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生活習慣 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 62の記事一覧

先日、50歳男性の方が、腰痛を訴えて来院されました。
きっかけをお聞きすると、肩の手術のために3週間ほど入院をしてからとのこと。
入院時はそれほど感じていなかったが、退院して家に帰ってから、何もしてなくても腰に痛みを感じるようになったそうです。
肩は手術したばかりなので、徐々にしか動かないのはわかっているが、あと1週間で職場復帰するので、腰までしんどいのは仕事がちゃんとできるか不安だということです。
この方のように、入院中はそれほど感じなかったが、退院後、自宅で過ごしていると、特に思い当たる理由もなく腰に痛みが発生する方が少なくありません。
そこで今回は、長期入院後、自宅に帰ってから腰の痛みが発生する理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、退院後に腰の痛みによって仕事ができるかどうかの不安を解消できます。

入院後、特に思い当たる理由もなく腰痛が発生する理由は、以下のことが考えられます。
入院中は、まだまだコロナの影響もあって、動けるスペースが制限されることもあって、活動量が減り、1日のほとんどをベッドの上で過ごします。
研究によると、寝たきりで筋力の使用量が低下した場合、1日で約3〜5%、1週間で約20%の筋肉が減少すると報告されています。
寝たきりでないにしても、入院による活動量の低下により筋力の低下は避けられないところです。
退院後は、入院時よりは、活動量が増えます。腰は、 上半身の重さを支えたり、立ち上がる・歩く・物を持ち上げるなどの動きの中心でありるため、体の中で最も負荷がかかりやすい部分です。
つまり、入院による腰を支える筋力の低下が、日常生活動作による腰への負荷に対応できないため、退院後に腰痛が発生しやすくなります。
入院により活動が低下すると、関節が十分に動かされない状態が続きます。
そうすると、関節周囲の組織が硬くなり、関節の動きが制限されます。
退院後、関節の動きが悪くなっている状態で活動量が増えると、ぎこちない動作となり、それにより、特に腰の関節に不自然な負荷がかかります。
これが腰の痛みが生じることにつながります。
入院により、長時間の安静状態でいると、1週間もすると、血管の弾力が低下し固くなっていきます。
これは、活動の低下により、血管の細胞に刺激が入らず、血管の古い細胞が新しい細胞に入れ替わるスピードが落ちるからです。
血管の弾力が落ちると、血液を体に送り出す力が低下して、特に下半身や腰の血行が悪くなります。
そうすると、退院後に活動を再開したことによって、必要な酸素や栄養素といったエネルギーが、血液を通して腰周辺の組織への供給が滞りやすくなります。
これにより、腰周辺の組織がエネルギーが不足を起こして、腰痛を引き起こすことがあります。
入院による長期間の活動制限により、脳から痛みを抑える神経の機能が低下することがあります。
この機能が低下すると、今まではそれほど感じなかったちょっとした痛みの信号を強く感じます。
入院中の活動低下により、この抑制する機能が弱まり、退院後に活動が増え腰に負荷をかけることで、腰の痛みを感じやすくなります。

入院中は活動量が減るため、腰周辺のの機能が低下して、腰痛が引き起こされます。
ですので腰痛の要因となっている低下した腰周辺の機能を回復させる方法を、以下で紹介させていただきます。

徐々に運動を再開することで、筋力は回復できます。
その方法として、 無理のない範囲でウォーキングから始めることをおすすめします。
最初は15分程度から始め、徐々に時間を延ばしていってください。
その際にが、ヒモ靴のウォーキングシューズで、足元に力が入りやすい状態でおこなってください。
腰を中心に、以下のような軽いストレッチをおこなって、関節に刺激を入れて、柔軟性を向上させることをおすすめします。

上向きで寝て、両ひざを曲げます。そのままひざを横に倒し、その状態で10秒間、キープしてください。
反対側も同じようにおこなってください。これを3回ずつ繰り返してください。

上向きで寝て、両ひざを両手で抱えます。
腰の筋肉が伸びるのを感じたら、シーソーのように体を上下に。10秒間、揺らします。
これを3回、繰り返してください。

四つんばいの状態になり、ひざは股関節の真下に置きます。
両手を前方に伸ばしながら、お尻の位置を動かさずに、胸を床へ近づけ、おでこを床につけます。
胸やおなかが伸びるのを感じたら、その状態で10秒間、キープしてください。
これを3回、繰り返してください。

39〜41度に設定した湯船にゆっくりつかったり、ホットパックを腰やおなかにあて、外部から温熱を体に入れてください。
そうすることで、筋肉や血管が緩み、血流が向上します。
また温熱が体に入ることで、血管の細胞の活動が活発となり、血管の弾力性が促されます。

痛みを抑える機能の脳は、大量の酸素を必要とします。脳に酸素を十分に供給することで、痛みの調整する機能が正常に働きます。
ですので、脳に酸素を取り込むため、意識的に深呼吸をおこなうことが有効です。
その方法ですが、4秒間かけて鼻から息をゆっくりと吸い込みます。
息を吸い込む際、おなかがふくらむように意識してください。
その後、6秒間かけて口からゆっくりと息をはき出します。
息をはき出す際、おなかがゆっくりと凹むように意識してください。
これを10回、繰り返してください。
吸うときには「息を吸っている」、息をはくときには「息をはいている」ということに意識を集中すると、より効果が高くなります。

筋力だけを見ても、入院で1日安静にしていると回復に1週間、1週間安静にしていると回復に1か月を要すると言われています。
こういたことを見ても、退院後にいきなりフルで活動することは難しいものです。
特に、体の動きの中心になる腰への負荷が耐えられないために、今回のような症状が起こりがちです。
入院で低下した腰周辺の機能を回復させるには少し時間がかかることを前提に、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも退院後に発生した腰の痛みがなかなか回復しないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、腰痛への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

初夏に入り、植物がみずみずしく茂りだし、気持ちがよい季節になってきました。
それと同時に、自宅の周辺や庭に雑草も、勢いよくのびだす時期でもあります。
この時期から、雑草の繁殖力が強くなり、瞬く間に手がつけられない状態になるので、こまめに草抜きをしておく必要があります。
そのために、草抜きを頑張られる方が多くなるのですが、体にとても負荷がかかる作業のため、体に不調を訴えられる方が増えます。
特に、長時間、草抜きを、
「しゃがみ姿勢」
でおこなうと、草抜きを終えて立ちあがろうすると、ビキっと股関節に痛みが鳴るように走るといった経験をされる方が少なくありません。
そこで今回は、しゃがみ姿勢で草抜き後、立ちあがろうとした際、股関節に痛みが走る理由とその予防法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、これから続く草抜きシーズン中に、股関節の痛みで不安をを覚えるとを解消できます。

長時間、草抜きをするために、しゃがみ姿勢を続けた結果、立ち上がる際、股関節に鋭い痛みが生じる理由を以下で紹介させていただきます。
しゃがみ姿勢は、股関節は曲げることができる角度の限界の姿勢であり、股関節の表面にあり、クッション役割をする軟骨の一番薄い部分に圧力がかかりやすい姿勢でもあります。
また、しゃがみ姿勢は、体重の3〜8倍の圧力が股関節にかかるとされています。
つまり、しゃがみ姿勢をすることは、股関節を形成している骨に最も負荷をかけている状態です。
その状態を草抜きのために、長時間、続けることで、股関節に炎症が起こりやすくなります。
股関節を曲げて、しゃがみ姿勢と維持するためには、背骨と骨盤と太ももをつなぐ大きな筋肉が収縮する必要があります。
長時間、草抜きのための、この大きな筋肉を収縮させ続けることで、短く固まり、股関節を伸ばしにくくなります。
以上のように、しゃがみ姿勢は、股関節を形成している骨とその周辺の筋肉に負荷がかかる姿勢です。
しゃがみ姿勢から立ちあがろうとする際には、股関節に体重の10倍の圧力がかかるとされます。
それだけの負荷を、長時間、草抜きをすることで機能が低下している股関節を形成している骨や周辺の筋肉が対応できず、立ち上がる際に痛みが発生しやすくなるのです。

長時間、草抜きをした後に立ちあがろうとしたら、股関節に痛みが発生するのを防ぐには、以下のようなことをおすすめします。
ちょっとだけ草抜きをしようと始めると、あっという間に1、2時間やってしまっていたという方が少なくありません。
股関節に一番負荷がかからない角度は、50度とされていますので、それに近い状態で草抜きをおこなうことで、股関節への負荷が軽減されます。
そのためには、ある程度高さのあるイスに座りながら、草抜きをおこなっていただくことをおすすめします。
ご自宅にある低いイスを使用したり、ホームセンターで買い求めてください。
草取りイスの販売サイトのリンクを貼っておきますので、参考にしていただければ幸いです。
姿勢や道具を使って、正しい姿勢でいても、長時間になると、体に負荷がかかっていくことは避けられません。
ですので、草抜きをするために座って15分たったら、いったん、立ち上がってください。
草抜きをする姿勢を、こまめに解除することで、股関節に集中的に負荷がかかるのを防止して、痛みが発生しにくくなります。
お尻は体の中でもとても重たい筋肉ですので、しゃがみ姿勢からまっすく立ち上がると、股関節に負荷がかかります。
まずは、手を地面について、四つんばいになって、お尻を上げます。

その後、ついた手をひざに当てて、ゆっくりと体を起こしてください。

この方法の立ち方が、最も股関節に負荷がかからない立ち方です。
草取りをする前、途中で休憩時間、終えた後にストレッチをすることで、股関節やその周辺の筋肉へのダメージを軽減できます。
足を前後に開いて、後ろの足に重心をのせてたってください。
このときに、バランスがとりにくいようでしたら、壁などに手をついて体を支えてください。

前に出した足に重心を移動しながら、前に出した足のひざを曲げてください。
後ろに引いた足の股関節の前面が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

これが終了したら、足を前後交代して、同じようにおこなってください。
これを交互に3回、繰り返しておこなってください。
足を肩幅ほどに左右に開いて、体を前に倒してひざに手を当ててください。

片方の足にひざを曲げながら重心を移動させて、反対側の足はひざを伸ばしながら足首を90度に曲げてください。
伸ばした足のひざの裏が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

これが終了したら、足を交代して、同じようにおこなってください。
これを交互に3回、繰り返しておこなってください。
イスに座って、左の足を右の太ももの上に乗せてます。
そのまま、右肘を左のひざの内側に当て、左手はイスの端を持って体を支えます。

組んだ足を左側に倒すと同時に、上半身を右にねじり、右のお尻が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

これが終了したら、足を交代して、同じようにおこなってください。
これを交互に3回、繰り返しておこなってください。

草抜きをすると、目に見えてきれいになるので、達成感がある反面、体への負荷がとても大きい作業です。
冬が来るまでは、続く作業でもありますので、それまでお体を痛めないためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも長時間、草抜きをした後に立ちあがろうとしたら股関節に痛みが発生するお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、植物への作業で発生する体へ不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

運動会といえば、秋というのは今や昔の話で、小学校・中学校の運動会が何月に開催月の統計によると、
・5月:37%
・6月:14%
・9月:17%
・10月:31%
と5月の開催が最も多いと報告されています。
当院でも、5月に入ると、運動会のお話をよくお聞きします。
その中で、運動会を見にいかれるお母さん方から、保護者用のテントがなくなったとか、日傘を刺すことが禁止になったなど、直射日光を浴びながら運動会を見学することになったとのお話もお聞きします。
5月は気温が急激に上がる日もあり、体もまだ暑さに慣れていない季節です。お子さんたちは、運動会の練習である程度、暑さに慣れる期間があります。
しかし、運動会を見学にいかれる保護者の方は、暑さに免疫がない方が少なくありません。
そんな状態で、長時間、太陽光の下で運動会を見学すると、体調を崩してしまう可能性が高まります。
そこで今回は、直射日光を浴び気温が高い外の環境が体に与えるリスクとその対処法について紹介させていただきます、
このブログを読んでいただくことで、お子さんの運動会を見学中や帰宅後も体調をキープできます。

運動会でお子さんたちを見学する際、直射日光と高温環境が体に与える影響について、以下で紹介させていただきます。
気温が高いときに、長時間、外で過ごすと、その影響で体温が上昇しやすくなります。
上昇した体の熱をうまく放散できず、体温が37.5度以上になると、熱中症を引き起こすリスクが高まります。
熱中症とは、体温の過度な上昇により、
・立ちくらみ
・筋肉のケイレン
・脱力感体
・呼びかけに反応が鈍くなる
・フラフラとしか歩けない
・唇のしびれ
・呼吸や脈が速くなる
・頭痛
・脱水症
・意識の喪失
など、重篤な場合は生命の危険や後遺症を引き起こす場合があります。
直射日光に、長時間、さらされると、太陽光の成分である紫外線により、細胞の遺伝子やタンパク質にダメージがでます。
特に、紫外線があたりやすい皮ふは、そのダメージから、日焼けをおこし、痛みや水ぶくれなどが発症します。
また、目も紫外線が入ることで、目の組織を傷つけて炎症が起こり、痛みが発症する場合があります。
それ以外にも、目から入った紫外線は、脳にストレスを与えて、自律神経が乱れて、「紫外線疲労」と呼ばれる全身の疲労感を引き起こす場合があります。

近年、5月で真夏日になり気温が30度以上になる日もあります。
また、年間で紫外線量も増加する時期は、5月〜8月と統計で報告されています。
そういった時期に、運動会を見学する際には、以下のような対策を心がけてください。
服の素材としては、綿は通気性が良く、汗を吸収して放出します。
また、ポリエステルが混ざることで、紫外線の防止効果が高まり、汗の乾きも早くなります。
そして、通気性を確保するためには、服が肌に密着しない、ゆったりとしたデザインの服をおすすめします。
服の色は、白に近い明るい色は、太陽光を反射して、熱の吸収を防ぎます。
紫外線を防ぐには、黒やネイビーなど、濃い色が有効ですが、太陽光も吸収しやすくくなります。
ですので、白や淡い色で、紫外線をカットする加工が施されている服を選ぶものを選ぶことをおすすめします。
外にいることで、太陽光の成分である紫外線によって起こる日焼けを防止するためのアイテムをうまく活用することをおすすめします。
帽子は、全周にツバがあるハットタイプのものがより効果的です。
タオルやスカーフ、手袋をすることで、外部に露出しやすい皮ふの部分が、直接、太陽光にあたることから守ることができます。
サングラスは、紫外線を目に入るのを侵入を軽減できます。
日焼け止めのクリームは、2時間から3時間おきにこまめに塗ってください。
皮膚が敏感な方は、なるべく刺激が少ない日焼け止めクリームを選んでください。
ご自身の肌質に合うものがわからない場合は、皮膚科の病院などで医師にご相談ください。
アイスパックを首や脇の下に当てることで、血液を冷やして、体温を下げる効果があります。
体温の上昇は、体の水分を焼死しますので、こまめに水分を摂取してください。
糖分の高いジュースやスポーツドリンクは、飲みずぎると、かえって脱水状態を租促進する場合があります。
ノンカフェインの水や麦茶など、また、OS1などの経口補水飲料を飲むことで、効果的に脱水を防ぐことができます。
学校によっては運動会の際に、保護者用のテントがなかったり、日傘をさすのが禁止されている場合があります。
ですので、運動会でお子さんの出番がない時間帯は、学校に植えられている木下の木陰に入り、直射日光を避けるようにしてくださいしましょう。
運動会を見学する前日は、十分に睡眠をとってください。
また、前日に水分も十分にとって、筋肉に水分を取り込んでください。
体調を十分に整えておくことで、外で厳しい環境に体が対応しやすくなります。

運動会は、お子さんたちの成長を感じられる大切なイベントです。
そんなイベントでも、まずは、保護者の方々自身の健康を第一に考えていただいて、適切な対策して、安全に楽しんでいただくことをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
お子さんの運動会に見学するためにお体を整えたい、または、運動会を見学した後に体の疲れが取れないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、暑さへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

夜、就寝すると金縛りをたびたび体験するので、何か霊的なものがご自身や寝室についているのではと、不安か感じるというお話をお聞きすることがあります。
確かに、心霊現象という面もあるかもしれません。
しかし、一方で、金縛りは医療用語で、「睡眠マヒ」と呼ばれる現象とされ、科学的に説明できるものでもあります。
金縛りがたびたび起こると、寝起きのスッキリ感が損なわれて、気持ちの不安感も発生して、日常生活に支障が出ます。
そこで今回は、金縛りの発生のメカニズムや発生を予防するための方法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、金縛りの発生を防ぐことで、不安の解消や睡眠の質が上がります。

金縛りは、
・体が動かない
・声が出ない
・恐怖感
・体に何かがのっている感覚
・人や物の気配がする
・幻覚や幻聴
・誰かに触られている感覚 などの症状がみられます。

金縛りのほとんどが睡眠中に起きるかと思われます。
睡眠のメカニズムは、金縛りと密接な関係があります。
人間は、眠っているときは、「レム睡眠」「ノンレム睡眠」 と呼ばれる2つの周期が、交互に脳や体で起こっています。
それぞれの睡眠について、以下で紹介させていただきます。
寝始めると、まずはノンレム睡眠から始まります。
眠り始めてから最初の数時間はノンレム睡眠が多いです。
ノンレム睡眠の役割としては、体がしっかりと休む時間です。
筋肉もリラックスして、ホルモンの分泌が増えて、体の回復や修復がされます。
また、脳も休み、それによって脳を使うためのエネルギーが回復します。
体と脳が休み、深い眠りになるため、ノンレム睡眠の時間帯は、夢をあまり見ない時間帯でもあります。
朝方に近づくにつれて、レム睡眠の時間帯が増えます。
一晩に、4〜5回ほど繰り返します。
レム睡眠の時間帯は、脳が活発に働いて、日中に起きたことや記憶を整理します。
脳が活発に活動しているため、眠りが浅くなります。
また、それによって、レム睡眠の時間帯は、夢を見やすくなります。
一方、レム睡眠の時間帯の体の筋肉は、一時的にマヒしたように緩み体が動かない状態になる。
これは、夢の中で起こったことに反応して、体が動かないようにするための仕組みです。
体は動きませんが、レム睡眠中は、目だけはキョロキョロと動きます。
ノンレム睡眠は、体がしっかり休まることで、成長したり、疲れからの回復を促します。
レム睡眠は、脳が情報を整理することで、記憶をしっかりと定着させます。

違った役割のあるノンレム睡眠とレム睡眠ですが、入眠後、90分おきに、交互に入れ替わります。
その順番ですが、
・入眠後、最初はノンレム睡眠となり、深い眠りで体を休めます。
・次にレム睡眠に移行して、浅い眠りで脳が活動し、夢を見ます。
・そして、またのノンレム睡眠に移行するといったように交互にあらわれ、 一晩の間にノンレム睡眠とレム睡眠が何度も交互に現れます。
ノンレム睡眠とレム睡眠が、スムーズに交互におこなわれることで、体も脳も回復して、翌日も元気に過ごすことができます。

日常生活の習慣や環境から、夜、寝たときに金縛りが起こりやすくなります。
その条件とは、
・ 1時間以上の長い仮眠をとっている
・夜、寝る時間が23時以降である
・疲れている
・生活が不規則である
・ストレスや不安が続いている
・寝るときに、上向きで寝る習慣がある
といったことです。

金縛りが起こりやすい条件がそろうことで、ノンレム睡眠の時間が短くなり、レム睡眠に早く入ります。
つまり、深い睡眠ができず、すぐに浅い睡眠に移行し、目を覚ましやすい睡眠の状態です。
浅い眠りで夢をよく見るレム睡眠の特性は、「夢を見たときに、夢に合わせて体を動かさないように、一時的に体の筋肉がゆるみ、マヒして動けないようにしている状態」をです。
この状態で、目を覚ますと、脳は起きたが体が動かないという、いわゆる、「金縛り」の状態が発生します。

金縛りになりやすい条件が、なぜ、ノンレム睡眠の時間を短くするのかを以下で紹介していきます。
日中に長い仮眠を取ることで、夜、入眠する際に、最初に起こる深い眠りとなるノンレム睡眠が、日中ですでにおこなわれています。
そのため、夜に寝始めたときに、ノンレム睡眠の時間帯が短くなり、浅い睡眠状態となるレム睡眠へすぐに移行しやすくなります。
人間は、体を動かしたり休めたりする時間帯を自動的に調整する、「体内時計」が備わっています。
体内時計で設定されている時間帯より遅く寝ることで、体は回復のための睡眠に急いで移行しようとします。
その結果、深いノンレム睡眠を飛ばして、より体を休めるレム睡眠への移行が早まります。
これによって、ノンレム睡眠の時間帯が少なくなり、レム睡眠に早く移行します。
適度な疲労は、深い睡眠を促します。
しかし、極度の疲労は、体の緊張がとれず、覚醒状態が続き、スムーズにノンレム睡眠に入れなくなります。
その結果、体が十分に休まる前に、レム睡眠の時間帯に入ってしまいます。
毎日、異なる時間に、寝たり起きたりすると、体の体内時計のリズムが乱れます。
これにより、体がノンレム睡眠とレム睡眠に入る時間帯を調整するバランスが崩れ、深い眠りのノンレム睡眠が短くなる場合があります。
ストレスや不安があると、ストレスに対応するためのホルモンの分泌が増えます。
ストレスに対応するためのホルモンは、血糖値や血圧をあげて、エネルギーを生産して体が覚醒しやすい性質があります。
そのため、このホルモンの分泌が多くなると、眠りの質を低下させて、深いとなるノンレム睡眠に入るのを難しくします。
寝るために寝具に横たわったときに、上向きで寝ると、重力の影響で、舌がのどに落ちて、気道が狭くなり、その結果、呼吸が浅くなります。
そうすると、体は生命の危機を感じて、呼吸をより多くとるために、体が覚醒モードとなる。
そうなることで、深い眠りをすることを妨げ、ノンレム睡眠の時間帯が短くなります。
上記のような条件が発生することで、睡眠のリズムが、深いノンレム睡眠が短くなり、レム睡眠に早く入ります。
レム睡眠中は、脳の活動が活発になり、体の筋肉は動かないようにリラックスしています。
この状態で急に目覚めることで、脳は起きているのに体が動かない、「金縛り」 の状態が発生しやすくなります。

生活習慣や環境によって、金縛りは起こりやすくなります。
しかし、一方で、睡眠や精神に関する病気によっても起こる場合があります。
金縛りが起こりやすい病気として、以下のようなものがあります。
ナルコレプシーは、過度の眠気と突然の眠りに襲われる病気です。
この病気は、レム睡眠が異常に早く現れることが特徴で、これにより、金縛りが頻繁に発生する場合があります。
詳しくは、以下のNPO法人ナルコレプシー協会のサイトをご参考にしてください。https://narukokai.or.jp/about_nalco.html
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が繰り返し止まってしまう病気です。
呼吸が苦しくなることで、レム睡眠中に目が覚めやすくなり、金縛りを引き起こす症状がでます。
詳しくは、以下の一般法人日本呼吸器学会のサイトをご参考にしてください。https://www.jrs.or.jp/citizen/disease/i/i-05.html
うつ病や不安障害などにより、睡眠の質に影響が出ることで、睡眠サイクルを乱れ、金縛りの症状が引き起こす場合があります。
慢性疲労症候群は、極度の疲労感が続く病気です。
これにより、ノンレム睡眠が短くなり、レム睡眠の時間帯が増えることで、金縛りが起こる場合があります。
金縛りがあまりにも頻繁に発生し、日常生活に支障をきたしている場合は、一度、医師に相談し、適切な診断と治療を受けることをおすすめします。

金縛りによって睡眠の質を下げないためにも、その方法を以下で紹介させていただきます。
昼寝をする場合は、15~30分程度の短時間にとどめることをおすすめします。
また、昼寝をする時間帯を、午後の早い時間にして、夕方以降に仮眠をとることを避けるようにしてください。
毎晩、同じ時間に寝る習慣をつけることで、体内時計を整えてください。
就寝する時間は、理想としては、22時~23時の間までに設定するのがベストです。
それによって、金縛りの発生を予防する可能性が高まります。
睡眠に影響が出るほどの極度の疲労を防ぐために、日中に適度な休息を取るように心がけることで、体が過度に疲れないようしてください。
それによって、寝ているときに金縛りが起きるのを軽減できます。
平日だけでなく休日でも、毎日、同じ時間に寝起きして、体内時計を整えてください。
また、朝、起きたらすぐに日光を浴びてください。
それによって、体内時計がリセットされますので、体が規則正しいリズムで機能しやすくなり、入眠後に金縛りをしにくくなります。
ストレスや不安を軽減するために、運動や深呼吸、趣味などをおこなうことで、心身をリラックスやリフレッシュさせる時間帯を作ってください。
また、寝る前に、カフェインやアルコールを過度に摂取することをひかることで、眠りの質を上げ、金縛りを防ぐことができます。
寝はじめは、上向きで寝るのではなく、横向きで寝ることを試してください。
横向きで寝る際には、左側を下にして寝ると、呼吸がしやすくなります。
また、枕の高さや硬さを調整し、寝返りを打っても横に妨げるものがない状態など、睡眠の環境を改善することで、快適な睡眠が可能となり、金縛りを予防できます。

睡眠は、1日の疲れを回復させるには非常に重要な時間帯です。
実際、当院でも、睡眠の質が良い方は、施術したときの効果が伝わりやすく、回復が早い傾向があります。
科学的に解明されている金縛りの要因を知っていただいて、睡眠の質を上げていただくためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、金縛りがしばしば起こって寝ても体の疲れが取れないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、睡眠に関するブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

先日、60歳代女性の方が、腰痛で来院されました。腰が痛くなったきっかけをお聞きすると、町内会の収支報告の会合で、2時間近く、パイプイスに座ったためだそうです。
会議中に腰が痛くなり始めたのですが、周囲に町内の方もいらっしゃったので、途中で立ち上がって腰を伸ばすわけもいかず座り続けたと。
家に帰ってからも腰の痛みが続いて、今に至っているとのことでした。
このように、どうしても座り続けるシチュエーションのため、腰が痛くなっても我慢される方が少なくありません。
そこで今回は、イスに座り続けることで腰が痛くなる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、座り続けざるえないことで腰が痛くなった後に、フォローする方法がわかり、腰痛を軽減できます。

立っているときより、イスに座っている方が、腰にとって楽だと思われがちです。
しかし、実は、腰痛を発症している要因の50パーセントは、イスに座っているときの姿勢によるものだと研究報告がされています。
それは、立っているときより、座っていている方が、腰にかかる圧力が、
“1.4倍”
も増加します。
さらに、姿勢が崩れて前屈みに座っていると、
“2.2倍”
にもなります。
座ることで腰にかかる圧力が増加することで、腰の組織に以下のような負荷がかかり、腰痛が引き起こされます。

長時間、座った姿勢を維持するためには、背骨や骨盤を支える筋肉が緊張し続けるため、疲労が蓄積します。
背骨を支える筋肉の疲労がたまると、筋肉が硬くなります。
その状態で、座り姿勢を維持しようと、筋肉を収縮させても対応できず、腰に痛みが発生します。
また、長時間の座位で、背骨や骨盤周辺の筋肉の柔軟性が低下すると、瞬発的な動きが低下して、立ち上がったり歩いたりといった動きに支障がでます。

長時間、座っていると、姿勢が崩れがちです。
座っている姿勢が、「仙骨座り」と呼ばれる腰が丸まり骨盤が後ろに倒れる姿勢で座っていると、腰の背骨のクッションの役割をする椎間板にかかる圧力が増加します。

この圧力が、長時間、続くと、椎間板が変形し、椎間板ヘルニアのリスクが高まります。
椎間板ヘルニアになると、腰の神経が圧迫されて、炎症が起こり、腰に痛みが発生しやすくなります。

背骨の腰の部分は、本来、前に弓形にたわんで、腰の関節が正常に合わさります。
長時間、座っていることで、腰が丸くなる姿勢になりがちです。
そうすると、背骨の腰の部分は、弓形にたわみが減少して、腰の関節面に不均衡な圧力がかかります。
この圧力が続くと、関節面がすれて炎症を引き起こし、腰痛の原因となる。

長時間、座り続けることで、腰の組織のバランスが崩れ、体にゆがみが生じ、痛みが発生します。
それを整えることで、腰痛が軽減できますので、そのための体操を以下で紹介させていただきます。
下向きで寝て、肘を曲げて、肩の下で立て、上半身の重みが腕にかかった状態で、体を反らしてください。
ゆっくりと呼吸をしながら、この姿勢を10秒間続けてください。

これを5回、繰り返してください。
イスに座り、足を肩幅より広く開いて、太ももの上に両手を置いてください。

足首をつかんで、ゆっくりと息をはきながら、足の間に体を前に倒してください。

この状態を、10秒間、キープしてください。これを5回、繰り返してください。

イスに座ることによる腰痛を予防するなら、こまめに立ち上げることが有効なのですが、町内や学校の会合の場では、そうもいかないことが多いと思われます。
そういったときは、腰痛をひきずらないためにも、自宅に帰ってから、腰へのケアをおこなうことをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも長時間、イスにすわらざるえないことで起こった腰の痛みのお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、腰痛への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広