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ご飯中に起きる口の中の噛み癖と首・肩こりとの意外な関係性とセルフケアの方法

2026.03.12 | Category: スマホ首,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,姿勢,日常生活の動作,生活習慣,疲労,肩こり,関節,顎の痛み,顎関節

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

当院で首や肩こりの患者様とお話をしていると、「ご飯を食べているときに、ほっぺたの内側や唇の内側を噛んでしまって痛いんです」といったことをよく耳にします。

首や肩こりと口の中の噛んでしまうことは、一見、関係ないように思えますが、実は深く関連しています。

そこで今回は、首・肩こりと口の中を噛んでしまう関係性とその理由、そして、セルフケア方法まで、詳しく解説させていただきます。

 

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咀嚼(そしゃく)の生理的な仕組み

食べ物を口に入れて、歯で噛み切り、砕き、唾液と混ぜ合わせて、飲み込みやすい状態にする一連の動作を、「咀嚼(そしゃく)」と言います。

咀嚼は、歯で食物を効率的に噛み砕くために、舌や頬、アゴの筋肉が協調して働き、それによって、胃腸で消化・吸収しやすくするための重要な口の中で行われる機能です。

咀嚼は、単なる食べ物を噛む動作ではなく、脳・神経・筋肉・感覚器官が精密に連携した複雑な生理機能です。

通常は、1分間に約80回、細かく言えば、1秒に1.3回程度のリズムで、「口を開く→口を閉じる→食べ物を歯で噛み砕く」のサイクルを繰り返します。

このリズムは、大脳や小脳・歯・頬やアゴや首などの筋肉と連携と協調して微調整されます。

具体的に分解すると

・開口期(0.2~0.3秒):

下アゴが3~10mm開き、舌が食物を奥歯へ運び、頬の内側の粘膜を歯で噛まないように後退させる

・閉口期(0.2秒):

上の歯としたのはが接触して、顔の側面からアゴの筋肉が主導し食べ物を粉砕し始める

・粉砕期(0.2~0.3秒):

あごが左右に側方の動きをして、食物を細かく砕き唾液と混ぜまる

そういった咀嚼動作がリズミカルに行われることで、頬や唇内側が歯に挟まれず、食物だけが効率的に食物の噛み砕きが行われます。

反対に言えば、咀嚼動作がリズミカルに何らかの影響で乱れが生じると、頬や唇の粘膜が、歯で噛み砕き中に巻き込まれて、噛み傷が発生します

 

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肩や首こりと唇やほっぺたの内側の噛むとの関係性とその理由

首や肩のこりは、日常的によく起こる症状で、ひどくなると、頭痛や吐き気・集中力の低下などいろいろな症状を引き起こします。

そのうちの一つとして、唇やほっぺたの内側を噛みやすくなることも起こります。

首や肩の筋肉とご飯を噛むあごの筋肉は、鎖のようにつながって、密接に影響し合っています。

首や肩は、頭の重み支える働きのほかに、あごを動かすための土台の役割も担います。

悪い姿勢や寝違いなどで首の前側にある筋肉が硬くなると、あごを動かすために土台の役割がある筋肉が不安定になります。

この土台がずれると、咀嚼であごを動かすために、あご周りの噛む筋肉が、余計な力を使ってバランスを取ろうとし、動きがぎこちなくなります。

また、首の付け根の肩周辺の筋肉がこっていると、頭から首全体の重さを支える姿勢が崩れます。

すると、頭の重みで、あごが自然な位置から前に出てしまい、顎の関節のバランスが不自然な状態なりがちです。

そのため、噛む時の軌道が崩れて、ほっぺたや唇の内側を挟みやすくなることが起こる場合があります。

東京医科歯科大学の研究でも、噛み合わせに問題がある人の7割近くが肩こりを一緒に持っていると報告されています。

 

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常時、唇やほっぺたの内側を噛んでしまう場合は専門的な医療機関へ

頻発に、唇やほっぺたの内側を噛んでしまう場合、」単なる生活習慣を超えた病態の可能性が高まります。

放置すると、その口の中の傷口から、慢性潰瘍や口腔がんなど口の中で起きる重度の病気の発生リスクが生じます。

頻発に、唇やほっぺたの内側を噛んでしまう病態としては、

・顎関節症

・噛み合わせや歯並びの異常

・パーキンソン病

・筋ジストロフィー症

・多発性硬化症

・糖尿病

・過度の歯のくいしばりによる筋疲労の蓄積

などが考えられます。

唇やほっぺたの内側を噛んでしまうことが、1日数回以上起こるのであれば、まずは、歯科を受診してください。

他には、神経内科も考慮に入れておいてください。

 

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唇やほっぺたの内側を噛んでしまうことへのセルフケア方法

整骨院の院長が指導できる専門的な範囲での、首や肩こりを伴う唇の内側やほっぺたの内側を時々噛んでしまう方へに対してのセルフケアの方法を以下で紹介させていただきます。

頬膨らまし

ほっぺたの内側の筋肉を鍛えることで、噛むときにほっぺたが内側に寄りにくくなることが期待できます。

具体的な方法として、

①口を軽く閉じて、右のほっぺただけに息をためて、5秒間膨らませます。

②次に息を吐いてほっぱたを元の状態に戻し、今度は左のほっぺたを同じく5秒間膨らませます。

これを1セットとし、10回繰り返し、それを1日2~3セットおこなってみてください。

 

あいうべ体操

口周りの筋肉全体を動かし、あごの動きをスムーズに整えるための体操を行ってみてください。具体的な方法として、

・「あー」と大きく口を広げて5秒間キープする

・「いー」と歯を見せて笑顔を作り5秒間キープする

・「うー」と唇を前に突き出して5秒間キープする

・「べー」と舌をできるだけ出して5秒間キープする

これを1セットとし、10回繰り返し、1日3セット行ってみてください。

 

あごの角の筋肉を緩める

アゴを動かす筋肉の一つは、下アゴの角で顔のエラ部分にあります。

その筋肉を緩めることで、アゴを動きがスムーズになります。

緩める方法としては、

①口を閉じた状態で、人差し指と中指を、あごの角(耳の下あたり)にあて、軽く押しながら小さい円を描くように30秒さする

②口を少し開けて、同じように、人差し指と中指を、あごの角(耳の下あたり)にあて、軽く押しながら小さい円を描くように30秒さする

これを1セットとし、1日3セット行ってみてください。

 

こめかみの筋肉を緩める

アゴを動かす筋肉の一つは、こめかみの部分にあります。その筋肉を緩めることで、アゴを動きがスムーズになります。緩める方法としては、

①口を閉じた状態で、中指と薬指をこめかみに当て、指の腹で軽く円を描くように30秒間さする。

②あごを軽く開けた状態で、同じように、中指と薬指をこめかみに当て、指の腹で軽く円を描くように30秒間さする。

これを1セットとし、1日3セット行ってみてください。

 

舌を口の中で回す

舌の動きを良くすることで、あごとほっぺたの協調が高まることが期待できます。具体的な方法としては、

①舌を上の歯と唇の間に入れて、左右に歯を舌でなぞるように舌を20回動かします。

②舌を下の歯と唇の間に入れて、左右に歯を舌でなぞるように舌を20回動かします。

これを1セットとし、1日3セット行ってみてください。

 

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まとめ

唇や頬を噛んでしまうことが起こるということは、体に何かしらの異常が起きているというサインでもあります。

そのサインを放置すると、健康が崩れて、それをリカバーするのに時間がかかってしまう可能性があります。

ですので、早めにケアするためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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