- Blog記事一覧 -ぎっくり腰 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 3の記事一覧

ぎっくり腰 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 3の記事一覧

春の農繁期に畑のしゃがみ作業で腰が痛くなる原因と予防ストレッチ3選

2025.05.08 | Category: ぎっくり腰,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,日常生活の動作,,生活習慣,疲労,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,肉離れ,股関節の痛み,背骨,腰痛,膝の痛み,血流,足首の痛み,農作業,関節,骨盤

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、農業をされておられる60歳代の女性の方が、腰痛を訴えて来院されました。

詳しくお話をお聞きすると。ご自身の畑に植えたえんどう豆が豊作で、収穫のためにしゃがみ込んで、長時間、作業をしていたら腰が痛くなったそうです。

これから夏野菜の植え付けのために、畑の準備が始まるし、草抜きもすることが多くなるので、腰痛があると困るとのこと。

今回、ご相談いただいた患者様のように、長い時間、畑でしゃがみ作業をすることで、腰が痛くなる方は少なくありません。

そこで今回は、しゃがみ姿勢で畑での収穫作業で、腰の痛みが発生する理由とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、腰痛に悩まされずに、春から秋にかけて、長期間、続く農繁期を快適に過ごすことができます。

 

インターネットでのご予約はこちら>>

電話でのご予約はこちら>>0794905955

 

長時間、しゃがんだ姿勢で作業することで腰痛が起きる原因

長い時間、畑の野菜を収穫するために、しゃがんだ状態で作業をすると、腰に痛みが起きやすくなる原因は、以下のことが考えられます。

 

しゃがみ姿勢をとるための関節の可動域の低下のため

しゃがみ姿勢をとるためには、股関節、ひざ関節、足首関節を大きく曲げる必要があります。

通常、しゃがみ姿勢をとると、

・股関節:約106

・ひざ関節:約141

・足首関節:約33

は曲げます。

股関節、ひざ関節、足首関節のどれかに、関節の可動の角度が低下した場合、曲げられなかった角度を、骨盤や背骨の腰の部分を無理に曲げて代償されます。

そうすると、腰周辺の筋肉やじん帯などに、過度な負荷がかかり、微細な損傷を引き起こします。

その結果、腰の周辺の組織の柔軟性の低下や炎症が起こり、腰に痛みが発生しやすくなる。

 

しゃがみ姿勢のフォームによる腰への負担のため

女性の方がしゃがみ姿勢をする際には、ひざを内側にねじれて、足先を外に向ける、いわゆる内股の状態になることが多いです。

この内股の状態でしゃがむ姿勢を続けると、自動的に、骨盤が前に倒れて背骨の腰の部分が反る状態になる。

腰を反った状態を続けると、腰周辺の筋肉やじん帯などの組織を引き延ばして、過度の緊張を引き起こします。

その結果、腰に痛みが生じやすくなる。

 

座り姿勢による腰への負担が増加するため

立っているより、座っている方が楽に感じます。

しかし、実際には、腰のみに限定すると、立っているときより、座っているときのほうが、腰への負担は、“1.4も増加すると、研究報告がされています。

また、座った状態で前屈みで荷物を持ったり、作業をすると、立っているときより、座っているときのほうが、腰への負担は、“2.2もさらに増加します。

つまり、しゃがみ姿勢での作業は、腰へかかる負担を増加させ、その結果、腰痛が起きやすくなる。

(参考文献:「足関節背屈可動域および 骨盤可動性がしゃがみこみ動作に及ぼす影響に ついて」)

インターネットでのご予約はこちら>>

電話でのご予約はこちら>>0794905955

 

しゃがみ姿勢で起きる腰痛を予防するためのストレッチ

長時間、畑で収穫をするために、しゃがみ姿勢をすることで、腰への痛みの発生を防ぐために、以下のようなストレッチが有効です。

 

股関節のストレッチ

背筋を伸ばし。片方の足を後方に伸ばしひざを床につき、反対側の足にひざを曲げて、前に出します。

背筋を伸ばしたまま、前に出した足のひざを曲げて、重心を前に移動したときに、後ろに伸ばした足の股関節の前面が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

10秒たったら、元の姿勢に戻し、次に、左右の足を前後に入れ替えて、同じようにおこなってください。

この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

 

ひざ関節のストレッチ

背筋を伸ばし、立った状態から、片方の足を前に出し、つま先を上げます。

 

背筋を伸ばしたまま、前に出した足の方に体を曲げて、前に出した足のひざの裏側が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

 

10秒たったら、元の姿勢に戻し、次に、足を入れ替えて、同じようにおこなってください。

この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

 

足首関節のストレッチ

座った状態で、片方のひざを曲げて、曲げた足のつま先を、両手で抱えます。

 

つま先を持った手で、体の方向にひきつけて足首を曲げ、その状態を、10秒間、キープしてください。

 

10秒たったら、元の姿勢に戻し、次に、足を入れ替えて、同じようにおこなってください。

この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

 

インターネットでのご予約はこちら>>

電話でのご予約はこちら>>0794905955

 

まとめ

農作業は、どうしてもそしゃがみ姿勢でおこなうことが避けられません。

ですので、春から夏に向けて、夏野菜の植え付けや収穫が忙しくなるこの時期から、腰痛を予防するために、こまめなセルフケアをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役にててれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

インターネットでのご予約はこちら>>

電話でのご予約はこちら>>0794905955

 

草抜き後の背中痛に悩む60代女性へ伝えたい背中痛解消ストレッチ5選

 

農業者必見!イチゴ収穫作業の肩こり解消ストレッチ3選

 

 

低いイスでのしゃがみ姿勢作業で起きる腰痛の原因と予防ストレッチ

2025.03.24 | Category: ぎっくり腰,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,呼吸,姿勢,日常生活の動作,生活習慣,疲労,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,職業病,背骨,腰痛,血流,足首の痛み,関節,骨盤

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、金属加工のお仕事をされておられる50歳代の男性の方が、腰の痛みを訴えて来院されました。

症状が発生したお話をお聞きすると、長時間、踏み台のような低いイスに座って、前屈みで作業をしていたら腰痛を感じるようになったそうです。

今回、ご相談いただいた方のように、金属加工の現場では、低いイスに座って前かがみの姿勢でしゃがみ込んで、長時間の手作業をすることが少なくありません。

このような姿勢で、長時間、作業を続けると、腰に痛みを感じる方が少なくありません。

そうなると、腰の痛みによる不快感だけでなく、集中力や注意力が低下して、仕事に多いな支障が出てしまいます。

そこで今回は、長時間のしゃがみ込み姿勢が、腰痛を引き起こす理由とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、腰に負担を軽減しながら、金属加工のお仕事をスムーズにおこなうことができます。

 

インターネットでのご予約はこちら>>

電話でのご予約はこちら>>0794905955

 

しゃがみ込みでの作業で腰の痛みが発生する理由

低いイスに座って、前屈みで長時間の手作業をすることで、腰の痛みが生じる理由や条件などを以下で紹介させていただきます。

 

しゃがみ込み姿勢が引き起こす腰への負担

しゃがみ姿勢になると、重心が後方にずれやすくなり、骨盤が後に倒れます。

骨盤が後ろに倒れると、後方にひっくり返らないようにと、腰の背骨は丸まめて、重心を前に戻す代償の動作を起こします。

腰の背骨を丸めた、いわゆる「猫背」状態を続けることは、腰から背中の筋肉が引き伸ばされた状態を続けることになります。

この状態が続くと、腰から背中にかけての筋肉の疲労や血流の低下が起こり、腰痛を引き起こす要因ともなります。

(参考文献:「しゃがみこみ動作のバイオメカニクス 骨盤と下肢関節角度の関係性と腰背部の筋活動パターンについて」)

 

足首関節の動きによる腰への負担

研究によると、足首が足の甲側に曲がる角度が、10度未満の場合、しゃがみ姿勢がスムーズにできない人が多いという報告がされています。

また、足首の関節が曲がりにくいことで、しゃがむ際の体の重心が、より後方によってしまいます。

その結果、骨盤が後方に倒れる角度が大きくなり、後ろに倒れないように姿勢のバランスを取るために、腰の背骨を前に曲げ角度が増大する傾向になる。

つまり、足関節の柔軟性が不足していると、腰への負担が増大し、腰痛が起きやすくなるのです。

(参考文献:「足関節背屈可動域および骨盤可動性がしゃがみこみ動作に及ぼす影響について」)

 

しゃがみ姿勢を保つ腰の筋肉への負担

しゃがみ込み姿勢では、後方に倒れないように、主に、スネの前側の筋肉やおなかの筋肉、腰の筋肉をを活動させて、バランスをとっています。

そういった筋肉の活動があるしゃがみ込みの姿勢を、30分以上、続けたところ、それぞれの筋肉の活動が、

・スネの前側の筋肉の活動:12パーセント増加

・おなかの筋肉の活動:80パーセント増加

・腰の筋肉の活動:150パーセント増加

という研究報告がされています。

この数値を見ても、特に、しゃがみ姿勢では、腰の筋肉の活動が激しくなり、このことが腰痛に繋がりやすくなります。

(参考文献:「しゃがみ込み姿勢のバランスを規定する要因足関節の柔軟性に加えて下肢・体幹の筋活動に着目して」)

 

インターネットでのご予約はこちら>>

電話でのご予約はこちら>>0794905955

 

しゃがみ姿勢で起きる腰痛を防ぐためのストレッチ

長時間、低いイスに座ってのしゃがみ姿勢で、腰痛が発生するのを予防するための方法として、以下のストレッチを紹介させていただきます。

 

腰の筋肉のストレッチ

肩幅に手と足を広げて、四つんばいん状態になります。

両腕の間に頭を入れて、両足の間にお尻を入れるように、お尻を後方に引きます。

その状態で、腰が伸びるのを感じたら、10秒間、その状態をキープしてください。

10秒たったら、元の四つんばいの状態に戻ります。

この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

 

おなかの筋肉のストレッチ

立った状態で、おなかに両手を当てます。

おなかをへこませながら、口から息を、6秒間、はきます。

次に、おなかをふくらませながら、鼻から息を、4秒間、吸います。

この一連の動作を、7回、繰り返しおこなってください。

 

スネの前面の筋肉のストレッチ

片方の足のひざを曲げて、太ももの上にのせます。

太ももの上に乗せた足の指の間に、手の指を入れて、足を握ります。

その状態で、足首を足の裏の方に曲げて、スネの筋肉が伸びるのを感じたら、10秒間、キープします。

10秒たったら、元の位置に足を戻し、反対側の足のスネを同じようにストレッチします。

この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

 

インターネットでのご予約はこちら>>

電話でのご予約はこちら>>0794905955

 

まとめ

イスに腰掛けることは、一見、楽な姿勢に思えます。

しかし、長時間に及ぶと、腰に大きな負担をかけます。

特に、低いイスに座ることで、腰よりひざが高い位置にくるしゃがみ姿勢は、体の重心が後方に流れるために、より腰に負担をかけることになり、腰痛が引き起こしやすくなります。

今回、ご相談いただいた患者様のように、仕事上、そういった姿勢は避けられないこともあるかと思われます。

ですので、それによって腰の痛みが発生するのを軽減するためにも、今回、紹介させていただいたことを実行していただくことで、その予防にお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

インターネットでのご予約はこちら>>

電話でのご予約はこちら>>0794905955

 

年始からぎっくり腰が起きた後に回復を早めるための対処法

ホテルの硬いマットレスで寝たことで腰の痛みが起きる理由とその対処法

年始からぎっくり腰が起きた後に回復を早めるための対処法

2025.01.13 | Category: ぎっくり腰,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,,冷え,姿勢,捻挫,日常生活の動作,生活習慣,筋肉の損傷,筋肉疲労,職業病,背骨,腰痛,血流,運動,運転,関節,骨盤

 

みなさん、こんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

2024年から2025年にかけての年末年始は、冬らしく寒い日が続きました。

そのためか、当院に年始に来院された患者様からお話をお聞きすると、正月に体調を崩された方も多かったです。

その中の一つとして、ぎっくり腰を発症された方もいらっしゃいました。

私自身も経験がありますが、ぎっくり腰になると、本当に何もできなくなり、日常生活でいかに腰の機能が重要かがわかります。

一回、ぎっくり腰を発症すると、その後も繰り返し発症される方が少なくありません。

そういった方から、よくなぜぎっくり腰が起きるのかや発症後にどうしたらいいかなどのご質問をよくお聞きします。

そこで今回は、ぎっくり腰が起きるメカニズムと発症後の対処法について紹介させていただきます。

このブログを最後まで読んでいただくことで、ぎっくり腰が起きる要因がわかり、発症しても回復するための行動ができることで、通常の日常生活に早く復帰できます。

 

 

 

 

ぎっくり腰が起きるメカニズム

ぎっくり腰は、急性腰痛とも言われて、突然、起こる激しい腰痛で、前屈みの姿勢が取れず、くしゃみやせきなどでおなかに圧がかかると痛みが増加し、座ったり立ったりなどの姿勢を変化させることが、とても困難な状態です。

そういった症状を引き起こすぎっくり腰が起きる要因として、以下のことが考えられます。

 

椎間板ヘルニアの発生

背骨は、24個の円柱の骨が積み重なって構成されています。

その背骨と背骨の間には、背骨にかかる衝撃を吸収したり、背骨の動きをスムーズにするために働く、「椎間板(ついかんばん)」がはさまっています。

椎間板は、水分を多く含んだゼリー状のもので、最大450kgの負荷に耐えられる非常に強い組織です。

なんらかの体の動作で、椎間板が耐えられる負荷以上のものがかかると、椎間板に裂けて、椎間板の中に入っているゼリー状のものが飛び出ます。

これが椎間板ヘルニアと呼ばれる状態です。

椎間板が裂けて飛び出た部分が、背骨から出ている神経を圧迫して、下半身にしびれを発生させます。

また、椎間板が裂けて飛び出た部分に。炎症が起きて痛みを発生させることもあります。

ぎっくり腰を発症した23例をMRIで検査をしたところ、全体の70%に当たる16例が椎間板ヘルニアから来ていることが研究報告されている。

このことから、椎間板になんらかの理由で損傷してから修復された部分に、体を動かした過程で負荷がかかり、再び椎間板が裂けて損傷が起き、椎間板ヘルニアが再発したことで、ぎっくり腰が発生したと述べています。(参考文献:「いわゆる「ぎっくり腰」は椎間板性疼痛か」https://www.jstage.jst.go.jp/article/yotsu/8/1/8_1_106/_article/-char/ja/)。

 

腰の背骨や骨盤のゆがみ

長時間の中腰や座り姿勢など、腰に負荷がかかる姿勢を、長時間、続けたり繰り返すことで、腰の背骨や骨盤の関節が、特に、後ろにねじれやすくなる。

そのねじれた状態が、腰の背骨や骨盤の関節の可動できる角度以上に達したとき、腰の背骨や骨盤の関節が捻挫(ねんざ)を起こすことで、ぎっくり腰が発生する場合があります。(参照文献:「急性腰痛に対するカイロプラクティック的手法」https://www.jstage.jst.go.jp/article/yotsu/11/1/11_1_64/_pdf

 

腰周辺の筋肉の疲労

立っている状態で腰にかかる負荷より、前屈みの姿勢は1.5倍、イスに座っている姿勢は1.4倍と、腰にかかる負荷が増加します。

ですので、それを支えるために、腰周辺の筋肉が負荷が増加します。

それにより、腰周辺の筋肉への血液の供給が、大きく低下すると研究報告がされています。

筋肉への血流の悪化は、筋肉の伸び縮みをコントロールする神経が過敏に反応します。

それによって、ちょとした動きで、腰周辺の筋肉が反射的にけいれんを起こし、その結果、ぎっくり腰が発生することもある。(参考文献:「腰痛をめぐる常識の基礎」https://www.jstage.jst.go.jp/article/yotsu/12/1/12_1_10/_pdf/-char/ja

 

 

 

 

年始に起きた当院でのぎっくり腰の実例

当院で年始の診療が始まった初日に、40歳代男性がぎっくり腰で来院されました。

発症した状況をお聞きすると、年始の剣道の稽古はじめで、高校生や中学生を相手に、激しい稽古をしている途中で、腰に激しい痛みが走ったそうです。

以前も同じような腰の痛みを経験したいたため、ぎっくり腰になったことがわかったそうです。

年末は、ご家族の方がインフルエンザにかかり、1週間ほど外出を控えて家の中で過ごされ、年始の稽古は久々の運動だったそうです。

左の腰からお尻にかけて痛みがあり、歩く、座る、前屈みになるの動作が、特につらい状態とのことでした。

実際、当院の玄関から靴を脱いで上がるのもきつく、左足を引きずりながらベッドまでゆっくりしか歩けないに状態で、ベッドで寝転んでではないとお話が伺えない状態でした。

来週に、車で遠方に出かける用事があるため、なるべく早く回復したいとも。

検査してみると、股関節の動きに制限もあり、腰の背骨部分や骨盤が左側の後方にねじれた状態。

また、左側に腰の筋肉の緊張と圧痛も出ていました。

治療としては、股関節と首の動きを調整してから、腰の損傷した組織の回復を促進する微弱電流を流した後、腰に鍼を施しました。

1回目の治療後は、左右の足が均等に出して歩ける状態になり、靴を履くために前屈みになるのも楽になったとのことでした。

3日後に2回目に来ていただいた時点では、腰の痛みもだいぶ軽減して、イスに座る姿勢ができるようになったということで、車の運転も可能となっていました。

今回の患者さんの場合は、ぎっくり腰の発症して、翌日に来ていただいたことで、治療に加えて、気をつけていただきたい日常の生活の方法をお伝えし、実行していただいたので早めの回復が見られました。

次章では、ぎっくり腰が発症した後、日常の過ごし方やセルフケアの方法、注意点を紹介させていただきます。

 

 

 

ぎっくり腰が起こった後の対処法

ぎくり腰が発症した後、早く回復させるための対処法として、以下のことを紹介させていただきます。

 

無理のない範囲で動いて過ごす

ぎっくり腰を発生した患者を対象に、発症後に、安静にした患者と軽くでも動いた患者を比較したところ、

「軽くでも動いた患者の方が早く腰痛から回復した」

と研究報告がされています。

ぎっくり腰が起こるいずれの原因でも、ぎっくり腰になると腰周辺の組織に炎症が起こり、痛みが発生します。

ぎっくり腰は、そのあまりの痛さのために、動くのが苦痛で、じっとして安静にしがちです。

しかし、ぎっくり腰が発生した後、安静にしていると、腰の背骨や骨盤の関節部分にある神経が、痛みを感じることに敏感になることがわかっています。

また、腰を動かさずに安静にして、しばらく静止した後、動き始めようとすると、腰の背骨や骨盤の関節に分布している神経の痛みへの感度が増強するとも。

こういったことから、ぎっくり腰の発症後は、安静より、軽くても動いた方が痛みの感度を抑えて、治りが早まります。

よく、ぎっくり腰の発症直後の患者様から、

「筋トレとかしたほうがいいですか?」

というご質問を受けます。

腰周辺の筋肉を鍛えることは、腰痛予防には大変有効です。

ただ、ぎっくり腰による腰の痛みが治った後におこなうことをおすすめします。

ぎっくり腰の発症直後の場合は、動いた方が良いといっても、無理に筋トレやストレッチをする必要はなく、長時間、寝っぱなしや座りっぱなしなど同じ姿勢を避けて、動ける範囲で、立ったり座ったりしてください。

そうすることで、腰周辺に定期的に刺激が入り、それによって痛みの感度が下がり、ぎっくり腰による痛みからの回復を助けます。(参考文献:「腰痛診療ガイドライン」https://ssl.jssr.gr.jp/assets/file/member/topics/guideline.pdf

 

ぎっくり腰に効果のあるツボへの刺激

ぎっくり腰を発症した後の数日の間に、マッサージのお店にいったりマッサージ機に乗ったりして、腰に強い刺激を入れることで、かえって腰への炎症が増加して痛みがひどくなる場合があります。

ですので、ぎっくり腰が発症してしばらくの間は、直接、腰に強い刺激を避けることをおすすめします。

直接、腰に刺激するのではなく、腰から離れた部分にあるツボを刺激することで、ぎっくり腰の痛みを軽減する効果が見込めます。そのツボは、

「腰腿点(ようたいてん)」

と呼ばれて、左右の手の甲にそれぞれ2カ所ずつ、計4カ所あります。

腰腿点のツボの位置は、

・手の甲の人差し指と中指の骨が交わる手前のくぼみ

・手の甲の中指と薬指の骨が交わる手前のくぼみ

にあり、手を大きく開いて指の付け根の水かきの部分から手首に向かって探ると見つけやすい。

腰腿点のツボの刺激方法としては、反対の手の親指の腹を使って、各ツボを一つづつ、5回、気持ち良いと感じる程度に押してください。(参考文献:「手腰腿 点ハ リ刺激 による背部 皮膚通電抵抗 の 変化」https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsam1981/34/3-4/34_3-4_246/_pdf/-char/ja

 

痛みが長期になる場合は専門の医療機関を受診

ぎっくり腰は、一般的には、発症後、3~4日が痛みのピークとなり、2週間ほどで日常生活に支障が出ない程度に痛みが治ります。

ぎっくり腰を発症した後、その痛みの程度が変わらない状態が長期になった場合、または、いつもの腰痛とは違うと感じた場合は、速やかに、お近くの整形外科や内科などの専門の医療機関に受診をして、検査を受けられることをおすすめします。

というのも、内臓の重篤な病気や背骨の骨折などでも、ぎっくり腰とよく似た症状を引き起こす場合があります。

腰周辺の関節や筋肉の損傷ではなく、他の理由で起きているのではないかということも頭の片隅に置いていただいて、ぎっくり腰が発症した後の経過を見てください。(参考文献:「内科医が知っておくべき整形外科疾患(腰痛)」https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/110/12/110_2515/_pdf

 

 

 

 

まとめ

年末年始にゆっくりされて、急に、仕事や家事が忙しくされる日常生活に戻ると、心身ががついていかず、不調を起こしがちです。

今回、取り上げさせていただいたようなぎっくり腰が、年始に起きることも少なくありません。

ぎっくり腰は、基本的には、放置してもゆっくりですが治ってはいきます。

しかし、ぎっくり腰によって、日常生活の質がグッと下がって、ご自身もつらいし周囲の方にも迷惑をかけてしまいます。

ですので、なるべく早く回復するために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、それでも、ぎっくり腰が発症した後、なかなか腰の痛みがおさまらないようでしたら、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関を受診されることをおすすめします。

もちろん、当院でも、今回のようなケースのぎっくり腰にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

また、他に、冬に起きる腰の痛みへの対策ブログを書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

年末年始の台所作業も安心!簡単にできる腰痛予防の方法

主婦の冬の朝を快適にするために寝起きの腰痛を解消する簡単ストレッチ3選

 

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

帰省ドライブの腰痛を防ぐための2時間ごとの休憩でできる簡単ストレッチ

2024.12.30 | Category: ぎっくり腰,ストレス・自律神経障害,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,,姿勢,座り方,日常生活の動作,椎間板ヘルニア,生活習慣,疲労,筋肉疲労,背骨,腰痛,血流,運転,関節,骨盤

 

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

年末になり、帰省シーズンとなってきました。

帰省のための交通手段としては、約80%の方が、車を利用されるそうです。

また、年末年始期間の高速道路における渋滞予測は、下りは20241228日(土)・1229日(日)および202512日(木)、上りは202512日(木)~14日(土)とのこと。

年末に帰省することで、久々にゆっくり家族や親族に会えて、とても楽しい時間が過ごせます。

しかし、そのための車による帰省は、長時間、運転することになり、運転手に大きな負担がかかります。

当院でも、年末年始の帰省による長時間の運転で、体の不調、特に、腰痛を引き起こされる方が少なくありません。

長時間の運転による腰痛は、日常生活にざまざまな影響を及ぼします。

例えば、運転中に腰が痛くて集中できない、目的地に着いてからも、家族との食事や歓談中も座っているのがつらく、楽しく過ごせないということも起こります。

そこで今回は、長時間、帰省のために運転することで、腰痛がひきおこるの原因とその対処法について紹介していきます。

このブログを最後まで読んでいただくことで、年末年始の帰省のために、長時間、運転することで起きる腰痛が解消されて、安全で快適な運転を楽しみ、家族との大切な時間を存分に満喫できます。

 

 

 

長時間の車の運転によって腰痛が発症する理由

 

年末帰省のために、長時間、運転することによる腰痛が発症する主な原因として、以下の3つが考えられます。

 

同じ姿勢の長時間維持

長時間の車の運転では、シートベルトを閉めたり、車の座面がやや後方に落ち込んでいる構造のなどため、体の動きが制限されて同じ姿勢を維持し続けることが避けられません。

また、運転姿勢を維持するために、姿勢の土台となる腰部の筋肉やじん帯に持続的な負担がかかります。

また、特に、AT車の運転では左足があまり動かさずに重心を傾けて、右足を前後に動かしたり緊張させる動作が多くなるため、骨盤や背骨にねじれやゆがみがおきて、腰の関節の動きがあるくなります。

このように、長時間、車の運転をする姿勢が続くと、腰周辺の組織のバランスが崩れて機能が低下し、その結果、腰痛が発生しやすくなる。

 

車の振動やブレによる影響

長時間の運転中は、路面や車のエンジンから伝わる振動、ブレーキやカーブによるブレが腰に伝わり続け、それによって腰への小さい負荷がかかるのが続きます。

硬い針金でも、軽く何度も曲げ伸ばしすると折れるように、腰に軽くとも負荷がかかっているのが続くと、腰周辺の筋肉やじん帯などの組織に微細な損傷を与える可能性があります。

それによって、腰周辺に炎症が起こり、腰痛が引き起こされます。

 

運転によるストレスと緊張

長時間の運転、特に年末の帰省ラッシュ時には、家族を車に乗せているために安全に運転をする、渋滞で前に進めないなどといった精神的なストレスや緊張が高まります。

この心理的な要因によって、ストレスホルモンの分泌が増えます。

このストレスホルモンは、筋肉の緊張を高め、痛みの感覚を増幅させる作用があります。

運転する姿勢は、腰にかかる負担も多いめ、ストレスホルモンによる痛みの敏感さが腰に現れ、腰に痛みを感じやすくなる。

 

 

 

運転の休憩時間を利用して行ってほしい腰痛予防のためのストレッチ

 

厚生労働省の「連続運転時間・休憩の考え方」によると、

 

一般車においては、2時間運転したら10分以上は休憩する 

 

ことが推奨されています。

その休憩中に、運転で負荷がかかった腰をととえるストレッチをさすることで、腰痛を呼ぼできます。そのストレッチの方法を、以下で紹介させていただきます。

 

お尻の筋肉のストレッチ

1. イスに座って、背筋を伸ばし、片足を反対のひざの上にのせます。 

2. 背筋を伸ばしたまま、ゆっくりと上半身を前に倒します。

3.このときに、ひざの上に乗せた側の足のお尻の筋肉が伸びているのを感じたら、10秒間、キープします。 

4.10秒たったら、足を組み替えて反対側の足でも同じようにおこなってください。

5.この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

 

股関節前面の筋肉ののストレッチ

1. 立った状態から、片足を前に大きく一歩踏み出し、もう一方の足は後ろに残します。

2.前に出した足のひざを軽く曲げて、体重を右足に移していきます。

3.このときに、左股関節の前面が伸びるのを感じたら、10秒間、キープします。 

4.10秒たったら、反対側の足でも同じようにおこなってください。

5.この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

 

太もも裏の筋肉のストレッチ

1. 立った状態で、壁に手をつき、片方の足を前に出します。

2. お尻を引くようにして、体を前に倒し、前の出した足のかかとをつけたままつま先を上げてます。

3. 前に出した足の太ももの裏が伸びるのを感じたら、10秒間、キープします。 

4.10秒たったら、反対側の足でも同じようにおこなってください。

5.この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

 

これらのストレッチは、長時間、運転による腰周辺の筋肉の緊張や疲労を和らげる効果があります。

サービスエリアなどで休憩する際には、ぜひ試してみてください。

 

 

 

まとめ

 

年末の帰省で、長時間、車の運転をすることで腰痛が発症する理由として、以下のことを説明させていただきました。

・同じ姿勢の長時間維持

・車の振動やブレによる影響

・運転によるストレスと緊張

帰省するための車の運転では、 2時間ごとに10分以上の休憩をとることをおすすめして、その休憩の際に、腰痛を予防するためのストレッチの方法を紹介させていただきました。

・お尻の筋肉のストレッチ

・股関節前面の筋肉のストレッチ

・太もも裏の筋肉のストレッチ

年末の帰省のために、長時間の運転で腰の痛みを感じることは、安全にドライブに大きな支障をきたす可能性があるため、早めに対処することをおすすめします。

ぜひ、今回、紹介したストレッチを運転の休憩時に実践してみてください。これらの対策が、皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、それでも、運転による腰痛のお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。

当院でも、今回のブログで取り上げたケースの車の運転による腰痛にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

 

また、他に、車の運転によるお体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

秋の寒い日の自転車移動後に肩こりが発生する原因とそれを予防するための対策法

車での帰省中の乗り物酔いが起きる理由とおすすめの予防方法

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

参考文献:

日本整形外科学会:腰痛診療ガイドライン

   URL: https://www.joa.or.jp/public/guideline/

落ち葉掃除で腰痛が起きる原因とそれを防ぐための3つのコツ

2024.12.11 | Category: ぎっくり腰,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,体温,,冷え,冷え性,姿勢,掃除,日常生活の動作,生活習慣,疲労,立ち仕事,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,腰痛,血流,農作業,関節

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

自宅周辺に桜やイチョウなどの街路樹があると、花が咲いたり葉っぱが紅葉したりと、季節の移り変わりを身近に感じることができます。

その季節の移り変わりの風物詩の一つとして、道を落ち葉が色づかせることがあります。

落ち葉が広がる風景はキレイな一面、落ち葉を拾う掃除が必要になります。

落ち葉のは、一時的に大量に落ちるため、その掃除には結構な労力が必要になります。

先日も、自宅周りの落ち葉を集めるために、長時間、掃き掃除をしていたら、腰の痛みを発症された方が来院されました。

お話をお聞きすると、落ち葉の掃除は大変だけど、落ち葉によって足元が滑りやすくなったり、排水溝を詰まらせたりするので、やっておかなければならないそうです。

落ち葉の掃除で腰が痛くなると、イスから立ち上がる際に腰が伸びない、靴下を履くときに腰が曲がらない、車の運転中に痛みが続くなどなど、いろいろと日常生活に支障が出るとのこと。

治療では、腰だけではなくて、背中や股関節のゆがみも起こっており、落ち葉の掃除がいかに大変かがうかがえました。

治療後は、腰が楽になったというお言葉をいただけましたが、街路樹の葉っぱが全て落ちるまで、落ち葉の掃除が続くので、今後、また腰痛が再発しないか不安とのことでした。

今回の患者様のように、この時期、自宅周りの落ち葉の処理のために、腰に痛みを訴える方が少なくありません。

そこで今回は、落ち葉掃除中に発症した腰痛の原因や、その予防法について詳しく解説していきます。

このブログを最後まで読んでいただくことで、落ち葉掃除による腰痛の原因を理解し、それを予防するための日常生活での工夫が分かります。

 

 

 

 

落ち葉掃除で起こる3つの腰痛の原因

落ち葉を掃除していると腰痛が発症する原因として、以下のことが考えられます。

 

長時間の前屈みの姿勢による筋肉への負担

落ち葉の掃除では、長時間にわたって前かがみの姿勢を取ることが多くあります。

この姿勢が、腰痛の主な原因となる。

前屈みの姿勢は、立っているときより、腰にかかる負担が、1.5倍に増加すると研究報告がされています。

このように腰に負担のかかる前屈みの姿勢を、落ち葉の掃除をするために続けると、腰部の筋肉やじん帯に過度の負担がかかり、疲労や炎症を引き起こします。

前屈みの姿勢による過度の腰への負担の結果、腰痛が引き起こされます。

 

急激な動作による腰への衝撃

落ち葉掃除中の急な動きをすることでも、腰痛が生じます。

例えば、重い落ち葉を集めた袋を急に持ち上げたり、掃き掃除中に掃く方向を変えるために急に体をねじる動作は、腰に瞬間的な強い負荷をかけます。

これらの動作は、腰周辺の筋肉やじん帯に、急激に伸ばしり縮めたりすることを強いります。このような急激な動作による腰への衝撃の結果、腰痛が引き起こされます。

 

寒さによる筋肉の硬直

外での落ち葉の掃き掃除と腰痛の関係を考える上で、気温の影響も重要です。

寒い環境下での作業は、体温を維持するために、血管を収縮させたり筋肉を硬直させやすくなります。

硬くなった筋肉は柔軟性が低下し、急な動きや負荷に対して適切に対応できなくなります。

また、血管の収縮は、血行の不良を引き起こし、筋肉や関節の働きを低下させます。

この筋肉の硬直と血行の不良の結果、腰痛が引き起こされます。

 

 

 

 

落ち葉の掃除で腰痛を予防するための工夫

落ち葉を掃除による腰痛への有効な予防法として、以下のことを紹介させていただきます。

適切な掃除道具選びと使用方法

落ち葉の掃除による腰痛を予防するためには、適切な道具選びが重要です。

落ち葉を集めるときの主な道具となるのは、「ほうき」です。

その「ほうき」への工夫で、落ち葉掃除のときに起きる腰痛予防が期待できます。

大まかに落ち葉を集める際は、胸の高さぐらいの長い柄のほうきを使用されることをおすすめします。

長い柄のほうきを使用することで、前屈みの姿勢を減らし、腰への負担を軽減できます。

また、できれば、竹ほうきのような、毛の部分が硬めのものを選ぶと、落ち葉に絡みやすく集めやすい。

それと、最後に落ち葉を集める際は、80センチ前後の短めのほうきを使用するのが適しています。

短いほうきを使うことで、細かい作業がコントロールしやすくなり、腰を過度に曲げる時間が短くなります。

また、ほうきの柄の太さも重要です。

ほうきの持ち手部分が、「直径35mm前後」の柄が、最も力が入りやすいため、効率的に作業ができます。

ほうきの握り部分が細すぎる場合は、バドミントンやテニスなどで使うグリップテープで太さを調整してください。

これにより、手にフィットし、力を効率よく伝えることができます。

グリップテープがない場合は、握り方を小指を絞めるように握ると、細い柄でも力が伝わりやすくなります。

適切なグリップ感は、長時間の作業による手や腕の疲労を軽減し、結果として腰への負担も減らすことができます。

 

腰に負担をかけない掃除姿勢

落ち葉の掃除をする際の姿勢を適正にすることで、腰痛が予防できます。

落ち葉を掃き掃除をする際は、腰を曲げすぎず、足幅を肩幅以上にとり、ひざを軽く曲げてください。

また、背筋をまっすぐに保ち、おなかに軽く力を入れることで、腰への負担を軽減できます。

いくらいい姿勢での作業でも、長時間、同じ姿勢を続けることは、腰に大きな負担をかけます。

落ち葉の掃除中は、5分ごとに腰を伸ばしたり回したりと、こまめに姿勢を変えることが大切です。

これにより、腰周辺の組織に負担が集中するのを防げます。

 

腰を温める工夫

寒い季節の落ち葉掃除では、腰を温めることが重要です。

カイロを腰やおなかに貼ったり、腹巻きやコルセットを着用したりすることで、腰周りの筋肉を温め、血行を促進します。

これにより、筋肉の柔軟性が高まり、急な動きによる腰痛のリスクを軽減できます。

また、寒い環境での落ち葉の掃除の作業前には、必ずウォーミングアップをおこなってください。

ラジオ体操や軽いストレッチ、その場で足踏みや駆け足など、5分程度、体を動かすことで、筋肉の温度を上げ、柔軟性を高め、落ち葉の掃除での体の動きに即応できます。

 

 

 

 

まとめ

今回のブログでは、落ち葉の掃除をしている際に発症する腰痛の要因として、以下のことを説明させていただきました。

・長時間の前屈み姿勢による筋肉への負担

・急激な動作による腰への衝撃

・寒さによる筋肉の硬直

また、腰痛の予防法として、以下のことを紹介させていただきました。

・適切な掃除道具選びと使用方法

・腰に負担をかけない掃除姿勢

・腰を温める工夫

落ち葉の掃除による腰痛は、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高まるため、早めにケアされることをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、それでも腰痛のお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。

当院でも、今回のブログで取り上げさせていただいたケースの腰痛にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

また、他に腰痛によるお体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

中腰での草刈り作業による腰痛を撃退!農家のシニア男性のための作業後の対処法

主婦の冬の朝を快適にするために寝起きの腰痛を解消する簡単ストレッチ3選

 

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

参考文献:

1. 厚生労働省「職場における腰痛予防対策指針」

   https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/anzeneisei02.html

2. 日本整形外科学会「腰痛診療ガイドライン2019

   https://www.joa.or.jp/public/guideline/

月別アーカイブ

カテゴリ一覧

アクセス情報

所在地

〒675-0008
兵庫県加古川市新神野5-7-7 津田ビル1F-A

駐車場

1台あり

当院に向かい右側に駐車場がございます。駐車場入り口より、左列4番目が当院の駐車スペースとなっております。

休診日

水曜日・日曜日

予約について

当院は完全予約制となっております。

治療中は電話対応ができない場合もございます。留守番電話へお名前・電話番号・診察番号をご伝言ください。後ほど折り返しご連絡いたします。
ホームページからネット予約も出来ますのでご利用ください。