- Blog記事一覧 -睡眠 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 11の記事一覧

睡眠 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 11の記事一覧

デスクワーカーが久々の筋トレで起きる筋肉痛のメカニズムと早く回復させるための方法

2024.12.05 | Category: デスクワーク,テレワーク,ふくらはぎ,ふくらはぎの痛み,ランニング,予防,体操・ストレッチ,太ももの痛み,姿勢,日常生活の動作,生活習慣,疲労,睡眠,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,血流,運動

 

皆さん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

デスクワークで運動の不足を感じ、ジムに通うようにあったというお話をよくお聞きします。

運動は健康の維持に重要ですが、急な負荷をかけると、きつめの筋肉痛を引き起こす場合があります。

当院でも、特に、ジムでスクワットやランニングマシンなどの筋トレで起きるふくらはぎや太ももの筋肉痛のケアのために来院されます。

筋トレによって太ももやふくらはぎの筋肉は、日常生活に大きな支障をきたします。

イスから立ち上がる際に痛みを感じ、スムーズに動けないことがあります。また、歩くと足が重く感じられ、階段の上り下りがつらくなることも。

そこで今回は、ジムでの筋トレによる太ももやふくらはぎの筋肉痛が起きる原因とその対処法について紹介していきます。

このブログを最後まで読んでいただくことで、筋トレに起きる足の筋肉痛が起きる原因が解消されて、運動の不足の解消と筋力アップの両立し、一緒に健康な体づくりを始められます。

 

 

 

デスクワーカーの方が筋肉トレーニングをするメリット

 

デスクワーク中心の方が、ジムで筋トレなど運動をすることには、多くのメリットがあります。

 

姿勢の改善

デスクワークで前かがみの姿勢が続くと、肩や背中が丸まりやすくなり、猫背やストレートネックの原因になる。

筋トレで、背中や肩、腰周辺の筋肉を強化することで、正しい姿勢を維持しやすくなります。

 

腰痛や肩こりの予防・改善

筋トレによって、筋肉に刺激を入れることで、血流が促進されます。

そうすると、脳への酸素供給も増加します。筋トレの刺激によって、脳に十分な血流が供給されると、脳から鎮痛・幸福感。ストレスの解消に効果がある物質が分泌されます。

そのことによって、デスクワークによる肩こりや腰痛などの不調を予防または改善できます。

 

代謝の向上と体重の管理

筋トレで筋肉量を増やすと、基礎代謝が上がり、日常生活でのカロリー消費が増えます。

デスクワークで、運動不足になりがちな方には、筋トレは体型の維持やダイエット、体重管理に役立ちます。

 

疲れにくい体づくり

筋力を強化することで、日常生活や仕事中の負担が軽減され、疲労感を感じにくくなります。

特に、下半身の筋力を鍛えることで、歩行や姿勢の安定性が向上します。

 

メンタルヘルスの向上

筋トレは、うつ症状の軽減や不安の抑制に役立つとする研究があります。

定期的な筋トレは、自己肯定感や集中力を高め、仕事のパフォーマンス向上にもつながります。

 

老化の予防と健康の維持

筋力は30代以降徐々に低下しますが、筋トレを続けることで筋力低下を防ぎ、健康寿命を延ばせます。

また、骨密度の維持や生活習慣病の予防にも効果的です。

 

このように、筋トレは、メリットの多い運動です。

ただ、筋トレで追い込むと楽しくなったり達成感を感じるので、ついついやり過ぎてしまうこともあります。

そうすると、せっかくの筋トレを始めようとした序盤に、体が痛くてお困りになる場合があります。

やっていくうちに、慣れていくものですが、早めにケアする方が、さらなる筋力アップやケガの防止にも役立ちます。

 

 

 

筋肉トレーニングで筋肉痛が起きるメカニズム

 

筋トレなどによる筋肉痛は、遅発性筋肉痛とも呼ばれて、運動後1224時間後から痛みを感じ始めて、その痛みのピークに達するのは、23日後とされています。

回復時間は、個人によって変わりますが、おおむね37日間とされています。

このような特徴を持つ遅発性筋肉痛が起きるメカニズムは、以下のことが考えられます。

 

筋肉の微細な損傷

筋トレの動作中に、太ももやふくらはぎの筋肉を、縮みながら伸ばされる動作が繰り返されます。

この際、筋肉の繊維や細胞が微細に損傷し、これが筋肉痛の発生の要因となる。

 

炎症反応と発痛物質の放出

筋の損傷が起こると、炎症の反応が開始されます。

筋肉が炎症をした部位には、マクロファージや好中球といった免疫細胞が集まり、修復作業をおこないます。

この過程で、痛みを発する物質が放出され、筋肉内の痛みを感じるセンサーが刺激され、その情報が脳に伝えられて、痛みを感じるようになる。

 

筋の腫れと痛みの過敏性

炎症に伴い、血管から内部の物資がにじみ出やすくなり、筋肉が腫れます。

そうすると、筋肉内の痛みを感じるセンサーが敏感となり、筋肉の軽い伸び縮みや圧力でも鈍い痛みを感じやすくなります。

足の筋肉では、特に、太ももやふくらはぎに違和感や痛みを覚えやすいです。

 

筋力の低下と関節の可動域の制限

筋肉痛があると、筋力が一時的に低下します。特に、筋肉を意識的に最大限発揮できる力が減少します。

さらに、筋肉痛が原因で、関節の動きが制限される場合もあります。

例えば、骨盤からスネの骨にかけて、ひざをまたいでついている太ももに筋肉痛があると、ひざの曲げ伸ばしがぎこちなくなることがあります。

 

 

 

筋トレによって起きる筋肉痛を早く回復させるための方法

 

デスクワーカーの方が、久々の筋トレによって起きる筋肉痛を早く回復させるための方法を、以下で紹介させていただきます。

 

デスクワークのお仕事中の工夫

デスクワーク中でも、筋肉の回復を促進する工夫ができます。

1時間に1回程度、5分間、立ち上がって軽く背伸びや屈伸をしたり、軽く歩いたり足踏みなどをすることで、体の血流を改善し、筋肉の回復を助けることができます。

また、デスクワークで座っていても、座ったまま足首を回す運動や、ふくらはぎや太ももを上下げたりあげおろしをしたりする運動でも、滞った筋肉への血流を改善し、筋肉痛の緩和に役立ちます。

 

睡眠の質の向上

質の高い睡眠は、筋肉の回復に重要です。

それは、睡眠中に分泌される成長ホルモンが、筋肉の修復を促進するためです。

睡眠の質を上げるには、同じ時間に寝て、同じ時間に起きる、といった生活と睡眠のリズムを整えることが必要です。

また、入浴でいったん体温をあげて、お風呂から出て2時間前後のあたりで体温が下がり始め、体が睡眠モードに入ります。

ですので、適切な入浴と寝床に入るタイミングを意識することで、睡眠の質が上がり、その結果、筋肉痛の回復が早まります。

 

ストレッチと軽い運動

筋肉痛があるからといって、完全に体を動かさないでいるのは逆効果です。適度なストレッチや軽い運動は、血流を促進し、筋肉の回復を早めます。

ガシガシと体を伸ばすストレッチではなく、一定の姿勢を保持するゆっくり静かなストレッチが、筋肉痛の緩和に効果的です。

特に、足の筋肉に関するストレッチ方法を、以下のブログでも書いておりますので、参考にしていただければ幸いでうす。

また、軽いウォーキングは筋肉痛の緩和に効果的です。

昼休みや仕事の帰りに、1520分程度のウォーキングをおこなうことで、血流が促進され、筋肉の回復が早まります。

小学校の教師の方に知ってほしい足のだるさが起きる原因と解消する3つのストレッチ法

安全靴を履いて歩いたり走ったりしていると太ももの裏が痛くなる理由とその対処法 

 

体を温める効果

体を温めることで、筋肉内のカルシウムが分離や血流が促進し、筋肉の緊張を和らげます。

特に、3941度に設定した湯船に、1520分間、つかることで、全身の血流が改善され、筋肉痛の緩和につながります。

 

適切な栄養摂取

筋肉の回復には、適切な栄養摂取が欠かせません。

特に、筋肉の修復にはタンパク質が不可欠です。運動後30分以内に、体重1kgあたり0.3gのタンパク質を摂取することが、一般的なガイドラインとして推奨されています。

例えば、体重60kgの方なら、約18gのタンパク質摂取が目安となります。

また、筋肉の90%は水分で構成されているので、適切な水分補給は、筋肉の回復と筋肉痛の緩和に重要な役割を果たします。

運動後に、積極的に水分をとることも必要ですし、デスクワーク中も、1時間に1回、200ml程度の水を飲むことを心がけてください。

これにより、筋肉のエネルギーの生成が促進され、回復が早まります。

 

 

 

まとめ

 

今回のブログでは、以下のようなデスクワーカーの方が筋肉トレーニングすることのメリットをあげました。

・姿勢の改善

・腰痛や肩こりの予防・改善

・メンタルヘルスの向上

・老化予防と健康維持

また、筋トレをするメカニズムについて痛みが発症する要因として、以下のことを説明しました。

・筋肉の微細な損傷

・炎症反応と発痛物質の放出

・筋の腫れと痛みの過敏性

・筋力の低下と関節の可動域の制限

また、筋トレによる筋肉痛から早く回復するための方法として、以下のことを紹介しました。

・デスクワーク中の小まめな運動

・質の高い睡眠

・適度なストレッチと軽い運動

・入浴による体温調の整

・適切な栄養と水分摂取

デスクワーカーの方の、筋トレによる筋肉痛は日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。

早めのケアが大切ですので、ぜひこれらの対策を実践してみてください。今回、紹介させていただいた方法が皆さまのお役に立てれば幸いです。

もし、それでも筋肉痛の症状が続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門医療機関への受診をおすすめします。

当院でも、今回のケースのような筋肉痛にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

また、他の運動することで起きるお体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければと思います。

グランドゴルフ後のスネの内側が痛みが起きる原因とケアするための体操

慣れない登山後の数日後にお尻に筋肉痛が起きる理由とおすすめの対処法

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広 

参考文献:

日本整形外科学会. (2021). 筋肉痛の原因と対処法https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/muscle_pain.html

厚生労働省. (2022). 運動習慣の重要性についてhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/undou/index.html

 

厚着していても起こる冬の足の冷えの要因とデメリットを解消するための3つの運動方法

2024.12.03 | Category: ふくらはぎ,ふくらはぎの痛み,むくみ,予防,体操・ストレッチ,免疫,,冷え,冷え性,姿勢,日常生活の動作,生活習慣,睡眠,筋肉疲労,血流

 

皆さん、こんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

寒い季節になると、靴下やインナーを履いても、ふくらはぎから足先にかけての冷えが気になる方が増えてきます。

当院でも、先日、50代の専業主婦の方で、ふくらはぎから足先にかけての冷えについてのお悩みをお聞きしました。

お悩みの内容としては、家の中にいても足に冷えを感じ、寒くて体がゾクゾクして風邪をひいたのかと勘違いすることもあるそうです。

また、足の冷えから、夜、なかなか寝付けないことや、歩いていると足の感覚が鈍くて踏ん張れないとのことでした。

このように、冬になり寒くなってくることで起きる足の冷えは、日常生活にいろいろな支障を引き起こします。

そこで今回は、冬の寒さで起きる足の冷えについてとその対処法について紹介していきます。

このブログを最後まで読んでいただくことで、足の冷えが解消されて、快適な睡眠を取り戻し、日常生活をより活動的に過ごすことができます。

 

 

 

 

厚着をしても足先が冷える理由

厚着をすることで、寒さにより体の熱を奪われるのを軽減できます。

ただ、冬季は活動量が減少しがちで、これにより体のエネルギーを消費することで体から発熱する基礎代謝量が低下します。

そうすると体温が低くなり、特に、体の末端部分である足が冷えやすくなります。

厚着だけでは、基礎代謝の低下を補えないため、ふくらはぎから足先の冷えが生じます。

また、冬の活動量の低下は、筋肉の刺激の低下につながります。

筋肉の役割の一つに、筋肉が動くことで、血管をポンプのように押し出して、血流が促進されます。

血液自体が、37度ほどの温度を有しているので、血液が巡ることで、体を温める役割も果たしています。

冬の寒さで筋肉を動かす量が減ることで、血液の循環が悪化して、いくら厚着をしていても、体温が低下して体が冷える要因になる。

特に、体の末端である足の先は、水道ホースが水道の蛇口から離れるほど水圧が低下するように、血液の循環の悪化が顕著に現れる部分のため、足の先の部分は冷えを感じやすくなる。

足先への温かい血液の巡りが悪くなることで、体温の維持や調節機能が低下し、ふくらはぎから足先にかけて冷えを感じやすくなります。

 

 

 

 

足先が冷えることで起きる体への影響

足の冷えは単なる不快感にとどまらず、体全体にさまざまなデメリットをもたらします。

主な影響として以下のことがあげられます。

免疫力の低下

足の冷えは、血行の不良を引き起こし、免疫細胞の働きを妨げます。

血液の循環が悪くなると、免疫を担当する白血球が体内をうまく巡回できなくなります。

その結果、細菌やウイルスへの対応力が低下し、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなったり、病気からの回復が遅れたりする可能性があります。

代謝の減少

冷えによる血行の不良は基礎代謝の低下を招きます。

基礎代謝が落ちると、体温の維持が難しくなるだけでなく、エネルギー消費も減少します。

これにより、体重が増加しやすくなったり、血圧や血糖などの数値の上昇を引き起こしやすくなる可能性があります。

筋肉の硬直と痛み

足が冷えると、筋肉が硬直しやすくなります。

特に、ふくらはぎの筋肉は血液の循環を促す重要な役割を果たしているため、その機能が低下すると全身の血行にも影響します。

筋肉の硬直が起きると、痛みを抑える機能が低下するため、軽い刺激でも痛みとして感じやすくなり、日常生活の質を低下させる可能性があります。

睡眠の質の低下

夜に睡眠のモードに入るには、体温がいったん上がって、下がってくることで起こります。

足が冷えていると、就寝時に体が温まりにくく、睡眠モードに切り替わりにくくなり、寝つきが悪くなったり、睡眠の質が低下したりする可能性があります。

良質な睡眠は、心身の回復に不可欠であり、睡眠の質の低下は日中の疲労感や集中力の低下につながります。

 

 

 

 

ふくらはぎから足先にかけての冷えを解消するための運動法

ふくらはぎから足先にかけての冷えを解消するためには、ふくらはぎから足先を動かして筋肉を刺激し、血液の流れを良くする必要があります。

そのための運動の方法を、以下で紹介させていただきます。

 

かかとを上げ下げする運動

1.壁に向かって立ち、壁に手をつき、足を肩幅に開いて立ちます。

2.ゆっくりとかかとを床から持ち上げ、つま先立ちになります。

3.かかとを最大限まで上げたところで、3秒間、キープします。

4.3秒たった後、ゆっくりとかかとを下ろします(ドスンとかかと落とさないように注意してください)。

5.次に、かかとを地面にしっかりつけた状態で、両足のつま先を持ち上げ、3秒間、キープします。

6.3秒たった後、ゆっくりとつま先を下ろします

7.この一連の動作を、10回、繰り返しおこなってください。

 

足指をグー・パーする運動

1.イスに座り、かかとを地面につけ、足先を軽く上げた状態にします。

2,ゆっくりと、足の指の付け根から爪が見えなくなるまで足指を曲げて、「グー」をつくり、3秒間、キープします。

3.次に、足の指を大きく広げて、「パー」をつくり、3秒間、キープします。

4.この一連の動作を、10回、繰り返しおこなってください。

 

足首を回す運動

1.上むきで寝て、足をを伸ばし、足首の力を抜きます。

2.ゆっくりと足首を内側に、1回転に約8秒かけて、10回、まわします。

3.次に、ゆっくりと足首を外側に、1回転に約8秒かけて、10回、まわします。

以上のような運動を、13回、無理のない範囲でおこなってください。

 

 

 

 

まとめ

今回のブログでは、冬の寒くなる時期に、厚着をしても足の冷えが発症する要因として、以下が考えられることを説明しました。

・基礎代謝量の低下

・活動量の減少による血行の不良

・筋肉の動きの減少

そして、足の冷えることによる体に与える影響として、以下のことを提示させていただきました。

免疫力の低下

・代謝の減少

・筋肉の硬直と痛み

・睡眠の質の低下

また、足の冷え改善のための対処法として、以下を紹介させていただきました。

・かかとの上げ下げ運動

・足指のグーパー運動

・足首を回す運動

足の冷えは日常生活に大きな支障をきたす可能性があるため、早めのケアをおすすめします。

今回、紹介させていただいた方法が、皆さまの足の冷え改善のお役に立てれば幸いです。

もし、それでも足の冷えの症状が続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。

当院でも、今回のケースのような冬の足の冷えにも対応していますので、お気軽にご相談ください。

また、他に寒さによるお体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

冬の寒さと体調不良:冬バテの理由とその対策

冬の 寒さと共にやってくる気象病の「頭痛」がおきるメカニズムと4つの対策

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

参考文献:

日本静脈学会ガイドライン委員会. (2021). 下肢静脈瘤診療ガイドライン2021年改訂版https://www.js-phlebology.org/guideline/

秋冬の冷えで古傷がうずく理由と効果的なセルフケア—血行促進と自律神経の調整方法

2024.11.29 | Category: ストレス・自律神経障害,予防,体操・ストレッチ,体温,入浴,,冷え,冷え性,呼吸,天候,天気,姿勢,日常生活の動作,水分,生活習慣,睡眠,,筋肉の損傷,肘の痛み,肩の痛み,血流,運動,関節,頭痛,首の痛み

 

皆さん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院の久木崇広です。

秋から冬への季節の変わり目は、気温が急激に低下して寒くなります。

こういった時期は、過去のケガをした古傷がうずくような痛みを感じることがあります。

当院でも、個々の時期、首やひざなどのすでに治ったはずの部分が痛むというお悩みの方が少なくありません。

そこで今回は、秋から冬への気温が急激に低下して寒くなる時期に古傷が痛む原因とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを最後まで読んでいただくことで、古傷がうずくことへの適切な対処がおこなうことができ、それによって、日常生活を快適に過ごせます。

 

 

 

気温が低下するとともに古傷が痛む原因

 

秋から冬への季節の変わり目で気温が急激に低下すると、過去のケガや古傷がうずくような痛みを感じることがあります。

この現象には、体を自動調整してくれる自律神経の働きが、深く関与しています。

以下で、そのメカニズムを紹介させていただきます。

 

交感神経の防御反応のため

寒さに対する生理的な反応の一つとして、自律神経の中の交感神経が活発に働きます。

交感神経は、「闘争と逃走」のための反応を体に起こします。

気温が急激に低下すると、寒冷の刺激をストレスとして認識し、体を防御モードに切り替えます。

この寒さに対する防御反応の中で、交感神経は、体内の熱を保持するために血管が収縮させます。

こうした寒冷環境に対応するための交感神経の反応は、生命を維持するために必要なことです。

しかし、それが過剰になりすぎることで、血流が悪くなり、筋肉や関節などの組織に、血液を通して栄養や酸素の供給が十分にできなくなる。

そうすると、筋肉や関節などへのエネルギーが不足して固くなり、機能が低下します。

その状態で、筋肉や関節を動かすと、その動きに対応できず痛みが発生しやすくなる。

特に、古傷の部分は、組織が固くなっていることが多いため、十分な血液を通して栄養や酸素の供給がされたいと、他の部分に比べて機能低下の反応が早くなり、痛みを感じやすくなります。

 

交感神経により痛覚が過敏になるため

気温の急激な低下は、自律神経系のバランスを崩しやすくします。

自律神経は、交感神経と副交感神経の2つの神経で構成されます。

交感神経は、体を活動モードにするために働き、副交感神経は、体を回復やリラックスモードにするために働きます。

交感神経と副交感神経のバランスによって維持されることで、健康が保たれます。

しかし、急激に寒冷な環境になると、交感神経が大きく優位に立ち、副交感神経が抑制されがちです。

この不均衡により、交感神経が過剰に働くために、痛みを感じるセンサーがより敏感になり、通常の刺激でも強い痛みを感じる状態を引き起こします。

特に、寒冷環境では、古傷の部位が微細な刺激に対しても過敏に反応しやすくなり、その結果としてうずくような痛みが再現されることがある。

 

交感神経によるストレスホルモン分泌増加するため

寒冷刺激は、体の反応だけでなく、心にも影響も引き起こします。

寒さを感じると、多くの人が無意識にストレスを感じ、これが交感神経の過剰な働きにつながります。

この心理的なストレスによって、ストレスホルモンが分泌され、痛みを引き起こしやすくなります。

特に、古傷はストレスに敏感に反応するため、痛みが再現されやすくなります。

 

 

寒さにより古傷が痛むことへの対処法

 

寒くなって古傷がうずく場合、自宅で実践できる適切な対処法として、以下のことを紹介させていただきます。

 

血行の促進のための対処

血行の不良が古傷の痛みの原因の一つとなるため、血流を改善することが重要です。

 

運動による血行の促進

130分程度のウォーキングや軽いジョギングが効果的です。

また、古傷の周辺の筋肉を、ゆっくりと動かすストレッチも有効です。

 

入浴による血行の促進

39-41度程度に設定した湯船に、1520分程度つかるのが有効です。

これにより、血管が拡張し、血行が促進されます。

また、入浴中に、古傷を優しくさすると、さらに効果的です。

 

保温への対策

カイロや湯たんぽを使用して、古傷を温めます。

また、古傷を覆う暖かい服装やサポーターを装着を心がけ、古傷をを冷やさないよう注意してください。

 

ストレス軽減と自律神経の調整

自律神経の乱れが痛みを引き起こす可能性があるため、リラックスすることが大切です。

 

深呼吸でリラックス

鼻から4秒間、息を吸って、口から6秒間、息をはく深呼吸を、7回を繰り返すことで、自律神経のバランスが整い、痛みの軽減につながります。

 

生活リズムの調整

17時間程度十分な睡眠の確保、寝起きの時間を一定にする、一日3食をしっかりとるといった規則正しい生活リズムを維持することをおすすめします。

そうすることで、自律神経の自律神経のバランスが整い、古傷に対しての感度を軽減できます。

 

栄養の管理

血行の促進や筋肉の回復に、効果的な栄養素を積極的に摂取してください。

 

体を温める食材の摂取

体を温める効果のある、しょうが、ネギ、にんにく、ごぼうなどの根菜類を積極的に摂取してください。

 

ビタミンEとオメガ3脂肪酸の摂取

カボチャやアーモンドなどのビタミンEを多く含む食品、サバやサーモンなどのオメガ3脂肪酸を含む魚を積極的に摂取してください。

 

十分な水分の摂取

水分を十分に摂取することで、血液の粘度を下げて、体内の血液の循環がよくなります。

また、温かい飲み物を選ぶことで、さらに体を温める効果が期待できます。

 

 

 

まとめ

 

今回のブログでは、寒くなって古傷がうずく原因について説明させていただきました。

・交感神経の防御反応による血管収縮

・自律神経のバランスの乱れによる痛覚の過敏化

・ストレスホルモンの分泌増加

また、古傷の痛みへの対処法として、以下を紹介させていただきました。

・血行促進のための運動や入浴、保温

・ストレス軽減と自律神経の調整

・栄養の管理

寒さによる古傷の痛みは、日常生活に支障をきたす可能性があるため、早めのケアをおすすめします。

ぜひ、今回、紹介させていただいた方法を試してみてください。

それでも、古傷の痛みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。

また、当院でも、今回のようなケースの寒さによる古傷のうずきへの対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

 

他に、寒さによるお体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

秋の冷え込みによる腰痛を防ぐ!車両整備士の方のための腰痛予防法

秋の気温低下がもたらすインフルエンザのリスクが増加するの理由と対策

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

参考文献:気象庁「気象と気象用語」

https://www.jma-net.go.jp/matsuyama/publication/tenko/tenko201811.pdf

クワを使った庭での作業後の肩の痛みで眠れない原因とそれを緩和するための寝方の工夫

2024.11.25 | Category: 予防,五十肩,寝起き,寝違え,日常生活の動作,生活習慣,疲労,睡眠,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,肩こり,肩の痛み,肩甲骨,腕の痛み,血流,農作業

 

皆さん、こんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

庭に花を植え替えしようと、クワを使って土を掘り起こす作業をした後、夜、肩が痛くて眠れないということはないですか?

ガーデニングは心をいやす素晴らしい趣味ですが、思わぬ肩の痛みを引き起こしてしまう場合があります。

当院でも、庭でクワ作業をした後に、肩の痛みで眠りににくい、または、何度も目が覚めてしまうというお悩みをよくお聞きします。

夜間に肩の痛みで眠りの質が悪くなると、日常生活に大きな影響を与えます。

例えば、夜間の肩の痛みによる睡眠障害は、日中の疲労感が増大し、家事をこなす体力が低下したり、料理や家計管理などの細かい作業で間違いを起こしやすくなる可能性がある。

また、睡眠の質の低下は、イライラや落ち込みなどの感情の変動が激しくなり、職場や家族との関係にも悪影響を及ぼす可能性があります。

そこで今回は、庭のクワ作業の後、肩の痛みで睡眠障害が起きる原因と睡眠時の対処法について紹介していきます。

このブログを最後まで読んでいただくことで、クワを使った後の肩の痛みの原因が解消されて、快適な睡眠を取り戻し、日中も元気に過ごすことができます。

 

 

 

クワ作業で夜間の肩の痛みが起きるメカニズム

 

庭の土を掘り起こすために、クワを振り下ろす動作を繰り返すことで、肩に大きな負担がかかります。

具体的に数値化すると、一般的なクワの重量は約3kg程度なので、肩にかかる瞬間的な力は、計算上、約9kgの重さがかかります。

実際の負担は、この単純な計算よりも大きくなる可能性があります。

その理由として、クワの振り下ろし動作は、一回だけではなく、繰り返しおこなうことで、負担が積み重なります。

また、クワを扱うフォーム、個人の筋力、掘り起こす土の硬さなどにより、さらに肩への負担は増加する可能性があります。

こういったクワを振り下ろす動作により、肩周辺の組織が損傷し、炎症が起こります。

肩関節は、関節包という袋に包まれて、その関節包の中に、筋肉やじん帯、肩関節の動きを良くするために潤滑油の働きをする滑液(かつえき)が入っています。

肩に炎症が起こると、関節包の中のこれらの肩関節の組織が腫れることで、肩関節の骨と骨の間が狭くなり、肩の可動性が低下します。

また、肩の腫れて演奏を起こした部分は、多くの神経が存在するため、痛みに敏感になります。

そういった状態で、夜間、寝ると、重力や腕の重みで、炎症を起こした肩が引っ張られ、痛みを感じやすくなる。

 

 

 

肩痛で眠れない夜を改善するための寝る工夫

 

夜の睡眠中に起きる肩の痛みを軽減するために、適切な寝方を紹介させていただきます。

 

上向きで寝る際の枕の活用法

上向きで寝る際は、肩の下にタオルや薄い枕を入れることで、肩関節への負担を軽減できます。

具体的な方法として、

 

1. 上向きに寝る

2. 痛みのある肩の肘から腕の下に、折りたたんだタオルや薄い枕を置く

3. 肩が軽く持ち上がり、自然な位置になるよう調整し、その手はおなかの上におく

 

この方法により、肩が床方面に引っ張られることを防ぎ、肩関節の位置が安定することで、夜間の痛みが軽減される可能性があります。

 

横向きで寝る際の抱き枕の活用法

横向きで寝る場合は、抱き枕を活用することで肩への負担を軽減できます。

手順として、

 

1. 痛みのある側の肩を上にして横向きに寝る

2. 抱き枕を胸の前に置き、両腕で軽く抱える

3. 上になっている痛みのある肩が、自然な位置になるよう腕の位置を調整する

 

この姿勢により、上腕が支えられ、肩関節への負担が軽減されます。

 

 

 

まとめ

 

今回のブログでは、クワを使った庭での作業により、夜間の肩痛が発症した要因として、以下のことが考えられると説明させていただきました。

・クワを使用した繰り返しの動作による炎症

・肩関節周囲の炎症状態で寝ることでの肩への負担

また、夜間の肩痛への対処法として、以下の方法を紹介させていただきました。

・上向きで寝る際の枕の活用

・横向きで寝る際の抱き枕の使用

夜間の肩痛は、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高いため、早めのケアをおすすめします。

ぜひ、今回、紹介した方法を試してみてください。それでも、夜間の肩の痛みのお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。

当院でも、今回のようなケースの夜間の肩の痛みにも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

 

他に、肩の痛みへの対策を書いた以下のようなブログもございますので、参考にしていただければ幸いです。

長時間のテレビ視聴で悪化する肩こりの原因とそれを解消する簡単な方法

五十肩で腕が上がらない痛みを改善するためのデスクワーカー向けセルフケア方法

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

参考文献:夜間痛がある肩関節周囲炎患者の握力との関連性 – J-Stage https://www.jstage.jst.go.jp/article/kinkipt/2010/0/2010_0_87/_article/-char/ja/

朝、感じるひざのこわばりの原因とひざの動きにくさを改善する簡単な体操3選

2024.11.24 | Category: むくみ,予防,体操・ストレッチ,家事,寝起き,日常生活の動作,,歩き方,生活習慣,睡眠,筋肉疲労,膝の痛み,血流,運動

 

皆さん、こんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

朝、起きて、寝床から立ち上がろうとしたら、ひざが動きにくくよろけてしまったことはないですか?

朝は、朝食の用意や家事、出勤の準備などをするために、限られた時間の中で、素早く効率よく動く必要があります。

そういった朝の時間帯に、ひざの動きが悪くて、動きに制限が出てしまうといったお悩みを、当院でもよくお聞きします。

この症状は、特に、女性の方々の日常生活に大きな影響を与えています。

例えば、朝食の準備や洗濯物を干すなどといった家事で、素早く動き回ることができずに、手間取ってしまう場合もあります。

そのことで、時間に追われて、毎日、ストレスや焦りを感じて、精神的にもつらい思いをし、生活全体に影響を及ぼす可能性がある。

そこで今回は、朝、起床して動こうとした際に、ひざの動きが悪くなる原因とその対処法について紹介していきます。

このブログを最後まで読んでいただくことで、朝のひざの機能低下の原因が解消されて、朝からスムーズに動き出し、活動的な毎日を送ることができます。

 

 

 

朝のひざのこわばり引き起こす原因

 

朝、起床時にひざが動きにくくなる原因として、以下のことが考えられます。

 

滑液の循環の停滞

ひざの関節は、関節包と呼ばれる袋に包まれています。

この関節包の中には、ひざ関節の動きを滑らかにするための液である「滑液(かつえき)」が入っています。

この滑液は、ひざの関節が動くことで、関節包から分泌されたり、吸収されて、適度な量が調整されます。

しかし、夜間の睡眠中は、ひざ関節への刺激が低下することで、ひざ関節内の滑液(かつえき)の循環が滞ります。

そうすると、関節包内の滑液量のバランスが崩れて、関節包に張りが生じ、朝、ひざの動きが制限されます。

 

筋肉機能の一時的低下

血液は、筋肉が動くことで、血管を刺激してポンプのように働いて、全身を循環します。

睡眠中は体全体への刺激が減少するため、ひざ周辺や股関節、足関節周辺の筋肉への血行が悪くなります。

その結果、筋肉の機能が一時的に低下し、朝、起きて動こうとしても、うまく連動した動きができず、ひざの動きにくさを感じることがあります。

 

 

 

朝のひざ関節のこわばりを解消する体操

 

朝のひざの動きにくさへの対処法として、ひざへの刺激を入れることが有効です。

そうすることで、ひざ周辺の組織が活性化されて、動きやすくなります。そのための方法を、以下で紹介さえていただきます。

 

ひざ揺らし体操

1. ベッドまたはイスに座り、背筋を伸ばします。

2. 両手で片方の太ももを抱えて、軽く持ち上げます。

3. そのまま前後にゆっくりと、10回、揺らします。

4. 反対側の足も同様におこなってください。

 

足首の屈伸体操

1. ベッドに足を伸ばして座ります。

2. つま先をできるだけ遠くに伸ばし、5秒間、保持します。

3. 次に、つま先を自分の方向に引き寄せ、5秒間、保持します。

4. これを、10回、してください。

 

ひざを引きつける体操

1. ベッドに座り、両足を伸ばします。

2. 片方のひざを曲げ、足を胸に近づけます。

3. 曲げた足のつま先を両手で持ち、ゆっくりとつま先を自分の方向に引きます。

4. 10秒間、保持し、その後、ゆっくりと元の位置に戻します。

5. 反対側の足も同様におこなってください。

6.左右の足で交互に、3回、繰り返しおこなってください。

 

 

 

まとめ

 

今回のブログでは、朝のひざの動きにくさが発症する要因として、以下のことを説明させていただきました。

・滑液の循環の停滞

・筋肉機能の一時的低下

また、朝のひざの動きにくさへの対処法として、以下を紹介させていただきました。

・ひざ揺らし体操

・足首の屈伸体操

・ひざを引きつける体操

朝に起きるひざのこわばりは、日常生活に大きな影響を与えるため、早めのケアをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、それでも、朝、ひざのこわばる症状が続く場合は、お近くの病院や整骨院など、専門の医療機関への受診をおすすめします。

当院でも今回のようなケースのひざの不調にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

 

また、他に、寝起きに起きるお体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

目が覚めて床からの起き上がりで腰の痛みが起きる原因と腰痛を防止する起き方

寝ている間の歯ぎしりによって起きるあごの痛みのメカニズムと簡単にできるセルフケア法

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

参考文献:日本整形外科学会. (2021). 変形性膝関節症診療ガイドライン2021. https://www.joa.or.jp/public/knee_osteoarthritis/

月別アーカイブ

カテゴリ一覧

アクセス情報

所在地

〒675-0008
兵庫県加古川市新神野5-7-7 津田ビル1F-A

駐車場

1台あり

当院に向かい右側に駐車場がございます。駐車場入り口より、左列4番目が当院の駐車スペースとなっております。

休診日

水曜日・日曜日

予約について

当院は完全予約制となっております。

治療中は電話対応ができない場合もございます。留守番電話へお名前・電話番号・診察番号をご伝言ください。後ほど折り返しご連絡いたします。
ホームページからネット予約も出来ますのでご利用ください。