- Blog記事一覧 -3月, 2024 | 加古川市新神野 ひさき鍼灸整骨院 - Part 5の記事一覧
3月, 2024 | 加古川市新神野 ひさき鍼灸整骨院 - Part 5の記事一覧
春になると、スポーツクラブや部活など、本番の大会に備えて、遠征が多くなる時期です。
そうなると、お子さんのお世話をする保護者の方が、運転をしたり試合の手伝いをしたりと、とても忙しくなるお話をよくお聞きします。
お子さんの成長を近くでみれるのはうれしいが、疲労も伴う。そのため、遠征から家に帰って、夕食もそこそこで、倒れるように眠ってしまうと。
しかし、そうすると、次の日の朝、起きたときに、手のしびれを伴う肩こりが発症することが少なくないようです。
また、そのしびれも、しばらくすると消えるが、肩こりが残ることで、疲れが抜けきれないを感じる。
そこで今回は、お子さんの遠征の付き添いで疲れ切って寝ると、次の日の朝に、手のしびれを伴う肩こりが発症する理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、朝からの肩こりによる疲労感を解消できます。
睡眠は、
・脳が休んで体が起きている時間帯
・体が休んでいて脳が起きている時間帯
に分かれます。
睡眠時間の3/4は脳が休んでおり、1/4は体が休んでいます。
また、睡眠中に、血管や神経が圧迫されたり、筋肉や関節が固くなるのを回避するために、寝返りを一晩で平均20回はうちます。
この寝返りは、脳が休んで体が起きている時間帯に多いとされています。
日中、過度のストレスがかかったり疲労が激しい場合、脳が興奮します。
脳の興奮を収めないままに睡眠に入ると、脳が寝ている時間が減ります。
そうすると、寝返りの回数も減ってしまいます。
寝返りの働きは、
・血流の促進
・筋肉や関節の柔軟性の維持
・呼吸機能の向上
などがあげられます。
寝返りが減ることで、睡眠の質が低下して、睡眠中に十分い体が回復しない状況を作りださいてしまいます。
腕や手を動かす神経は、首からでて鎖骨の下や胸の筋肉の下を通り、腕や手につながっています。
睡眠中に寝返りをうたないことで、この腕や手を動かす神経の通り道が圧迫されて、しびれを伴う肩こりが発症します。
腕や手を動かす神経が圧迫されやすい場所は、主に3カ所あります。
首の前面に首を曲げたり、ろっ骨を引き上げて呼吸を補助する筋肉があります。
その筋肉の隙間を、腕や手を動かす神経が通っています。
寝方次第でこの筋肉が引っ張られた状態となり緊張します。
その状態で、寝返りをうたない状態でいると、神経の圧迫と筋肉の緊張で、しびれを伴う肩こりが発症する可能性があります。
首の前面の筋肉を通って、次は鎖骨とろっ骨の間を、腕や手を動かす神経が通ります。
寝返りをうたないことで、鎖骨とろっ骨の間の隙間がせまくなり、腕や手を動かす神経を圧迫します。
また、鎖骨やろっ骨についている肩周辺の筋肉も、動かさない状態が続き硬くなります。
そのため、神経の圧迫と筋肉の緊張で、しびれを伴う肩こりが発症する可能性があります。
首の前の筋肉から鎖骨とロックとの間を通った腕や手を動かす神経は、次に胸の筋肉とろっ骨の間を通ります。
寝返りを打たないことで、胸の筋肉やろっ骨を動かす関節の動きが減り硬くなります。
そうすると、胸の筋肉とろっ骨の隙間がせまくなります。
そのため、腕や手を動かす神経の圧迫され、しびれが発生します。
また、ろっ骨は多数の肩の筋肉とつながっているため、ろっ骨の動きの低下は、肩周辺の筋肉を動かさないことにつながり硬くなり、肩こりが発生します。
その結果、しびれを伴う肩こりが発症してしまう可能性があります。
遠征から帰って疲れていても、できるなら、寝返りを打ちやすいように、睡眠の質を上げる環境をつくってください。
その方法は、当院のブログで書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
なかなか、それも難しいようでしたら、朝、起きたときに、短時間で簡単にできるしびれを伴う肩こりへの効果的な体操を、以下で紹介していきます。
鎖骨の上を引っ掛けるように片方の手を当てます。
もう片方の人差し指を、おでこの端の髪の生え際にあてます。
そのまま、斜め上を向いて、片方の首の前の筋肉が伸びた感覚を感じたら、10秒間、その状態をキープしてください。
それが終わったら、反対側も同じようにおこなってください。
これを3回ずつ、交互におこなってください。
鎖骨の真ん中に、人差し指と中指を当てて、鎖骨を下から上にあげるように、軽く圧をかけます。
そのまま、鎖骨を押さえた手と反対側の腕を、手のひらを天井側に向けた状態で45度の斜め前から、あがるところまで上にあげます。
上げきったら、鎖骨に当てた指の力を抜いて手を下ろします。
反対側の腕も同じようにおこなってください。
これを3回、繰り返しておこなてください。
壁の横に立ち、肘を90度に曲げて、壁に手をあてます。
そのまま肩を前に押し出すように、体を回転させます。
その状態を10秒間、キープしてください。
反対側の腕も同じようにおこなってください。
これを3回、繰り返しておこなてください。
遠征は親御さんにとって、子供を安全に送り迎えをするプレッシャーや、他の保護者の方への気づかいなど、疲れる要素が多いと思われます。
しかし、それ以上に、お子さんの活躍をみれるのは楽しいというお声をよくお聞きします。
その楽しみを続けていくためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも遠征で疲れすぎて、朝、起きたときにしびれを伴う肩こりが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に肩こりへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
今の時期は、確定申告の締め切りがまもなくということで、パソコン相手に座りっぱなしで作業をされている方も多いと思われます。
中には、作業中に、肩がつまった感じで、頭痛とはき気をもよおし、血圧を測ったら180まで上がっていたという方もいらっしゃいました。
このように、長時間、座りっぱなしのデスクワークは、血圧が上がり、体にとって危険な状況を引き起こす場合もあります。
そこで今回は、パソコンを使ってのデスクワークを座りっぱなしで続けることで、血圧が上がってしまう理由とその予防法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、確定申告の書類作製の追い込み時期に、血圧で体調を崩してしまうことを防ぐことができます。
確定申告のために、長時間、座りっぱなしの作業によって、
「血流の障害」
が起こることで、血圧が上がります。血流の障害を引き起こす要因は、以下のようなことが考えられます。
長時間、パソコンで作業するために座り続けることで、その姿勢をキープするために、同じ筋肉を使い続けます。
そうすると、筋肉が疲労して硬くなり、血液の流れが悪くなります。
また、 長時間、座りっぱなしでの作業は、特に、体の筋肉の60〜70パーセントを占める下半身の筋肉への刺激が低下します。
そのことによって、下半身でとどまっている血液の量が増えて、血液に粘りが生じます。結果、血圧が上がることにつながります。
確定申告の作業は、煩雑で正確性を求められ、期限もあるため、プレッシャーやストレスが心身ともにかかります。
人間はストレスがかかると、生命の危機を感じて、体を自動的に調整する自律神経の機能により、血管を縮める反応を起こします。
その結果、高血圧を引き起こすこともあります。
確定申告の作業は、時間を忘れてを集中しておこないがちです。
休憩時間が減ることで、お茶や水などの飲料をとる機会が減ります。
そのことで、体の水分が減って、血液の濃度が上がり、血流が悪くなることを引き起こします。
座って作業する姿勢は、猫背や巻き肩など、不良な姿勢になりがちです。
そうすると、胸の開きが制限されて、呼吸が浅くなります。
呼吸が浅くなると、体を活動させるための血液の中の酸素の不足してきます。
そうすると、心臓が心拍数を上げて、より多くの血液を流して酸素を送ろうとします。
その結果、血圧が上がっていきます。
確定申告のためのデスクワーク中に、血圧が上がるのを防ぐためには、作業中に休憩の機会を増やすことが必要です。
具体的には、1日に4時間以上、デスクワークをおこなう場合は、
・連続で作業する時間は1時間をこえない
・作業の途中に1~2回の休憩を取る
・休憩時間は10~15分
を目安にしてください。
人間の集中力は、40分程度だと言われています。
休憩をはさむことで、脳や体をリフレッシュさせて、血圧を上げることを防ぎつつ、作業効率を上げることができます。
休憩中におこなってほしいことを以下で紹介していきます。
休憩時間は、イスからな立って、動くようにしてください。
少しでも歩くことがベストですが、スペースがなければ、その場で足踏みや、つま先立ちからかかとを落とす、といった下半身に刺激を入れる動作をおこなってください。
のどの渇きを覚えなくとも、最低、2時間に一回のペースで、200ミリリットル程度の水分を補給してください。
なるべく、温かい飲料を選択して、ゆっくり体に水分を取り入れることで血圧の上昇を防げます。
パソコン作業によって丸まった姿勢を伸ばすように、胸を開き、背中は肩甲骨を寄せることを意識して、大きく深呼吸をおこなってください。
5秒かけて息を吸って、10秒かけて息をはいてください。これを6回繰り返してください。
毎年の確定申告の時期は、無理をして短期間に集中して作業をおこなうため、体調を崩される方が少なくありません。
特に、無理することによって起こる血圧の不調に関しては、長期的に見ても、体に与える影響がおおきです。
無事に確定申告の時期を乗り切るためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも長時間の座位でのデスクワークによる体の疲労が解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に血圧やデスクワークによる体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
女性の方の睡眠の状況をお聞きしているときに、ご主人の“いびき”によって、睡眠の質を下がっている方が少なくありません。
そのため、日中、お仕事や家事などをしているときに、ボーッとしてしまい、集中力や注意力が低下してしまうとのこと。
また、ご主人のいびきによって、寝不足になる奥さんだけでなく、いびきをかいているご主人の睡眠にも問題がでてきます。
健康に保つのに最もだいじなことは、体を回復させる睡眠にかかっています。
そこで今回は、睡眠時にいびきをかく理由とリスク、その対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、いびきによってご夫婦の健康を損なうことを防げます。
すやすやと静かに寝ている状態は、起きているときと同じように、鼻や口から空気が肺へスムーズに入っていきます。
一方、いびきをかいている状態は、のどがせばまるなどして、肺へ入っていく空気の流れに抵抗が生じて振動し、いびきという音が生まれます。
睡眠時にのどがせばまる理由としては、
・重力で舌の根もとがのどに下がる
・肥満のためのどの内側に脂肪がついている
・下あごが小さいもしくは引っ込む
・扁桃腺の肥大や鼻炎
などがあげられます。
また、いびきをかきやすい人の傾向は、
・肥満の方
・口で呼吸をする方
・扁桃腺の肥大のある方
・疲れやストレスがたまっている方
・夕食や寝る前にお酒を飲む方
・鼻がつまっている方
・下のあごが小さい方
があげられます。
いびきをかきながら睡眠することは、何とか呼吸をしながらおこなっている状態です。
この状態が続くと、体に害を及ぼします。
いびきの状態の中でも、大きないびきの後、いったん、いびきが止まり、しばらく後にまた大きないびきをかき始める状態は、特に危険です。
いったん、いびきの音が止まっている間は、のどが閉じて、“無呼吸”になっています。
ひどい人では、1〜2分もの間、無呼吸が続く場合があります。
また、一晩に300〜400回の呼吸を繰り返す方もいるとも。
このようにいびきをかきながらの睡眠で、1時間の睡眠にあたり、10秒以上の無呼吸の状態が5回以上あり、日中に異常な眠気など症状がでる場合は、「睡眠時無呼吸症候群」と診断されます。
睡眠時無呼吸症候群は圧倒的に男性が多いのですが、更年期を過ぎると、ほとんど男女差はなくなります。
国内の患者数は200万人程度がいると推測されています。
睡眠時に無呼吸が続くと、脳が異常を察知して、無意識に脳が覚醒モードに変化します。
そうすると、睡眠中、緩んだのど周りの筋肉の活動が始まりのどが開き、呼吸が再開します。
呼吸が再開してしばらくすると、また脳が睡眠モードに入り、のどが緩みふさぎやすくなり、再び睡眠中に無呼吸になりやすくなります。
このように、一晩のうちに、脳が覚醒モードと睡眠モードが繰り返されると、睡眠時間をとっていても、寝ていないと同じ状態です。
しかし、無呼吸によって、一晩に何度も脳が覚醒モードになっていますが、本人に自覚がないため、起床時は、睡眠を十分に取ったと勘違いしがちです。
そのことに気づかず、運転中や会議中など、突然の強烈な眠気に抵抗できずに、重大な事故を起こしてしまう可能性があります。
そのほかに、睡眠中の無呼吸によって、体に酸素がはいっていない状態が続くと、腎臓や脳への影響が大きく、心筋梗塞や脳卒中を発症するリスクが高まります。
また、高血圧や糖尿病などの生活習慣病になりやすくなるとの報告もされています。
パートナーの方が、睡眠中のいびきをかく状態が続くようなら一度、専門医にかかられることをおすすめします。
睡眠時無呼吸症候群の認定医のリストは、以下のサイトで分かりますので参考にしていただければ幸いです。
https://jadsm.jp/ippan/ninteii_shidoui.html
また家でできるいびきへの対策を以下で紹介していきます。
横向きで寝ただけで、いびきをかく方の約80パーセントが、いびきをかく時間帯が半減したという研究報告があります。
いびきの原因となる、舌の根もとが重力によってのどに落ち込むのを、横向きに寝ることで防げるからです。
下向きで寝ても、それは可能ですが、胸を圧迫するので、呼吸が苦しくなる傾向にあります。
ですので、睡眠時の体勢は、横向きで寝ることをおすすめします。
横向きの状態で寝ることをキープするためには、枕の質が重要です。
枕が低かったり、柔らかかったりすると、横向いでは寝苦しいため、上向きで寝てしまいます。
それを防ぐためには、
・横向きで寝た際に頭から背中まで真っすぐな姿勢が保てる高さの枕にする
・5キログラムはあるとされる頭の重さが沈み込みすぎないように、高反発の硬めの枕にする
・体の右側を下にした状態で、抱き枕を両足にはさんだ状態で寝る
といった工夫をおすすめします。
飲酒をして寝ると、のどの筋肉が緩みやすくなります。
また、寝ている間に、アルコールを分解するための酸素が必要となり、呼吸が激しくなります。
夕食や寝る前に飲酒を控えめにすることで、いびきが軽減する可能性があります。
マウスピースをすることで、上のあごより、下のあごが突き出て、空気が通るのどの気道が確保されます。
市販もされていますが、専門の医療機関で保険適応で作製してもらえます。
いびき専用の鼻テープ・口テープをすることで、鼻呼吸を誘導したり、鼻の空気の通り道を広げることで、いびきを抑制する可能性があります。
パートナーの方が、いびきをかいて睡眠をされている状態が続く場合は、一度、その状態を伝え、対策を話し合われることをお勧めします。
そのことによって、お互いの健康の向上につながります。
そのためのきっかけとして、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
また、パートナーのいびきによって睡眠の不足で、体調の不調を感じるようでしたら、お近くの治療院にかかられて体を整えることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に睡眠への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
先日、お体のメンテナンスを定期的にされる60歳代の女性の方が来院されました。
最近のお体の状態をお聞きすると、脇腹の筋肉がよくつるようになったそうです。
玄関に座って靴をはこうと前屈みになったときに、脇腹の筋肉をつったのがきっかけで、寝返りとうったり、車の助手席に乗っていてもつってしまうとのこと。
脇腹の筋肉が硬いせいかと思い、セルフケアとして側屈の体操で脇腹を伸ばそうとすると、かえって脇腹がつりそうになったとのことでした。
ふくらはぎの筋肉がつるこむら返しと違い、脇腹の筋肉をつってしまうと、おさめるのがなかなか難しいです。
そこで今回は、体を前に倒したり、ねじることで、脇腹の筋肉がつってしまう理由とそれを予防するための方法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、日常の動作の中で脇腹の筋肉がつってしまうことを軽減できます。
脇腹は3つの筋肉で構成されています。
3つの筋肉は、ろっ骨・骨盤・おなか・背中と、広範囲につながっています。
脇腹の筋肉の働きは、
・内臓の保護と支持
・肺から息をはきだす際の補助
・排便、排尿、分べんなど、力むときに腹圧をあげる
・体幹の前屈、側屈、回旋、固定
・物を持ち上げるときに腰や骨盤を支える
など多岐にわたります。体を前屈をさせるのは、脇腹の筋肉が主要な働きをしますが、関節としては、腰の骨と股関節が関わってきます。
体を前に倒したり後ろに反ったりする動作は、
「腰椎骨盤リズム」
と呼ばれる腰の骨と股関節が同時に連動しておこなわれます。
腰の骨と股関節の連動がうまくいっていないと、脇腹の筋肉に負荷がかかります。
その結果、脇腹の筋肉がつりやすくなります。
つまり、腰の骨と股関節の動いをケアすることが、脇腹の筋肉をつることへの予防につながります。
脇腹の筋肉に負担を減らすために、以下で腰の骨と股関節の連動を整える方法を紹介させてただきます。
床に手とひざをつけて四つんばいの体制をとります。
息をはきながら、おなかを緩めて、ゆっくりと背中を丸めます。
四つんばいの姿勢に戻します。 息を吸いながら、背中を反らしてます。
これを3回、繰り返してください。
片方の足をひざを90度に曲げて前に出し、両手を前に出したひざの上にのせます。
もう一方の足を後ろに伸ばして床にひざをつけます。
前に出した足のひざをゆっくり曲げて、重心を前にかけます。
後ろに伸ばした股関節の前面が伸びるのを感じたらOKです。
ゆっくりと元の状態に戻します。反対側も同様におこないます。
これをこれを3回、繰り返してください。
両足を伸ばして床に座り、台の上に両足をのせ、足首は90度に曲げます。
体を前屈をして、10秒間、キープします。
太ももの裏からひざ裏が伸びるのを感じたらOKです。
これを3回、繰り返してください。
脇腹の筋肉は、いろいろな機能を担っているために、痛めてしまうと日常生活に支障が出ます。
それを予防するための方法を、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも脇の筋肉がつりやすいようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に筋肉がつることへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
道端の草も、青々とし始めて、春が到来しつつあるのを感じます。
冬から春に季節が移る時期は、寒暖差や気圧差が激しい時期でもあります。
そういった季節は、外部の環境の変化に、体をついていけず、疲労を感じやすくなります。
今年は特に、雨が多く、日中と夜の寒暖差が激しいため、当院の患者様も、ふらつきやだるさなどを訴えられる方が増えております。
そこで今回は、冬から春の季節の変わり目で、体に不調が起こりやすい理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、季節が変化しても体が順応しやすくなります。
冬から春にかけて、外部の環境がいろいろと変化していきます。それによっておこる体への影響を以下で紹介していきます。
春になると、花粉や黄砂が飛び始めます。
また、動植物が冬眠から目覚め活動し始めるように、ウィルスや細菌も活動が促進します。
春になるとこれらが盛んに体へ侵入するため、それを阻止する免疫が体の各所で戦いを始めます。
そのため、体のあちこちで炎症を起こしやすくなり、体に不調を引き起こしやすくなります。
冬から春の季節は、日中は暖かく、日没後はグッと気温が下がります。
また、菜種梅雨という言葉があるように、雨の日が多くなり、気圧の変化が激しくなります。
体にとって、寒暖差は体温の調整、気圧差は酸素量の調整をするため、他の季節よりエネルギーが必要となり、疲労を引き起こしやすくなります。
人間の体は、太陽に照らされると活動モードとなり、春先は、冬に比べて、日の出・日の入りの時間が変化して、日照時間が長くなります。
それに合わせて、体の機能をオンオフに切り替える時間、つまり体内時計を調整する必要があります。
春先は、気温や天候の変化も激しいこともあり、体内時計の調整が難しくなります。
そのため、体内時計に狂いが生じ、睡眠の質の低下を招き、体に不調を呼び込みます。
体の機能の調整は、自律神経でおこなわれます。
自律神経とは、意識をせずに自動的に体を調整してくれる神経です。
この自律神経は、体を活動モードにさせる交感神経と、回復やリラックスモードにしてくれる副交感神経に分かれます。
この二つの神経が、バランスよく働くことで、体は正常に機能します。
自律神経にアプローチすることで、冬から春の季節の変わり目でも、健康を維持できます。その方法を以下で紹介していきます。
皮ふに直接、タオルや手で、全身をゆっくりを優しくタッチして、5分間、さすってください。
皮ふに直接、刺激を加えることで、自律神経の調整され、血流の向上や体温の上昇、細胞がエネルギーを作る機能が促進などの効果がでます。
湯船につかって皮ふをさすると、より効果が高まります。
息を吸い込むときは交感神経が働きが促進し、息をはくときは副交感神経の機能が促進されます。
このように、呼吸と自律神経は、深い関係性があります。
自律神経を整えるための深呼吸のコツは、まず息をはく方に重点を置いてください。
それも深々とため息をつくように、息をゆっくりはき切ってください。
そうすると、息を吸い込みやすくなり、二つの自律神経の調整がうまくいきます。
活動モードの交感神経と回復モード副交感神経の切り替えが、しっかり必要な時間帯は睡眠です。
睡眠時は、回復モードの副交感神経が優位な状態にする必要があります。
就寝するときに、その切り替えをスムーズにおこなうには、湯船につかって体温をいったんあげる必要があります。
お風呂を出て、上がった体温が1時間ほどかけて、ゆっくり下がってくると、体が睡眠モードに切り替わってきます。
その結果、自律神経の切り替えにメリハリが出て、睡眠のしつも上がり、体調が整いやすくなります。
湯船の温度は、39度〜41度で、10分を目安に使ってください。
春が来ると、植物も芽吹き、日中も明るくなるので、新しいことが始まりそうでワクワクします。
それと同時に、冬との切り替わりで、体を合わせるのにエネルギーを使う時期でもあります。
そんな春先に、スムーズに順応できるように、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも春先になんとなく体に不調をお覚えるようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に自律神経の調整に関するブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広