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腰痛 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 18の記事一覧

「重たいものを持つ仕事の方にしてほしい、腰への簡単ケア法」

2018.07.07 | Category: 腰痛

以前、私のぎっくり腰経験を友達に話していた時に、「ぎっくり腰の“ぎっくり”って何?意味が分からへん」と理解不能といった表情で言われたことがあります。

 

正直なところ、あの痛み・苦しみは経験者しかわかりませんよね。

 

しかも、ぎっくり腰は何回も繰り返す方が多く、“ぎっくり腰のベテラン”になってしまいます。

 

“ぎっくり腰のベテラン”になると、腰がぬけそうな独特の違和感がわかってくるので、怖いですよね~。やってしまえば、元に戻るのに平均で2週間ほどはかかりますから。

 

さらに、そんな状態で、重たい荷物を持つ仕事の方は、今日は腰がもつかな?自分の腰は将来大丈夫かな?と不安になります。

 

腰へのケアをやらないといけないとはわかっているけど・・・。仕事に疲れて、仕事中や自宅に帰ってから、腰へのケアする力が残っていない。

 

そんな方へ、簡単にできる腰へのケアを紹介していきます。

 

 

【腰を温める】

はるか紀元前のエジブトの時代から行われてきた、最も簡単で鎮痛効果の高い腰への治療法です。現在においても、痛みを和らげたり、筋肉の緊張をとる作用が報告されています。

 

①風呂に入る

水を通して温めるほうが、空気を通して温めるより25倍効果が高いというデータでています。ですから、温めることに関しては、お湯を直接触れるほうが、効率が良いのです。

 

お風呂のお湯は、40℃で15分入るのが理想です。

 

たまには、リフレッシュもかねて、銭湯や地元の温泉に行くのもよいですね。

 

お風呂が苦手なら、シャワーで腰・お尻・お腹へ集中的にお湯をあてて温めてください。

 

 

②腹巻をする

ご自身の体温を囲って、腰回りの筋肉を温める。

 

また、重労働時の汗を吸収して、腰を冷やさないようにしてくれます。

 

腰を温める・冷やさないことで、腰の筋肉が緩み、腰痛予防につながります。

 

昔からの知恵なのか、暑い場所で仕事をされるにもかかわらず、古風な職人さんは腹巻をされている方が多いです。古い習慣でも、いいところはマネしていきたいですね。

 

 

【超簡単な体操】

紹介するのは、ニュージーランド発祥の腰痛に効果があるとされる「マッケンジー体操」の簡略版です。

 

①腰を反らす

足を肩幅ほどに開いて、腰を逃して立つ。

両手を腰に当てて、親指だけをお腹側に残し、残りの指で腰をつかむように当てる。

  

腰を両手で抑えているところを支点に、膝(ひざ)を曲げずにまっすぐ伸ばした状態を保ちながら、上半身を後ろにできるだけ反らして、2秒ほど維持する。

     

これを5回繰り返す。

 

②腰を前に曲げる

足を肩幅ほどに開いて、イスに座る。

  

座った状態から、上半身を前に曲げ、息を吐きながら足首を持ち、身体を引き下げる。

できるだけ深く腰をまげる。

  

これを5回繰り返す。

 

こんだけ?と思われるかもしれませんが、仕事は同じ動作の繰り返しで、案外反り切ったり、前に曲げ切ったりできていないものです。

 

2つの体操を合わせても、20秒ほど。1日5回ほどを目安に、30秒ぐらい流れるテレビCM中やちょっとした休憩中にやってみてください。

 

注意点は、この体操をされたときに、足にしびれがでるといった神経症状がでた場合は中止してください。その場合は、一度精密検査を受けられることをおすすめします。

 

【まとめ】

腰は痛いけど、仕事に疲れてなかなか腰痛対策はできないと思います。

 

今回は簡単なものを紹介させていただきましたが、結局の所は“疲労を貯め過ぎない”につきます。

 

できることから、少しずつ腰への疲労を抜いていただいて、限界値を超えないように、うまくコントロールしていきましょう。

 

 

 

今回ご紹介した方法をやっていただいても、ギックリ腰予感がおさまらないようでしたら、『接骨鍼灸院じんぎゅう』にお越しください。ご一緒に腰痛をコントロールしていきましょう。

柔道整復師・鍼灸師 久木崇広 監修


完全予約制となっております。事前に電話もしくはネットにて、ご予約をお願いいたします。

 

ご予約は、電話番号 079-490-5955 よりお願いいたします。

治療中のため、電話にでられない場合もございます。折り返しお電話させて頂きますので、お手数をおかけしますが、お名前とお電話番号を留守電へお願いいたします。

 

ネット予約は、ホームページhttps://sekkotsushinkyu-jingyu.com/ よりお取りください。

 

 

【診療時間】
月曜日~土曜日 11:00~21:00
日曜日     13:00~19:00
休診日     火曜日

 

講習会などの為、臨時で休診させていただく場合もございます。お電話にてご確認のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

【料金】
施術料 6,000円
初診料 2,000円

 

 

 

【アクセス】
〒675-0008
兵庫県加古川市新神野5丁目7-7 津田ビル1F-A
TEL079-490-5955

JR加古川線神野(かんの)駅から徒歩5分
フーディーズ神野、ゴダイドラック神野店にむかって右隣のビル1階
駐車場1台(ビルに向かって右側の駐車場、左列4番目)

「朝から腰が痛い!そんなお母さんに知ってほしい3つのこと」

2018.07.02 | Category: 腰痛

家族のだれよりも早起きして、家族のお世話をされるお母さん、

 

毎日、本当にご苦労様です。

 

そんなお母さんが、朝に目が覚めて起き上がろうとすると、

 

「う~、イタタ・・・」

 

と腰をかばいながら、ノロノロとしか動けなかったことはないですか?

 

特に朝は、腰が痛くても、家事をするためにお母さんは動かないといけない。

 

そんなお母さん方に、腰痛に対して、どんな不安や思いがありますか?とお聞きすると、

 

「痛そうに動いていたら、家族に気を使わせてしまうのは嫌やね。」

「痛いのに、動いたら余計に腰の痛みがひどくならないかな?」

「腰の痛みがひどくなって動けなくなったら、家族に迷惑がかかってしまうので、避けたいな。」

 

などなど、家族思いの返答が多いですね。

 

私としては、そんなに抱え込ますに、ちょっとぐらい痛いことを家族にアピールして、家事を手伝ってもらいたいところなのですが・・・。

 

家事は、ある意味お母さんの“聖域”なので、入れないし入ってほしくないところかもしれません。

 

お母さんは朝から腰が痛くても、休めない・頼れない・倒れることができない。そうなると、腰痛とはうまいこと付き合っていくしかないですね。

 

ということですので、腰痛とうまく付き合っていくための考え方や対処法を、いくつかご紹介させていただきます。

 


【動くことを怖がらない】

 

「腰が痛いのに動くと、余計にひどくなるじゃない?」

 

というような不安があるかもしれません。

 

しかし、日本整形外科学会が腰痛に対する科学的根拠の高い研究論文を多数吟味してまとめた「腰痛診療ガイドライン」によると、

 

「腰に痛みがあっても、痛みに応じて普通に日常活動を行うほうが、腰の痛みや動きが改善されやすい」

 

とされています。かえって、安静にしているほうが治りや動きがわるくなる報告がされています。

 

ですから、目覚めたときに「痛いのに、動いたら余計に腰の痛みがひどくならないかな?」と心配されずに、むしろ動いてもらうほうが改善されると証明されていますので、安心して動いてください。

 

ただし「痛みに応じて」ということなので、痛みと相談しながら動ける範囲で動いてくださいね。動くことを怖がらなくてもいいですが、慎重に!

 

 

【家事による腰への負担と対処法】

 

寝起きに腰が痛くても、動いて大丈夫ということですが、寝起きすぐに行う家事というものがどれぐらい腰に負担をかけているのでしょうか?

 

まず、家事に多い姿勢は?と考えてみると、台所での調理・掃除機をかける・お風呂掃除などなど、前かがみの作業がおおいですよね。そんな前かがみが腰に与える負担は、

 

前かがみの姿勢は、普通に立っているより、
1.5倍負担up!

 

荷物をもって前かがみ姿勢は、普通に立っているより、
2.2倍負担up!

 

ということがわかっています。正直、家事をするのに前かがみは避けられないので、

 

 

①前かがみの時は、足幅を広めにとって身体を安定させる。

×両足の間の面積狭いより、

     

両足の間の面積が広いほうが安定性が良くなります。

足元の安定性が良くなれば、上半身がブレることが減り、腰への負担が軽減されます。

 

 

②かがむ時は、腰だけで曲げずに膝をまげてかがむ。

×膝がのびた状態で持ち上げるより、

      

膝をまげてしゃがみこんでの持ち上げの方が、腰への負担が軽減。

 

 

 

③かがんで荷物を持ち上げるときは、なるべく身体に引き付けてから持ち上げる。

×体から離して持つと、腰への負担が増加。

      

身体に引き付けて持つと、腰への負担が軽減。

 

ということをやっていただいて、腰への負担を最小限にしましょう。

 

 

 

【腰が痛いときの起き上がり方】

 

「朝ね、腰が痛くて、ふとんからどう起きていいのかわからなくなる・・・。」

 

と訴えられる、寝起きの腰痛で悩むお母さんがいらっしゃいました。

 

普段何気なく無意識でできている日常の動作も、身体が痛むと途端にどう動いていいのかわからなくなる時があります。

 

実際に私も腰痛ではないのですが、膝をひどく痛めたときに階段を降りようとして、足ってどうやってあげるんだったけ?どちらの足から踏み出せばいいの?とわからなくなり、階段前で立ちすくんだことがありました。

 

ということなので、目覚めて腰が痛くてもパニックにならないように、あらかじめ知っておかれたほうが良いですね。

 

 

腰に負担の少ない起き上がり方

(仰向け状態で寝ているとして)

膝を曲げる

     

膝を左右どちらかにたおす。

同時に(腰をねじらないように)肩から腰を一直線に保つように横を向きます。

     

肘や腕で、身体を支えて起き上がる。

 


 

【まとめ】

朝から忙しいお母さんにとって、目覚めた瞬間からの腰痛は、焦りや不安を感じることが多いと思われます。

「備えあれば憂いなし」「恐怖は常に無知から生じる」という格言があります。あらかじめ、腰痛に対する知識を知っていただくことで、お母さん方の焦りや不安がやわらぐ材料にしていただきたいです。

 

それでも、不安が続くようでしたら、「接骨鍼灸院じんぎゅう」にご相談ください。家族のために一所懸命なお母さんを応援させていただきます。

柔道整復師・鍼灸師 久木崇広 監修


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