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立ち仕事 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 6の記事一覧

皆さん、こんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
旅行や買い物で、長時間、歩いた後、立っているとフラフラして、足の裏がしっかり地面につかないという経験はありませんか?
旅行や買い物は心身をリフレッシュさせてくれますが、長時間の歩行を伴うことも多く、足の裏に疲労を引き起こすこともあります。
立っている姿勢が安定しない症状は、日常生活に大きな影響を与えかねません。
例えば、調理中に台所で立っているのがしんどくなったり、友人との立ち話が長続きしなくなったりします。
また、電車やバスを待つ際にフラつき症状が出て、転倒の不安を感じてしまいます。
そこで今回は、長時間、歩く行事をした後、立っていると足の裏が地面にしっかりつかずフラフラする原因とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、立っているとふらつく原因が解消されて、安定した姿勢で家事や買い物などを楽しみ、日常生活の質が向上できます。

長時間、買い物や旅行などで歩き、その後に、立っているとフラフラする状態が続く原因について、以下のことが考えられます。
長時間の歩行により、土踏まずに過度の負担がかかります。土踏まずは、
・地面からの衝撃を吸収するクッション
・歩行時に足指で地面を蹴って前に進むためのバネ
・足の血液を心臓に送り返すポンプ作用
・体全体のバランスを保つ
機能があります。土踏まずは、横アーチ、外縦アーチ、内縦アーチ、と3つのアーチが足の裏で形成されています。
長時間、歩いたことで、これらのアーチが疲労して一時的に崩れると、足の裏が地面にピッタリと接地できなくなります。
それによって、足の指が地面から浮いたり、足首やひざにねじれなどが発生して、立っている姿勢が不安定になる。
長時間、歩くことで、ふくらはぎの筋肉が著しく疲労します。ふくらはぎの筋肉は、
・走る、ジャンプなどの瞬発動作をサポート
・歩く、立つといったやバランスや持久力を要する動作をサポート
・足の血液を心臓に送り返すポンプ作用
などがあります。
特に、ふくらはぎは、重力によって体が倒れないように姿勢を維持する筋肉なので、長時間の歩行で疲労すると、立っている姿勢を制御することが困難になります。
これにより、フラフラとした不安定な立ち姿勢につながります。
長時間の歩行後、足の裏の筋肉が疲労して、足の裏の感覚が一時的に鈍くなることがある。
また、長時間の移動は、耳の奥にある平衡感覚のセンサーにも影響を与える可能性がある。
足の裏の感覚や耳の奥の平衡感覚センサーが疲労すると、立っているときに、正確なバランスを取るための情報を脳に送れなくなります。
そうなると、立っている姿勢を維持するための命令が脳から発信できなくなり、立っていてもフラフラとした不安定な状態が生じます。

長時間の歩行後に、立っているとフラフラする状態が続くの有効な対処法として、以下のことを紹介させていただきます。

テニスボールを使って、足裏を刺激することで、土足の裏の疲労を改善できます。
テニスボールを使った足の裏への刺激方法として、
1.イスに座り、テニスボールを足の裏に置きます。
2.テニスボールを土踏まずの中心に置き、軽く足の裏に体重をかけながら、テニスボールの上をゆっくりと円を描くように前後左右に足を動かします。
3.テニスボールを足の指の付け根に置き、テニスボールの上をゆっくりと横方向に足を動かします。
といったことを、片足ずつ、2分間、おこなってください。
注意点としては、痛みを感じすぎない程度の力加減でおこなってください。
また、長い時間、テニスボールの足の裏への刺激をおこなうと、かえって足の裏の筋肉を痛めてしまう場合があるので、もの足らないぐらいの感覚で終えてください。

ふくらはぎの筋肉は、立つためのバランスの維持に重要な役割を果たします。
長時間の歩行により疲労したふくらはぎの筋肉を回復させるための方法はとして、ふくらはぎのストレッチが有効です。
その方法ですが、
1.壁に向かって立ち、両手を壁につけます。
2.片方の足を後ろに引き、かかとを床につけたまま、ひざを伸ばします。
3.後ろの足のかかとを床につけたまま、前の足のひざをゆっくり曲げていき、重心を前に移動させます。
4.後ろ足のふくらはぎが伸びるのを感じたら、10秒間、保持します。
5.反対の足も同様におこなってください。
6.各足、交互に3回ずつおこなってください。

長時間の歩行で起きた内耳の平衡感覚のセンサーの疲労を取るためには、耳周辺の血行を良くして、栄養や酸素を送り込む必要があります。
そのための方法として、耳を引っ張り刺激することが有効です。
1.イスに座り、親指と人差し指で、耳の穴の横あたりをはさむようにつまみます。
2.上方、下方、外、前、後ろに、各5秒間づつ、引っ張ります。
3. 時計回りと反時計回りに、小さな円を描くように、各5秒間づつ、回転させます。
4.これらの一連の動作を、5回、繰り返してください。

今回のブログでは、長時間の歩行後に起きる立っているとフラフラして姿勢が安定しない症状の原因として、以下のことが考えられると説明させていただきました。
・足の土踏まずの構造の一時的な崩れ
・ふくらはぎの筋肉の疲労
・一時的な感覚障害の影響
また、この症状への対処法として、以下を紹介させていただきました。
・テニスボールを使って足裏を整える
・ふくらはぎの筋肉を回復させるストレッチ
・耳引っ張りで内耳のバランスセンサーの疲労をとる
立っている姿勢が不安定になると、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高いため、早めのケアをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも、長い時間、歩いた後に立っている姿勢が不安定な症状が続く場合は、病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。
当院でも、今回のようなケースの症状にも対応していますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、歩行に関する不調への対策ブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
1.日本整形外科学会. (2021). 下肢機能障害診療ガイドライン. https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/lower_limb_dysfunction.html
2. 厚生労働省. (2022). 介護予防マニュアル改訂版. https://www.mhlw.go.jp/topics/2009/05/tp0501-1.html

皆さん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
毎日、倉庫での荷物の運搬のために体を酷使していると、夜になって寝ようとしたとき、姿勢のゆがみを感じて眠れないことはないでしょうか?
そうなると、体を休めるはずの睡眠時間が、かえってストレスに感じます。
当院でも、倉庫業のお仕事をされておられる方から、寝ているときに姿勢の違和感から眠りにくいというお悩みをよくお聞きします。
この症状は、日中の生活に大きな影響を及ぼします。
例えば、夜、眠れないことで疲労が蓄積し、仕事の効率が落ちてしまいます。
また、家族から姿勢が曲がっていると指摘されることで、自信を失ってしまうかもしれません。
さらに、姿勢のゆがみから、以前、痛めた肩や腰などの症状が再発するのではないかという不安を感じてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、倉庫での荷物の運搬されている方が、寝ているときに感じる姿勢のゆがみの原因とその対処法について詳しく紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、快適な睡眠を取り戻し、毎日をより活力にあふれた状態で過ごすことができます。

倉庫での荷物の運搬されている方が、夜、寝ているときに姿勢がゆがんでいるのを感じて、眠りにくくなる原因として、以下のことが考えられます。
倉庫内での荷物の運搬は、姿勢のゆがみ原因となる筋肉の不均衡を引き起こしやすい仕事です。
例えば、重い荷物を、中腰で持ち上げたり、片腕で持ち上げたりなど、特定の筋肉を使う動作を繰り返すことが多い。
また、足元が悪い通路や高所での作業によって、バランスを崩しながら作業をしなければいけないこともあります。
そういった、仕事の特性によって、体にゆがみが発生しやすくなる可能性が高まります。
そういったゆがみは、作業中にはわからなくても、夜、寝るときに自身の体に意識が集まる時間帯に、違和感を感じてしまいます。
過去にケガをした際に、かばう動作が習慣になると、姿勢のゆがみを引き起こす重要な要因となる。
ケガをした部分は、治ったとしても、やはり耐久性が落ちて弱くなります。
倉庫での荷物の運搬されている方は、常に体を動かす業務のため、過去にケガをした部位は、早く疲労します。
それをかばうために無意識のうちに取る代償動作は、体にゆがみを生み出します。
研究によると、ケガをした後の不適切な代償動作は、元のケガよりも長期的な問題を引き起こす可能性があるそうです。
この不均衡な体の使用は、寝ているときの姿勢にも影響を与え、ゆがみを感じて眠りにくくなる原因になる。

夜、布団に寝転がって寝ようとした際に、姿勢がゆがんでいるのを感じて眠りにくい症状への対処法として、以下のことを体操が有効ですので紹介させていただきます。

1.上向きで寝て、両ひざを立て、足の幅は肩幅より広く取ります。
2.その状態のまま、腰を左右に、10秒間、揺らします。
3.これを、3回、繰り返してください。

1.上向きで寝て、両手を体の横に置きます。両手を頭上に伸ばします。
2.両手をあげて、腕と足を同時に伸ばし、10秒間、キープします。
3.10秒たったら、脱力をして、ゆっくり元の姿勢に戻ります。
4.これを、3回、繰り返してください。
1.上向きで寝て、両ひざを抱えます。
2.ひざを抱えたまま、前後に体を、10秒間、ゆらします。
3.10秒たったら、手を離して、足を伸ばして、脱力をします。
4.この一連の動作を、3回、繰り返してください。

今回のブログでは、倉庫作業をされている方が、姿勢がゆがんでいるのを感じて眠りにくい症状が発症した要因として、以下のことが考えられると説明させていただきました。
・倉庫作業による職業性の筋肉の不均衡
・過去のケガによる代償動作
また、この症状への対処法として、以下の体操を紹介させていただきました。
・腰をゆらす体操
・全身を伸ばす体操
・両ひざを抱える体操
寝ているときの姿勢のゆがみは、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高いため、早めのケアをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも、姿勢のゆがみによる眠りにくさのお悩みが続く場合は、お近くの病院や整骨院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。
当院でも、今回のブログで取り上げさせていただいたケースに対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、睡眠の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
1. 日本整形外科学会. (2021). 腰痛診療ガイドライン2019. https://www.joa.or.jp/public/guideline/
2. 厚生労働省. (2023). 職場における腰痛予防対策指針. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/anzeneisei02.html

皆さん、こんにちは。
加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
看護師の方々の業務の一つとして、入院されているベッドに寝ている患者さんへの介助作業があります。
患者さんを安全に介助しようとするあまり、看護師さん自身の体への負担も大きいため、お体を痛めてしまう方も少なくありません。
看護師さんの介助業務での負傷の中の一つとして、太ももの内側を痛めてしまうことがあります。
当院でも、寝ている患者さんを抱き上げて起こそうとした際に、太ももの内側に痛みを感じるようになったというお悩みをよくお聞きします。
太ももの内側の痛みは、日常生活に大きな影響を与えます。
仕事での介助業務に支障が出る他にも、階段を降りるときに痛みが走り、ゆっくりと一段ずつ降りなければならなくなることが起こります。
また、イスから立ち上がる際にも痛みを感じ、スムーズな動作が困難になる。
そこで今回は、看護師の方々が介助業務で起きる太ももの内側の痛みの原因とその対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、太ももの内側の痛みの原因が解消されて、患者さんのケアをスムーズに行いながら、自身の健康も守ることができます。

看護師の方々が介助作業によって起きる太もも内側の痛みの原因として、以下のことが考えられます。
ベッドから患者さんを抱き上げる際、足を屈伸する動作を行います。
この動作中、太もも内側の筋肉群は急激に縮んで、その後すぐに伸ばされます。
この急激な太ももの内側の筋肉群の伸縮が、筋肉に損傷を引き起こす可能性があります。
その結果、太もも内側に鋭い痛みや違和感が生じることがあります。
患者さんを抱き上げる際、業務の忙しさから、無意識のうちに不適切な姿勢をとってしまいます。
例えば、腰を十分に落とさずに上半身の力だけで持ち上げようとしたり、片足に体重をかけすぎたりすることがあります。
このような姿勢は、太もも内側の筋肉群に持続的な負担をかけます。
筋肉が長時間にわたって緊張状態にさらされると、筋肉が硬くなり血流が悪くなることで、太もも内側の筋肉群に疲労物質が蓄積します。
これが原因で、慢性的な痛みや違和感につながる可能性がある。
看護業務では、患者の抱き上げ動作を1日に何度も繰り返すことがあります。
この反復動作が、太もも内側の筋肉群へのダメージを与えます。
1回の動作では問題にならなくても、日々の繰り返しにより、太もも内側の筋肉群に微細な損傷が蓄積していきます。
これは、丈夫な針金でも、何度も曲げ伸ばしするうちに、折れてしまうように、反復作業は太もも内側の筋肉群を徐々に痛めてしまいます。
この太もも内側の筋肉群のダメージの蓄積が、やがて明確な痛みとして現れ、太もも内側の痛みの原因となる。

太ももの内側の痛みへの有効な対処法として、以下のことを紹介させていただきます。
疲労で硬くなった太ももの内側の筋肉をさすることで、血流を改善し、筋肉の緊張を和らげることで、痛みの軽減に役立ちます。
その方法ですが、
1. 座った状態で、太ももの内側に手のひらをあてます。
2. 手のひらを使って、足のつけ根からひざの方向に向かって、太もも内側の筋肉に沿って、軽い圧をかけながら円を描くように動かします。
3. さするスピードは、1秒間に5センチ進むスピードでおこない、足のつけ根からひざまで到達したら、元の位置に戻り、同じような動作を繰り返してください。
という感じで、全体で、3分間、おこなってください。特に、お風呂に入っているときにおこなうと、効果が高まります。

1. 床に座り、両足の裏を合わせます。
2. 背筋を伸ばし、両手で足の甲をつかみます。
3. ゆっくりと上体を前に倒しながら、ひざを床に近づけるように押し下げます。
4. 太もも内側に心地よい伸びを感じる位置で、10秒間、保持してください。
5.10秒たったら、 ゆっくりと元の姿勢に戻り、この一連の動作を、3回、繰り返してください。

1. 足をそろえて、ひざ立ちになります。
2. 片方の足のひざをついたまま、もう片方の足を伸ばして、横にゆっくりと伸ばしていきます。
3. 伸ばした方の足の太ももの内側が伸びを感じたら、10秒間、保持してください。
4.10秒たったら、 ゆっくりと元の姿勢に戻り、反対側の足も同じようにおこないます。
5.この一連の動作を、3回、繰り返してください。

今回のブログでは、看護師さんの介助作業による太もも内側の痛みが発症した要因として、以下のことが考えられると説明しました。
・介助作業による太もも内側の筋肉群への急激な負荷
・不適切な姿勢による持続的な負担
・反復動作によるダメージの蓄積
また、看護師さんの太もも内側の痛みへの対処法として、次のことを紹介しました。
・太もも内側の筋肉をさする
・あぐらによるストレッチ
・足を横に伸ばすストレッチ
太もも内側の痛みは、日常生活や仕事に大きな支障をきたす可能性がありますので、早めのケアが大切です。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆さまのお役に立てれば幸いです。
もし、それでも、太ももの内側の痛みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関を受診されることをおすすめします。
当院でも、今回のケースのような太もも内側の痛みに対応していますので、お気軽にご相談ください。
また、他の太ももの不調への対策についても、ブログで紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
1. 日本看護協会「看護職の腰痛予防対策」
https://www.nurse.or.jp/nursing/shuroanzen/safety/yotu/index.html
2. 厚生労働省「職場における腰痛予防対策指針」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/anzeneisei02.html

皆さん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
秋になって、枯れ葉が落ちすぎるので、脚立に登って木の剪定をした後、太ももの裏とふくらはぎに痛みを感じるようになったということはないですか?
木の手入れは、庭や家周辺の美観を保つ大切な作業ですが、脚立に登ってのこういった作業は思わぬ痛みを引き起こしてしまう場合があります。
当院でも、木の剪定後の太ももとふくらはぎの痛みについてのお悩みをよくお聞きします。
このような痛みは、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。
例えば、畑でしゃがみ姿勢の作業から立ち上がろうとした際にスムーズに動けなかったり、お風呂から出るときに湯船のへりをまたぐのが困難になったりします。
さらに、卓球やグラウンドゴルフなどで、前屈みになるのがしづらくなるなど、趣味の活動にも影響が出てしまいます。
脚立に登って木の剪定によるによる太ももの裏とふくらはぎに痛みは、単なる不快感だけでなく、生活の質を低下させる可能性があるのです。
そこで今回は、木の剪定後に感じる太ももとふくらはぎの痛みの原因とその対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、脚立作業後の痛みの原因が解消されて、畑仕事や趣味を思う存分楽しめることができます。

脚立に登って木の剪定をした後に感じる太ももの裏とふくらはぎの痛みには、不安定な足場で姿勢を制御しようとした際に、筋肉への過度な負荷がかかることで引き起こされます。
脚立に登っての作業中、体が前に倒れないように立ち続ける姿勢を維持するために、太もも裏とふくらはぎの筋肉が重要な役割を果たします。
通常の立位姿勢でも、これらの筋肉は常に働いていますが、不安定な脚立の上では、その活動が著しく増加します。
研究によると、不安定な場所での立った姿勢を維持するためには、安定した場所と比べて、最大で2倍以上の筋肉の活動を必要とすることがわかっています。
さらに、脳は不安定な環境を認識すると、安全のために筋肉の出力を増やすよう命令します。
これは、いわば「用心のための過剰反応」と言えるでしょう。例えば、氷の上を歩くときに体が自然と緊張するのと似ています。
木の剪定作業では、腕を伸ばして枝を切る動作も加わるため、バランスを保つ難しさがさらに増します。
これにより、太もも裏とふくらはぎの筋肉は、長時間にわたって強い緊張状態に置かれます。
この持続的な緊張により、筋肉は疲労し、微細な損傷が発生します。
この過度な負荷と微細損傷の結果、太ももの裏とふくらはぎに痛みが引き起こされます。

脚立に登って木の剪定をした後に感じる太ももの裏とふくらはぎの痛みへの有効な対処法として、以下のことを紹介させていただきます。

脚立に登っての作業後の筋肉の痛みへの対策として、入浴は非常に効果的です。
入浴方法は、シャワーだけですまさずに、湯船につかることをおすすめします。お湯の温度は、39〜41度程度が適温です。
入浴時間は、10〜15分程度が理想的で、湯船につかりながら、太ももやふくらはぎを優しくなでるようにさすることで、さらに効果が期待できます。
また、入浴後は、水分の補給を忘れずにおこなってください。
研究によると、適切な温度と時間での入浴は、筋肉の緊張を和らげ、血流を20〜30%程度増加させる効果があるとされています。
これにより、作業によって発生した筋肉内の老廃物が排出され、痛みの軽減につながります。
入浴後に、脚立に登って木の剪定する際に使った筋肉をストレッチすることで、回復が早まります。そのためのストレッチの方法を、以下で紹介させていただきます。

1.背筋を伸ばしてイスに座り、片方の足を、反対側の足の太ももの上にのせます。
2. 背筋を伸ばしたまま、体を前に倒します。
3. 太ももの上にのせた側のお尻の筋肉が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。
4. 10秒たったら、元の姿勢にゆっくりと戻します。
5. 反対側も同様におこないます。
6.これを左右の足で交互に、3回、繰り返しおこなってください。

1. 背筋を伸ばしてイスに座り、片方の足を前に出し、つま先を上にあげます。
2. 背筋を伸ばしたまま、体を前に倒します。
3. 前に出した足の太もも裏の筋肉が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。
4. 10秒たったら、元の姿勢にゆっくりと戻します。
5. 反対側も同様におこないます。
6.これを左右の足で交互に、3回、繰り返しおこなってください。

1. 壁から腕の長さ分離れて立ちます。
2. 両手を壁につけ、一方の足を後ろに下げ、ひざお伸ばし、かかとを床につけます。
3.その状態から、前の足のひざを曲げて、体重を前に移動させます。
4. ふくらはぎの筋肉が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。
5. 10秒たったら、元の姿勢にゆっくりと戻します。
6.反対側も同様におこないます。
7.これを左右の足で交互に、3回、繰り返しおこなってください。

今回のブログでは、脚立に登って木の剪定をした後に感じる太ももの裏とふくらはぎの痛みが発症した要因として、以下のことが考えられると説明させていただきました。
・不安定な足場での姿勢制御による筋肉への過度な負荷
・長時間の緊張状態による筋肉の疲労と微細損傷
また、この症状への対処法として、以下を紹介させていただきました。
・入浴による血行促進
・お尻、太もも裏、ふくらはぎのストレッチ
太もも裏やふくらはぎは、歩く・立つ・座るなどといったいろいろな動作や姿勢の維持に関わるため、痛めると、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高まるので、早めのケアをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介した方法が、皆さまのお役に立てれば幸いです。
もし、それでも症状が続く場合は、お近くの病衣にゃ整骨院アドの専門の医療機関への受診をおすすめします。
当院でも、今回のようなケースの太ももとふくらはぎの痛みにも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、庭での作業によって起きるお体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
農林水産省「農作業安全のための指針」
URL: https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/

皆さん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
保育士のお仕事は、園児たちの成長を間近に見ることができ、やりがいがありますが、お仕事中にしゃがむと腰に痛みを感じることはないでしょうか?
子どもたちと目線を合わせるために、どうしても職業柄、しゃがむ動作が多くなりますが、そのことによって、腰への負担を増やしてしまう場合があります。
当院でも、保育士の方から、特に秋になると、しゃがむときに生じる腰痛についてのお悩みをよくお聞きします。
実は、保育士の約70%が、腰痛を経験しているというデータもあるのです。
しゃがむときの腰の痛みは、日常生活に大きな影響を与えます。
園児と目線を合わせるためにしゃがもうとしても、ゆっくりとしかおこなえない。
また、おもちゃや本を片付けるためのしゃがもうとしても、サッとおこなえないといったことがでてきます。
このような症状は、仕事の効率を下げるだけでなく、精神的なストレスにもつながりますし、このまま仕事を続けられるのかと不安を感じてしまうこともあるかもしれません。
そこで今回は、保育士の方々が経験するしゃがむときに起きる腰痛の原因とその対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、しゃがむときの腰痛の原因が解消されて、園児たちとより楽しく、そして健康的に過ごすことができます。

保育士の方が、秋になると、しゃがんだときに感じる腰の痛みには、主に以下の3つの原因が考えられます。
保育士の方のお仕事では、子どもたちと目線を合わせるために、頻繁に中腰の姿勢をとります。
この姿勢を繰り返しおこなうと、腰部の筋肉に過度の負担がかかります。
なぜなら、中腰は立っているときよりも、腰にかかる負担が、約1.4倍増加するためです。
繰り返される前かがみの姿勢の作業が多い保育現場では、腰部の筋肉が疲労し、痛みを引き起こす原因です。
実際に、1日に50回以上中腰姿勢をとる保育士は、そうでない人と比べて腰痛のリスクが2倍以上高まるという研究結果もあります。
保育士の日常業務には、子どもを抱っこする動作が頻繁に含まれます。
特に、0〜2歳児を担当する場合、1日に何十回も抱っこを繰り返すことがあります。
この動作は、腰の背骨に大きな負荷をかけます。中腰で物を持つ動作は、腰にかかる圧力が、立っているときより、約2.2倍にもなると言われています。
さらに、腰をひねった状態や足元が不安定な状態など、不適切な抱っこの姿勢は、非効率な動きとなるため、腰部の筋肉やじん帯に過度の緊張を与えます。
これらの要因が重なり、しゃがむ動作ときに、腰の痛みが引き起こされます。
秋になると、運動会や遠足などの行事がおこなわれるため、普段以上にしゃがんだり立ったりを繰り返す機会が増えます。
この秋の活動量の増加は、普段、使わない筋肉を酷使することにつながります。
特に、行事の準備で、長時間の立ち仕事や重い物の運搬など、普段とは異なる動作が加わることで、腰部の筋肉やじん帯に過度の負担がかかり、腰周辺の組織が疲労しやすくなります。
その結果、腰の柔軟性が低下して、しゃがむ際に、腰の動きがついていけず痛みが発生します。

保育現場では、子どもたちと目線を合わせるためにしゃがむ機会が多くあります。
しかし、不適切なしゃがみ方は腰痛の原因となりかねません。
ここでは、腰に負担をかけない正しいしゃがみ方や立ち方をご紹介させていただきます。
1. 足を肩幅に開く
まず、背筋を伸ばして、足を肩幅かそれより広く開きます。これにより、安定した姿勢を保つことができます。

2. つま先を少し外側に向ける
つま先とひざがむく方向を合わせて、約15度外側に向けることで、ひざと足首の負担を軽減し、バランスを取りやすくなります。

3. お尻を後ろに引く
しゃがむ際は、股関節を軸に、お尻を後ろに引くようにして股関節から腰を曲げはじめます。これにより、腰への負担が分散され、背中がまっすぐに保たれます。

4. 膝を曲げる
体を床方向に沈めるために、軽くおなかに力を入れ、ひざをゆっくりと曲げていきます。このとき、ひざが足先より前に出ないようにしてください。

5. 背筋を伸ばす
しゃがんだ状態でも、背筋をまっすぐに保つように意識してください。これにより、腰への負担が軽減されます。

基本的には、手に何も持っていない状態での正しいしゃがみ方の1.〜5.の方法と、同様のしゃがみ方をおこないます。
その際に注意すべきポイントは、
・手に持っている物は、体に密着させてぐらい近くに保持しすることで、持っている物が、重心が体の中心に近づき、バランスを取りやすくなる
・可能な限り、両腕を使って物を持つこことで、片側に重心が偏らずに、腰への負担が減少
・急激な動きは避け、ゆっくりとしゃがむようにすることで、腰周辺の筋肉や関節への急激な負担を防ぐことができる
・しゃがむ際に、息を止めると体に余計な力が入り、腰への負担が増加するので、自然な呼吸を心がける

などを意識して、物を持ってしゃがむときは動作をおこなってください。
1. 足の位置を確認
立ち上がる前に、足が肩幅かそれ以上に開いていることを確認します。

2. 体重を前に移動
手を床につけ、お尻を軽く持ち上げ、体重を前に移動させ、四つんばいの姿勢にします。

3. ひざを使って立ち上がる
四つんばいの状態から、ひざの上に手を置いて体を支えながら、ひざを伸ばします。

4. 背筋を伸ばしながら立つ
ひざがある程度伸びたら、背中をまっすぐに保ちながら、股関節を軸に体をゆっくり体を起します。

1. 足の位置と姿勢
足幅は肩幅よりやや広めにして、足を前後に開き、前足は物の近くに置き、後ろ足はやや後方に引く
ひざを曲げて腰を落として、背筋をまっすぐに保ち、腹筋に軽く力を入れ、あごを引き、頭を上げた状態にする

2.荷物の持ち方
いったんしゃがんでから、持ち上げる荷物を、体になるべく密着するように持つ。

3.動作
立ち上がる際は、軽く腹筋に力を入れながら、、ひざと股関節を使って、ゆっくりと立ち上がる


保育士の方のしゃがんだときに感じる腰の痛みの主な原因は、以下のことを説明させていただきました。
・繰り返される中腰姿勢による腰部筋肉への過度な負担
・頻繁な抱っこ動作による腰への負荷
・秋の行事による活動量増加と普段と異なる動作
また、これらの症状への対処法として、以下の点を紹介いたしました。
・手に何も持っていない状態での正しいしゃがみ方
・手に物を抱えた状態での正しいしゃがみ方
・手に何も持っていない状態での正しい立ち方
・手に物を抱えた状態での正しい立ち方
腰痛は、保育士の方の業務に大きな支障をきたす可能性があるため、早めのケアをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、保育士の方々のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも、症状が続く場合は、お近くの病院や整骨院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。
当院でも、今回のような保育士の方がしゃがんだ際に感じる腰痛のケーズにも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に腰痛への対策ブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
1. 厚生労働省「職場における腰痛予防対策指針」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/anzeneisei02.html
2. 日本整形外科学会「腰痛診療ガイドライン2019」