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春 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 4の記事一覧
今年は桜の開花が遅れたために、ちょうど小学校や中学校の入学式あたりがピークになりそうですね。
保護者の方にとって、お子さんの一生に一回の入学式に参加されるのは、楽しみなことだと思われます。
大体の学校では、入学式は、1時間ほどかけて体育館でおこなわれ、保護者の方も用意されたイスに座って、それを見られます。
保護者の方が入学式に参加するにあたって、注意していただきたいのは、春先の体育館はとても冷えるということです。
体を冷やしてしまう環境でじっとしていると、入学式後に体に不調が発症する可能性があります。
そこで今回は、入学式に参加される保護者の方に向けて、冷えた体育館にいることで体調に与える影響とその対策を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、冷えた体育館で入学式に参加後も、体調を維持できます。
雪がよく降る地域の体育館は別として、普通の体育館は暖房の設備がないところが多いかと思われます。
また、暖房があったとしても、天井が高く、鉄筋コンクリートの体育館全体を温めるのは、なかなか難しいかと思われます。
春は、まだまだ気温が低いために、体育館も寒い状態の中、入学式のために居続けることで、健康上の影響を以下で紹介していきます。
寒い環境では、体温を一定に保つために、エネルギーの消費が増えます。
そうすると、体力の消耗や疲労、不快感などを引き起こします。
寒冷な環境下では、体温が1度でも下がると、
・免疫力が30~40パーセントの低下
・エネルギーを消費する力が約10パーセントの低下
・体内の酵素のはたらきが約50パーセントの低下
など生命を維持す流ための機能が低下します。
寒い環境では、血管を収縮させて、体の表面の血流を少なくして、生命維持に必要な内臓や脳など体の深部に血液を集めます。
その結果、筋肉は血流が不足して硬くなり、肩こりや腰痛などを引き起こしやすくなります。
入学式のために、寒い体育館で座っていることで、体に不調を起こさないための対策を以下で紹介していきます。
入学式に参加する日の朝ごはんをしっかり食べてください。
そうすることで、持続的に体温を上げるためのエネルギーを蓄えることができます。
朝食のメニューは、
・エネルギーに変わりやすい糖質が含まれるごはんやパン
・良質なたんぱく質が含まれる卵や納豆、焼き魚など
・ビタミン・ミネラルがとれる野菜、乳製品、果物
といった栄養をフルコースでとれるメニューが理想的です。
入学式に参加する際には、首やそでなどの服の開口部をふさいだ暖かい服装を着用するように心がけてください。
また、体が保温できる、ひざ掛けやブランケット、座布団、スリッパなどのアイテムを持参してください。
カイロを、
・背中
・腰
・おなか
・うちくるぶし
といった体の冷えやすい部分に貼ることで、体が冷えるのを抑制できます。
筋肉を動かすことで、体は熱を生み出して、体温が上がります。
入学式中にイスに座りながらできる筋肉への刺激方法としては、
・手のひら同士を合わせて指を組み、グッと握りこんで、指と指の間を刺激する
・座ったまま、細かくカカトを上げ下ろしする、いわゆる貧乏ゆすりをおこなう
・お尻にかかる重心を左右に移動させて、体を揺らす
・腕の力をぬいて両肩を持ち上げ、息をはきながら両肩をストンと下げる
のうちのどれでもいいのでおこなってみてください。
コロナ禍による規制が緩和し始めて、ようやく入学式といったイベントに保護者が参加しやすくなってきました。
そういった、めでたい行事の会場となる体育館の寒い環境で、体調をキープするために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも寒い環境にいたことによる体の不調が解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に寒さへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
春先は、朝、目が覚めて、布団の中で何気なく寝返りとうとうとしたら、ビッキっと腰に痛みがでて、不快感を訴える方が多くなります。
せっかく気持ちよく寝ていたのに、目覚めからそのような腰の痛いを感じるのは、ストレスや不安を感じます。
そこで今回は、春の朝に布団の中で寝返りをうつと腰の痛みを感じやすくなる理由とその予防するための体操について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、寝返りで起きる腰痛を解消できます。
春の寝起きの寝返りで、腰に痛みを感じやすくなる理由を以下で紹介させていただきます。
春は、日中の温度と夜の温度の差が激しくなります。
昼夜の温度の差が、7度以上の日が続くと、それに対応するために体のエネルギーを使うために、筋肉や内臓が疲れやすくなります。
寝起きは、1日の中で、体温も低下して血流も悪い状態で筋肉が硬い状態です。
朝の筋肉の状態に、春の日中の寒暖差による筋肉の疲労が加わることで、筋肉を大きくねじる寝返りによって、腰に痛みが発生します。
冬に比べて、春は寝るときは、室温がそれほど寒くないため、布団や寝まきを薄い目のものに変えます。
しかし、春先の朝方の冷え込みによって室温が低下して、体を冷やしてしまいます。
そうすると、体の血流も悪くなり筋肉も硬くなり、目が覚めたときの寝返りに腰が対応できない状態を引き起こします。
冬の寒さで活動量が減ることで、筋力が低下しがちです。
そのような状態から、気温が上がる春は、急に外での活動が増えることで、体がついていかず、筋肉の疲労が蓄積されやすくなります。
日中で疲労が蓄積された筋肉の状態で、寝返りを打つと、腰をねじる負荷に対して敏感に反応し、腰に痛みが生じやすくなる。
春の朝に目が覚めたときに、寝返りをうつと筋肉がついていかず腰痛が引き起こされます。
ですので、それを予防するために、朝、目が覚めた時にやっていただきたい体操を、以下で紹介させていただきます。
寝返りをうつときに起きる腰痛を予防する体操の基本姿勢は、上向きで、ひざを曲げて、寝た状態です。
ひざを伸ばしたまま体操をおこなうと、腰が反ってしまうので、かえって腰に痛みがでる可能性があります。
ですので、この状態をまずとってください。
上向きで寝たまま、ひざを曲げて、足幅は肩幅より広げます。
その状態のまま腰を左右に、30秒間、ゆらしてください。
上向きで寝たまま、ひざを曲げて、一方に倒してください。
その状態で、息をはいておなかをへこましてください。
反対側も同じようにおこなってください。
これを左右、3回づつおこなってください。
上向きで寝たまま、ひざを曲げてください。
息をはきながら、手のひらを天井に向けて、両腕を上げてください。
これを3回おこなってください。
春は、朝、ぎっくり腰が発症しやすい季節でもあります。
それだけ、春の寝起きは、腰の状態が危ない状態であり、寝返りによる腰の痛みは、その前兆とも考えられます。
ですので、春先の寝起きに寝返りをすることで起こる腰痛を対処するために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも寝返りによる腰の痛みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に腰痛への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
4月になると、職場は新入社員を迎え入れたり、部署移動で人が入れ替わったりします。
そうすると、それまでの職場の慣れた空気感が変わり、緊張しながらの仕事をすることになる。
職場の変化に順応しようとするために、無意識に多くのエネルギーを使い、結果、疲れを感じやすくなる時期でもあります。
これを放置していると、疲労に対して回復が追いつかなくなることで、不眠や頭痛、 めまい、食欲不振 、気持ちの落ち込み、イライラなどが発生して、仕事に支障が出ることも少なくありません。
そこで今回は、職場の環境の変化で疲れを感じやすくなる理由とその対処法について紹介させていただきます。
職場の変化に、脳が「疲労感」と「ストレス」を感じます。
「疲労感」と「ストレス」は、似たような感じがしますが、実際には反対の命令が脳から体に発信されます。
脳が疲労を感じると「休め」という命令がでます。
その反対に、職場の変化により脳がストレスを感じるとホルモンが分泌されて疲労感を抑制して、結果、「動け」という命令につながります。
これは、ちょっと疲れを感じるだけで、休んでしまったら、仕事ができなくなるので、疲労感を抑えるようにするためのメカニズムです。
つまり、仕事をする上では、適度なストレスを感じる方が、より活動しやすくなります。
しかし、脳にストレスがかかることで分泌されるホルモンは、「疲労感」を抑制するだけで、疲労そのものは回復させているわけではありません。
疲労がたまりすぎると、ストレスによる分泌されるホルモンでは誤魔化すことができなくなり、体に不調が発生し、それも突然に起こる可能性もあります。
ですので、疲労を感じた時点で、体は限界に近くなっているサインなので、回復するための行動を取ることをおすすめします。
職場の変化によって発生した疲労を解消するためには、まずは、体の司令塔である脳の疲労からとる必要があります。
脳が回復することで、体が回復するための命令が促進します。
その方法を以下で紹介させていただきます。
脳に入力できる情報量には容量があり、脳は、古い情報より新しく入ってきた情報への処理を優先させます。
この性質を利用して、頭を軽くタッピングすることによって脳に伝わる新しい情報が、脳を疲労させる職場の変化の情報を追い出せます。
その結果、脳がクリアとなり、体の疲労の回復が促されます。
頭のタッピングの方法としては、
・目を閉じて、手の5本の指を頭に当てます。
・5本の指先で、 1秒ごとに頭を軽くタッピングします。
・これを10秒ほど続けてください。
頭は23個の骨がパズルのように組み合わさってできています。
頭の骨のパズルがガチガチに組み合わさっていると、キツキツの服を着ていると体が動かしにくいように、脳も圧迫されて機能が低下します。
耳を引っ張ることで、頭の組み合わさった骨を動かして、緩めることができます。
その結果、脳への負荷が緩み、機能が回復します。
耳をを引っ張る方法は以下のようにおこなってください。
・姿勢を楽にして、視線を正面の遠くに向けます。
・中指を耳の凹みに入れて、親指は耳の後ろに添えて、日本の指で耳の付け根のあたりを軽くはさみます。
・耳を頭から3ミリほど浮かせるように、前後左右上下の方向に、1分間、優しく引っ張ります。
人が日常の活動する上で必要な情報の80パーセントは、目から入ってきます。
目が疲れると、クリアな情報が脳に入ってこないため、それを補正処理する脳に負荷がかかり、疲労させることになる。
なので、目の疲れを取ることが脳の疲労回復を助けます。
目の疲労を取る方法としては、目にホットタオルと当てることをおすすめします。
目に当てるホットタオルの温度は、40~42度が適度だと言われています。
ホットタオルは、
・ぬらしたタオルを軽く絞り、ロール状に丸めてラップで包む
・500~600Wの電子レンジで、30~60秒ほど加熱
・手で触れられるくらいまで冷ます の要領で作っていただいて、まぶたの上にホットタオルを5分ほどのせて温めてください。
温めることで、目の血流が促進されて、目の疲労の回復が促されて、結果的に、脳への負荷が減り、疲労しにくくなります。
職場の変化への順応するためには、時間がかかってしまいます。
順応する頃に体が疲れ切ってしまうと、やる気が低下してしまう5月病が発生しやすくなります。
今から1カ月先を見越して、意識して体を回復させるためのケアをされることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも職場の変化による疲労が解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に疲労への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
花見のシーズンがやってきました。コロナ禍のためにひかえられていましたが、今年からは、多人数での花見を、桜の木の下でおこなうお話をよく聞きします。
花見は、友人や職場の方などと交流を深めるためことができる楽しいイベントです。
一方で、ブルーシートをひいた地面で、長時間、過ごしていると、花見中や花見後に腰やひざなどの不調が出ないか心配で、参加するか迷っているというお悩みもお聞きします。
そこで今回は、花見で座っているとこで体に与える影響とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、花見に参加しても体の不調が出ることを防げます。
花見のために、土の地面に引いたブルーシートの上で、長時間、座っていることで体に与える影響を以下で紹介させていただきます。
春はまだまだ気温が低く、その影響で地面は冷えています。
その冷えた地面の上に、ブルーシートを敷いても、地面からの冷気が伝わりやすいため、体が冷えやすくなります。
また、ブルーシートを介して、地面に座ることで、体の熱も地面に伝わりやすくなり、結果、体温が地面に奪われ、体が冷えていきます。
花見のために、長時間、ブルーシートの上で座り続けることで、腰やお尻、ひざなどの関節や筋肉に圧力やねじれの力が加わります。
そうすると、血管が圧迫されて、血行が悪くなり、痛みを引き起こす可能性があります。
また、筋肉や関節のねじれ座っていることで、下半身は特にときに、血液の循環が阻害され、冷えが引き起こされます。
花見をすると、このような要因で体が冷えやすくなります。体が冷えて体温が低下すると、
・筋肉のこわばりと痛み
・関節の痛み
・胃腸の不調
・免疫機能の低下
・睡眠障害
などの体の不調を引き起こす可能性があります。
ですので、花見にのぞむ際には、冷え対策が必要です。
花見で体を冷やさないために、3つの持参して装備をほしいグッズを紹介さえていただきます。
花見でブルーシートを介して地面と一番接するのが、お尻です。
地面とお尻の間にクッションを入れて、体温が奪われないようにしてください。
座面に引くものとしては、段ボールやエアークッションでもオッケーです。
厚手の防災アルミシートでしたら、折りたたんでお尻にひけますし、体に巻いて防寒具として使えるのでおすすめです。
厚手のアルミシート製品のリンクを貼り付け置きますので、参考にしてください。
コンパクトな毛布やひざかけを体に巻いて保温して、体温が放出しないようにすることをおすすめします。
花見中に体を温めるものとしては、コンパクトバッテリー付きの電気毛布が便利です。
コンパクトバッテリー付きの電気毛布の製品のリンクを貼り付け置きますので、参考にしてください。
東洋医学では、冷えは足首から入ってくるとされています。
ですので、保温効果の高い、足先からふくらはぎまでをおおう靴下をはいてください。
保温効果の高い靴下の製品のリンクを貼り付け置きますので、参考にしてください。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07Q36TLJ9?tag=mybest_presses_3867-22
きれいな桜を見つつ、美味しいご飯やお酒を飲みながら談笑する花見は、本当に楽しめるイベントです。
そんな花見を思う存分に楽しむためにも、十分な防寒対策をしてのぞんでいただくことをおすすめします。
そのために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも花見によって体の不調が起きてしまった場合は、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に冷えへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
3月の下旬から4月の上旬にかけて、「菜種梅雨」と呼ばれるほど、長雨が多くなる時期があります。
これは冬から春に季節が変わっていくときに起こる天気の減少です。
寒い冬が終わり、暖かい春が到来するのは、うれしいものです。
その反面、雨が降り続く天気が続くと、体にだるさを訴える方が少なくありません。
春は年度末や年度はじめで、何かとお仕事が忙しいくなる時期でもあります。
そのような時期に、春先の長雨によって、体のだるさが起こることは、集中力や注意力が低下して、お仕事に影響がでてしまいます。
そこで今回は、春の長雨の時期に、体にけん怠感を感じる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、菜種梅雨の時期に起こる体の不調によってお仕事に支障が出ることを防げます。
雨に対する天気予報で、「低気圧の影響で西日本は雨となります」というような説明をよく聞きます。
「低気圧=雨」ということなんですが、そもそも「気圧」とは、ある場所の上空にある空気が地面にかかっている重さを表しています。
つまり、この気圧の定義から言えば、
「低気圧=空気が軽い」
ということです。
人間が地球上に住んでいる以上、常に空気の重さによって、体の外側から内側に向かって圧力がかかっています。
雨が降ることで、低気圧となり空気が軽くなれば、体にかかる空気の重さも軽くなり、外側からの圧力が減ります。
そうなれば、雨が降っている間は、体は空気による締め付けがなくなるので楽になるのでは?と思いますよね。
でも、実際は、雨の日は、だるさを感じることが多いです。
その理由は、低気圧によって外部からの圧力が減ることで、かえって体が緩みすぎてしまうからです。
足の加圧スパッツを脱いだときに脱力感を感じるように、体に適度な空気の重さがかかっていないと、体の筋肉や血管が緊張を保てないことで、雨の日はけん怠感を感じやすくなります。
また、「低気圧=空気が軽い」ということは、大気中の酸素の量も低下します。
雨の日に、普通に呼吸をしているのに、なぜか息苦しく感じるのは、大気中の酸素濃度が低下しているためです。
人間が生命を維持するためには、酸素を体に取り込むことは必須です。
体が酸素を必要とする理由は、体を動かすために必要なエネルギーを細胞で作る過程で、酸素はその材料になります。
酸素が不足すると、エネルギーが作れず、体の各機能が低下します。
つまり、雨が降って低気圧になると、体が酸素不足になり、体がだるさを感じやすくなります。
春の長雨を引き起こす低気圧によって、体が緩みすぎることで引き起こされる体のだるさへの対策を以下で紹介していきます。
朝、目覚めて出勤する前に、41度以上の熱めのお湯の温度で、お風呂かシャワーに入ってください。
そうすることで、体が活動モードに切り替わり、適度に緊張した状態になります。
薬指の爪の根本を指ではさんで、軽くもんでください。そうすることで、体の緩みを抑制されます。
だるさを感じたら、 外に出て太陽の光を浴びてください。
太陽の光を浴びることで、体内時計がリセットされて、体が活動モードに入ります。
気圧の変化に体を対応させるには、崩れた体を調整・回復させる時間帯である睡眠を十分に取る必要があります。
質の高い睡眠をとる方法を、当院のブログで書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
体のエネルギーを作る材料は、酸素とともに水分が必要です。
春先は、まだ気温が低いため、のどの渇きが感じにくく、水分を取る量が低下しがちです。
水分を積極的にとって、活動のためのエネルギーを作りやすい体にしてください。
水分の取り方についても、当院のブログで書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
これらの方法を組み合わせることで、春の長雨による体のだるさを軽減し、体調を整えることができます。
春は年度はじめで、お仕事をされている方にとっては、何かと忙しくなる時期です。
天候の変化によって、体調が左右されてお仕事に影響が出ないためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも春の長雨によって体のだるさが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に天候の変化による体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広