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関節 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 18の記事一覧

皆さん、こんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
毎日の家事で欠かせない料理を家族のために作っていたら、股関節の前面に痛みが走ることはないでしょうか?
料理は家族の健康を支える大切な仕事ですが、長時間、立ち続けることで、股関節痛を引き起こしてしまう場合があります。
当院でも、家族の食事を作っておられる女性の方から、調理中の股関節の前面の痛みについてのお悩みをよくお聞きします。
股関節痛は、台所に立ち続けることや、振り向く動作がスムーズにできないことで、調理作業に大きな支障が出ます。
また、物を取ろうと股関節を曲げてしゃがむのも困難になるなど、家事の効率が落ち、生活の質にも影響を及ぼしかねません。
そこで今回は、股関節の前面の痛みの原因とその対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、股関節前面の痛みの原因が解消されて、楽に立ち仕事ができるようになり、家事や趣味の時間を楽しく過ごすことができます。

台所で、調理のために立って作業をしていると股関節の前面の痛みが発症する原因として、「前屈み姿勢」による影響があげられます。
通常、自然体で立っているときは、体の重心は体の真ん中を通っているため、上半身と下半身をつないでいる股関節周辺の組織は活動は、最小限ですみます。
しかし、台所での調理作業をおこなうために前屈みの姿勢になると、重心が前に移動します。
そうなると、上半身が前に倒れすぎないように、上半身と下半身のつなぎめである股関節周辺の組織が活動します。
短時間であるなら問題は少ないのですが、長時間、台所での調理作業をおこなうために前屈みの姿勢でいると、骨盤が後ろに傾き、それに伴って背骨の胸の部分が後ろに曲がる、いわゆる「猫背」の状態になりがちです。
この状態で前屈みの姿勢で立っていると、体を支える重要な筋肉群、具体的には、おなかや背中、お尻の筋肉の機能を低下させます。
その結果、股関節前面の組織、特に。腰から股関節の前面を通って太ももに付着する筋肉に、過度な負荷をかけます。
このメカニズムをわかりやすく例えるなら、傾いた高層ビルを支えようとするようなものです。
通常、高層ビルは、しっかりとした基礎の土台の上に立っており、高層ビルの重さは、土台の上に均等に分散されています。
しかし、この高層ビルが少し前にかたむくと、重さは前方に集中し、後ろ側の支えが弱くなります。
この状態では、高層ビルが倒れないようにするには、高層ビルの倒れる側の前面に支えが必要になります。
これはまさに、不適切な状態の前屈み姿勢によって、体を支える重要な筋肉群、具体的には、おなかや背中、お尻の筋肉の機能低下によって、股関節前面の筋肉やじん帯などの組織が過度に働かなければならない状況を示しています。
最初はこの状態を維持できるかもしれませんが、時間がたつにつれて、股関節前面の組織は疲れ始め、支えることが難しくなります。

台所で調理作業で起きる股関節の前面の痛みへの有効な対処として、前屈みの作業でゆがんだ姿勢を整える必要があります。
そのための体操を、以下で紹介させていただきます。
1. 両足を肩幅の2倍くらいに広げて、右ひざを軽く曲げて、重心を右足にかけて立ちます。

2. その姿勢から、体を右から左側にゆっくり移動させて、重心を右から左に移し、右足の股関節を外側に広げるように動かします。

3. 次に、体を左から右側にゆっくり移動させて、重心を左から右に移し、左足の股関節を外側に広げるように動かします。

4. 股関節を左右に動かす動作を、10回、繰り返してください。
1. 壁に両手をつき、足を肩幅に開き、ひざを軽く曲げます。

2. その状態から、ゆっくりと背中を丸め、あごを胸に近づけ、この姿勢で、5秒間、キープします。

3. 次に、ゆっくりと背中を反らし、胸を前に押し出し、この姿勢で、5秒間、キープします。

4. この動作を交互に、10回、繰り返してください。
1. 足を肩幅に開いて、ひざを軽く曲げ、両手を腰に当てて、背筋を伸ばして立ちます。

2.お尻を後ろに突き出すイメージで、ゆっくりと骨盤を前に傾けます。

3. 5秒たったら、ゆっくりと元の位置に戻します。
4.この動作を、10回、繰り返してください。

今回のブログでは、股関節の前面の痛みが発症する原因として、以下のことを説明させていただきました。
・前屈み姿勢による股関節前面の組織への過度な負荷
また、股関節痛の対処法として、次の体操を紹介させていただきました。
・股関節を整える体操
・背骨を整える体操
・骨盤を整える体操
股関節の前面の痛みは、家事や仕事など日常生活に大きな支障をきたすだけではなく、肩や腰などの痛みを引き起こす可能性があるため、早めのケアをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介したことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
それでも、もし、股関節前面の痛みが続く場合は、病院や整骨院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。
当院でも、今回のようなケースの股関節前面の痛みにも対応していますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、家事によるお体の不調に関するブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
1.変形性股関節症診療ガイドライン2021年改訂版。 https://www.joa.or.jp/public/guideline/hip_osteoarthritis_2021.html
2.厚生労働省。 (2019年)。 国民生活基礎調査https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/1.

皆さん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
秋の衣替えで服や布団を整理していた後に、ひざの外側の痛みも伴うお尻の痛みを感じることはないですか?
衣替えは季節の変わり目を感じる大切な習慣ですが、いろいろな作業をすることで、お尻だけではなくひざの痛みまで起こしてしまう場合があります。
当院でも、秋になるとこのような症状でお悩みの方をよくお見かけします。
このような痛みは、日常生活に大きな支障をきたします。
例えば、顔を洗う際に前屈みの姿勢を保つことができず、朝の身支度に時間がかかってしまいます。
また、しゃがんでものを持ち上げようとすると、立ち上がる際によろめいてしまい、転倒のリスクが高まります。
さらに、長時間、座っていられないため、家事や趣味の時間が制限されてしまうのです。
お尻の痛みは、単なる不快感だけでなく、生活の質を大きく低下させる可能性があります。
そこで今回は、衣替えなどの作業によるひざの外側の痛みを伴うお尻の痛みが起きる原因と、その対処法について詳しく紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、ひざの外側の痛みを伴うお尻の痛みの原因を理解し、適切な対処をすることで、痛みを軽減し、快適な日常生活を取り戻すことができるます。

衣替えの作業をすることで、ひざの外側の痛みを伴うお尻の痛みが発症する主な原因として、腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)があげられます。

腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)は、おしりの筋肉から始まり、太ももの外側を通ってひざの外側に付着する帯状の組織です。

この靭帯は、股関節とひざ関節の動きにブレーキをかける作用があり、また、ひざの曲げ伸ばしの両方に作用します。
衣替えでは、高い棚の荷物を上げ下ろしする際、ひざを使ってしゃがんだり立ち上がったりすることを繰り返すことで、お尻や太ももの外側の筋肉が緊張します。
お尻や太ももの外側の筋肉が緊張すると、それらの筋肉と繋がっている腸脛靭帯も緊張します。
ピンと張った腸脛靭帯の状態で、ひざの曲げ伸ばしを繰り返すと、太ももの骨のひざの近くにある出っ張った部分とこすれ合います。
これを何回もこすれあうことで、腸脛靭帯に炎症が生じ、ひざの外側部分に痛みが生じます。
つまり、衣替えの作業によってお尻の筋肉の筋肉が疲労して緊張が、腸脛靭帯に張りを引き起こして骨とこすれることによって、ひざの外側の痛みを伴うお尻の痛みが生じるのです。

ひざの外側の痛みを伴う殿部痛への有効な対処法として、以下のストレッチを紹介させていただきます。
1. 上向きに寝ます。

2. 左の足のひざを曲げて、両手で抱えます。

3. 抱えたひざを、右の脇の方向へ、引き寄せて、お尻の筋肉が伸びるのを感じたら、10秒間、保持します。

4. 10秒たったら、ゆっくりと元の姿勢に戻り、右の足でも同じようにおこないます。
5. これを左右交互に、3回、おこなってください。
1. 壁に向かって立ち、右手を壁について体を支えながら、左のひざを曲げて、左手で左足の甲を持ちます。

2. 左手で持った左足のかかとがお尻の外側に引き寄せるように曲げて、太ももの外側の筋肉が伸びるのを感じたら、10秒間、保持します

4. 10秒たったら、ゆっくりと元の姿勢に戻り、右の足でも同じようにおこないます。
5. これを左右交互に、3回、おこなってください。
1. 壁に平行に立って、軽く右肘を曲げて、左手を壁にあてて、右足を左足の前にクロスさせるように出します。

2. 右の足のひざを曲げて、体重を左に移動して、お尻〜太もも外側〜ひざの外側が伸びるのを感じたら、10秒間、保持します

4. 10秒たったら、ゆっくりと元の姿勢に戻り、右の足でも同じようにおこないます。
5. これを左右交互に、3回、おこなってください。
これらの3つのストレッチの注意点としては、無理に伸ばしすぎないようにして、心地よい張りを感じる程度にとどめてください。
それでも痛みが持続したり悪化したりする場合は、専門医の診察を受けることをおすすめします。

今回のブログでは、お尻とひざの外側に痛みが衣替えの作業によって、同時に起きた要因として、
“腸脛靭帯の炎症”
が考えられると説明させていただきました。
また、お尻とひざの外側に痛みへの対処法として、以下のストレッチを紹介させていただきました。
・お尻の筋肉のストレッチ
・太ももの外側の筋肉のストレッチ
・お尻〜太もも外側〜ひざの外側にかけての筋肉のストレッチ
お尻とひざの外側に痛みが同時に起きる症状は、股関節やひざの動きを制限することとなり、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高まるため、早めのケアをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも症状のお悩みが続く場合は、病衣にゃ治療院など、お近くの専門の医療機関への受診をおすすめします。
当院でも、今回のブログで取り上げさせていただいたケースの症状にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他にも、ひざの痛みへの対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献: 日本整形外科学会. (2023). 「スポーツ障害としての腸脛靭帯炎」. https://www.joa.or.jp/public/illness/condition/iliotibial_band_syndrome.html

皆さん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
家の部屋の模様替えをするために家具を移動していたら、その後、腰に痛みが発症したということはないですか?
部屋の模様替えは気分転換ができますが、重い家具を動かすことで、腰痛を引き起こしてしまう場合があります。
当院でも、特に、女性の方から、家の模様替えのために家具の移動後に起きた腰痛についてのお悩みをよくお聞きします。
このような腰痛は、日常生活に大きな影響を与えます。
例えば、洗濯物を干そうとしても痛みで手が上がらない、イスから立ち上がる時に腰にビキッとした痛みが走る、朝、起きる時に体が固まって動けないなど、家事や日常動作に支障をきたします。
このような状態が続くと、家事がストレスになったり、外出を控えたりして、生活の質が低下してしまう恐れがあります。
そこで今回は、家具の移動後に起きた腰痛の原因とその対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、家具の移動後に起きた腰痛の原因が解消されて、日常生活をスムーズに送ることができます。
痛みに悩まされずに、家事や趣味を楽しめるようになりますよ。

家のベッドやタンスなどを移動させた後、腰の痛みが起きる原因として、以下のことが考えられます。
重い家具を持ち上げたり移動したりする際、腰の筋肉に急激な負荷がかかります。
特に、普段から運動を不足している方は、筋肉が十分に準備できていない状態で、重い物を持ち上げます。
これにより、筋肉に細かい損傷が生じ、腰痛を引き起こします。
これは、寒い冬の朝に、エンジンを温めずに車を急発進させると、エンジンやバッテリーに大きな負担をかけて痛めてしまうようなものです。
体のエンジンである筋肉が十分に稼働しやすい状態でない状態で、家具の移動のような無理な動作は、激しい腰の痛みを引き起こします。
家具の移動時に、その大きさや持ちにくさから、力が入りにくい無理な姿勢で持ったり、中腰のような前かがみの姿勢を、長時間、続けることで、背骨の腰の部分に過度な負担がかかります。
そうすると、背骨の腰の部分にある椎間板に圧力をかけ、損傷する可能性があります。椎間板は水分を含んだゼリー状の形態をしており、背骨と背骨の間に位置して、クッションのような役割を果たしています。
無理な姿勢により、過度の圧力が椎間板にかかることで、椎間板自体が損傷したり、損傷した椎間板が膨らみ、神経を圧迫することがあります。
そうなると、椎間板の損傷が治るまでに、軽度の損傷でも一般的に、4〜6週間程度はかかるとされ、その間、腰の痛みが続く可能性があります。
日常的な家事や子育ての作業により、腰周りの筋肉が慢性的に疲労し、柔軟性が低下していることがあります。
特に、家のことを一身に担っておられる女性の方は、毎日の長時間の家事や育児で、同じ姿勢を続けることが多く、特定の筋肉に負担がかかりやすい状況にあります。
筋肉の柔軟性が低下すると、急な動きに対応できず、筋肉やじん帯が損傷しやすくなります。
そういったお体の状態で、腰に負荷がかかりやすいベッドやタンスなどの家具の移動をすることで、腰痛が引き起こされます。

家のベッドやタンスを移動させた後に起きた腰の痛みへの有効な対処法として、以下のことを紹介させていただきます。

家具の移動によって起きた腰痛の緩和には、適切な温度での入浴が効果的です。
腰を温めることで、腰周辺の組織に血流が促されます。
血流が良くなると、腰の組織の損傷した部分に、栄養や酸素を運び、老廃物を回収するので、回復が早まります。
お風呂は、シャワーですまさずに、お湯の温度を38〜41度程度に設定した湯船に、10〜15分程度、ゆっくりつかることをおすすめします。
この温度帯は、筋肉の緊張を和らげ、血行を促進するのに最適です。
ただし、熱すぎるお湯の温度はさけ、また、血圧や貧血など、体調に不安のある方は、無理のない程度で入浴をおこなってください。

入浴後に体が温まった状態で、ストレッチをすることで、家具の移動によって起きた腰痛の緩和が促されます。
布団の上で寝転びながら、簡単で楽にできるストレッチの方法を、以下で紹介させていただきます。

1.上向きに寝て、ひざを立てます。
2.息をはきながら、おなかをへこませ、10秒間、キープします。
3.これを、3回、繰り返します。

1. 上向きに寝てます。
2. 両手で片方のひざを抱え、ゆっくりと胸に引き寄せ、10秒間、キープします。
3.10秒たったら、ゆっくりと元の姿勢に戻し、反対側の足でも同じようにおこなってください。
4. 左右の足で交互に、3回ずつおこなってください。

1. 上向けに寝て、両ひざを立てます。
2. 両ひざをそろえたまま、ゆっくりと右に倒し、10秒間、キープします。
3. 10秒たったら、ゆっくりと元の姿勢に戻し、反対側の足でも同じようにおこなってください。
4. 左右のひねりを交互に、3回ずつおこなってください。

今回のブログでは、家のベッドやタンスを移動させた後に起きた腰の痛みが発症した要因として、以下のことが考えられると説明させていただきました。
・急激な負荷による筋肉の損傷
・不自然な姿勢による腰椎への負担
・筋肉の疲労と柔軟性の低下
また、腰痛の対処法として、以下を紹介させていただきました。
・腰周辺の筋肉の回復を促す入浴法
・入浴後の布団の上でおこなう腰痛緩和ストレッチ
腰痛は日常生活に大きな支障をきたす可能性が高いため、早めのケアをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも腰痛のお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関を受診されることをおすすめします。
当院でも、今回のブログで取り上げさせていただいたケースの腰痛に対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他にも、荷物の移動による体の不調への対策のブログを書いておりますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
1. 日本整形外科学会「腰痛診療ガイドライン2019」
https://www.joa.or.jp/public/guideline/
2. 厚生労働省「職場における腰痛予防対策指針」
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000034et4-att/2r98520000034pjn_1.pdf

皆さん、こんにちは。
加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
家事を頑張った後、ほっと一息つこうとイスに座っていると、だんだん、背中の真ん中あたりに痛みを感じることはないでしょうか?
イスに座ってゆっくりリラックスするタイムは大切ですが、実は、座る姿勢によっては背中の真ん中あたりに痛みを引き起こしてしまう場合があるのです。
当院でも、家事の合間にイスに座っていると、背中の真ん中あたりに痛みがでるというお悩みをよくお聞きします。
実は、日本人の約70%が生涯で一度は、背中の痛みを経験するという統計があります。
背中の真ん中の痛みは、日常生活に大きな影響を与えます。
テレビを見たり、新聞を読んだり、洗濯物をたたんだりと、イスに座っての作業ができなくなってしまうのです。
この症状は、家事の効率を落とすだけでなく、趣味の時間も奪ってしまいます。
さらに、イスに座るたびに背中の痛みを感じるので寝転がる時間が多くなることで、このまま痛みが続くと、寝たきりになってしまうのではと心配になる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、イスに座っていると背中の真ん中あたりに痛みを感じる原因とその対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、背中の痛みの原因を理解し、イスに座ってリラックスする時間を取り戻し、家事や趣味を楽しむことができます。

イスに座っていると背中の真ん中あたりに痛みを感じる原因として、以下のことが考えられます。
背骨は、首が7本、胸が12本、腰が5本、仙骨が1本、尾骨が1本と、全体が26本の骨で構成されています。
背骨は、缶詰の形のようなものが積み重なって構成されていますが、まっすぐに積み上げられているのではなく、前後にカーブしながら積み重なっています。
背骨が前後にカーブして積み上げられることで、
・体にかかる重力を分散させ、体重をうまく支えることができる
・歩行や走行時の衝撃を吸収し、脳や内臓を保護する
・重い頭部を効率的に支え、筋肉への負担を軽減する
・直立した姿勢を保つのに役立ち、人間の二足歩行を可能にする
・胸と腰の背骨のカーブは、胸とおなかのスペースを確保し、胸やおなかにある内臓を保護する
などといった働きをします。
イスにリラックスして座っていると、本体は「坐骨(ざこつ)」というお尻のとがった骨の部分で座面が接着して座るのですが、リラックスして座っていると、骨盤が後方に倒れて仙骨が座面にあたるように座り始めます。
そうすると、体が後方に倒れて、座る姿勢を維持できないために、背骨を前方に曲げようとする、いわゆる、「猫背」の状態になる。
そうすると、姿勢の維持や体を動かすのに効率が良い背骨の前後のカーブに乱れが出ます。
イスにこの姿勢で座って背骨のカーブに乱れが出ることで、座っている姿勢を維持するために、最も負担がかかるのは、背中の真ん中部分にあたる、胸と腰の背骨の境目あたりです。
その負荷を支えるために、背中の真ん中部分にあたる、胸と腰の背骨の境目あたりの筋肉や椎間板、じん帯などの組織に負荷がかかり、その結果、背中の真ん中の筋肉が疲労して硬くなり、イスに座っている姿勢を維持できなくなって、痛みが発生します。

背中の真ん中の痛みが、長い期間、続く場合は、他の疾患のリスクも考える必要があります。代表的なものとして、
・急性膵炎
・慢性膵炎
・膵臓がん
・胃潰瘍
・十二指腸潰瘍
・背骨の骨折
などがあります。
背中の真ん中の痛みが、内臓疾患や背骨の骨折によるものである可能性がある場合、以下のような症状が併せて現れることがあります。
これらの症状がある場合は、早急に専門の医療機関を受診し、適切な検査を受けることが重要です。
・発熱
・はき気
・食欲の低下
・体重の急激な減少
・夜間の激しい痛み
・痛みの持続時間が長い(24時間以上)
・おなかの痛み
・胸の痛み
・呼吸が苦しい
・血尿
・便の色や性状の変化
・痛みの急激な発症
・動くと痛みが増強する
・姿勢を変えると痛みが変化する
・背中をたたくと痛みが増す
・手足のしびれやマヒ
・歩行が困難になる
・痛みが徐々に悪化している
・痛みが広範囲に広がっている
・痛みに加えて全身のけん怠感がある
・原因不明の体重減少
・過去にがんの既往歴がある場合
これらの症状が、背中の真ん中の痛みと併せて現れる場合、単なる筋肉痛や姿勢の問題ではなく、より深刻な疾患の可能性があります。
特に、痛みが持続的で強い場合や、日常生活に支障をきたす場合は、速やかに医療機関を受診することが重要です。

イスに座った際に、背骨のカーブの乱れにより、背中の真ん中あたりの痛みが起きます。
ですので、背骨のカーブが乱れないための適切なイスの座り方を、以下で紹介させていただきます。
・アゴが前に出過ぎないように、頭はまっすぐに保ち、耳が肩の位置とそろうようにする
・肩はリラックスさせ、胸を開いて軽く前に突き出すようにする
・背筋を軽く伸ばして、 腰を反りすぎたり、猫背にならないようにする
・骨盤を軽く前方に倒すイメージで、お尻の骨のとがった部分である坐骨(ざこつ)をイスの座面につける
・股関節、ひざ関節、足関節の角度を、それぞれ90度に保つ
・足は肩幅程度に開き、両足の裏を床につける
これらのポイントを意識することで、正しい座位姿勢を保つことができます。
背骨のカーブが乱れないための適切なイスの座り方を維持するためにも、長時間、同じ姿勢でいることを避ける必要があります。
そのための方法として、以下でイスに座っているときに、背中の痛みを軽減させるためのストレッチを紹介していきます。

1.イスに深く腰かけ、背筋を伸ばしてください。
2. 腰の後ろで両手を組みます。
3. 息をはきながら、ゆっくりと組んだ手を上にあげます。
4. 肩甲骨同士がよって背中が伸びるのを感じたら、10秒間、保持します。
5. 10秒たったら、ゆっくりと元の位置に戻します。
6. これを、5回、繰り返してください。

1. イスに浅めに腰かけ、足を肩幅よりも広めに開いてください。
2. 息をはきながら、開いた足の間にゆっくりと上体を前に倒していきます。
3.腕の力を抜いて床に伸ばし、背中が伸びるのを感じたら、10秒間、保持します。
4. 10秒たったら、ゆっくりと元の位置に戻します。
5. これを、5回、繰り返してください。

1. イスに背筋を伸ばして腰かけ、両手を腰にあて、坐骨(お尻のとがっている骨)を意識して座ってください。
2. ゆっくりと体重を右に移動して、左のお尻をあげます。
3. 次に、ゆっくりと体重を左に移動させ、右のお尻をあげます。
4. この一連の動作を、5回ずつおこないます。
以上の対処法を日常生活に取り入れることで、背中の痛みの軽減が期待できます。
ただし、痛みが、長期間、続く場合や、急激に悪化する場合は、専門の医療機関での診察されることをおすすめします。

今回のブログでは、背中の真ん中あたりの痛みが発症する要因として、以下のことを説明させていただきました。
・背骨のカーブの乱れ
・長時間の不適切な座位姿勢
・筋肉やじん帯への過度な負担
また、この症状への対処法として、以下を紹介させていただきました。
・適切なイスの座り方
・イスに座ってできるストレッチ
日本人のイスに座る平均時間は、約6時間と調査報告がされています。
それほど長い時間、イスの上で過ごすことから見ても、背中の真ん中あたりの痛みは、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高いため、早めのケアをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、みなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、それでもイスに座っていると背中の真ん中あたりに痛みにお悩みが解消されない場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関を受診されることをおすすめします。
当院でも、今回のブログで取り上げさせていただいたケースの背中の痛みに対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他にも座ることで起きるお体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:日本整形外科学会. (2021). 腰痛診療ガイドライン. https://www.joa.or.jp/public/guideline/

皆さん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
最近、歩くときに足が思うように上がらず、前に出しづらくなっていると感じることはありませんか?
歩行に困難を感じると外出の機会が減り、心身の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
当院でも、特に、ご高齢の女性の方から、歩きにくくなっていることへのお悩みをよくお聞きします。
実は、65歳以上の約15%が、歩行に何らかの困難を感じているというデータもあるのです。
足が上がりにくくなると、日常生活にさまざまな支障が出てきます。
例えば、スーパーでの買い物をするときに歩き回るのが大変になったり、洗濯物を持って運ぶのが困難になったりします。
また、転倒リスクが高まることで、外出を控えがちになり、社会との接点が減少してしまう可能性もあります。
これらの問題は、単に身体的な不便さだけでなく、精神的なストレスにもつながります。
皆さんの中にも、こうした悩みを抱えている方がいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、シニア女性の方が歩きにくさを感じるようになる原因とその予防法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、歩行困難の原因が解消されて、日常生活がより快適になり、自信を持って外出を楽しむことができます。

ご高齢の女性が、歩きにくさを感じるようになる理由として、足を上げたり前に出したりすることがスムーズにできなくなる症状があげられます。
そうなることで、日常の生活動作の制限や生活の質の悪化、転倒リスクの増加するなどのことが引き起こされます。
この症状が発症する主な原因として、以下のことが考えられます。
加齢に伴う筋力低下は、高齢者の歩行が困難となる最も一般的な原因の一つです。
特に、太ももの前面の筋肉やふくらはぎの筋肉の衰えが顕著になると、足を上げたり前に出したりする動作が困難になります。
太ももの前面の筋肉の衰えは、歩幅が減少する・足を上げる高さのが低下する・階段の上り下りが困難になるなどが引き起こされます。
また、ふくらはぎの筋肉の低下は、歩行する速度の低下・つま先で立つ能力の減少・バランス能力の低下などが引き起こされます。
研究によると、65歳以上の方のの約30%が、加齢による筋肉減少の症状を示すとされています。
加齢とともに、耳の奥や筋肉、関節にある平衡感覚のセンサー機能が低下し、バランス力が衰えていきます。
これにより、歩行のときに安定性が損なわれ、足の上げ下ろしがスムーズにできなくなります。
そうすると、日常の生活では、つまずきやすくなったり、歩行時に不安定さを感じたりすることがあります。
これは、まるで船の上を歩いているような感覚に例えられます。
厚生労働省の調査によると、65歳以上の方の約20%が転倒を経験しており、その多くがバランス力の低下に起因しています。
変形性ひざ関節症や脊柱管狭窄相などの、ひざ関節や背骨の疾患も、シニアの方の歩行を困難にさせる主要な原因となります。
変形性ひざ関節症は、ひざ関節を構成する軟骨がすり減り、骨が変形することで痛みが発生する疾患です。
また、脊柱管狭窄症は、脊骨の変形が主な原因となる疾患です。
日本整形外科学会の調査によると、60歳以上の方の約40%が、何らかの変形性関節症を有しているとされています。

ご高齢の方の歩行の改善、転倒防止などの対策として、足の筋力の強化や維持が必要です。
足の筋肉を鍛えるためにウォーキングするのが良いのはわかっているけれども、なかなか外出する自信がない場合があります。
そのための方法として、自宅でイスに座りながらでもできる簡単な体操を、以下で紹介させていただきます。
1. イスの前方に座り、片方のひざの上に両手を重ねます。

2. 息をはきながら、背中を前方に軽く曲げる感じで両手に力を込めて、両手を置いた片方のひざを下に押します。

3. 同時に、上から押されたひざを上げるように、かかとを上げて、5秒間、保ちます。

4.5秒たったら、かかとを下ろして、 反対側の足も同様の動作をおこないます。
5. これを左右の足で交互に、5回ずつおこなってください。
1. イスの前方に座り、背筋を伸ばし、後方に手を伸ばし、イスの座面に手を置いて上半身を支えます。

2. その姿勢のまま、足底が床と平行になるように、片方の足を上げます。

3. 座面に置いた手を離して前方に移動させて、上げた足のひざの上に両手を重ねて、上から押します。
4.これと同時に、足底が床と平行に保ったまま、足で押し返し、そのまま、5秒間、保ちます。

5. 5秒たったら、足を下ろして、反対側の足でも同様の動作をおこないます。
6. これを左右の足で交互に、5回ずつおこなってください。
1. イスに深く座り、両足を肩幅に開き、両腕を前方に胸の高さまで上げ、肘を90度に曲げます。

2.片足を上げて肘につけます。

3.肘につけたら足を下ろして、元の姿勢に戻します。

4. 反対側の足でも、同様の動作をおこないます。

5. これを左右の足で交互に、5回ずつおこなってください。
以上のような体操を定期的に行うことで、足の筋力やバランス力が向上し、歩行機能が改善されます。
注意点としては、自分の体調や体力に合わせて、無理のない範囲で実践してください。

今回のブログでは、シニアの方が歩行しにくいと感じる主な原因について説明しました。
• 加齢による筋力低下
• バランス力の低下
• 運動器の病気
また、シニアの方の歩行改善への対処法として、以下の自宅でできる体操を紹介しました。
• かかと上げの体操
• 足底上げの体操
• ひざとひじをタッチする体操
歩行する際に、足が上がりにくかったり前に出しにくいようになると、家事や買い物などの動作がスムーズにできなくなることで、日常生活に支障をきたします。
また、それだけではなく、転倒して打撲や骨折を引き起こすリスクの可能性を高めるため、早めに対策をされることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいた体操が、皆さまのお役に立てれば幸いです。
もし、それでも歩行の悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
当院でも、今回のブログで取り上げさせていただいた歩行に関するお悩みのケースに対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他にも歩行に関するブログも書いておりますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
厚生労働省. (2021). 介護予防マニュアル改訂版. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/yobou/index.html
厚生労働省. 高齢者の筋肉減弱(サルコペニア) およびフレイル(虚弱) に関するデータ
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/jinsei100_2_iijima.pdf