- Blog記事一覧 -体温 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 4の記事一覧

体温 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 4の記事一覧

冬の感染症から身を守る!免疫を整えて感染症対策

2024.02.01 | Category: インフルエンザ,ストレス・自律神経障害,予防,体温,免疫,入浴,,冷え,感染症,新型コロナウイルス,生活習慣,疲労,睡眠,胃腸

 

 

 

ここ最近、ご家族の方がインフルエンザに感染されたというお話をよくお聞きします。

「兵庫県感染症発生動向調査週報(速報)」を見ても、2024年1月の第1週に比べて、第4週は爆発的に感染者数が増えています。

しかも、過去5年の中でも、インフルエンザに感染した患者数が最も多くなっている状況が報告されています。

また、最近は報道がされることが少なくなりましたが、新型コロナウイルスへの感染も増加しています。

こういった感染症の流行は、寒さや乾燥によってウィルスが増加しやすい環境の冬には、どうしてもはやりやすいものです。

とはいうものの、ご自身や家族が感染しないか心配になりますし、防ぎたいものです。そこで重要になってくるのが、体の免疫の状態です。

そこで今回は、免疫に影響を与える生活習慣について紹介させていただきます。

このブログを読んでいいただくことで、この冬に感染症にかかることを防げます。

 

 

 

免疫とは

 

近年のコロナ禍によって、その役割は注目されている「免疫」とは、私たちが生まれつき備わっている体を防御するためのシステムです。

代表的な免疫システムとしては、体内に侵入することで病気を起こす原因となるウィルスや細菌などを排除する働きがあります。

 

 

 

免疫は強すぎても弱すぎてもダメ?

 

よく「免疫力をあげる」という言葉を目にします。

しかし、あまり免疫はあげすぎても体に良い影響がでません。

免疫は、体内の異物を攻撃して排除する働きがあるのですが、その力が強すぎると自分自身の細胞をも攻撃してしまいます。

その代表的なのは、リウマチや花粉症などです。

強すぎる免疫の働きによって自分自身の細胞を攻撃することによって、リウマチでは骨の変形がおこったり、花粉症では鼻水や目のかゆみ・発熱などの症状を引き起こしてしまいます。

とはいうものの、免疫の働きが低下すると、ウイルスや細菌・がん細胞などが増殖して、病気を引き起こしてしまいます。

つまり、免疫は働かなさすぎても、働きすぎても、体は良い状態とはなりません。

だいじなのは、免疫がバランスをよく機能することなのです。

 

 

 

免疫のバランスが不調を起こしやすい習慣

 

免疫が不調になりやすい体の状態や生活習慣を以下で紹介させていただきます。

 

太りすぎややせすぎ 

体重と免疫との関係の研究は、いろいろとされてます。

結局のところは、太りすぎていても痩せすぎていても、免疫のバランスは乱れることが報告されています。

 

血糖値を上げすぎる食事

ご飯、パン、麺類などの穀物や、お菓子やジュースといった砂糖を多くふくむ食べ物は、血糖値を上げます。

血液の中の血糖値が上がると、糖が他の物質と結びついて、血管を攻撃する物質に変わります。

その物質から血管を守るために免疫が働きます。血糖が上がる食事を続けることで、免疫がその働きばかりを強いられるので、ウィルスや細菌が侵入した際に対応できなくなります。

こうして、血糖値を上げすぎる食事を続けることで、免疫を働かせるべき場面のバランスが崩れてしまいます。

 

腸の不調

食べ過ぎや飲み過ぎ、食事の時間が不定期なことで、腸に負担をかけると、免疫のバランスが崩れます。

腸の不調は、便秘、下痢、臭いおならがよくでる、などの症状がでます。

腸は、体全体の免疫に働く細胞の7〜8割が存在します。

つまり、腸の状態を悪くすることは、体の免疫機能を低下させることに直結します。

 

睡眠の不足

睡眠は体内の細胞を修復し、疲労を回復させるためのだいじな時間です。

当然、免疫細胞も睡眠中に、修復や強化されます。

また、睡眠が不足することで、太りやすくなったり、自律神経が乱れたり、血糖値が上がりやすくなったりして、免疫のバランスを崩しやすくなります。

 

ストレスの増加 

過度のストレスは、体が生命の危機を感じ、体を守ろうと免疫のシステムが過剰に働く場合があります。

それによって免疫が、自身の体にダメージを与えます。

この状態が続くと、感染症へ免疫が働かず、免疫システムのバランスが崩れてしまいます。

 

 

 

免疫を整えるためのポイント

 

感染症に備えて、免疫のバランスを整えるための生活習慣を以下で紹介させていただきます。

 

適切な体重を知る

自身の適切な体重を維持することで、免疫のバランスが維持されます。

適切な体重かどうかを知るための一つの方法として、BMI(身体質量指数)があります。

BMIの計算方法ですが、

 

体重(キログラム) ÷身長(センチメートル) ÷身長(センチメートル)

 

です。

身長がセンチメートルで設定するので、身長を100で割り、メートルに変える必要があります。

例えば、身長が173cmの場合は、1.73mとして計算します。この計算からでたBMIの値は、

 

・8.5未満 低体重、やせ型

・18.5から24.9 適正体重

・25から29.9 肥満傾向

・30以上 肥満

 

のように解釈されます。

これを目安にして、食生活や運動などで体重を調整してください。

 

腸を整える 

体全体の免疫に働く細胞の7〜8割が存在する腸を整えることで、免疫のバランスをとることができます。

腸の中には、善玉菌と悪玉菌と日和見菌が存在します。

それぞれに働きがあるのですが、 この中で、善玉菌が免疫の働きを担う細胞をアシストします。

つまり、善玉菌を腸内で増やすことで、免疫のバランスを整えることができます。

善玉菌を増やすには、そのエサとなる無ずに溶けやすい食物繊維を多く含む食材を食べて、腸に届ける必要があります。

水に溶けやすい食物繊維を多く含む食材として、

 

オクラ、モロヘイヤかめ、もずく、昆布、長芋、なめこ、キウイフルーツ、りんご、バナナ、納豆、

 

などがあります。

これらの食材を積極的にとっていくことで、免疫のバランスが良い体を作っていくことをおすすめします。

 

睡眠をとる 

免疫のバランスを整えるには、睡眠時間と睡眠の質が重要になります。

睡眠時間は、7時間ほどを確保するようにしてください。

また、睡眠を質の良い睡眠を確保するコツとして、

 

・朝の起きる時間を一定にする

・起きる時間を逆算して寝る時間を決めて、睡眠時間を確保する

・就寝する2時間前には、テレビやスマートフォンやパソコンを見るのをやめる

・コーヒーや紅茶などのカフェインを多く含む飲み物は、18時以降はひかえる

・寝る前の入浴のお湯の温度は、39度〜41度にして、ゆっくりとつかる

・アルコール飲料を飲みすぎない

・寝る前には、激しい運動はせず、ストレッチなどの静かに動かす程度にする

 

といったことを意識してください。

 

適度な運動をする 

適度に体を動かすと体の血液の流れが良くなり、体温が上がったり、老廃物が排せつされます。

そのことで免疫の働きをする細胞が働きやすくなります。

また、運動することによって、肥満の解消や 血糖値の改善、自律神経のバランスが整うなど、免疫のバランスを整える環境が改善されます。

注意点としては、過度な運動は体内に炎症を促して、免疫力を下げます。

ですので、無理をせず適度な運動をおこなうことをおすすめします。

適度な運動の理想は、20分程度の運動を、3日に1回、おこなうことです。

運動としては、ウォーキングがベストです。

外出ができないようでしたら、その場で足踏みやストレッチなどを、少しでも動かす習慣を作ってください。

 

太陽の光を浴びる

冬は特に寒いので家にこもりがちです。

太陽の光を体に浴びると、体にビタミンDが作られます。

ビタミンDと感染症との関係を示した研究では、血液の中のビタミンディーの濃度が低下してる人は、インフルエンザや新型コロナウィルスの感染を発症しやすいと報告されています。

つまり、感染症への対策には、体がビタミンDをつくりだすことが有効ということです。

太陽に当たる時間ですが、10分〜30分程度を目安にしてください。

ガラスの入った窓越しで日光浴をしても、ビタミンDを体が作るための光が通過しません。

手のひらを、直接、太陽の光に当てるだけでも、体でビタミンDは作られますので、防寒対策をしながら、外に出る機会を作ってください。

 

 

 

まとめ

 

一人が感染症になると、雪崩を打つように、ご家族がかかっていきます。

年度末にかけて、だいじな仕事や受験など、体調を崩すわけにはいかないイベントが多いかと思われます。

今年の冬、感染症を防ぐためにも、今回のブログで紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

もしそれでも解決できない、不安があるようでしたら、お近くの治療院にかかられて、お体をメンテナンスされることをおすすめします。

当院でも、お体の状態を整える施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

また、他に免疫に関するブログも書いておりますので、そちらも参考にしていただけると幸いです。

冬の健康戦略:体温を上げて感染症から身を守る方法

受験勉強のストレスがからだに悪影響?受験本番に向けて体調を守る方法

インフルエンザを治癒後も続く疲労感は理由は呼吸機能の低下?その解消する方法は?

 

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

寒冷な季節でも大丈夫? ご高齢者が冷たい飲み物を好む理由とその対策

2024.01.30 | Category: 予防,体温,,冷え,日常生活の動作,栄養・食事・飲み物,水分,生活習慣

 

 

ご高齢の方の中で、冬でも冷たい飲料を好む方がいらっしゃいます。

そうすると、冷たい飲み物を摂取することは、体に悪いんではないかと、周囲のご家族の方が心配されるお声をときどきお聞きします。

しかし、水分をとってもらう必要もあります。

そこで今回は、冬でもご高齢の方が冷たい水分をとりたがる理由と、その習慣を軽減するための方法を紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、ご家族が、冷たい飲料を摂取するご高齢の方の健康についての心配を緩和できます。

 

 

 

冬でもご高齢の方が冷たい水分をとりたがる理由

 

ご高齢の方が、冬でも冷たい飲料を好む理由は、いろいろとあります。それを以下で紹介していきます。

 

 

のどの渇き

冬は、室内の暖房や外の寒さにより、空気が乾燥して、のどが渇きやすなります。

そうすると、のどに潤いを感じたくなるため、冷たい飲料を飲むようになる可能性があります。

 

体温の調節能力の低下

ご高齢の方は、体温の調節能力が低下しやすくなります。

体温を下げて暑さを感じにくくするために、冷たい飲み物を好まれる可能性があります。

 

水分の吸収が早い 

冷たい飲料は、温かい飲料に比べて、胃にとどまる時間が短くなり、次の腸へ移動します。

水分は主に腸で吸収されますので、つまり、冷たい飲料は、より早く渇きが満たされる感覚があるため、冷たい飲み物を好まれる可能性があります。

 

好みや習慣

若い頃から冷たい飲み物を好んでいた習慣があるため、その好みが続いていることがあります。

 

冷えのぼせ

寒冷な環境にいると、体は自動的に生命の危機を感じます。

そうすると、生命を維持するのに必要な脳や心臓などがある、体の中心部に血液を集めます。

そのためには、手足や体の表面の血管を縮めて、体の奥の方に血液が集まるように体が機能します。

中心部に温かい血液が集まるので、体の上の方を熱く感じ、血液の流れが悪くなった手足などの末端は冷えを感じます。

この状態が、「冷えのぼせ」です。

ご高齢の方は、基礎体温が低いため、ちょっとした寒い環境でも、自動的に「冷えのぼせ」の状態になる傾向にあります。

中心部に血液が集まることで、体を熱く感じるため、口やノドに渇きを覚えて、冷たさや清涼感を求めるために、冷たい水分をとりたくなる可能性があります。

 

 

 

冷たい飲み物をとり続けることで起こる体への影響

 

冷たい飲み物は、体への水分の吸収を早めるメリットもあります。

しかし、体にいくつかの不具合が起こる可能性もあります。以下でその主な点を紹介していきます。

 

のどの不快感

冷たい飲料を摂取し続けると、のどが冷え、神経が過敏となり、不快感や痛みが生じる場合があります。

それによって、のどの炎症や風邪を発症するリスクが高まります。

 

胃腸の機能の低下

摂取する食べ物や飲み物の温度が体温より低い場合、胃腸の動きが悪くなります。

そうすると、食べ物の消化や吸収が悪くなり、体が疲れやすくなったり冷えやすくなります。

 

歯の知覚の過敏

冷たい飲料は歯の感覚を刺激します。

そうすると、歯の知覚の過敏となり、痛みを感じやすくなります。

 

体温の調節に影響

体温は、体が自動的に調整します。

冷たい飲み物をとり続けると、体温を下げつづけることとなるため、体温の自動調整機能の活動が低下します。

そうなると、環境に合わせて、体温が調整できず、熱中症や低体温症を発症しやすくなります。

 

代謝の低下

冷たい飲み物をとりすぎると、体内の代謝が低下しやすくなります。

そうなると、太りやすくなったり、体が冷えやすくなります。

 

 

 

冬でも冷たい飲料をとり続けるご高齢の方への対策

 

ご高齢の方が冬でも冷たい飲料を摂取し続けることは、ご家族にとっても心配ですが、まず、優先すべきことは、

 

「水分の摂取」

 

です。人間の体は、約60~65パーセントが水分で占めています。

高齢となると、体のを構成する水分量は、約50~55パーセントに低下します。

ですので、ご高齢の方が、少しでも水分が不足すると、脱水症状や熱中症、意識障害など、生命に関わる症状を引き起こします。

ですので、摂取する水分が、冷たくても熱くても、ご高齢の方に十分な水分を摂取してもらう必要があります。

まず、それを大前提ですが、ご高齢の方が冷たい水分をとることを避け、のどが渇くことを軽減するためのアプローチを以下で紹介させていただきます。

 

 

温かい飲み物をすすめる

のどの渇く感覚が起きないようい、こまめに、冷たい水の代わりに、温かい飲み物を提供する。

せめて、常温の飲料をすすめてください。

飲む際は、少量でいいので、それによって、体温を下げずにのどを潤せます。

 

ゆっくり飲む

冷たい飲み物をどうしても飲みたい場合は、ゆっくり含むように飲んでください。

そうすることで、体が潤いを感じ、冷たい水分をとり過ぎなくなります。

 

食事で水分摂取

食事からでも水分をとることができます。

水分を多く含む果物や野菜、スープ、などをとることで、のどの渇きを感じにくくなります。

 

湿度の管理

冬は暖房をかけるので、室内は乾燥します。

そのような環境に長くいることで、のどが渇きやすくなり、冷たい水分を欲します。

ですので、加湿器やぬれたタオルをかけることで、室内の湿度を維持してください。

ちなみに、冬の室内の適切な湿度は、30〜50パーセントです。

 

口やのどのケア

冷たい水分を欲することを予防するには、口やのどへのケアが大切です。

ご高齢の方は、口やのどからでる粘液が少なくなり、乾燥しやすくなります。

歯磨きやうがいなどでケアをおこい、口やのどの乾燥を防ぎましょう。

 

定期的に病院で検査する

糖尿病や腎臓の病気などで、のどの渇きを覚えて、冷たい水分を欲する場合があります。

また、持病の薬の副反応により、のどの渇きを覚える場合もあります。

のどの渇きがひどく、冷たい飲み物が飲みたくなることが続くようでしたら、医師に相談することが重要です。

 

 

 

まとめ

 

水分はとってほしいけれども、冬でも冷たいものを飲まれると、ご家族は心配になります。

健康のためにも、ご高齢の方の水分の取り方の習慣を、少しでも変化させるために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もしそれでも解消しないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも、今回のようなお悩みに関しての施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

また、他のブログで冬の生活習慣に関して書いておりますので、そちらも参考にしていただけると幸いです。

冬の寒さと体調不良:冬バテの理由とその対策

足先の冷え性に悩む女性へ:冬の足先冷えの理由と効果的な対策」

冬の健康戦略:体温を上げて感染症から身を守る方法

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

冬の健康戦略:体温を上げて感染症から身を守る方法

2024.01.22 | Category: 予防,体温,免疫,入浴,,冷え,感染症,新型コロナウイルス,日常生活の動作,栄養・食事・飲み物,生活習慣,睡眠,風邪

 

 

今年に入って早々に、周辺でインフルエンザやコロナに感染したいうお話をよくお聞きします。

2024年1月の第一週目ですでに、インフルエンザおよびコロナに感染者は三万人をこえていると国立感染症研究所に報告されています。

インフルエンザやコロナに限らず風邪の症状は、冬という季節におきやすいものです。

こういった感染症にかからないためには、自身に免疫の機能が正常に働くかが、重要になってきます。

免疫が正常に働くためには、実は体温が重要なポイントです。

そこで今回は、体温が免疫におよぼす影響と体温を保つための方法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいいただくことで、この冬、感染症にかかりにくい体が作れます。

 

 

 

体温が免疫におよぼす影響

 

 

免疫とは、体を異物から守ろうとする機能です。

ウイルスやがん細胞などを撃退するための細胞が、血液を介して、体のさまざまな部分で働き、体の内側と外側の両方で異物からマモてくれます。

人間に備わっているこの機能を免疫といいます。免疫で活躍する細胞は、体温が高いほど動きやすく性質を持っています。

逆に体温が低くなると、その活動は低下します。

免疫の研究で、体温を1度低くなると、免疫は30パーセント低下し、逆に、体温を1度上げると、免疫力は6倍にアップすると報告されています。

このように、体温と免疫は密接な関係があります。

そんな体温が下がることについて、以下で紹介していきます。

 

体温とは

人間の体温は、自律神経によって自動的に、36度から37度を維持できるようになっています。

体温が上がりすぎると汗をかいて体内の熱を放出したり、体温が下がると震えたり毛穴を閉じて体温を体に閉じ込めます。

体温が下がってしまう理由

体温が低下する理由としては、

 

・ストレス

・運動の不足に筋肉の低下

・長時間、寒い環境いる

・栄養の不足

・不規則な生活

 

があげられます。

 

体温が下がるデメリット

体温が下がることで、体にさまざまな影響がでます。

体温は血液の温度でもあります。血液から温度が放出されると、体温が低下します。

体温が低下するのを防ぐために、血液の流れが、自動的に低下します。

そうすると、健康面では、内臓の機能や免疫の機能が低下したり、美容面では、お肌やが荒れたり太りやすくなったり、精神面では、疲労や気分の落ち込むなどといったデメリットが派生します。

免疫の低下以外にも、体温の低下はさまざまな症状を引き起こしすので対策が必要です。

 

 

 

免疫を正常に機能するために体温を保つ方法

 

冬はその寒さから、体温が下がりやすくなります。

感染症から体を守るために、免疫の機能が正常に活動させるためにも、体温の維持や向上が必要です。その方法を以下で紹介していきます。

 

生活のリズムを整えて体温を上げる

体温は、一日中同じではなく、24時間の間で変動しています。

1日の中で一番、体温が低いのは起床時で、一番、体温が高くなるのが夕方で、就寝前には徐々に下がってきます。

生活のリズムと整えることで、血圧やホルモン、自律神経など体温にかかわる機能が、適切な時間帯に正常に活動します。

結果的に、免疫も正常に働きます。

 

入浴をして体温を上げる

体温より高い温度のお湯の中に体をつけることで、手軽で効率的に体温を上げることができます。

正しい入浴方法については、こちらのブログで詳しく紹介しておりますので、参考にしてください。

仕事始めの疲れ、入浴でスッキリ回復!その効果と正しい入浴法

 

運動をして体温を上げる

筋肉は熱を作る機能があります。体の中でも特に下半身の方が筋肉量が多いです。

できる範囲で、下半身に刺激を与える運動をおこなってください。

なかなか運動する時間が取れないようでしたら、その場で、「足踏み」や「つま先立ちからのかかとを落とし」などをやってみてください。

 

食べ物で体温を上げる

食事によって体内部にアプローチして、体温を上げることができます。

食べ物で、体温を上げるための5つの方法として、

 

栄養素をバランスよく食べる

糖質、脂質、タンパク質、ミネラル、ビタミンをバランスよくとることが理想です。

なかなか、とる栄養素の細かくは調整できないようでしたら、

 

・主食、主菜、副菜の組み合わせを心がける

・汁物をとることで足らない栄養をカバーするプラスする

・単品ではなく、いろいろな食品を食べる

 

ことを意識して食事の選択をしてください。

 

食べるときによくかむ

よくかんで食べることで、消化吸収が上がり、結果、体温が上がりやすくなります。

日本そしゃく学会では、一回につき30回のそしゃくすることを目安におこなうことを推奨しています。

 

温めて食べる

温かいものを食べることで、内臓が温まり、活動が促進し、消化吸収が高まります。

よくかんで食べる時と同じように、こちらも、結果、体温が上がりやすくなります。

 

体を温める食材をとる 

冬場に体温をあげる食材は、

 

・りんごやレンコンなど冬に旬の食材

・唐辛子や赤みの肉などの赤い食材

・カボチャや味噌などダイダイ色の食材

・黒豆、ひじきなどの黒い食材

 

で見分けて摂取してください。

 

グッズを使って体温を上げる

腹巻きやスカーフ、カイロや足湯など、グッズによって体温を上げるようにしてください。

グッズによって体を温める方法のブログもかいておりますので、よろしければ参考にしてください。

足先の冷え性に悩む女性へ:冬の足先冷えの理由と効果的な対策」

冬の寒さと体調不良:冬バテの理由とその対策

 

 

まとめ

 

感染症は、ご家族の1人がかかってしまうと、ご家族全体に広がってしまうことが少なくありません。

ご自身の体温が正常なら、感染症を引き起こすウイルスや菌が入ってきても、撃退できます。

ご自身だけでなくご家族を感染症から守るためにも、今回紹介させていただいたことがお役に立てれば幸いです。

もし、体温がなかなか上がって行かないようでしたら、一度、お近くの治療院を受診されて体を整えることをおすすめします。

当院でも、今回のようなお悩みへの施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

冬場の過ごし方についてのブログもかいておりますので、よろしければそちらも参考にしていただけると幸いです。

外で働く方の冬の肩コリはなぜ発生する?その理由と改善策

寒暖差アレルギーの謎:なぜ鼻水が止まらないのか?その対処法は?

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

月別アーカイブ

カテゴリ一覧

アクセス情報

所在地

〒675-0008
兵庫県加古川市新神野5-7-7 津田ビル1F-A

駐車場

1台あり

当院に向かい右側に駐車場がございます。駐車場入り口より、左列4番目が当院の駐車スペースとなっております。

休診日

水曜日・日曜日

予約について

当院は完全予約制となっております。

治療中は電話対応ができない場合もございます。留守番電話へお名前・電話番号・診察番号をご伝言ください。後ほど折り返しご連絡いたします。
ホームページからネット予約も出来ますのでご利用ください。