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栄養・食事・飲み物 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 15の記事一覧

ゴールデンウィークに車で外出する際に起きる乗り物酔いへの予防方法

2024.04.29 | Category: ストレス・自律神経障害,予防,,栄養・食事・飲み物,運転

 

ゴールデンウィーク中に外出するための交通手段を統計したところ、「車」がトップという報告がされています。

車で移動すると、臨機応変に対応できるので、大変便利です。

しかし、車で外出する際に、主に運転手以外の同乗者の方からよくお聞きするのお悩みが、

 

「乗り物酔い」

 

です。

外出するのはうれしいけれども、車酔いでつらい思いをするのではないかと心配になるそうです。

そこで今回は、車での移動で乗り物酔いになる理由とその対策について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、ゴールデンウィーク中に車での移動中に乗り物酔いで苦しい思いをすることを予防できます。

 

 

 

乗り物酔いが発症するメカニズム

 

車の移動によって、乗り物酔いがおこる要因として、

 

「平衡の感覚情報のズレ」

 

です。

平衡の感覚情報は、

 

・耳

・目

・筋肉

 

で集められます。

耳は、音の情報を集めて脳に送るだけではなく、振動・加速・揺れ・重量などの平衡に関わる刺激情報も集めて、脳に送ります。

また、目は、目に映る周囲の景色や物の配置、動きの情報を脳に伝えて、平衡感覚に関与します。

筋肉は外部から受ける刺激で、筋肉が伸びたり縮んだりする感覚情報を脳に伝えることで、平衡への感覚にフィードバッグされます。

この耳と目と筋肉がそれぞれが感じる平衡の感覚情報が脳で統合されて、平衡感覚が保たれます。

耳や目や筋肉から伝わる平衡の感覚情報が一致していれば問題はありませんが、車に乗ることで平衡感覚情報にズレがでる場合があります。

例えば、車に乗っていると、風景は流れて体は動いていると目が感じる平衡感覚の情報が脳に送られているのに、車の席に座って固定されているので体は動いていないという耳や筋肉からの平衡感覚情報が脳に送られ、そこに情報のズレが生まれます。

そのズレた矛盾する情報が、車に乗ることでどんどん脳に集まり、ついには脳が混乱して、血流や呼吸、発汗などの体の無意識におこなわれる自動で調節する機能が狂います。

それによって、体の不調を引き起こし、乗り物酔いの症状が発生します。

 

 

 

車に乗ることで起こる乗り物酔いの症状

 

車に乗っているときに起こる乗り物酔いの症状は、急に発症することがあります。

乗り物酔いの症状として、

 

・はき気

・おうと

・おなかの不快感

・顔色が青白くなる

・発汗

・めまい

・頭痛

・生あくび

・眠気など

 

が起こります。

また、意識の低下や過呼吸、血圧の低下、脱水、など重症度の高い症状も引き起こします。

 

 

 

乗り物酔いを予防する方法

 

車による乗り物酔いは、車から降りるか、車が停止すれば、通常は徐々に症状がおさまっていきます。

車に乗ることで起きる乗り物酔いを予防するために、車に乗る前におこなうことと、乗ってからおこなうことを以下で紹介させていただきます。

 

車に乗る前までにおこなってほしい乗り物酔い対策 

乗り物酔いを予防するために、以下の対策を事前に取っていただくことがおすすめです。

 

・車に乗る前日はしっかりと睡眠をとる

・車に乗る前は軽食をとり、胃の中を少し満たしておく(空腹や食べ過ぎをさける)

・水分を十分にとる・酔い止めの薬を服用する

 

車に乗ってからおこなってほしい乗り物酔い対策

車に乗ってからの乗り物酔いを予防するためには、以下のような対策がおすすめです。

 

・車の窓を開けて換気する

・本やスマホを見るのを避ける

・ゆったりとした姿勢で前を向いて座る

・遠くを見るようにする

・体と頭はできるだけ動かさない

・目を閉じるもしくは寝る

 

乗り物酔い用のツボ

 

東洋医学では、乗り物酔いに効果が見込まれるツボが存在します。

それは、「内関(ないかん)」と呼ばれるツボです。

そのツボの位置は、手のひら側の手首のシワから、肘にほうに向かって、指を3本分あてた位置に真ん中にあります。

気持ちがいい程度に、左右の前腕にあるツボを刺激してください。

 

 

 

まとめ

 

乗り物酔いを発症すると、ご自身もつらいですし、同乗しているご家族や友人にも心配をかけてしまします。

せっかくのゴールデンウィークを利用しての車での外出ですので、楽しんでいただくためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

また、ゴールデンウィーク中に、車に乗ることでお疲れが回復しづらようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

また、他に車に乗ることで起こる体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。

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口の機能を向上させて春から初夏の季節変わり目の体調不良を解消しよう

2024.04.27 | Category: 予防,体操・ストレッチ,免疫,,姿勢,感染症,新型コロナウイルス,日常生活の動作,,栄養・食事・飲み物,生活習慣,血流,風邪

 

ゴールデンウィークに突入するこの時期は、春から初夏に変わっていく季節の変わり目です。

この時期は、暑いような寒いような、気温が中途半端で、体が対応できず、体調を崩される方が少なくありません。

そのためか、最近はあまり表立って報道で取り上げることが少なくなりましたが、身近の方でコロナウィルスに感染して、お仕事や学校をお休みされているお話をよくお聞きします。

そこで今回は、春から初夏に変わるこの時期に、体調を保つために必要なこととその方法を紹介していきます。

このブログを読んでいただくことで、季節の変わり目を健康を維持して乗りこえることができます。

 

 

 

体の健康を保つには口の機能が重要

 

体の健康を保つには、「刺激」「栄養」「酸素」の要素が必要にです。

それらの3つの要素を体に取り入れるための方法はいろいろありますが、その一つとして、

 

「口の機能」

 

が重要な役割を果たします。

3つの要素と口の機能の健康のためにはたす関係性を以下で紹介していきます。

 

口の機能と刺激

口の中に食べ物を入れて、歯でかむと、歯の根本に圧力がかかります。

それによって、歯の根本の血管が刺激されて、ひとかみごとに、3.5ミリリットルの血液がポンプのように脳に送られます。

口の中でかむという刺激をすればするほど、20〜40パーセントも脳に送られる血液が増加して、脳が活性化します。

それによって、ですからよくかめばかむほど脳に血液が送り込まれて、脳の機能が活性化します。

脳が活性化すると、反射神経や記憶力、判断力、集中力のが高まり、また、筋肉や内臓などの機能を調整する自律神経の機能も向上します。

他に、奥歯でかみしめる刺激によって、体に力が入りやすくなり、日常生活の動作や姿勢が維持しやすくなります。

つまり、口の中で起きる刺激が、健康増進につながるのです。

 

口の機能と栄養

口は、食べ物の消化や吸収に関わる消化器官でもあります。

口に食べ物を取り入れて、のどから食道・胃・腸・こう門へと送りこまれていきます。

つまり、口は消化器官の入り口なのです。

口の中でかみ砕き、口の中から分泌される消化や免疫機能がある唾液と混ぜ合わせることで、胃腸への負担が減り、体へ栄養が吸収されやすくなります。

そのことによって、栄養が体にいきわたり、健康を保つことができます。

 

口の機能と酸素

口の中にある舌をコントロールして、人と話したり、歌を歌うために発声します。

声を出す際には、適切な呼吸が重要です。

口から声を出すことによって、深い呼吸を促進し、肺活量を増やすことができます。

それによって、全身の細胞へ酸素の供給が促進して、体を健康に保つために役立ちます。

 

 

 

口の機能をチェックするための方法

 

口の機能の低下は、「オーラルフレイル」と呼ばれ、病気や体力低下などが引き起こされる可能性が高くなるため、注意喚起されています。

口の機能低下があるかどうかのチェックリストが、日本歯科医師会から発表されています。

そのチェックリストのリンクを以下に貼り付けましたので、目安にしていただければ幸いです。

https://www.jda.or.jp/pdf/oral_frail_leaflet_web.pdf

 

 

 

口の機能を保ち向上させるための方法

 

口の機能は、体の健康に大きな影響を与えます。

ですので、口の機能の維持や向上させるための方法を、以下で紹介していきます。

 

うがいをする

日ごろからしっかりとしたうがいをおこなうことで、口の中の舌やのどの筋肉が鍛えられます。

その方法ですが、まず、水を口にふくみ、上を向き、のどの奥で15秒ほど、ガラガラとうがいをしてから、水をはき出します。

のどの奥の部分を意識しながら、しっかりとうがいをしていただき、すぐに水をはき出さずに、のどの奥にしばらく水を触れさせておくのも効果的です。

また、水を口にふくみ、ほっぺた全体をふらませて、3回ほど、ブクブクと水を口の中で動かしてから、水をはき出してください。

その際に、ほっぺたの内側の筋肉を、しっかり使うようにしください。

 

舌を動かす

舌をしっかり動かすことで、舌の筋肉が鍛えられます。舌を限界まで口から出して、歯や唇をなめるように、ゆくりを回してください。

これを、右回り、左回りを交互に、3回、繰り返してください。

 

発声する

「イアエイウ」と しっかり発声することで、口が縦や横に大きく開き、口全体の筋肉は鍛えられます。

「イ」の発声は、口の端を横に広げて発声します。

「ア」の発声は、口を大きく開けて発声します。

「エ」の発生は、舌を前に出しながら発声します。

「イ」の発声は、口の端を横に広げて発声します。

「ウ」の発生は、口をすぼめて発声します。

 

唾液マッサージ

唾液は、消化液であり、消毒液の役割があります。

唾液がしっかり出ることで、体の消化と免疫を補助できます。

唾液を出やすくするためには、口周辺にある唾液が入った三か所ある袋を刺激する必要があります。

その方法ですが、下あごの奥歯のあたりで、耳たぶの前方に指先を当てて、5〜10回、回すようにさすります。

下アゴの淵の内側の柔らかいところをに指を当て、耳の横からアゴの先まで、5〜10回さすってください。

アゴ先の内側に親指の先を当てて、5〜10回、押し上げるように刺激してください。

 

ガムをかむ

ガムをかむことで、口周辺の筋肉が鍛えられます。ガムをかむ際には、

 

・唇を閉じてしっかりとかむ

・同じ歯でかまずに、左右の歯を均等に使ってかむ

・かむときは、背筋を伸ばすこと意識する

・朝と夜の1日2回、5分間を目安にかむ

 

といったことを意識してガムをかんでください。

 

 

 

まとめ

 

口の中の衰えは、健康寿命が低下するという研究報告がされています。

それほど、口の機能と健康は密接な関係があります。

ですので、口の機能を維持し向上させるために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

それでも体の不調に加えて、口の機能の低下も感じられたら、歯科や耳鼻咽喉科、内科などの病院にかかられて、一度、検査されることをおすすめします。

また、それでも春から初夏にかけての季節の変わり目で、体の不調が続くようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

また、他に春に起こりやすい体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。

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入学式参加の親御さんへ:体育館での寒さに負けない対策ポイント

2024.04.06 | Category: 予防,体操・ストレッチ,体温,冷え,冷え性,座り方,,栄養・食事・飲み物,生活習慣,疲労,筋肉疲労,腰痛,血流

 

今年は桜の開花が遅れたために、ちょうど小学校や中学校の入学式あたりがピークになりそうですね。

保護者の方にとって、お子さんの一生に一回の入学式に参加されるのは、楽しみなことだと思われます。

大体の学校では、入学式は、1時間ほどかけて体育館でおこなわれ、保護者の方も用意されたイスに座って、それを見られます。

保護者の方が入学式に参加するにあたって、注意していただきたいのは、春先の体育館はとても冷えるということです。

体を冷やしてしまう環境でじっとしていると、入学式後に体に不調が発症する可能性があります。

そこで今回は、入学式に参加される保護者の方に向けて、冷えた体育館にいることで体調に与える影響とその対策を紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、冷えた体育館で入学式に参加後も、体調を維持できます。

 

 

 

入学式のために寒い体育館にいることでおこる体への影響

 

雪がよく降る地域の体育館は別として、普通の体育館は暖房の設備がないところが多いかと思われます。

また、暖房があったとしても、天井が高く、鉄筋コンクリートの体育館全体を温めるのは、なかなか難しいかと思われます。

春は、まだまだ気温が低いために、体育館も寒い状態の中、入学式のために居続けることで、健康上の影響を以下で紹介していきます。

 

体力の消費

寒い環境では、体温を一定に保つために、エネルギーの消費が増えます。

そうすると、体力の消耗や疲労、不快感などを引き起こします。

 

体の機能の低下

寒冷な環境下では、体温が1度でも下がると、

 

・免疫力が30~40パーセントの低下

・エネルギーを消費する力が約10パーセントの低下

・体内の酵素のはたらきが約50パーセントの低下

 

など生命を維持す流ための機能が低下します。

 

筋肉の硬化

寒い環境では、血管を収縮させて、体の表面の血流を少なくして、生命維持に必要な内臓や脳など体の深部に血液を集めます。

その結果、筋肉は血流が不足して硬くなり、肩こりや腰痛などを引き起こしやすくなります。

 

 

 

寒い体育館でいることで体の不調をおこさないための対策

 

入学式のために、寒い体育館で座っていることで、体に不調を起こさないための対策を以下で紹介していきます。

 

朝ごはんをしっかり食べる

入学式に参加する日の朝ごはんをしっかり食べてください。

そうすることで、持続的に体温を上げるためのエネルギーを蓄えることができます。

朝食のメニューは、

 

・エネルギーに変わりやすい糖質が含まれるごはんやパン

・良質なたんぱく質が含まれる卵や納豆、焼き魚など

・ビタミン・ミネラルがとれる野菜、乳製品、果物

 

といった栄養をフルコースでとれるメニューが理想的です。

 

防寒用の服装にする

入学式に参加する際には、首やそでなどの服の開口部をふさいだ暖かい服装を着用するように心がけてください。

また、体が保温できる、ひざ掛けやブランケット、座布団、スリッパなどのアイテムを持参してください。

 

カイロをはる

カイロを、

・背中

・腰

・おなか

・うちくるぶし

といった体の冷えやすい部分に貼ることで、体が冷えるのを抑制できます。

 

手足を動かす

筋肉を動かすことで、体は熱を生み出して、体温が上がります。

入学式中にイスに座りながらできる筋肉への刺激方法としては、

 

・手のひら同士を合わせて指を組み、グッと握りこんで、指と指の間を刺激する

 

・座ったまま、細かくカカトを上げ下ろしする、いわゆる貧乏ゆすりをおこなう

 

・お尻にかかる重心を左右に移動させて、体を揺らす

 

・腕の力をぬいて両肩を持ち上げ、息をはきながら両肩をストンと下げる

のうちのどれでもいいのでおこなってみてください。

 

 

 

まとめ

 

コロナ禍による規制が緩和し始めて、ようやく入学式といったイベントに保護者が参加しやすくなってきました。

そういった、めでたい行事の会場となる体育館の寒い環境で、体調をキープするために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

それでも寒い環境にいたことによる体の不調が解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

また、他に寒さへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。

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睡眠に関してお悩みの退職後の男性の方に知ってほしい改善法

2024.04.03 | Category: 予防,体操・ストレッチ,体温,入浴,寝起き,日常生活の動作,,栄養・食事・飲み物,生活習慣,疲労,睡眠,筋肉疲労,血流,飲酒

 

先日、グランドゴルフに参加させていただいたときに、お仕事を定年退職されているシニアの男性の方から、睡眠のお悩みをお聞きした。

お悩み内容としては、お仕事を定年退職してから、夜中に何度か目が覚めたり、日によっては寝つきが悪いこともあって、寝覚めがだるいと。

年齢の年齢だから仕方がないのかな?ともお話しされていました。

睡眠の質は、健康に直結するもので、非常に大切です。

そこで今回は、お仕事を定年退職後に、なぜ睡眠の質の変化するのかとその対策について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、睡眠の質を改善できます。

 

 

 

お仕事を定年退職した後に睡眠の質が変化する理由

 

日常生活をおくることで、体や脳の疲れに発症します。

人間はこの発生した疲れを解消して、体が活動しやすい一定の状態に保つ機能を持っています。

これを

 

「恒常性の維持」

 

と言いますが、その手段として“睡眠”が使われます。

運動をして疲れると、その晩はぐっすり眠れるのは、人間の恒常性の維持の機能によるものです。

では、疲れなければ眠れないのかといえば、そうではないのです。

それは、人間は疲れていなくても、

 

「体内時計」

 

のシステムで、ある程度は眠れるようにできています。

日の出で明るくなると目が覚めて、日没で暗くなると眠たくなるといったことは、この1日の生活パターンに合わせて、自律神経の活動やホルモンの分泌が促されることで起こり、睡眠が維持されます。

こうした睡眠を促し維持する「恒常性の維持」と「体内時計」に、仕事を退職後の生活習慣や加齢が影響して、睡眠の質が変化します。

その影響を以下で紹介していきます。

 

退職後に起きる恒常性の維持への変化 

退職後は、通勤や仕事のタスクに追われることがなくなるため、また、加齢によっても、昔ほどは動けなくなることから、活動量が低下します。

活動量が低下すると、実は、体が求める睡眠の量は低下します。

実際に眠っている量の研究では、25歳では7時間、65歳では6時間を下回る結果が出ています。

つまり、退職後の活動量の低下によって、恒常性を維持するために「眠る必要がなくなる」という変化が体に起こります。

この変化が、仕事をしていた時ほど眠れないという感覚を引き起こします。

 

退職後に起きる体内時計の変化

体内時計による体温の変化は、目が覚めて日中に活動しているときは高く、日が沈んで時間が寝る時間に近くなるほど低くなる周期をとります。

体内時計による体温の周期は、加齢とともに振り幅が少しずつ短くなります。

そうすると、 「昼に目が覚めている状態の体温」と「夜の眠たくなる体温」の差のメリハリが減少します。

その体温のメリハリの減少は、体が寝るべき時間帯か起きるべき時間帯かがわからなくなり、晩に目が覚めやすくなったり、昼間に眠気が起きやすくなります。

こうした加齢による体内時計の変化が、睡眠の質を変化させます。

 

 

 

お仕事を定年退職した後に変化した睡眠の質を改善するための対策

 

お仕事を定年退職した後に、睡眠の質が低下していることへの対策を以下に紹介していきます。

 

睡眠時間への考え方

睡眠時間が多いほど、健康にはいいというイメージがあります。

しかし、睡眠時間に対する研究によると、「8時間以上の睡眠は死亡リスクを上げる」という報告がされています。

また、65歳以上の方でしたら、「6時間」の睡眠で十分ということも報告されています。

ですので、長い時間は寝られないということには悩まず、6時間前後を睡眠時間の目安にしてください。

 

寝床に長居しない

 「早く眠りたい」「しっかり睡眠時間を取りたい」と思って、眠たくなくても頑張って寝ようと布団の中に入り、寝床の時間が長くなる方がいらっしゃいます。

しかし、寝床にいる時間が、8時間以上になると、これも死亡リスクが増加します。

また、眠れないことを焦ると、脳がそのストレスで活性化して、余計に眠れないサイクルに入りがちです。

ですので、夜は無理して眠ろうとは思わず、眠たくなった時に布団に入り、寝床にいる時間を減らすことをおすすめします。

 

寝室はシンプルに 

寝床に入りながら、テレビやスマホを見たり、寝床の横に本やお菓子などを置いておられる方もいらっしゃいます。

しかし、寝床に入りながら寝ること以外の活動を伴うと、その刺激で脳で寝るか起きるかのスイッチの切り替えがしにくくなります。

ですので、寝室は寝るためだけの部屋にして、他の行為は別の部屋でおこなうといった、メリハリを利かすことをおすすめします。

 

部屋の明るさ

部屋が暗い方が、睡眠ホルモンが分泌されて、眠りやすくなります。

しかし、一説では、真っ暗になりすぎると、本能的に生命の危機や恐怖を感じる場合があって、眠りにくくとも言われています。

ですので、部屋の明るさは、雲が一つない満月の夜の明るさぐらいである、0.3ルクス程度が良いと言われています。

部屋の照明は、天井からの直接照明はなるべく避けて、間接照明や温かみのある電球色にすることをおすすめします。

 

部屋の温度・湿度の設定 

エアコンは体には悪いから、なるべく使いたくないし、つけるにしてもタイマーで途中で切るようにしていると言われる方もいらっしゃいます。

しかし、室内の温度や湿度が適切でないと、その不快感で途中で起きたり、睡眠が浅くなったりと、睡眠の質が低下します。

ですので、寝室が寝るのに適切な温度である16~26℃、湿度である50~60%が保てるように、エアコンや加湿器を眠ている間は稼働させることをおすすめします。

 

運動をする 

退職後は活動が減って、以前ほど疲れないために、睡眠量が変化すると前章で述べました。

反対にいえば、運動をすることによって、適度な疲労を体に与えることで、睡眠は促されます。

1日に睡眠を促す運動の目安としては、30〜60分程度の時間でオッケーです。

ウォーキングやグランドゴルフなど、ご自身に合ったゆっくりと楽しんでできる運動をおこなってみてください。

 

朝に太陽の光を浴びる 

朝、起きたときに、太陽の光が目に入ることで、体内時計の周期が調整されます。

また、太陽の光を浴びた14〜16時間後に睡眠を促すホルモンが分泌されて、睡眠が促されます。

ですので、起きてから30分以内に、15〜30分ほどの時間、太陽の光を浴びるようにしてください。

寝起きにいきなり外に出るのが難しいようでしたら、窓際で太陽の光を浴びながら温かい飲み物を飲んで過ごすことでもオッケーです。

 

コーヒー・お酒・タバコと睡眠

コーヒーやお酒、タバコなどの嗜好品は、睡眠に影響を与えます。

コーヒーなどのカフェイン飲料は、覚醒する成分が入っているため、睡眠を考えると夕方以降の摂取は控えられることが無難です。

お酒を飲むと眠れるような感じがあります。

しかし、アルコールが体内で分解されるときに出る物質が、目を覚ます成分に変わり、アルコールを飲んだ数時間後に眠りを制限します。

タバコに含まれるニコチン成分は、カフェインと同様に、覚醒する成分が含まれているため、睡眠の質に影響します。

こういった嗜好品は、睡眠を考えるとひかえることも一考していただけると幸いです。

 

湯船につかる

脳の睡眠のスイッチは、体温がいったん上がってから下がる時点で入りやすくなります。

寝る前にその体温の変化をつけるための方法としては、湯船につかるのが最適です。

寝る時間の1〜2時間前に、お湯の温度を39度〜41度に設定した湯船につかってください。

湯船につかる理想の時間は15分ほどですが、無理せずに、たとえ短い時間でも湯船につかってください。

41度以上の熱いお湯につかると、かえって脳が覚醒しますので、その点は注意してください。

 

 

 

まとめ

 

お仕事を退職後に、生活習慣の変化から体に変調が発症する男性の方は少なくありません。

特に、睡眠に関することをよくお聞きします。

睡眠は、脳や筋肉、内臓などの回復をおこなう貴重な時間です。

ですので、退職後の睡眠の質を確保することは、健康で過ごすためには必要です。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

それでもお仕事を退職した後に睡眠へのお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

また、他に睡眠のお悩みへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。

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水中ウォーキングにおける疲労のメカニズムと効果的にリカバーする方法

2024.03.30 | Category: 体温,入浴,栄養・食事・飲み物,水中ウォーキング,水分,疲労,睡眠,血圧

 

 

先日、60歳代女性の方が、お体のメンテナンスで来院されました。

お体の状態をお聞きすると、運動のために、週に1回、2時間ほど水中ウォーキングをはじめたが、すごく疲れるとのこと。

もともと、腰や股関節に不安がある方だったので、運動を始めたのはいいが、かえって体を悪くしないか心配だそうです。

そのお話を聞いて、水中ウォーキングは、体重の10分の3程度まで軽くした状態でおこなえるので、今回の患者様にとっては最適な運動であることはお伝えしました。

運動すると、なんであれ疲労が伴います。

特に、プールでの運動後は、さまざまな理由でその傾向が顕著です。

運動で疲労すること自体は、体力や筋力が増強する過程なので、悪いことではないのですが、早めに回復させるにこしたことはありません。

そこで今回は、プールで水中ウォーキングをすることで疲労するメカニズムとそこから回復を促す方法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、水中ウォーキンングによる疲労の回復を促進できます。

 

 

水中ウォーキングが体に影響するメカニズム

 

プールで水中ウォーキングをすると疲れる理由は、水の中での運動の特性によってかかる体への負荷によります。

以下で、プールで水中ウォーキングをすることで体に受ける影響を紹介していきます。

 

水の抵抗

水は密度が高く、粘りがあります。

そのため、水中ウォーキングは、姿勢を維持しながら、水を押しのけて歩く必要があります。

その負荷は、陸上の空気中を歩くより、はるかに抵抗が大きくなり、より多くの筋力とエネルギーが必要になります。

 

水圧による呼吸の制限 

陸上にいるときより、プールに入っているときの方が、体の外側から内側に向かって水圧がかかります。

体の中で、特に水圧の影響を受けるのが、肺がある胸の部分です。

胸が膨らんだりしぼんだりすることで、肺が機能して呼吸がおこなわれます。

プールに入っての呼吸は、陸上で呼吸をするときより、水圧で胸の動きに抵抗がかかり、呼吸することに負荷がかかります。

 

水温と体温の差 

スポーツ施設の温水プールでは、一般的に、運動に適した温度である約28°C〜30°Cの範囲で設定されています。

これは体温に比べると、約7℃の差があります。

水は空気に比べると、20倍も熱を伝える力が強い性質を持っています。

プールの水温が体温より低いため、この性質が働いて、プールの水に体があたることで、体温が奪われます。

そして、水中で失われた体温を上げるために、体のエネルギーの消費が激しくなります。

 

このように、水中ウォーキングは、浮力によって自身の体重を軽減させながら、陸上で運動するより体に負荷をかけて運動ができます。

これは運動する上ではメリットですが、体への負荷も大きいため、疲労もたまりやすくなります。

 

水中ウォーキングをする前に体調をチェックする

 

運動を続けることで、体が鍛えられていることに手応えを感じているとき、その状態をキープしたいため、体調が不良でも無理して運動をしがちです。

そうすると、かえって体調を崩す期間を伸ばしたり、けがをしまいます。

ですので、以下のようなメディカルチェックに当てはまるようでしたら、水中ウォーキングをひかえてください。

・最高血圧が140 mmHg、最低血圧が90 mmHgをこえている

・睡眠時間が5時間以下である

・体温が37度以上ある

・安静にしていても心拍数が1分間に100回をこえている

・めまい

・胸がしめつけられる感覚がある

 

 

水中ウォーキングによる疲れをリカバーする方法

 

水中ウォーキングによる疲労を早期に回復する方法を、以下で紹介していきます。

 

タンパク質と炭水化物の摂取 

運動後2時間以内に、消費したエネルギーや筋肉の損傷を回復させるために、タンパク質と炭水化物を含んだ食べ物を摂取してください。

例えば、おにぎり・豚まん・バナナ・サンドウィッチ・牛乳・チーズなどの食事をしてください。

プロティンは、効率的に栄養を摂取できますが、過剰にとると内臓に負担をかけます。

プロティンの1回あたりの摂取する目安の量は、一般的には20~30g前後を、水や牛乳で溶かして摂取してください。

 

水分の補給

運動によって、体の中の水分が2%失われると、筋肉が疲労を起こして機能が低下します。

水中での運動は、のどの渇きが感じにくいので、意識して水分をとってください。

その際に、飲料の温度が15度以上のものの方が多く飲めます。

ですので、常温や温かいの飲料をとることを心がけてください。

飲む量としては、運動後に体重が1kgへへれば1リットル飲むといったように、運動後に減った体重を目安に摂取してください。

 

睡眠をとる 

人間の体は、睡眠中に回復モードとなり、疲労がリカバーされます。

運動した日の晩は、6〜7時間は睡眠をとるように心がけてください。

運動後に昼寝をするのであれば、20〜90分以内以内を目安にとってください。

 

お風呂に入る

プールで水中ウォーキングをした後、施設内のシャワーを浴びると思いますが、自宅に帰った後に、もう一度、湯船につかり体を温めてください。

湯船につかり、全身を温めて体温を上げることで、血流が促進して疲労した筋肉や関節に栄養が運ばれ、老廃物が回収され、回復が促されます。

 

軽いストレッチ 

お風呂に入った後や寝る前でもいいので、下半身を中心に、軽いストレッチをおこなって、筋肉に刺激を入れてください。

そうすることで、血流が促されて、運動による疲労の回復を助けます。

ストレッチの方法は、当院の他のブログでも紹介しておりますので、参考にしてください。

買い物で歩いているとひざの裏に痛みを感じるシニア女性に知ってほしい予防法

こういった方法を組み合わせていただくことで、プールでの水中ウォーキング後に起こる疲れからの回復を促進できます。

 

 

まとめ

水中ウォーキングは、生涯において続けることができる健康を促進・維持するためのスポーツと言われています。

このメリットが多い水中ウォーキングを、疲労をうまく抜きつつ継続するためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

それでも水中ウォーキングで疲労が解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

また、他に疲労への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。

春の到来で体に不調を感じる方に知ってほしいその理由と対処法予防法

「夏の世話疲れのお母さんへ。疲労回復のカギは、細胞修復?」

 

 

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

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