって必要ない成分かといえば、そうではないのです。
身体にとっては、「グルコサミン」「コンドロイチン」「ヒヤルロン酸」は重要で必要な成分です。それがなぜサプリメントとして飲んでも膝の痛みに効かないのかを解説していきます。
【栄養が届きにくい部分のため】
よく膝の痛みに関して、整形外科でレントゲン検査をしても立った結果、言い渡されるその原因が、
「軟骨がすり減っているから」
といわれることが多いです。
関節にある軟骨は「関節軟骨」とよばれ、水分をたっぷり含んだスポンジのようなもので、硬い骨と骨がぶつかって壊れないように骨の表面をおおい、クッションの役割をしてくれます。
関節軟のをイメージしてもらうには、鶏の手羽先を食べたときに、骨の関節部分の表面を触ってみてください。関節の表面はつるつるに磨かれた作りになっています。人間の関節の表面も同じような状態です。
その関節軟骨は、「軟骨細胞」とその周りを囲む「Ⅱ型コラーゲン」「ヒヤルロン酸」「コンドロイチン」「グルコサミン」「プロテオグリカン」などから構成されています。
骨折をしても骨本体は修復されます。これは血管やリンパ管が骨折している部分に直接のびていき、修復のための栄養を届け、骨細胞が増えて治っていきます。
しかし関節の表面にある関節軟骨には、血管やリンパ管が通っておらず細胞分裂もおこなわれません。
ということは関節軟骨が、衝撃や摩擦で壊れると修復に必要な材料が血管から直接損傷部分に運ぶことができないので、修復が困難となります。
膝の関節軟骨を修復する成分は、関節を覆う袋の内側にある「滑膜」から染み出てきます。
「滑膜」からでた膝の関節軟骨を修復する成分は、関節を覆う袋の中にある「滑液(関節液)」という水分を通して供給されるため、損傷している部分には届きにくい。
つまり、つまり、グルコサミン・コンドロイチン・ヒヤルロン酸入りのサプリメントを飲んでも膝の痛みに効果がないのは、
「グルコサミン・コンドロイチン・ヒヤルロン酸入りのサプリメントを飲んでも、膝の痛んだ部分に直接運ぶルートがないため」
ということになります。
【サプリメント成分が分解されるため】
例えば、筋肉成分である赤身部分の牛肉をたくさん食べただけでは、赤身部分の牛肉がそのまま筋肉になるようなことはありません。
肉だけ食べたら筋肉に入れ替わることになれば、スポーツ選手はトレーニングをせずに肉だけ食べているはずです。
そうならないのは食べたものが、胃や腸で細かく分解されて最小単位の状態となって、色々な身体を構成するための材料になるためです。
グルコサミン・コンドロイチン・ヒヤルロン酸を作っている原料は「糖」です。
反対に言うと、グルコサミン・コンドロイチン・ヒヤルロン酸入りのサプリメントを飲んだとしても、胃や腸で物質(分子)として最小単位の「糖」にまで分解され、腸の吸収する通路に入っていきます。
胃や腸で分解されないグルコサミン・コンドロイチン・ヒヤルロン酸は、物質(分子)として大きいため、腸の吸収する通路に入ることができず、便になって外へ排出されます。
つまりグルコサミン・コンドロイチン・ヒヤルロン酸入りのサプリメントを飲んでも、そのままの形で吸収され関節軟骨に届けられることはないのです。
では、たとえ「糖」にまで分解されてもサプリメントをとることで、グルコサミン・コンドロイチン・ヒヤルロン酸を体の中で再生産するための材料を提供しているので、膝の関節軟骨の成分を作る後押しできるのでは?と思われるかもしれません。
人間の一日取る「糖」は、300~400グラムといわれています。グルコサミン・コンドロイチン・ヒヤルロン酸入りのサプリメントは、一日1~2グラムほどしかとりません。これは全体の「糖」摂取量に比べて微々たるものなので、関節軟骨成分を作るためだけの材料提供としての影響力はないに等しいとされています。
つまり、グルコサミン・コンドロイチン・ヒヤルロン酸入りのサプリメントを飲んでも膝の痛みに効果がないのは、
「グルコサミン・コンドロイチン・ヒヤルロン酸入りのサプリメントを飲んでも、胃や腸で分解されて膝の痛んだ部分にそのままの成分で運べないため」
ということになります。
【あくまでも補助食品であるため】
東京大学の研究で、50歳以上の男性54%・女性75%に関節症状がでている報告がされています。
それだけ多くの人に関節症状がでているにもかかわらず、あれだけ関節の痛みに効くとイメージされているグルコサミン・コンドロイチン・ヒヤルロン酸入りのサプリメントは、薬としての扱いを受けていません。なぜなんでしょうか?
効果の面から言えば、膝の軟骨を取り出して、シャーレの中で増やし、グルコサミン・コンドロイチン・ヒヤルロン酸に浸すと軟骨は増えると報告されています。しかし先ほど記述しましたが、グルコサミン・コンドロイチン・ヒヤルロン酸を飲んだとしても、そのまま成分として膝には届きませんので薬としての役割は期待できません。
実際、アメリカのリウマチ学会の研究発表では、グルコサミンを飲んでも膝の痛みへの効果はないと報告されています。
でも、テレビのグルコサミン・コンドロイチン・ヒヤルロン酸入りのサプリメントが膝の痛みに効くって宣伝している!と思われるかもしれません。
よくよく宣伝をみてください。「痛みに効く」「治る」とは言っていません。
宣伝に登場する人は、
「これを毎日飲んでいると、調子がいい!」
宣伝文句は、
「散歩や山登りなどの運動を楽しみ方にオススメ」
更に端っこの方に細かい字で、
「お客様の個人の感想です」
と効果をうたいながら、効果がない場合もあるといっています。
ここまで書いてしまうと少々意地悪感がでてしまいますが、わたしが言いたいことは、作っている企業側も効果に自信を持っているわけでなく、宣伝にふりまわされないようにしてほしいということです。
つまり、グルコサミン・コンドロイチン・ヒヤルロン酸入りのサプリメントを飲んでも膝の痛みに効果がないのは、
「グルコサミン・コンドロイチン・ヒヤルロン酸入りのサプリメントは「医薬品」ではなく「栄養補助食品」という補助程度の食品のため」
ということになります。
以上のように、今現在わかっている科学の範囲では、グルコサミン・コンドロイチン・ヒヤルロン酸入りのサプリメントが膝の痛みに効くとは言い難いという結論になります。
“一念岩をも通す“という言葉もあります。「科学的にどういおうとも、自分には効くんや」という気持ちで納得されて飲まれる分には良いと思います。
というのも私が最初に「ほぼ効果がない」と書いたのは、実際に今まで長年治療に関わってきて、2人ほど効果があったと主張される方とお会いしたことがあるからです。薬用が含まれていない薬を飲んで、暗示的に効果がでるという“フラシーボ効果”かもしれませんが、実際に効果があったと訴えた方もいらっしゃったので、科学的な根拠があるからといっても全否定はできないところです。
膝の痛みに対して「グルコサミン」「コンドロイチン」「ヒヤルロン酸」成分が入ったサプリメントを購入するかどうかに関して、
「科学的には効果なしなので、基本的に購入はお薦めしません。フラシーボ効果的に効果を実感する方も稀にいらっしゃいますの、どうしても思われるようでしたら、3ヶ月と期間を決めて効果を試してみてください。」
ということで判断してみてください。
それでも膝の痛みに対してサプリメントの購入に迷うようでしたら『接骨鍼灸院じんぎゅう』にご相談ください。膝の痛みに対してご本人にとってより良い選択を提案させていただきます。
柔道整復師・鍼灸師 久木崇広 監修
ご予約は、電話番号 079-490-5955 よりお願いいたします。
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講習会などの為、臨時で休診させていただく場合もございます。お電話にてご確認のほど、よろしくお願いいたします。
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特に思い当たる原因もないのに段々と膝が痛くなって、整形外科で診てもらうと、
「軟骨がすりへってますね、手術するほどではないけど、ひざの骨に変形がみられます」
と初期の変形性膝関節症と診断され、膝にヒヤルロン酸の注射をうつか、シップや痛み止めをだされることが多いです。
でもこの処方だけでは、なかなかひざの痛みが取れず効果がでないこともあるので、どうしたらいいのかと相談をうけます。
膝が痛いと何がお困りになりますか?とおききすると、
「いままでできていた家の事が、膝の痛みでスムーズにできなくなってイライラする」
「歩くと膝が痛くなるので外出する意欲がなくなるわ」
「このまま痛みがきつくなって、歩けなくなるのが怖い、かといって手術は嫌やわ」
というような日常生活への支障や不安を訴えられます。
そこで今回は初期の変形性膝関節症と診断を受けて膝の痛みにお困りの方に、簡単にできる膝の変形の進行を緩やかにして痛みを減らす方法をご紹介させていただきたいと思います。
このことを実践していただくことで、膝の痛みを減らし、日常生活をスムーズにおこなうことができます。
【初期の変形性膝関節症について】
「膝の骨が変形してしまった部分はもとには戻りませんが、膝周りの筋肉を鍛え柔らかくすることや膝への負担を減らす工夫で、まだ初期なら変形の進行を緩やかにして痛みを減らすことができます」
と私はお伝えしております。
実際、診させていただくと、骨の変形が原因というよりは、膝の痛みのために活動量がへり、かえって膝周りの筋肉の不足や硬さを招くといった悪循環や、普段の膝の使い方が問題であることが多いです。
【膝へのアプローチ】
「立っているだけで、体重の3倍」
「歩いたり、階段の上がり降りで、体重の7~8倍」
もの負担が膝にかかります。この膝への負担に耐える工夫のポイントは3つあります。
①膝の負担を分散する
杖を使用することで、痛いほうにかかる負担を約30%軽くすることができます。
つま先が外に向いて歩くことで、膝の内側に負担がかかり痛みがでます。つま先を前にまっすぐ向けて歩くことで、膝の内外へ均等に負担をかけることができます。
②膝を筋肉で支える
太ももの内側の筋肉を鍛えることで、膝関節の安定性が増します。その筋肉トレーニング方法は、
椅子に腰かけて、枕か丸めたタオルを膝の間に挟みます。
枕か丸めたタオルをつぶすように、膝の内側に力を入れて、5秒間保ちます。
この動作を左右10回繰り返し、1日2回ほどを目安にやってみてください。
③膝の動きを柔らかくする
太ももの裏にストレッチをかけることで、膝の動きに無駄な力がかかるのを防ぎます。
椅子に腰かけて、片方の膝を痛みのない範囲で伸ばし、もう片方の膝をまげて身体を支えます。
足先を身体の方に向けるように上にあげ、身体を前にゆっくり倒します。膝の裏が伸びているイタ気持ちい感じの所で10秒止めます。
この動作を左右2回ずつ繰り返し、1日2回ほどを目安にやってみてください。
膝の骨の変形が進行し痛みがでるということは、つまるところ膝関節の骨同士がこすれあうことで起こります。
ですから、膝の骨の周りに柔軟で強い筋肉によってクッションを付けて、膝の関節がなるべくこすりあわないように、身体を作ることで初期の変形性膝関節症であるなら対応することができます。
それでも膝の痛みが取れないようでしたら、『接骨鍼灸院じんぎゅう』にご来院ください。膝に痛みをとって普通の日常生活を送れるようにお手伝いさせていただきます。
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爆発的に植物が育つ、初夏になりました。
普段、趣味で畑作業をされている方にとっても、夏野菜の収穫でうれしい悲鳴をあげられている頃ですね。
しかし、雑草も旺盛に育ち、“草抜き”で忙しい時期でもあります。
「草抜きって辛いですよね?」とお聞きすると、意外にも「楽しいよ~。」という答えが返ってきます。
その理由をお聞きすると、草抜き作業中は、余計なことを考えず“無心”でできて、終わった後はきれいになっている“達成感”があるから、とのこと。
なるほど、心のリフレッシュには良い条件がそろっているのですね。
ただ、時間を忘れての集中作業なので、同じ姿勢・同じ動作が多く、身体への負担がなかなかのものになります。
ちょっとでも負担が減らせないものかと、草抜きするときの方法をお聞きすると、低い座イスに座られてされる方が多いようです。
そこで、草抜き中にイスに座りながらできる、簡単ストレッチをご紹介させていただきます。身体を柔らかくして、何度でも草抜きが楽しきできる身体にしていきましょう。
【畑での状況】
低い椅子に座り、長靴をはいて草抜きをしているという状態を想定してのストレッチとしています。
【イスに座っての上半身へのストレッチ】
草抜きは、猫背状態で上半身が丸い状態で固まってしまいます。
首・肩・背中・腰・脇・腕を伸ばすイメージで、やってみてください。
顔を上に向けて、腰を反らして、背伸び。
顔をおへそを見るように下にさげ、肩甲骨を外に広げるように、腕を前に伸ばす。
胸を広げ、肩甲骨を寄せるように、腕を後ろに伸ばす。
【イスに座っての下半身へのストレッチ】
低い椅子で座って、膝を曲げこんでの状態は下半身の血行が悪くなり、脚が固まってしまいます。
太もも~ふくらはぎ裏を、伸ばすイメージでやってみてください。
片足を曲げ、もう片足の膝を伸ばして、脚を外斜めにだす。
両手を前に伸ばし、身体を前に曲げる。
できれば、足を伸ばしたときに、足の親指を外へ向ける。
右足を伸ばした後は、左足も伸ばしてください。
片足を曲げ、もう片足の膝を伸ばして、脚をまっすぐ前にだす。
伸ばした足の反対側の腕を、伸ばした足先を触るように伸ばしてください。
できれば、足を伸ばしたときに、足の親指を内へ向ける。
右足を伸ばした後は、左足も伸ばしてください。
【回数】
基本は、30分に1回ぐらいのペースですが、草抜き作業中に、ふっと一息ついた時にやってみてください。
各種類、10秒づつぐらいで、1回伸ばしてください。
全部やっても、1分ぐらいで終わります。
柔道整復師・鍼灸師 久木崇広 監修
【まとめ】
私は、年に2回だけ叔母の畑作業を手伝いに行きます。
体力はそこそこあるほうだと思うのですが、畑作業は全く別物。毎年ボロボロになって帰宅します。
そんな経験から、少しでも助けになればと、紹介させていただきました。ちょっと水分補給などで一息ついたときに、やってみてください。
それでも草抜き作業で身体が辛いときには、『接骨鍼灸院じんぎゅう』にご来院ください。楽しく、継続的に草抜きができるようお手伝いさせていただきます。
柔道整復師・鍼灸師 久木崇広 監修
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