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関節 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 7の記事一覧

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
人間の体の中で、感覚が一番に鋭い部分は、足や手の指先で、特に親指や人差し指だそうです。
感覚が鋭いということは、それだけ日常生活で重要な働きをして、よく使う部分だからです。
そんな感覚が鋭い指ですが、特に、足の親指がズキズキ痛むと、歩くのが痛い、靴を履くと当たってつらいなど、日常生活に大きく影響します。
当院でも、足の親指が痛いという相談は時々あります。
しかし、この症状も原因がさまざまで、単なる使いすぎやケガだけではない場合もあります。
今回のブログでは、先日、私自身が聞いた体験談をきっかけに、足の親指の痛みの原因の一つである「痛風」についてお話ししたいと思います。
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955

先日、剣道の仲間と食事をする機会がありました。
その際に、稽古の話だけでなく、体のケガや痛みの話題になることもよくあり、ある仲間から、以前、足の親指がものすごく痛くなった話を聞きました。
最初は、剣道の稽古で痛めたのだと思ったそうです。
というのも、剣道では跳躍や踏ん張る動作が多く、足の指や足の裏にはかなりの負担がかかります。
そのため、親指の付け根が痛くなっても稽古で負担がかかったのだろうと、まずは考えてしまいがちです。
しかし、その剣道の仲間の方が曰く、これまで経験したことがないほどの足の親指の腫れと痛みであり、歩いたり靴を履いたりするのも痛いどころか、じっとしててもズキズキとたまらないものだったと。
足の指や足首が痛くなった時は、これまでは、冷やしても湿布を貼ったら、ある程度は収まっていたので、今回も同じように対処したそうです。
しかし、数日たっても、発症の当日に比べて、痛みの度合いが軽くならず、それでどうも普通じゃないと思って、病院を受診したところ、
“痛風”
と診断されたそうです。
本人もかなり驚いたそうですが、思い返せば、足の親指の痛みがでた前日は、激しい稽古をしたあと、仲間と打ち上げに行き、お酒を飲みながら魚卵などのおつまみをたくさん食べていたそうです。
こうした食事は、痛風の発症の原因となる尿酸の数値が上がってしまうことをうっすらは知っていたが、まさか自分がなるなんて思いもよらなかったそうです。
薬を飲んだら、痛みが引くのは早かったので、早くそうすればよかったと。
その飲み会では、そういった痛風を経験した方が、何人かいたので、その気もちわかるわ~っと、ちょっと話が盛り上がりました。
こういった体験談を聞いて、親指のトラブルが起こったときに、それが怪我によるものなのか、痛風によるものなのか、判断できず対処が遅れ、痛みで辛い思いをされている方が多いのだなっと感じました。
ですので、今回のブログでは、痛風による親指の痛みに関して、その情報を発信してみようと思いました。
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足の親指の付け根が痛くなる原因には、いくつかの可能性があります。
例えば、捻挫・使いすぎによる炎症・外反母趾・種子骨炎といったことが、歩き方や体のバランスの問題などで起こることもあります。
それらの原因と、痛風との判別は、いったん、痛風を経験をしていないと、自分で判断が難しい場合があります。
痛風自体は、発症から処置が早いほど、その痛みが治りやすいので、判断を早めるためにも、以下で痛風の特徴について紹介させていただきます。
痛風は、血液の中の尿酸が長く高い状態が続き、関節に尿酸の結晶がたまることで炎症を起こす病気です。
尿酸は、プリン体という物質が体の中で分解されるときに作られ、ふつうは腎臓から尿として体の外へ捨てられます。
ところが、尿酸がたくさん作られすぎたり、腎臓などから尿酸がうまく体外へ排出されないといった状態が続くと、血液の中の尿酸が増えすぎてしまいます。
血液中の尿酸が多くなると、冷えやすい関節の中で、針のような結晶になりやすくなります。
そうすると、この尿酸の結晶を、体にとって有害な異物とみなして、排除しようと白血球が尿酸の結晶を攻撃します。
それによって、強い炎症が起こり、関節が赤く腫れて激しく痛むということが、痛風が発作するメカニズムです。
痛風による痛みには、いくつか特徴的なパターンがあります。
ある日、突然、何もしていないのに強い痛みが出ることが多いとされています。
また、最初は、ちょっと痛いかな?程度でも、それから数時間たつと、耐えがたい激痛に変化することもあります。
他には、夜中や明け方に、痛みが出やすいということも特徴の一つとしてあります。
痛みが起こっている部分は、赤く腫れあがり、熱をもって、触れるだけでも飛び上がるように痛く、その強い痛みは数日続き、その後、少しずつ引いていくとされています。
痛風という病気の名前の由来が、「風が当たっても痛い」と表現されることがあるほど、特徴的な激しい痛みでです。
痛風は、捻挫や打撲の痛みと比べても、何もしていないのに急に痛みが発生するという点が、大きく違うポイントになります。
痛風は、生活習慣病の一つと言われます。
代表的な生活習慣の要因として、アルコールの飲みすぎがあげられます。
特に、ビールや日本酒などはプリン体を多く含むアルコール飲料は、飲みすぎることで尿酸値を上げやすいとされています。
また、アルコール自体、尿酸を体外に排泄することを停滞させる働きもあります。
アルコール飲料でなくとも、清涼飲料水、ジュース、スポーツドリンク、甘い缶コーヒーなどに含まれる果糖は、尿酸を作る量を増やす方向に働くので、日常的に飲んでいる場合は注意が必要です。
他には、プリン体の多い食品をよく食べることも要因の一つとされています。
代表的な食材としては、レバー、あん肝、白子、魚卵(たらこ・明太子・イクラなど)、干物などがあげられます。
例えこれらの食材や飲料を摂っていなくても、肥満の状態や食べ過ぎる習慣・高カロリー食をとることでも、尿酸が増えやすい体質をつくります。
内臓脂肪が多いほど、尿酸値が高くなりやすいことでも知られています。
反対に、飲食を取りすぎないことでも、痛風が発生しやすくなることもあります。
そのメカニズムとして、汗をたくさんかいたのに、水分を十分にとらないと、血液が濃くなり、尿酸濃度も上がりやすくなり、痛風の発生原因ともなります。
生活環境が要因となる場合もあり、強い精神的なストレスを受けることで、体の状態を調整するホルモンの状態がうまく機能せずに、尿酸値に影響を与えるとされています。
内臓由来による要因では、腎臓の機能が低下していると、尿酸を体外に捨てにくくなり、尿酸値が上がりやすくなります。
以上のような、要因が一つだけでなく、いくつも重なったときに、痛風発作を起こしやすくなります。
痛風発作が特に起きやすい体の部位は、
・足の親指の付け根
・足の甲や足首の関節
・ひざの関節
・手の指の関節
・手首
・肘の関節
・アキレス腱の周り
などで見られます。
特に、足の親指の付け根は、統計でも痛風の高頻度の発生部位と報告されています。
痛風は、関節の中で尿酸が結晶になって炎症を起こす病気なので、基本的には関節の周りに症状が出るのがポイントです。
痛風かどうかを最終的に判断するのは医師の役割であり、医療機関での検査が必要になります。
代表的な検査は、問診や診察によって、いつから痛いか、どこがどのように痛いか、どのくらい腫れているか、熱感があるか、過去に同じような痛みがあったか、飲酒や食生活の状況などを詳しく確認します。
そして、血液中の尿酸の値を、血液検査で調べます。
痛風や高尿酸血症では尿酸値が高くなっていることが多いですが、発作のタイミングによっては正常に近い値を示すこともあります。
他には、関節から少量の液を採取し、顕微鏡で尿酸の結晶を確認する検査です。
これが確認されると、より確実に痛風と診断できます。
場合によっては、X線やエコーなどで関節の状態を確認することがあります。
整骨院では、こうした血液検査や関節液の検査は行えませんので、痛風が疑われる場合には、まず医療機関での検査を受けていただくことがとても重要になります。
痛風の治療は、大きく分けると、
・発作の痛みをおさえる治療
・尿酸値を下げる治療
に分かれます。
痛風が発作してすぐの場合は、強い痛みや炎症をおさえる薬が使われます。
そして、痛みが落ち着いた後は、尿酸の産生をおさえる薬や尿酸の排泄をうながす薬などが処方されます。
そして、食事・お酒・体重管理・運動習慣・水分摂取など、生活習慣の見直しが指導されることもあります。
血液中の尿酸値が高い場合は、腎臓の病気や尿路結石、高血圧、糖尿病、脂質異常症などが関連することもあります。
痛風の治療とともに、必要に応じてこれらの病気のチェックや治療も行われます。
痛風や高尿酸血症を診てもらうには、内科・整形外科・腎臓内科などのな診療科が一般的です。
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足の親指が急に赤く腫れて激しく痛む、夜間にズキズキして眠れない、触れるだけでも痛いといった症状があれば、まずは近くの内科や整形外科などの医療機関に相談していただくのが安心です。
それで痛風の疑いがない場合は、整骨院でも押しの親指の痛みに対しての治療でお手伝いができることもあります。
まずは、足の親指に痛みを感じた際に、それが痛風かそれとも他の要因なのかを判断するためにも、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
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みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、50歳代の女性の方が、頭の後ろ部分と首の境目、髪の毛の生え際あたりの痛みを訴えて来院されました。
詳しくお話をお聞きすると、座っているときは大丈夫だけれども、立ち上がるたびに、後頭部と首のつなぎめあたりがズキっとした痛みを感じるので、どうなっているのかが不安だということでした。
こういった体勢を変えるときに、後頭部に痛みが発生される方は少なくありません。
そこで、今回は、座位から立位へ姿勢を変えた際に後頭部に痛みが発生する理由とその対処法について伝えさせていただきます。
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座っている状態から、立ち上がると首と頭の後ろ付け根部分に痛みを感じる理由を、以下で紹介させていただきます。
座っている状態から立ち上がると、重力の影響で一時的に下半身に血液が流れてたまることで、心臓からの血液の排出量や血圧が一瞬低下します。
下半身に血液が流れ込むことで、脳へ提供される血液の量も一時的に低下します。
脳は体の司令塔であり、体全体の20%の血液が必要なほど、血液からのエネルギーを必要としている期間です。
その脳への血液量が低下すると、それを察知するセンサーが反射的に働いて、心拍数や血圧を上げて回復させます。
その脳への血流を調整する過程で、脳への血流量の急激な増減が、「起立性頭痛」と呼ばれる頭痛や、「起立性低血圧」と呼ばれる立ちくらみ・後頭部から首への痛みを発生させることがあります。
頭がい骨の中には、髄液という水で満たされており、その中で脳は浮いている状態になっています。
髄液は、外部からの衝撃に対して、脳を守るためにクッションの役割や、脳への栄養や酸素の供給の役割などを担います。
この髄液が漏れたり量が減ったりすると、このクッションが薄くなり、立ったときに、重力の影響で脳が下に少し引っ張られるような状態になります。
その結果、脳を包む膜やその周りの血管が引っ張られ、そこに痛みを感じる神経がたくさんあるため、頭痛として感じます。
特に後頭部~首の付け根あたりに痛みが出やすく、立つ・座る・長く立っているといった頭の位置が変わる動きで痛みが強くなり、横になって寝転ぶと髄液による脳のクッションが戻って負担が減るので楽になるというパターンが特徴です。
一般的に、成人の頭の重さは、約4~5kgあるとされています。
その重みのために、背骨の首の部分、特に、頭と首の付け根部分には、常に大きな負荷がかかります。
その負荷に対して、頭と首の付け根部分周辺には、筋肉が細かく配置されて、それによって支えられています。
座っていると、動かないことで頭が首の上で比較的に安定して支持された状態でも、座位から立位へ姿勢が変わるときに、揺れる頭の重みを支えるために、後頭部から首周辺の組織への負荷が急に増えます。
そうすると、筋緊張や関節ストレスが、立ち上がりの瞬間にピークとなり、後頭部~背骨の首上部に痛みとして自覚されることがあります。
さらに、猫背や頭が前方に突き出しているといった姿勢の不良が、座っているときからある場合は、首から肩甲骨・背中にかけての筋肉や関節の機能が低下します。
その状態で、立つという動作を行えば、後頭部周辺の組織が頭の重みや揺れを支えきれず、後頭部に痛みが誘発するリスクが高まると考えられます。
長時間、同じ姿勢を続けると、その姿勢を維持するために局所の筋肉を集中的に使い続けることになります。
例えば、座っている姿勢を維持し続けると、頭の重みを支えるために首の後面の筋肉を使い続けるといった状態が起こります。
一部分の筋肉の緊張は、その周辺の血管を圧迫や刺激の低下で、首周辺への血流が減少します。
そして、座っている状態から立ち上がるといった姿勢を変えるタイミングで、頭を支えるために他の筋肉が使われることで、首後面への負荷が軽減されると、血管への負荷も軽減して、首の筋肉への血流が急激に増加することが起きることがあります。
特に、筋肉を曲げた状態から伸ばすといった動作では、そのような反応が起こりやすく、このような血流の増減は、痛みを感知するセンサーを刺激しやすいとされています。
首でも、軽くうなだれ姿勢で座り続けていた後に立ち上がると、首を曲げた状態から伸ばすといった変化によって、筋肉の血流が急変し、後頭部~首の痛みを感じるセンサーが反応して、痛みとして感じると考えられます。
座っている状態から立ち上がるときに、姿勢を制御するために、体の中の平衡感覚を司るセンサーが働きます。
姿勢の制御は、目や耳や筋肉や皮膚にあるセンサーからの平衡感覚にまつわる情報が脳に届けられて、その情報を脳が統合して、脳から体の筋肉や関節などの各部署に命令を送ることで行われています。
この情報の統合が脳でうまく行われないことで、姿勢を制御するために過度な負荷を体に強いることが起きます。
特に、後頭部の頭痛や首の後面に痛みが発症している場合、その傾向が顕著で、立位時のバランスの障害が報告されています。
その情報の統合性の不調は、立ち上がり動作で姿勢制御のために首周辺の組織への活動が一気に変化させ、この一過性のストレスが後頭部や首の後面に痛みとしてとして発生することが起こりえます。
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座位から立位への体勢の変化による後頭部~首の後面に痛みが出る際、場合によっては体調が急変し生命の危機となる場合もあります。
その場合は、必ず脳外科や神経内科など、専門の医療機関を受診して、精密な検査を受けてください。
その判断をするためのチェックリストとして、
・突然の発症で、これまでに経験のない激しい後頭部に痛みを感じる
・首~後頭部の急な鋭い痛みが出現し、その後数時間~数日でめまい、ふらつき、視覚の障害、うまく喋れないなどが出てくる
・頭痛とともに、片麻痺、しびれ、言語障害、視野障害、歩行障害、意識障害、けいれんなどの神経症状を伴う
・たったり座ったりすると悪化し、横になって寝ると速やかに軽快する頭痛
・頭痛に加え、発熱、首の後面が固くなる、光に過敏になる、音に過敏になる、意識が朦朧としたりはっきしりたりと変化が激しい
などの症状が伴った場合は注意が必要です。
こういった症状が伴った場合、起きている病気の代表例として、
・くも膜下出血
・椎骨動脈解離
・脳出血
・脳梗塞
・髄膜炎
・脳炎
・脳脊髄液減少症
・低髄液圧症候群
・脳腫瘍
などがあげられます。
いずれも早期発見・早期治療が必要な病気でありますので、疑わしい場合や判断に迷った場合は、まずは専門の医療機関に相談してください。
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前章に述べたような危険な疾患の可能性がない場合でしたら、立ち上がった際に起きる後頭部の痛みに対するセルフケアとして、以下の方法を紹介させていただきます。

後頭部から首周辺の筋肉や関節の動きを良くすることで、立ち上がりの際に起きる後頭部の痛みを軽減することが期待できます。
ただ、首周辺の組織はとても繊細なので、きつい刺激はかえって痛みを増加させてしまいます。
ですので、痛みが出ない範囲で、小さくゆっくり行うことがポイントです。
具体的には、
①イスに浅く座り、背筋を軽く伸ばす
②アゴを軽く引き、首の後ろをスッと伸ばす意識で10秒間キープする
③右耳を右肩に近づけるように横に軽く倒し、首の左側が伸びているのを感じながら10秒間キープする。
④左耳を左肩に近づけるように横に軽く倒し、首の右側が伸びているのを感じながら10秒間キープする。
この一連の動作を3回繰り返し行ってみてください。

立ち上がった際に後頭部の痛みが起こる要因として、後頭部から首の後面に筋緊張や血流の低下が起こっている場合、首周辺を温めることが、最も簡単で効果的です。
具体的には、蒸しタオルやホットパック・カイロなど温めるものを用意し、うつむきすぎない楽な姿勢でイスにもたれ、後頭部~首の付け根にそれらを当ててください。
5~10分程度を目安に、じんわり温まる程度で、やけどに注意しながら行ってみてください。
湯船に首まで使ったり、首に温水のシャワーを当てること方法で首を温めていただいてもオッケーです。

立ち上がる際に後頭部に痛みが起きる要因として、血流の急な変化が関係している場合は、立つ前に準備動作や立ち上がり方を意識して行うことがセルフケアになります。
具体的な立つ前に行ってほしい動作として、
・座ったまま足首をその場で10回ほど曲げ伸ばしをする
・座ったままかかとの上げ下げし足踏みを10回ほどする
座った上体から立つときは、
・椅子で座っている場合は、一度、浅く腰を掛け直す
・背筋を伸ばし、少し前かがみになってお尻を上げてから、股関節を意識して上半身を起こしながらゆっくり立ち上がる
・立ち上がった直後は一歩も動かず、その場で5秒ほど静止してから動き出す
なとといった感じで、何気なく立ち上がるのではなく、立ち上がり方を工夫することで、後頭部の痛みを軽減することが期待できます。

座っている際に起きる首周囲の筋肉のストレスを減らす目的で、座り方のフォームを意識して修正することもセルフケアにつながります。
具体的なイスの座り方としては、
・イスに深く座り、お尻を背もたれに軽く当てる
・骨盤を少し前に起こし、背筋を反らしすぎないように軽く伸ばす
・あごを少し引き、耳・肩・骨盤が横から見て縦に一直線に並ぶような位置を意識する
・スマホや読書の際に、画面や紙面を目線の高さに近づけるようにし、頭を前に突き出さないようにする
ようにしてください。
また、長時間、座って同じ姿勢をしていること自体が体の局所に負荷をかけることになります。
ですので、ソファや床に座っている場合でも、30分に一回は、いったん立ち上がって歩くいたり肩を回すなど、体に刺激を入れるようにしてください。

座って作業をしてると、首~後頭部周囲の組織に何かとストレスがかかり、体を緊張させてしまいます。
ですので、意識して体の緊張をとることが重要で、そのためには、「呼吸で力を抜く」方法でセルフケアを入れておくのも良いと思われます。
具体的には、イスに座り、背筋を軽く伸ばし、両手は太ももの上に置き、
・目を軽く閉じ、鼻から4秒かけて息を吸う
・口をすぼめて6秒かけてゆっくり吐く
といった呼吸の方法を、7回、繰り返し行ってください。
他に、体の力を抜く方法としては、肩をすくめてストンと落とす動きや、手や足の指をグー・パーに開いたり閉じたりすることも有効です。
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立ち上がるたびに、後頭部に痛みを感じるのは、不快ですし何かあるのではないかと不安になります。
この症状は重大な疾患のリスクがある場合もあるので、それらをしっかり対処する必要もあります。
それらのリスクがない場合は、立ち上がるたびに感じる後頭部の痛みを軽減させるために、今回、紹介させていただいたセルフケア方法がみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
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みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
当院で首や肩こりの患者様とお話をしていると、「ご飯を食べているときに、ほっぺたの内側や唇の内側を噛んでしまって痛いんです」といったことをよく耳にします。
首や肩こりと口の中の噛んでしまうことは、一見、関係ないように思えますが、実は深く関連しています。
そこで今回は、首・肩こりと口の中を噛んでしまう関係性とその理由、そして、セルフケア方法まで、詳しく解説させていただきます。
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食べ物を口に入れて、歯で噛み切り、砕き、唾液と混ぜ合わせて、飲み込みやすい状態にする一連の動作を、「咀嚼(そしゃく)」と言います。
咀嚼は、歯で食物を効率的に噛み砕くために、舌や頬、アゴの筋肉が協調して働き、それによって、胃腸で消化・吸収しやすくするための重要な口の中で行われる機能です。
咀嚼は、単なる食べ物を噛む動作ではなく、脳・神経・筋肉・感覚器官が精密に連携した複雑な生理機能です。
通常は、1分間に約80回、細かく言えば、1秒に1.3回程度のリズムで、「口を開く→口を閉じる→食べ物を歯で噛み砕く」のサイクルを繰り返します。
このリズムは、大脳や小脳・歯・頬やアゴや首などの筋肉と連携と協調して微調整されます。
具体的に分解すると
・開口期(0.2~0.3秒):
下アゴが3~10mm開き、舌が食物を奥歯へ運び、頬の内側の粘膜を歯で噛まないように後退させる
・閉口期(0.2秒):
上の歯としたのはが接触して、顔の側面からアゴの筋肉が主導し食べ物を粉砕し始める
・粉砕期(0.2~0.3秒):
あごが左右に側方の動きをして、食物を細かく砕き唾液と混ぜまる
そういった咀嚼動作がリズミカルに行われることで、頬や唇内側が歯に挟まれず、食物だけが効率的に食物の噛み砕きが行われます。
反対に言えば、咀嚼動作がリズミカルに何らかの影響で乱れが生じると、頬や唇の粘膜が、歯で噛み砕き中に巻き込まれて、噛み傷が発生します
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首や肩のこりは、日常的によく起こる症状で、ひどくなると、頭痛や吐き気・集中力の低下などいろいろな症状を引き起こします。
そのうちの一つとして、唇やほっぺたの内側を噛みやすくなることも起こります。
首や肩の筋肉とご飯を噛むあごの筋肉は、鎖のようにつながって、密接に影響し合っています。
首や肩は、頭の重み支える働きのほかに、あごを動かすための土台の役割も担います。
悪い姿勢や寝違いなどで首の前側にある筋肉が硬くなると、あごを動かすために土台の役割がある筋肉が不安定になります。
この土台がずれると、咀嚼であごを動かすために、あご周りの噛む筋肉が、余計な力を使ってバランスを取ろうとし、動きがぎこちなくなります。
また、首の付け根の肩周辺の筋肉がこっていると、頭から首全体の重さを支える姿勢が崩れます。
すると、頭の重みで、あごが自然な位置から前に出てしまい、顎の関節のバランスが不自然な状態なりがちです。
そのため、噛む時の軌道が崩れて、ほっぺたや唇の内側を挟みやすくなることが起こる場合があります。
東京医科歯科大学の研究でも、噛み合わせに問題がある人の7割近くが肩こりを一緒に持っていると報告されています。
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頻発に、唇やほっぺたの内側を噛んでしまう場合、」単なる生活習慣を超えた病態の可能性が高まります。
放置すると、その口の中の傷口から、慢性潰瘍や口腔がんなど口の中で起きる重度の病気の発生リスクが生じます。
頻発に、唇やほっぺたの内側を噛んでしまう病態としては、
・顎関節症
・噛み合わせや歯並びの異常
・パーキンソン病
・筋ジストロフィー症
・多発性硬化症
・糖尿病
・過度の歯のくいしばりによる筋疲労の蓄積
などが考えられます。
唇やほっぺたの内側を噛んでしまうことが、1日数回以上起こるのであれば、まずは、歯科を受診してください。
他には、神経内科も考慮に入れておいてください。
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整骨院の院長が指導できる専門的な範囲での、首や肩こりを伴う唇の内側やほっぺたの内側を時々噛んでしまう方へに対してのセルフケアの方法を以下で紹介させていただきます。
ほっぺたの内側の筋肉を鍛えることで、噛むときにほっぺたが内側に寄りにくくなることが期待できます。
具体的な方法として、
①口を軽く閉じて、右のほっぺただけに息をためて、5秒間膨らませます。
②次に息を吐いてほっぱたを元の状態に戻し、今度は左のほっぺたを同じく5秒間膨らませます。
これを1セットとし、10回繰り返し、それを1日2~3セットおこなってみてください。

口周りの筋肉全体を動かし、あごの動きをスムーズに整えるための体操を行ってみてください。具体的な方法として、
・「あー」と大きく口を広げて5秒間キープする
・「いー」と歯を見せて笑顔を作り5秒間キープする
・「うー」と唇を前に突き出して5秒間キープする
・「べー」と舌をできるだけ出して5秒間キープする
これを1セットとし、10回繰り返し、1日3セット行ってみてください。

アゴを動かす筋肉の一つは、下アゴの角で顔のエラ部分にあります。
その筋肉を緩めることで、アゴを動きがスムーズになります。
緩める方法としては、
①口を閉じた状態で、人差し指と中指を、あごの角(耳の下あたり)にあて、軽く押しながら小さい円を描くように30秒さする
②口を少し開けて、同じように、人差し指と中指を、あごの角(耳の下あたり)にあて、軽く押しながら小さい円を描くように30秒さする
これを1セットとし、1日3セット行ってみてください。

アゴを動かす筋肉の一つは、こめかみの部分にあります。その筋肉を緩めることで、アゴを動きがスムーズになります。緩める方法としては、
①口を閉じた状態で、中指と薬指をこめかみに当て、指の腹で軽く円を描くように30秒間さする。
②あごを軽く開けた状態で、同じように、中指と薬指をこめかみに当て、指の腹で軽く円を描くように30秒間さする。
これを1セットとし、1日3セット行ってみてください。

舌の動きを良くすることで、あごとほっぺたの協調が高まることが期待できます。具体的な方法としては、
①舌を上の歯と唇の間に入れて、左右に歯を舌でなぞるように舌を20回動かします。
②舌を下の歯と唇の間に入れて、左右に歯を舌でなぞるように舌を20回動かします。
これを1セットとし、1日3セット行ってみてください。
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唇や頬を噛んでしまうことが起こるということは、体に何かしらの異常が起きているというサインでもあります。
そのサインを放置すると、健康が崩れて、それをリカバーするのに時間がかかってしまう可能性があります。
ですので、早めにケアするためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
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みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
春の到来とともに、いよいよ花粉症の季節がやって来ます。
花粉症を発症すると、目のかゆみや鼻水、鼻づまりに加えて、何度も“くしゃみ”がでます。
この“くしゃみ”をするたびに、腰に響いて痛みが起きたり、ひどい場合は、その衝撃でぎっくり腰になられるかたもいらしゃいます。
そのことで、“くしゃみ”をするたびに、つらい思いや怖いと感じられる方は少なくありません。
そこで今回は、花粉症によって頻発するくしゃみに対して、そのメカニズムや腰への影響、その対処法について伝えさせていただきます。
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花粉やハウスダストなど、アレルギー反応の原因となる物質が、鼻の奥の粘膜に付着すると、鼻の奥の神経が有害なものが体に入ってきたのだと感じます。
その刺激によって、無意識下で、体外に有害と感じた物質を排出しようと、「くしゃみ反射」が起こり、くしゃみが発生します。
くしゃみは、呼吸の際に使う胸やお腹の筋肉の緊張させて、胸やお腹の圧力を高めて、その圧力を外部に一気に放出させます。
この放出時に、空気と共に有害物質を体外に出すのが、くしゃみの働きです。
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くしゃみをした際に、その圧力が体に与える衝撃を、数値的にみてみると、
・くしゃみした際の腹圧の上昇:通常時の5~10倍
・くしゃみした際に背骨の腰部分の椎間板にかかる圧力:体重の約2~3倍
・くしゃみをした際に口から空気が放出される速度:時速150~160km
などと研究で報告されています。
また、くしゃみによる腰への圧力は、軽くジャンプして着地する時にかかる腰の負荷と同等程度という報告もあります。
さらに、くしゃみは、0.2~0.5秒の間で爆発的に一瞬で発生するため、無意識下では体がその圧力変化や衝撃に対応するのが難しく、腰周囲の筋肉やじん帯にかなりのストレスをかけます。
くしゃみを連発することで、ひどい場合は、肋骨や背骨の骨折も引き起こすことがあります。
そして意外に知られていませんが、くしゃみは結構なエネルギーを消費します。
通常のくしゃみを1回すると、約2~5kcalと言われています。
10回連続でくしゃみをすれば、60kgの体重の方が、やや速いウォーキングを5~10分程度した際に消費するエネルギーに匹敵します。
つまり、くしゃみが頻発すると、腰に負荷がかかり、体全体としても体力が消耗するようになります。
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くしゃみが出そうになったとき、周囲を気遣って、直前、鼻を押さえたり口を閉じて、無理にくしゃみを止めようとした経験があるという方は、多いかと思われます。
しかし、くしゃみは、前章でも述べましたが、大きな衝撃を発するものであるので、無理に止めると、それはそれでかえって体に大きなダメージを与えます。
くしゃみを無理に抑えると、本来、外へ抜けるべき空気圧が内部にこもり、
・鼓膜の損傷
・鼻の血管の損傷
・首の血管が損傷
・目の血管の損傷
・血圧の上昇
など、さまざまな症状を発生させます。
また、腰に関しても同様で、無理にくしゃみを止めようと力を入れる瞬間に、腹圧が急激に上昇するため、かえって腰への負担が大きくなるリスクが考えられます。
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くしゃみによって、腰に痛みを感じるメカニズムを、以下でもう少し深掘りしいきます。
くしゃみをすると、胃腸や腎臓など内臓が入っているお腹の中の圧力が一気に上がります。
この圧力が、お腹から腰方向に伝わります。
そうすると、背骨と背骨の間にありクッションの役割を担う椎間板が、前方から押しつぶされるように変形し、特に、背骨の腰の部分と骨盤との間、腰の下方の椎間板に、強いストレスがかかります。
そうすると、腰の椎間板に微細な損傷やヘルニアを発生させることがあり、それがくしゃみのたびに痛みを引き起こす可能性があります。
腰の深部にある筋肉は、体の姿勢を安定させるために、大きな役割を担います。
くしゃみの瞬間に腹圧が腰にかかると、腰の深部にある筋肉は、その衝撃から腰を守るために、反射的に筋肉を緊張させて硬くします。
この防御反応が過剰になると、筋肉が硬直が続いて柔軟性が低下するため、ちょっとした刺激や動きにも対応できず、ズキッとした痛みを感じことがあります。
骨盤は、仙骨と左右の腸骨とで3つの骨がつなぎ合わさってできています。
仙骨と左右の腸骨は、強力な靭帯で繋がっていますが、出産後の女性や長年の腰痛を持つ方は、仙骨と左右の腸骨のつながりが緩んでいる場合があります。
さらに、骨盤の後面のじん帯に分布する神経は、姿勢の維持や二足歩行などの関連するため、非常に敏感な感度を持っています。
くしゃみの反動で、緩んだ骨盤に衝撃が走ると、ただでさえ敏感な骨盤後面の神経に過度の刺激が入り、それが痛みとして感じる場合もあります。
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くしゃみは、腰に負荷をかけてしまいますが、無理に止めるのも良くはない。
特に、花粉症の季節は、くしゃみをすることを止められないことは、多々あるとは思われます。
ですので、実際、くしゃみをしても、どうすれば腰にかかる負荷を軽減して、腰に痛みを感じにくくするのかを、以下で紹介させていただきます。

くしゃみが出そうになったら、その前に腰にかかる負荷を軽減させる姿勢をとることが重要です。
立っているときに、くしゃみが出そうになった場合は、
・ひざを15~20度軽く曲げる
・腰を反らさず、お腹から胸を少し丸めるイメージで体を前傾させる
・両手または片手を壁や机・椅子などにしっかり手を当てたり持ったりする
などの防御姿勢をとることをおすすめします。
また、座っているときに、くしゃみが出そうになった場合は、
・イスに浅く腰かけ、背もたれに軽く寄りかかる
・足幅を肩幅より少し広く開き、足裏を床にしっかりつける
・両手もしくは片手をひざや机の上に置いて体を支える
などの防御姿勢をとることをおすすめします。

くしゃみをする直前に、腹圧をコントロールできれば、くしゃみの衝撃から腰を守ろうと、腰周辺の筋肉によって起きる過剰防御反応を抑えることが期待できます。
具体的な方法としては、くしゃみ予兆を感じたら、
・息をゆっくりはきながらお腹をへこませる
・片手または両手を軽くお腹に触れる程度のせる
ということをしてください。
また、くしゃみが発生する際に、お腹から「ハッ」と息をはき出すイメージで、お腹にあてた手のひらに軽い圧を感じることで、腰にかかる衝撃を軽減することができます。
お腹を凹ませたり手を当て、お腹に意識を持っていくことで、腹圧が過剰に入ることを避け、腰周辺の筋肉の防御反応が穏やかになります。
それによって、くしゃみによる腰痛の発生を減らすことが期待できます。

くしゃみのよる腰痛の発生を抑えるためには、即効性のある姿勢対策が重要ですが、それに加え、日常のお腹周辺のトレーニングも必要です。
そうすることで、くしゃみをする際に、腰の安定性を高め、筋肉の過剰反応を予防できます。
トレーニングの方法は、ドローインと呼ばれるとても簡単もので、具体的には、
①床かベッドに上向きで寝て、腰や背中が反りすぎないように、自然に床につける
②両ひざを軽く曲げて立て、腰幅くらいに開く
③お腹の動きを感じるため、おへそのあたりに手を軽く添える。
④その状態のまま、鼻から息をゆっくり吸い、お腹を風船のようにふくらます
⑤そこから口または鼻からゆっくり息をはきながら、お腹をへこます
⑥お腹がこれ以上へこまないと感じたところで、10秒間キープする
という手順で行い、これを10回くり返してください。
床起床後や就寝前など、1日5分程度を目安に継続すると、お腹周辺の筋肉が強化され、くしゃみによる腰への衝撃を軽減できます。
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今年の春の花粉が飛ぶ量は、西日本ではおおむね例年並み、東日本と北日本では、例年より多いと気象庁の方で発表されています。
つまり、日本全国どこでも花粉症の発生するということで、その症状の一つである、頻繁にくしゃみが出てしまうのは、なかなか避けれないと思われます。
くしゃみの衝撃によって、腰を痛めると、ただでさえ花粉症で日常生活に支障をきたしているのに、さらに追い打ちをかけることになりかねません。
そこで、少しでもくしゃみによって起こる腰への衝撃を軽減するために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
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みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、イチゴ農家の方が、朝、起きたら背中の痛みを感じるようになったと訴えて来院されました。
詳しくお話をお聞きすると、収穫作業をするときは、空気圧で人工筋肉を動かすタイプのマッスルスーツをきているので、腰や背中を強力にサポートしてくれているせいか、それほど痛みがないそうです。
しかし、マッスルスーツを脱ぐと、背中に痛みを感じて、それから歩くのも横になるのもつらい状態が続いていると。
今は、イチゴの収穫シーズンで、すごく忙しいので、なんとかしたいとのことでした。
このように、農家にとって、冬から春に変わるこの時期は、果物や野菜などの収穫作業が多くなり、それに伴って背中に痛みを訴えられる方が少なくありません。
そこで今回は、収穫作業をすることで、背中に痛みが発生する理由とその予防法について伝えさせていただきます。
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農業従事者は、他の産業に比べ、3倍以上も疲労症状の訴えがあるとの調査報告があります。
その疲労症状の一つとして、野菜や果物の収穫作業によって起きる背中の痛みメカニズムについて、以下で説明させていただきます。
筋肉は、「能動組織」、つまり、神経の指令でエネルギーを消費しながら、意識的に伸びたり縮んだりできる組織です。
そしてその筋肉は使いすぎると、エネルギー切れを起こして、だるさや震え・力が入らない症状を起こします。
筋肉がその状態のまま無理に使うと、筋肉の線維に微細な損傷が入り始め、それが蓄積することで、痛みを発生しやすくなる。
特殊なものは別として、一般的に、野菜や果物を収穫する際には、長時間、前屈みの姿勢となり、その姿勢をキープするためには、背骨周辺にある背中の筋肉が過度に使うことなります。
その結果、背中の筋肉がエネルギー不足が起り、背中に痛みが発生する場合があります。
野菜や果物を収穫するために体が前屈みの姿勢と際に、その姿勢をキープする筋肉が疲労しやすくなります。
そうすると、その姿勢を支える割合が増えるのが背骨にあるじん帯や椎間板といった組織です。
筋肉が「能動組織」であることに対して、背骨にあるじん帯や椎間板は「受動組織」です。
背骨にあるじん帯や椎間板は「受動組織」の特性は、“ねばねばした粘性”と“ゴムのような弾性”の両方を持つ負荷に対して抵抗できる組織です。
背骨にあるじん帯や椎間板は「受動組織」に、急な力が加わってもほとんど伸びず、しっかり抵抗します。
しかし、持続的な力がかかると、時間とともに少しずつ伸びて、抵抗度が低下します。
例えると、新しいゴムひもを一瞬引っ張るとピンっと張った抵抗感を感じますが、ゴムをしばらく引っ張り続けるとゴム自体が伸びてしまい抵抗感が低下します。
そして、ゴムにかける力を抜いても、元の長さに完全には戻らない状態が起きます。
このような現象が、背骨にあるじん帯や椎間板は「受動組織」に起き、これは「受動組織のクリープ現象」とも呼ばれるものです。
前かがみ姿勢で背骨周辺の組織に起きる具体的な変化として、研究により異なるが、
前かがみ姿勢を開始してから30~60秒経過:筋肉の負担が大きい
前かがみ姿勢を開始してから60~90秒経過:受動組織での負担が大きくなる
前かがみ姿勢を開始してから10~20分経過:クリープ現象が発生する
という報告がされています。
つまり、前屈み姿勢が長くなれば、筋肉で支えきれず、背骨骨にあるじん帯や椎間板にかかる負荷が大きくなり、その結果、クリープ現象発生して、背骨骨にあるじん帯や椎間板でも姿勢を支えきれず、背中に痛みが発生するという悪循環に陥りやすくなります。
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今回、ご相談いただいたイチゴ農家の方は、腰や背中の動きをサポートしてくれるマッスルスーツを脱ぐと、背中に痛みを感じるとのことでした。
マッスルスーツを装着していることで、背中の筋肉の活動が38%から18%に抑制されたというレポートも報告されています。
つまり、マッスルスーツを着ることで、人工の筋肉が能動負担によって起きる筋疲労を肩代わりしてくれます。
しかし、背骨にあるじん帯や椎間板といった受動組織は、その姿勢により組織が伸びる負荷がかかり続けることが防げないため、クリープ現象のみが進行します。
その結果、マッスルスーツを脱着後、背骨にあるじん帯や椎間板といった受動組織での姿勢を維持する状態が不安定となり、背中に痛みがを感じるようになったと考えられます。
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収穫作業による筋疲労とクリープ現象が起きることで背中の痛みが発生することを踏まえ、その予防方法に焦点を当てて、以下で紹介させていただいきます。

前屈みの姿勢によって、背骨のじん帯や椎間板にクリープ現象が起き始めるのが、開始から40秒たって以降と研究で報告されています。
ということは、“収穫作業を40秒するたびに姿勢を変える”ことが理想です。
しかし、なかなか、忙しい収穫中、意識して40秒ごとに姿勢に変化させることは難しいかと思われます。
姿勢を変えるといっても、少し背筋を伸ばしたりするだけでもいいので、そのきっかけを無理なく知ることができる仕組みをつくられることをおすすめします。
例えば、いちご農家さんが、40秒で10粒を収穫する平均ペースであるなら、「1-2-3…10!」と数えながらイチゴを摘んで、10粒目で体起こして、息をフーッと一回だけでいいのではき、すぐ次の10粒の収穫に取り掛かる。
このように、40秒の間に、どのペースで収穫作業ができるのかを一度は測ってしまえば、時計を見ずに姿勢を変えることができます。
また、スマホでインターバルタイマーができるアプリをダウンロードして、40秒ごとに振動や音をセットしていれば、毎回とはできなくとも、音や振動を聞いた際に、姿勢を変えるきっかけを作ることができます。

収穫中、昼休みやおやつ休憩など、体を休める時間帯に、収穫で負荷がかかった背中の組織をリセットする体操をすることをおすすめします。
本当に簡単な体操で良いので、具体的には、
・両手を腰に当てて、痛くない範囲で少しだけ体を起こし、背中を伸ばす
・両手を広げて胸を軽く開き、鼻から息を吸って口からゆっくり吐く呼吸を3~5回繰り返す
・指先を肩に置いて、両肩を前回し・後ろ回しそれぞれ5回ずつ行う
などのような方法で体に刺激を入れて、背中の組織をリセットしてみてください。

クリープ現象による背骨のじん帯や椎間板などの受動組織の変形やこわばりは、作業直後よりも、実は、寝ている間を挟んだ朝の起き上がり動作で強く出やすいことが知られています。
そこで、布団から起きて、体がそのままの状態で前かがみ姿勢で作業を始めるのではなく、必ず朝一番のウォーミングアップを行うことが重要です。
具体的には、ベッドや布団の上で、上向きで寝たまま
・ひざを立て、左右にひざを倒す
・両手でひざを抱える
・足を伸ばしたまま、足首を回す
といったように、いきなり寝床から起き上げるのではなく、体に刺激を入れてから動き始めることをおすすめします。
時間があれば、朝に熱めのシャワーやお風呂に入ると、体が動きやすくなります。
こうした準備運動を朝に数分行うだけでも、収穫作業のスタートダッシュをスムーズに、体に無理をさせずおこなうことができます。
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最近、農家の方が体をサポートしてくれるマッスルスーツをきて、作業されているお話をよくお聞きします。
マッスルスーツは、背中や腰の筋肉活動を大きく減らし、筋疲労を軽減してくれる優れた道具です。
その一方で、じん帯や椎間板などの受動組織にかかる引き伸ばされる力まではゼロにはできません。
そのため、マッスルスーツを着ている間に、筋肉の疲労は軽減されても、じん帯や椎間板のクリープ現象だけが進行しています。
ですので、マッスルスーツを脱ぐ前後に、必ず前章で紹介させていただいた背中リセット体操をするなど、いわゆる整理体操を入れられることをおすすめします。
また、マッスルスーツ脱いだ直後に重い物を持ち上げたり、急に前かがみになったりしないようにし、5~10分ほどは、意識的に背筋を伸ばした姿勢でゆっくり歩いてみてください。
他には、可能であれば、マッスルスーツを脱いだあとは、座って背中を休めたり、温めたりして、じん帯・椎間板周りの血流を整えようにしてみてください。
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収穫時期は、その忙しさで、いくら時間があっても足らないというお話をよくお聞きします。
なかなか、お体のケアまで意識が回らないかと思いますが、まずは一つでも二つでも日々の収穫作業中に、今回、紹介させていただいたことを取り入れてみてください。
それによって、背中の痛みを軽減し、収穫シーズンを乗り切るためのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
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