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座り方 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 6の記事一覧

皆さん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
仕事の合間に車の中で休憩してから、車から降りて背中を伸ばした途端、背中に痛みが走ったということはないですか?
車中での仮眠は、疲労回復に効果的ですが、思わぬ背中の痛みを引き起こしてしまう場合があります。
当院でも、車で仮眠をした後に背中の痛みが発症したというお悩みをよくお聞きします。
背中の痛みは、日常生活にさまざまな支障をきたします。
例えば、重たいを持ち上げる際に背中に痛みが走って力抜けしたり、前屈み姿勢での長時間の作業が困難になったりと、仕事に支障が出る可能性も高くなります。
さらに、普通に夜中に布団で寝ていても、背中の痛みから寝苦しくなることもでてきます。
これらの問題は、仕事の生産性低下だけでなく、精神的なストレスにもつながりかねません。
そこで今回は、車中での仮眠後に背中の痛みが発症する原因とその対処法について紹介さえていただきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、車で寝ることで起きる背中の痛みの原因を理解し、適切な対策を講じることで、仕事の効率が上がり、日常生活の質が向上できます。

車で仮眠をした後に、背中に痛みが発症する原因として、以下のことが考えられます。
車での仮眠時の不適切な姿勢は、背中に痛みが生じる主要な原因の一つです。
車のシートは。長時間の睡眠用に設計されていないため、体が自然な形で支えられません。
例えば、座席を倒した状態で寝ると、腰と座面の間に隙間ができ、背中から腰がそった状態となります。
長時間、この姿勢が続くと、背筋や腰の筋肉が引き伸ばされ、緊張し固くなる。
その状態から、体を起こそうと曲げた際に、背中や腰の筋肉がその動きについていけず、痛みを引き起こす可能性があります。
筋肉が動くことで、血管が刺激されて、血液の循環が生み出されます。
車のせまいシートに座ったまま静止した姿勢で寝ると、背中の筋肉がシートに圧迫されて、血行の不良を引き起こします。
そうすると、血液を通して栄養や酸素などが、背中の筋肉にうまく供給されなくなる。
その結果、背中の筋肉の機能が低下して、起き上がって動こうとしても、無理に動かすこととなり、背中に痛みが発生します。
車で仮眠する姿勢は、背骨と背骨の間にある椎間板に過度の負担をかけ、背中の痛みを引き起こします。
椎間板はゼリー状の構造で、背骨にかかる重さや衝撃の圧を吸収するクッションの役割をします。
長時間、車のシートで同じ姿勢を保つと、特定の椎間板に圧力が集中して、椎間板の微損傷が起こり、炎症や変性を引き起こす可能性があります。
その結果、車のイスから起き上がる際に、椎間板への圧力が増すことに対応できず、背中の痛みがひき起こる原因となる。

車での仮眠した後の背中の痛みへの有効な対処法として、以下のストレッチを紹介させていただきます。

1.肩幅ぐらいに足を開いて立ち、体の横に、手のひらを前方に向けて肘を曲げて肩の高さに腕を上げます。
2.その状態から、肘を後方に引いて、胸が広がるのを感じたら、10秒間、キープします。
3. 次に、その状態から、そのまま肘を伸ばして腕を耳の横まで上げて、上方に腕を伸ばして、背中が伸びるのを感じたら、10秒間、キープします。
4. 10秒たったら、ゆっくりと元の姿勢に戻します。
5. この一連の動作を、3回、繰り返しておこなってください。

1. 壁の前に立ち、壁から腕の長さ分だけ離れます。
2. 右手を肩の高さで壁につけ、指先を右に向けます。
3. 体を左にゆっくりと回転させ、腕から胸が伸びるのを感じたら、10秒間、キープします。
4. 10秒たったら、ゆっくりと元の姿勢に戻し、左側も同様におこないます。
5. この一連の動作を、左右交互に、3回、繰り返しておこなってください。

1. 左足を右側にクロスさせて、両腕を上げて壁に手をつけた立ちます。
2. 壁に手をつけた両腕を、壁をさするように左に倒して、右の背中が伸びるのを感じたら、10秒間、キープします。
3. 10秒たったら、ゆっくりと元の姿勢に戻し、反対側も同様におこないます。
4. この一連の動作を、左右交互に、3回、繰り返しておこなってください。
まとめ

今回のブログでは、車中での仮眠後の背中の痛みが発症する主な原因として、以下の点を説明させていただきました。
・不適切な姿勢による筋肉の緊張
・血行の不良による筋肉の硬直
・椎間板への負担増加
また、背中の痛み改善のための対処法として、以下のストレッチを紹介させていただきました。
・胸を広げて背伸びするストレッチ
・壁を使った胸の背骨を整えるストレッチ
・壁を使った背中のストレッチ
車中仮眠後の背中の痛みは、日常生活や仕事に大きな支障をきたす可能性があります。そのため、早めのケアが大切です。
そのために、今回、紹介させていただいた方法が、皆様の背中の痛み改善にお役立てば幸いです。
もし、それでも、車で寝た後に背中の痛みの症状が続く場合は、お近くの病院や治療院など、専門の医療機関への受診をおすすめします。
当院でも、今回のようなケースの背中の痛み対策に対応していますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、車に乗ることで起きるお体の不調に関するブログも書いておりますので、参考にしていただければと思います。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
1. 日本整形外科学会. (2021). 腰痛診療ガイドライン2019. https://www.joa.or.jp/public/guideline/
2. 厚生労働省. (2022). 職場における腰痛予防対策指針. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/anzeneisei02.html

皆さん、こんにちは。
加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
デスクワーク中、足を組んで座っていないと、体のバランスが取れないと感じたことはありませんか?
イスに座っている姿勢を安定させることは、デスクワークのお仕事をするためには必要なことですが、足を組んで座ることで、体にゆがみを引き起こしてしまう場合があります。
当院でも、イスに座ったときに、どうしても足を組んでしまうお悩みをよくお聞きします。
デスクワークで足を組むクセがあると、体にさまざまな影響が引き起こります。
例えば、足を組んで座っていたのを解いて立ち上がろうとしたら、腰や背中などにに痛みを感じることがあります。
また、足を組む姿勢は、他の人からの見た目にも、行儀や態度が悪いと見られることもあります。
そこで今回は、イスに座っているときに、足を組まないとバランスが取れない原因とその対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、足を組むクセが解消されて、より快適に仕事や日常生活を送ることができます。

足を組んでいないと、安定してイスに座った姿勢を保てないということは、骨盤や背骨などのゆがみによって、引き起こされます。
体のゆがみによって、普通にイスに座った状態では、体が傾いていくので、それを支えるために足を組んでしまいます。
これは、坂道で重たいトラックを止めるときに、タイヤの下にストッパーを入れて、トラックが坂道から落ちないように固定するようなものです。
この体のゆがみですが、デスクワークというお仕事の特性上、引き起こされやすい症状です。
デスクワークによって、足を組まないとイスに安定して座れないほどの体のゆがみが起きる原因を、以下で紹介させていただきます。
デスクワークでは、長時間、同じ姿勢で座り続けることが多くなります。
これにより、腰や背中の筋肉が疲労し、本来の体を支える機能が低下します。
その結果、骨盤が傾いたり、背骨がゆがんだりして、体全体のバランスが崩れやすくなる。
デスクワークでは、無意識のうちに、パソコン画面に顔を近づけるために、前かがみや猫背になりがちです。
この姿勢が習慣となると、背中の筋肉が伸び、胸やおなかの筋肉が縮むという筋肉のバランスの崩れが生じます。
これにより、脊骨にゆがみが生じて、体が前後左右や回旋するなど、アンバランスに傾きやすくなる。
キーボードやマウスの使用、パソコン画面の配置などにより、体の片側に負担がかかります。
例えば、右利きの人は右側に体重をかける傾向があり、これが骨盤の左右の傾きを引き起こします。
この不均衡が、座る姿勢のバランスを崩す原因となる。
同じ姿勢を、長時間、続けることで、特に下半身の血行が悪くなります。
血行の不良は、筋肉へのエネルギーの提供が低下して、その機能を低下させ、座る姿勢を保つのに必要な筋力を発揮しにくくします。
その結果、体が不安定になり、足を組むことで、バランスを取ろうとします。

デスクワークのお仕事をされている方が、長時間、足を組んだ状態で座っていると、体にねじれが生まれて、腰や肩などの動きに不調や痛みを起こすというデメリットがあります。
これは、雑巾を絞りすぎていると、雑巾の繊維が痛んだり、絞った雑巾を広げようとしても、シワが入ってなかなかキレイに広げにくくなるようなものです。
ですので、足を組まないでも安定して座れる体になるように、体のゆがみをケアする必要があります。
職場でも簡単にできる、体のゆがみを整える体操を、以下で紹介させていただきます。
1. イスに深く腰かけて、背筋を伸ばしてください。

2. おなかをへこませながら、腰を丸めるように、骨盤を後ろに傾けます。

3. 次に、腰をそらすように、骨盤を前に傾けます。

4. この一連の動きを、5回、繰り返してください。
1. イスに浅めに座り、両足を床にしっかりつけます。
2. 背筋を伸ばし、両手を胸の前で組みます。

3. ゆっくりと上半身を右に回旋させ、3秒間、保持します。

4. 3秒たったら、元の姿勢に戻り、今度は、左に回旋させ、3秒間、保持します。

5. この一連の動きを、5回、繰り返してください。
1. イスに深く腰かけて、背筋を伸ばします。

2. 右手を右耳の横に伸ばして置き、左手はイスの座面を握ってください。

3. 右手を伸ばしたまま、上半身をゆっくりと左に傾け、3秒間、保持します。

4. 3秒たったら、元の姿勢に戻します。
5. 次に、左手を左耳の横に伸ばして置き、右手はイスの座面を握って、同様の動作を行ってください。

6.この一連の動きを、5回、繰り返してください。
デスクワーク作業を30分したら、いったん、立ち上がって軽く歩くか、この体操をおこなってください。
そうすることで、体側の筋肉のバランスを整え、座位での安定性を向上させます。

今回のブログでは、デスクワークで、足を組まないとイスに座っている状態が保てない主な要因として、以下のことを説明しました。
・長時間の座位姿勢による筋肉疲労
・不適切な姿勢による骨盤のゆがみ
・片側への負担による体のアンバランス
・血行の不良による筋力低下
また、足を組むクセを改善するための方法として、以下の体操を紹介しました。
・骨盤を前後に動かす体操
・体を左右にひねる体操
・体を左右に側屈する体操
デスクワークで、足を組まないと座った姿勢が保てない状態は、日常生活に大きな支障をきたす可能性がありますので、早めのケアが大切です。
今回、紹介させていただいた方法が、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも、足を組まないとイスに座っている状態が保てない症状が続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。
当院でも、今回のようなケースのお体のゆがみで起きる体の不調にも対応していますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、デスクワーク中に起きるお体の不調に関するブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考資料:
厚生労働省「職場における腰痛予防対策指針」
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000034et4-att/2r98520000034pjn_1.pdf

皆さん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
シニアの方から、いろいろな教養や技能を高めるために、カルチャースクールや高齢者大学などで学ぶことを楽しみにされているお話をよくお聞きします。
退職や子育てがひと段落がついて、ご自身のためのお時間が取れるようになったことで、そういった活動をされることは、大変、素晴らしいことです。
ただ、そういった講座を受ける施設のイスは、パイプイスだったり、机とイスが一体化している「座跳ね上げ式イス」などといった、とても硬いイスの場合が多いです。
そういったイスで、講座を受けるために、長時間、座っていると、お尻に痛みが出る方が少なくありません。
当院でも、講座を受けるたびにお尻に痛みが出てしまうお悩みをよくお聞きします。
このような症状は、日常生活に大きな支障をきたします。
例えば、お尻の痛みから、散歩のために歩くのが困難になり、運動の不足に陥りやすくなります。
また、イスに、長時間、座っていられないため、趣味の講座や友人との食事などを楽しむことができなくなってしまいます。
さらに、体操をする際に踏ん張れないため、健康維持のための運動も難しくなります。
ご高齢の方のお尻の痛みは、単に体の不便さだけでなく、社会活動の制限にもつながり、生活の質を著しく低下させてしまいます。
そこで今回は、シニアの方が、硬いイスで、長時間、座ることでお尻に痛みが発生する原因とそれを予防する方法について紹介させていただきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、お尻の痛みの原因が解消されて、趣味の講座や体操を楽しみながら、健康的で活動的な日常生活を送ることができます。
長時間、硬いイスで座ることで起きるお尻の痛みの原因

長時間、硬いイスに座って講座を受けることで、お尻の痛みが発症する原因として、以下のことが考えられます。
長時間、硬いイスに座ることで、お尻の筋肉が持続的に圧迫されます。
お尻の筋肉の中を通る大きな血管も圧迫されて、筋肉内の血流が悪くなり、血液から酸素や栄養の提供や老廃物の回収が低下します。
そうすると、お尻の筋肉が、疲労して硬くなります。
お尻の筋肉は、姿勢を安定させたり、歩いて前に進むためのエンジンなどの役割を果たし、日常生活動作に大きく関わります。
ですので、長時間の座位によって、お尻の筋肉の機能が低下すると、ちょっとした日常生活動作でも痛みを感じやすくなります。
硬いイスに、長時間、座ることで、お尻を通る神経が圧迫されます。
お尻と通る「坐骨神経」は、お尻から足にかけて走る体の中で最も太い神経で、長時間の圧迫により炎症を起こしやすくなります。
これは、電線が重いものに押しつぶされているようなもので、神経の働きが妨げられます。
その結果、お尻から太ももの裏側、ふくらはぎにかけての痛みやしびれが引き起こされます。
長時間、硬いイスに座ることで、骨盤のゆがみが発生しやすくなる。骨盤は、体の中心にあり、土台となる重要な骨格で、適切な姿勢を保つために欠かせません。
しかし、長時間、座った姿勢を続けると、骨盤を支える筋肉のバランスが崩れ、前後左右にゆがみが生じやすくなります。
その結果、お尻の筋肉や関節、神経、じん帯などの組織がうまく連動して稼働せず、お尻に痛みが発生しやすくなる。

カルチャースクールや高齢者大学の講座を受ける際に、硬いイスに座ることでお尻の痛みが発生するのを予防する方法を、以下で紹介させていただきます。

長時間、硬いイスに座る場合、正しい座り方を意識することで、お尻の痛み予防するのに有効です。
まずは、お尻のとがった骨の部分を(坐骨結節)をイスの座面にしっかりと当て、そこを支点にして、骨盤を軽く前に傾けるイメージで座ることで、お尻にかかる負荷が軽減されます。
また、両足を肩幅程度に開き、ひざが90度程度に曲がり、足裏全体を床についている状態が、お尻にかかる体重が均等に分散され、お尻への負担が軽減されます。
イスに座った際、イスの高さが合わない場合は、必要に応じて、座面に座布団をひくことや足元に足台を置くなどの工夫をしてください。
長時間、座っていると、知らず知らずのうちに姿勢が崩れてしまいますので、30分に1回程度、自分の姿勢をチェックし、必要に応じて調整するよう心がけることをおすすめします。

硬いイスに、長時間、座ることによるお尻の痛みを予防するために、イスの座面にひく適切なクッションの選択と使用は非常に効果的です。
適切なクッションの選び方として、
・クッションの硬さとして、柔らかすぎず、硬すぎないものを選び、体重を支えつつ、適度に沈み込むものが理想
・クッションの厚さとしては、2〜4cm程度の厚さが一般的に適しており、厚すぎると姿勢が崩れやすくなる
・クッションの素材として、低反発ウレタンやゲル素材など、体圧を分散させる素材にする
・クッションの形状として、お尻の形に合わせた凹凸のあるものや、クッションの真ん中が空洞になっているものも有効
などといったことを注意してください。
クッションの使用方法として、
・クッションはイスの座面全体に敷くのではなく、お尻のとがった骨の部分を(坐骨結節)に当たるように配置する
・座る際は、クッションの上で少し前後に動いて、最も心地よい位置を見つける
・座っている時間の30分に1回程度、クッションの位置を微調整することで、お尻の同じ部位への持続的な圧迫を避けられる
などの点に注意を払ってみてください。

良い姿勢で座っていても、長時間、同じ状態を続けることは、お尻の痛みの主な原因の一つです。
ですので、座っている状態から解放する時間が必要であり、その際の過ごし方も、お尻の痛みを予防するためには重要です。
座っている時間は、
「30分間、座ったら、5分間は立って休憩する」
ことを目安にしてください。
また、この立って休憩する時間で、
・背伸びをしたり、体を前屈や後屈、左右に腰をひねるなどの体操をする
・軽く歩き回ったり、その場で足踏みをする
・200ml程度の水分を摂取する
などをすることで、お尻の痛みを予防できます。

今回のブログでは、お尻の痛みが発症する主な原因として、以下の点を説明しました。
・お尻を通る血管の圧迫
・お尻を通る神経への圧迱
・骨盤のゆがみ
また、お尻の痛みの対処法として、次の方法を紹介しました。
・正しい座り方の実践
・適切なクッションの選び方と使用法
・効果的な休憩の取り方
お尻の痛みは、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。
早めの予防が大切ですので、今回、紹介させていただいたことが、お尻の痛みを予防するためのお役に立てれば幸いです。
もし、それでも、お尻の痛みの症状が続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。
当院でも、今回のケースのようなお尻の痛みに対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
他にも、お尻の不調への対策のブログを書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:日本整形外科学会. (2022). 腰痛診療ガイドライン2022. https://www.joa.or.jp/public/guideline/

皆さん、こんにちは。
加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
長時間、車の運転をした後に、急に腰に痛みを感じることはないでしょうか?
車での何かと移動は便利ですが、長時間の運転は思わぬ腰痛を引き起こす可能性があります。
当院でも、特に、車の運転後に起きる立ち上がる際の腰痛についてのお悩みをよくお聞きします。
立ち上がるときに、腰の痛みを感じるようになると、イスから立ち上がるときや車から降りるとき、朝、起床して立ち上がるときなど、日常生活に大きな支障をきたします。
こういったことが日常生活で起こると、仕事の効率が落ちたり、家事や育児に支障が出たりと、生活の質が低下します。
さらに、腰の痛みへの不安から活動を制限してしまい、筋力低下や体力減退につながる可能性もあります。
そこで今回は、長時間の車の運転後に立ち上がる際に腰に痛みを感じるようになった原因とその対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、立ち上がり時の腰痛の原因が解消されて、痛みに悩まされずに快適に日常生活を送ることができます。

長時間の車の運転後に、日常生活で、立ち上がるときに腰に痛みを感じる症状の原因として、以下のことが考えられます。
長時間、同じ姿勢を保つことで、腰部の筋肉に過度の負担がかかります。
特に、車の運転中は腰が前に反った状態になりやすく、これが腰の筋肉に持続した緊張をもたらします。
筋肉が疲労すると、本来の柔軟性を失い、硬くなります。
この状態で立ち上がろうとすると、硬くなった腰周辺の筋肉が適切に機能せず、痛みを引き起こします。
長時間の車の運転は、車から伝わる振動や揺れによって、腰にかかる圧力が増加し、脊骨の骨と骨の間にあるクッションの役割をする「椎間板」という組織に負担をかけます。
椎間板は、水分を含んだゼリーのような構成をしています。
長時間、車を運転するために座り続けることによる椎間板への負荷は、椎間板内の水分が減少させてクッション性が低下したり、椎間板を損傷させて炎症を起こしたりする可能性があります。
その結果、立ちあがろうと腰に負荷がかかる時に、椎間板がうまく働かずに、腰に痛みが発症しやすくなる。
骨盤は、骨盤の中央にある骨である仙骨と、骨盤の左右に羽根のように広がっている腸骨とで構成されています。
仙骨と腸骨は、「仙腸関節」よ呼ばれる関節によってつながっています。
仙腸関節は大きく動く関節ではないのですが、痛みを感じるセンサーが多く存在しているため、仙腸関節のちょっとしたゆがみやズレ、炎症などで痛みを感じます。
車の長時間の座った状態で、振動や揺れなどが仙腸関節に負荷をかけることで、仙腸関節のわずかなずれが生じやすくなる。
仙腸関節には、立ち上がる際に腰を安定させる筋肉やじん帯が多く付着しているため、立ち上がる際に仙腸関節に負荷がかかると痛みを引き起こします。
日本整形外科学会の研究では、慢性腰痛患者の約15-30%に仙腸関節障害が関与しているとされています。

長時間の車の運転後にひき起こる腰の痛みへの有効な対処法として、以下のことを紹介させていただきます。
立ち上がりときの腰の痛みを解消するには、まず腰を温める保温によって、血流を改善させて、硬くなった筋肉を緩和することが重要です。
そのためには、
・市販のホットパックやカイロ、電子レンジや充電で温めるタイプの湯たんぽを、20分程度、腰やおなかに当てる
・帰宅後の入浴時には、39〜41度の湯船に、15〜20分間、つかる
・腹巻や腰のサポーターなど保温効果のあるものを腰に巻く
といったことをしてください。
特に、秋に入り、日中と朝晩の気温の寒暖差によって、知らぬまに腰を冷やしてしまっていることがあるので、腰を温めることを意識して、日常生活を送られることをおすすめします。
運転によって、低下した椎間板の水分含有量の補給や硬くなった筋肉を緩和させるためには、意識して水分を補給することが望ましいです。
水分の補給で、椎間板や筋肉に水分を直接的に補充できませんが、十分な水分の摂取は血液の循環を改善し、間接的に、椎間板や筋肉に水分や栄養の供給が促進されます。
ですので、水分の適切な補給は、腰痛予防の一環として推奨されています。
運転中や仕事中も、1〜2時間おきに、水分を摂取することをおすすめします。
一度に大量の水を飲むのではなく、少量ずつ頻繁に摂取することが効果的です。
目安として、体重1kgあたり、30〜40mlの水分の摂取が適切です。
1日あたりの食事に含まれる水分量は、平均約600ml前後とされているので、純粋にとる適切な水分量は、「体重×30〜40ml−600ml」となる。
例えば、体重が60kgの方でしたら、「60kg×30〜40ml−600ml」となるので、1.2〜1.8ℓの水分の補給が適切です。
水分補給をするための飲料として、水やお茶が最適ですが、カフェインを含む飲み物は利尿作用があるため、控えめにしてください。
また、スポーツドリンクも良いですが、スポーツドリンクには糖分が多く含まれていますので、取りすぎに注意が必要です。
トマト、キュウリなど、水分の多い食品を積極的に摂取することも効果的です。
これらの食品には、水分だけでなく、抗炎症作用のある栄養素も含まれていますので、摂取することで、腰痛予防としては一石二鳥です。
イスから立ち上がるときの腰痛改善方法として、仙腸関節のゆがみ、つまり、骨盤のゆがみを整える体操が効果的です。
その方法として、以下の体操をおこなってください。

1. 腕は体の横におき、足を伸ばした状態で、リラックスして上向きで寝ます。
2. 左の足を下方に伸ばすように、左の骨盤を下にさげます(この際に、左足は右足の下の先に出る)。
3. 次に、右の足を下方に伸ばすように、右の骨盤を下にさげます(この際に、右足は左足の下の先に出る)。
4. この一連の動作を、5回、繰り返します。

1.上向きに寝て、ひざを立てます。
2.鼻から息を深く吸って、おなかを膨らませます。
3. 息を深く口からはきながら、おなかをへこませて、腰を床に押し付ける状態を、5秒間、維持します。
4. この一連の動作を、5回、繰り返します。

1. 上向きに寝て、ひざを立てます。
2. ひざを右に倒して、5秒間、維持し、5秒たったら、元の位置にゆっくり戻します。
3.ひざを左に倒して、5秒間、維持し、5秒たったら、元の位置にゆっくり戻します。
4. この一連の動作を、5回、繰り返します。

今回のブログでは、長時間の車の運転後に立ち上がる際の腰痛が発症する要因として、以下のことを説明させていただきました。
・筋肉の疲労と緊張
・椎間板への負担
・骨盤の関節障害
また、この症状の対処法として、次の方法を紹介しました。
・腰を温めて筋肉の疲労と緊張を和らげる
・適切な水分の補給
・骨盤のゆがみを整える体操
立ち上がり時の痛みは、日常生活に大きな支障をきたす可能性があるため、早めのケアをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも症状が続く場合は、お近くの病院や整骨院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。
当院でも、今回のようなケースの腰痛にも対応していますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、腰痛によるお体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:日本整形外科学会. (2021). 腰痛診療ガイドライン2021. https://www.joa.or.jp/public/guideline/

皆さん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
町内や趣味の習い事などの行事で、普段はデスクワークをされない方が、急に長時間の事務作業をしたら、腰に痛みを感じることはないでしょうか?
特に、イスから立ち上がるときに腰の痛みを感じて、その後にその痛みが続くようなことがあると思います。
当院でも、慣れない事務作業後に起きた腰痛についてのお悩みをよくお聞きします。
このような腰痛は、日常生活に大きな影響を与えかねません。
例えば、家のチャイムがなってもイスから立ち上がる時にスムーズに立ち上がれない、車の乗り降りがつらい、お風呂での動作に苦労するなどの問題が生じます。
さらに、座りっぱなしの腰痛は、洗濯物を干すのが困難になったり、子どもと遊ぶ時に思うように動けなかったと、家事や育児にも支障をきたす可能性があります。
そこで今回は、慣れない事務作業後に立ち上がる際に現れる腰痛の原因とその対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、デスクワーク後の腰痛の原因を理解し、対処することで腰の痛みに悩まさずに、快適に過ごせます。

慣れない事務作業をした後に、立ちあがろうとしたら腰に痛みが発症する原因として、以下のことが考えられます。
長時間、座ってから立ちあがろうとすると腰に痛みを感じる原因は、腰周辺の筋肉の硬直です。
立っているより座っている方が楽なように感じます。
しかし、座っている姿勢は、立っているときより、腰への負担が1.4倍も増加するという研究報告がされています。
立ってるときは、下半身にかかる上半身の重さ負荷は、腰だけではなく股関節やひざ、足首など、いろいろなところに分散されます。
座っていると、上半身の重みの負荷が、腰に集中してしまいます。
事務作業でイスに座る時間が長くなると、上半身の重みの負荷を支える腰周辺の筋肉が疲労を起こします。
そうすると、腰周辺の筋肉が硬くなり、立ちあがろうとしても、腰周辺の筋肉が伸びず、痛みが発生します。
特に、やり慣れていない事務作業をされた方は、座ってデスクワークをするための筋肉の使い方に慣れておらず、痛めやすい傾向にある。
慣れないデスクワークの後に立ちあがろうとすると腰に痛みが出るのは、不適切な姿勢で作業をしているためです。
というのも、長時間、イスに座って集中して作業をしている影響で、無意識のうちに姿勢が崩れて、顔を前につく出すような前傾の姿勢や背中がまるまるような猫背の姿勢になりがちです。
こうした姿勢になると、体が前に倒れないように、腰が支えるためにより多くの力を使うことになる。
そうすると、腰の筋肉や椎間板やじん帯などといった、腰周辺の組織に過度な負担をかけます。
これが、腰周辺の組織にストレスを与え、ゆがみが生じて、腰の可動性を低下させます。
その結果、事務作業後に立ちあがろうとしても、腰の動きに制限がかかり、痛みが発生します。
こうした町内や趣味の習い事などの行事のための事務作業は、締切や他の仲間と集まるのに時間の制限があるため、適切な休憩をせずに、一気にやってしまう傾向にあります。
イスに座りっぱなしでいることは、腰周辺の組織に大きな影響が出ます。
例えば、2時間、座りっぱなしでいると、腰から下への血流が50パーセント低下すると言われています。
また、普段は腰にかかる衝撃を吸収するための前にたわんでいる腰の背骨が、長時間、座っていることで、そのたわみが50パーセント低下するという報告もされています。
休憩せずにイスに座り続けて作業することは、腰への負担を大きくすることになり、その結果、作業後に立ちあがろうとした際に腰に痛みが生じるようになる。

慣れない事務作業をすることで、腰周辺の組織に不調が起こり、特に、立ち上がるときに腰に痛みが発生します。
それをケアするための対処法として、イスに座っていることで、不調が起きる体の部位を整えるための体操を以下で紹介させていただきます。

1. 上向きで寝て、ひざを軽く曲げます。
2. 両手をおなかの上に置きます。
3. ゆっくりと鼻から息を、4秒間、吸って、おなかを膨らませます。
4. 口からゆっくりと息を、6秒間、はきながら、おなかをへこませます。
5. これを、5回、繰り返してください。

1. 床で四つんばいの姿勢をとってください。
2. 息をはきながら、背中を丸めて、頭を下げてあごを胸につけます。
3. 次に、息を吸いながら、ゆっくりと背中を反らせ、顔を上に向けます。
4. これを、5回、繰り返してください。

1. イスに座った状態で、両腕を体の後ろで組みます。
2. ゆっくりと腕を上げていきます。
3. 胸を張り、あごを軽く引きます。
4. この姿勢を、10秒間、キープします。
5. ゆっくりと元の姿勢に戻します。
6. これを、5回、繰り返してください。

1. 立った状態で、片足を前に出し、もう片方の足を後ろに引きます。
2. 前に出した足のひざを軽く曲げ、重心を前に移動させます。
3. 後ろに引いた足の股関節の前面が伸びるのを感じたら、10秒間、キープします。
4.10秒たったら、元の姿勢に戻します。
5. 反対側の足でも同じようにおこなってください。
6. これを左右の足で交互に、5回、繰り返しおこなってください。

1. 上向きに寝て、ひざを立てます。
2. 両腕を横に広げ、手のひらを床につけます。
3. ひざを立てたまま、ゆっくりと左側に倒し、この姿勢を、10秒間、キープします。
4.10秒たったら、元の姿勢に戻します。
5.次に、右側にひざを倒し、同様に、10秒間、キープします。
6. これを左右の足で交互に、5回、繰り返しおこなってください。

今回のブログでは、慣れない事務作業後に立ちあがろうとすると腰痛が発症する要因として、以下のことを説明させていただきました。
・長時間の座位による筋肉の硬直
・不適切な姿勢によるストレス
・休憩時間の不足
また、この腰痛の対処法として、以下の体操を紹介させていただきました。
・おなかを緩める体操
・腰の縦のゆがみを整える体操
・胸と背中を整える体操
・股関節を伸ばす体操
・腰の横のゆがみを整える体操
慣れない事務作業後に立ちあがろうとすると腰痛は、家事や趣味などをおこなう際に、大きな支障をきたす可能性がありますので、早めのケアが大切です。
そのための方法として、今回紹介させていただいたことが、皆様の腰痛改善のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも腰の痛みが続く場合は、お近くの病院や整骨院など専門の医療機関への受診をおすすめします。
当院でも、このようなケースの腰痛に対応していますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、デスクワークによる体の不調への対策についても、ブログで紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
1. 厚生労働省「職場における腰痛予防対策指針」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/anzeneisei02.html
2. 日本整形外科学会「腰痛診療ガイドライン2019」