





- Blog記事一覧 -ゆがみ | ひさき鍼灸整骨院 - Part 11の記事一覧
ゆがみ | ひさき鍼灸整骨院 - Part 11の記事一覧

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、60歳代女性の方が、ご家族の方が体調を崩したので、付き添って病院に連れていった際に、長時間、待合室に座っていたら、腰が痛くなったとのことのことで来院されました。
検査や点滴などをおこなったため、その場から離れるわけもいかず、4時間ほど、病院のイスに座り続けたそうです。
イスに座っているから、そんなに体に負担をかけない状態だと思っていたそうですが、だんだん腰が痛くなってきて、家に帰るころには、座る姿勢をするのが本当にしんどくなったとのこと。
今回の患者様のように、イスに座っていると、一見、楽に見えますが、座っている姿勢が長くなると、腰に不調を引き起こす場合があります。
この患者様も腰が痛くなることで、座ってテレビを見ていても集中できない、友人とカフェでのおしゃべりが楽しめないなど、生活の質を著しく低下して、お悩みになっておられました。
このように、座り続ける事情や環境のため、腰に痛みをひき起こされる方が少なくありません。
そこで今回は、長時間の座り姿勢による腰痛の原因と、長時間、座っていなければいけない状況での腰痛を予防するための方法を紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、長時間の座ることによる腰痛の原因が解消され、家族との団らんや友人とのおしゃべりなどをするために、快適に座ることができます。

今回の実例のように、長時間、座らざるえないなどで状況で腰痛が起きる原因は、以下のことが考えられます。
長時間、座ることで、徐々に姿勢が崩れていきます。
特に、病院の待合室のイスなどは、長時間、座るには適していないことが多く、骨盤が後ろに倒れたり、背中が前に曲げて猫背になったりと、姿勢の崩れを引き起こしやすい。
姿勢が崩れると、背骨の腰の部分にかかる負荷が増加します。
立っているときに腰にかかる負荷を100とすると、座っているときにかかる腰への負荷は140にまで増加し、さらに、前かがみになると185まで、腰への負荷が跳ね上がります。
この過度な負担が、長時間、続くことで、腰痛を引き起こす主な原因になる。
長時間、座って同じ姿勢を保つために、腰周りの大きくて強力な筋肉の緊張状態が続きます。
これらの筋肉の緊張が続くと疲労して硬くなり、血行が悪くなることで、腰周辺の筋肉へ十分なエネルギーが供給されず、その機能が低下します。
その結果、座っている姿勢を保つことが困難となり、腰部の痛みや不快感が生じやすくなる。
長時間、座って同じ姿勢を保つと、脳へ伝える体の各部位からの刺激の情報が減少します。
体から脳へ送られる刺激の情報が少なくなると、脳が命令を下すための情報を得ようと、通常よりも刺激に敏感になります。
そういった脳の刺激への感度が敏感になると、通常では痛みとして感じない程度の刺激でも、痛みとして認識されやすくなる。
その結果、長時間、座って同じ姿勢を続けると、特に負荷がかかる腰に、軽く刺激が入っただけで痛みを感じるようになる。

腰痛予防のために推奨されている座っている制限時間は、「30分」です。
できるだけ、30分間、座ったら、いったん立ち上がって、軽く歩いたりその場で足踏みをするなどして、姿勢を変化させて脳へ刺激を送る動作をされることをおすすめします。
これは、長時間の座位による腰痛を改善するための基本です。
加えて、イスに座ったままでもできる腰痛を予防するための体操を、以下で紹介させていただきます。
1. イスに座って背筋を伸ばします。

2. 左右の手のひらを合わせて指を組み、そのまま胸の前で腕を伸ばします。

3. 腕をゆっくり頭上に上げ、十分に伸ばしてから、10秒間、キープします。

4. 頭の上にあげた腕をゆっくり下ろして、頭の後ろに手のひらを当てます。

5. 肘を広げて、胸をそらし、10秒間、キープします。

6. 10秒たったら、ゆっくり手を下ろして、元の姿勢に戻ります。
7. この一連の動作を、3回、繰り返し行ってください。
この体操は、腰痛ストレッチの基本として、背筋や腰の筋肉をゆっくりと伸ばすことで、筋肉の緊張を和らげる効果があります。
1. イスに座って背筋を伸ばします。
2. 体の前で腕をクロスさせて、左手で右肩をつかみ、右手で左肩をつかんでください。

3. その姿勢のまま、ゆっくり右側に上体をひねって、10秒間、キープします。

4. 10秒たったら、ゆっくりと元の姿勢に戻ります。

5. その姿勢のまま、ゆっくり左側に上体をひねって、10秒間、キープします。

6. 10秒たったら、ゆっくりと元の姿勢に戻ります。

7. この一連の動作を、左右交互に、3回、繰り返し行ってください。
1. イスに座って背筋を伸ばします。

2. 片方の足を前に出して、足の裏を床につけます。

3. おへそをひざに近づけるように体を前に倒して、手を前に出した足先にふれ、10秒間、キープします。

4. 10秒たったら、ゆっくりと体を起こして、元の姿勢に戻ります。
5. 次は、反対側の足を前に出して、同じように体を前に倒して、10秒間、キープします。

6. 10秒たったら、ゆっくりと体を起こして、元の姿勢に戻ります。
7. この一連の動作を、左右交互に、3回、繰り返し行ってください。

今回のブログでは、長時間、座らざるえないことで腰痛が発症する主な要因として、以下の点を説明しました。
・姿勢の崩れによる腰への負担増加
・筋肉の緊張と血行の不良
・同じ姿勢による刺激の低下
また、腰痛改善のための対処法として、以下を紹介しました。
・30分ごとの姿勢変更
・腰を伸ばす体操
・腰をひねる体操
・腰を前に倒す体操
長時間、座ったことで起きる腰痛は、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高いため、早めのケアをおすすめします。そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも座ることで起きる腰痛が続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。
当院でも、今回のケースのような腰痛にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他の腰痛対策に関するブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
日本整形外科学会:腰痛診療ガイドライン

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、60歳代の女性の方から、タオルを足の指でつかんで引き寄せるタオルギャザーというトレーニングをやってみたら、タオルを足の指でうまくつかめないという合相談を受けました。
詳しくお話をお聞きすると、腰痛や股関節痛を予防しようと思い、タオルギャザーのトレーニングをしようと思われたそうです。
ご自身が思ったより、足の指をうまく曲げられないので、何か原因があるのではないかと不安に思われたそうです。
この患者様のように、足の指をうまく動かせないことは、日常生活にさまざまな影響を及ぼします。
例えば、歩くときや階段の昇降時のバランスが不安定となり転倒のリスクが高まることや、ものを持ち上げようとすると踏ん張れないことで、力が入りにくくなることがあります。
これらの症状は、単なる不便さだけでなく、自信の喪失や心の不安にもつながりかねません。
そこで今回は、タオルを足指でうまくつかめない原因とタオルギャザーのトレーニングをする前に行ってほしい、足の指を動かしやすくするための方法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、足指でタオルをつかめない原因が解消されて、タオルギャザーのトレーニングをしっかり行えることで、日常生活でスムーズにいろいろな動作をおこなえます。

タオルギャザーをしても足の指でタオルをうまくつかめない原因として、以下のことが考えられます。

外反母趾(がいはんぼし)や外反小趾(がいはんしょうし)といった足の親指や小指の関節の変形がある場合、足指の関節を動かす機能を低下させます。
これらの変形は、足の指の関節が不安定になり、それによって足の指を曲げるために使われる筋肉や腱からの力が伝わりにくくなります。
そのために、タオルを足の指でつかもうとしても、必要な細かい動きが困難になり、タオルギャザーがうまくできないことが起こります。

日頃、車で移動することが多くて歩く量が少なかったり、履き物がサンダルやヒールのことが多い場合、足の指や足の裏の筋肉を使う機会が減ります。
そうすると、足指を動かしたり、足の裏の土踏まずを保つ筋力が低下します。
足指や足底の筋力が弱くなることで、うまく足の指を開いたり閉じたりできなくなる。
その結果、タオルをつかむ力が不足し、タオルギャザーが困難になります。

足の指からの刺激は脳に伝わり、脳がその刺激に対して足の指に命令を下します。
この脳と足のやり取りが盛んであると、情報をやり取りする通路である神経の活動が活発となり、足の指が動かしやすくなる。
しかし、運動の不足やサンダルやヒールを履くことが多い場合は、足の指からの情報が少なくなるため、足の指から脳へ・脳から足指への神経の伝達が鈍くなります。
そうすると、足の指への脳からの命令がうまく伝わらず、タオルギャザーがうまくできなくなる。
また、足のうちくるぶしの下を通る足の指を動かすための神経が、圧迫されることでも起こります。
足の内くるぶしの下を通る神経の通り道にある、じん帯の柔軟性が低下したり、足関節がゆがむと、神経を圧迫します。
その結果、足指を動かす命令が届きにくくなり、思い通りに足指を動かせず、タオルをうまくつかめなくなります。

タオルギャザーをしても足の指でタオルをうまくつかめないという症状への有効な対処法として、以下のことを紹介させていただきます。
タオルギャザーのトレーニングをする前に、やってみてください。
足の親指と小指の関節の位置を整えることで、足の指の曲げ伸ばしがしやすくなります。
その方法として、
1. ひざを曲げて、地面に座り、足の親指と小指の先を手でつまみます。

2.足の指をつまんだ手で、親指と小指を外に広げます。

3. 親指と小指を外に広げた状態から、足先をつまんだ手で指先方向に、親指と小指を引っ張ります。

4. 親指と小指を外に広げ、引っ張った状態のまま、内側にひねります。

5.この状態を、10秒間、保持します。
6.反対側の足でも同じようにおこなってください。
という一連の動作を、左右の足で、3回ずつ、交互に繰り返しおこなってください。
タオルを足の指でつかむ動作では、足の指を広げる能力が重要になります。
足の指を広げやすくするために、足指をグーと閉じて、パーと広げる運動が有効です。
その方法として、
1. 地面に座り、足を伸ばします。

2. かかとは床につけたまま、両足の足の指を思いっきり曲げます(グー)。

3. 次に、両足の足の指をできるだけ広げます(パー)。

というグーパーの一連の動作を、10回、繰り返してください。
内くるぶしの下を通る足の指を動かす神経の通路を広げるために、以下の足首の運動を行ってください。
1. 片方のひざを曲げて床に座ります。

2. 片方の足首を曲げ、つま先を天井に向けます。

3. 足の指先に手を当てて、さらに足首を曲げ、10秒間、保持します。

4. 反対側の足でも、同じようにおこなってください。
5.この一連の動作を、左右の足で、3回ずつ、交互に繰り返しおこなってください。

今回のブログでは、タオルギャザーがうまくできない原因として、以下の要因を説明させていただきました。
– 足の指関節の変形による機能の低下
– 足指の筋力の低下
– 足の指を動かす神経の伝達の問題
また、この症状への対処法として、次の運動を紹介しました、
– 足指の関節を整える運動
– 足指のグーパー運動
– 足首の可動域を広げる運動
足の指をうまく使えないことは、日常生活に支障をきたす可能性があるため、早めのケアをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも、症状が続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。
当院でも、今回のようなケースの足の指の症状にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、足の不調に関する他のブログ記事も参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
日本整形外科学会. (2021). 外反母趾診療ガイドライン. https://www.joa.or.jp/jp/public/hallux_valgus/

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
畑で収穫したものや、庭で花を触った後、外に設置した水道でしゃがんで、収穫した野菜を洗ったり、使ったスコップや鎌などを洗われるかと思います。
ついた泥を外で流し洗えることは、大変便利です。
ただ、このしゃがんでいる姿勢は、体に不調を引き起こす場合があります。
特に、ひざに負担がかかる姿勢でもあるので、ひざの痛みを訴える方が少なくありません。
先日も、当院に60歳代女性の方が、畑で収穫した野菜を水道でしゃがんで洗った後、ひざの痛みを感じるようになり、来院されました。
詳しくお話を聞くと、畑でジャガイモを掘り起こしたので、水道でしゃがんで、ジャガイモについた泥を落とす洗い作業をしたそうです。
いざ、立ちあがろうとすると、膝の外側に痛みを感じたとのこと。
その後、歩こうと思っても、足がガクガクして、以前はこんなことはなかったので、どうなっているのかと思い来院したそうです。
検査をしてみると、ひざ周辺の筋肉の緊張と、ひざ関節の動きは悪くなかったのですが、股関節と足首の関節にひずみが起こり機能が低下しているため、ひざ関節に負担がかかっている状態でした。治療で整えると、足が軽くなって歩きやすいとのことでした。
ただ、これからも、しゃがんで収穫したものや使った道具は洗う動作は避けられないので、どうしたらいいですか?というご質問を受けました。
畑や庭での作業をされる方が多いため、こういったお悩みの方は少なくありません。
そこで今回は、しゃがみ姿勢がひざに負担をかける理由とその対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、しゃがむことでひざが痛む原因が解消されて、日常生活での動作がスムーズになることができます。

しゃがみ姿勢で作業をした後、ひざの痛みが発症する原因として、以下のことが考えられます。
しゃがみ姿勢は、股関節やひざ関節、足首の関節を最大限に曲げる動作です。
このため、関節同士が圧迫され、特に、ひざに大きな負担がかかります。
ひざは本来、140度ほどしか曲がらない構造になっているため、しゃがむ際に180度まで曲げることは、関節の可動の範囲をこえた動作となり、ひざに過剰なストレスを与えます。
このような姿勢を取ることで関節がゆがみ、動こうとすると、ひざに痛みが発生する原因となる。
しゃがむ姿勢では、股関節や膝関節、足首の関節を最大限に曲げるため、それに伴い、それらの関節をまたいでいる筋肉も過剰に引き伸ばされます。
特に、この状態が続くと、ひざ周辺には大きな筋肉に負担がかかり、疲労して硬くなることで、筋肉の機能が低下します。
筋肉が硬くなることで、ひざを動かそうとしてもその動きについていけず、ひざに痛みが発生します。
しゃがみ姿勢は股関節やひざ関節、足首の関節を最大限に曲げるため、関節の前後に通る大きな血管も圧迫されます。
これにより血流が悪化し、足への血液の供給が滞ることで、筋肉や神経への酸素や栄養素が不足し、それらの機能にも影響を及ぼします。
特に、神経に血液の供給が滞ると、感度が上がり、普段は痛みを感じない程度の刺激でも、痛みを感じます。
そうなることで、しゃがみ姿勢から動こうとする刺激に、ひざが痛みを感じるようになる。

しゃがみ姿勢での作業でひざの負担を軽くするために、立った状態からしゃがみ方としゃがんだ状態からの立ち方が重要です。
以下で、その方法を紹介させていただきます。
1.立位から片方の足を後ろに引き、後ろに引いた足の先を45度外に向けます。

2.そのまま腰を落とすようにひざを曲げ、後ろに引いた足のかかとにお尻を載せるようにしゃがみます。

3.5分ごとに、足を前後に入れ替えて、同じ姿勢でいることを避けて、ひざへの負担を減らします。

1. 両手をついて、四つんばいになる。

2. その状態から、お尻を上げます。

3.両手を太ももの上に置き、手で体を支えながら、股関節とひざをゆっくり伸ばして立ち上がります。


今回のブログでは、しゃがみ姿勢での作業後に起きるひざの痛みが発症する原因として、以下の要因を説明しました。
・関節の圧迫による負担
・筋肉の過剰な引き伸ばし
・血管の圧迫による影響
また、この症状への対処法として、以下の方法を紹介しました。
・ひざの負担の少ないしゃがみ方
・しゃがみ姿勢からの安全な立ち上がり方
ひざの痛みは日常生活に大きな支障をきたす可能性が高いため、早めのケアをおすすめします。
ぜひ、今回、紹介させていただいた方法を日々の生活に取り入れてみてください。
これらの対策が、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでもひざの痛みのお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。
当院でも、今回のブログで取り上げたようなケースのひざの痛みに対応していますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、農作業によるお体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければと思います。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
日本整形外科学会「変形性膝関節症診療ガイドライン 2023 」

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
スマホは、今や生活にはなくてはならないものになっています。
スマホを利用してすることの一つに、YouTubeやTikTokなどの動画の視聴があります。
統計によると、日本人の4割以上の方が、スマホで2時間以上、動画を見ていると報告されています。
スマホで動画を見ることで、娯楽や情報収集などができて、日常生活を楽しみを向上させます。
その一方で、長時間、スマホでの動画の視聴は、体に不調を引き起こす場合があります。
先日、当院でも、50歳代女性の方が、首こりで来院されました。
お話をお聞きすると、スマホで動画を視聴していたら、首がだんだん痛くなってきて、頭痛も感じるようになてきたとのこと。
そうすると、気分が悪くなって、家事やパートに対して、やる気がなかなか出ないと。
また、寝つきも悪くなって、疲れやすくなったそうです。
実際、検査をしてみると、首の動かせる角度の低下や頭のむくみなどがみられました。
治療で、首こりを整えると、首の可動性の向上や頭がスッと軽くなったというお言葉をいただきました。
お話を聞いていく中で、スマホで動画を見すぎるのはよくないとわかってはいるけど、なかなかやめれないし、でも、またこんな首こりが起きるのか不安もあるとのことでした。
そこで今回は、今回の患者様のように、スマホを見すぎることで、首こりが起こが起きる原因と自宅で簡単にできるケア方法を紹介させていただきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、スマホ使用による首こりや頭痛の原因を理解し、効果的な予防策を実践することができます。
結果として、快適な日常生活を取り戻し、家事や趣味の時間を存分に楽しめます。

長時間、スマホを使用することによる首こりの原因について、以下で説明させていただきます。
スマホ首は、長時間、スマホを使用することで首を前に傾ける姿勢が続くことで発生します。
通常、頭の重さは、4〜5kg、ボーリングの球ほどの重さもあり、日常生活では、首がその重さを支えています。
そんな重たい頭ですが、首を15度前に傾けるだけで、さらにその負担は2倍以上に増加します。
長時間、スマホを見るために頭を前に傾けている習慣があると、首の筋肉に過度の負担がかかります。
そうなると、首周辺の筋肉が持続的に緊張状態になります。
これは、まるで重い荷物を、長時間、持ち続けているようなものです。
筋肉の緊張が続くと、筋肉が疲労して硬くなり、筋肉の動きによって流れる血液が滞り、十分な栄養や酸素がされず、老廃物が蓄積されやすくなります。
その結果、首こりが発生します。
背骨の首の部分は、弓のように前にたわんでいることで、首にかかる衝撃を吸収したり、首を柔軟に動かせるようにします。
長期間にわたるスマホの使用は、この自然な首の骨の並びのカーブを失わせ、「ストレートネック」と呼ばれる首の骨の並びを引き起こす可能性があります。
これは、背骨の首の部分が、まっすぐになってしまう状態で、ストレートネックになると、首の筋肉やじん帯に過度の負担がかかり、慢性的な首こりの原因となります。
スマホ画面上の情報を追いかけるため、眼球が休みなく動き続けます。
眼球の運動を制御するために、頭と首の境目にある筋肉を使います。
この筋肉は、眼球を動かすための支点の働きをするため、「第二の眼筋」とも呼ばれ、頭の微細な動きを制御して、視線を安定させます。
スマホ使用しすぎることは、この筋肉に過度の負担がかかりることとなり、その結果、首こりが生じる。

首は非常に繊細な部分であり、直接、首に刺激を加えると、逆に痛みを増加させることがあります。
そのため、首こりを軽減するためには、遠隔治療と呼ばれる方法をおすすめします。
これは、首から離れたツボを刺激することで、首の緊張を和らげるケアです。
以下では、効果的なツボの位置とその刺激方法を紹介いたします。

1. 眉毛の外端と目尻の間の中央から、耳の方になぞっていくと、凹んだ部分が太陽穴です。
2. このツボを、両手の人差し指と中指を使い、軽く押し、円を描くように、10秒間、刺激します。
3. これを、3回、繰り返してください。

1. 手の甲を上にして、手を軽く握ります。
2. 薬指の付け根と小指の付け根の間の、水かき部分で、薬指側の凹みの部分が液門穴です。
3. 握った反対側の人差し指で、その部分を軽く押し、10秒間、キープします。
4. 反対側の手でも同じようにおこない、これを左右の手で交互に、3回、繰り返してください。

1. 鎖骨の下側を体の中心に向かってなぜていき、鎖骨の内側の端の凹みの部分が兪府穴です。
2.人差し指で、左右両方のその部分を軽く押し、10秒間、キープします。
3. これを、3回、繰り返してください。

今回のブログでは、スマホ使用による首こりの要因として、以下のことを説明させていただきました。
・長時間のスマホを使用することで、頭が前に傾く姿勢による、首の筋肉疲労
・ストレートネックが形成され、自然な首のカーブが失われことによる、首への過度な負担
・スマホ画面を追う 眼球の運動によって首周辺の筋肉が緊張させる
また、スマホによる首こりの対処法として、以下のツボ刺激法を紹介させていただきました。
・太陽(たいよう): 眉毛の外端と目尻の間から耳に向かってなぞると凹んだ部分があり、このツボを軽く押し、円を描くように10秒間刺激する
・液門(えきもん): 手の甲を上にして軽く握り、薬指と小指の間にある凹みを見つけ、反対側の人差し指でその部分を軽く押し、10秒間キープする
・兪府(ゆふ): 鎖骨内側端の凹み部分を人差し指で軽く押し、10秒間キープする
スマホ操作を、長時間、することで起きる首のこりは、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高まるため、早めにケアされることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたツボ刺激法が皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでもスマホによる首のこりのお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院など専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
当院でも、今回、取り上げたケースの首こりにも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、目を使う作業によるお体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:総務省「スマホの過度な使用による生活や体調への支障」
https://www.soumu.go.jp/use_the_internet_wisely/trouble/case/smartphone.html

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
自宅周辺に桜やイチョウなどの街路樹があると、花が咲いたり葉っぱが紅葉したりと、季節の移り変わりを身近に感じることができます。
その季節の移り変わりの風物詩の一つとして、道を落ち葉が色づかせることがあります。
落ち葉が広がる風景はキレイな一面、落ち葉を拾う掃除が必要になります。
落ち葉のは、一時的に大量に落ちるため、その掃除には結構な労力が必要になります。
先日も、自宅周りの落ち葉を集めるために、長時間、掃き掃除をしていたら、腰の痛みを発症された方が来院されました。
お話をお聞きすると、落ち葉の掃除は大変だけど、落ち葉によって足元が滑りやすくなったり、排水溝を詰まらせたりするので、やっておかなければならないそうです。
落ち葉の掃除で腰が痛くなると、イスから立ち上がる際に腰が伸びない、靴下を履くときに腰が曲がらない、車の運転中に痛みが続くなどなど、いろいろと日常生活に支障が出るとのこと。
治療では、腰だけではなくて、背中や股関節のゆがみも起こっており、落ち葉の掃除がいかに大変かがうかがえました。
治療後は、腰が楽になったというお言葉をいただけましたが、街路樹の葉っぱが全て落ちるまで、落ち葉の掃除が続くので、今後、また腰痛が再発しないか不安とのことでした。
今回の患者様のように、この時期、自宅周りの落ち葉の処理のために、腰に痛みを訴える方が少なくありません。
そこで今回は、落ち葉掃除中に発症した腰痛の原因や、その予防法について詳しく解説していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、落ち葉掃除による腰痛の原因を理解し、それを予防するための日常生活での工夫が分かります。

落ち葉を掃除していると腰痛が発症する原因として、以下のことが考えられます。
落ち葉の掃除では、長時間にわたって前かがみの姿勢を取ることが多くあります。
この姿勢が、腰痛の主な原因となる。
前屈みの姿勢は、立っているときより、腰にかかる負担が、1.5倍に増加すると研究報告がされています。
このように腰に負担のかかる前屈みの姿勢を、落ち葉の掃除をするために続けると、腰部の筋肉やじん帯に過度の負担がかかり、疲労や炎症を引き起こします。
前屈みの姿勢による過度の腰への負担の結果、腰痛が引き起こされます。
落ち葉掃除中の急な動きをすることでも、腰痛が生じます。
例えば、重い落ち葉を集めた袋を急に持ち上げたり、掃き掃除中に掃く方向を変えるために急に体をねじる動作は、腰に瞬間的な強い負荷をかけます。
これらの動作は、腰周辺の筋肉やじん帯に、急激に伸ばしり縮めたりすることを強いります。このような急激な動作による腰への衝撃の結果、腰痛が引き起こされます。
外での落ち葉の掃き掃除と腰痛の関係を考える上で、気温の影響も重要です。
寒い環境下での作業は、体温を維持するために、血管を収縮させたり筋肉を硬直させやすくなります。
硬くなった筋肉は柔軟性が低下し、急な動きや負荷に対して適切に対応できなくなります。
また、血管の収縮は、血行の不良を引き起こし、筋肉や関節の働きを低下させます。
この筋肉の硬直と血行の不良の結果、腰痛が引き起こされます。

落ち葉を掃除による腰痛への有効な予防法として、以下のことを紹介させていただきます。
落ち葉の掃除による腰痛を予防するためには、適切な道具選びが重要です。
落ち葉を集めるときの主な道具となるのは、「ほうき」です。
その「ほうき」への工夫で、落ち葉掃除のときに起きる腰痛予防が期待できます。
大まかに落ち葉を集める際は、胸の高さぐらいの長い柄のほうきを使用されることをおすすめします。
長い柄のほうきを使用することで、前屈みの姿勢を減らし、腰への負担を軽減できます。
また、できれば、竹ほうきのような、毛の部分が硬めのものを選ぶと、落ち葉に絡みやすく集めやすい。
それと、最後に落ち葉を集める際は、80センチ前後の短めのほうきを使用するのが適しています。
短いほうきを使うことで、細かい作業がコントロールしやすくなり、腰を過度に曲げる時間が短くなります。
また、ほうきの柄の太さも重要です。
ほうきの持ち手部分が、「直径35mm前後」の柄が、最も力が入りやすいため、効率的に作業ができます。
ほうきの握り部分が細すぎる場合は、バドミントンやテニスなどで使うグリップテープで太さを調整してください。
これにより、手にフィットし、力を効率よく伝えることができます。
グリップテープがない場合は、握り方を小指を絞めるように握ると、細い柄でも力が伝わりやすくなります。
適切なグリップ感は、長時間の作業による手や腕の疲労を軽減し、結果として腰への負担も減らすことができます。
落ち葉の掃除をする際の姿勢を適正にすることで、腰痛が予防できます。
落ち葉を掃き掃除をする際は、腰を曲げすぎず、足幅を肩幅以上にとり、ひざを軽く曲げてください。
また、背筋をまっすぐに保ち、おなかに軽く力を入れることで、腰への負担を軽減できます。
いくらいい姿勢での作業でも、長時間、同じ姿勢を続けることは、腰に大きな負担をかけます。
落ち葉の掃除中は、5分ごとに腰を伸ばしたり回したりと、こまめに姿勢を変えることが大切です。
これにより、腰周辺の組織に負担が集中するのを防げます。
寒い季節の落ち葉掃除では、腰を温めることが重要です。
カイロを腰やおなかに貼ったり、腹巻きやコルセットを着用したりすることで、腰周りの筋肉を温め、血行を促進します。
これにより、筋肉の柔軟性が高まり、急な動きによる腰痛のリスクを軽減できます。
また、寒い環境での落ち葉の掃除の作業前には、必ずウォーミングアップをおこなってください。
ラジオ体操や軽いストレッチ、その場で足踏みや駆け足など、5分程度、体を動かすことで、筋肉の温度を上げ、柔軟性を高め、落ち葉の掃除での体の動きに即応できます。

今回のブログでは、落ち葉の掃除をしている際に発症する腰痛の要因として、以下のことを説明させていただきました。
・長時間の前屈み姿勢による筋肉への負担
・急激な動作による腰への衝撃
・寒さによる筋肉の硬直
また、腰痛の予防法として、以下のことを紹介させていただきました。
・適切な掃除道具選びと使用方法
・腰に負担をかけない掃除姿勢
・腰を温める工夫
落ち葉の掃除による腰痛は、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高まるため、早めにケアされることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも腰痛のお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
当院でも、今回のブログで取り上げさせていただいたケースの腰痛にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に腰痛によるお体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
1. 厚生労働省「職場における腰痛予防対策指針」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/anzeneisei02.html
2. 日本整形外科学会「腰痛診療ガイドライン2019」