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入学式参加の親御さんへ:体育館での寒さに負けない対策ポイント

2024.04.06 | Category: 予防,体操・ストレッチ,体温,冷え,冷え性,座り方,,栄養・食事・飲み物,生活習慣,疲労,筋肉疲労,腰痛,血流

 

今年は桜の開花が遅れたために、ちょうど小学校や中学校の入学式あたりがピークになりそうですね。

保護者の方にとって、お子さんの一生に一回の入学式に参加されるのは、楽しみなことだと思われます。

大体の学校では、入学式は、1時間ほどかけて体育館でおこなわれ、保護者の方も用意されたイスに座って、それを見られます。

保護者の方が入学式に参加するにあたって、注意していただきたいのは、春先の体育館はとても冷えるということです。

体を冷やしてしまう環境でじっとしていると、入学式後に体に不調が発症する可能性があります。

そこで今回は、入学式に参加される保護者の方に向けて、冷えた体育館にいることで体調に与える影響とその対策を紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、冷えた体育館で入学式に参加後も、体調を維持できます。

 

 

 

入学式のために寒い体育館にいることでおこる体への影響

 

雪がよく降る地域の体育館は別として、普通の体育館は暖房の設備がないところが多いかと思われます。

また、暖房があったとしても、天井が高く、鉄筋コンクリートの体育館全体を温めるのは、なかなか難しいかと思われます。

春は、まだまだ気温が低いために、体育館も寒い状態の中、入学式のために居続けることで、健康上の影響を以下で紹介していきます。

 

体力の消費

寒い環境では、体温を一定に保つために、エネルギーの消費が増えます。

そうすると、体力の消耗や疲労、不快感などを引き起こします。

 

体の機能の低下

寒冷な環境下では、体温が1度でも下がると、

 

・免疫力が30~40パーセントの低下

・エネルギーを消費する力が約10パーセントの低下

・体内の酵素のはたらきが約50パーセントの低下

 

など生命を維持す流ための機能が低下します。

 

筋肉の硬化

寒い環境では、血管を収縮させて、体の表面の血流を少なくして、生命維持に必要な内臓や脳など体の深部に血液を集めます。

その結果、筋肉は血流が不足して硬くなり、肩こりや腰痛などを引き起こしやすくなります。

 

 

 

寒い体育館でいることで体の不調をおこさないための対策

 

入学式のために、寒い体育館で座っていることで、体に不調を起こさないための対策を以下で紹介していきます。

 

朝ごはんをしっかり食べる

入学式に参加する日の朝ごはんをしっかり食べてください。

そうすることで、持続的に体温を上げるためのエネルギーを蓄えることができます。

朝食のメニューは、

 

・エネルギーに変わりやすい糖質が含まれるごはんやパン

・良質なたんぱく質が含まれる卵や納豆、焼き魚など

・ビタミン・ミネラルがとれる野菜、乳製品、果物

 

といった栄養をフルコースでとれるメニューが理想的です。

 

防寒用の服装にする

入学式に参加する際には、首やそでなどの服の開口部をふさいだ暖かい服装を着用するように心がけてください。

また、体が保温できる、ひざ掛けやブランケット、座布団、スリッパなどのアイテムを持参してください。

 

カイロをはる

カイロを、

・背中

・腰

・おなか

・うちくるぶし

といった体の冷えやすい部分に貼ることで、体が冷えるのを抑制できます。

 

手足を動かす

筋肉を動かすことで、体は熱を生み出して、体温が上がります。

入学式中にイスに座りながらできる筋肉への刺激方法としては、

 

・手のひら同士を合わせて指を組み、グッと握りこんで、指と指の間を刺激する

 

・座ったまま、細かくカカトを上げ下ろしする、いわゆる貧乏ゆすりをおこなう

 

・お尻にかかる重心を左右に移動させて、体を揺らす

 

・腕の力をぬいて両肩を持ち上げ、息をはきながら両肩をストンと下げる

のうちのどれでもいいのでおこなってみてください。

 

 

 

まとめ

 

コロナ禍による規制が緩和し始めて、ようやく入学式といったイベントに保護者が参加しやすくなってきました。

そういった、めでたい行事の会場となる体育館の寒い環境で、体調をキープするために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

それでも寒い環境にいたことによる体の不調が解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

また、他に寒さへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。

冬の手先冷えでお困りの女性の方に知ってほしいその理由と解消法

花見に行かれる方に持っていっていただきたい防寒グッズ3選

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広


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