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肩こり | ひさき鍼灸整骨院 - Part 4の記事一覧
今の時期は、確定申告の締め切りがまもなくということで、パソコン相手に座りっぱなしで作業をされている方も多いと思われます。
中には、作業中に、肩がつまった感じで、頭痛とはき気をもよおし、血圧を測ったら180まで上がっていたという方もいらっしゃいました。
このように、長時間、座りっぱなしのデスクワークは、血圧が上がり、体にとって危険な状況を引き起こす場合もあります。
そこで今回は、パソコンを使ってのデスクワークを座りっぱなしで続けることで、血圧が上がってしまう理由とその予防法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、確定申告の書類作製の追い込み時期に、血圧で体調を崩してしまうことを防ぐことができます。
確定申告のために、長時間、座りっぱなしの作業によって、
「血流の障害」
が起こることで、血圧が上がります。血流の障害を引き起こす要因は、以下のようなことが考えられます。
長時間、パソコンで作業するために座り続けることで、その姿勢をキープするために、同じ筋肉を使い続けます。
そうすると、筋肉が疲労して硬くなり、血液の流れが悪くなります。
また、 長時間、座りっぱなしでの作業は、特に、体の筋肉の60〜70パーセントを占める下半身の筋肉への刺激が低下します。
そのことによって、下半身でとどまっている血液の量が増えて、血液に粘りが生じます。結果、血圧が上がることにつながります。
確定申告の作業は、煩雑で正確性を求められ、期限もあるため、プレッシャーやストレスが心身ともにかかります。
人間はストレスがかかると、生命の危機を感じて、体を自動的に調整する自律神経の機能により、血管を縮める反応を起こします。
その結果、高血圧を引き起こすこともあります。
確定申告の作業は、時間を忘れてを集中しておこないがちです。
休憩時間が減ることで、お茶や水などの飲料をとる機会が減ります。
そのことで、体の水分が減って、血液の濃度が上がり、血流が悪くなることを引き起こします。
座って作業する姿勢は、猫背や巻き肩など、不良な姿勢になりがちです。
そうすると、胸の開きが制限されて、呼吸が浅くなります。
呼吸が浅くなると、体を活動させるための血液の中の酸素の不足してきます。
そうすると、心臓が心拍数を上げて、より多くの血液を流して酸素を送ろうとします。
その結果、血圧が上がっていきます。
確定申告のためのデスクワーク中に、血圧が上がるのを防ぐためには、作業中に休憩の機会を増やすことが必要です。
具体的には、1日に4時間以上、デスクワークをおこなう場合は、
・連続で作業する時間は1時間をこえない
・作業の途中に1~2回の休憩を取る
・休憩時間は10~15分
を目安にしてください。
人間の集中力は、40分程度だと言われています。
休憩をはさむことで、脳や体をリフレッシュさせて、血圧を上げることを防ぎつつ、作業効率を上げることができます。
休憩中におこなってほしいことを以下で紹介していきます。
休憩時間は、イスからな立って、動くようにしてください。
少しでも歩くことがベストですが、スペースがなければ、その場で足踏みや、つま先立ちからかかとを落とす、といった下半身に刺激を入れる動作をおこなってください。
のどの渇きを覚えなくとも、最低、2時間に一回のペースで、200ミリリットル程度の水分を補給してください。
なるべく、温かい飲料を選択して、ゆっくり体に水分を取り入れることで血圧の上昇を防げます。
パソコン作業によって丸まった姿勢を伸ばすように、胸を開き、背中は肩甲骨を寄せることを意識して、大きく深呼吸をおこなってください。
5秒かけて息を吸って、10秒かけて息をはいてください。これを6回繰り返してください。
毎年の確定申告の時期は、無理をして短期間に集中して作業をおこなうため、体調を崩される方が少なくありません。
特に、無理することによって起こる血圧の不調に関しては、長期的に見ても、体に与える影響がおおきです。
無事に確定申告の時期を乗り切るためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも長時間の座位でのデスクワークによる体の疲労が解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に血圧やデスクワークによる体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
道端の草も、青々とし始めて、春が到来しつつあるのを感じます。
冬から春に季節が移る時期は、寒暖差や気圧差が激しい時期でもあります。
そういった季節は、外部の環境の変化に、体をついていけず、疲労を感じやすくなります。
今年は特に、雨が多く、日中と夜の寒暖差が激しいため、当院の患者様も、ふらつきやだるさなどを訴えられる方が増えております。
そこで今回は、冬から春の季節の変わり目で、体に不調が起こりやすい理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、季節が変化しても体が順応しやすくなります。
冬から春にかけて、外部の環境がいろいろと変化していきます。それによっておこる体への影響を以下で紹介していきます。
春になると、花粉や黄砂が飛び始めます。
また、動植物が冬眠から目覚め活動し始めるように、ウィルスや細菌も活動が促進します。
春になるとこれらが盛んに体へ侵入するため、それを阻止する免疫が体の各所で戦いを始めます。
そのため、体のあちこちで炎症を起こしやすくなり、体に不調を引き起こしやすくなります。
冬から春の季節は、日中は暖かく、日没後はグッと気温が下がります。
また、菜種梅雨という言葉があるように、雨の日が多くなり、気圧の変化が激しくなります。
体にとって、寒暖差は体温の調整、気圧差は酸素量の調整をするため、他の季節よりエネルギーが必要となり、疲労を引き起こしやすくなります。
人間の体は、太陽に照らされると活動モードとなり、春先は、冬に比べて、日の出・日の入りの時間が変化して、日照時間が長くなります。
それに合わせて、体の機能をオンオフに切り替える時間、つまり体内時計を調整する必要があります。
春先は、気温や天候の変化も激しいこともあり、体内時計の調整が難しくなります。
そのため、体内時計に狂いが生じ、睡眠の質の低下を招き、体に不調を呼び込みます。
体の機能の調整は、自律神経でおこなわれます。
自律神経とは、意識をせずに自動的に体を調整してくれる神経です。
この自律神経は、体を活動モードにさせる交感神経と、回復やリラックスモードにしてくれる副交感神経に分かれます。
この二つの神経が、バランスよく働くことで、体は正常に機能します。
自律神経にアプローチすることで、冬から春の季節の変わり目でも、健康を維持できます。その方法を以下で紹介していきます。
皮ふに直接、タオルや手で、全身をゆっくりを優しくタッチして、5分間、さすってください。
皮ふに直接、刺激を加えることで、自律神経の調整され、血流の向上や体温の上昇、細胞がエネルギーを作る機能が促進などの効果がでます。
湯船につかって皮ふをさすると、より効果が高まります。
息を吸い込むときは交感神経が働きが促進し、息をはくときは副交感神経の機能が促進されます。
このように、呼吸と自律神経は、深い関係性があります。
自律神経を整えるための深呼吸のコツは、まず息をはく方に重点を置いてください。
それも深々とため息をつくように、息をゆっくりはき切ってください。
そうすると、息を吸い込みやすくなり、二つの自律神経の調整がうまくいきます。
活動モードの交感神経と回復モード副交感神経の切り替えが、しっかり必要な時間帯は睡眠です。
睡眠時は、回復モードの副交感神経が優位な状態にする必要があります。
就寝するときに、その切り替えをスムーズにおこなうには、湯船につかって体温をいったんあげる必要があります。
お風呂を出て、上がった体温が1時間ほどかけて、ゆっくり下がってくると、体が睡眠モードに切り替わってきます。
その結果、自律神経の切り替えにメリハリが出て、睡眠のしつも上がり、体調が整いやすくなります。
湯船の温度は、39度〜41度で、10分を目安に使ってください。
春が来ると、植物も芽吹き、日中も明るくなるので、新しいことが始まりそうでワクワクします。
それと同時に、冬との切り替わりで、体を合わせるのにエネルギーを使う時期でもあります。
そんな春先に、スムーズに順応できるように、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも春先になんとなく体に不調をお覚えるようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に自律神経の調整に関するブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
寒い時期に外で、販売や受付、警備など、じっと立って動きの少ないお仕事中、頭痛を伴う肩や首のこりを発症する方が少なくありません。
その理由として、寒さにより体が冷えることで、血流の悪化や筋肉が硬くなりそのような症状を引き起こしてしまいます。
これに対する対処法については、当院のブログでも紹介しておりますので、参考にしていただければ幸いです。
また、そのほかに考えられる要因として、「排尿の我慢」です。
仕事中、尿意を感じても持ち場を離れることができず、これらの症状を引き起こす場合があります。
そこで今回は、尿意を感じても我慢することで、頭痛を伴う肩や首のこりが発症する理由と体への影響、その対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、寒い外でのお仕事をすることで、頭痛を伴う肩や首のこりを発症させるを予防できます。
寒い環境にいることで、体温の調節とぼうこうの反応によって、尿意が促進されます。
尿は、腎臓で血液から余分な水分と老廃物を取り除かれたもので作られています。
尿の元となる血液は37度前後の、いわば酸素や栄養の入った温かいお湯であり、それが全身に巡ることで、体温を保ち体の筋肉や内臓が機能します。
寒冷な環境では、血液を冷やさないように、皮膚表面に流れる血液の量を減らし、体の内側に血液を集めます。
内臓に血液が集まることにより、腎臓を通る血液も増えます。
結果、尿の精製量も増えることで、ぼうこうにたまる尿がたまりやすくなり、尿意を感じやすくなります。
尿をぼうこうにためたり、排出したりるるのは、脳からの司令によって制御されています。
しかし、人の体は、寒さの刺激を感じると、その刺激の情報を脳に伝えるのと同時に、ぼうこうを支配している神経が独自で反応して、ぼうこうを収縮させる命令を発します。
そのことによって、寒さを感じると尿意が発生しやすくなります。
尿を排出することを我慢すると、頭痛を伴う首や肩のこりが発症する理由を以下で紹介していきます。
尿意を我慢すると、排尿しないためにぼうこうに尿がたまり膨らみます。
膨らんだぼうこうが、おなかの空間を圧迫して、腹圧が上昇させます。
腹圧が上昇すると、おなかが膨らみ、腰がそるような姿勢となる。
その姿勢の崩れを調整するために、首や肩の筋肉が過剰に働くことで疲労して、首や肩のこりを引き起こしやすくなります。
尿意を我慢することは、脳はストレスを感じます。脳と首や肩の筋肉は、極めて密接な関係にあります。
脳がストレスを感じると、同時に首や肩の筋肉も反応して、こりや痛みが発生しやすくなります。
排尿を我慢すると頭痛を引き起こす理由は以下のことが考えられます。
排尿を我慢するには、息を止めて力むという動作をとります。
便が出ない時に踏ん張ったり、高い場所で耳が詰まったときに耳抜きする動作でもあります。
これは、排尿を抑制するために腹圧を上げる動作であり、これによって胸の圧が上昇します。
心臓や肺がある胸の圧が上昇すると、血圧が上昇します。
それによって、頭部の血流に影響を与え、頭痛を引き起こす可能性があります。
排尿を我慢することで、腹圧の上がり、首、肩の筋肉が緊張します。
これによって、頭部への血流が不足したり、神経が圧迫されることで、頭痛が生じる可能性があります。
排尿を我慢することで、健康に悪影響が出る可能性があります。以下で考えられるデメリットを紹介します。
ぼうこうは尿をためることができる袋です。
その袋から尿が排出されて空っぽのときは、袋の分厚さは1.5センチほどあります。
尿がたまっていくと、水風船のように膨らみ引き伸ばされて、袋は3ミリほどの厚さになります。
長時間にわたって排尿することを我慢していると、ぼうこうが伸びきって、縮まなくなる可能性があります。
そして、将来的に、尿を排出する能力が低下して、健康に影響を与える可能性が出てきます。
排尿を我慢することで、尿が長時間、ぼうこうにたまり、それによって大腸菌などの細菌の増殖しやすくなります。
それによって、ぼうこう炎や尿道炎、腎盂腎炎などの感染症を引き起こすリスクが高まります。
尿を我慢することは、尿の通り道を閉めたり開いたりする筋肉を適切に使わない時間が増えます。
この筋肉が収縮したり弛んだりするバランスが崩れます。
それによって、意識的に排尿をコントロールする機能が低下します。
長時間、排尿を我慢すると、血圧が上昇します。
その血圧が上昇した状態で、トイレにいって排尿を始めると、急激に血圧が下がります。そうすると、脳への適切な血液が供給されず、気を失うこともあります。
これは、「排尿失神」と呼ばれるもので、意識の喪失以外では一般的には無害とされています。
しかし、失神することによっての転倒により、打ちどころによっては、大きな事故につながります。
基本的には、長時間、排尿を抑えるのは、体にとってデメリットしかありません。
しかし、業務上、何度も持ち場を離れるわけにはいかかない方も多いかと思われます。
以下で、外の寒冷な環境下でも、業務中になるべく尿意を感じる頻度を減らすための方法を紹介していきます。
尿意は体に寒さを感じることで起こりやすくなります。
寒さを感じにくくするためには、体温を上げる必要があります。
そのためには、筋肉の活動が不可欠です。
しかし、仕事中に体を派手には動かせないかと思われます。
仕事中でもできる筋肉への刺激として、
「貧乏ゆすり」
をおすすめします。
その効果は、足を細かく5分間、ゆすることで、体温を2度も上がるとされています。
寒冷な気温の環境下で仕事をする際には、体の体温が外部に出ないように、十分に保温できる服装が必要です。
特に腹部や腰回りを、腹巻きやスパッツなどで温かく保つことで、ぼうこうに冷えが入るのを軽減できます。
カイロや電熱ベストなど、温熱グッズを使って体を温めてください。
これによって、外部からの寒冷刺激を防ぎ、排尿への頻度を減らすことができます。
寒冷な環境で働く場合、温かい飲み物をとることも効果的です。
温かい飲み物は体を内側から温め体温を上げて、少し汗をかくことで、排尿の頻度を抑えるのに役立ちます。
寒い環境下では、呼吸が浅くなりがちです。
深呼吸をすることで、呼吸するための筋肉が動き、体が発熱します。
また、体に酸素が取り込まれることで、内臓の働きが活発になり、体温も上昇します。
そのことによって、尿意を感じる頻度を抑えることができます。
長時間、外の寒冷の環境下でのお仕事後に、頭痛や首肩の痛みだけでなく、血尿やめまい、吐き気や発熱といった症状が出た場合は、すみやかに内科や泌尿器科の病院で検査・治療を受けてください。
排尿は体にとって、生命の維持にもかかわる必要不可欠な行為です。
しかし、寒い環境の中でお仕事をしている方にとっては、どうしても我慢を強いられることが多いと思われます。
原則としては、尿意に従ってトイレに行ってほしいのですが、業務に支障が出ないように排尿の頻度を抑える工夫として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
寒い環境下でお仕事をすることで、肩や首のこりでお困りでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に冷える環境への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
裁縫が好きな方は、ご自身やお子さんの服や家のちょっとした小物を、自作されることをよくお聞きします。
それと同時に、裁縫ができることを家族や友人に知られているので、ちょっとしたほつれやボタンの修繕を頼まれたり、お孫さんの学校の用具やズボンのすそ上げなど、いろいろと依頼されることも多いようです。
頼られるのはうれしいのですが、裁縫することが続くと、それによって肩こりに悩まれる方が少なくありません。
そこで今回は、長時間、裁縫をすることで肩こりが発生する理由と、その対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、裁縫することによって起きる体への負荷を取り除けます。
通常、人の自然体の立ち方を前方から見ると、手のひらが若干、見えます。
しかし、裁縫をよくされておられる方の立ち姿を前方から見ると、腕が内側にねじれて、手の甲が前面にみえる状態が多いです。
この姿勢は、「巻き肩」といわれるもので、体にゆがみが出ています。
裁縫は、長時間、肩や腕を内側にねじる動作でおこないます。
そのために、こういった巻き肩の姿勢になってしまう方が多くなります。
巻き肩を引き起こす裁縫動作は、背中にある肩甲骨が外方と上方に引っ張ります。
肩甲骨は、ろっ骨の上にのっているだけなので、そのメリットは肩を広い角度で使えることで、デメリットは不安定であることです。
ろっ骨の上にのっている肩甲骨を支えるために、体の前面・側面・後面の筋肉が、バランスよく引っ張ります。
裁縫をすることで、長時間、肩甲骨が外方と上方に引っ張られ、肩甲骨に付着している胸や肩・背中の筋肉に、負荷がかかって硬くなります。
そのために、肩甲骨が元の位置に戻ることができず、巻き肩の姿勢を引き起こし、結果、肩こりを引き起こしてしまいます。
肩こりは、その痛みだけではなく、ひどくなると、吐き気や頭痛、不眠など体に不調を引き起こす症状です。
裁縫をスムーズに続けるためにも、巻き肩による肩こりをケアされることをおすすめします。
裁縫は、時間を忘れてついついおこなってしまいます。
お茶を飲んだりトイレにいったり、ちょっとした休憩の間に、3分間、寝転がるだけでできる巻き肩による肩こりを解消するための体操を以下で紹介していきます。
この体操のポイントは、手のひらの向きです。
裁縫の動作は、肩や腕を内側にねじるため、手のひらは下を向きます。
まずは巻いたバスタオルと用意して、床に引きます。
それを肩甲骨の間にあてるように、手のひらを上に向けて、上向きで寝ます。
そのまま頭の方にあげて、特に体に力を入れないで、腕の重みのみで体を伸ばします。
手のひらを上向きの状態から、腕を上げ始めて、頭に上げ切ると、最終的には、手のひらは床の方向に向きます。
その状態のまま、深呼吸をしっかりしながら、1分間、その状態をキープします。
上向きで状態のまま、手のひらを天井の方向に向けて、腕を体に対して、90度の角度で開き、特に体に力を入れないで、腕の重みのみで体を伸ばします。
その状態のまま、深呼吸をしっかりしながら、1分間、その状態をキープします。
上向きで状態のまま、手のひらを天井の方向に向けて、腕を体に対して、45度の角度で開き、特に体に力を入れないで、腕の重みのみで体を伸ばします。
その状態のまま、深呼吸をしっかりしながら、1分間、その状態をキープします。
裁縫は、ご自身の手で作品を作り上げる達成感がたまらない、というお話をよくお聞きします。
それだけに時間を忘れて集中してしまいがちです。
その楽しい裁縫を、巻き肩による肩こりによって邪魔されないためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも裁縫するこによる肩こりが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に肩こりへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
「肩がこりやすいのは心臓が悪いからですか?」という質問を、70歳代の女性の方からうけました。
なぜそう思われるのかをお聞きすると、きっかけは、最近、歳の近いお友達が、就寝中に心不全で亡くなられてのことからでした。
それから、心臓のことについて、YouTubeを見ていると、心臓の病気で肩が痛くなることを知ったそうです。
親しいお友達が亡くなられたショックと、ご自身にも起こりうるという不安を考えてしまうようです。
そこで今回は、心臓と肩こりの関係について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、肩こりによる不安を解消できます。
心臓と肩こりの関係性について、以下で紹介していきます。
心臓の病気の一つである「狭心症」と「心筋梗塞」が起こった際にでる症状の一つとして、
「アゴ・左肩・左手に放散する痛み」
があります。
このため、「心臓が悪い=左の肩こり」 という情報がYouTubeやテレビ・雑誌で流れているかと思われます。
しかし、左の肩こりの症状のみだけでは、心臓が悪いとは診断できません。
狭心症と心筋梗塞の左の肩こり以外の症状として、
・強烈な胸の痛み
・胸の締めつけ感
・胸が重くなるような苦しさ
・冷や汗
・吐き気
・失神
・動機
・めまい
などがあります。
また、「狭心症」と「心筋梗塞」の症状の違いは、狭心症は15分以内で症状がおさまるが、心筋梗塞の症状は15分以上、続くことが一般的です。
ちなみに、「狭心症」と「心筋梗塞」は、心臓を動かすための血管が詰まって、血液が心臓に供給されないために起こります。
この二つの心臓の病気は、原因が似ているため、症状も似ています。
また、心筋梗塞に関しては、重度になると生命の危機につながる病気です。
狭心症や心筋梗塞が発症するときは、左の肩だけが痛くなるのではなく、他の症状も伴います。
上記のような症状がでたり、不安を感じるようでしたら、心臓の病気を専門にする病院で検査をすることをおすすめします。
心臓の専門医を検索できるサイトのリンクを貼り付けましたので、参考にしてください。
https://www.j-circ.or.jp/senmoni_kensaku/
狭心症や心筋梗塞が発症すると、「関連痛」と呼ばれる現象が起こります。
関連痛とは、内臓に痛みがでたときに、内臓の位置の体表、もしくは内臓の位置とは離れた体表に痛みが出ることです。
心臓の関連痛は、・奥歯・のど・左肩・左腕 左胸・みぞおち・背中 などにでる特徴があります。
狭心症や心筋梗塞が発症することで起こる「心臓が痛い」という感覚は、神経を通して、心臓から脳へ伝わります。
奥歯、のど、左肩、左腕、左胸、みぞおち、背中などの感覚も、神経を通して脳へつたわります。
実は、これらの感覚を伝える神経の通路は、おおむね同じところを通ります。
そのため、狭心症や心筋梗塞による心臓の痛みの刺激が、神経を通っているときに、同じる神経通路でつながっている左肩や左腕へ「痛い」という刺激がうつってしまうことがあります。
その結果、心臓が痛いのに、左肩が痛いという勘違いが起きるのです。
今回の患者様のように、身近な方のご病気で、不安に思われる方は少なくありません。
心臓の病気に関しての不安を取り除くためには、まずは、しっかりと専門の病院で精密検査を受けられることをおすすめします。
そのために、今回のブログで紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
検査を受けられて、心臓の状態と肩こりが関連してないことが分かりましたら、不安要素を減らすためにも、お近くの治療院に肩こりのメンテナンスにかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に肩こりへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広